JP2637441B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2637441B2 JP62299806A JP29980687A JP2637441B2 JP 2637441 B2 JP2637441 B2 JP 2637441B2 JP 62299806 A JP62299806 A JP 62299806A JP 29980687 A JP29980687 A JP 29980687A JP 2637441 B2 JP2637441 B2 JP 2637441B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデータ通信部を備えるとともに、各々通信機
能を有する複数の端末を選択的に外線に接続可能な通信
システムに関するものである。
[従来の技術] 従来の複数の通信媒体を介して複数の電話機及び複数
のデータ通信装置を接続して成る通信装置システムとし
ては、例えばファクシミリ装置とボタン電話機とに接続
された回線及び外線とを多数収納して各回線間の通話路
制御を行なう主制御装置とで構成されるシステムがあ
る。
このシステムの構成例を第6図に示す。第6図図示の
如く、複数のボタン電話機A102〜ボタン電話機A104及び
フアクシミリ装置110とが、それぞれ内線131〜134に接
続され、この内線間の通話路形成制御及び該内線と接続
外線121,122との間の通話路制御を行なう主制御装置よ
り構成される。
一方他の例としては、フアクシミリ装置110に接続さ
れている回線131を、他の内線132〜134とは異なる回線
とし、通常はこの回線を外線121又は外線122の一方に接
続しておき、手動の切り分け器等を使用して外線との切
り離しを行なうように構成される1対の信号線で構成す
る。そして、ボタン電話機102〜104を主制御装置の専用
電話機とし、接続回線である回線132〜134においては、
通常の回線用信号線のほか制御用、電源供給用の1対の
信号線を追加し、合計2対の信号線としたものがある。
しかし、このようなシステムにおいては、ボタン電話
機とフアクシミリ装置とはそれぞれ何の関係もなく、単
にボタン電話機の制御装置にフアクシミリ装置を接続し
たに過ぎないものであり、何ら有機的に結合しているも
のではない。フアクシミリ装置への回線が使用中でない
場合には、ボタン電話機からこのフアクシミリ装置用の
回線を使用して発呼処理が行なえる程度の機能しか無
い。
[発明が解決しようとする問題点] このため、非電話系端末であるフアクシミリ装置が親
展受信を行なつた場合においても、この受信を行なつた
装置以外はこの親展受信を知ることが出来なかつた。
従つて、利用者が非電話系端末の所までいつてその都
度親展受信が行なわれているか否かを確認しなければ親
展受信の有無を知ることができないという欠点があつ
た。
そして、親展受信が行なわれた時にはその受信データ
を出力しないとその非電話系端末(例えばフアクシミリ
装置)を有効に利用できないため、親展受信が行なわれ
た時にはそれを速やかに知ることが望まれる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述の問題点を解決することを目的として
成されたもので、上述の問題点を解決する手段として本
実施例は以下の構成を備える。
即ち、通信媒体を介して他の装置とデータ通信を行な
うデータ通信部と、接続された各々通話機能を有する複
数の端末の内の任意の端末を前記通信媒体に接続する接
続手段とを備える通信システムにおいて、前記データ通
信部により前記通信媒体を介して受信されるデータが特
定の受信者のみが見ることのできる親展データか否かを
検出する検出手段と、前記データ通信部により受信され
た親展データを記憶する記憶手段と、前記データ通信部
により受信されたデータを可視表示出力する出力手段
と、前記検出手段が前記データ通信部により受信された
データ中に親展データを検出すると検出された親展デー
タを前記記憶手段に記憶させるとともに前記出力手段よ
り可視表示出力しないように制御する制御手段と、前記
検出手段が前記データ通信部により受信されたデータ中
