JP3840005B2 - トナー補給容器の再生方法 - Google Patents

トナー補給容器の再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3840005B2
JP3840005B2 JP24539799A JP24539799A JP3840005B2 JP 3840005 B2 JP3840005 B2 JP 3840005B2 JP 24539799 A JP24539799 A JP 24539799A JP 24539799 A JP24539799 A JP 24539799A JP 3840005 B2 JP3840005 B2 JP 3840005B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
container
main body
toner supply
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24539799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001066867A (ja
Inventor
村上  雄也
一彦 小俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP24539799A priority Critical patent/JP3840005B2/ja
Publication of JP2001066867A publication Critical patent/JP2001066867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3840005B2 publication Critical patent/JP3840005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電式複写機、プリンター等の画像形成装置の現像装置に現像剤としてのトナーを補給するために用いられトナー補給容器の再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、静電式複写機、プリンター等の画像形成装置には現像剤として微粉末トナーが使用されている。画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器を用いて画像形成装置本体へのトナー補給が行われている。
【0003】
画像形成装置本体へトナーを補給する際には、画像形成装置本体からの駆動によりトナー補給容器内の撹拌搬送部材を回転することでトナーを搬送し、開口部からトナーを少量ずつ排出して、画像形成装置本体にトナーを補給している。
【0004】
このようなトナー補給容器本体や、その内部に設けた撹拌搬送部材及びこれらに駆動伝達するギア等の部品は寿命が長く、容器内のトナーを使用した後も使用可能であるため、最近では補給使用後の容器を回収し、再生利用(リサイクル)するようになってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
回収された容器を再生利用するためには、再生前に容器を構成する部材の状況を確認して、再生利用に適切かどうか判定する必要がある。たとえば、前記撹拌搬送部材に可撓性を有する弾性部材を使用し、撹拌搬送部材と内壁との摺擦によりトナーを搬送、排出するトナー補給容器の場合、長期間の過酷環境での保管により可撓性部材が変形してしまう場合がある。その結果、可撓性部材の容器内壁への摺擦力が弱まるため、残トナー量が増加してしまう恐れがある。このような容器は再生利用に不適切であり、再生前に検査により排除する必要がある。
【0006】
しかしながら、前記トナー補給容器は、容器内部に部材を組込んだ後容器を密閉しているため、前記撹拌搬送部材のような容器に内装される部材の状況確認が非常に困難であるという問題がある。そのため、従来は容器を分解して部材を取り出した上で検査しており、リサイクルとしての効率が良くなかった。
【0007】
本出願に係る発明の目的は、上記従来例を改善するものであり、補給使用後のトナー補給容器を再生使用するために、分解することなく撹拌部材に設けた可撓性翼部の変形等の異常を確認できトナー補給容器の再生方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る発明の目的を実現するトナー補給容器の再生方法は、非円筒状のトナー収納部と前記トナー収納部内のトナーを排出するための排出口と、回転動作により前記トナー収納部の内面の一部と摺擦可能な可撓性翼部を備えたトナー撹拌部材と、前記トナー収納部内にトナーを充填するための充填口と、前記トナー収納部に設けられ、前記トナー撹拌部材の異常を検査するために用いられる検査用目印と、を有し、画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器の再生方法において、前記排出口と前記充填口を密閉している部材をそれぞれ取り外す第1の工程と、前記可撓性翼部の先端が前記検査用目印を通り過ぎて前記トナー収納部内面と非接触となるように前記トナー攪拌部材を回動させる第2の工程と、前記トナー攪拌部材を、前記第2の工程での回動方向とは逆方向に回動させて前記可撓性翼部の先端を前記トナー収納部の内面に接触させる第3の工程と、前記可撓性翼部の先端が前記トナー収納部の内面と接触している位置と前記検査用目印との位置関係に基づき前記トナー攪拌部材の異常を確認する第4の工程と、前記トナー攪拌部材に異常がないとき、前記排出口を密閉する部材を前記排出口に取り付けて前記充填口からトナーを充填し、前記充填口を密閉する部材を前記充填口に取り付ける第5の工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1から図28は本発明の第1の実施の形態を示す。
【0011】
まず最初に本発明に係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写機の構成について図1に基づいて説明する。
【0012】
同図において、100は電子写真複写機本体(以下装置本体という)である。また、101は原稿であり、原稿台ガラス102の上に置かれる。そして、画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、電子写真感光体ドラム104上に結像する。105〜108はカセットである。これらカセット105〜108に積載された記録媒体(以下、「用紙」という。)Pのうち、操作部100aから使用者が入力した情報もしくは原稿101の紙サイズから最適な用紙をカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては、用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択できる。
【0013】
そして、給紙、分離装置105A〜108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送し、ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて搬送する。なお、111,112は転写放電器、分離放電器である。ここで、転写放電器111によって、ドラム104上に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によって、トナー像の転写された用紙Pをドラム104から分離する。
【0014】
この後、搬送部113により搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙上のトナー像を定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。また、両面コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0015】
