JP3927767B2 - トナー補給容器及びトナー補給容器の再生方法 - Google Patents

トナー補給容器及びトナー補給容器の再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電式複写機、プリンター等の画像形成装置の現像装置に現像剤を補給するために用いられる現像剤(以下、トナーとする)補給容器及びトナー補給容器の再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、静電式複写機、プリンタ等の画像形成装置には現像剤として微粉末トナーが使用されている。画像形成装置本体のトナーが消費された場合には、画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器を用いて画像形成装置本体へのトナー補給が行われている。
【0003】
画像形成装置本体へのトナーを補給する際には、画像形成装置本体からの駆動によりトナー補給容器内の撹拌搬送部材を回転することでトナーを搬送し、開口部からトナーを少量ずつ排出して、画像形成装置本体にトナーを補給している。
【0004】
このようなトナー補給容器本体や、その内部に設けた撹拌搬送部材及びこれらに駆動伝達するギア等の部品は寿命が長く、容器内のトナーを使用した後も使用可能であるため、最近では補給使用後の容器を回収し、再生利用(リサイクル)するようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら前記従来技術においては次のような問題点があった。
【0006】
前記トナー補給容器は、長期間の保管や輸送時に振動がかかることにより、容器内のトナーの空気が抜けて高密度に固まった場合、撹拌搬送部材の回転トルクが上昇し、最悪の場合、部材が変形及び破損してしまう場合がある。このような容器を再生利用した場合、撹拌部材と容器内壁との摺擦によってトナーに力が加わり、溶融固着して粗大な粒子(粗粒)が発生する恐れがある。また、撹拌搬送部材に可撓性を有する弾性部材を使用し、撹拌搬送部材と内壁との摺擦によりトナーを搬送、排出するトナー補給容器の場合、逆に内壁への摺擦力が弱まり、残トナー量が増加してしまう恐れがある。
【0007】
また、前記トナー補給容器は、容器内部に部品を組込んだ後、熱又は超音波溶着により容器を密閉しており分離が難しいため、とりわけトナー補給開口やトナー充填口を小さく構成したトナー補給容器おいては、補給後の容器内部の異常の有無の確認が非常に困難であるという問題があり、容器の再生利用を妨げる大きな要因となっていた。そのため、従来は容器を破壊して部品を取り出し、寸法や形状等を確認した上で部品のみ再生利用されており、リサイクルとしての効率が良くなかった。
【0008】
本発明は上記従来例の問題点を解決するものであり、その主要目的は、補給使用後のトナー補給容器を再生使用するために、分解することなく撹拌部材の変形等の異常を外部より確認できることが可能なトナー補給容器及びトナー補給容器の再生方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
主要な本発明を請求項の番号と対応する番号を付して示せば以下の通りである。
【0010】
本出願に係る第1の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器において、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
(b)前記トナー収納部に内装され、トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記露出した回転部分とそれらに対応する容器本体の両端側に、検査用目印を設けたことを特徴とするトナー補給容器である。
【0011】
本出願に係る第10の発明は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
(b)前記トナー収納部に内装され、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、少なくとも前記撹拌部材の異常の有無の確認を行なう工程を有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法である。
【0012】
本出願に係る第11の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
(b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
(c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
(d)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第三工程と、
(e)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第四工程と、(f)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第五工程と、
を有するトナー補給容器の再生方法において、前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う工程を前記第一工程(b)の前工程から第四工程(e)の前工程のどこかに有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法。である。
【0013】
本出願に係る第12の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器の再生方法において、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
(b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
(c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
(d)前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う第三工程と、
(e)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第四工程と、
(f)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第五工程と、
(g)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第六工程と、
を有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法である。
【0014】
本出願に係る第21の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
(b)前記トナー収納部に内装され、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、
を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、少なくとも前記撹拌部材の異常の有無の確認を行なう工程を有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器である。
【0015】
本出願に係る第22の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
(b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
(c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
(d)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第三工程と、
(e)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第四工程と、(f)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第五工程と、
を有するトナー補給容器の再生方法において、前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う工程を前記第一工程(b)の前工程から第四工程(e)の前工程のどこかに有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器である。
【0016】
本出願に係る第23の発明は電子写真画像形成装置本体に装着可能なトナー補給容器の再生方法において、
(a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
(b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
(c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
(d)前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う第三工程と、
(e)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第四工程と、
(f)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第五工程と、
(g)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第六工程と、
を有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器である。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0018】
まず最初に本発明に係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写機の構成について図1に基づいて説明する。
【0019】
同図において、100は電子写真複写機本体(以下装置本体という)である。また、101は原稿であり、原稿台ガラス102の上に置かれる。そして、画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、電子写真感光体ドラム104上に結像する。105〜108はカセットである。これらカセット105〜108に積載させた記録媒体(以下、「用紙」という)Pのうち、図2の操作部100aから使用者が入力した情報もしくは原稿101の紙サイズから最適な用紙をカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体Pとしては、用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択できる。なお、100bは操作された指示又は画像形成装置の状態等を示す表示手段である。
【0020】
