JP3743140B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コードレス電話機とハンドセットとを備えたファクシミリ装置等に代表される通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信端末装置として、コードレス電話機とハンドセットとを備えたファクシミリ装置が、一般家庭まで普及しつつある。このファクシミリ装置本体には、外線通話(電話回線)や内線電話を行うためのハンドセットが備えられている。このため、このファクシミリ装置を用いれば、ファクシミリ(FAX)による送受信ができるとともに、コードレス電話機またはハンドセットからも、外線に発呼して外線通話することができる。また、コードレス電話機とハンドセットとの間で内線通話をすることもできる。
【0003】
ところで、単体の電話機(コードレス電話機を備えていない電話機等)の場合は、受話器をオンフック(受話器をフックスイッチ上に置いた状態)及びオフフック(受話器を取り上げた状態)することにより直接電話回線の開閉が行われて、外線との間で通話を行うことができる構成となっている。
【0004】
一方、ハンドセットやコードレス電話機を備えたファクシミリ装置では、外線からの着信を検出する呼出信号検出部を電話回線間に備え、同部において外線からの着信が検出された場合、MPUの制御により電話回線の閉結及び開放を行うCMLリレーを開閉させている。
【0005】
ここで、外線通話が終了してから所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、交換機から警告音を鳴動させるための信号が送出されてくる。そして、この信号により、ハンドセットのスピーカからは警告音が鳴動される。このため、ハンドセットがオンフックされていないことが、交換機から知らされることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、内線通話が終了した場合、ハンドセットはオンフックされる。一方、コードレス電話機の切キーが押下される。すなわち、「内線通話が終了」の状態とは、ハンドセットはオンフックされ、且つコードレス電話機の切キーが押下された状態のことである。このとき、何らかの原因により、ハンドセットがオンフックされず、コードレス電話機の切キーのみが押下された場合、内線通話が終了したにも関わらず、MPUは内線通話が終了したことを認識することができず、MPUは異常な状態であることを認識する。
【0007】
また、この状態において外線からの着信があった場合、ファクシミリ装置のCMLリレーが開いている状態であるため、外線の相手に対してはリングバックトーンが鳴動される。一方、ハンドセットがオンフックされていないため、MPUは未だ異常な状態であると判断する。このため、呼出信号検出部は交換機からの呼出信号を検出することができない。従って、外線からの着信を示す呼出音がスピーカから鳴動されないことになる。
【0008】
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであって、その目的は、内線通話終了後、ハンドセットがオンフックされていない場合は、その旨を報知することが可能な通信端末装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、コードレス電話機とハンドセットを有する通信端末装置本体とを備えた通信端末装置において、通信端末装置本体は、警告音を鳴動する本体側鳴動手段と、ハンドセットのオフフック状態を検出する状態検出手段と、コードレス電話機から内線通話の終了を示す終話コマンドを受信した後、所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、本体側鳴動手段から警告音を鳴動させる本体側制御手段とを備えた。
【0010】
さらに、前記コードレス電話機は、警告音を鳴動するコードレス側鳴動手段と、コードレス電話機から内線通話の終了を示す終話コマンドを受信した後、所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、本体側制御手段からの指示に基づき、コードレス側鳴動手段から警告音を鳴動させるコードレス側制御手段とを備えた。
【0011】
請求項に記載の発明においては、請求項1に記載の通信端末装置において、通信端末装置本体は、外線からの着信を検出する着信検出手段を備え、本体側制御手段は、本体側鳴動手段による警告音の鳴動中に、外線からの着信が検出された場合、本体側鳴動手段から擬似音を鳴動させるとともに、フッキング動作に基づいて、外線とハンドセットとを接続させる。