また、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排紙される。
【0016】
そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度装置内へ搬送される。さらにこの後、再給紙搬送部119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0017】
ところで、上記構成の装置本体100において、ドラム104の回りには現像部201、クリーナ部202、一次帯電器203等が配置されている。ここで、現像部201は、原稿101の情報を光学部103によりドラム104に形成された静電潜像をトナーを用いて現像するものである。そして、この現像部201へトナーを補給するためのトナー補給容器301が装置本体100に使用者によって着脱可能に設けられている。
【0018】
ここで、現像部201は、トナーホッパー201aと現像器201bとを有している。トナーホッパー201aは、トナー補給容器301から補給されたトナーを撹拌するための撹拌部材201cを有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌されたトナーは、マグネットローラ201dにより現像器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り部材201eを有している。そして、マグネットローラ201dによりトナーホッパー201aから送られたトナーは、送り部材201eにより現像ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム104に供給される。
【0019】
なお、クリーナー部202は、感光体ドラム104に残留しているトナーを除去するためのものである。また、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯電するためのものである。
【0020】
図2に示す外装カバーの一部であるトナー補給容器交換用カバー15(以下交換用カバーという)を図3に示すように使用者が開けると、容器受け台50が駆動系(不図示)によって、所定の位置まで引き出される。そして、この容器受け台50上にトナー補給容器301を設置する。使用者が容器301を装置本体100から取り出す際には、引き出された容器受け台50に載っているトナー補給容器301を取り出す。ここで、カバー15はトナー補給容器301を着脱(交換)するための専用カバーであって、容器301を着脱するためだけに開閉される。なお、装置本体100のメインテナンスは、前面カバー100cを開閉することによって行われる。
【0021】
なお、容器受け台50を介することなく、トナー補給容器301を直接装置本体100に設置し、また、装置本体100から取り外してもよい。
【0022】
次に本発明に係るトナー補給容器の実施の形態について説明する。
【0023】
なお、本実施の形態は、搬送部材と、搬送部材とは別体の撹拌部材とを、トナー補給容器に設けたものである。
【0024】
図4は、本実施の形態に係るトナー補給容器301の斜視図である。
【0025】
また、図5の(A)は本実施の形態に係るトナー補給容器の正面図、(B)はその長手方向断面図である。(C)はこのトナー補給容器の左側面図、(D)はこのトナー補給容器の右側面図、(E)はトナー補給容器の側面断面図、(F)はトナー補給容器の平面図である。図6はトナー補給容器が装置本体100に設置され、補給開口が開封された状態の正面断面図である。図7はトナー補給容器が装置本体100に設置され、補給開口が封止された状態の正面断面図である。
【0026】
図4〜図7において、301Aは容器本体、302は容器本体301Aに収納されているトナーをトナー補給開口部301aの方向へ搬送するための搬送部材である。303はトナー補給口301gを封止するための封止部材、304は装置本体100にトナー補給容器が装着された際に、封止部材303に駆動力を伝達するためのカップリング部材である。305は容器本体301A内のトナーを撹拌するための撹拌部材である。306は撹拌部材305に係合し画像形成装置からの回転駆動力を撹拌部材へと伝達する伝達部材である。307は装置本体100にトナー補給容器が装着された際に伝達部材306に駆動力を伝達する第2カップリング部材である。
【0027】
また、309はトナーの漏れを防止するためのオイルシールである。
【0028】
ここで、トナー補給容器部品としてのトナー補給容器本体301Aについて、図8、及び、図9を用いて説明する。なお、図8は容器本体の斜視図である。
【0029】
また、図9(A)は、容器本体の正面図、(B)は断面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側断面図、(F)は平面図である。
【0030】
トナー補給容器本体301Aは、下部にいくほど幅の狭くなる湾曲部301Fと、その湾曲部の下部に設けられた、ほぼ一定の幅を有する直線部301Gとその直線部の下方に設けられた略半円形状の半円部301Hとを有している。
【0031】
この容器本体301Aの一側面301A1の下部には、トナー収納部301nに収納されたトナーを装置本体に供給するための筒状のトナー補給開口部301aが突設されている。またこのトナー補給開口部301aの一端部にはトナー補給口301gが設けられている。また他側面301Bの、トナー補給開口部301aに対応する位置には搬送部材302を回転自在に保持するための第1受け部301bが形成されている。
【0032】
更に、底面301Dの外側にはトナー補給容器301が装置本体100に装着された際に、装置本体100により位置合わせされる係合部301cが設けられている。この係合部301cは、装置本体100に設けられたトナー補給口開閉手段に係合されてトナー補給容器301を着脱方向に移動させるための係合部3しての機能も有する。
【0033】
なお、本実施の形態では、この係合部301cは下面301Dから外側へ突出したダボである。また上面301Eには装置本体100へのトナー補給容器301を装着する、又は装置本体100から取り出す際に使用者が把持する把手301eが設けられている。また正面及び背面の下方傾斜面(湾曲部)301Fには、使用者がトナー補給容器301を装置本体100に装着する際に、容器本体301Aをもちやすくするための溝301fが容器の長手方向に沿って互いに略平行に形成されている。
【0034】
また、他側面301Bの第1受け部301b1の上方には、撹拌部材305を回転可能に支持するための第2受け部301b2が設けられている。
【0035】
ここで、トナー補給開口部301aは、容器本体301A1の長手方向において、把手301eの設けられている側面301Bとは反対側の側面301A1に設けられている。したがって、使用者がトナー補給容器301を装置本体100に装着する際に、不用意にトナー補給開口部301aにふれるのを防止することができる。また、トナー補給開口部301aは、側面301A1の下方に設けられている。したがって、容器本体301Aに収納されているトナーが少なくなっても効率よくトナーを排出することができる。
【0036】
ここで、トナー補給開口部は、側面301Aから20mm〜40mm、好ましくは、約27.8mm突出している。また、トナー補給開口部301aは、円筒形であって、その円筒形部分の外径は、20mm〜30mm、より好ましくは、26mm〜29mm、最も好ましくは、約27.6mmである。
【0037】
また、前述したように、下面301Dの外側には、係合部301cが設けられている。この係合部301cは、トナー補給容器が装置本体100に装着された際に、装置本体100に設けられた係止部51C(図13)により位置合わせされる。この係合部301cは前述したように、下面301Dから外方へ突出している円柱形の突起(ダボ)である。この円柱形部分の外径は、5mm〜12mm、好ましくは、約8mmである。また、位置合わせ部は前記下面301Dから2mm〜8mm、そして、この係合部301c(位置合わせ部)は、下面301Dの長手方向において、トナー補給開口部301aの位置する側とは反対の側端面301Bから60mm〜80mm、好ましくは、約71mmの位置に設けられている。
