JP3745644B2 - 現像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー収容部と現像槽とが隣接配置されている現像装置(現像カートリッジ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2成分の現像剤を用いた現像装置(現像カートリッジ)では、一般に、現像処理を行う現像槽と、この現像槽に隣接して配置されるトナー収容部とが、一体的に構成されている。また、通常、トナー収容部と現像槽との間には、トナー収容部から現像槽にトナーを供給するためのトナー供給口が設けられている。
【0003】
さらに、このトナー供給口におけるトナー収容部側には、弾性材(スポンジ等)からなる表面を有するトナー供給ローラが備えられている。そして、この供給ローラの回転によって、トナー収容部内のトナーを、トナー供給口から現像槽へと落下供給するように設定されている。
【0004】
そして、トナー収容部では、トナー搬送シートを有する撹拌部材により、供給ローラに対してトナーを搬送するようになっている。また、このようなトナーの搬送を良好に行うために、トナー搬送シートの先端部に、長手方向に沿う折曲部を形成し、トナーの搬送量を安定化させる技術も開発されている。
【0005】
ところで、このような現像装置が設けられた印刷装置等の画像形成装置では、現像槽とトナー収容槽との双方に、現像剤とトナーを収納した状態で出荷される。また、現像槽内のトナー濃度は、所定の値に調整されている。
【0006】
しかしながら、従来では、出荷時(輸送時)に受ける衝撃や振動等によって、トナー収容部のトナーが現像槽に漏れ、現像剤のトナー濃度を高めてしまうことがあった。
【0007】
これを防止するため、出荷される画像形成装置に設けられた現像装置内に現像剤やトナーを収納せず、画像形成装置を設置する時に、サービスマンまたはユーザー自身によって現像剤とトナーを補給する出荷方法も考えられる。しかしながら、この方法では、設置作業に大変な手間がかかってしまう。
【0008】
また、出荷時には、供給ローラの一部が、トナー供給口に対して継続的に圧接された状態のままになっている。従って、そのままで長期間にわたって保管されると、トナー供給ローラの表面(弾性体)におけるトナー供給口との接点部分が、供給口の形状に沿って変形してしまう。そのため、トナー供給ローラの起動トルクが規定値より高くなってしまうという問題があった。
【0009】
そこで、上記のようなトナー漏れやトナー供給ローラの変形を防止するため、特開平5−80653号公報、特開平6−95506号公報で開示されるように、画像形成装置の出荷時には、シール部材の先端部を、トナー供給口とトナー供給ローラとの間に挟み込んでおくように構成した現像装置が開発されている。
【0010】
この装置では、シール部材の先端部によってトナー供給口を塞いで、出荷時におけるトナー漏れを防止できる。また、トナー供給ローラとトナー供給口との間にシール部材を挟むため、トナー供給ローラの変形を抑制することもできる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、トナー撹拌部材にトナー搬送シートを設けている場合に、トナー漏れやトナー供給ローラの変形を防止するために、そのトナー搬送シートの先端部を、シール用として、トナー供給口とトナー供給ローラとの間に挟み込んでおくような構成が考えられる。
【0012】
しかし、トナー搬送シートの先端部を、トナー供給ローラとトナー収容部の内壁との間に挟み込まれた状態で、長期間にわたり放置されると、トナー搬送シート先端の形状が変形し、使用時に所望のトナー搬送量を得られなくなったり、トナー搬送量が不安定になる場合が発生する。
【0013】
特に、前述したように、トナーの搬送を良好に行うために、トナー搬送シートの先端部に、長手方向に沿う折曲部を形成している場合においては、その折曲部が変形してしまい、トナー搬送量の低下が甚だしくなることが懸念される。
【0014】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、出荷時,保管時等に、トナー収容部から現像槽へトナーが溢れ落ちたり、トナー収容部の内壁面に圧接しているトナー供給ローラの形状や、トナー供給ローラと内壁面との間に挟み込まれているトナー搬送シートの先端部形状が変形してしまうのを防止できる現像装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
【0016】