【0012】
なお、以下に述べる発明の実施の形態において、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に記載の「本体側鳴動手段」はモニタスピーカ23に相当し、「状態検出手段」はフックスイッチ34に相当し、「本体側制御手段」はMPU11、ROM12、RAM13に相当し、「コードレス側鳴動手段」はスピーカ47bに相当し、「コードレス側制御手段」はMPU11、ROM12、RAM13に相当し、「着信検出手段」はNCU3に相当する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、ファクシミリ通信動作を行うファクシミリ装置本体2と、電話回線Lとの接続を制御するNCU3と、通信相手との間で通話を行うハンドセット4と、ファクシミリ装置本体2を介して通信相手との間で通話を行うコードレス電話機5とから構成されている。
【0014】
まず、ファクシミリ装置本体2の構成について説明する。
ファクシミリ装置本体2は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、コーデック19、モデム20、コマンド発生解析部21、鳴動信号発生部22、モニタスピーカ23、送受信部24及びアンテナ25から構成されている。
【0015】
MPU11は、ファクシミリ装置本体2を構成する各部の動作を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置本体2を制御するためのプログラム等を記憶している。RAM13は、ファクシミリ装置本体2に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0016】
読取部14は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画データやコピー動作において、読取部14にて読み取られた原稿の画データを記録紙上に記録する。
【0017】
操作部16は、電話番号を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)16a、コードレス電話機5に内線通話を行うための内線キー16b等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部17は、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0018】
画像メモリ18は、受信画データや読取部14で読み取られた画データを一時的に記憶する。コーデック19は、読取部14にて読み取られた画データを送信のためにMMR方式等により符号化(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画データを復号(デコード)する。
【0019】
モデム20は、ITU−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等に従った送受信データの変調及び復調を行う。
【0020】
コマンド発生解析部21は、操作部16のキー押下やハンドセット4の状態(オンフックまたはオフフック)等に伴って、各種コマンドを発生するとともに、コードレス電話機5から受信する各種コマンドを解析する。鳴動信号発生部22は、各種の鳴動信号を発生する。
【0021】
モニタスピーカ23は、鳴動信号発生部22から送出されてくる信号を鳴動音に変換して鳴動する。送受信部24は、アンテナ25を介してコードレス電話機5との間で各種の制御等に必要な情報の送受信を行う。モデム20は、トランス31を介して電話回線Lと接続されている。
【0022】
次に、前記NCU3の構成について説明する。
CMLリレー32は、電話回線Lとトランス31との間に配置され、MPU11の制御により電話回線Lを閉結及び開放する。呼出信号検出部33は、電話回線Lに接続され、その電話回線L上の16Hzの呼出信号を検出する。フックスイッチ34は、ハンドセット4のオンフック及びオフフック状態を検出する。
【0023】
リレー36は、MPU11の制御により、電話回線L、ハンドセット4、送受信部24間の接続を制御する。接点aが閉じられたときには、ハンドセット4と送受信部24とが接続され、接点bまたは接点cが閉じられたときには、電話回線Lと送受信部24またはハンドセット4とが接続される。内線通話を行うときには、接点aのみが閉じられ、ハンドセット4及び送受信部24は電話回線Lから切り離された状態となる。このとき、電話回線Lから外線が着信されると、CMLリレー32を介して、呼出信号検出部33で検出される。このため、内線通話中に外線からの着信があっても、ハンドセット4またはコードレス電話機5から応答することができる。ハンドセット4は、マイク4a及びスピーカ4bを備えている。
