JP3983148B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信すべきデータに関連した相手先情報を表示可能な表示手段を備えたファクシミリ装置などの通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、イメージデータを簡単な操作で送受信できるファクシミリ装置が、大多数の企業において普及してきている。しかしながら、ファクシミリ装置は、外国へ原稿を送信する際などに、回線状況が悪いと、何度も送信し直す必要があるという問題もあった。
【0003】
一方、世界規模のネットワークであるインターネットが現在急速に普及しており、インターネットを利用した電子メールにより原稿の送受信を行う人の数が、企業を中心に急激に増加している。電子メールは、個人に属するパソコンやワークステーションを使って原稿の送受信を行うものであり、添付ファイルとして画像データを添付することで、ファクシミリ装置における前記した問題を回避することができる。
【0004】
このような状況から、最近では、通常のファクシミリ通信に加えて、電子メールを利用したファクシミリ通信も可能な情報送信装置が提案されている。
【0005】
また、近年の情報送信装置には、特開2001−154773号公報に記載されている装置のように、現在のジョブ状況を表示できるようにしたものがある。このように、現在のジョブ状況を表示することにより、情報送信装置の稼働状況、すなわち、現在実行中である処理動作の内容や、現在実行されていないが予約中である処理動作の内容を、一覧表示により確認することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、情報送信装置を使用するユーザは、原稿の送信を指示した時点で、自分が送信を指示した原稿の送信状況または送信予約状況を、把握(確認)したいと望んでいる。このような要望は、上述したようなジョブ状況が表示可能な情報送信装置において、ジョブ状況を表示する画面をユーザに確認させるようにすることで、満たすことができる。
【0007】
しかしながら、従来の情報送信装置においては、上述したようなジョブ状況の表示に際して、送信先情報を第三者に対して秘匿して機密性を保つことに関しては配慮が払われておらず、ユーザが送信指示した相手先の情報が、予約リストとして画面に表示され、予約した相手先の情報が、容易に第三者に漏洩してしまう虞があるものとなっていた。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、送信すべきデータに関連した相手先情報を表示可能な表示手段を備えた通信装置において、ジョブ状況をユーザに確認させる画面において、第三者に対して秘匿すべき情報は、秘匿できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、再送信や予約送信を含めて今後送信すべきデータおよび送信中のデータおよび送信済みデータに関連した相手先情報を表示可能な表示手段を備えた通信装置において、個々のデータ送信の前に個々のデータ送信毎に設定操作して記憶させておくことが可能な前記相手先情報の表示制限の有無に応じて、前記表示手段に表示させる前記相手先情報の表示内容を制限または非制限とする制御手段を設けた、構成をとる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態に係る通信装置の構成を示すブロック図である。本発明が適用される通信装置は、所定の送信設定によって、ネットワークを介したデータの送受信を行うネットワーク通信装置であり、ここでの実施形態は、ネットワーク通信装置の一例としてのファクシミリ/電子メール装置への適用例である。
【0012】
図1に示す本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11は、データを記録媒体に印刷するプリンタ/コピーや、電話回線を利用した通常のファクシミリ(FAX)としての機能の他に、インターネットなどのネットワークを経由して、電子メール(E−mail)の送受信やサーバとファイルの送受信を行う電子メール(E−mail/FTP(File Transfer Protocol))装置、および、インターネットファクシミリ装置としての機能を有する。インターネットファクシミリ装置としての機能については、後に詳述する。
【0013】
図1に示すように、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11は、メイン制御部12と、パネル制御部13と、制御用メモリ14と、画像用バッファ15と、制御用バッファ16と、画像記憶部17と、電子メール作成部18と、読取部19と、記録部20と、符号/復号化制御部21と、LAN(Local Area Network)制御部22と、モデム23と、網制御部(NCU:Network Control Unit)24と、ジョブ管理部25とを、備えている。
【0014】
メイン制御部12は、CPU(Central Processing Unit)などを備えて構成され、ファクシミリ/電子メール装置11全体の制御を司る。
【0015】
パネル制御部13は、原稿の読込みの指示や、送信相手先の入力あるいは選択、送信やプリントアウトの指示等々の各種操作と、各種の画面表示とを行うためのものであり、その詳細は後述する。
【0016】
制御用メモリ14は、ROMなどの不揮発性のメモリや、バッテリーバックアップされた揮発性のメモリなどからなり、ファクシミリ/電子メール装置11で実行される制御プログラムを記憶しているとともに、あらかじめ入力された相手先情報(送信先の送信先名あるいは短縮番号およびこれと対応付けられたFAX番号や、送信先の送信先名およびこれと対応付けられたメールアドレスなど)を記憶している(つまり、FAX番号帳/メールアドレス帳などとして相手先情報を記憶している)。
【0017】
画像用バッファ15は、RAMなどからなり、送受信される画像データの圧縮や伸長にあたっての一時記憶などに使用される。
【0018】
制御用バッファ16は、RAMなどからなり、制御プログラムを動作させる上で必要なデータを格納する。また、この制御用バッファ16には、ユーザがその都度入力したFAX番号/メールアドレスや、ジョブ番号や、送信予定の予約ジョブ情報や、送受信の履歴情報や、ジョブ毎の表示制限の設定の有無や、表示制限されたジョブに対応付けられた認証番号なども記憶される。
【0019】
画像記憶部17は、読取部19から読込んだ画像データや、通常のFAX機能またはインターネットFAX機能で受信した画像データや、符号/復号化制御部21で符号化された画像データや、符号/復号化制御部21で復号化した画像データなどを記憶する。
【0020】
電子メール作成部18は、符号/復号化制御部21で符号化された画像データにヘッダ情報を付加し、電子メールのフォーマットに変換する。
【0021】
読取部19は、原稿読取り手段としての光電変換素子(CCD:Charge Coupled Device)を利用したスキャナを備え、原稿を所定の解像度で読取る。そして、読取った結果を、ドットイメージデータとして出力する。
【0022】
記録部20は、電子写真方式のプリンタ装置を備え、通信によって受信した原稿画像や読取部19で読取った原稿画像等のデータをハードコピー(プリントアウト)する。
【0023】
符号/復号化制御部21は、読込んだ原稿画像のデータの符号化あるいは受信した原稿画像のデータの復号化を行う。すなわち、この符号/復号化制御部21は、読取部19で読取った原稿画像のデータを符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている受信した原稿画像のデータを元のデータに復号化する。この符号/復号化制御部21では、通常のファクシミリ通信においては、ファクシミリ通信で一般に使用されている、MH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)、MMR(Modified Modified READ)などの符号化方式を用い、また、インターネットファクシミリ通信などのインターネット経由のデータ通信においては、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、PNG(Portable Network Graphics)、GIF(Graphics Interchange Format)などの符号化方式を用いるようになっている。
【0024】
LAN制御部22は、インターネット経由による電子メールの送受信通信およびインターネットファクシミリの通信を行うように、LAN(Local Area Network)と接続するためのものであり、LAN上のインターネット通信機能をもつ端末装置を介してインターネット通信を行う。なお、ここではインターネット通信のための機能を、LAN上の端末装置に担わせるようにしているが、ファクシミリ/電子メール装置11自身にインターネット通信機能をもたせるようにすることも可能である。
【0025】
モデム23は、通常のファクシミリ通信を行うためのものであり、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されている。このモデム23は、網制御部24を介して公衆電話回線と接続されている。
【0026】
網制御部24は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結及び開放の回線制御動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム23を公衆電話回線網と接続する。
【0027】
ジョブ管理部25は、送信予約された送信予約ジョブや再送信する再送信ジョブなどを管理するためのものであり、このジョブ管理部25に格納されたジョブ管理情報をもとにして、送信するジョブの順序やそれぞれの送信タイミングなどが決定される。
【0028】
次に、パネル制御部13の構成について説明する。図2は、図1中のパネル制御部13の構成を示す図である。
【0029】
本実施形態のパネル制御部13は、表示部31と操作キー部32とを一体に備えたものとして構成され、表示部31は、操作部としての機能を兼ね備えたタッチパネル型のものとして構成されている。表示部31は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)やCRT(ブラウン管:Cathode Ray Tube)ディスプレイなどを備えており、現在の動作状態や、入力あるいは選択された相手先情報(送信先の情報)や、予約ジョブ情報や、送受信の履歴情報や、あるいは、設定用画面等々を表示可能となっており、文字や数字や記号だけでなく、画像も表示することができるようになっている。そして、各種設定や宛先表からの選択などにあたっては、表示部31は各種のキー(選択キー、カーソルキー等々)や文字/記号などを表示し、ユーザによる入力を受付けるようになっている。また、操作キー部32は、本ファクシミリ/電子メール装置11に対する条件設定や、モード選択や、送信する相手先情報の入力あるいは選択設定や、処理動作の指示等々の、入力操作に必要な各種のキーを備えたものとなっている。
【0030】
上記の操作キー部32には、テンキー33、クリアキー34、スタートキー35、全解除キー(CAキー)36、モード選択キー37、ジョブステータス表示キー38、ユーザ設定キー39、宛先表呼出キー40、表示制限設定キー41などが設けられている。
【0031】
上記のテンキー33は、送信相手先のFAX番号や短縮番号、画像形成枚数や部数などを入力するためのものである。クリアキー34は、テンキー33等々から入力された情報・指示などをクリアするためのものである。スタートキー35は、送信開始の指示や、記録媒体への画像出力動作の開始などを指示するためのキーである。全解除キー36は、設定された条件を全てクリアするためのキーである。
【0032】
また、モード選択キー37は、たとえばインターネットを介して受信したデータなどを出力するプリンタとしてのプリンタモードに対応するプリンタキー37a、電話回線やインターネットを介して他の装置にデータを送信するファクシミリとしてのファクシミリモードに対応するファックス/イメージ送信キー37b、および、原稿から読取った画像データを記録媒体に印刷する複写機としての複写(コピー)モードに対応するコピーキー37cなどを有する。操作者は、これらのキー37a〜37cの中からいずれかを選択することで、本ファクシミリ/電子メール装置11の機能を選択できるようになっている。
【0033】
また、ジョブステータス表示キー38は、現在の送信ジョブを含む送信予定の予約ジョブの状況、あるいは、送信が完了したジョブの状況を、表示部31に表示させるためのキーであり、たとえば、ジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると現在の送信ジョブや送信予定の予約ジョブの情報が表示され、ジョブステータス表示キー38を2回プッシュすると送信履歴の情報が表示されるようになっている。
【0034】
また、ユーザー設定キー39は、ユーザーが各種の設定モード画面を表示部31に表示させるためのキーであり、表示部31に呼び出した表示画面と対話式に、表示部31のタッチパネルの表示キーやテンキー33などを用いて、各種の設定操作を行えるようになっている。
【0035】
また、宛先表呼出キー40は、ユーザーが宛先表(FAX番号帳/メールアドレス帳)を表示部31に表示させるためのキーであり、表示部31に呼び出した宛先表画面と対話式に、表示部31のタッチパネルの表示キーなどを用いて、送信先の選択を行えるようになっている。
【0036】
また、表示制限設定キー41は、現在の送信状況や、予約ジョブ状況や、送信履歴を表示部31に表示させる際に、相手先情報の表示内容を制限するかどうかを選択するためのキーである。ユーザーは、この表示制限設定キー41を用いることで、送信先をキー入力または宛先表から選択した際に、送信ジョブ毎に表示内容を制限するかどうかを選択できるようになっている。
【0037】
なお、上述した操作キー部32のキーの種別や配置や操作手法は、ほんの一例であって、操作キー部32は種々の変形が可能であり、適宜に設けたキーにより任意の入力や操作を可能にできることは勿論であり、複数のキーを同時にプッシュすることなどにより、特定の入力や操作を行うようにすることも可能である。また、表示部31に表示させるタッチパネルの表示キーも、任意の表示形態をとり得、この表示キーを用いて種々の入力や操作が行い得るようにできることも言うまでもない。
【0038】
ここで、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11のインターネットファクシミリ装置としての機能について説明する。本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11においては、インターネットファクシミリ装置としてファクシミリ画像データを送信する場合には(送信先として電子メールのメールアドレスが設定された場合には)、符号/復号化制御部21において符号化されたファクシミリ画像データは、電子メール作成部18において、ヘッダ情報が付加されて、電子メールのフォーマットに変換される。すなわち、インターネットファクシミリ装置は、電子メール作成部18により、ファクシミリ文書データの送信先である電子メールアドレスにファクシミリ文書データを付加して、電子メール化する。然る後、LAN制御部22によりLAN上のインターネット通信機能をもつ端末装置を介して、公衆電話回線等を通じてインターネットプロバイダに接続して、そのホストを介してインターネットに接続するか、または直接インターネットに接続して、ネットワーク上のメールサーバにその電子メールを転送する。そして、送信側の本ファクシミリ/電子メール装置および受信側のファクシミリ/電子メール装置が、共にインターネットに接続されることで、電子メールの送受信を行うことができる。
【0039】
次に、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11におけるファクシミリ送信動作とその際の表示動作を、図3のフローチャートおよび図5の表示部31の表示画面例を用いて説明する。
【0040】
ファックス/イメージ送信キー37bによってファクシミリモードが選択設定されている場合には、ファクシミリの送信中、再送信中、エラー発生時などを除く待機状態においては、表示部31には、図5の(a)に示すような待機画面(初期画面)が表示されている。ユーザーは、この図5の(a)の待機画面によってファクシミリ送信が可能であることを確認した上で、送信用の原稿をセットし(ステップS1)、次に、送信先のFAX番号または電子メールアドレスを、直接入力することあるいはFAX番号帳/メールアドレス帳の機能を用いることで設定し、また、相手先情報の表示内容を制限するかどうかの設定や、必要に応じたFAX送信条件の設定を行う(ステップS2)。これにより、表示部31には、図5の(b)に示すような設定した相手先情報(表示制限されていない相手先情報)が表示される(ステップS3)。ユーザーは、この図5の(b)の相手先情報の表示により送信相手先に誤りがないことを確認した上で、スタートキー35をプッシュして送信開始の指示を行い(ステップS4)、これにより、送信用の原稿の読取りが行われる(ステップS5)。このとき、ステップS2の操作で表示制限の設定がなされていた場合には、図5の(c)に示すように、この送信予定のジョブに対して自動生成して付与した登録番号と認証番号とが、所定秒時の間だけ表示される(ステップS5)。
【0041】
原稿の読取りが完了すると、ファクシミリ/電子メール装置11は、送信予約機能によって既に予約された予約ジョブがあるか否かを判定し(ステップS6)、既に予約された予約ジョブがない場合にはステップS7へ進み、既に予約された予約ジョブがある場合にはステップS14へ進む。
【0042】
ステップS7では、ステップS2で設定された送信先に対して、ステップS5で読取った原稿の送信を開始し、次に、この現在の送信ジョブに対して表示の制限が設定されているか否かを判定し(ステップS8)、表示の制限が設定されていない場合には、ステップS11に進んで、図5の(d)に示すような、送信中である旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とを行う。他方、ステップS8で表示の制限が設定されていると判定された場合には、ステップS9に進んで、図5の(e)に示すような、送信中である旨の表示と、表示制限されている相手先情報の表示とを行う。ステップS9に続くステップS10では、表示制限されている相手先情報の表示解除の指示と正しい認証番号の入力がなされたか否かが判定され、このステップS10でYES判定された場合にはステップS11に進み、ステップS10でNO判定された場合にはステップS12進む。ステップS11では、先にも述べたように、送信中である旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とが行われ、ステップS11の次のステップS12では、送信が正常に完了したか否かが判定される。そして、送信が正常に完了した場合には、この処理フローを終了し、送信が正常に完了しなかった場合には、ステップS13の再処理の自動実行設定を経て、前記したステップS6の処理に戻る。
【0043】
なお、ステップS10で、表示制限されている相手先情報の表示制限解除の指示は、所定のキー操作によって行われ(ここでは、例えばテンキー33中のアスタリスクキーをプッシュすることとしている)、これによって、例えば図5の(f)に示すような認証番号の入力を促す画面が表示され、ここで、ユーザーが正しい認証番号を入力すると、所定時間の間だけ、図5の(g)に示すように、送信中である旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とが行われるようになっている。つまり、図5の処理フローでは省略してあるが、図5の(g)の表示は、所定時間が経過すると、自動的に図5の(e)の表示に戻るようになっている。
【0044】
一方、前記したステップS6で既に予約された予約ジョブがあると判定された場合には、ステップS14において、ステップS5で読取った原稿の送信ジョブに対して表示の制限が設定されているか否かを判定し、表示の制限が設定されていない場合にはステップS15へ進み、表示の制限が設定されている場合にはステップS16へ進む。ステップS15では、ステップS5で読取った原稿の送信ジョブを表示制限なしの新規予約ジョブとして登録するとともに、図5の(h)に示すように、予約ジョブとして登録した旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とを行って、ステップS17へと進む。また、ステップS16では、ステップS5で読取った原稿の送信ジョブを表示制限ありの新規予約ジョブとして登録するとともに、図5の(i)に示すように、予約ジョブとして登録した旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示と、新規予約ジョブに対して自動生成して付与した予約番号および認証番号の表示とを行って、ステップS18へと進む。ステップS17、ステップS18では、所定時間の経過を待ってステップS19へと進み、ステップS19では、表示部31の表示状態を待機画面の表示に切り替える。ステップS19に続くステップS20では、例えば、送信予約された予約ジョブのうちの優先度の最も高いものが送信タイミングになるのを待って、送信するタイミングになると前記したステップS7の処理に進んで、予約ジョブのうちの優先度の最も高いジョブの送信先に対して、記憶しておいた該当する原稿の送信を開始する。
【0045】
ここで、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11においては、先にも述べたように、現在の送信ジョブを含む送信予定の予約ジョブの状況、あるいは、送信が完了したジョブの状況を、表示部31に表示させたいと望んで、ユーザが任意のタイミングでジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると、現在の送信ジョブの情報や送信予定の予約ジョブの情報が表示部31に表示され、ジョブステータス表示キー38を2回プッシュすると、送信が完了したジョブの送信履歴の情報が表示されるようになっている。
【0046】
例えば、図5の(a)の待機画面の表示状態において(ただし、この際にはFAX番号「0123456789」は未だ予約ジョブとして登録されていない状態とする)、ジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると、予約ジョブが全て表示制限なしの設定であった場合には、図5の(j)に示すような、送信予定の予約ジョブのリストが、表示制限されることなく(相手先情報を秘匿することなく)表示され、予約ジョブが全て表示制限ありの設定であった場合には、図5の(k)に示すような、送信予定の予約ジョブのリストが、表示制限されて(相手先情報を秘匿して)表示される。また、図5の(j)または図5の(k)の表示状態からジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると、過去の送信済みのジョブが全て表示制限なしの設定であった場合には、図5の(l)に示すように、送信が完了したジョブの送信履歴の情報(リスト)が表示制限されることなく(相手先情報を秘匿することなく)表示され、予約ジョブが全て表示制限ありの設定であった場合には、図5の(m)に示すように、送信が完了したジョブの送信履歴の情報(リスト)が表示制限されて(相手先情報を秘匿して)表示される。
【0047】
同様に、図5の(h)または図5の(i)の表示状態からジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると、予約ジョブが全て表示制限なしの設定であった場合には、図5の(n)に示すような、現在進行中の送信ジョブと送信予定の予約ジョブとのリストが、表示制限されることなく(相手先情報を秘匿することなく)表示され、予約ジョブが全て表示制限ありの設定であった場合には、図5の(o)に示すような、現在進行中の送信ジョブと送信予定の予約ジョブとのリストが、表示制限されて(相手先情報を秘匿して)表示される。また、図5の(n)または図5の(o)の表示状態からジョブステータス表示キー38を1回プッシュすると、図示していないが、送信が完了したジョブの送信履歴の情報が同様に表示される。
【0048】
なお、図5の(j)、(k)、(l)、(m)、(n)、(o)の表示では、全て表示制限なし、全て表示制限ありの場合を例示しているが、表示制限なしのジョブと表示制限ありのジョブとが混在している場合には、表示制限なしと表示制限ありの情報が混在したリストとして表示されることは言うまでもない。
【0049】
ここで、現在進行中の送信ジョブを含む送信予定の予約ジョブのリスト、または、送信が完了したジョブの送信履歴のリストの表示中に、表示制限された(相手先情報を秘匿された)ジョブが存在し、ユーザーがこの表示制限されたジョブの相手先情報を確認したいと望んだ場合には、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11では、指定されたジョブの表示制限を解除可能なようにしている。次に、この表示制限を解除する動作について説明する。
【0050】
図4は、現在進行中の送信ジョブを含む送信予定の予約ジョブのリストから、表示制限されたジョブを選択して表示制限を解除する場合の動作を示すフローチャートである(なお、送信が完了したジョブの送信履歴のリストから、表示制限されたジョブを選択して表示制限を解除する場合の動作も略同様であるので、ここではその説明は割愛する)。
【0051】
図4に示した処理フローでは、ステップS31において、ジョブステータス表示キー38がプッシュされたかどうかを監視し、ジョブステータス表示キー38がプッシュされた場合には、ステップS32において、表示すべきリスト中に表示制限ありのジョブが存在するか否かを判定し、表示制限ありのジョブが存在がしない場合にはステップS33へ進み、表示制限ありのジョブが存在する場合にはステップS34へ進む。
【0052】
ステップS33では、現在進行中の送信ジョブがあればこれを含む送信予約ジョブのリストが、表示制限されることなく(相手先情報を秘匿することなく)表示されて(たとえば、前記図5の(n)の表示を参照)、ステップS43へと進む。
【0053】
ステップS34では、現在進行中の送信ジョブがあればこれを含む送信予約ジョブのリストが、表示制限の設定のあるジョブについては表示制限した(相手先情報を秘匿した)形態で、表示制限の設定のないジョブについては表示制限しない(相手先情報を秘匿しない)形態で、それぞれ表示されて、ステップS35へと進む。ステップS35およびそれに引続くステップS36では、所定時間内において、表示されているリスト中の表示制限されているジョブの一つがユーザーによって選択されるのを待ち、所定時間内に表示制限されているジョブの一つが選択された場合にはステップS37へと進み、そうでない場合にはステップS43へと進む。ステップS37およびそれに引続くステップS38では、所定時間内において、選択されたジョブに対して正しい認証番号が入力されるのを待ち、所定時間内に正しい認証番号がユーザーによって入力された場合にはステップS39へと進み、そうでない場合にはステップS43へと進む。
【0054】
ステップS39では、ユーザーによって選択されたジョブの表示制限を解除して、当該ジョブの相手先情報を表示制限することなく(相手先情報を秘匿することなく)表示して、ステップS40へと進み、ステップS40では、所定時間の経過を待ってステップS41へと進む。ステップS41では、表示制限を解除したジョブに対して再び表示制限をかけて、前記ステップS34で表示したのと同様の表示を行い(表示制限の設定のあるジョブについては表示制限した(相手先情報を秘匿した)形態で、表示制限の設定のないジョブについては表示制限しない(相手先情報を秘匿しない)形態で、それぞれ表示して)、ステップS42へと進む。ステップS42では、所定時間の経過を待ってステップS43へと進む。ステップS43では、現在進行中の送信ジョブがない場合には、表示部31の表示を前記した待機画面に切替えて(現在進行中の送信ジョブがある場合には、表示部31の表示を前記した送信中を示す画面に切替えて)、ステップS31の処理に戻る。
【0055】
図6は、上述したジョブリストから表示制限されたジョブを選択して表示制限を解除する場合の画面の遷移例を示す図である。ジョブステータス表示キーがプッシュされると、表示すべきリスト中に表示制限ありのジョブが存在する場合には、例えば図6の(a)に示すような、現在進行中の送信ジョブがあればこれを含む送信予約ジョブのリストが、表示制限の設定のあるジョブについては表示制限した(相手先情報を秘匿した)形態で、表示制限の設定のないジョブについては表示制限しない(相手先情報を秘匿しない)形態で、それぞれ表示される。なお、図6の(a)の例では、リスト中の全てのジョブに対して表示制限の設定がなされている場合を示している。図6の(a)において、例えばジョブ番号「4」を選択すると(表示部31のタッチパネル機能またはテンキー33などによりジョブ番号「4」を選択すると)、図6の(b)に示すように、選択されたジョブ番号「4」の項目が枠表示ないしは反転表示されるなどして選択された項目であることを示し、この状態で選択された項目の相手先情報の表示制限解除の指示を、例えば、テンキー33中のアスタリスクキーをプッシュすることによって行うと、図6の(c)に示すような、認証番号の入力を促すウィンド表示が行われる。ここで、ユーザが、テンキー33を用いてジョブ番号「4」の正しい認証番号を入力すると、図6の(d)に示すように、ジョブ番号「4」の項目のみを表示制限解除して、相手先情報を秘匿しないで形態で表示する。この図6の(d)の表示状態で所定時間が経過すると、図6の(e)に示すように、ジョブ番号「4」の項目の表示が再び表示制限されて(すなわち、図6の(a)の表示状態に戻り)、この図6の(e)の表示状態で所定時間が経過すると、表示部31の表示は、現在進行中の送信ジョブがない場合には、図6の(f)に示すような待機画面に切替るようになっている。
【0056】
また、本実施形態のファクシミリ/電子メール装置11では、送信経路の混雑などにより送信処理が正常に完了しなかった場合には自動的にリダイアルされ、再送信処理されるようになっているが、この再送信する送信ジョブに表示制限の設定がなされていた場合には、当該ジョブの再送中の表示は、送信中である旨の表示と、表示制限されている相手先情報の表示となる。そして、この際にも、ユーザーが正しい認証番号を入力することにより、表示制限を解除できるようになっている。この再送中の表示の表示制限を解除する動作について説明する。
【0057】
図7は、再送信における画面の遷移例を示す図である。図7の(a)に示す待機画面の表示状態において、送信用の原稿をセットして、送信先のFAX番号または電子メールアドレスを設定するとともに、相手先情報の表示内容を制限するかどうかの設定などを行うと、図7の(b)に示すような相手先情報(表示制限されていない相手先情報)の表示がなされる。そして、この状態でスタートキー35をプッシュすると、送信の指示が受付けられる。
【0058】
表示制限の設定を行っていない場合には、直ちに送信可能な状態であれば、読取られた原稿データは、相手先に直ちに送信開始され、これに伴い、図7の(c)に示すような、送信中である旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とが行われる。この送信動作中に送信エラーが発生すると、図7の(d)に示すような、送信エラーが発生したことを示す旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とが行われる。そして、所定時間後に再送信の処理を開始し、再送信開始に成功すると、図7の(e)に示すような、再送信中である旨の表示と、表示制限されていない相手先情報の表示とが行われる。
【0059】
これに対して、表示制限の設定を行っている場合には、直ちに送信可能な状態であれば、先にも述べたように、図7の(f)に示すように、この送信予定のジョブに対して自動生成して付与した登録番号と認証番号とが所定秒時の間だけ表示された後、読取られた原稿データは相手先に直ちに送信開始され、この際には、図7の(g)に示すように、送信中である旨の表示と、表示制限された相手先情報の表示とが行われる。この送信動作中に送信エラーが発生すると、図7の(h)に示すような、送信エラーが発生したことを示す旨の表示と、表示制限された相手先情報の表示とが行われる。そして、所定時間後に再送信の処理を開始し、再送信開始に成功すると、図7の(i)に示すような、再送信中である旨の表示と、表示制限された相手先情報の表示とが行われる。この図7の(i)に示す状態において、例えばアスタリスクキーをプッシュすると、図7の(j)に示すような、認証番号の入力を促すウィンド表示が行われ、ここで、ユーザが正しい認証番号を入力すると、図7の(k)に示すように、表示制限を解除して、相手先情報を秘匿しないで形態で表示する。この図7の(k)の表示状態で所定時間が経過すると、図7の(l)に示すように、表示が再び表示制限される。
【0060】
このように、本実施形態では、相手先情報を第三者に対して秘匿したいと望むときには、その送信ジョブに関して表示制限の設定をしておくことで、送信中の表示、再送信中の表示、予約ジョブリストの表示、送信履歴ジョブリストの表示に際して、第三者に知られたくない情報を確実に秘匿することができる。また、秘匿された表示形態の相手先情報を確認したいときには、認証番号を入力することで所定時間の間だけ、表示制限の解除を行うことができる。
【0061】
以上、本発明を図示した実施形態によって説明したが、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、前述した実施形態では、表示制限を行う設定を行った個々の送信ジョブ毎に、自動的に認証番号を生成するようにしているが、表示制限を行う設定を行った個々の送信ジョブ毎に、ユーザー自身が個別に認証番号を付与するようにしてもよい。このように個々の送信ジョブに対してそれぞれ固有の認証番号を付与することで、機密性を高めることができる。
【0062】
また、前述した実施形態では、個々の送信ジョブ毎に表示制限を行うかどうかの設定を行うこととしたが、全てのジョブに対して一括して、表示制限を行うかどうかの設定を行うようにしてもよい。このようにした場合には、自動生成されるまたはユーザーが付与する認証番号は一つで済み、ユーザーが認証番号をメモしたりすることなく、ユーザーが認証番号を確実に記憶できることが期待でき、また、リスト表示の際のデータ処理の負担も軽減できる。
【0063】
また、前述した実施形態では、認証番号が正しく入力されるまで何回でもリトライを可能としているが、複数回連続して認証番号の入力に失敗すると、警告を出して、これ以降の認証番号の入力操作を拒否するようにしてもよい。このようにすれば、セキュリティに対する信頼性を高めることができる。
【0064】
なおまた、前述した実施形態でいう送信予約機能とは、送信する画像データを記憶部に蓄積した後の送信する機能全般を指して、例えば、送信する時刻を指定して送信する時刻指定送信におけるジョブに対しても、前述した実施形態の表示手法が適用可能であることは、当業者には自明である。
【0065】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ジョブ状況をユーザに確認させる画面において、第三者に対して知らせたくない相手先情報は確実に秘匿させることができ、したがって、送信中の表示、再送信中の表示、予約ジョブリストの表示、送信履歴ジョブリストの表示に際して、第三者に知られたくない情報を、確実に秘匿することができる。また、表示制限の設定を行って送信操作を行った者は、送信指示をした際のジョブ番号や送信指示の時間や送信予約の時間などの情報によって、相手先情報の表示内容に制限が加えられていても、送信先を知覚・認識することができる。さらに、秘匿された表示形態の相手先情報を確認したいときには、認証番号を入力することで表示制限の解除を行うことができ、しかも、表示制限の解除は所定時間の間だけなされるので、機密性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置(通信装置)の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、パネル制御部の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、送信動作/表示動作の例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、ジョブリストから表示制限されたジョブを選択して表示制限を解除する場合の動作の例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、表示部の表示画面の遷移例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、表示部の表示画面の遷移例を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るファクシミリ/電子メール装置における、表示部の表示画面の遷移例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ファクシミリ/電子メール装置(通信装置)
12 メイン制御部
13 パネル制御部
14 制御用メモリ
15 画像用バッファ
16 制御用バッファ
17 画像記憶部
18 電子メール作成部
19 読取部
20 記録部
21 符号/復号化制御部
22 LAN(Local Area Network)制御部
23 モデム
24 網制御部(NCU:Network Control Unit)
25 ジョブ管理部
31 表示部
32 操作キー部
33 テンキー
34 クリアキー
35 スタートキー
36 全解除キー(CAキー)
37 モード選択キー
37a プリンタキー
37b ファックス/イメージ送信キー
37c コピーキー
38 ジョブステータス表示キー
39 ユーザ設定キー
40 宛先表呼出キー
41 表示制限設定キー

Claims (7)

  1. 再送信や予約送信を含めて今後送信すべきデータおよび送信中のデータおよび送信済みデータに関連した相手先情報を表示可能な表示手段を備えた通信装置において、
    個々のデータ送信の前に個々のデータ送信毎に設定操作して記憶させておくことが可能な前記相手先情報の表示制限の有無に応じて、前記表示手段に表示させる前記相手先情報の表示内容を制限または非制限とする制御手段を有することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載において、
    前記制御手段は、ユーザによる送信開始の指示の後のデータ送信中に、前記表示手段に表示させる前記相手先情報の表示内容を、前記設定操作による前記表示制限の有無に応じて制限することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1記載において、
    送信予約機能によって予約されたジョブを管理する予約管理手段を備え、
    前記制御手段は、前記予約管理手段の予約ジョブ情報を前記表示手段に表示させる際に、前記設定操作による前記表示制限の有無に応じて前記予約ジョブ情報中の前記相手先情報の表示内容を制限することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1記載において、
    送信に失敗した場合に一定時間後に自動的に再送信する再送信手段を備え、
    前記再送信手段による再送信時に、前記制御手段は、前記表示手段に表示させる前記相手先情報の表示内容を前記設定操作による前記表示制限の有無に応じて制限することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1記載において、
    送信が完了したジョブの送信履歴を管理する送信履歴管理手段を備え、
    前記制御手段は、前記送信履歴管理手段の送信履歴情報を前記表示手段に表示させる際に、前記設定操作による前記表示制限の有無に応じて前記送信履歴情報中の前記相手先情報の表示内容を制限することを特徴とする通信装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載において、
    前記相手先情報の表示内容を制限して表示する設定がなされていた場合には、ユーザによる送信開始の指示によって認証番号を生成する認証番号生成手段またはユーザーが入力設定した認証番号を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段上での前記相手先情報の表示が、制限された表示内容となっている送信ジョブに対して、ユーザが正しい認証番号を入力した際には、前記表示手段に、当該送信ジョブに対応する前記相手先情報を制限解除した表示内容で表示させることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項6記載において、
    前記制御手段は、ユーザが正しい認証番号を入力した場合には、所定時間の間だけ表示制限を解除することを特徴とする通信装置。
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