(1)現像槽とトナー収容部とを有し、このトナー収容部が、現像槽との間に設けられたトナー供給口、該トナー供給口を介して現像槽にトナーを供給するためのトナー供給ローラ、回転することで前記トナー供給ローラにトナーを搬送するためのトナー搬送シート、および、該トナー搬送シートを回転させる回転部材を備えている現像装置において、前記トナー搬送シートの回転方向に対する裏面側に、前記トナー搬送シートと共に回転して前記トナー搬送シートの補強部材を兼ねる補助シートを備え、この補助シートの自由端が、装置の停止時においては、前記トナー供給口を塞ぐように配置される一方、装置の駆動開始時に、前記回転部材の回転によって前記トナー供給口から外れるように設定されていることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、停止時、トナー供給口が、補助シートによって塞がれるようになっている。そのため、装置の出荷時・保管時等における衝撃・振動により、トナー収容部のトナーが現像槽へ漏れること(溢出)、および、現像槽からトナー収容部にトナーが逆流することを防止できる。
【0018】
また、供給口を塞ぐことで、トナー供給ローラとトナー供給口との接触を防止できるので、長期間に渡って装置を停止させておいても、トナー供給口に圧接されることによるトナー供給ローラの変形を抑制できる。
【0019】
また、トナー搬送シートを回転させることで補助シートをトナー供給口から(自動的に)外せるので、装置を駆動させる際、補助シートの除去作業を行う必要がない。また、補助シートの取り忘れによる誤動作・装置破損等のトラブルを回避できる。
【0020】
また、この補助シートは、トナー搬送シートの裏面(回転方向に対して)に設けられている。従って、これらが重なり合っていても、補助シートが、トナー搬送シートによるトナー搬送を妨げることがない。さらに、補助シートによってトナー搬送シートが助けられるため、トナー搬送力を高めることができる。(補助シートによるトナー搬送シートの補強効果については図4及び図5のトナー落下量変化のグラフを参照。)。
さらに、補助シートの固定端を回転部材上のトナー搬送シートの裏面側へ設けることによって、トナー搬送シートを補強し、トナー圧に対する変形防止を図ることができる。トナー搬送シートが封止部材としてだけでなく、多くの機能を発揮するので、部品点数の削減化が可能となる。
(2)前記補助シートの一端が、前記トナー搬送シートと回転部材との接続点において固定されていることを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、補助シートの端部とトナー搬送シートの端部とを、回転部材において重ね合わせるように固定することとなる。この構成では、熱溶着法等を用いることによって、回転部材に対して両シートを容易かつ確実に取り付けることができる。
【0022】
(3)前記補助シートの一端が、前記トナー搬送シートの回転方向に対する裏面に固定されていることを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、補助シートをトナー搬送シートに貼付るだけでよいので、構造の簡略化と製作の容易化を図れる。
【0024】
(4)前記補助シートが、前記トナー搬送シートよりも剛性の低い可撓性材料からなることを特徴とする。
【0025】
この構成によれば、剛性を低くすることで、補助シートを、トナー搬送シートよりも変形しやすくすることができる。このため、トナー供給ローラやトナー供給口の形状に応じて補助シートの自由端を変形させることができる。
【0026】
従って、補助シートをトナー供給ローラ・トナー供給口の形状に良好になじませられるので、シール性が向上する。これにより、トナーの漏れ・逆流をより確実に防止できる。なお、補助シートの剛性は、トナー搬送シートよりも薄い材料で形成することで、容易に低下させることができる。
【0029】
(5)前記補助シートが、前記トナー供給ローラの変形を防止する緩衝部材を兼ねることを特徴とする。
【0030】
この構成によれば、現像装置の保管が長期間に及ぶような場合でも、トナー供給ローラが接触圧を受けトナー供給口のスリット形状に沿って変形するのを防止する。補助シートが封止部材としてだけでなく、緩衝部材あるいは梱包部材としての機能をも発揮するので、部品点数の削減化が可能となる。
【0035】
(6)前記補助シートが、前記トナー搬送シートよりも厚さの薄い可撓性材料からなることを特徴とする。
【0036】
この構成によれば、補助シートの板厚を、トナー搬送シートの板厚よりも薄く形成することで、補助シートの剛性を低く設定し、トナー搬送シートよりも変形の自由度を大きくでき、トナー供給ローラの形状やトナー補給口の形状に対して、良好ななじみ性を得られる。したがって、トナー供給口からのトナー溢れに対して、高いシール性を確保することができる。
【0037】