【0024】
次に、コードレス電話機5の構成について説明する。
コードレス電話機5は、MPU41、ROM42、RAM43、コマンド発生解析部44、鳴動信号発生部45、操作部46、送受信部47及びアンテナ48から構成されている。
【0025】
MPU41は、コードレス電話機5を構成する各部の動作を制御する。ROM42は、コードレス電話機5を制御するためのプログラム等を記憶している。RAM43は、コードレス電話機5に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0026】
コマンド発生解析部44は、操作部46のキー押下に伴って、各種コマンドを発生するとともに、ファクシミリ装置本体2から受信する各種コマンドを解析する。鳴動信号発生部45は、各種の鳴動信号を発生する。
【0027】
操作部46は、電話番号を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)46a、ハンドセット4との間で内線通話を行うための内線キー46b、外線に発呼したり、着信した外線をオフフックするための外線キー46c、内線通話や外線電話を終了させるための切キー46d等を備えている。
【0028】
送受信部47は、アンテナ48を介して、ファクシミリ装置本体2との間で制御等に必要な情報の送受信を行う。また、送受信部47は、マイク47a及びスピーカ47bを備えている。
【0029】
次に、このように構成されたファクシミリ装置1において、ファクシミリ装置本体2の動作について、図2及び図3のフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶されたプログラムに基づき、MPU11の制御により実行される。
【0030】
S1においては、ファクシミリ装置本体2の内線キー16bが押下されたか否か判断される。内線キー16aが押下された場合はS2に移行する。一方、内線キー16aが押下されない場合はS4に移行する。
【0031】
S2においては、コードレス電話機5を呼び出すための内線呼出コマンドが、ファクシミリ装置本体2からコードレス電話機5に送信される。
S3においては、コードレス電話機5からオフフックコマンドが受信されるのが待たれる。すなわち、前記S2におけるファクシミリ装置本体2からの呼出に応じて、コードレス電話機5の内線キー46bが押下されるのが待たれる。
【0032】
S4においては、コードレス電話機5からハンドセット4を呼び出すための内線呼出コマンドを受信したか否かが判断される。内線呼出コマンドを受信した場合はS5に移行する。一方、内線呼出コマンドを受信しない場合はS1に戻る。
【0033】
S5においては、モニタスピーカ23から内線呼出音の鳴動が開始される。S6においては、ハンドセット4がオフフックされるのが待たれる。ハンドセット4がオフフックされた場合は、内線呼出音の鳴動が停止される。
【0034】
すなわち、S1〜S3の処理は、ファクシミリ装置本体2からコードレス電話機5に対する内線通話の場合を示している。一方、S4〜S6の処理は、コードレス電話機5からファクシミリ装置本体2に対する内線通話の場合を示している。
【0035】
S7においては、リレー36の接点aが閉じられ、ハンドセット4とコードレス電話機5との間において、内線通話が行われる。
S8においては、内線通話が終了して、コードレス電話機5から終話コマンドを受信したか否かが判断される。具体的には、コードレス電話機5における操作部46の切キー46dが押下されたか否かが判断される。そして、終話コマンドを受信した場合はS11に移行する。一方、終話コマンドを受信しない場合はS9に移行する。
【0036】
S9においては、ハンドセット4がオンフックされたか否かが判断される。ハンドセット4がオンフックされた場合はS10に移行する。一方、ハンドセット4がオンフックされない場合はS7に戻る。すなわち、S8及びS9の処理では、内線通話が終了したか否かを判断している。
【0037】
S10においては、ハンドセット4がオンフックされた旨を通知するため、コードレス電話機5にオンフックコマンドが送信される。そして、リレー36の接点aが開かれ、この処理を終了する。
【0038】
S11及びS12においては、前記S8においてコードレス電話機5から終話コマンドを受信した場合、所定時間経過するまでにハンドセット4がオンフックされたか否かが判断される。所定時間経過するまでにハンドセット4がオンフックされた場合は、リレー36の接点aが開かれ、この処理を終了する。一方、所定時間が経過するまでにハンドセット4がオンフックされない場合は、図3に示すS13に移行する。