【0038】
なお、係合部(位置合わせ部)301cは、円柱形であることが好ましいが、角柱形、半円形等であってもよい。
【0039】
なお、側面301A1及び他側面301Bには、工場出荷前に容器本体の寸法検査を行う際に、容器本体を位置合わせするためのボス301k,301lがそれぞれ2個ずつ設けられている。
【0040】
また、301mは、誤装着防止用のリブである。
【0041】
トナー補給容器ごとに異なる位置にリブ301mを設けることにより、ユーザーが他の種類の容器を装置本体に装着するのを防止することができる。
【0042】
なお、容器本体301Aはプラスチック等の樹脂を射出成形、ブロー成形、あるいは、インジェクションブロー成形等の方法で製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても良い。また容器本体301Aは、適宜2部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法で製造するとよい。
【0043】
なお、本実施の形態では、ハイインパクトポリスチレンを射出成形した上フレームと下フレームの2つのフレームを振動溶着して製造した。
【0044】
また、搬送部材302は、図6に示すように軸部302Aと、この軸部302Aに設けられ、軸部302Aの回転により粉体トナーを所定の方向へ搬送する搬送部である螺旋形状の剛性の搬送羽根302Bとを備えている。そして、搬送部材302は、軸部302Aの軸線が略円形のトナー補給口301gの中心と略一致した状態で容器本体301Aに取り付けられている。
【0045】
なお、搬送部材302は、本実施の形態で説明した所謂スクリュータイプに限定されるものではなくて、例えば軸部302Aに可撓性の羽根を取りつけたもの等であってもよい。また、軸部と羽根は一体成形であっても、あるいは、別体であってもよい。なお、本実施の形態では、軸部302Aと羽根302Bはプラスチック製であって、一体成形されている。
【0046】
さらに本実施の形態では、この搬送部材302は、トナー補給開口部301aの筒部の内部に在する延在部分302cを有している。本実施の形態においては、この延在部分302cは、さらにトナー補給開口部301aの外方へ突出している。そして、この延在部分302cの外方へ突出した先端部分でもって装置本体100から回転駆動力を受ける。そのために、本実施の形態では、この先端部分に封止部材303を軸方向へ移動可能に取り付けている。
【0047】
ここで、この延在部分302cの一端部(駆動力受け部)302aは、装置本体100から封止部材303を介して回転駆動力を受けることができるような形状に形成されており、本実施の形態においては多角形状、特に、四角形状となっている。そして、軸部302Aの一端部は、延在部分302cの一端部302aを介して封止部材303に支持される。また、軸部302Aの他端部302bには、第1軸受け部材308が設けられている。そして、この第1軸受け部材308を介して、容器本体301Aに、搬送部材302は開封時に回転自由に支持されている。
【0048】
また、この搬送部材302は、搬送羽根302Bがトナー補給開口部301aの内壁面301a1に非接触の状態で、かつトナー補給開口部301aの内壁面と軸部302aが略水平となる状態で封止部材303に支持される。そして、このように搬送部材302を支持することによって、搬送部材302が回転することによりトナーをトナー補給口301gに向けて略水平に搬送することができる。さらに、トナー補給開口部301aの内壁面301a1と搬送羽根302Bとの間に微細なトナーが巻き込まれ、強く摺擦されて、内壁面301a1にトナーが溶融固着するのを防ぎ、粗大粒子が発生するという現象を防ぐことができる。
【0049】
なお、前述した通りこの搬送部材302もプラスチック等の樹脂を射出成形等の方法で製造するのが簡便で好ましいが、他の材料及び製造方法であっても構わない。また、任意に分割、接合して製造してもよい。
【0050】
次に、封止部材303について図10を用いて説明する。なお、図10において、(A)は封止部材の正面図、(B)は(A)のA矢示図、(C)は(A)のB矢示図、(D)は正面断面図である。
【0051】
図10の(A)〜(D)において、303bは、封止部材303のトナー補給容器301に対向する側に設けられ、トナー補給容器301のトナー補給口301gを開封可能に封止する封止部である。この封止部303bの外径はトナー補給口301gの内径よりも適当量大きく設定されている。そして、この封止部303bの嵌合部303b1をトナー補給口301gからトナー補給開口部301aに圧入嵌合することにより、封止部材303はトナー補給口301gを密封する。
【0052】
また、303cは、トナー補給容器301が装置本体100に装着された際に、装置本体100から搬送部材302を回転させるための駆動力を受けるための駆動力被伝達部(駆動部)となるカップリング係合部である。このカップリング係合部303cは封止部材303が容器本体301Aに取り付けられた際に封止部303bからトナー容器本体301Aとは反対方向へ搬送部材302の軸部302Aの軸線と略同軸線上に延在形成された突出部303c1を備えている。また、このカップリング係合部303Cは、突出部303c1の周面に設けられ、カップリング部材304と係合する駆動力受け部としての細長形状(スプライン状)の突起(リブ)303dとを備えている。なお、本実施の形態において、このスプライン突起303dは略等間隔で2箇所設けられている。
【0053】
具体的には、封止部材303bの長手方向を中心として約180°間隔で2個設けられている。
【0054】
また、リブ303dは、封止部材の外局面から0.5mm〜3mm、好ましくは、約1.8mm突出している。
【0055】
また、前記突出部303C1の外径は、10mm〜14mm、好ましくは、約12mmである。
【0056】
ところで、この封止部材303には、搬送部材302の一端部302aと係合して装置本体100から受けた駆動力を搬送部材302に伝達するための駆動力伝達部として係合孔303aを有している。この係合孔303aは、封止部303b及びカップリング係合部303cの形成部分にわたって形成された開口(空洞部)によって係合孔303aが構成されている。ここで、この係合孔303aは、トナー補給開口部301aから突出している搬送部材302の軸端部302aの4角形状に対応した4角形状を有する。そして、軸端部302aよりも僅かに大きく形成されており、これにより軸端部302aは係合孔303aに遊嵌される。
【0057】
そして、このように軸端部302aが係合孔303aに遊嵌されることにより、搬送部材302と封止部材303とは、搬送部材302の回転方向にはお互いに係止される。一方、軸線方向へはお互いに移動自在に構成されるようになっている。これにより、トナー供給容器装着時、封止部材303と容器本体301Aとの離間が可能となり、トナー補給口301gの開封(開口)が可能となる。
【0058】
ところで、この係合孔303aと軸端部302aとの係合長さは、封止部材303と容器本体301Aとが離間する際、外れることのない長さを有している。これにより封止部材303が容器本体301Aと離間しても、搬送部材302は封止部材303(カップリング係合部303c)を介して駆動力を受けることができる。
【0059】
また、このカップリング係合部303cと封止部303bとの間には、封止部303bがトナー補給開口部301aに圧入された際、粉体トナー供給部301aの端部に突き当たる鍔部303fが設けられている。この鍔部303fの外径は、トナー補給開口部301aの外径と略等しい(好ましくは、トナー補給開口部301aの外径よりも小さい)ようになっている。この鍔部303fにより封止部303bはトナー補給開口部301aに、封止部303bの長さ分だけ圧入されるようになっている。
【0060】