また、補助シートが可撓性材料であるため、輸送時に現像カートリッジが受ける衝撃や震動等によって、現像槽からトナー収容部への現像剤の逆流が発生し難く、トナー収容部の内壁面とシール部材の先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。
【0038】
(7)前記補助シートの回転軌道半径を、前記トナー搬送シートの回転軌道半径よりも大きく設定したことを特徴とする。
【0039】
この構成によれば、補助シートがトナー搬送シートに対して、回転駆動半径が大きいことで、トナー収容部から現像槽へ繋がるトナー供給口を、確実に閉塞することができ、また、補助シートはトナー搬送シートに比して厚さが薄く、曲げ剛性の低い材料で形成するので、トナー収容部の内壁面と補助シートの先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。
【0040】
逆に、トナー搬送シートは補助シートに比して厚さが厚く、曲げ剛性の高い材料で形成することで、トナー搬送シート先端部とトナー収容部の内壁面との間にクリアランスを確保し、撹拌部材の回転に伴う摺動抵抗、トナーに与えるストレスを抑えることができる。
【0041】
(8)前記トナー搬送シートの先端が、回転方向の反対側に折曲されたことを特徴とする。
【0042】
この構成によれば、トナー搬送シートの先端を折曲しているため、トナー搬送シートの強度が向上され、トナー供給ローラへのトナー供給量を安定的に維持することができる。また、トナー収容部の内壁に摺動しても摺動抵抗を低く押さえることができる。
【0043】
これに対して、補助シートの先端部はストレート形状に形成することによって、撹拌部材の回転起動時に、補助シートの先端がトナー供給ローラとトナー収容部内壁との間に挟持された状態から、円滑に解放されるので、撹拌部材の駆動に要する負荷の低減を図ることができる。
【0046】
(9)前記補助シートが、前記トナー収容部でのトナーの撹拌、または、前記トナー供給ローラへのトナーの搬送を負担することを特徴とする。
【0047】
この構成によれば、補助シートを単一的に封止部材として機能させるだけでなく、トナー撹拌またはトナー搬送の機能も与えることによって、多機能部材とすることができ、構成部品点数の削減が可能となる。また、補助シートがトナー撹拌またはトナー搬送を部分的に負担するので、トナー供給効率が向上する。
【0058】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態に係る現像装置について、図面を参照しつつ説明する。
【0059】
現像装置(以下、本カートリッジという)は、着脱式の現像カートリッジを含み、レーザープリンター,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置(印刷装置)に組み込まれて、感光体に形成された静電潜像を現像する機能を有するものである。
【0060】
まず、本カートリッジの構成について説明する。図1は、本カートリッジの構成および動作を示す説明図である。この図に示すように、本カートリッジは、現像部11およびトナーホッパー(トナー収容部)21から構成され、現像部11は、キャリアと、トナーホッパー21から供給されるトナーとを混合させて現像剤を生成し、現像を行うものである。
【0061】
現像部11は、現像槽12内に、撹拌ローラ13,マグネットローラ14,トナーセンサ15およびブレード16を備えている。撹拌ローラ13は、現像槽12内のトナーとキャリアとを撹拌・混合するためのローラである。マグネットローラ14は、現像のために、光導電性を示す感光体(図示せず)に対してトナーを供給するものである。
【0062】
ブレード16は、マグネットローラ14の表面に付着させたトナーの厚さを調整するものである。トナーセンサ15は、コイルにより、現像剤中の現像剤濃度(トナー濃度)を検出する透磁率センサである。なお、本カートリッジは、その出荷時に、現像槽12内のトナー濃度が、現像処理に最適な状態(濃度)になるように設定されている。
【0063】
一方、トナーホッパー21は、トナーTを収容するためのトナー補給槽22内に、トナー供給ローラ23,撹拌部材(回転部材)24,トナー搬送シート25,補助シート(シール部材)26を備えている。撹拌部材24は、撹拌シャフト28を中心に回転することにより、トナーTを撹拌するものである。
【0064】
トナー搬送シート25は、PETシートからなり、現像槽12内のトナーTを汲み上げてトナー供給ローラ23に搬送するために、撹拌部材24の一端に取付けられている。なお、これら撹拌部材24、トナー搬送シート25および補助シート26の構成については、後に詳細に説明する。