【0039】
図3に示すS13においては、コードレス電話機5から終話コマンドを受信してから所定時間経過しても、ハンドセット4がオンフックされないため、コードレス電話機5に対して、警告コマンドが送信される。その結果、警告コマンドを受信したコードレス電話機5のスピーカ47bからは、警告音の鳴動が開始される。
【0040】
S14においては、ファクシミリ装置本体2のモニタスピーカ23から警告音の鳴動が開始される。
S15においては、前記S14の鳴動音により、ハンドセット4がオンフックされたか否かが判断される。ハンドセット4がオンフックされた場合は、S16に移行する。一方、ハンドセット4がオンフックされない場合はS17に移行する。
【0041】
S16においては、警告解除コマンドが送信されるとともに、モニタスピーカ23からの警告音の鳴動が停止される、そして、リレー36の接点aが開かれ、この処理を終了する。
【0042】
S17においては、外線から着信が検出されたか否かが判断される。外線から着信が検出された場合はS18に移行する。一方、外線からの着信が検出されない場合はS15に戻る。
【0043】
S18においては、外線からの着信に基づいて、鳴動信号発生部22から擬似音を鳴動させるための信号が発生され、モニタスピーカ23から擬似音の鳴動が開始される。
【0044】
S19においては、ハンドセット4のフックスイッチがフッキングがされたか否かが判断される。フックスイッチがフッキングされた場合はS20に移行する。一方、フックスイッチがフッキングされない場合はS18に戻る。
【0045】
S20においては、フッキングに伴って、コードレス電話機5に対して、警告解除コマンドが送信されるとともに、擬似音の鳴動が停止される。
S21においては、外線とハンドセット4とを接続させるため、CMLリレー32及びリレー36の接点cが閉じられ、リレー36の接点aが開かれる。
【0046】
S22においては、外線者とハンドセット4の使用者との間で、外線通話が行われる。
S23においては、外線通話が終了して、ハンドセット4がオンフックされたか否かが判断される。ハンドセット4がオンフックされた場合はS24に移行して、CMLリレー32及びリレー36の接点cが開かれる。一方、ハンドセット4がオンフックされない場合は、外線通話が未だ終了していないと判断してS22に戻る。
【0047】
次に、コードレス電話機5の動作について、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、ROM42に記憶されたプログラムに基づき、MPU41の制御により実行される。
【0048】
S31においては、コードレス電話機5の内線キー46bが押下されたか否か判断される。内線キー46aが押下された場合はS32に移行する。一方、内線キー46aが押下されない場合はS34に移行する。
【0049】
S32においては、ハンドセット4を呼び出すための内線呼出コマンドが、ファクシミリ装置本体2に送信される。
S33においては、ファクシミリ装置本体2からオフフックコマンドが受信されるのが待たれる。すなわち、前記S32におけるコードレス電話機5からの呼出に応じて、ファクシミリ装置本体2の内線キー16bが押下されるのが待たれる。
【0050】
S34においては、ファクシミリ装置本体2からコードレス電話機5を呼び出すための内線呼出コマンドを受信したか否かが判断される。内線呼出コマンドを受信した場合はS35に移行する。一方、内線呼出コマンドを受信しない場合はS31に戻る。
【0051】
S35においては、内線呼出音がスピーカ47bから鳴動される。S36においては、コードレス電話機5がオフフックされるのが待たれる。具体的には、前記S35における内線呼出音に基づいて、コードレス電話機5の内線キー46bが押下されるのが待たれる。コードレス電話機5の内線キー46bが押下された場合は、内線呼出音の鳴動が停止される。
【0052】
すなわち、S31〜S33の処理は、コードレス電話機5からファクシミリ装置本体2に対する内線通話の場合を示している。一方、S34〜S36の処理は、ファクシミリ装置本体2からコードレス電話機5に対する内線通話の場合を示している。
【0053】
S37においては、ハンドセット4とコードレス電話機5との間において、内線通話が行われる。
S38においては、内線通話が終了して、切キー46dが押下されたか否かが判断される。切キー46dが押下された場合は、図5に示すS40に移行する。一方、切キー46dが押下されない場合はS39に移行する。
【0054】