そして、給紙、分離装置105A〜108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送し、感光体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて搬送する。なお、111,112は転写放電器、分離放電器である。ここで、転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によって、トナー像の転写された用紙Pを感光体ドラム104から分離する。
【0021】
この後、搬送部113により搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙上のトナー像を定着させた後、片面コピーの場合には排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。また、両面コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0022】
また、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排紙される。そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまた挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより再度装置内へ搬送される。さらにこの後、再給紙搬送路119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0023】
ところで、上記構成の装置本体100において、感光体ドラム104の回りには現像部201、クリーニング器202、一次帯電器203等が配置されている。ここで、現像部201は、原稿101の情報を光学部103により感光体ドラム104に形成された静電潜像をトナーを用いて現像するものである。そして、この現像部201へトナーを補給するためのトナー補給容器301が装置本体100に使用者によって着脱可能に設けられている。ここで、現像部201は、トナーホッパー201aと現像器201bとを有している。トナーホッパー201aはそのトナー受け入れ口9を通じてトナー補給容器301のトナー補給開口部301aから補給されたトナーを撹拌するためのねじ羽根201gを有する撹拌部材201cを有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌されたトナーは、マグネットローラ201dにより現像器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り部材201eを有している。そして、マグネットローラ201dによりトナーホッパー201aから送られたトナーは、送り部材201eにより現像ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム104に供給される。
【0024】
なお、クリーニング器202は、感光体ドラム104に残留しているトナーを除去するためのものである。また、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯電するためのものである。
【0025】
図2に示すヒンジ18で装置本体100に枢着されている外装カバーの一部であるトナー補給容器交換カバー15(以下交換用カバーという)を図3に示すように使用者が開けると容器受け台50が駆動系(不図示)によって、所定の位置まで引き出される。そして、この容器受け台50上にトナー補給容器301を矢印C方向に挿入して設置する。使用者がトナー補給容器301を装置本体100から取り出す際には、引き出された容器受け台50に載っているトナー補給容器301を取り出す。ここで、交換用カバー15はトナー補給容器301を着脱するためだけに開閉される。なお、装置本体100のメンテナンスは、前面カバー100cを開閉することによって行われる。
【0026】
なお、容器受け台50を介することなく、トナー補給容器301を直接装置本体100に設置し、また、装置本体100から取り出す構成としてもよい。
【0027】
[トナー補給容器の全体構成]
次に本実施の形態に係るトナー補給容器について説明する。なお、本実施の形態は、搬送部材と、搬送部材とは別体の撹拌部材とを、トナー補給容器に設けたものである。
【0028】
図4は本実施の形態に係るトナー補給容器301の斜視図である。
【0029】
また図5の(A)は本実施の形態に係るトナー補給容器の正面図、(B)はその断面図である。(C)はこのトナー補給容器の左側面図、(D)はこのトナー補給容器の右側面図、(E)はトナー補給容器の側面断面図、(F)はトナー補給容器の平面図である。図6はトナー補給容器が装置本体100に設置され、補給開口が開封された状態の正面断面図である。また図7はトナー補給容器が装置本体100に設置され、補給開口が封止された状態の正面断面図である。
【0030】
図4〜図7において、301Aは容器本体、302は容器本体301Aに収納されているトナーをトナー補給開口部301aの方向へ搬送するための搬送部材である。搬送部材302は、ねじ羽根を有するスクリューである。303は図8(A)に示すトナー補給口301gを封止するための封止部材、図6に示す304は装置本体100にトナー補給容器301が装着された際に、封止部材303に駆動力を伝達するためのカップリング部材である。305は容器本体301A内のトナーを撹拌するための回転撹拌部材(以下、撹拌部材という)である。306は撹拌部材305に係合し画像形成装置から回転駆動力を撹拌部材305へと伝達する伝達部材である。307は装置本体100にトナー補給容器301が装着された際に伝達部材306に駆動力を伝達する第2カップリング部材である。
【0031】
また、309はトナーの漏れを防止するためのオイルシールである。
【0032】
ここで、トナー補給容器本体301Aたるトナー補給容器部品について、図8及び図9を用いて説明する。なお、図8は容器本体の斜視図である。
【0033】
また、図9(A)は容器本体の正面図、(B)は断面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側断面図、(F)は平面図である。
【0034】
トナー補給容器本体301Aは、下部にいくほど幅の狭くなる湾曲部301Fと、その湾曲部の下部に設けられた、ほぼ一定の幅を有する直線部301Gとその直線部301Gの下方に設けられた略半円形状の半円部301Hとを有している。なお、容器本体301Aはプラスチック等の樹脂を射出成形、ブロー成形、あるいは、インジェクションブロー成形等の方法で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。また容器本体301Aは、便宜2部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で製造するとよい。
【0035】
この容器本体301Aの撹拌部材305の回転軸線と交叉する壁面である一側面301A1の下部にはトナー収納部301nに収納されたトナーを装置本体100に供給するための筒状のトナー補給開口部301aが突設されている。またこのトナー補給開口部301aの一端部にはトナー補給口301gが設けられている。また他側面301Bの、トナー補給開口部301aに対応する位置には搬送部材302を回転自在に保持するための第1受け部301b1が形成されている。さらに、下面301Dの外側にはトナー補給容器301が装置本体100に装着された際に、装置本体100により位置決めされる位置決め部301cが設けられている。この位置決め部301cは、装置本体100に設けられた容器受け台50の不図示のトナー補給口開閉手段に係合されてトナー補給容器301を着脱方向に移動させるための係合部301cとしての機能も有する。なお、本実施の形態では、この係合部301cは下面301Dから外側へ突出したダボである。また上面301Eには装置本体100へのトナー補給容器301を装着する、または装置本体100から取り出す際に使用者が把持する把手301eが設けられている。また正面及び背面の下方傾斜面(湾曲部)301Fには、使用者がトナー補給容器301を装置本体100に装着する際に、容器本体301Aを持ち易くするための溝301fが容器本体301Aの長手方向に沿って互いに略平行に形成されている。湾曲部301Fは搬送部材302の軸部302Aを中心とする円筒の一部である。
【0036】
また、他側面301Bの第1受け部301b1の上方には、撹拌部材305を回転可能に支持するための第2受け部301b2が設けられている。
【0037】
ここで、トナー補給開口部301aは、容器本体301Aの長手方向において、把手301eの設けられている側面301Bとは反対側の側面301A1に設けられている。従って、使用者がトナー補給容器301を装置本体100に装着する際に不用意にトナー補給開口部301aにふれるのを防止することができる。また、トナー補給開口部301aは、側面301A1の下方に設けられている。したがって、容器本体301Aに収納されているトナーが少なくなっても効率よくトナーを排出することができる。
【0038】
ここで、トナー補給開口部301aは、一側面301A1から20mm〜40mm、好ましくは約27.8mm突出している。また、トナー補給開口部301aは、円筒形であって、その円筒形部分の外径は20mm〜30mm、より好ましくは26mm〜29mm、最も好ましくは約27.6mmである。
【0039】
また前述したように、下面301Dの外側には、係合部301cが設けられている。この係合部301cは、トナー補給容器301が装置本体100に装着された際に、装置本体100に設けられた係止部により位置決めされる。この係合部301cは前述したように、下面301Dから外方へ突出している円柱形の突起(ダボ)である。この円柱形部分の外径は、5mm〜12mm、好ましくは約8mmである。また、係合部301cは前記下面301Dから2mm〜8mm、そして、この係合部301c(位置決め部)は、下面301Dの長手方向において、トナー補給開口部301aの位置する側とは反対の側端面301Bから60mm〜80mm、好ましくは約71mmの位置に設けられている。
【0040】
なお、係合部(位置決め部)301cは、円柱形であることが好ましいが、角柱形、半円形等であってもよい。
【0041】
なお、一側面301A1及び他側面301Bには、工場出荷前に容器本体301Aの寸法検査を行う際に、容器本体301Aを位置決めするためのボス301k,301lがそれぞれ2個ずつ設けられている。
【0042】
また、301mは、誤装着防止用のリブである。
【0043】
トナー補給容器301ごとに異なる位置にリブ301mを設けることにより、ユーザーが他の種類のトナー補給容器を装置本体100に装着するのを防止することができる。
【0044】
なお、容器本体301Aはプラスチック等の樹脂を射出成形、ブロー成形、あるいは、インジェクションブロー成形等の方法で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であってもよい。また容器本体301Aは、便宜2部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で製造するとよい。