に親展データを検出した場合に親展データが受信された
ことを親展データに従って特定される前記接続された所
定の端末に報知する報知手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記親展データの前記出力手段よりの可視表示出力
を指示入力する指示手段を備え、前記制御手段は、前記
指示手段による指示入力が前記記憶手段に記憶されてい
る前記親展データに対応して指定された入力である場合
に前記記憶手段に記憶されている前記親展データを前記
出力手段より可視表示出力させ、前記報知手段は、前記
出力手段よりの親展データの可視表示出力に応じて前記
端末の前記親展データ受信の報知を消勢することを特徴
とする。
そして例えば、前記報知手段は、前記データ通信部に
より前記親展データの受信を報知する端末を指定する情
報が受信された場合には前記複数の端末の内の前記指定
情報に対応する端末に前記親展データの受信を報知する
ことを特徴とする。あるいは、前記報知手段は、前記デ
ータ通信部により前記親展データの受信を報知する端末
を指定する情報が受信されない場合には前記接続された
複数の端末の全てに前記親展データの受信を報知するこ
とを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、1つのデータ通信部を複数の端
末のオペレータが共有するシステムにおいて、親展デー
タが受信された場合に、各オペレータがその端末が置か
れている場所で、親展データが受信されたことを知るこ
とができ、その親展データの受取人は速やかに親展デー
タを得ることが可能となる。
また、端末での親展データの受信の報知が親展データ
の可視表示出力まで継続して行えるため、その親展デー
タの受取人が可視表示出力すべき親展データの存在を継
続して知ることができ、確実に親展データを入手でき
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に
説明する。
[第1実施例] 第1図は本発明に係る一実施例の概略ブロツク構成図
であり、第6図と同一構成には、同一番号を付してい
る。
図中、150は第6図の主制御装置101とフアクシミリ装
置110と2つの装置を一体に構成したのと同様な機能を
備える制御装置であり、回転制御部151とフアクシミリ
部152とを備えている、そして、この制御装置150には2
回線の外線(公衆回線網に接続されている局線)と、ボ
タン電話機A102〜C104に接続された3本の回線132〜134
が収納されている。この回線132〜134は、通常の通信用
の1対の信号線のほか制御用、電源供給用の1対の信号
線を追加し、合計2対の信号線である。
これにより、従来のフアクシミリ装置の電話制御装置
の機能が一体化され、有機的に結合された構成となつて
いる。
以上の構成において、外線121又は122より着呼があ
り、これがフアクシミリ部への親展受信要求であるとき
に、親展受信者以外の者はこれを見られないようにする
ため、受信情報の印刷出力は行なわず、内蔵のメモリ中
に記憶する。そして、接続された電話機より親展受信が
行なわれた旨の表示を行なう。
この親展受信の表示は、以下の様にして行なわれる。
即ち、予め複数の着信者をその者の着席位置により3つ
のグループに分け、それぞれグループ番号を1〜3と割
り当て、電話機A〜C(102〜104)を対応させる。そし
て、親展受信が行なわれた時に親展受信者がどのグルー
プに属しているかを調べ、そのグループに対応した電話
機からのみ親展受信が行なわれた旨の表示を行なう。そ
して、親展受信者により親展受信情報が取り出されると
この対応電話機に表示されている親展受信が行なわれた
旨の情報の表示を消勢する。
以上における制御装置150の詳細構成を第2図に示
す。
第2図において、1はROM2に格納された後述する第4
図に示すプログラムに従い本装置全体の制御を司どる制
御回路、2は上述のプログラムの外に各種パラメータ等
を記憶するリード・オンリ・メモリ(ROM)、3は処理
データを一時記憶するランダム・アクセス・メモリ(RA
M)、4は回線(電話線)31を介して公衆回線網50に接
続され、例えばこの公衆回路網50に接続された他のフア
クシミリ装置等の相手装置60との間でデータ通信を行う
ための通話路制御、及び接続された内線に接続された電
話機との通話路制御を行なう回線切換回路であり、3台
の電話機A〜C(102〜104)が接続されている。回線切
換回路4は制御回路1よりの制御信号48に従い各接続回
線間の通話路制御を行なう。
なお、ここでは回線31の1回線のみ表わされている
が、他の回線も当然に接続され、後述するACU26、保留
音発生回路27、被呼検出回路28が同様に接続されてい
る。
6はフアクシミリ装置側と回線切換回路4側との信号
接続において、送信系信号と受信系信号とを分離するハ
イブリツド回路、7は後述するV21変調器8よりの信号
とV27/V29変調器12よりの信号とを加算して、送信系信
号としてハイブリツド回路6に出力する加算回路、8は
公知のCCITT勧告V21に基づいて制御回路1よりの手順信
号36の変調を行うV21変調器である。10はセツトされた
送信原稿を主走査方向1ライン毎に順次走査して読み取
り、周知の“白”、“黒”の2値化信号に変換して読取
り信号33として出力するリーダであり、電荷結合素子
(CCD)等の撮像素子及び光学系により構成されてい
る。このリーダ10の構成は公知であるので説明を省略す
る。11はリーダ10よりの2値化信号である送信系信号33
を例えばMH(モデイフアイドハフマン)符号に、又はMR
(モデイフアイドリード)符号に符号化する符号化回
路、12はV27/V29変調器であり、公知のCCITT勧告V27ter
(差動位相変調)に基づいた変調、あるいはCCITT勧告V
29(直交変調)に基づいた変調を行う変調器である。V2
7/V29変調器の変調信号出力35は上述の加算回路7に入
力されている。
13は制御回路1の動作クロック信号及びデータ伝送等
のタイミング信号を発生するタイミング発生装置、14は
制御回路1よりの制御で内線電話機と回線制御部とのデ
ータ伝送の制御を行なうデータ伝送制御回路であり、デ
ータ伝送制御回路14と制御回路1との間では2値化され
たデジタルデータが用いられる。そして、電話機へは例
えばFSK変調された信号が出力される。これらの制御に
ついては公知であるので詳細な説明は省略する。15は公
知のCCITT勧告V21に基づいて、ハイブリツド回路6より
送られる受信信号の復調を行うV21復調器であり、V21復
調器15よりの復調手順信号38は制御回路1に送られ、制
御回路1は公知のこの復調手順信号38に従つた伝送制御
手順で受信制御を実行する。また、16は公知のCCITT勧
告V27ter(差動位相変調)に従つた、あるいはCCITT勧
告V29(直交変調)に基づいて、ハイブリツド回路6よ
り送られる受信信号の復調処理を行うV27/V29復調器で
ある。17はV27/V29復調器16よりの復調信号39又はメモ
リ回路23よりの読出し信号を公知の複号化処理、例えば
MH(モデイフアイドハフマン)複号あるいはMR(モデイ
フアイドリード)複号化処理を実行する復号化回路であ
り、複号データ40はプリンタ18に送られる。18のプリン
タは主走査方向1ライン毎に複号化データ40に従つて印
刷出力する公知のプリンタである。19は信号線41に出力
が付勢されている時に「親展通信有」の表示を行なう親
展受信表示回路であり、また親展受信表示回路19は信号
線42の出力に従い電話機グループ番号を表示する。な
お、親展受信表示回路19においては、信号線41が消勢さ
れると「親展受信有」の表示は行なわない。20は装置に
備えられたキーボード上の「親展出力キー」の押下入力
を検出する親展出力キー押下検出回路、21はキーボード
上の電話番号を入力するテンキー等より成る「電話番号
キー」の押下入力を検出する電話番号キー押下検出回
路、23はキーボード上の「親展出力開始キー」の押下入
力を検出する親展出力開始キー押下検出回路である。
本実施例ではメモリ回路23に記憶された親展受信を取
り出すためには、「親展出力キー」を入力し、続いて
“暗証番号”を入力し、最後に「親展出力開始キー」を
入力することにより行なう。制御回路1はこの暗証番号
を調べ、これが指定親展者番号と一致すればメモリ回路
23に記憶の親展受信情報を読出し、復号化回路17を介し
てプリンタ18より出力する。
この暗証番号は、グループ番号が指定されていない場
合と、グループ番号がされている場合(3グループに分
けられてあり、各グループ分で合計3つ)とで合成4種
類設定されている。
23はV27/V29復調器16よりの復調データを一時記憶す
るメモリ回路であり、親展受信等の場合に受信情報を一
時記憶するためのものである。24は制御回路1より出力
される電話番号に対応した電話番号信号を回線切換回路
4を介して公衆回線網50に送出するACU、25は電話機に
動作電源を供給する電源供給回路であり、例えば信号線
上に24Vの電圧を供給する。26はフアクシミリ部におけ
る発信要求キー、親展親展出力キー親展出力開始キー、
電話番号キー、短縮キー、ワンタツチダイヤルキー等を
備え、各動作指示入力等を行なうオペレーシヨン部、27
は制御回路1の指示で回線上に保留音を送出する保留音
発生回路、28は回線よりの被呼信号を検出する被呼検出
回路、29は接続回線に送出される電話番号信号を検出す
る電話番号信号検出部であり、本実施例では、電話機が
ボタン電話機であり、回線31もボタン電話回線であるた
めDTMF信号を検出するものであるが、接続回線の種類に
応じてダイヤルパルス信号を検出することができる構成
としてもよいことは勿論である。そして、ここで内線電
話機よりの電話番号信号を解読し、他の内線電話機への
接続要求であれば対応電話機との間に通話路を形成し、
外線への発呼要求の場合には当該要求電話機を外線に接
続し、外線発呼を可能とするためのものである。
以上の構成より成る本実施例の制御装置は、通常時の
データの送信時には、リーダ10より送信原稿を読み込
み、符号化回路11で符合化し、V27/V29変調器12で変調
して、V21変調器18よりの手順変調信号37と共に加算回
路で加算処理し、ハイブリツド回路6、回線切換回路4
を介して相手装置60や70に送信することにより行なわれ
る。
これらの処理は公知であるので詳細説明を省略する。
また、通常時の相手装置60よりの受信データは回線切
換回路4で受信され、ハイブリツト回路6、V27/V29復
調器16で復調され、メモリ回路23に一旦記憶された後、
又は直接に復号化回路17に出力され、ここで複合化され
てプリンタ18よりプリントアウトされる。そして手順信
号はV21復調器15で復調され、制御回路1に送られる。
これらの受信処理も公知であるので詳細説明を省略す
る。
次に全て同一構成である本実施例の電話機A〜C(12
1〜124)の詳細構成を第3図を参照して以下に説明す
る。
第3図において、201は内蔵しているROM201aに記憶さ
れた第5図に示すプログラム等に従い本実施例の電話機
全体の制御を実行する制御部、202は回線切換回路4と
の通信回線を送受話器203、信号音発生回路204、スピー
カ回路205のいずれか、又は制御部201と接続する内線イ
ンタフエース、203は送受話器、204は回線に各種の信号
音を出力する信号音発生回路、205は回線上の通話音を
モニタするためのスピーカ回路、206は電話番号入力用
のテンキー等より成るキーボード、207は制御部201の制
御で各種の表示を行なう表示部、208は制御部1の制御
で「親展受信有」の表示を行なうための親展受信表示回
路である。
また、210はデータ伝送制御回路14とのインタフエー
スを司るデータインタフエース、212は電源供給回路25
より供給される電力を受取り、各構成に供給する電源回
路、211は制御部201の動作クロツク信号及びデータイン
タフエース211でのデータ伝送等のタイミング信号を発
生するタイミング発生回路である。
電話機においては、回線切換回路4により選択される
と被呼信号が出力され、この被呼信号に応じて呼び出し
音を出力する。これを聞いた操作者が電話機の送受話器
203を取り上げると、回線に直流ループが形成され、回
線切換回路4ではこれを検知して電話機の応答を検知し
通話路を形成することになる。
以上の構成より成る本実施例の動作を第4図、第5図
のフローチヤートを参照して以下説明する。