S39においては、ハンドセット4のオンフックに伴って、ファクシミリ装置本体2からオンフックコマンドを受信したか否かが判断される。オンフックコマンドを受信した場合は、この処理を終了する。一方、オンフックコマンドを受信しない場合はS37に戻る。
【0055】
図5に示すS40においては、警告コマンドを受信したか否かが判断される。すなわち、コードレス電話機5が切キー46dを押下して、終話コマンドを送信したにも関わらず、ハンドセット4が所定時間内にオンフックされない場合、ファクシミリ装置本体2は、コードレス電話機5に警告コマンドを送信する。このため、この警告コマンドを受信したか否かが判断される。警告コマンドを受信した場合はS41に移行する。一方、警告コマンドを受信しない場合はS42に移行する。
【0056】
S41においては、鳴動信号発生部45から警告音を鳴動させるための信号が発生され、スピーカ47bから警告音の鳴動が開始される。
S42においては、ファクシミリ装置本体2からオンフックコマンドを受信したか否かが判断される。すなわち、ファクシミリ装置本体2は、コードレス電話機5から終話コマンドを受信してから、所定時間内にハンドセット4がオンフックされない場合は、モニタスピーカ23から警告音が鳴動される。このため、警告音に伴って、ハンドセット4がオンフックされた場合を検出するために、この処理が設けられている。
【0057】
S43においては、警告解除コマンドを受信したか否かが判断される。すなわち、ファクシミリ装置本体2は、コードレス電話機5から終話コマンドを受信した場合であって、所定時間内にハンドセット4がオンフックされない場合は、モニタスピーカ23から警告音が鳴動される。このため、この警告音に伴って、ハンドセット4がオンフックされた場合に、ファクシミリ装置本体2から送信されてくる警告解除コマンドが受信されたか否かが判断される。警告解除コマンドが受信された場合はS44に移行する。一方、警告解除コマンドが受信されない場合はS41に戻る。
【0058】
S44においては、スピーカ47bからの警告音の鳴動が停止され、この処理を終了する。
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
【0059】
・ファクシミリ装置本体2は、コードレス電話機5から終話コマンドを受信して、内線通話が終了した後、所定時間内にハンドセット4がオンフックされていない場合は、モニタスピーカ23から警告音が鳴動されるとともに、コードレス電話機5のスピーカ47bからも警告音が鳴動される。このため、ファクシミリ装置本体2の近傍者は、ハンドセット4がオンフックされていないことを知ることができる。従って、この警告音により、ハンドセット4をオンフックさせることができる。加えて、コードレス電話機5からも警告音が鳴動される。このため、コードレス電話機5の近傍者もハンドセット4がオンフックされていないことを知ることができる。
【0060】
・警告音の鳴動中に、外線からの着信が検出されると、警告音の鳴動から擬似音の鳴動に変化する。この擬似音の鳴動に基づいて、フックスイッチのフッキングを行うと、警告解除コマンドがコードレス電話機5に送信されるとともに、擬似音の鳴動が停止される。そして、外線とハンドセット4とが接続される。このため、ハンドセット4がオンフックされていない状態であっても、外線からの着信に応答することができる。従って、外線からの相手に対して、呼出音が鳴動されることはない。
【0061】
・コードレス電話機5は、ハンドセット4からオンフックコマンドを受信した場合、切キー46dを押下しなくても、内線通話が終了される。このため、内線通話終了後、コードレス電話機5がオンフックされたか否か、具体的には切キー46dが押下されたか否かを判断する必要もない。
【0062】
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・警告音の鳴動中に、外線からの着信が検出された場合、ファクシミリ装置本体のモニタスピーカ23から擬似音が鳴動される構成に加えて、コードレス電話機5のスピーカ47bからも擬似音が鳴動される構成にしても良い。このように構成すれば、コードレス電話機5からも警告音の鳴動中における外線からの着信に応答することができる。
【0063】
・ハンドセット4及びコードレス電話機5からの警告音の鳴動に、LED等の光による警告表示を加えた構成としても良い。このように構成すれば、警告音の鳴動と光による警告表示により、より一層明確な警告表示を行うことができる。特に、夜間等においては、光による警告表示がより有効である。また、LED等の光による警告表示のみの構成であっても良い。
【0064】
・コードレス電話機とハンドセットとを備えたファクシミリ装置に代えて、コードレス電話機を備えた親子電話機に適用しても良い。