一方、303eはカップリング係合部303cの先端に形成され、装置本体100に設けられた係止部材6に係止される係止部としての係止突起303eである。この係止突起303eに係止部材6を係止することにより、トナー補給口301gを開封する際、封止部材303を固定することができる。
【0061】
ところで、このような構成の封止部材303もプラスチック等の樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料及び製造方法であっても、任意に分割、接合して製造しても構わない。また、封止部材303はトナー供給部301aに圧入嵌合してこれを密閉するため適度な弾性が必要とされる。その材料としては低密度ポリエチレンが最も好ましく、次いでポリブロピレン、ナイロン、高密度ポリエチレン等が好ましく利用できる。
【0062】
なお、303jは、装置本体100に設けられた係止部材6がはまりこむ係止溝である。この係止溝303jの幅は、1.5mm〜5mm、好ましくは、約3mmである。また、係止溝の深さは、0.5mm〜5mm、好ましくは、約2.5mmである。
【0063】
以上説明したように、封止部材303は、トナー補給開口部303aに嵌合する略円筒形状の嵌合部303b1を有している。そして、この嵌合部303b1と略同軸線上に、鍔部303fを有している。さらに、鍔部303fから嵌合部303b1が設けられている側とは反対側に、嵌合部303b1と略同軸線上に突出している突出部303c1を有しており、その根本に駆動受け部としての突起(リブ)303dが設けられている。また、突出部303c1の突出方向先端部には、係止溝303jが設けられており、さらに、先端には、係止部303が設けられている。また、嵌合部303b1側から、係止部303e側に向かって空洞部を有しており、この空洞部に駆動力伝達部としての係合孔303aが設けられている。この空洞部である係合孔303aの係止部303e側は開口していないので、嵌合部303b1をトナー補給開口部303aに嵌合した際に、空洞部である係合孔303aに入ったトナーが容器の外部に漏れ出ることはない。したがって、封止部材303を取りつけることにより、トナー補給開口部303aは封止される。
【0064】
本実施の形態において、封止部材303は4つの機能を備えている。即ち、▲1▼トナー補給開口部301aを封止する機能、▲2▼装置本体100から回転駆動力の伝達を受ける機能、▲3▼搬送部材303に回転駆動力を伝達する機能、及び▲4▼トナー補給開口部301aを開閉するために装置本体に設けられた係合部材6と係合する機能を有している。そこで、封止部材303が装置本体100から受けた駆動力を延在部分302cを介して軸部302Aへ伝達して、搬送部材302を回転することができる。
【0065】
次に撹拌部材305について説明する。図11(A)は撹拌部材305の正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。図11に示すように、撹拌部材305は、軸部305aと剛体翼部305bと可撓性翼部305cとを有している。また、図12には剛体翼部305の側面拡大図を、図13には可撓性翼部305cの拡大図を示した。軸部305aは比較的剛性の高いプラスチックを射出成形して製造した。剛体翼部305bはステンレスなどの金属、または非常に剛性の高い材料からなり、可撓性翼部305cは剛性の低い材質、例えばプラスチックフィルムまたはシート、あるいはエラストマーのシートなどから成る。本実施の形態においてはポリエステルシートを使用した。
【0066】
トナー補給容器本体の軸受部301hにおいて撹拌部材305の一端305dは、前述した伝達部材306に係合する。また他端305eは、トナー補給容器本体の第2受け部301b2においてストッバー部材(第2軸受部材)310fと係合する。また軸部305aは本実施の形態においては、比較的剛性の高いプラスチックを射出成形してなるが、金属などの他の材料を用いても良い。
【0067】
剛体翼部305bは、金属などで一体的に形成するのが簡便で好ましいが、他の材料あるいは製造方法であっても良いし、2部分あるいはそれ以上の部分に分割し、それらを溶着、接着等の手段で一体化する方法をとっても構わない。本実施の形態においては、厚さ約0.8mmのステンレス板をプレス加工したものを用いた。また該剛体翼部305bの前記軸部305aとの係合部分は、該軸部305aからの駆動を受けるべく該軸部305aに合わせた形状になっており、前記軸部305aの回転運動と共に回転し、容器内部のトナーを撹拌する。
【0068】
その際、図11のように一方端に切り欠き305hを入れておくと、より組立てが容易になる。さらに該剛体翼部305bは全長にわたって回転接線方向に対して略平行な板状となっており、翼部の回転方向下流側がトナー補給容器内壁面側に折曲している。但し、図12に示す折曲部305b1の長さrは、2mm〜8mm程度、折曲角度θについては30度〜50度程度が好ましい。さらに好ましくは折曲部305bの長さrは3mm〜5mm程度、折曲角度θは45度程度が好ましい。
【0069】
なお本実施の形態においては折曲部305b1の長さを約5mm、折曲角度を約45度とした。また回転軸中心から該剛体翼部の先端までの距離は容器本体の大きさにより適宜決めれば良いが、容器本体内半径の70〜95%程度が好ましい。本実施の形態においては、容器本体内径が約44.5mmであることから約39.4mm(89%)とした。
【0070】
可撓性翼部305cは剛性の低い材質、例えばプラスチックフィルムまたは、シート、あるいはエラストマーのシートなどから成る。そして厚さは約50μm〜500μm程度が好ましく、特に好ましくは100μm〜300μmが好適である。本実施の形態においては、厚さ約100μmのポリエステルシートを使用した。
【0071】
また、前記可撓性翼部305cは前記剛体翼部305bの折曲部305b1全長に渡って、先端が容器本体内壁面に接触するように貼付されている。そして前記剛体翼部とともに容器内壁面のトナーを掻き落としながら回転する。ここで前記可撓性翼部305cの回転半径方向の長さは、前記剛体翼部305bの先端から容器内壁面までの距離よりも0.5mm〜10mm程度長くなるように構成すると前述の効果をより高めることができる。
【0072】
本実施の形態においては、約6mm長くした。また本実施の形態では前記剛体翼部305bと前記可撓性翼部305cとの接着には図13に示すように両面テープ305i(DIC#8800CH)を用い、剛体翼部305bの折曲部に貼付した。他にもリベット止めやカシメなどの従来公知の手段で取り付けても良いし、剛体翼部と一体的に成形してもかまわない。
【0073】
また、図14に示すように剛体翼部305bを略中央部で軸線方向に対して180度の位相差を持たせるよう分割し、千鳥状に形成してもよい。ここで分割数は容器本体の形状及び長さによって適宜決めれば良く、3分割、4分割またはそれ以上でも構わない。また、剛体翼部305bの長手方向全長に渡って連続的に位相を変化させてスパイラル状に形成しても良い。また該剛体翼部305bの両端部及び略中央部の軸部との係合部分には図に示すように切り欠き305hを入れると組立て性が向上する。さらに該剛体翼部の回転方向への投影面積を減らし、トナーの抵抗を低減するために前記剛体翼部折曲部の長さを約3mmとした。なお、該折曲部の長さ、折曲角度については、2〜8mm、30〜50度程度が好ましく、より好ましくは3〜5mm、約45度程度に設定するのが良い。
【0074】
また該剛体翼部305bと可撓性翼部305cの接合手段としてアルミニウム製リベット305jを用いてカシメる方法を用いてもよい。この場合、可撓性翼部305cのリベット孔の位置が僅かでもずれると波打ちを起こすことも考えられるので、可撓性翼部305cの剛体翼部305b折曲部に当たる部分にミシン目やハーフカットなどを入れると良い。また貼付手段としては両面テープなど、他の従来公知の方法で取り付けても構わない。
【0075】
次に、トナー補給容器301の組立方法について説明する。
【0076】