【0045】
尚、本実施の形態では、ハイインパクトポリスチレンを射出成形した上フレームと下フレームの2つのフレームを振動溶着して製造した。
【0046】
また、搬送部材302は、図6に示すように軸部302Aと、この軸部302Aに設けられ、軸部302Aの回転により粉体トナーを所定の方向へ搬送する搬送部である螺旋形状の剛性の搬送羽根302Bとを備えている。そして、搬送部材302は、軸部302Aの軸線が略円形のトナー補給口301gの中心の略一致した状態で容器本体301Aに取り付けられている。
【0047】
尚、搬送部材302は、本実施の形態で説明した所謂スクリュータイプに限定されるものではなくて、例えば軸部302Aに可撓性の羽根を取り付けたもの等であってもよい。また、軸部と羽根は一体成形であっても、あるいは、別体であってもよい。なお、本実施の形態では、軸部302Aと羽根302Bはプラスチック製であって、一体成形されている。
【0048】
さらに本実施の形態では、この搬送部材302は、図7に示すようにトナー補給開口部301aの筒部の内部に在する延在部分302cを有している。本実施の形態においては、この延在部分302cは、さらにトナー補給開口部301aの外方へ突出している。そして、この延在部分302cの外方へ突出した先端部分でもって装置本体100から回転駆動力を受ける。そのために、本実施の形態では、この先端部分に封止部材303を軸方向へ移動可能に取り付けている。
【0049】
ここで、この延在部分302cの一端部(駆動力受け部)302aは、装置本体100から封止部材303を介して回転駆動力を受けることができるような形状、本実施の形態においては断面が多角形状、特に、四角形状となっている。そして、軸部302Aの一端部は、延在部分302cの一端部302aを介して封止部材303に支持される。また、軸部302Aの他端部302bには、第1軸受け部材308が設けられている。そして、搬送部材302はこの第1軸受け部材308を介して、容器本体301Aに、回転自在に支持されている。
【0050】
また、この搬送部材302は、搬送羽根302Bがトナー補給開口部301aの内壁301a1に非接触の状態で、かつトナー補給開口部301aの内壁面301a1と軸部302Aの一端部302aが略水平となる状態で封止部材303に支持される。そして、このように搬送部材302を支持することによって、搬送部材302が回転することによりトナーをトナー補給口301gに向けて略水平に搬送することができる。また、トナー補給開口部301aの内壁面301a1と搬送羽根302Bとの間に微細なトナーが巻き込まれ、強く摺擦されて、内壁面301a1にトナーが溶融固着するのを防ぎ、粗大粒子が発生するという現象を防ぐことができる。
【0051】
なお前述した通りこの搬送部材302もプラスチック等の樹脂を射出成形等の方法で製造するのが簡便で好ましいが、他の材料及び製造方法であっても構わない。また、任意に分割、接合して製造してもよい。
【0052】
次に、封止部材303について図10を用いて説明する。なお、図10において、(A)は封止部材の正面図、(B)は(A)のA矢示図、(C)は(A)のB矢示図、(D)は正面断面図である。
【0053】
図10の(A)(B)(D)において、303bは、封止部材303のトナー補給容器301に対向する側に設けられ、トナー補給容器301のトナー補給口301gを開封可能に封止する封止部である。この封止部303bは外径はトナー補給口301gの内径よりも適当量大きく設定されている。そして、この封止部303bの周方向の突条の嵌合部303b1をトナー補給口301gからトナー補給開口部301aに圧入嵌合することにより、封止部材303はトナー補給口301gを密封する。
【0054】
また、303cはトナー補給容器301が装置本体100に装着された際に、装置本体100から搬送部材302を回転させるための駆動力を受けるための駆動力被伝達部(駆動部)となるカップリング係合部である。このカップリング係合部303cは封止部材303が容器本体301Aに取り付けられた際に封止部303bからトナー容器本体301Aとは反対方向へ搬送部材302の軸部302Aの軸線と略同軸線上に延在形成された突出部303c1を備えている。また、このカップリング係合部303cは、突出部303c1の周面に設けられ、カップリング部材304と係合する駆動力受け部としての細長形状(スプライン状)の突起(リブ)303dを備えている。なお、本実施の形態において、このスプライン突起303dは略等間隔で2個所設けている。
【0055】
具体的には、封止部材303の長手方向を中心として約180。間隔で2個設けられている。
【0056】
また、リブ303dは、封止部材303の突出部303c1から半径方向に0.5mm〜3mm、好ましくは約1.8mm突出している。
【0057】
また、前記突出部303c1の外径は、10mm〜14mm、好ましくは約12mmである。
【0058】
ところで、この封止部材303には、搬送部材302の一端部302aと係合して装置本体100から受けた駆動力を搬送部材302に伝達するための駆動力伝達部として係合孔303aを有している。この係合孔303aは、封止部303b及びカップリング係合部303cの形成部分にわたって形成された開口(空洞部)によって係合孔303aが構成されている。ここで、この係合孔303aは、トナー補給開口部301aから突出している搬送部材302の軸端部302aの4角形状に対応した4角形状を有する。そして、軸端部302aよりも僅かに大きく形成されており、これにより軸端部302aは係合孔303aに遊嵌される。
【0059】
そして、このように軸端部302aが係合孔303aに遊嵌されることにより、搬送部材302と封止部材303とは、搬送部材302の回転方向にはお互いに係止される。一方、軸線方向へはお互いに移動自在に構成されるようになっている。これにより、トナー補給容器装着時、封止部材303と容器本体301Aとの離間が可能となり、トナー補給口301gの開封(開口)が可能となる。
【0060】
ところで、この係合孔303aと軸端部302aとの係合長さは封止部材303と容器本体301Aとが離間する際、外れることのない長さを有している。これにより封止部材303が容器本体301Aと離間しても、搬送部材302は封止部材303(カップリング係合部303c)を介して駆動力を受けることができる。
【0061】
また、このカップリング係合部303cと封止部303bとの間には、封止部303bがトナー補給開口部301aに圧入された際、トナー補給開口部301aの端部に突き当たる鍔部303fが設けられている。この鍔部303fの外径は、トナー補給開口部301aの外径と略等しい(好ましくは、トナー補給開口部301aの外径よりも小さい)鍔部303fが設けられている。この鍔部303fにより封止部303bはトナー補給開口301aに、封止部303bに長さ分だけ圧入されるようになっている。
【0062】
一方、303eはカップリング係合部303cの先端に形成され、装置本体100に設けられた係止部材6(図6参照)に係止される係止部である係止突起303eである。この係止突起303eに係止部材6を係止することにより、トナー補給口301gを開封する際、封止部材303を固定することができる。
【0063】
ところで、このような構成の封止部材303もプラスチック等の樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても、任意に分割、接合して製造しも構わない。また、封止部材303はトナー補給開口部301aに圧入嵌合してこれを密閉するため適度な弾性が必要とされる。その材料としては低密度ポリエチレンが最も好ましく、次いでポリプロピレン、ナイロン、高密度ポリエチレン等が好ましく利用できる。
【0064】
なお、303jは、装置本体100に設けられた係止部材6がはまりこむ周方向の係止溝である。この係止溝303jの幅は、1.5mm〜5mm、好ましくは、約3mmである。また、係止溝303jの深さは、0.5mm〜5mm、好ましくは、約2.5mmである。
【0065】
以上説明したように、封止部材303は、トナー補給開口部301aに嵌合する略円筒形状の嵌合部303b1を有している。そして、この嵌合部303b1と略同軸線上に、鍔部303fを有している。さらに、鍔部303fから嵌合部303b1が設けられている側とは反対側に、嵌合部303b1と略同軸線上に突出している突出部303c1を有しており、その根本に駆動力受け部の突起303dが設けられている。また、突出部303c1の突出方向先端部には、係止溝303jが設けられており、さらに、先端には、係止部303eが設けられている。また、嵌合部303b1側から、係止部303e側にむかって、空洞部を有しており、この空洞部に駆動力伝達部として係合孔303aが設けられている。この空洞部の係止部303e側は、開口していないので、嵌合部303b1をトナー補給開口部303aに嵌合した際に、空洞部に入ったトナーが容器本体301Aの外部に漏れ出ることはない。したがって、封止部材303を取りつけることにより、トナー補給開口部301aは封止される。
【0066】
本実施の形態において、封止部材303は4つの機能を備えている。
【0067】
即ち、▲1▼トナー補給開口部301aを封止する機能、▲2▼装置本体100から回転駆動力の伝達を受ける機能、▲3▼搬送部材302に回転駆動力を伝達する機能、及び▲4▼トナー補給開口部301aを開閉するために装置本体100に設けられた係合部材6と係合する機能を有している。そこで、封止部材303が装置本体100から受けた駆動力を延在部分302cを介して軸部302Aへ伝達して、搬送部材302を回転することができる。
【0068】
次に撹拌部材305について説明する。図11(A)は、撹拌部材305の正面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。図11に示すように、撹拌部材305は、軸部305aと剛体翼部305bと可撓性翼部305cとを有している。また図12には剛体翼部305の側面拡大図を、図13には可撓性翼部305cの拡大図を示した。軸部305aは比較的剛性の高いプラスチックを射出成形して製造した。剛体翼部305bはステンレスなどの金属、または非常に剛性の高い材料からなり、可撓性翼部305cは剛性の低い材質、例えばプラスチックフィルムまたはシート、あるいはエラストマーのシートなどから成る。本実施例においては、ポリエステルシートを使用した。
【0069】
トナー補給容器本体301Aの軸受部301hにおいて撹拌部材305の一端305dは、前述した伝達部材306に係合する。また、撹拌部材305dの他端305eは、トナー補給容器本体301Aの第2受け部301b2においてストッパー部材(第2軸受部材)310と係合する。また軸部305aは本実施の形態においては、比較的剛性の高いプラスチックを射出成形してなるが、金属などの材料を用いても良い。
【0070】