【0065】
トナー供給ローラ23は、トナー搬送シート25によって搬送されたトナーを、トナー供給口30から現像槽12に供給するものである。このトナー供給ローラ23は、炭素鋼にニッケルメッキを施した中実軸、あるいは、ステンレス製の中実軸に対し、エステル系ポリウレタンフォーム等(いわゆるスポンジ様)の多孔質弾性体を巻き付けてなるものである。天蓋29は、外部からトナー補給槽22にトナーTを補充するために開閉される蓋である。
【0066】
次に、本カートリッジの動作について簡単に説明する。図1および図2に示すように、本カートリッジでは、撹拌部材24が矢印方向に回転してトナーTを撹拌し、トナー搬送シート25によってトナーTを汲み上げるようになっている。
【0067】
このとき、トナー搬送シート25は、その可撓性によって、トナー補給槽22の内壁や天蓋29を摺動して変形しつつ回転し、保持していたトナーをトナー供給ローラ23に供給する。そして、トナー供給ローラ23が、トナー搬送シート25から供給されたトナーを、自身の回転によって現像槽12内に落下させるようになっている。
【0068】
このように、本カートリッジでは、トナー搬送シート25の先端部が、トナー補給槽22の内壁を摺動するように構成されているので、トナー補給槽22内の全てのトナーTを撹拌・搬送することができる。これにより、トナーTの利用効率が向上する。なお、撹拌部材24、トナー供給ローラ23は、図示省略の歯車伝達機構および駆動モータからの駆動力により回転するように構成されている。
【0069】
次に、撹拌部材24,トナー搬送シート25および補助シート26について説明する。図3に示すように、撹拌部材24は、撹拌シャフト28を中心軸とした梯子形状(枠体形状)を有している。すなわち、撹拌部材24は、撹拌シャフト28を貫く複数の支持部材31と、これら支持部材31の先端に設けられた2つの撹拌板32とからなる。
【0070】
そして、撹拌部材24は、撹拌シャフト28を中心として、全体的に回転するようにトナー補給槽22内に組み付けられる。この撹拌部材24は、金属や樹脂等の比較的に硬質の材料から形成され、その弾性的な撓み(たわみ)が極めて小さくなるように構成されている。
【0071】
トナー搬送シート25は、0.125〜0.2mm程度の厚さを有するPET(ポリエチレンテレフタレート)製のシート(可撓性フィルム)からなり、撹拌部材24に取付られ、その先端には、所定の角度をもって回転方向に沿う方向に折り曲げられた折曲部27(言い換えれば、回転方向の反対側に向けて折曲された折曲部27)が形成されている。
【0072】
このトナー搬送シート25は、撹拌部材24の回転に伴ってトナー補給槽22の内壁に接触しつつ回転することにより、トナーTを汲み上げ、トナー供給ローラ23に供給するものであるが、その先端部に、上述の折曲部27を設けていることによって、トナーTの搬送量が増大すると共に、トナー搬送シート25の幅方向の剛性が向上され(全体強度が向上され)、トナー撹拌効果が向上する。
【0073】
そして、特に、本カートリッジでは、図1、図2に示すように、トナー搬送シート25の裏面(撹拌部材24の回転方向に対して)に、シール部材としての補助シート26を取付けている。すなわち、補助シート26の基部端縁が、撹拌板32とトナー搬送シート25の基部端縁との間に挟み付けられた状態に熱溶着等で貼着固定される。つまり、補助シート26の一端が、トナー搬送シート25と回転部材としての撹拌部材24の接続点において固定されている。なお、図3では、補助シート26の図示を省略している。
【0074】
この補助シート26は、剛性の低い材料(ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレン等)からなり、トナー搬送シート25よりも薄く形成されており(厚さ0.1mm程度)、その一方の端縁部をトナー搬送シート25の回転方向の内側の面に対して熱溶着法等により固着されている。
【0075】
図4及び図5には、この補助シート26が、トナー搬送シート25の補強部材として機能することを証明するデータが示されている。すなわち、撹拌部材24の端部に、厚さ0.122mmのPETシートのみを貼着した(従来の)撹拌部材24(■印で示す)と、厚さ0.122mmのトナー搬送シート25の裏面側に厚さ0.1mmの補助シート26を貼り合わせた撹拌部材24(▲印で示す)と、を使用した場合について、トナー落下量の比較を行ったものである。
【0076】
図4は、両者が新品の場合のトナー落下量変化を示すが、両者に大きな性能差は発生しない。一方、図5は耐久使用(長期にわたる継続的な使用)を行った場合のトナー落下量を比較するものであり、両者の間には明らかに、性能差が発生している。