トナー補給容器301の組立方法は、まず搬送部材302を下フレーム301Kの下部に上方向から挿入する。そして、第1受け部301b1にオイルシール309を挿入させた後、搬送部材302の他端部302bに軸受け部材308を係合させる。更にトナー補給口301gを封止部材303で封止する。次に撹拌部材305を上方向から挿入する。そして容器本体にオイルシール309を挿入させた後、撹拌部材305の両端に第2軸受け部材310と伝達部材306を係合する。その後、上フレーム301Jを下フレーム301Kに振動溶着する。
【0077】
次いで、容器本体301Aの内部に所定量のトナーをトナー補給容器301本体の充填口301iを通じて充填し、封止部材311より充填口301iを封止して完成する。このようにトナー補給容器301の組立ては極めて簡便であり、組立工数も非常に少なくて済む。
【0078】
なお、トナーの充填はトナー補給口301gより行っても良い。
【0079】
なお、トナー補給開口部301aが前述したトナー補給部開閉手段によって開封される際に、容器本体301Aには、トナー補給開口部301aと、係合部301cに力が加わる。その際、前述したように係合部301cは、容器本体301Aの下面の長手方向におけるトナー補給開口部301aの位置する側とは反対側に設けられているので、容器本体301Aが装置本体100に対してもち上がるのを抑えることができる。なお、仮に容器本体301Aがもち上がったとしても、上面301Eが装置本体100に設けられた天面部100d(図15)に当接することにより、容器本体301Aが上方へ所定距離以上移動するのを規制することができる。
【0080】
またトナー補給容器301の係合突起301c、トナー供給口301gは図15に示すように容器のスライド方向に沿った同一線上に配置することが望ましい。このように配置することにより、トナー補給容器301にスライド方向に対し、図16において左右方向どちらかのモーメントが発生するのを防止することができる。なお、仮に、左右方向どちらかのモーメントが発生したとしても、側面301A1、及び、301Bに設けられた横規制部としてのリブ301jが装置本体100に設けられた側壁部100eに当接することにより、容器本体301Aが横方向へ所定距離以上移動するのを規制することができる。
【0081】
ところで、トナー補給容器301の係合突起301cの高さは、トナー補給容器301のスライド移動時の上方向の脱落を防止するため、係合突起301cと容器チャツキング部材51cとの係りしろX(図15参照)が容器上部301Eと装置本体の天面部100dとのクリアランスY(図15参照)よりも大きく設定している。
【0082】
また、トナー補給容器301の図15における左右方向のリブ301jはガタを抑えるためトナー補給容器301の上部に設けることが望ましく、本実施の形態ではトナー補給容器301の高さ方向中央部よりも上部に側壁部100eと適当なクリアランスを有して設けられている。
【0083】
次に、本実施の形態に係るトナー補給容器301の駆動機構について説明する。
【0084】
トナー補給容器301の装着時、封止部材303のカップリング係合部303cは、図6に示すように装置本体100側の第1カップリング部材304と係合する。ここで、この第1カップリング部材304は、装置本体100側に設けられた駆動装置(不図示)の駆動力を封止部材303に伝達するためのものである。
【0085】
図16は、この第1カップリング部材304の詳細形状を示す図である。
【0086】
512は外周面512aにギアが形成されたギア部材である。ギア部材512はギア部512Aと蓋部512Bの2部材により構成されており、両者はスナップフィット、接着等により固定固着されている。ギア部材512の内部に付勢手段としてのコイルバネ514と移動部材513とが設けられている。コイルバネ514はギア部材512の蓋部512Bの内端512bと移動部材513の外周フランジ部513bに突き当たる。
【0087】
図17はギア部512の詳細図であり、(A)は正面断面図、(B)、(C)は側面図である。また図18は移動部材513の詳細図であり(A)は正面断面図(B)、(C)は側面図(D)は正面図である。
【0088】
図17においてギア部512Aには内周側に軸方向に延びるスライド案内リブ512A1が円周状に4箇所設けられている。図18において移動部材513にはスライド案内穴部513cが円周状に4箇所あり、先に説明したギア部512Aのスライド案内リブ512A1と係合することにりより移動部材513はギア部材512の内部にてスライド移動可能である。
【0089】
移動部材513において、513aは溝形状の駆動伝達部である。駆動伝達部513aはトナー補給容器301が装置本体100に装着された状態において、封止部材303の細長形状の突起303dと係合し、回転駆動力を封止部材へと伝達する。
【0090】
図16において、517,515はギア部材512を回転可能に支持する軸受け部材であり、516はオイルシールである。オイルシール516によりトナー補給口301gから排出されたトナーが軸受け部材515,517へと進入してギア部材512がロックすることを防止する。
【0091】
519はギアシール部材であり、トナー補給容器301が装置本体100に装着された状態において封止部材303に圧接することによりトナー補給口301gから排出されたトナーがギア部材512内部に進入することを防止する。
【0092】
511,510は第1カップリング部材304を支持する駆動側板である。518は軸受けホルダーであり、軸受け515とオイルシール516を保持し駆動側板511にビス止めもしくは接着等により固定固着されている。520はホルダーシール部材であり、図6に示されるホルダー5と軸受けホルダー518との間からのトナー漏れを防止する。
【0093】
ギアシール部材519、ホルダーシール部材518は、各々ギア部材512、軸受けホルダー518に両面テープ等により固定され、その材質は発泡ウレタン等の弾性を有する部材である。
【0094】
次に、第1カップリング部材304の動作について説明する。カップリング部材の移動部材513は先に説明した構成により図16の矢印A方向に退避可能である。通常はコイルバネ514により図16に示される位置に付勢されている。トナー補給容器301を装置本体100に装着すると、図7に示す様に封止部材303はカップリング部材304へと進入していく。この時、封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位置が合っていれば、図示しない本体駆動により、ギア部材512、駆動部材513が回転し、駆動伝達部513aを介して封止部材303が回転する。
【0095】
また、封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位材があっていない時には、移動部材513は封止部材303の突起303dにより図16の矢印A方向に押される。
【0096】
そして、本体駆動部によりギア部材512、移動部材513が回転すると、封止部材303の突起303dと移動部材513の駆動伝達部513aとの位相が合うまで移動部材513は空回りする。そして、位相が合ったところでコイルバネ514により移動部材513は駆動伝達部513aと封止部材303の細長形状の突起303dとが係合する図16の状態までスライド移動し、封止部材303に駆動を伝える。
【0097】
図19は第2カップリング部材307の詳細形状を示す図である。521は駆動伝達爪である。図20の(A)は駆動伝達爪521の正面断面図、(B)は側面図、(C)は正面図、(D)は上面図である。
【0098】
図20において、521aは爪部、521bはスライド案内部、521cは平行ピン溝部、521dはバネ受け面である。図21は図9に示す伝達部材306の詳細図であり、(A)は正面断面図(B)、(C)は側面図(D)は正面図である。図21において、306aは伝達爪部である。
【0099】
図19において、522は駆動軸であり、駆動軸522は軸受け525,526を介して駆動側板510,511に回転可能に支持されている。駆動軸522には1ウェイギア527が設けられており、1ウェイギア527には駆動軸522に当接位置に1ウェイクラッチ527a(所定の回転方向にのみ回転を伝える部材)が一体的に設けられている。