剛体翼部305bは、金属などで一体的に形成するのが簡便で好ましいが、他の材料あるいは製造方法であっても良いし、2部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法をとっても構わない。本実施例においては、厚さ約0.8mmのステンレス板をプレス加工したものを用いた。また該剛体翼部305bの前記軸部305aとの係合部分は、該軸部305aからの駆動を受けるべく該軸部305aに合せた形状になっており、前記軸部305aの回転運動と共に剛体翼部305bは回転し、容器内部のトナーを撹拌する。
【0071】
その際、図11のように剛体翼部305bの一方端に切り欠き305hを入れておくと、より組立てが容易になる。さらに該剛体翼部305bの軸部305aに平行な部分は全長にわたって回転軌跡に対する接線方向に対して略平行な板状となっており、翼部の回転方向下流側がトナー補給容器301内壁面側に折曲している。但し、図12に示す折曲部305b1の長さrは2mm〜8mm程度、折曲角度θについては30度〜50度程度が好ましい。さらに好ましくは折曲部305b1の長さrは3mm〜5mm程度、折曲角度θは45度程度が好ましい。
【0072】
なお本実施例においては折曲部305b1の長さを約5mm、折曲角度を約45度とした。また回転軸中心から該剛体翼部の先端までの距離は容器本体301Aの大きさにより適宜決めれば良いが、容器本体内半径の70〜95%程度が好ましい。本実施の形態においては、容器本体内径が約44.5mmであることから約39.4mm(89%)とした。剛体翼部305bの折曲部301b1は容器本体301Aの内壁面からは離れている。
【0073】
可撓性翼部305cは剛性の低い材質、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)または、PE(ポリエチレン)または、PP(ポリプロピレン)または、PPS(ポリフェニレンサルファイド)シート等可撓性有する部材から成る。そして厚さは約50μm〜500μm程度が好ましく、特に好ましくは100μm〜300μmが好適である。本実施の形態においては、厚さ約100μmのポリエステルシートを使用した。
【0074】
また、可撓性翼部305cは剛体翼部305bの折曲部305b1全長に渡って、先端が容器本体内壁面に接触するように貼付されている。そして前記剛体翼部305bとともに容器内壁面のトナーを掻き落としながら回転する。ここで可撓性翼部305cの回転半径方向の長さ及び回転軸線と略平行な壁面方向の長さは、剛体翼部305bの先端から容器内壁面までの距離よりも0.5mm〜10mm程度長くなるように構成すると前述の効果をより高めることができる。
【0075】
なおここで示したように可撓性翼部305cの回転半径方向の長さ及び回転軸線と略平行な壁面方向の長さを、剛体翼部305bの先端から容器内壁面までの距離よりも長くなるようにすることが、撹拌翼を容器壁面(湾曲部301F、一側面301A1、他側面301Bの内壁)に侵入するということである。
【0076】
本実施例においては、可撓性翼部305c半径方向長さを剛体翼部305bの先端から容器内壁面までの距離よりも約6mm長くした。また本実施例の形態では前記剛体翼部305bと前記可撓性翼部305cとの接着には図13に示すように両面テープ305i(商品記号DIC#8800CH)を用い、剛体翼部305bの折曲部305bに貼付した。他にもリベット止めやカシメなどの従来公知の手段で取り付けても良いし、剛体翼部305bと一体的に成形してもかまわない。
【0077】
また、図14に示すように剛体翼部305bを略中央部で軸線方向に対して180度の位相差を持たせるように分割し、千鳥状に形成した例を示したが、ここで分割数は容器本体の形状及び長さによって適宜決めれば良く、長手方向又は周方向を3分割、4分割またはそれ以上でも構わない。また、剛性翼部305b長手方向全長に渡って連続的に位相を変化させてスパイラル状に形成しても良い。また該剛体翼部305bの両端部及び略中央部の軸部との係合部分には図に示すように切り欠き305hを入れると組立て性が向上する。さらに該剛体翼部305bの回転方向への投影面積を減らし、トナーの抵抗を低減するために前記剛体翼部折曲部305b1の長さを約3mmとした。なお、該折曲部305b1の長さr、折曲角度θについては、2〜8mm、30〜50度程度が好ましく、より好ましくは3〜5mm、約45度程度に設定するのが良い。
【0078】
また該剛体翼部305bと可撓性翼部305cの接合手段として両面テープに代えてアルミニウム製リベット305iを用いてカシメる方法を用いてもよい。この場合、可撓性翼部305cのリベット孔の位置が僅かでもずれると波打ちを起こすことも考えられるので、可撓性翼部305cの剛体翼部305b折曲部305b1に当たる部分にミシン目やハーフカットなどを入れると良い。また貼付手段としては両面テープなどの他の従来公知の方法で取り付けても構わない。
【0079】
次に、トナー補給容器301の組立方法について説明する。
【0080】
トナー補給容器301の組立方法は、まず搬送部材302を下フレーム301kの下部に上方向から挿入する。そして、第1受け部301b1にオイルシール309を挿入させた後、搬送部材302の他端部302bに軸受け部材308を係合させる。更にトナー補給口301gを封止部材303で封止する。次に撹拌部材305を上方向から挿入する。そして容器本体301Aにオイルシール309を挿入させた後、撹拌部材305の両端に第2軸受け部材310と伝達部材306を係合する。その後、上フレーム301Jを下フレーム301kに振動溶着する。
【0081】
次いで、容器本体301Aの内部に所定量のトナーをトナー補給容器301本体のトナー充填口301iを通じて充填し、封止部材311によりトナー充填口301iを封止して完成する。このようにトナー補給容器301の組立ては極めて簡便であり、組立工数も非常に少なくて済む。
【0082】
なお、トナーの充填はトナー補給口301gより行なっても良い。
【0083】
なお、トナー補給開口部301aが前述したトナー補給部開閉手段によって開封される際に、容器本体301Aには、トナー補給開口部301aと、係合突起301c(図15参照)に力が加わる。この力とは、主として封止部材303をトナー補給開口301aから引き抜く力である。この際、前述したように係合突起301cは、容器本体301Aの下面の長手方向におけるトナー補給開口部301aの位置する側とは反対側に設けられているので、容器本体301Aが装置本体100に対してもち上がるのを抑えることができる。なお、仮に容器本体301Aがもち上がったとしても、上面301Eが装置本体100に設けられた天面部100d(図15参照)に当接することにより、容器本体301Aが上方へ所定距離以上移動するのを規制することができる。
【0084】
又トナー補給容器301の係合突起301c、トナー供給口301gは図15に示すようにトナー補給容器301のスライド方向に対して同一垂直線上に配置することが望ましい。このように配置することにより、トナー補給容器301にスライド方向に対して図15において左右方向どちらかのモーメントが発生するのを防止することができる。なお、仮に、左右方向どちらかのモーメントが発生したとしても、側面301A1、及び、他側面301Bに設けられた横規制部としてのリブ301iが装置本体100に設けられた側壁部100eに当接することにより、容器本体301Aが横方向へ所定距離以上移動するのを規制することができる。
【0085】
ところでトナー補給容器301の係合突起301cの高さは、トナー補給容器301スライド移動時の上方向の脱落を防止するため、係合突起301cと容器チヤツキング部材である係止部51との係りしろX(図15参照)が容器上面301Eと装置本体100の天面部100dとのクリアランスY(図15参照)よりも大きく設定している。
【0086】
又トナー補給容器301の図15における左右方向のリブ301jはガタを抑えるためトナー補給容器301の上部に設けることが望ましく、本実施の形態ではトナー補給容器301の高さ方向中央部よりも上部に側壁部100eと適当なクリアランスを有して設けられている。
【0087】
次に、本実施の形態に係るトナー補給容器301の駆動機構について説明する。
【0088】
トナー補給容器301の装着時、図10(A)に示す封止部材303のカップリング係合部303cは、図6に示すように装置本体100側の第1カップリング部材304と係合する。ここで、この第1カップリング部材304は、装置本体100側に設けられた駆動装置(不図示)の駆動力を封止部材303に伝達するためのものである。
【0089】
図16は、この第1カップリング部材304の詳細形状を示す図である。
【0090】
512は外周面512aにギアの歯部が形成されたギア部材である。この外周面512aのギアの歯には装置本体100の駆動源につらなるギア(不図示)が噛み合っている。ギア部材512はギア部512Aと蓋部512Bの2部材により構成されており、両者は嵌合部512fでスナップフィット、接着等により固定固着されている。ギア部材512内部には付勢手段514と移動部材513とが設けられている。付勢手段514はギア部材512のばね座512b部と移動部材513のばね座513bに突き当たる。付勢手段514は圧縮コイルばねである。
【0091】
図17はギア部512Aの詳細図であり(A)は正面断面図(B)、(C)は側面図である。又図18は移動部材513の詳細図であり(A)は正面断面図、(B)、(C)は側面図(D)は正面図である。
【0092】
図17においてギア部512Aには軸方向を向いたスライド案内リブ512A1が円周方向を等配して4箇所設けられている。図18において移動部材513にはスライド案内穴部513cが円周方向を等配して4箇所あり、先に説明したギア部512Aのスライド案内リブ512A1と係合することにより移動部材513はギア部材512の内部にて軸方向にスライド移動可能である。
【0093】
移動部材513において513aは溝形状の駆動伝達部である。駆動伝達部513aはトナー補給容器301が装置本体100に装着された状態において、封止部材303の細長形状の突起303d(図10参照)と係合し、回転駆動力を封止部材303へと伝達する。
【0094】
図16において517,515はギア部材512を回転可能に支持する軸受け部材である。516はオイルシールである。オイルシール516は軸受けホルダー518に嵌合して、そのリップがギア部512Aの最も左側外周に接している。オイルシール516によりトナー供給口301gから排出されたトナーが軸受け部材515,517へと進入してギア部材512がロックすることを防止する。519はギアシール部材であり、ギア部512Aの左側に固定されている。ギアシール部材519はトナー補給容器301が装置本体100に装着された状態において封止部材303に圧接することによりトナー供給口301gから排出されたトナーがギア部材512に進入することを防止する。510,511は第1カップリング部材304を支持する駆動側板である。駆動側板510は軸受け部材517を嵌入されている。駆動側板511は軸受けホルダー518を嵌入されている。駆動側板510,511は装置本体100に固設した部材である。軸受けホルダー518は、軸受け515とオイルシール516を保持し駆動側板511に小ねじもしくは接着等により固定固着されている。520はホルダーシール部材であり、軸受けホルダー518の左端面に固定されている。図16のルダーシール部材520は図6に示されるホルダー5と軸受けホルダー518との間からのトナーの漏れを防止する。なお、ホルダー5はトナー受け入れ口9を構成する部材である。ホルダー5はトナー供給口301gとトナー受け入れ口9間にトナー補給のための通路を形成している。