【0077】
すなわち、厚さ0.125mmのトナー搬送シート25のみからなる撹拌部材24の場合には、耐久使用によって、トナー搬送シート25の弾性的特性が低下するので、トナー落下量の低下が認められるが、厚さ0.125mmのトナー搬送シート25に厚さ0.1mmの補助シート26を貼り合わせて補強部材として機能させた場合には、耐久使用後であってもトナー落下量の大幅な低下が認められない。
【0078】
結果として、長期間の使用では、補助シート26を付設した撹拌部材24の方が、補助シート26を付設しなかった撹拌部材24よりも、トナー落下量が5割以上多くなっており、このことから、補強部材としての機能が顕著に現れていることが判る。
【0079】
そして、この補助シート26は、本カートリッジの駆動を停止しているとき(製造工場からの出荷時等)において、現像部11とトナーホッパー21との間におけるトナー漏れ、および、トナー供給ローラ23の損傷を抑制する機能を有している。すなわち、ある程度の期間にわたってカートリッジを停止させ続ける場合、ユーザーあるいは製造者は、この補助シート26を、図6、図7に示すような状態に設定できるようになっている。
【0080】
これらの図に示すように、補助シート26における固定されていない方の端縁部(自由端)が、トナー供給口30とトナー供給ローラ23との間に挟まれ、トナー供給口30が、その補助シート26によって閉塞された状態(シール状態)となっている。
【0081】
この状態では、現像部11とトナーホッパー21との間におけるトナーTの移動は完全に阻止され、トナーホッパー21内のトナーTが、振動・衝撃等によって現像部11へ漏れる(溢れ落ちる)のを防止することができる。また、同様に、現像部11内の現像剤が、トナーホッパー21に侵入するのを回避することもできる。
【0082】
さらに、トナー供給ローラ23とトナー供給口30との間に補助シート26が介在するため、その補助シート26の緩衝作用で、トナー供給ローラ23が、トナー供給口30に圧接されることによる、変形を抑制することができる。このように、補助シート26は、トナー供給口30を密閉する封止部材(シール部材)として機能すると共に、トナー供給ローラ23の変形を防止する緩衝部材としても機能する。
【0083】
そして、この補助シート26は、本カートリッジを含む画像形成装置が所定の場所に設置されて、使用するための調整が行われるとき、また、トナー供給の開始時には、自動的に除去されるようになっている。
【0084】
すなわち、上述したように、撹拌部材24およびトナー供給ローラ23は、図1等に示した方向に回転される。また、補助シート26の端部(一端)は、トナー搬送シート25の裏面(回転する方向に対して)に固定されている。従って、画像形成装置の始動が開始され、撹拌部材24が回転を始めると、補助シート26が巻き取られるように移動するため、トナー供給口30とトナー供給ローラ23の間から抜き取られることとなる。
【0085】
また、補助シート26が抜き取られる際には、トナー供給ローラ23も回転を開始する。従って、補助シート26は、トナー供給ローラ23によってトナー供給口30に圧接されている場合でも、トナー供給ローラ23の回転で押し出されることになる。従って、始動時に、補助シート26が切断されてしまうようなトラブルは回避される。
【0086】
なお、本カートリッジを、画像形成装置に対して着脱自在に構成するようにしてもよい。また、着脱自在とする場合には、本カートリッジに、現像部11、トナーホッパー21に加えて、感光体、帯電器等の電子写真部材を一体的に備えるようにしてもよい。
【0087】
また、補助シート26を、図8、図9に示すように、トナー搬送シート25の裏面側の中間部辺りに両面テープ等の接着剤を用いて貼り付けてもよい。さらに、以上の実施形態では、トナー搬送シート25の先端部に折曲部27(図3参照)を形成したが、本発明はこれに限定されることなく、折曲部27が形成されていないトナー搬送シート25(図示省略)を具備した現像装置にも適用できるのはいうまでもない。
【0088】
図10ないし図12は、別の現像装置の構成を示す図である。この現像装置では、撹拌部材24の一方の撹拌板32(一端側)にトナー搬送シート25の一端を固定し、撹拌部材24の他方の撹拌板32(他端側)に補助シート26の一端を固定している。そのトナー搬送シート25や補助シート26は、撹拌板32に対して、両面テープ、或いは熱溶着等で取り付けている。
【0089】
本カートリッジでは、このような構成により、出荷時や装置の据え付け完了後の使用前の状態では、図11(a)に示すように、補助シート26の先端が、トナー供給ローラ23とトナー供給口30との間に圧接状態で挟まれ、トナー供給口30をシールしており、使用時には、矢印方向に回転する撹伴部材24によって引っ張られて巻き取られ、現像槽12へのトナーTの供給が可能となる。
