JP3745290B2 - ネットワーク通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して電子メールを送受信するネットワーク通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ネットワーク化の進展に伴い、インターネットなどのネットワークを介して電子メール(E−mail)を送受信するネットワーク通信装置が種々の用途に用いられるようになっている。
【0003】
例えば、スキャナ機能を備え、単に画像読み取りデバイスとして用いることができるだけでなく、読み取った画像情報をネットワーク接続されたコンピュータなどの装置へ送信することのできるネットワーク通信装置も開発されている。
【0004】
また、スキャナ機能に加えて、さらに印刷機能や電話機能をも備えた、ネットワークファクシミリ装置も開発されている。
【0005】
このようなネットワークファクシミリ装置としてのインターネットFAXは、電話回線を通じてインターネットプロバイダに接続し、インターネットプロバイダのホストよりインターネットに接続するか、あるいは直接インターネットに接続する。そして、送信側および受信側のインターネットFAXが共にインターネットに接続されている状態で、電子メールの送受信をする。
【0006】
ここで、上記のように電子メールを用いて情報を送信する場合には、例えば通常のファクシミリで情報を送信する場合とは異なり、受信側において正常に受信されたかどうか、または受信側において処理が適切になされたかどうかが、送信側においては判別できないという問題があった。
【0007】
即ち、PSTN(公衆電話網)を介して互いにリアルタイムでファクシミリ通信を行うG3ファクシミリなどを用いる場合とは異なり、送信側端末から受信側端末宛に電子メールを送信すると、送信側端末から電子メールを送信した時点では、受信側端末において電子メールを正常に受信できたか、また適切に処理されたかなどについて、送信側端末で認識することはできない。
【0008】
このため、従来、電子メールによる送達の確認を行うために、結局電話による確認などが行われていた。
【0009】
しかしながら、このように、電子メールで情報を送信しても、その後電話で送達確認を行うのでは、手間がかかる。また、電話をしていたのでは、電話と異なり互いにリアルタイムで対話をする必要がないというような、電子メールによる通信の利点が損なわれることとなる。
【0010】
そこで、電子メールを受信した場合に、受信側端末が送達確認の応答を送信側端末に返信することによって送達確認を行う方法として、RFC2298ではMDN(Message Disposition Notification)の方法が規定されている。
【0011】
ここで、RFC(Request For Comment)とは、インターネットに関する技術の標準を定める団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)が正式に発行する文書をさす。
【0012】
RFCとしては、例えば、IP(internet protocol)、TCP(transmission control protocol)、HTTP(hypertext transfer protocol)、FTP(file transfer protocol)などインターネットで利用されるプロトコルや、その他インターネットに関わるさまざまな技術の仕様・要件などが、上記RFC2298のように通し番号をつけて公開されている。
【0013】
このMDN機能を備えたインターネットFAX(ネットワーク通信装置)が、特開2001−309109号公報に記載されている。このインターネットFAXは、電子メールを送信したとき、送信終了後、一定時間経過しても受信側よりMDN応答の電子メールが送られてこない時には、ユーザーにMDN応答(送達確認応答)が送られてこないことを告知するための不達レポートを記録出力する。
【0014】
これにより、受信側端末に正常に送信が行われたか否かを確認することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記MDN機能については、ネットワーク通信装置がネットワークを介して通信を行う上で最低限備えることが義務付けられている機能ではない。このため、受信側端末がMDN機能を備えているとは限らない。
【0016】
従って、上記公報に記載のインターネットFAXのように、通信を行う度にMDN応答を要求する構成では、受信側端末がMDN機能を備えていない場合には、受信側端末に電子メールが送達されていても、MDN応答を受信することはないため、無駄なMDN応答待ちが発生することとなる。
【0017】
また、たとえ受信側端末に電子メールが送達されていても、受信側端末がMDN機能を備えていなければ、送信側端末では不達レポートを記録出力することとなるため、無駄にレポートを記録出力することとなる。
【0018】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができるネットワーク通信装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明のネットワーク通信装置は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介したデータの送信終了後に、送信先にデータが送達されたか否かを、送信先から送達確認応答を受信することにより確認する送達確認応答機能を有するネットワーク通信装置において、上記データ送信に用いるための、送信先についての送信情報を、上記データの送信時に入力する入力手段を備え、上記送信情報は、上記送達確認応答の要否についての情報を含むことを特徴としている。
【0020】
通常、送達確認応答機能(MDN機能)は、ネットワーク通信装置がネットワークを介して通信を行う上で最低限備えることが義務付けられている機能ではない。このため、送信先のネットワーク通信装置は、MDN機能を備えているとは限らない。
【0021】
しかしながら、上記の構成によれば、送達確認応答の要否を含んだ送信情報をデータ送信時に入力するため、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると入力することができる。
【0022】
これにより、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータの再送を防止することができる。
【0023】