【0100】
駆動伝達爪521は、スライド案内部521bと駆動軸522が係合することによりスライド可能であり、平行ピン523が平行ピン溝部521cと係合することより、駆動軸522の回転を駆動伝達爪521に伝達する。524は付勢手段としてのコイルバネであり、バネ座528と駆動伝達爪521のバネ受け面521dに当接している。
【0101】
次に、第2カップリング部材307の動作について説明する。
【0102】
第2カップリング部材307の駆動伝達爪521は先に説明した構成により図19における矢印A方向に移動可能であり、通常はコイルバネ524により図19に示される位置に付勢されている。トナー補給容器301を装置本体100に装着すると、伝達部材306は第2カップリング部材307へと進入していく。ここで伝達部材307の伝達爪部307aと駆動伝達爪521の爪部521aが当たるような位相の場合には、伝達部材307の伝達爪部307aにより駆動伝達爪521の爪部521aは回転させられる。この時、伝達部材306の回転に伴い駆動軸522も回転するが、1ウェイギア527の1ウェイクラッチ部527aで空回りするため、トナー補給容器301を装置本体100に装着する時に駆動伝達爪521と伝達部材306とが干渉することがない。
【0103】
更に先に説明した手段により図7の状態から図6の状態に移動されたトナー補給容器において、伝達部材306の左方向への退避に伴い駆動伝達爪521か付勢手段524により移動するため、伝達部材306の伝達爪部306aと駆動伝達爪521の爪部521aは係合状態を維持し続ける。
【0104】
よって、図示しない本体駆動手段により1ウェイギア527、駆動軸522、駆動伝達爪521を介して伝達部材306は回転を伝えられ、更には撹拌部材305が回転する。
【0105】
次に、トナーの排出について説明する。
【0106】
トナー補給容器301を装置本体100へ装着した際、封止部材303先端の係止部303eは、画像形成装置の係止部材516に係止され、容器本体301Aのトナー補給口301gからは離れた位置で保持される。この時、搬送部材302と封止部材303との回転方向の係合関係はそのまま保たれている。
【0107】
また、封止部材303はカップリング係合部(駆動力受け部)303cで装置本体の第1カップリング部材304と係合する。第1カップリング部材304は装置本体のモーター等の駆動源(不図示)からギア等の駆動伝達手段(不図示)を介して回転駆動を受け、これがスプライン状の突起303dとの係合にて封止部材303に伝達される。更に、角穴303aと搬送部材302の先端302aとの係合にて搬送部材302へと伝達される。
【0108】
また同様に、撹拌部材304の一端304dに係合する伝達部材306は装置本体の第2カップリング部材307と係合する。装置本体の第2カップリング部材307は装置本体のモーター等の駆動源(不図示)からギア等の駆動伝達手段(不図示)を介して回転駆動を受け、これが係合爪306aとの係合にて撹拌部材304へと伝達される。なお搬送部材302及び撹拌部材304の回転数はそれぞれ、約52回転/分、約10回転/分になるように設定した。
【0109】
撹拌部材304が回転すると、輸送中の振動や長期間の保管によって空気が抜けて凝集したトナーは解され、更に搬送部材302の回転によってトナー補給開口部301aに向かって搬送され、トナー補給口301gから排出落下して装置本体のトナーホッバー201aへと補給される。
【0110】
以上、上記の構成の容器を用いてトナーの排出実験を行った。容器本体にトナーを充填し、撹拌部材の回転数を約10回転/分、搬送部材の回転数を約52回転/分に設定してトナー排出を行った。そして、容器から排出されたトナーを篩(目の開き75μm、SUS製)を用いて粗粒の発生量を確認したが、粗粒の発生は認められなかった。さらに容器内の残トナー量は20gであり、トナー残量の低減効果も確認された。
【0111】
なお、本実施の形態においては、封止部材303が搬送部材302に対して、軸線方向に移動可能に構成したが、図22に示すように封止部材と搬送部材を一体的に構成してもよい。図22において、封止部材320は、封止部320aと、駆動力受け部320bとトナー搬送部320cとを有している。そして封止部材320は、容器本体に対して図22における矢印A方向に移動可能になっている。
【0112】
また、封止部材303の有する前記駆動部(駆動力伝達部)303aにシール部材を設けてもよい。図23において、(A)はシール部材を有する封止部材の正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図である。
【0113】
330は円盤状のシール部材であり、撹拌部材302の軸端部302aの形状に対応した角穴状の孔330aを有する。本実施の形態では、孔330aの断面形状は軸端部302aと同様に正方形とした。シール部材330は、封止部材303の容器本体と対向する側に設けられ、撹拌部材302の軸端部302aが孔330aを貫通して孔330aに遊嵌されるように構成されている。
【0114】
図24に本発明の実施の形態を適用したシール部材330の正面図を示す。331は両面テープであり、シール部材330の封止部材303と対向する側に設けられている。両面テープ331は孔331aを有し、軸端部302aが孔303aに遊嵌される際に孔330aと同様に孔331aも貫通するように構成されている。また両面テープ331が軸端部302aに接しないように、孔331aの断面形状は孔330aよりも小さく構成されている。本実施の形態では、両面テープにより封止部材303とシール部材330を固定したが、他の固定方法として2色成形やインサート成形により封止部材と一体化する方法をとっても構わない。
【0115】
図25に本発明の実施の形態を適用した搬送部材302と封止部材303の側面拡大図を示す。シール部材330の孔330aの径(W2)は軸端部302aの軸径(W1=6mm)よりも小さく構成されており、具体的にはW1とW2との差(d)が、0.5mm〜2mmであることが好ましい。なお本実施の形態では、W2=5mm、d=W1−W2=1mmとした。シール部材330の厚さは、シール性や組立性を考慮すると0.5mm〜5mmであることが好ましい。更に、より好ましくは1mm〜3mmのものを用いる方が良い。なお本実施の形態では、シール部材330の厚さは約2mmとした。シール部材330の材質は、同じくシール性や組立性を考慮すると柔らかい弾性体であることが好ましく、本実施の形態では、硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以下、摩擦係数μ=0.8以下、セルサイズ60〜300μm、比重0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンを使用した。
【0116】
以上、上記の構成の容器にトナーを充填し、撹拌部材の回転数を25回転/分に設定してトナー排出を行った後封止部材の連続開閉を行った結果、開閉200回でもトナーが孔303aの奥へと侵入せず封止可能であった。
【0117】
また、シール部材の材質に、シリコン、ウレタン等のゴム、ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の熱可塑性エラストマー及びスポンジを使用した封止部材を設けた容器本体を用いて同様の実験を行った。その結果、シール性に関して低発泡ポリウレタン等の発泡体を使用した場合と同様の結果が得られた。
【0118】
図26に本発明の実施の形態を適用したトナー補給容器の右側面拡大図を示す。
【0119】
図26において、容器本体301A内の側壁の非円筒面には位置合わせ用目印2が設けられている。位置合わせ用目印2は、容器本体301Aの長手方向に渡って撹拌部材305の軸線方向に対して平行に設けられている。また位置合わせ用目印2から撹拌部材305の回転中心までの距離が撹拌部材305の回転半径と略一致するよう設定されている。
【0120】