【0090】
その補助シート26が抜き取られるときには、トナー供給ローラ23も回転を開始するため、圧接状態の補助シート26は、トナー供給ローラ23の回転で押し出される。従って、抜き取り時に、補助シート26が切断されるようなトラブルの発生を回避することができる。
【0091】
また、トナー搬送シート25は、その可撓性によって、トナー補給槽22の内壁や天蓋59を摺勧して変形を受けながら回転し、トナーTを撹拌しつつトナー供給ローラ23に供給し、そのトナー供給ローラ23の回転によって、トナー供給口30から現像槽12内に撹拌されたトナーTを順次落下させる。
【0092】
さらに、上述の補助シート26が抜き取られた後は、撹拌部材24の回転に伴い、トナー搬送シート25と共に、現像槽12内を回転し、トナーTを撹拌し、かつ、トナー供給ローラ23へのトナーTの搬送をも行うため、トナー撹拌効率が向上し、かつ、トナー搬送量を高めることができる。
【0093】
その補助シート26とトナー搬送シート25は、厚さと長さが異なり、その厚さについては、図12(a)(b)に示すように、以下の関係式が成立する。
【0094】
トナー搬送シートの厚み(tl)>補助シートの厚み(t2)・・・1)
上式1)によれば、補助シート26の剛性を低く設定し、トナー搬送シート25よりも変形の自由度を大きくでき、補助シート26が緩衝部材として機能する際には、トナー供給ローラ23の形状や、トナー供給口30の形状に対して、良好ななじみ性が得られ、トナー供給口30からのトナー溢れに対して、高いシール性を確保することができる。
【0095】
また、補助シート26が可撓性材料であるため、輸送時に本カートリッジが受ける衝撃や震動等によって、現像槽22からトナー補給槽12への現像剤の逆流が発生し難く、トナー補給槽12の内壁面に補助シート26の先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。なお、図12(a)の場合、トナー搬送シート25の先端はストレートのままであり、図12(b)の場合は、トナー搬送シート25の先端に、回転方向とは逆の向きに折曲させた折曲部27を形成している。
【0096】
他方、補助シート26とトナー搬送シート25の長さについては、以下の関係式が成立する。
【0097】
トナー搬送シートの長さ(L1)<補助シートの長さ(L2)・・・2)
上式2)によれば、補助シート26が、トナー搬送シート25よりも回転駆動半径が大きく、トナー供給口30を確実に閉塞することができる。また、補助シート26は、トナー搬送シート25に比して厚さが薄く、曲げ剛性の低い材料で形成するので、トナー補給槽22の内壁面に補助シート26の先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。
【0098】
逆に、トナー搬送シート25は、補助シート26に比して厚さが厚く、曲げ剛性の高い材料で形成することで、トナー搬送シート25の先端部とトナー補給槽22の内壁面との間にクリアランスを確保し、撹拌部材24の回転に伴う摺動抵抗や、トナーに与えるストレスを抑えることができる。
【0099】
また、図12(b)のように、トナー搬送シート25の先端部に折曲部27を設けることで、トナー搬送量等を向上させる場合においても、補助シート26に関してはその先端部に折曲部を設けることなく、ストレートのままとしている。これは、補助シート26の先端部をストレート形状に形成することで、撹拌部材24の回転起動時に、補助シート26の先端がトナー供給ローラ23とトナー補給槽22内壁との間に挟持された状態から、円滑に解放される必要があることから、撹拌部材24の駆動に要する負荷の低減を図るためである。
【0100】
もし、補助シート26の先端部に折曲部27を設けた場合には、トナー供給ローラ23とトナー補給槽22内壁との間に、補助シート26を挟持させる際に、その折曲部27にてストレスが発生することで、補助シート26の耐久性の低下やトナー搬送量の低下の原因となりかねず、また、折曲部27がトナー供給ローラ23側へ損傷を与える危険性もある。従って、先端部に折曲部27を設けることは好ましくない。
【0101】
図13,14は、別の現像装置の構成を示す図である。この現像装置では、撹拌部材24に、トナー搬送シート25─を複数枚設け、その何れか一枚のトナー搬送シート(25)の先端部を、トナー供給ローラ23とトナー収容部22の内壁との間に挟持させることにより、トナー供給口30を閉塞する補助シート26としている。
【0102】