本発明のネットワーク通信装置は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介したデータの送信終了後に、送信先にデータが送達されたか否かを、送信先から送達確認応答を受信することにより確認する送達確認応答機能を有するネットワーク通信装置において、上記データ送信に用いるための、各送信先についての送信情報を記憶する記憶手段を備え、上記送信情報は、上記送達確認応答の要否についての情報を含むことを特徴としている。
【0024】
上記の構成によれば、送達確認応答の要否を含んだ送信情報が記憶手段に記憶されているため、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると予め登録することができる。
【0025】
これにより、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータを再送することを防止することができる。
【0026】
また、記憶手段を備えていることにより、データを送信する度に送信情報を入力するユーザーの入力作業を軽減することができる。
【0027】
上記のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含むことが好ましい。
【0028】
上記の構成によれば、送信先に応じて送達確認待ち時間(タイムアウト時間)を設定することができる。
【0029】
従って、送信先のメールサーバーとの接続状態に応じた送達確認待ち時間の設定が可能となり、例えば、送達確認待ち時間の設定を適切に行うことができる。
【0030】
上記のネットワーク通信装置は、送信情報が、少なくとも、送信するデータのファイル形式または圧縮形式のいずれかを含むことが好ましい。
【0031】
上記の構成によれば、ファイル形式(例えばTIFF、PDF)や圧縮形式(例えばMH、MMR)を送信情報として送信時に入力あるいは記憶手段に登録することにより、簡単にデータの送信を行うことができる。
【0032】
上記のネットワーク通信装置は、記憶手段への送信情報の記憶が、送信先を示すアドレスまたは番号を、記憶手段において対応させる短縮番号に登録するときに行われることが好ましい。
【0033】
上記の構成によれば、短縮番号登録と同時に記憶手段への送信情報の記憶を行うことにより、予め送信情報を登録することができ、ユーザーの入力作業を軽減することができる。
【0034】
上記のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、該送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを記憶することが好ましい。
【0035】
通常、送信先(受信側端末)がMDN機能を備えているか否か不明である場合、MDN機能を備えているものとしてデータを送信するが、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がない場合、送信先がMDN機能を備えていない可能性が高い。
【0036】
そこで、上記の構成によれば、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを記憶(設定)することにより、次回から、無駄な送達確認応答待ちの発生を防止することができる。
【0037】
上記のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、該送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないデータ送信が所定回数以上連続したときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定することが好ましい。
【0038】
通常、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないことが連続する場合、送信先がMDN機能を備えていない可能性が高い。
【0039】
そこで、上記の構成によれば、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないデータ送信が所定回数以上連続したときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定することにより、次回から、無駄な送達確認応答待ちの発生を防止することができる。
【0040】
上記のネットワーク通信装置は、送信先への送達確認応答の要求は不要であると、記憶手段において設定したことを、ユーザーに告知する告知手段を備えることが好ましい。
【0041】
上記の構成によれば、送信先がMDN機能を備えていない可能性が高いため、送達確認の要求を不要に設定したことを、ユーザーに知らせることができる。
【0042】
上記のネットワーク通信装置は、送達確認応答において、送信されたデータが送信先端末で正常に受信できなかったとの応答があったとき、データの再送を行い、該再送回数は、記憶手段に登録可能であることが好ましい。
【0043】
上記の構成によれば、送信元、即ち送信側端末から送信されたデータが送信先端末で完全に受信されなかった場合に(送達確認応答において、送信されたデータが送信先端末で正常に受信できなかったとの応答があったとき)、記憶手段に登録された回数、データの再送を行うことができる。従って、送信先端末が送信先に応じて、適切にデータの再送を行うことができる。
【0044】
本発明のネットワーク通信装置は、上記の課題を解決するために、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークファクシミリ装置としての機能を有し、上記データの送信するときに、送達確認応答要求が可能なネットワーク通信装置であって、送信先に応じて、上記送達確認応答の要否が設定可能であることを特徴としている。
【0045】
上記の構成によれば、送信先に応じて送達確認応答要求の要否が設定可能であることにより、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると設定することができる。
【0046】
従って、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータの再送を防止することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図13に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0048】
本実施の形態に係るネットワーク通信装置であるファクシミリ/電子メール装置は、データを記録媒体に印刷するプリンタ/コピーや、電話回線を利用した通常のファクシミリ(FAX)としての機能の他に、インターネットなどのネットワークを経由して、電子メール(E−mail)の送受信やサーバーとファイルの送受信を行う電子メール(E−mail/FTP(File Transfer Protocol))装置、およびインターネットファクシミリ(以下、インターネットFAXと称する)装置としての機能を有する。インターネットファクシミリ装置(ネットワークファクシミリ装置)としての機能については、後に詳述する。
【0049】
図1は、ファクシミリ/電子メール装置の構成を示すブロック図である。本ファクシミリ/電子メール装置は、メイン制御部1、パネル制御部(入力手段、告知手段)2、制御用メモリ3、制御用バッファ4、画像記憶部5、電子メール作成部7、読取部8、記録部9、符号/復号化制御部11、LAN(Local Area Network)制御部12、モデム13、網制御部(NCU:Network Control Unit)14、送達確認送受信制御部15、時計部16、およびジョブ管理部17を備えている。
【0050】
メイン制御部1は、CPU(Central Processing Unit)などを備え、ファクシミリ/電子メール装置本体の制御を行うものである。
【0051】
パネル制御部2は、原稿の読み込み、相手先入力などの指示を行うためのものである。パネル制御部2は、図示しない表示部および操作部を備え、画面を表示する。表示部は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)やCRT(ブラウン管:Cathode Ray Tube)ディスプレイなどであり、動作状態や送信先などを表示する。操作部は、操作するために必要なキー(入力手段)を備えている。
【0052】
本実施の形態のパネル制御部2は、表示装置および操作部を一体としたタッチパネル型となっており、その構成については後述する。パネル制御部2のタッチパネルからは、相手先の設定を行う。設定された相手先情報(送信先についての送信情報)は、制御用メモリ(記憶手段)3に格納される。
【0053】
制御用メモリ3は、ROM(Read Only Memory)などの、不揮発性のメモリやバックアップされた揮発性のメモリなどからなり、制御プログラムや相手先情報(送信先についての送信情報)が記憶されている。
【0054】
制御用バッファ4は、RAM(Random Access Memory)からなり、プログラムを動作させる上で必要なデータを格納する。
【0055】
画像記憶部5は、符号化された画像データ(データ)を記憶するとともに、後述する読取部8から読み込んだデータ、または受信したデータ、復号化後のデータなどを記憶する。
【0056】
再送回数カウント部6は、送信エラーにより電子メールを再送した場合において、その再送回数をカウントする。
【0057】
電子メール作成部7は、符号化された画像データにヘッダ情報を付加し、電子メールのフォーマットに変換する。
【0058】
読取部8は、原稿読み取り手段としての光電変換素子(CCD;Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿を所定の解像度の原稿画像として読み取る。そして、読み取った結果、ドットイメージデータを出力する。
【0059】
記録部9は、電子写真方式のプリンタ装置を備え、通信により受信した原稿等のデータをハードコピー(プリントアウト)する。
【0060】
符号/復号化制御部11は、読み込んだ原稿データの符号化または受信時の復号化を行う。即ち、符号/復号化制御部11は、画像信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画像情報(データ)を元の画像信号に復号化する。符号/復号化制御部11は、ファクシミリ通信で一般に使用されている、MH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)およびMMR(Modified Modified READ)などの符号化方式を用いることができる。
【0061】
LAN制御部12は、インターネット経由による電子メールの送受信通信およびインターネットファクシミリの通信を行うように、LAN(Local Area Network)と接続するためのものである。
【0062】
モデム13は、通常のファクシミリ通信を行うためのものであり、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。モデム13は、網制御部14を介して電話回線と接続されている。
【0063】
網制御部14は、電話回線と接続され、回線の制御を行う。網制御部14は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム13を公衆電話回線網と接続する。
【0064】
送達確認送受信制御部15は、送達確認(送達確認応答)の要求、および受信した送達確認の結果の管理などを行うためのものである。送達確認送受信制御部15は、上記電子メール作成部7の付加したヘッダ情報を用いて制御を行う。
【0065】
時計部16は、経過時間を計測するものであり、例えば、後述するタイムアウト時間などをカウントする。
【0066】
ジョブ管理部17は、後述する送信開始処理、送信処理、再送処理などにおけるジョブ状況を管理するものである。
【0067】
次に、パネル制御部2の構成について図7に基づいて説明する。
【0068】
同図に示すように、パネル制御部2は、操作部100および表示部101を備えている。表示部101は、液晶表示パネルによって構成されており、数字や記号だけでなく画像が表示可能となっている。この表示部101はタッチパネルである。従って、入力操作が容易になり、操作部100のキー配列が複雑になることがなく、この操作部100の構成を簡素化することができる。
【0069】
操作部100は、ユーザーが本ファクシミリ/電子メール装置に対して設定や条件または処理動作などの指示を入力するためのものである。操作部100は、テンキー102、クリアキー103、スタートキー104、全解除キー(CAキー)105、モード選択キー107、およびジョブステータス表示キー106を備えている。
【0070】
テンキー102…は、画像形成枚数や部数などを入力するためのものである。クリアキー103は、テンキー102から入力された情報などをクリアするためのものである。
【0071】
スタートキー104は、記録媒体への画像出力動作を開始するためのキーである。全解除キー105は、設定された条件を全てクリアするためのキーである。
【0072】
また、モード選択キー107は、例えば、インターネットを介して受信したデータなどを出力するプリンタとしてのプリンタモード、電話回線やインターネットを介して他の装置にデータを送信するFAXとしてのファクシミリモード、および、記録媒体から読み取った画像データを別の記録媒体に印刷する複写機としての複写(コピー)モードなどに対応するキー(プリンタキー・ファックス/イメージ送信キー・コピーキー)を有する。ユーザーは、これらのキーの中からいずれかを選択することにより、本ファクシミリ/電子メール装置の機能を選択する。
【0073】
ジョブステータス表示キー106は、現在の画像形成ジョブの状況(ジョブ状況)を選択表示するためのキーである。
【0074】
以下、本ファクシミリ/電子メール装置におけるインターネットFAX装置(ネットワークファクシミリ装置)としての機能について説明する。
【0075】
本ファクシミリ/電子メール装置は、インターネットFAX装置としてファクシミリ文書データ(データ、画像データ)を送信する場合、符号/復号化制御部11において符号化されたファクシミリ文書データは、電子メール作成部7において、ヘッダ情報が付加され、電子メールのフォーマットに変換される。
【0076】
即ち、インターネットFAX装置は、ファクシミリ文書データの送信先である電子メールアドレス(アドレス)にファクシミリ文書データを付加して電子メール化する。そして、電話回線を通じてインターネットプロバイダに接続し、インターネットプロバイダのホストよりインターネットに接続するか、または直接インターネットに接続して、ネットワーク上のメールサーバーにその電子メールを転送する。
【0077】
そして、送信側(本ファクシミリ/電子メール装置、送信側端末)および受信側(インターネットに接続したもう一台のファクシミリ/電子メール装置、送信先端末、受信側端末)のインターネットFAX装置が共にインターネットに接続されている状態で、電子メールの送受信をする。
【0078】
ここで、本ファクシミリ/電子メール装置は、配信成功後のメッセージの処理状況を通知するMDN(Message Disposition Notification)機能を有する。MDN機能とは、電子メールを受信した場合に、受信側端末(受信側インターネットFAX装置)が送達確認の応答(送達確認応答)を送信側に返信することによって送達確認を行うことができる機能(送達確認応答機能)のことをいう。
【0079】
そこで、本ファクシミリ/電子メール装置においては、電子メールのヘッダ部にMDNフィールドを付加し、そのフィールドに確認メールを送付するアドレス(送信側端末のアドレスまたは番号)を記述し、送達確認要求(送達確認応答要求)を行う。即ち、電子メール作成部7において、送達確認送受信制御部15が用いるためのMDNフィールド(ヘッダ情報)を付加する。
【0080】
次に、送信側インターネットFAX装置が、ファクシミリ文書データを電子メールとして、受信側インターネットFAX装置に送信する送信処理について、図2ないし図4に基づいて説明する。
【0081】
図2に示すように、まず、送信側インターネットFAX装置(本ファクシミリ/電子メール装置)が、送信処理を開始すると(S11)、インターネットに接続して、受信側インターネットFAX装置(送信先)に電子メールを送信する(S12)。
【0082】
そして、電子メールが正常に送信できていなければ(S13でNO)、電子メールを再送する(S14)。
【0083】
一方、電子メールが正常に送信できており(S13でYES)、かつ、送信側インターネットFAX装置において、送信先の受信側インターネットFAX装置について送達確認の設定が「無し」と登録されているものであれば(S15でNO)、そこで、送信処理は終了する。
【0084】
ここで、受信側インターネットFAX装置において、送達確認の設定の有無(要否)については、後述するように、送信先ごとに、制御用メモリ3の相手先情報に予め登録されている。また、送信先のアドレスまたは番号(送信情報)は、相手先情報に、短縮番号として登録されている。即ちユーザーが送信先のアドレスまたは番号に対応する短縮番号を入力することで、データの送信処理を開始することができる。
【0085】
なお、送信先のアドレスまたは番号、送達確認の設定の有無、後述する再送処理の回数などの送信情報は、相手先情報として予め登録されるものに限定されるものではなく、データの送信時に、その都度直接入力することにより、設定してもかまわない。
【0086】
また、電子メールが正常に送信できており(S13でYES)、かつ、送信側インターネットFAX装置において、該送信先の受信側インターネットFAX装置について送達確認の設定が「有り」と登録されているものであれば(S15でYES)、MDN機能としての応答待ち(以下、応答待ちと称する)を開始、即ち時計部16においてタイムアウト時間(送達確認待ち時間)のカウントを開始する(S16)。
【0087】
そして、受信側インターネットFAX装置からの送達確認の応答があり(S17でYES)、その応答において、受信側インターネットFAX装置が電子メールを受信できた、即ち、応答結果がO.Kとあれば(S19でYES)、そこで応答待ちは終了し(S20)、送信処理は終了する。
【0088】
ここで、上記応答は、タイムアウト時間(送達確認応答の受信を待機する最大限の時間)が経過するまでは待つこととする(S17でNO、S18でNO)。
【0089】
また、応答があっても、その応答が、受信側インターネットFAX装置が電子メールを正常に受信(受信側インターネットFAX装置において、送信側インターネットFAX装置が送信した電子メールが完全に受信)できなかったとの応答であれば(S19でNO)、図3に示すように、電子メールの再送処理を開始する(S31)。
【0090】
ここで、その再送処理が、相手先情報として予め設定された所定回数目でなければ(S32でNO)、再送処理を実行して(S34)、再び応答待ち(S16)から繰り返す。
【0091】
一方、その再送処理が予め設定された所定回数目である場合(S32でYES)、ユーザーにパネル制御部2を介して、送信エラーを告知して(S33)、応答待ちを終了して(S20)、送信処理を終了する。
【0092】
また、応答がないままタイムアウト時間が経過した(タイムアウトエラーが生じた)場合(S18でYES)、図4に示すように、送信先である相手先情報として、送達確認の設定が「有り」と登録されている場合、即ち送信先が短縮ダイヤルとして登録されている場合(S41でYES)、予め設定された所定回数目のタイムアウトエラーであれば(S42でYES)、送達確認の設定を「無し」に変更(送達確認「有り」の設定を解除する)する(S43)。
【0093】
そして、タイムアウトエラーと送達確認の設定を「無し」に変更したこととを、ユーザーに、パネル制御部2を介して告知し(S44)、応答待ちを終了して(S20)、送信処理を終了する。
【0094】
一方、送信先である相手先情報として、送達確認の設定が「無し」と登録されている場合(S41でNO)、即ち送信先が短縮ダイヤルとして登録されておらず、送信先の電子メールアドレスを、パネル制御部2を介してユーザーが直接入力する場合、および、送達確認の設定が「有り」と登録されていても所定回数目のタイムアウトエラーではない場合(S42でNO)、ユーザーに、パネル制御部2を介してタイムアウトエラーを告知した(S45)後、応答待ちを終了して(S20)、送信処理を終了する。
【0095】
ここで、タイムアウトエラーについて、予め設定された所定回数とあるのは、その送信先に何度かデータを送信したことがあって、その都度タイムアウトエラーが発生している場合において、送達確認「有り」の設定を解除するまでの、タイムアウトエラーの発生する回数の限度のことをいい、所定回数タイムアウトエラーが発生すると、送達確認「有り」の設定を解除する。
【0096】
ところで、送信側インターネットFAX装置が、ファクシミリ文書データを電子メールとして、受信側インターネットFAX装置に送信する後述の送信処理の前には、まず、送信開始処理を行う必要がある。
【0097】
送信開始処理の一例について、図5に基づいて説明する。まず、読取部8に電子メールとして送信したい原稿をセットする(S51・S52)。
【0098】
制御用メモリ3に記憶されている相手先情報を用いる場合(S53でYES)、相手先情報として登録されている送信先の短縮番号を、キー押下入力あるいはワンタッチキー入力する(S54)。この相手先情報の例については後述する。
【0099】
ここで、短縮番号のキー押下入力とは、例えば制御用メモリ3において送信先が短縮番号「009」に設定されている場合、図7に示す操作部100のテンキー102…のうち、「0」・「0」・「9」を順に押下することにより、「009」を入力することをいう。
【0100】
また、ワンタッチキー入力とは、図7に示す表示部101のタッチパネルに表示された数字の「0」・「0」・「9」を順に直接触ることにより、「009」を入力することをいう。
【0101】
次に、ユーザーが図7に示すスタートキー104を押すと(S61)、読取部8においてセットされている原稿の読取が開始される(S62)。そして、原稿の読み取りが終了すると、送信開始処理を終了する(S63)。
【0102】
一方、相手先情報を用いない場合(S53でNO)、送信先の電子メールアドレス(E−mailアドレス)を、例えば図7に示す表示部101のタッチパネルから直接入力する(S55)。
【0103】
そして、TIFFやPDFなど送信する原稿のファイル形式(ファイルフォーマット)、および、MHやMMRなど圧縮形式を入力する(S56)。
【0104】
ここで、送達確認を「無し」に設定する場合(S57でNO)、その後、スタートキー104を押す(S61)。
【0105】
一方、送達確認を「有り」に設定する場合(S57でYES、S58)、上述したタイムアウト時間(送達確認待ち時間)を入力する(S59)。そして、受信側インターネットFAX装置が電子メールを受信できなかったとの応答があった場合の再送処理の回数(所定回数)を入力して(S60)、スタートキー104を押す(S61)。
【0106】
ここで、上述した送信先の電子メールアドレス、送達確認の要否、タイムアウト時間、および再送処理の回数(電子メール送信に必要な情報、送信情報)を、タッチパネルから直接入力(ワンタッチキー入力)する場合の入力画面の一例を、図9(a)〜(e)に基づいて説明する。
【0107】
まず、S55においては、図9(a)に示す入力画面の「アドレス入力」キーを触る。次に図9(b)に示す入力画面において「インターネットFAXアドレス」キーを触る。
【0108】
そして、図9(c)に示す入力画面が表示されると、アルファベットキーなどを触ることにより、送信先の電子メールアドレスを入力する。
【0109】
続いて、電子メールアドレスの入力後、送達確認を「無し」に設定する場合は、「OK」キーを触り、この入力を終了する。
【0110】
一方、電子メールアドレスの入力後、送達確認を「有り」に設定する場合は、図9(c)に示す入力画面の「送達確認要求する」キーに触れることにより、送達確認を「有り」に設定することができる。
【0111】
また、図9(c)に示す入力画面の「送達確認待ちタイムアウト時間」キーに触れると、図9(d)に示す入力画面が現れ、S59においてタイムアウト時間を1〜240時間の中から設定することができる。
【0112】
さらに、図9(c)に示す入力画面の「送達エラー受信時の再送信回数」キーに触れると、図9(e)に示す入力画面が現れ、S60において再送処理の回数を0〜15回の中から設定することができる。
【0113】
図9(d)(e)に示す表示画面において、それぞれ設定が終了したら、入力画面右上にある「OK」キーに触れ、その入力を終了する。
【0114】
また、上述した送信先の電子メールアドレス、原稿のファイル形式・圧縮形式、送達確認の要否、タイムアウト時間、および再送処理の回数(送信情報)が、相手先情報として登録されている場合、それらの情報は、制御用メモリ3に例えば、図8に示すように記憶されることとなる。
【0115】
図8に示すように、短縮番号「001」・「002」…には、それぞれ、相手先が割り当てられており、各短縮番号に対応して相手先名およびその電子メールアドレス(E−mailアドレス)が登録される。
【0116】
また、それぞれの短縮番号に対応して、TIFFやPDFなど原稿のファイル形式(ファイルフォーマット)、MHやMMRなどの圧縮形式、送達確認の要否(送達確認の設定の「有り」/「無し」)、タイムアウト時間(送達確認待ち時間)、および再送処理の回数(送達エラー受信時の再送回数)を登録することができる。
【0117】
なお、ここでは、タイムアウト時間については1〜240時間、再送処理の回数については0〜15回まで登録できるようになっている。
【0118】
このような相手先情報を、ワンタッチキー入力によって登録する場合の、相手先情報登録画面(パネル制御部2)の一例を、図10(a)〜(c)、図12(a)〜(f)に基づいて説明する。ここでは、短縮番号「001」について説明する。
【0119】
図10(a)に示す登録画面において、「インターネットFAX」キーを選択する。そして、相手先名およびそれを後に検索する際に用いる検索文字について登録する。ここで、相手先名を入力するときの入力画面を図12(a)に、検索文字を入力するときの入力画面を図12(b)に示す。
【0120】
さらに、図10(a)に示す登録画面において、「インデックス」キーを選択すると、図12(c)に示す入力画面が開き、登録する相手先のインデックス名を選択することができる。ここでは、6つのインデックス(ユーザー1〜6)に分けて相手先を登録するようになっている。また、頻繁に使用(送受信)する相手先は、「得意先」のインデックスにも登録できるようになっている。
【0121】
また、図10(a)に示す登録画面において、「アドレス」キーを選択すると、図12(d)に示す入力画面が開き、登録する相手先の電子メールアドレスを入力することができ、「キー名称」キーを選択すると、図12(e)に示す入力画面が開き、登録する相手先のキー名称を入力することができる。
【0122】
図10(a)に示す登録画面において、「圧縮形式」キーを選択すると、図12(f)に示す入力画面が開き、登録する相手先へ送信する電子メールの圧縮形式を入力することができる。ここでは、MH形式を選択している。
【0123】
さらに、図10(a)に示す登録画面において、「送達確認要求する」キーに触れることにより、送達確認を「有り」に設定することができる。また、図10(a)に示す入力画面の「送達確認待ちタイムアウト時間」キーに触れると、図10(b)に示す入力画面が現れ、タイムアウト時間を1〜240時間の中から設定することができる。また、図10(a)に示す入力画面の「送達エラー受信時の再送回数」キーに触れると、図10(c)に示す入力画面が現れ、再送処理の回数を0〜15回の中から設定することができる。
【0124】
ここで、相手先情報の登録の一例について図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0125】
まず、「ユーザー設定」キーを押す(S71)し、その後、「相手先登録キー」を選択し(触れ)て(S72)、さらに、「短縮番号」キーを選択する(S73)。これにより、上述したような登録画面を開くことができる。
【0126】
次に、送信手段(用いる機能)、即ち、ここではインターネットFAXを入力する(S74)。そして、送信先名(相手先名)をキー入力し(S75)、登録する「短縮番号」を選択する(S76)。
【0127】
続いて、送信先の電子メールアドレスを入力し(S77)、原稿のファイル形式・圧縮形式を入力する(S78)。
【0128】
その後、送達確認の設定を「無し」とする場合は(S79でNO)、そのまま登録の終了を選択し(S85)、短縮番号の登録を終了する。
【0129】
一方、送達確認の設定を「有り」とする場合は(S79でYES)、「送達確認要求する」を選択する(S80)。
【0130】
そして、「送達確認待ち時間」を選択して(S81)、タイムアウト時間を入力する(S82)。また、「送達エラー受信時の再送回数」を選択して(S83)、再送回数を入力した(S84)後、登録の終了を選択し(S85)、短縮番号の登録を終了する。
【0131】
また、以下に、ジョブ状況表示画面について、図11(a)〜(d)に基づいて説明する。ジョブステータス表示キー106(図7参照)を押すことにより、現在のジョブ状況が表示部101(図7参照)の画面に表示される。
【0132】
従来のジョブ状況表示画面においては、MDN機能の有無にかかわらず、電子メールの送信中であるか、待機中であるかのジョブ状況について表示するだけであった。
【0133】
これに対して、本ファクシミリ/電子メール装置のジョブ状況表示画面においては、送達確認のジョブの通信状況(ジョブ状況)に応じて、表示内容が変化する。これにより、ユーザーに、送達確認の通信状況(MDN機能におけるジョブ状況)を告知することができる。
【0134】
例えば、図11(a)に示すジョブ状況表示画面では、短縮番号「001」に対応する送信先にはデータ(電子メール)送信中であり、短縮番号「002」に対応する送信先にはデータを2回送信した後、送達確認の受信を待機(確認待)中であり、短縮番号「003」に対応する送信先にはデータを1回送信した後、送達確認の受信を待機(確認待)中である。
【0135】
ここで、図中「送信済確認待2」などが示す数字は、あるデータを送信した回数を示す。従って、2回再送処理を行えば、同じデータは3回送信されたことになるので、「送信済確認待3」と表示される。
【0136】
また、送達確認の設定を「無し」に設定した場合は、送信が行われた後確認待ちはしないため、送信後は「送信OK」とのみ表示される。
【0137】
ここで、例えば、短縮番号「001」に対応する送信先についての相手先情報として、1回再送を行うことで送信することができた場合における、そのジョブ状況表示画面について説明する。なお、ここでは送達確認の設定は「有り」に、再送回数は1回に登録されている。
【0138】
まず、ネットワークに接続して、送信先にデータの送信処理を開始する。このときのジョブ状況表示画面は図11(a)に示す通りである。
【0139】
その後、送達確認が送信先から送信されるのを待機するが、その間のジョブ状況表示画面には、図11(b)に示すように「送信済確認待1」が表示される。
【0140】
そして、送信先より、受信の結果がエラーであるとの送達確認応答を受信した場合には、再送処理を行い、再び、送達確認が送信先から送信されるのを待つ。このときのジョブ状況表示画面には、図11(c)に示すように「送信済確認待2」が表示される。
【0141】
この再送処理によってデータ送信ができたとの送達確認応答を受信した場合、送信処理は完了する。このときのジョブ状況表示画面には、図11(d)に示すように「送信OK」が表示される。
【0142】
なお、送信済確認待の数字のカウントの方法は、上記のように数字を順に増やしていく方法に限定されるものではない。例えば、上記と同様に再送回数が1回に登録されている場合、「送信済確認待2」・「送信済確認待1」の順に表示するような、数字を順に減らしていく方法でもかまわない。
【0143】
また、送信先にはまだデータを送信しておらず、例えば短縮番号「001」に対応する送信先にデータを送信した後に送信される予定(送信処理の待機中)のものがある場合は、ジョブ状況表示画面に「待機中」と表示してもよい。
【0144】
以上のように、本ファクシミリ/電子メール装置(ネットワーク通信装置)は、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークファクシミリ装置としての機能を有する。そのネットワークファクシミリ装置として本ファクシミリ/電子メール装置が機能する場合、ネットワークを介したデータの送信終了後に、送信先にファクシミリ文書データ(データ)が送達されたか否かを、送信先から送達確認応答を受信することにより確認する送達確認応答機能(MDN機能)を有する。
【0145】
上記ファクシミリ文書データを電子メールとして送信する際には、その送信先に応じて、MDNによる送達確認応答の要否が設定可能である。
【0146】
通常、送達確認応答機能(MDN機能)は、ネットワーク通信装置がネットワークを介して通信を行う上で最低限備えることが義務付けられている機能ではない。このため、送信先のネットワーク通信装置は、MDN機能を備えているとは限らない。
【0147】
しかしながら、送信先に応じて送達確認の要否が設定可能であることにより、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認は不要であると設定する(送達確認の設定を「無し」とする)ことができる。
【0148】
これにより、無駄な送達確認待ち(送達確認応答待ち)や不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータの再送を防止することができる。
【0149】
また、上記送信情報として、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間であるタイムアウト時間を含み、該タイムアウト時間が経過しても送達確認の受信がないときには、制御用メモリ3の相手先情報において、送信先への送達確認の応答の要求は不要であることを設定する。
【0150】
通常、タイムアウト時間が経過しても送達確認の受信がない場合、送信先がMDN機能を備えていない可能性が高い。
【0151】
そこで、タイムアウト時間が経過しても送達確認の受信がないときには、記憶手段において、制御用メモリ3の相手先情報において、送信先への送達確認の応答の要求は不要であると設定することにより、次回から、無駄な送達確認待ちの発生を防止することができる。
【0152】
なお、上述した本実施の形態においては、データの送信先(宛先)ごとに、送信先からの送達確認応答(送信先への送達確認応答の要求)の要否を設定するとしているが、これに限定されるものではなく、送達確認応答要求の設定画面において、例えば、データを送信するすべての送信先に、送達確認応答を要求するように設定することもできる。
【0153】
図13(a)〜(c)に、上記送達確認応答要求の設定画面(パネル制御部2)の一例について説明する。
【0154】
図13(a)に示す画面の「特別機能」を選択すると、図13(b)に示す画面が開き、ここで「送達確認要求一括設定」を選択すると、図13(c)に示す設定画面が開く。
【0155】
この設定画面において、「すべての宛先に要求する」を選択する(触る)と、データを送信するすべての送信先に、送達確認応答を要求するように設定することができる。
【0156】
また、「すべての宛先に要求しない」を選択すると、データを送信するすべての送信先に、送達確認応答を要求しないように設定することができる。
【0157】
あるいは、「宛先毎の設定で要求する」を選択すると、上述したように、データを送信する送信先ごとに、送信先からの送達確認応答の要否を設定することができる。
【0158】
【発明の効果】
以上のように、本発明のネットワーク通信装置は、データ送信に用いるための、送信先についての送信情報を、データの送信時に入力する入力手段を備え、送信情報は、送達確認応答の要否についての情報を含む構成である
これにより、送達確認応答の要否を含んだ送信情報をデータ送信時に入力するため、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると入力することができる。
【0159】
従って、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータの再送を防止することができるといった効果を奏する。
【0160】
また、本発明のネットワーク通信装置は、データ送信に用いるための、各送信先についての送信情報を記憶する記憶手段を備え、送信情報は、送達確認応答の要否についての情報を含む構成である。
【0161】
これにより、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると予め登録することができる。
【0162】
従って、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータを再送することを防止することができる。
【0163】
また、記憶手段を備えていることにより、データを送信する度に送信情報を入力するユーザーの入力作業を軽減することができるといった効果を奏する。
【0164】
本発明のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含む構成である。
【0165】
これにより、送信先に応じて送達確認待ち時間(タイムアウト時間)を設定することができる。
【0166】
従って、送信先のメールサーバーとの接続状態に応じた送達確認待ち時間の設定が可能となり、送達確認待ち時間の設定を適切に行うことができるといった効果を奏する。
【0167】
本発明のネットワーク通信装置は、送信情報が、少なくとも、送信するデータのファイル形式または圧縮形式のいずれかを含む構成である。
【0168】
これにより、簡単にデータの送信を行うことができるといった効果を奏する。
【0169】
本発明のネットワーク通信装置は、記憶手段への送信情報の記憶が、送信先を示すアドレスまたは番号を、対応させる短縮番号に登録するときに行われる構成である。
【0170】
これにより、短縮番号登録と同時に記憶手段への送信情報の記憶を行うことができる。従って、予め送信情報を登録することができ、ユーザーの入力作業を軽減することができるといった効果を奏する。
【0171】
本発明のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、該送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定する構成である。
【0172】
これにより、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定することができる。
【0173】
従って、次回から、無駄な送達確認応答待ちの発生を防止することができるといった効果を奏する。
【0174】
本発明のネットワーク通信装置は、送信情報が、送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、該送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないデータ送信が所定回数以上連続したときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定する構成である。
【0175】
これにより、送達確認待ち時間が経過しても送達確認応答の受信がないデータ送信が所定回数以上連続したときには、記憶手段において、送信先への送達確認応答の要求は不要であることを設定することができる。従って、次回から、無駄な送達確認応答待ちの発生を防止することができるといった効果を奏する。
【0176】
本発明のネットワーク通信装置は、送信先への送達確認応答の要求は不要であると、記憶手段において設定したことを、ユーザーに告知する告知手段を備える構成である。
【0177】
これにより、データが送達できていても、送達確認応答を受信することはないことを、ユーザーに知らせることができるといった効果を奏する。
【0178】
本発明のネットワーク通信装置は、送達確認応答において、送信されたデータが送信先端末で正常に受信できなかったとの応答があったとき、データの再送を行い、該再送回数は、記憶手段に登録可能である構成である。
【0179】
これにより、送信先に応じて、適切にデータの再送を行うことができるといった効果を奏する。
【0180】
本発明のネットワーク通信装置は、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークファクシミリ装置としての機能を有し、上記データの送信するときに、送達確認応答要求が可能なネットワーク通信装置であって、送信先に応じて、上記送達確認応答要求の要否が設定可能である構成である。
【0181】
これにより、送信先のネットワーク通信装置がMDN機能を備えていない場合には、送達確認応答の要求は不要であると設定することができる。
【0182】
従って、無駄な送達確認応答待ちや不達レポートの記録出力の防止を図ることができる。また、送信したデータが送信先に送達できているにもかかわらず、送信先にMDN機能がないためにデータが送信先に送達できなかったとして、同じデータの再送を防止することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ/電子メール装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ/電子メール装置におけるインターネットFAX装置としての電子メールの送信処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】上記送信処理における再送処理を示すフローチャートである。
【図4】応答がないままタイムアウト時間が経過した場合の送信処理の一部を示すフローチャートである。
【図5】送信開始処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】相手先情報の登録処理を示すフローチャートである。
【図7】パネル制御部の構成を示す図であるである。
【図8】相手先情報の一例を示す図である。
【図9】(a)〜(e)は、電子メール送信に必要な情報を、送信開始処理時においてタッチパネルから直接入力する場合の入力画面のフロー図である。
【図10】(a)〜(c)は、電子メール送信に必要な情報を、相手先情報を用いてワンタッチキー入力を行う場合の、登録画面のフロー図である。
【図11】(a)〜(d)は、ジョブ状況表示画面を示す図である。
【図12】(a)〜(f)は、相手先情報を入力するときの入力画面を示す図である。
【図13】(a)〜(c)は、送達確認応答要求の設定画面を示す図である。
【符号の説明】
1 メイン制御部
2 パネル制御部(入力手段、告知手段)
3 制御用メモリ(記憶手段)
6 再送回数カウント部
7 電子メール作成部
12 LAN制御部
13 モデム
14 網制御部
15 送達確認送受信制御部
16 時計部
17 ジョブ管理部
100 操作部(入力手段)
101 表示部(告知手段、入力手段)
102 テンキー
103 クリアキー
104 スタートキー
105 全解除キー
106 ジョブステータス表示キー
Claims (11)
- 原稿を読み取る読取部を備え、ネットワークを介して読み取ったデータを送信した送信終了後に、送信先にデータが送達されたか否かを、送信先から送達確認応答を受信することにより確認する送達確認応答機能を有するネットワーク通信装置において、
上記データ送信に用いるための送信情報を、上記データの送信毎に入力可能な入力手段を備え、
上記送信情報は、上記送達確認応答の要否についての情報と、送信するデータのファイル形式としてPDFを含む複数のファイル形式の中から選択された1つのファイル形式とを含んでおり、
かつ、PDFによる送信に送達確認応答要否の指定が可能であることを特徴とするネットワーク通信装置。 - 各送信先についての上記送信情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。
- 上記送信情報は、上記送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク通信装置。
- 上記送信情報は、送信するデータの圧縮形式を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク通信装置。
- 上記記憶手段への上記送信情報の記憶は、上記送信先を示すアドレスまたは番号を、対応させる短縮番号に登録するときに行われることを特徴とする請求項2に記載のネットワーク通信装置。
- 上記送信情報は、上記送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、
該送達確認待ち時間が経過しても上記送達確認応答の受信がないときには、上記記憶手段において、送信先への上記送達確認応答の要求は不要であることを記憶することを特徴とする請求項2又は5に記載のネットワーク通信装置。 - 上記送信情報は、上記送達確認応答の受信を待機する最大限の時間である送達確認待ち時間を含み、
該送達確認待ち時間が経過しても上記送達確認応答の受信がないデータ送信が所定回数以上連続したときには、上記記憶手段において、送信先への上記送達確認応答の要求は不要であることを設定することを特徴とする請求項2又は5に記載のネットワーク通信装置。 - 上記送信先への上記送達確認応答の要求は不要であると、上記記憶手段において設定したことを、ユーザーに告知する告知手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のネットワーク通信装置。
- 上記送達確認応答において、送信された上記データが上記送信先端末で正常に受信できなかったとの応答があったとき、上記データの再送を行い、該再送回数は、上記記憶手段に登録可能であることを特徴とする請求項2、5ないし8のいずれか1項に記載のネットワーク通信装置。
- 複数のファイル形式の中にTIFFが含まれていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のネットワーク通信装置。
- ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークファクシミリ装置としての機能を有するネットワーク通信装置であって、
送信先にデータが送達されたか否かを、送信先から送達確認応答を受信することにより確認する送達確認応答機能を有し、
上記データの送信毎に、TIFFとPDFとを含む複数のファイル形式の中からの送信するデータのファイル形式の選択と、送達確認応答の要否の設定とが可能であり、
かつ、PDFによる送信に送達確認応答要否の指定も可能であることを特徴とするネットワーク通信装置。
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