位置合わせ用目印2は、容器内壁上に元々設置されているもので兼用しても構わない。ただし撹拌部材305の回転中心から目印2までの距離が撹拌部材305の回転半径と略一致していない場合には、可撓性翼部305cと容器内壁との位置合わせを行った際に、可撓性翼部305cが変形していなくても翼部先端が目印よりも下部に位置する場合がある。その際には可撓性翼部305c先端と目印2の位置を一致させるために、容器側面を外部から1〜2mm押し込む必要がある。なお本実施の形態では、位置合わせ用目印2aは容器本体301Aの上フレーム301Jと下フレーム301Kとの溶着継ぎ目で兼用した。
【0121】
可撓性翼部305cと容器内壁との位置合わせ方法は、まず図27(a)に示すように撹拌部材305を可撓性翼部305cが容器内壁に摺擦しない位置まで回転させる。次に図27(b)に示すように撹拌部材305を逆回転させて、可撓性翼部305cの先端を容器本体301Aの内壁の非円筒面に接触させる。
【0122】
可撓性翼部305c先端と位置合わせ用目印2との位置確認は覗き窓より目視により行うが、その際に覗き窓から照明で容器内を照らしたり、覗き窓からファイバースコープを挿入してモニター等で確認したりすれば、より好ましい。
【0123】
さらに容器本体301Aを透明化すれば、装置等を使用せずに容易に外部から位置関係を確認できるため、なお好ましい。
【0124】
また、覗き窓は、容器内全体を一望できるように、容器本体301Aの長手方向端部に設けるのが好ましい。覗き窓も位置合わせ用目印と同様、容易に元々設置されているもので兼用しても構わない。なお本実施の形態では、トナー充填口301iから目視確認を行った。
【0125】
以上、上記の構成を用いたトナー補給容器301を使用し、トナーが物流輸送時に高温高湿環境に放置されたことを想定して、トナーを充填した容器本体301Aを温度40℃、湿度90%の環境に10日間放置後、撹拌部材305を回転させて容器内のトナーを全て排出させた。
【0126】
その後、容器本体301A内をトナー充填口から目視で確認したところ、可撓性翼部305cの先端を上記方法で容器本体301Aの内壁の非円筒面に接触させた際、翼部先端は図28(a)に示すように位置合わせ用目印2の上部に位置していた。この容器にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器内の残トナー量は30gだった。またトナー排出後容器本体301Aを分解して撹拌部材305を確認したところ、可撓性翼部305cの変形等の異常はなかった。
【0127】
さらに、トナーが容器内で通常よりも更に過酷な環境に放置されたことを想定して、トナーを充填した容器本体301Aを温度50℃、湿度95%の環境に10日間放置後、撹拌部材305を回転させて、容器本体301A内のトナーを全て排出し、容器本体301A内をトナー充填口から目視で確認したところ、可撓性翼部305cの先端を上記方法で容器本体301Aの内壁の非円筒面に合わせた際、翼部先端は図28(b)に示すように位置合わせ用目印2の下部に位置していた。
【0128】
この容器にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器内の残トナー量は60gで、通常使用の容器の場合と比較して大幅に増加した。またトナー排出後容器本体301Aを分解して撹拌部材305を確認したところ、可撓性翼部305cの変形が確認された。
【0129】
また、実際に補給使用した容器を回収し、可撓性翼部305cの先端を、容器本体301Aの内壁の非円筒面に合わせた際、翼部先端が長手方向の前面に渡って位置合わせ用目印2の上部に位置していた容器にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器内の残トナー量は未使用品と同レベルだった。
【0130】
このように、可撓性翼部の先端を容器内壁の非円筒面に接触させた際、翼部先端と容器内壁に設けた目印との位置確認を目視ですることにより、容器を分解すること無く可撓性翼部の変形等の異常を確認することが可能になり、容器の再生利用の可否判定を容易に行うことができる。
【0131】
(第2の実施の形態)
図29に本発明の第2の実施の形態を適用したトナー補給容器の左側面拡大図を示す。図29において、容器内壁の非円筒面に目盛り3が所定の間隔で設けられている。目盛り3は、容器本体の長手方向に渡って撹拌部材305の軸線方向に対して平行に設けられている。目盛り3の一間隔Dについては、1mm〜2mm程度が好ましい。なお本実施の形態では、目盛り間隔Dは1mmとした。それ以外の構成は、第1の実施の形態と同じである。
【0132】
以上、上記の構成を用いたトナー補給容器を使用し、トナーが容器内で通常よりも更に過酷な環境に放置された場合を想定して、トナーを充填した容器本体301Aを温度45℃、湿度95%の環境に10日間放置後、撹拌部材305を回転させて容器本体301A内のトナーを全て排出し、容器本体301A内をトナー充填口から目視で確認したところ、可撓性翼部305cの先端を上記方法で容器本体301Aの内壁の非円筒面に合わせた際、翼部先端は長手方向の前面に渡って45℃放置時は目盛り3のAの位置、50℃放置時はBの位置を指していた。これらの容器にトナーを再充填し、排出を行った結果、排出終了後の容器内の残トナー量は45℃放置時は50g、50℃放置時は60gだった。またトナー排出後容器本体301Aを分解して撹拌部材305を確認したところ、両条件とも可撓性翼部305cの変形が確認されたが、変形の程度は50℃放置時の方が僅かに大きかった。
【0133】
このように、可撓性翼部の先端を容器内壁の非円筒面に接触させた際、翼部先端と容器内壁に設けた目盛りとの位置確認を目視ですることにより、容器を分解すること無く可撓性翼部の変形の程度差を確認することが可能となる。
【0134】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のトナー補給容器の再生方法によれば、容器本体内に内装される撹拌部材に設けた可撓性を有する翼部材の変形等の異常を外部からの確認することが可能となり、容器の再生利用の可否判定を容易に行うことができる。
【0135】
これにより、トナー補給容器を無駄なく再生することが可能となり、再生後のトナー補給容器も新品と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写機の構成を示す図。
【図2】図1の斜視図。
【図3】図1の電子写真複写機のトナー供給容器交換用カバーを開いてトナー補給容器を電子写真複写機に装着する様子を示す斜視図。
【図4】図3のトナー補給容器を示し、(A)は封止部材の設けられている側から見た斜視図、(B)は把手の設けられている側から見た斜視図。
【図5】図3のトナー補給容器を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側面断面図、(F)は平面図。
【図6】図3のトナー補給容器が装置本体に設置され、補給開口部が封止された状態の正面断面図。
【図7】図3のトナー補給容器が装置本体に設置され、補給開口部が開封された状態の正面断面図。
【図8】図3のトナー補給容器の外観を示し、(A)は補充開口部の設けられている側から見た斜視図、(B)は把手の設けられている側から見た斜視図。
【図9】トナー補給容器の外観を示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は左側面図、(D)は右側面図、(E)は側面断面図、(F)は平面図。
【図10】封止部材を示し、(A)は正面図、(B)はA矢示図、(C)はB矢示図、(D)は正面断面図。
【図11】他の実施の形態の撹拌部材を示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図。
【図12】図11の剛性翼部の側面拡大図。
【図13】図11の可撓性翼部の拡大図。
【図14】第1の実施の形態に係る撹拌部材を示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は底面図。