【0095】
ギアシール部材519、ホルダーシール部材520は各々ギア部材512、軸受けホルダー518に両面テープ等により固定され、その材質は発泡ウレタン等の弾性を有する部材である。
【0096】
次に第1カップリング部材304の動作について説明する。第1カップリング部材304の移動部材513は先に図17(A)を用いて説明したスライド案内リブ512A1に対して軸方向に移動可能とした構成により図16のA方向に退避可能である。通常は移動部材513は付勢手段514により図16に示されるようにばね座513bがギア部512Aの端板512A2に当接する位置に付勢されている。トナー補給容器301を装置本体100に装着すると図7に示す様に封止部材303は第1カップリング部材304へと進入していく。この時封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位相があっていれば、突起303dと駆動伝達部513aが嵌合する。そして、図示しない本体駆動によりギア部材512、駆動部材513が回転し、駆動伝達部513aを介して封止部材303が回転される。又封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位相があっていない時には、移動部材513は封止部材303の突起303dにより図16のA方向に付勢手段514に抗して押される。そして、本体駆動部によりギア部材512、移動部材513が回転すると、封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位相が合うまで移動部材513は空回りする。そして、位相が合ったところで付勢手段514により移動部材513は駆動伝達部513aと封止部材303の細長形状の突起303dとが係合する図16の状態までスライド移動し、封止部材303に駆動を伝える。
【0097】
図19は第2カップリング部材307の詳細形状を示す図である。521は駆動伝達爪である。図20の(A)は駆動伝達爪521の正面断面図、(B)側面図、(C)は正面図、(D)は上面図である。図20において、521aは爪部、521bはスライド案内部、521cは平行ピン溝部、521dはばね受け面である。ここで爪部521aは軸方向に従ってねじれている。図21は図6に示す伝達部材306の詳細図であり、(A)は正面断面図(B)、(C)は側面図(D)は正面図である。図21において、306aは伝達爪部である。伝達爪部306aは軸方向に従ってねじれている。ねじれ方向は爪部521aと同方向である。そこで駆動伝達爪521が回転すると爪部521aと伝達爪306aは互いに引き合う。
【0098】
図19において、522は駆動軸である。駆動軸522は軸受け525,526を介して駆動側板510,511に回転可能に支持されている。駆動軸522には1ウェイギア527が設けられている。1ウェイギア527は、1ウェイクラッチ527a(所定の回転方向にのみ回転を伝える部材)を介して駆動軸522に支持されている。駆動伝達爪521は駆動軸522に軸方向移動自在に嵌合している。
【0099】
駆動伝達爪521はスライド案内部521bと駆動軸522が係合することによりスライド可能である。即ち、スライド案内部521bは円筒穴であり、円筒形の駆動軸522に嵌合している。平行ピン523が平行ピン溝部521cと係合することにより駆動軸522の回転を駆動伝達爪521に伝達する。ここで、平行ピン523は駆動軸522の直径をわたるように駆動軸522に圧入されている。平行ピン溝部521cはスライド案内部521bの母線に沿って設けられている。524は付勢手段であり、付勢手段524はばね座528と駆動伝達爪521のばね受け面521dに当接している。ばね座528は駆動軸522に嵌入し、カラー528aを介して軸受525に接している。付勢手段524は圧縮コイルばねである。
【0100】
次に第2カップリング部材307の動作について説明する。第2カップリング部材307の駆動伝達爪521は先に説明した構成により図19におけるA方向に移動可能であり、通常は付勢手段524により図19に示される平行ピン523に駆動伝達爪521の平行ピン溝部521cの端部の行き止り部分が当接する位置に付勢されている。トナー補給容器301を装置本体100に装着すると伝達部材306は第2カップリング部材307へと進入していく。ここで伝達部材306の伝達爪306aと駆動伝達爪521の爪部521aが当たるような位相の場合には、伝達部材306の伝達爪部306aにより駆動伝達爪521の爪部521aは回転させられる。この時伝達部材306の回転に伴い駆動軸522も回転するが、1ウェイギア527の1ウェイクラッチ527a部で空回りするため、トナー補給容器301を装置本体100に装着する時に駆動伝達爪521と伝達部材306とが干渉することがない。
【0101】
更に先に説明した手段により図7の状態から図6の状態に移動されたトナー補給容器において、伝達部材306の左方向への退避に伴い駆動伝達爪521が付勢手段524により移動するため、伝達部材306の伝達爪部306aと駆動伝達爪521の爪部521aは係合状態を維持し続ける。
【0102】
よって図示しない本体駆動手段により1ウェイギア527、駆動軸522、駆動伝達爪521を介して伝達部材306は回転を伝えられ、更には撹拌部材305が回転する。
【0103】
次にトナーの排出について説明する。
【0104】
トナー補給容器301を装置本体100へ装着した際、封止部材303先端の係止部である係合突起303e(図10参照)は、図6に示すように画像形成装置本体100の係止部材6に係止され、封止部材303は容器本体301Aのトナー補給口301gからは離れた位置で保持される。この時搬送部材302と封止部材303との回転方向の係合関係はそのまま保たれている。
【0105】
また封止部材303は突起303dを有するカップリング係合部(駆動力受け部)303cで装置本体100の第1カップリング部材304と係合する。第1カップリング部材304は装置本体100のモーター等の駆動源(不図示)からギア等の駆動伝達手段(不図示)を介して回転駆動を受け、図16に示す駆動伝達部513aと図10に示すスプライン状の突起303dとの係合にて搬送部材303に回転駆動を伝達する。更に係合孔303aと搬送部材302の一端部302aとの係合にて搬送部材302へと伝達される。また同様に、撹拌部材305の一端305dに係合する伝達部材306は装置本体100の第2カップリング部材307と係合する。装置本体100の第2カップリング部材307は装置本体100のモーター等の駆動源(不図示)からギア等の駆動伝達手段(不図示)を介して回転駆動を受け、第2カップリング部材307の爪部512aが伝達部材306の伝達爪部306aとの係合にて撹拌部材305へと伝達される。なお搬送部材302及び撹拌部材305の回転速度はそれぞれ、約52回転/分、約10回転/分になるように設定した。
【0106】
撹拌部材305が回転すると、輸送中の振動や長期間の保管によって空気が抜けて凝集したトナーは解され、更に搬送部材302の回転によってトナー補給開口部301aに向って搬送され、トナー供給口301gから排出落下して装置本体100のトナーホッパー201aへと補給される。
【0107】
以上、上記の構成の容器を用いてトナーの排出実験を行った。容器本体301Aにトナーを充填し、撹拌部材305の回転速度を約10回転/分、搬送部材の回転速度を約52回転/分に設定してトナー排出を行った。そして、容器本体301Aから排出されたトナーを節(目の開き75μm、SUS製)を用いて粗粒の発生量を確認したが、粗粒の発生は認められなかった。さらに容器本体301A内の残トナー量は20gであり、トナー残量の低減効果も確認された。
【0108】
なお、本実施の形態においては、封止部材303が搬送部材302に対して、軸線方向に移動可能に構成したが、図22に示すように封止部材と搬送部材を一体的に構成してもよい。図22において、封止部材320は、封止部320aと、駆動力受け部320bとトナー搬送部320cとを有している。そして、封止部材320は、容器本体301Aに対して図22におけるA方向に移動可能になっている。
【0109】
また、封止部材303の有する前記駆動部(駆動力伝達部)の係合孔303aにシール部材を設けてもよい。図23において、(A)はシール部材を有する封止部材の正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図である。
【0110】
330は円盤状のシール部材であり、撹拌部材302の軸の一端部302aの形状に対応した角穴状の孔330aを有する。本実施の形態では、孔330aの断面形状は軸端部302aと同様に正方形とした。シール部材330は、封止部材303の容器本体301Aと対向する側に設けられ、搬送部材302の軸の一端部302a(図7参照)が孔330aを貫通して孔303aに遊嵌されるように構成されている。図24に本発明の実施の形態を適用したシール部材330の正面図を示す。331は両面テープであり、シール部材330の封止部材303と対向する側に設けられている。両面テープ331は孔331aを有し、軸端部302aが孔303aに遊嵌される際に孔330aと同様に孔331aも貫通するように構成されている。また両面テープ331が軸端部302aに接しないように、孔331aの断面形状は孔330aよりも大きく構成されている。本実施の形態では、両面テープにより封止部材303とシール部材330を固定したが、他の固定方法として2色成形やインサート成形により封止部材と一体化する方法をとっても構わない。
【0111】
図25に本発明の実施の形態を適用した搬送部材302と封止部材303の側面拡大図を示す。孔330aの径(W2)は軸端部302aの軸径(W1=6mm)よりも小さく構成されており、具体的にはW1とW2との差(d)が、0.5mm〜2mmであることが好ましい。なお本実施の形態の実施例では、W2=5mm、d=W1−W2=1mmとした。シール部材330の厚さは、シール性や組立性を考慮すると0.5mm〜5mmであることが好ましい。更に、より好ましくは1mm〜3mmのものを用いる方が良い。なお本実施の形態の実施例では、シール部材330の厚さは約2mmとした。シール部材330の材質は、同じくシール性や組立性を考慮すると柔らかい弾性体であることが好ましく、本実施の形態の実施例では、硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以下、摩擦係数μ=0.8以下、セルサイズ60〜300μm、比重0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンを使用した。
【0112】
以上、上記の構成のトナー補給容器1にトナーを充填し、撹拌部材305の回転速度を25回転/分に設定してトナー排出を行った後封止部材303の連続開閉を行った結果、開閉200回でもトナーが孔303aの奥へと侵入せず封止可能であった。
【0113】
またシール部材の材質に、シリコン、ウレタン等のゴム、ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の熱可塑性エストラマー及びスポンジを使用した封止部材を設けた容器本体を用いて同様の実験を行った。その結果、シール性に関して低発泡ポリウレタン等の発泡体を使用した場合と同様の結果が得られた。
【0114】
図26に本発明の実施の形態を適用したトナー補給容器の右側面拡大図であって撹拌部材305の軸方向右端部側を示す。図26において、容器本体301Aの右側面側の側壁(端壁)に突設する筒状の軸受部301h(図9(A)参照))には位置合わせ用目印2aが設けられている。また、軸受部301hにおいて撹拌部材305(不図示)の一端と係合する伝達部材306(図7、図21参照)には位置合わせ用目印2bが設けられている。なお位置合わせ用目印は、伝達爪部307a等の伝達部材307の表面上に設けられた部材で兼用しても良い。
【0115】
図27に本発明の実施の形態を適用したトナー補給容器の左側面拡大図であって、撹拌部材305の軸方向左端部側を示す。図27において、容器本体の左側面側の側壁(端壁)に突設する筒状の第2受け部301b2には範囲目印3a及び3bが設けられている。また。第2受け部301b2において、撹拌部材305(不図示)の他端と係合するストッパー部材(第2軸受部材)310には位置合わせ用目印2cが設けられている。なお撹拌部材305は、伝達部材306及びストッパー部材310とある一方向の角度位置でのみ組立可能であり、逆付け等ができないように構成されている。
【0116】
このための構成は伝達部材306、ストッパー部材301において同構成であるので伝達部材306についてのみ説明する。
【0117】
図21に示すように伝達部材306には中心軸方向に断面6角形の軸部306bが設けられている。軸部306b先端には逆止爪306cが設けてある。逆止爪306cは軸部306bの端面外周側で軸部306bと一体成形されて軸方向に基桿306c1が延び先端で爪部306c2が180度近く折曲して設けられている。爪部306c2は可撓性があり、先端側を基桿306c1へ向って近付けることができる。
【0118】
一方、撹拌部材305の軸部305aの一端305dには爪部306c2を基桿306c1に近付けた状態でのみ嵌入できる角穴305d1が設けられてある。この角穴305d1をとおりぬけた爪部306c2は復元して角穴305d1外に先端が移動し撹拌部材305の軸部305aに伝達部材306が固定される。
【0119】
上記のおいて、角穴305d1は軸中心より半径方向外側へ片寄せて設けてあるので、逆止爪306cは図21の状態でのみ角穴305d1に入るが180度回した位置及び他の位置では入らない。
【0120】
位置合わせ用目印2cは、位置合わせ用目印2aの回転角度位置を位置合わせ用目印2bの合わせた際、図27(a)に示すように範囲目印3a及び3b間の角度範囲内に位置するよう設定されている。ここで範囲目印3a,3bは、図28に示す目印3cのように所定の角度範囲を示す一つの目印であっても良い。範囲目印3a及び3b間の許容角度範囲αについては10°〜30°程度が好ましい。さらに好ましくは、許容角度範囲αは20°程度が好ましい。なお本実施の形態の実施例では、許容角度範囲αは20°とした。
【0121】
以上、上記の構成を用いたトナー補給容器を使用し、トナーが物流輸送時に容器内で固まった場合を想定して、トナーを充填したトナー補給容器1を装置本体100に装着する際の姿勢でタッピングした後、撹拌部材305を回転させ、その際の起動トルクを測定した。タッピングは、トナー補給容器1をタッピング台に固定して、高さ10mm、振動数2Hzで連続して1000回自由落下させて行った。その結果、撹拌部材305の回転初期トルクは、30kgf・cm程度となった。その後、容器本体301A内のトナーを全て排出し、トナー補給容器1を分解して中を確認したところ、撹拌部材305の変形等の異常はなかった。さらに、位置合わせ用目印2aの回転角度位置を位置合わせ用目印2bの合わせた際、位置合わせ用目印2cは、図27(a)に示すように範囲目印3a及び3b間の角度範囲内に位置していた。このトナー補給容器1にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器本体301A内の残トナー量は30gだった。また排出されたトナーの中に粗粒の発生は認められなかった。
【0122】
さらに、トナーが容器本体301A内で通常よりも過度に固まった場合を想定して、トナーを充填した容器本体301Aを装置本体100に装着する際の姿勢で2000回タッピング後、撹拌部材305を回転させて、その際の起動トルクを測定した。その結果、撹拌部材305の回転初期トルクは、45kgf・cm程度となった。その後、容器本体301A内のトナーを全て排出し、容器本体301Aを分解して中を確認したところ、撹拌部材305が軸の円周方向に変形していた。さらに、撹拌部材305の軸方向一端側の位置合わせ用目印2aの回転角度位置を位置合わせ用目印2bの合わせた際、撹拌部材305の軸方向他端側の位置合わせ用目印2cは、図27(b)に示す範囲目印3a及び3b間の角度範囲から外れていた。この容器本体301Aにトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器本体301A内の残トナー量は60gで、撹拌部材305が変形していないトナー補給容器の場合と比較して大幅に増加した。また、排出されたトナーの中に微量の粗粒が確認された。
【0123】
また、実際に補給使用したトナー補給容器1を回収し、位置合わせ用目印2aの回転角度位置を位置合わせ用目印2bの合わせた際、位置合わせ用目印2cが範囲目印3a及び3b間の角度範囲内に位置していた容器本体301Aにトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器本体301A内の残トナー量は未使用品と同レベルだった。また、排出されたトナーの中の粗粒の発生は認められなかった。
【0124】
このように、撹拌部材の一端側の回転角度位置を容器本体の所定の位置に合わせた上で、撹拌部材の他端側と容器本体との位置確認を、位置合わせ用の目印と所定の角度範囲を示す範囲目印により行うことにより、わざわざ容器を分離しなくても容器内の撹拌部材の変形等の異状の有無を確認することが可能になり、容器の再生利用の可否判定を容易に行うことができる。
【0125】
(実施の形態2)
図29に本発明の実施の形態2を適用したトナー補給容器の左側面の一部拡大図を示す。図29において、容器本体301Aの左側面側の側壁に突設する筒状の第2受け部301b2には目盛り4aが所定の角度間隔で設けられている。目盛り4aの一間隔の角度範囲α′については、1°〜5°程度が好ましい。なお本実施の形態では、角度範囲α′は3°とした。それ以外の構成は、実施の形態1と同じである。
【0126】
以上、上記の構成を用いたトナー補給容器を使用し、トナーが容器本体301A内で通常よりも過度に固まった場合を想定して、トナーを充填したトナー補給容器1を装置本体100に装着する際の姿勢で1500回及び2000回タッピング後、撹拌部材305を回転させて、その際の起動トルクを測定した。タッピングの条件は、実施の形態1と同じである。その結果、撹拌部材305の回転初期トルクは、1500回タッピング時は40kgf・cm、2000回タッピング時は実施の形態1と同様45kgf・cm程度となった。その後、容器本体301A内のトナーを全て排出し、トナー補給容器1を分解して中を確認したところ、両条件とも撹拌部材305が軸の円周方向に変形していたが、変形の程度は2000回タッピング時の方が僅かに大きかった。さらに、位置合わせ用目印2aの回転角度位置を位置合わせ用目印2bに合わせた際、位置合わせ用目印2cは1500回タッピング時は目盛り4aのAの位置、2000回タッピング時はBの位置を差していた。これらのトナー補給容器1にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器本体301A内の残トナー量は1500回タッピング時は50g、2000回タッピング時は60gで、撹拌部材305の変形の程度が大きい2000回タッピング時の方が多かった。また、両条件とも排出されたトナーの中に微量の粗粒が確認された。
【0127】
このように、撹拌部材の一端に係合する軸受部材の回転角度位置を容器本体の所定の位置に合わせた上で、他端に係合する軸受部材と容器本体との位置確認を、位置合わせ用の目印と所定の角度間隔を設けた目盛りにより行うことにより、わざわざトナー補給容器を分解しなくても撹拌部材の変形の程度差を確認することが可能となる。
【0128】
(実施の形態3)
(トナー補給容器の再生方法)
トナーを使い切ったトナー補給容器の再生方法についてのべる。
【0129】
(a)トナーを充填するための開口部としてのトナー充填口301iと、トナーを排出するための開口部であるトナー補給開口部301aと、前記二つの開口部301i,301aをそれぞれ封止する封止部材311,303と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材305を有し、撹拌部材305の両端の回転部分又は撹拌部材305と一体的に回転する回転部分である伝達部材306、第2軸受部材310がトナー収納部を構成する容器本体301Aの外に露出しており、上記回転部分とそれらに対応する容器本体301Aの両端側に検査用目印(実施の形態1又は2参照)を設けたトナー補給容器を準備する。
【0130】
ここで、撹拌部材305の両端の回転部分とは撹拌部材305の軸部が容器本体301Aの軸方向の両端壁の穴に支持されているような場合である(図示されない)。
【0131】
また、上記露出部分に対応する容器本体301Aの両端側とは容器本体301Aの端壁に設けた第2受け部301b2、軸受部301h等で実施の形態1、2でのべたように撹拌部材305の軸方向で回転部材とほぼ同一位置にある不動部分である。
【0132】
以上、要するにトナーを使い切った実施の形態1、2でのべたトナー補給容器を準備する。
【0133】
(b)第一工程は次の通りである。
【0134】
前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部であるトナー充填口301iを密閉する封止部材311と、トナーを排出する開口部であるトナー補給開口部301aを密閉する封止部材303とをそれぞれ取り外す。これらの封止部材303,311はそれぞれ開口部301a,301iに圧入してあるだけであるのでプライヤ等の工具を用いて引き抜く、又は自動機で取り外す。
【0135】
(c)第二工程でトナー補給容器の清掃を行う。
【0136】
この清掃は例えば、トナー充填口301iから圧縮空気を吹き込むと共にトナー補給開口部301aから空気吸引を行う。この際、撹拌部材305を回転する装置(不図示)を用いて撹拌部材305を回転しながら上記圧縮空気の吸い込みと、空気吸引を行う。これによって、トナー補給容器1中の残留トナーが取り除かれる。なお、上記清掃中、容器本体301Aにハンマ等で打撃を与えるか振動を与えると容器本体301Aの内壁に付着しているトナーを効果的に取り除くことができる。
【0137】