この場合、図13(a)(b)に示すトナー搬送シート25や補助シート26の厚さや長さについては、図14(a)に示すように、前式 1) 、 2)の条件と同等とすることで、さらにトナー収容部22内でのトナーTの撹拌効率のより一層の向上と、トナーTの搬送量のより一層の増大が可能となる。
【0103】
なお、本カートリッジは、レーザープリンター,複写機,ファクシミリ等の画像形成装置(印刷装置)に組み込まれて、感光体に形成された静電潜像を現像する機能を有するものであるが、装置本体に組み付けられたものは勿論のこと、装置本体に対してユーザーが着脱できる着脱式の現像カートリッジであってもよく、要するに、トナー収容部と現像槽とを一体的に有する現像装置であれば、適用可能であり、その形式や構成の如何を問わない。
【0104】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、以下のような効果を奏する。
【0105】
請求項1によれば、停止時、トナー供給口を補助シートによって塞げるようになっている。このため、装置の出荷時・保管時等における衝撃・振動により、トナー収容部のトナーが現像槽へ漏れる(溢れ落ちる)こと、および、現像槽からトナー収容部にトナーが逆流するのを防止できる。
【0106】
また、トナー供給口を塞ぐことで、トナー供給ローラとトナー供給口との接触を防止できるので、長期間に渡って装置を停止させておいても、トナー供給口に圧接されることによるトナー供給ローラの変形を抑制でき、トナー搬送量の安定化を図ることができる。
【0107】
また、トナー搬送シートを回転させることで補助シートをトナー供給口から外せるので、装置を駆動させる際、補助シートの除去作業を行う必要がない。また、補助シートの取り忘れによる誤動作・装置破損等のトラブルを回避できる。
【0108】
また、この補助シートは、トナー搬送シートの裏面(回転部材の回転方向に対して)に設けられている。従って、これらが重なり合っていても、補助シートが、トナー搬送シートによるトナーの搬送を妨げることがない。さらに、補助シートによってトナー搬送シートが助けられるため、トナーの搬送力を高めることができる。
さらに、補助シートの固定端をトナー搬送シートの裏面側へ設けることによって、トナー搬送シートを補強し、トナー圧に対する変形防止を図ることができる。補助シートが封止部材としてだけでなく、多くの機能を発揮するので、部品点数の削減が可能となる。
【0109】
請求項2によれば、補助シートの端部とトナー搬送シートの端部とを、回転部材において重ね合わせるように固定することとなる。この構成では、熱溶着法等を用いることによって、回転部材に対して両シートを容易かつ確実に取り付けられる。
【0110】
請求項3によれば、補助シートをトナー搬送シートに貼り付けるだけでよいので、構造の簡略化と製作の容易化を図れる。
【0111】
請求項4によれば、剛性を低くすることで、補助シートを、トナー搬送シートよりも変形しやすく設定できる。このため、トナー供給ローラやトナー供給口の形状に応じて補助シートの自由端を変形させることができる。
【0112】
従って、補助シートをトナー供給ローラ、トナー供給口の形状に良好になじませられるので、シール性が向上する。これにより、トナーの漏れ・逆流をより確実に防止できる。なお、補助シートの剛性は、トナー搬送シートよりも薄い材料で形成することで、容易に低下させることができる。
【0114】
請求項5によれば、現像装置の保管が長期間に及ぶような場合でも、トナー供給ローラが接触圧を受けトナー供給口のスリット形状に沿って変形するのを防止する。補助シートが封止部材としてだけでなく、緩衝部材あるいは梱包部材としての機能をも発揮するので、部品点数の削減化が可能となる。
【0119】
請求項6によれば、補助シートの板厚を、トナー搬送シートの板厚よりも薄く形成することで、補助シートの剛性を低く設定し、トナー搬送シートよりも変形の自由度を大きくでき、トナー供給ローラの形状やトナー補給口の形状に対して、良好ななじみ性を得られる。したがって、トナー供給口からのトナー溢れに対して、高いシール性を確保することができる。
【0120】
また、補助シートが可撓性材料であるため、輸送時に現像カートリッジが受ける衝撃や震動等によって、現像槽からトナー収容部への現像剤の逆流が発生し難く、トナー収容部の内壁面とシール部材の先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。
【0121】
請求項7によれば、補助シートがトナー搬送シートに対して、回転駆動半径が大きいことで、トナー収容部から現像槽へ繋がるトナー供給口を、確実に閉塞することができ、また、補助シートはトナー搬送シートに比して厚さが薄く、曲げ剛性の低い材料で形成するので、トナー収容部の内壁面と補助シートの先端が摺動しても、摺動抵抗を抑えることができる。