【図15】第1の実施の形態のトナー補給容器が装置本体に装着された状態を示す図。
【図16】図6の第1カップリング部材の詳細形状を示す図。
【図17】(A)〜(C)は図16のギア部の詳細図。
【図18】(A)〜(D)は図16の移動部材の詳細図。
【図19】図16の第2カップリング部材の詳細形状を示す図。
【図20】図19の駆動伝達爪を示し、(A)は正面断面図、(B)は側面図、(C)は正面図、(D)は上面図。
【図21】移動部材の他の実施の形態を示し、(A)は正面断面図、(B)(C)は側面図、(D)は正面図。
【図22】封止部材と搬送部材を一体的に構成した例を示す図。
【図23】図22のシール部材を有する封止部材を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側面断面図。
【図24】シール部材を示し、(A)は容器本体側正面図、(B)は封止部材側正面図。
【図25】搬送部材と封止部材の側面拡大図。
【図26】本実施の形態を適用したトナー補給容器の正面断面拡大図。
【図27】(a)(b)は本実施の形態のトナー補給容器の目印と可撓性翼部との関係を示す図。
【図28】(a)(b)は本実施の形態のトナー補給容器の目印と可撓性翼部との関係を示す図。
【図29】本発明の第2の実施の形態を適用したトナー補給容器の正面断面拡大図。
【符号の説明】
1…トナー補給容器 1a…トナー補給開口
2…位置合わせ用目印 3…目盛り
6…係止部材 9…トナー受け入れ口
15…交換用カバー 18…ヒンジ部
50…スライド台 100…装置本体
201…現像部 201a…トナーホッバー
201b…現像器 100…装置本体
100a…操作部 100b…表示手段
100c…前面カバー 100d…天面部
100e…側壁部 301…トナー補給容器
301A…容器本体 301A1…側面
301B…他側面 301D…下面
301E…上面 301F…湾曲部
301G…直線部 301H…半円部
301J…上フレーム 301K…下フレーム
301a…トナー供給部(トナー補給開口部)
301b1…第1受け部 301b2…第2受け部
301c…位置合わせ部(係合凸部) 301e…把手
301f…溝 301g…トナー供給口
301h…軸受け部 301i…充填口
301j…容器ガイド部 301k…ボス
301l…ボス 301m…誤装着防止用リブ
301n…トナー収納部 302…搬送部材
302A…軸部 302B…搬送羽根
302c…延在部分 302a…延在部分の一端部
302b…他端部 303…封止部材
303a…駆動力伝達部としての係合孔
303b…封止部 303b1…封止部の嵌合部
303c…駆動力被伝達部(駆動力受け部)
303c1…突出部 303d…突起
303e…係止部である係合突起 303f…鍔部
304…第1カップリング部材 305…撹拌部材
305a…軸部 305b…剛性翼部
305c…可撓性翼部 305d…一端
305e…他端7 305f…ストッパー部材
305h…切り欠き 305i…両面テープ
306…伝達部材 307…第2カップリング部材
308…第1軸受け部材 309…オイルシール
310…第2軸受け部材(ストッバー部材)
311…封止部材
320…封止部材(搬送部材と一体に構成したもの)
320a…封止部 320b…駆動力受け部
320c…トナー搬送部 330…シール部材
331…両面テープ

Claims (2)

  1. 非円筒状のトナー収納部と前記トナー収納部内のトナーを排出するための排出口と、回転動作により前記トナー収納部の内面の一部と摺擦可能な可撓性翼部を備えたトナー撹拌部材と、前記トナー収納部内にトナーを充填するための充填口と、前記トナー収納部に設けられ、前記トナー撹拌部材の異常を検査するために用いられる検査用目印と、を有し、画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給容器の再生方法において、
    前記排出口と前記充填口を密閉している部材をそれぞれ取り外す第1の工程と、
    前記可撓性翼部の先端が前記検査用目印を通り過ぎて前記トナー収納部内面と非接触となるように前記トナー攪拌部材を回動させる第2の工程と、
    前記トナー攪拌部材を、前記第2の工程での回動方向とは逆方向に回動させて前記可撓性翼部の先端を前記トナー収納部の内面に接触させる第3の工程と、
    前記可撓性翼部の先端が前記トナー収納部の内面と接触している位置と前記検査用目印との位置関係に基づき前記トナー攪拌部材の異常を確認する第4の工程と、
    前記トナー攪拌部材に異常がないとき、前記排出口を密閉する部材を前記排出口に取り付けて前記充填口からトナーを充填し、前記充填口を密閉する部材を前記充填口に取り付ける第5の工程と、
    を有することを特徴とするトナー補給容器の再生方法。
  2. 前記第4の工程では、前記充填口を覗き窓として利用して前記トナー撹拌部材の異常確認を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器の再生方法。
JP24539799A 1999-08-31 1999-08-31 トナー補給容器の再生方法 Expired - Fee Related JP3840005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24539799A JP3840005B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 トナー補給容器の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24539799A JP3840005B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 トナー補給容器の再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001066867A JP2001066867A (ja) 2001-03-16
JP3840005B2 true JP3840005B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=17133055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24539799A Expired - Fee Related JP3840005B2 (ja) 1999-08-31 1999-08-31 トナー補給容器の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3840005B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001066867A (ja) 2001-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3697066B2 (ja) トナー補給容器、及び、電子写真画像形成装置
JP3697065B2 (ja) トナー補給容器、及び、電子写真画像形成装置
JP3927767B2 (ja) トナー補給容器及びトナー補給容器の再生方法
KR100425403B1 (ko) 토너보급용기
JP3408153B2 (ja) トナー補給容器及び電子写真画像形成装置
JP3403132B2 (ja) トナー撹拌翼及びトナー補給容器
JP3847985B2 (ja) トナー補給容器の再生方法
JP3710383B2 (ja) トナー補給容器の清掃方法及び再生方法
JP3507377B2 (ja) 現像剤補給容器の梱包形態
JP3840005B2 (ja) トナー補給容器の再生方法
JP4011831B2 (ja) トナー補給容器
JP3787552B2 (ja) トナー補給容器
JP2006003807A (ja) 現像剤補給容器
JP2002123076A (ja) トナー補給容器及び反転した可撓性部材を正常な状態に戻す方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees