JPH05130312A - 自動切替機能付きフアクシミリ装置 - Google Patents

自動切替機能付きフアクシミリ装置

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Publication number
JPH05130312A
JPH05130312A JP3286973A JP28697391A JPH05130312A JP H05130312 A JPH05130312 A JP H05130312A JP 3286973 A JP3286973 A JP 3286973A JP 28697391 A JP28697391 A JP 28697391A JP H05130312 A JPH05130312 A JP H05130312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
facsimile
telephone
ringer
tone
Prior art date
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Pending
Application number
JP3286973A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Kakizaki
純 柿崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話とファクシミリの自動切替機能におい
て、電話をかけてきた相手を違和感なく待たせることを
目的とする。 【構成】 自動着信後、リングバックトーン発生回路6
からリングバックトーンを回線に送出すると同時に、ト
ーン検出部5によってCNG信号の検出を行う。CNG
を検出した場合にはファクシミリの受信動作へ移行す
る。またCNGを検出せずに一定時間経過した場合には
リンガ発生部8により疑似リンガ信号を発生する。これ
により電話機13のベルが鳴動し、操作者によって受話
器が取り上げられると、これをフック検出部10が検出
し回線を電話機側に切替える。 【効果】 接続される電話回線がファクシミリ専用では
なく、電話とファクシミリの共用である場合、相手が通
話を目的に電話をかけてきた場合に、相手を違和感なく
待たせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、ファクシミリと電話の自動切替え機能を有す
るファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、接続される
電話回線がファクシミリ専用ではなく、電話とファクシ
ミリの共用である場合には、リンガ信号により自動的に
着信した際に回線に対して予め録音された音声メッセー
ジを送出し、同時に送信機からのCNG信号を監視し
て、CNG信号が検出できた場合には、ファクシミリの
受信動作へ移行していた。
【0003】従って、相手がファクシミリを送信してき
た場合には、CNG信号検出によって、自動的にファク
シミリ受信動作へ切り替わる。
【0004】また、一定時間以内にCNG信号が検出で
きない場合には、電話の呼び出しベルを鳴らしていた。
【0005】従って相手が電話をかけてきた場合には、
操作者が受話器を取り上げることにより通話ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置は、相手が通話するために電話をかけ
てきた場合に、予め録音された音声メッセージを回線に
送出しているために、相手に対して違和感を与えたり、
相手が不審に思い電話を切ってしまうことがあるという
課題があった。
【0007】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る自動切替機能付きファクシミリ装置
は、リングバックトーンを電話回線に送出する手段と、
電話回線から受信した特定の周波数の信号を検出する手
段と、リンガ信号検出により自動的に電話回線閉結後に
直ちにリングバックトーンを電話回線に送出すると同時
に上記検出手段によりCNG信号の検出を開始しCNG
信号を検出した場合にはリングバックトーンの送出を中
止し初期識別信号を送出してファクシミリ受信動作へ移
行する制御部とを備えて構成される。
【0009】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0010】図1は本発明によるファクシミリ装置の一
実施例を示すブロック構成図である。
【0011】図1において、読取部1は原稿の画情報を
電気信号に変換し、符号化部2は読取部1で読み取った
画情報の相関を利用してデータ量を減らし、記録部3は
相手端末から送られてくる画情報を記録紙上に印字し、
復号化部4は相手端末から送られてきた符号化されてい
るデータを元の画情報に戻し、トーン検出部5は電話回
線から到来する特定周波数のトーン信号を検出し、リン
グバックトーン発生回路6はリングバックトーンを発生
して回線に出力し、モデム7は符号化部2で符号化され
た画信号を変調して回線に出力し、また相手端末から送
られてくる変調された画情報を元の画信号に復調し、リ
ンガ発生部8は電話回線から到来するリンガ信号と同等
の疑似リンガ信号を発生し、リンガ検出部9は電話回線
から到来するリンガ信号を検出し、フック検出部10は
電話機13の受話器のフック状態を検出し、制御部11
はトーン検出部5、モデム7、リンガ検出部9、および
フック検出部10からの各情報に基づき、読取部1、記
録部3、トーン検出部5、リングバックトーン発生回路
6、モデム7、リンガ発生部8および選択回路12を制
御し、選択回路12は電話回線に対して、モデム7と電
話機13を切替え、電話機13は本ファクシミリ装置に
接続される一般的な電話機である。
【0012】トーン検出部5は電話回線からの雑音やリ
ングバックトーン発生回路6から出力されるリングバッ
クトーンの回り込みなどにより、トーン信号の誤検出が
発生しないように、トーン信号の周波数近傍の信号のみ
を通すフィルタを内蔵している。
【0013】待機状態では、制御部11は選択回路12
を電話機13側に切り換え、リンガ検出部9に対し、リ
ンガ信号の検出を指示する。
【0014】相手がファクシミリを送信してきた場合、
電話回線から到来したリンガ信号が、リンガ検出部9に
よって検出され、制御部11に通知される。制御部11
はリンガ信号検出を通知されると、選択回路12をモデ
ム7側に切り替え、トーン検出部5に対してCNG信号
すなわち、1100Hzの単一トーン信号の検出を指示
する。同時に、制御部11はリングバックトーン発生回
路6に対して、リングバックトーンの送出を指示する。
リングバックトーンとは、端末の呼び出し中を発信側に
通知するために、通常交換器から発信側端末に出す信号
である。
【0015】選択回路12がモデム7側に切り替わるこ
とにより、相手送信機が送出してくる信号が、トーン検
出部5およびモデム7に印加される。相手送信機が送出
するCNG信号がトーン検出部5によって検出され、制
御部11に通知される。
【0016】制御部11は、CNG信号検出を通知され
ると、リングバックトーン発生回路6に対してリングバ
ックトーンの送出停止を指示する。
【0017】続いて、制御部10はCED信号および初
期識別信号DISの送出、DISに対するファクシミリ
の応答信号(通常DCS信号)の監視を指示する。DI
S送出完了後、制御部10は相手ファクシミリからの応
答信号DCSおよびトレーニング信号TCFを正常に受
信したことを確認後、確認信号CFRを送出し、記録部
3に記録動作を指示することにより、受信状態となる。
【0018】図2にファクシミリ通信が行われた場合の
タイミングを示す。
【0019】一方、相手が通話を目的として電話をかけ
てきた場合、相手がファクシミリを送ってきた場合と同
様に、電話回線から到来したリンガ信号が、リンガ検出
部9によって検出され、制御部11に通知される。制御
部11は、リンガ信号検出を通知されると、選択回路1
2をモデム7側に切替え、トーン検出部5に対してCN
G信号の検出を指示する。同時に、制御部11はリング
バックトーン発生回路6に対して、リングバックトーン
の送出を指示する。
【0020】リングバックトーンの送出開始から一定時
間後、制御部11はリンガ発生部8に対して疑似リンガ
信号の発生を指示する。
【0021】リンガ信号発生部8から出力される疑似リ
ンガ信号は、電話機13に印加され、それによって電話
機13のベルが鳴動する。
【0022】操作者によって受話器が取り上げられる
と、これをフック検出部10が制御部11に通知する。
制御部11は受話器の取り上げを認識すると、選択回路
12は電話機側に切替えると同時に、疑似リンガ信号の
発生の停止、リングバックトーンの送出の停止を、それ
ぞれリンガ発生部8およびリングバックトーン発生回路
6に指示する。
【0023】図3に人が通話目的で電話を掛けてきた場
合のタイミングを示す。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続される電話回線がファクシミリ専用ではなく電話と
ファクシミリの共用である場合に、リンガ信号により自
動的に着信した際に、即座にリングバックトーンを送出
すると同時に、相手送信機から送られてくるCNG信号
を監視することにより、相手が通話を目的に電話をかけ
てきた場合には、着呼後に即、リングバックトーンが送
出され、相手を違和感無く待たせることができ、また、
相手がファクシミリを送信してきた場合には、CNG信
号検出によって、即、ファクシミリ受信動作へ移行する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】ファクシミリ送信された場合のタイミング図で
ある。
【図3】人が電話をかけてきた場合のタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1…読取部 2…符号化部 3…記録部 4…復号化部 5…トーン検出部 6…リングバックトーン発生回路 7…モデム 8…リンガ発生部 9…リンガ検出部 10…フック検出部 11…制御部 12…選択回路 13…電話機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話とファクシミリの自動切替え機能付
    きファクシミリ装置において、 リングバックトーンを電話回線に送出する手段と、 電話回線から受信した特定の周波数の信号を検出する手
    段と、 リンガ信号検出により自動的に電話回線閉結後、直ちに
    リングバックトーンを電話回線に送出すると同時に、上
    記検出手段によりCNG信号の検出を開始し、CNG信
    号を検出した場合にはリングバックトーンの送出を中止
    し、初期識別信号を送出して、ファクシミリ受信動作へ
    移行する制御部と、 を有することを特徴とする自動切替機能付きファクシミ
    リ装置。
JP3286973A 1991-11-01 1991-11-01 自動切替機能付きフアクシミリ装置 Pending JPH05130312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3286973A JPH05130312A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 自動切替機能付きフアクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3286973A JPH05130312A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 自動切替機能付きフアクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05130312A true JPH05130312A (ja) 1993-05-25

Family

ID=17711357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3286973A Pending JPH05130312A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 自動切替機能付きフアクシミリ装置

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