(d)第三工程では撹拌部材305の異常の有無の確認を行う。これは既にのべたように容器本体301Aの一方端側において、第二カップリング部材306の位置合わせ用目印2a,2bを一致させた上で、容器本体301Aの他方端側の範囲目盛り3a,3b内に第2軸受部材(ストッパー部材)310の位置合せ用目印2cがあるか否かの検査をし、範囲内であれば以下の工程を続行し、範囲外であれば撹拌部材305及びその回りの損傷を推定し、資源回収又は別途の再生方法(説明は省略する)で再生する。
【0138】
ここで、位置合わせ用目印2cが範囲目印3a,3b外にある場合は次の部分の損傷が推定される。
(1)伝達部材306と撹拌部材305の軸部305aの連結部分の変形
(2)撹拌軸305aのねじれ
(3)撹拌部材305の軸部305aと第二軸受部材310との連結部分の変形上述(1)(2)の場合は撹拌部材305に加わる撹拌負荷が大きい場合とか、第2軸受部材310と第2受け部301b2との間の摩擦力の増大によるトルク負荷の過大が原因である。
【0139】
上述(3)の場合は第2軸受部材310と第2受け部301b2との間の摩擦力の増大によるトルク負荷の増大が原因である。
【0140】
なお、上記撹拌部材305の検査は実施の形態1に従ったが既にのべた他の実施の形態2によってもよい。
【0141】
(e)第四工程ではトナー補給開口部301aを封止部材303で封止する。この封止は封止部材303をプライヤ等でつかんで、トナー補給開口部301aに圧入することにより実行される。
【0142】
(f)第五工程ではトナー補給容器1にトナー充填口301iからトナーを充填する。このトナー充填は定量供給機を用いて行う。
【0143】
(g)第六工程ではトナー充填口301iに封止部材311を取り付ける。この封止部材311の取り付けはトナー充填口301iに封止部材311を軽圧入することにより行われる。即ち、プレス機を用いて封止部材311をトナー充填口301iに圧入する。
【0144】
なお、本実施例では第三工程で撹拌部材305の異常の有無の確認を行ったがそれに限定されるものではなく、全工程の中の何時行っても構わないが、第一工程の前工程から第四工程の前工程との間に行うのがより好ましい。
【0145】
上記によって、トナー補給容器が再生される。
【0146】
このようにトナー補給容器を再生する際に、撹拌部材又は、及びその支持部分の損傷の有無を容器本体を分解することなく知ることができる。
【0147】
【発明の効果】
以上、上記した本発明のトナー補給容器の形態により、容器本体内に内装される撹拌部材の変形等の異常の外部からの確認が可能となり、容器の再生利用の可否判定を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明に係る実施の形態を示し、
【図1】本発明に係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写機の構成を示す縦断面図である。
【図2】上記電子写真複写機の斜視図である。
【図3】上記電子写真複写機のトナー補給容器交換用カバーを開いてトナー補給容器を電子写真複写機に装着する様子を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るトナー補給容器の、(A)は封止部材の設けられている側から見た斜視図、(B)は把手の設けられている側から見た斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るトナー補給容器の、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(c)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側面断面図、(F)は平面図である。
【図6】トナー補給容器が装置本体に設置され、補給開口部が開封された状態の正面断面図である。
【図7】トナー補給容器が装置本体に設置され、補給開口部が封止された状態の正面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るトナー収納容器部品の、(A)は補充開口部の設けられている側から見た斜視図、(B)は把手の設けられている側から見た斜視図である。
【図9】トナー収納容器部品の、(A)は正面図、(B)は縦断面図、(c)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側面断面図、(F)は平面図である。
【図10】封止部材の、(A)は正面図、(B)は(A)のA矢示図、(C)は(A)のB矢示図、(D)は正面断面図である。
【図11】撹拌部材の、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。
【図12】剛性翼部の側面拡大図である。
【図13】可撓性翼部の拡大図である。
【図14】他の実施の形態に係る撹拌部材の、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は底面図である。
【図15】トナー補給容器が装置本体に装着された状態を示す側面図である。
【図16】第一カップリング部材の詳細形状を示す縦断面図である。
【図17】ギア部の詳細を示し、(A)は縦断面図である。(B)は(A)の右側面図である。(C)は(A)の左側面図である。
【図18】移動部材の詳細を示し、(A)は縦断面図である。(B)は(A)の右側面図である。(C)は(A)の左側面図である。(D)は正面図である。
【図19】第2カップリング部材の詳細形状を示す縦断面図である。
【図20】駆動伝達爪の、(A)は正面断面図、(B)は側面図、(C)は正面図、(D)は上面図である。
【図21】伝達部材の、(A)は正面断面図、(B)(C)は側面図、(D)は正面図である。
【図22】封止部材と搬送部材を一体的に構成した例を示す縦断面図である。
【図23】シール部材を有する封止部材の、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側面断面図である。
【図24】シール部材の、(A)は容器本体側正面図、(B)は封止部材側正面図である。
【図25】搬送部材と封止部材の側面拡大図である。
【図26】本発明の実施の形態1のトナー補給容器の右側面の一部拡大図である。
【図27】(a)(b)は本発明の実施の形態1のトナー補給容器の左側面の一部拡大図である。
【図28】本発明の実施の形態1のトナー補給容器の左側面の一部拡大図である。
【図29】本発明の実施の形態2のトナー補給容器の左側面の一部大図である。
【符号の説明】
1…トナー補給容器 1a…トナー補給開口
2a,2b,2c…位置合わせ用目印
3a,3b,3c…範囲目印
4a…目盛り
6…係止部材
9…トナー受け入れ口
15…交換用カバー
18…ヒンジ部
50…スライド台
100…装置本体 100a…操作部 100b…表示手段 100c…前面カバー 100d…天面部 100e…側壁面
201…現像部 201a…トナーホッパー 201b…現像器
301…トナー補給容器 301A…容器本体 301A1…側面 301B…他側面 301D…下面 301E…上面 301F…湾曲部 301G…直線部 301H…半円部 301J…上フレーム 301K…下フレーム 301a…トナー供給部(トナー補給開口部) 301b1…第1受け部 301b2…第2受け部 301c…位置合わせ部(係合凸部) 301e…把手 301f…溝 301g…トナー供給口 301h…軸受部 301i…充填口 301j…容器ガイド部 301k…ボス 301l…ボス 301m…誤装着防止用リブ 301n…トナー収納部
302…搬送部材 302A…軸部 302B…搬送羽根 302C…延在部分 302a…延在部分の一端部(軸端部) 302b…他端部
303…封止部材 303a…駆動力伝達部としての係合孔 303b…封止部 303b1…封止部の嵌合部 303c…駆動力被伝達部(駆動力受け部)
303c1…突出部 303d…突起 303e…係止部である係合突起 303f…鍔部
304…第1カップリング部材
305…撹拌部材 305a…軸部 305b…剛性翼部 305c…可撓性翼部 305d…一端 305d1…角穴 305e…他端 305f…ストッパー部材 305h…切り欠き 305i…両面テープ
306…伝達部材 306a…伝達爪部 306b…軸部 306c…逆止爪
306c1…基桿 306c2…爪部
307…第2カップリング部材 307a…伝達爪部
308…第1軸受け部材
309…オイルシール
310…第2軸受け部材(ストッパー部材)
311…封止部材
320…封止部材(搬送部材と一体に構成したもの) 320a…封止部 320b…駆動力受け部 320c…トナー搬送部
330…シール部材 330a…孔
331…両面テープ 331a…孔

Claims (23)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器において、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
    (b)前記トナー収納部に内装され、トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、
    を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記露出した回転部分とそれらに対応する容器本体の両端側に、検査用目印を設けたことを特徴とするトナー補給容器。
  2. 前記検査用目印は、前記撹拌部材の回転角度の位置合わせ用目印と、所定の角度範囲を示す範囲目印より構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器。
  3. 前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に、位置合わせ用目印を設け、前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に位置合わせ用目印を設け、もう一方に範囲目印を設けたことを特徴とする請求項2に記載のトナー補給容器。
  4. 前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に設けた位置合わせ用目印の回転角度位置を合わせた際、前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に設けた位置合わせ用目印は、もう一方に設けた範囲目印の角度範囲内に位置するよう設定されていることを特徴とする請求項2に記載のトナー補給容器。
  5. 前記検査用目印は、前記撹拌部材の回転角度の位置合わせ用目印と、所定の角度間隔を設けた目盛りにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器。
  6. 前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に、位置合わせ用目印を設け、前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に位置合わせ用目印を設け、もう一方に目盛りを設けたことを特徴とする請求項5に記載のトナー補給容器。
  7. 前記撹拌部材は、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するための撹拌軸と、前記撹拌軸の両端に係合し、前記撹拌軸を容器本体に対して回転可能に支持する軸受部材により構成され、前記位置合わせ用目印は両端の軸受部材に設けたことを特徴とする請求項2から5の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  8. 前記撹拌軸と前記軸受部材とは、所定の角度位置でのみ組立可能であることを特徴とする請求項7に記載のトナー補給容器。
  9. 前記撹拌部材の一端側に前記電子写真画像形成装置本体からの駆動力を前記撹拌部材に伝達するための爪部材を有し、前記爪部材が前記位置合わせ用目印を兼用することを特徴とする請求項2から5の何れか1つに記載のトナー補給容器。
  10. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
    (b)前記トナー収納部に内装され、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、
    を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、少なくとも前記撹拌部材の異常の有無の確認を行なう工程を有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法。
  11. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
    (b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
    (c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
    (d)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第三工程と、
    (e)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第四工程と、(f)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第五工程と、
    を有するトナー補給容器の再生方法において、前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う工程を前記第一工程(b)の前工程から第四工程(e)の前工程のどこかに有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法。
  12. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器の再生方法において、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
    (b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
    (c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
    (d)前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う第三工程と、
    (e)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第四工程と、
    (f)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第五工程と、
    (g)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第六工程と、
    を有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法。
  13. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器の前記検査用目印は、前記撹拌部材の回転角度の位置合わせ用目印と、所定の角度範囲を示す範囲目印より構成されていることを特徴とする請求項10又は11もしくは12に記載のトナー補給容器の再生方法。
  14. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器の前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に、位置合わせ用目印を設け、前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に位置合わせ用目印を設け、もう一方に範囲目印を設けたことを特徴とする請求項13に記載のトナー補給容器の再生方法。
  15. 前記撹拌部材の状況確認を行う工程において、前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に設けた位置合わせ用目印の回転角度位置を合わせ、その際の前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に設けた位置合わせ用目印ともう一方に設けた範囲目印の位置確認を行うことを特徴とする請求項13に記載のトナー補給容器の再生方法。
  16. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器の前記検査用目印は、前記撹拌部材の回転角度の位置合わせ用目印と、所定の角度間隔を設けた目盛りにより構成されていることを特徴とする請求項10又は11もしくは12に記載のトナー補給容器の再生方法。
  17. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器の前記撹拌部材の一端側とそれに対応する側の前記容器本体の各々に、位置合わせ用目印を設け、前記撹拌部材の他端側とそれに対応する前記容器本体のどちらか一方に位置合わせ用目印を設け、もう一方に目盛りを設けたことを特徴とする請求項16に記載のトナー補給容器の再生方法。
  18. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器の前記撹拌部材は、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するための撹拌軸と、前記撹拌軸の両端に係合し、前記撹拌軸を容器本体に対して回転可能に支持する軸受部材により構成されていることを特徴とする請求項13から16の何れか1つに記載のトナー補給容器の再生方法。
  19. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器であって、
    前記撹拌部材は、前記撹拌軸と前記軸受部材がある一方向の角度位置でのみ組立可能であることを特徴とする請求項18に記載のトナー補給容器の再生方法。
  20. 前記トナー補給容器の再生方法に用いられる前記トナー補給容器であって、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
    (b)前記トナー収納部に内装され、トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、
    を有し、前記撹拌部材の一端側に前記電子写真画像形成装置本体からの駆動力を前記撹拌部材に伝達するための爪部材を有しているトナー補給容器の再生方法において、前記爪部材は前記位置合わせ用目印を兼用することを特徴とする請求項13から16の何れか1つに記載のトナー補給容器の再生方法。
  21. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、
    (b)前記トナー収納部に内装され、前記トナー収納部に収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材と、
    を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分がトナー収納部の外に露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、少なくとも前記撹拌部材の異常の有無の確認を行なう工程を有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器。
  22. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であって、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
    (b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
    (c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
    (d)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第三工程と、
    (e)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第四工程と、(f)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第五工程と、
    を有するトナー補給容器の再生方法において、前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う工程を前記第一工程(b)の前工程から第四工程(e)の前工程のどこかに有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器。
  23. 電子写真画像形成装置本体に装着可能なトナー補給容器の再生方法において、
    (a)トナーを収納するためのトナー収納部と、トナーを充填するための開口部と、トナーを排出するための開口部と、前記二つの開口部をそれぞれ密閉する封止部材と、かつ収納されているトナーを撹拌するためのトナー撹拌部材を有し、前記撹拌部材の両端の回転部分又は撹拌部材と一体的に回転する回転部分が露出しており、前記撹拌部材の両端部の露出した部分とそれらに対応する容器本体の両端側に検査用目印を設けたトナー補給容器において、
    (b)前記トナー補給容器から、トナーを充填する開口部を密閉する封止部材と、トナーを排出する開口部を密閉する封止部材とをそれぞれ取り外す第一工程と、
    (c)前記トナー補給容器を清掃する第二工程と、
    (d)前記検査用目印により前記撹拌部材の異常の有無の確認を行う第三工程と、
    (e)前記トナー補給開口に封止部材を取り付ける第四工程と、
    (f)前記トナー補給容器に前記トナー充填口からトナーを充填する第五工程と、
    (g)前記トナー充填口に封止部材を取り付ける第六工程と、
    を有する前記トナー補給容器の再生方法で再生したことを特徴とするトナー補給容器。
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