・ハンドセット4は、フックスイッチを有するコードレス電話機であっても良い。
【0065】
・モニタスピーカ23から警告音や擬似音を鳴動させる構成に代えて、ハンドセット4のスピーカ4bから警告音や擬似音を鳴動させる構成にしても良い。また、モニタスピーカ23とハンドセット4のスピーカ4bの両方から警告音や擬似音を鳴動させる構成にしても良い。
【0066】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について、それらの作用、効果と共に以下に記載する。
・コードレス電話機とハンドセットを有する通信端末装置本体とを備えた通信端末装置において、通信端末装置本体は、警告音を鳴動する本体側鳴動手段と、ハンドセットのオフフック状態を検出する状態検出手段と、コードレス電話機から内線通話の終了を示す終話コマンドを受信した後、所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、本体側鳴動手段から警告音を鳴動させる本体側制御手段とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【0067】
このように構成すれば、内線通話終了後のハンドセットがオンフックされていない旨を報知することが可能な記録媒体を提供することができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、本体側鳴動手段からの鳴動によって、ファクシミリ装置本体の近傍者は、内線通話終了後のハンドセットがオンフックされていない旨を知ることができる。
【0069】
また、コードレス電話機からもハンドセットがオンフックされていない状態を知ることができる。
【0070】
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、警告音の鳴動中に、外線からの着信が検出された場合は、擬似音が鳴動される。そして、フッキング動作により、ハンドセットから外線に応答することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態におけるファクシミリ装置のブロック構成図。
【図2】ファクシミリ装置本体の動作を示すフローチャート。
【図3】ファクシミリ装置本体の動作を示すフローチャート。
【図4】コードレス電話機の動作を示すフローチャート。
【図5】コードレス電話機の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…通信端末装置としてのファクシミリ装置、2…通信端末装置本体としてのファクシミリ装置本体、3…着信検出手段としてのNCU、4…ハンドセット、5…コードレス電話機、11…本体側制御手段を構成するMPU、12…本体側制御手段を構成するROM、13…本体側制御手段を構成するRAM、20…モデム、23…本体側鳴動手段としてのモニタスピーカ、34…状態検出手段としてのフックスイッチ、41…コードレス側制御手段を構成するMPU、42…コードレス側制御手段を構成するROM、43…コードレス側制御手段を構成するRAM、47b…コードレス側鳴動手段としてのスピーカ。

Claims (2)

  1. コードレス電話機とハンドセットを有する通信端末装置本体とを備えた通信端末装置において、
    通信端末装置本体は、警告音を鳴動する本体側鳴動手段と、ハンドセットのオフフック状態を検出する状態検出手段と、コードレス電話機から内線通話の終了を示す終話コマンドを受信した後、所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、本体側鳴動手段から警告音を鳴動させる本体側制御手段とを備え
    前記コードレス電話機は、警告音を鳴動するコードレス側鳴動手段と、前記コードレス電話機から内線通話の終了を示す終話コマンドを受信した後、所定時間内にハンドセットがオンフックされない場合は、前記本体側制御手段からの指示に基づき、前記コードレス側鳴動手段から警告音を鳴動させるコードレス側制御手段とを備えた通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、前記通信端末装置本体は、外線からの着信を検出する着信検出手段を備え、前記本体側制御手段は、前記本体側鳴動手段による警告音の鳴動中に、外線からの着信が検出された場合、前記本体側鳴動手段から擬似音を鳴動させるとともに、フッキング動作に基づいて、外線とハンドセットとを接続させる通信端末装置
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