【0122】
逆に、トナー搬送シートは補助シートに比して厚さが厚く、曲げ剛性の高い材料で形成することで、トナー搬送シート先端部とトナー収容部の内壁面との間にクリアランスを確保し、撹拌部材の回転に伴う摺動抵抗、トナーに与えるストレスを抑えることができる。
【0123】
請求項8によれば、トナー搬送シートの先端を折曲しているため、トナー搬送シートの強度が向上され、トナー供給ローラへのトナー供給量を安定的に維持することができる。また、トナー収容部の内壁に摺動しても摺動抵抗を低く押さえることができる。
【0125】
請求項9によれば、補助シートを単一的に封止部材として機能させるだけでなく、トナー撹拌またはトナー搬送の機能も与えることによって、多機能部材とすることができ、構成部品点数の削減が可能となる。また、補助シートがトナー撹拌またはトナー搬送を部分的に負担するので、トナー供給効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る現像装置の構成図である。
【図2】同トナー収容部の構成図である。
【図3】同トナー搬送シートが取り付けられた回転部材の斜視図である。
【図4】同新品時のトナー落下量を従来と比較して表した図表である。
【図5】同耐久使用後のトナー落下量を従来と比較して表した図表である。
【図6】同トナー搬送シートでトナー供給口を閉じている状態の現像装置の構成図である。
【図7】同トナー収容部の構成図である。
【図8】同異なる現像装置の構成図である。
【図9】同トナー搬送シートでトナー供給口を閉じている状態の構成図である。
【図10】別の現像装置のトナー収容部の構成図である。
【図11】同現像装置の構成図である。
【図12】同トナー搬送シートと補助シートが取り付けられた回転部材の斜視図である。
【図13】さらに別の現像装置のトナー収容部の構成図である。
【図14】同同トナー搬送シートと補助シートが取り付けられた回転部材の正面図と斜視図である。
【符号の説明】
12−現像槽
23−トナー供給ローラ
24−回転部材
25−トナー搬送シート
26−補助シート
30−トナー供給口
T−トナー
Claims (9)
- 現像槽とトナー収容部とを有し、このトナー収容部が、現像槽との間に設けられたトナー供給口、該トナー供給口を介して現像槽にトナーを供給するためのトナー供給ローラ、回転することで前記トナー供給ローラにトナーを搬送するためのトナー搬送シート、および、該トナー搬送シートを回転させる回転部材を備えている現像装置において、
前記トナー搬送シートの回転方向に対する裏面側に、前記トナー搬送シートと共に回転して前記トナー搬送シートの補強部材を兼ねる補助シートを備え、
この補助シートの自由端が、装置の停止時においては、前記トナー供給口を塞ぐように配置される一方、装置の駆動開始時に、前記回転部材の回転によって前記トナー供給口から外れるように設定されていることを特徴とする現像装置。 - 前記補助シートの一端が、前記トナー搬送シートと回転部材との接続点において固定されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記補助シートの一端が、前記トナー搬送シートの回転方向に対する裏面に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記補助シートが、前記トナー搬送シートよりも剛性の低い可撓性材料からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
- 前記補助シートが、前記トナー供給ローラの変形を防止する緩衝部材を兼ねることを特徴とする前記請求項lないし4のいずれかに記載の現像装置。
- 前記補助シートが、前記トナー搬送シートよりも厚さの薄い可撓性材料からなることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記補助シートの回転軌道半径が、前記トナー搬送シートの回転軌道半径よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記トナー搬送シートの先端が、回転方向の反対側に折曲されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の現像装置。
- 前記補助シートが、前記トナー収容部でのトナーの撹拌、または、前記トナー供給ローラへのトナーの搬送を負担することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
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