まず、第4図を参照して制御装置150の制御動作を説
明する。
制御装置150に電源が投入されるとステツプS1に進
み、回線切換回路7に指示して回線31を開放状態とし、
続くステツプS2でデータ伝送制御回路14を制御して接続
された全ての電話機の親展受信表示回路208を消勢させ
る制御信号を出力し、「親展受信有」表示をしないよう
制御する。そして続くステツプS3でオペレーシヨン部22
のワンタツチダイヤルあるいは短縮ダイヤルが入力され
るなどして発呼要求が入力されたか、又は接続電話機の
送受話器203がオフフツクされ発呼要求が行なわれたか
否かを監視し、発呼要求がある場合にはステツプS4で公
知の所定の発呼処理を行なう。
そして発呼要求がなければステツプS3よりステツプS5
に進み、ステツプS5、ステツプS6で被呼検出回路26が回
線31等よりの被呼を検出したか又は、オペレーシヨン部
26より親展受信情報の出力要求入力が行なわれたか否か
を調べ、いずれの場合でも無い場合にはステツプS3に戻
る。
ここでオペレーシヨン部26より親展受信情報の出力要
求入力が行なわれた場合、即ち、上述した「親展出力キ
ー」が入力され、続いて、“暗証番号”が入力され、最
後に「親展出力開始キー」が入力された場合にはステツ
プS6よりステツプS7に進み、制御回路1はこの暗証番号
を調べ、これがメモリ回路23に記憶されている指定親展
者番号と一致すればステツプS8に進み、一致しなければ
ステツプS3に戻り入力を無視する。ステツプS8では指定
されているグループ番号に対応する電話機を求め、デー
タ伝送制御回路14に指示してこの電話機を親展受信表示
回路208の消勢を指示する制御信号を出力し、「親展受
信有」の表示を消す。それとともに親展受信表示回路19
の表示も消勢する。ここで、親展受信がグループ番号の
指定されていないデータの場合には全ての電話機の「親
展受信有」の表示を消勢する。そして続くステツプS9で
メモリ回路23に記憶の親展情報を読出し、復号化回路17
で復号化してプリンタ18より印刷出力する。そして印刷
処理終了後ステツプS3に戻る。
一方、被呼検出回路28が被呼信号を検出すると、呼出
し信号を出力すべき(ベルを鳴らすべき)電話機が指定
されている場合には指定電話機と回線31とを接続し、対
応電話機より呼出し音を出力させる。そしてステツプS1
0で所定回数(例えば3回)の被呼信号が来か否かを調
べ来ていない場合には呼出しを続ける。その間に送受話
器203が取り上げられた場合には当該電話機と発呼側と
の通話路が形成され、通話が行なわれる。
被呼信号が所定回数来ても送受話器203を取り上げな
い場合には、ステツプS11に進み、回線切換回路4に指
示して回線31に直流ループを形成して応答し、回線31を
ハイブリツド回路6に接続する。そして、続くステツプ
S12でフアクシミリ受信であるキヤリア信号を伴うデー
タ受信か否かを調べる。ここで回線にキヤリア信号が検
出されない場合にはデータ通信ではないため、間違い電
話としてステツプS13で回線を開放して復旧し、ステツ
プS3に戻る。
データ信号の場合にはステツプS15に進み、前手順処
理、例えば各種の装置状態の検知等の処理を実行する。
続いてステツプS16で受信情報が親展受信か否かを調
べ、親展受信でない場合にはステツプS17に進み、親展
受信でない場合にはステツプS25に進む。
ステツプS17ではステツプS15の前手順処理に続いて送
られてくる画像情報の受信処理を実行する。それと同時
にステツプS18で受信情報を上述した経路で、V27/V29復
調器16で復調された信号はメモリ回路23を介さずに復号
化回路17に送られ、プリンタ18より印刷出力される。そ
して画像情報の受信が終了するとステツプS19で規定の
後手順処理を実行し、ステツプS13に進む。
一方ステツプS25では送られてくる画像情報を受信
し、V27/V29復調器16で復調し、同時にステツプS26で復
調データをメモリ回路23に順次格納する。そして画像情
報の受信が終了するとステツプS27で規定の後手順処理
を実行し、ステツプS28に進み回線を開放して復旧し、
ステツプS30に進む。
ステツプS30では親展受信でグループ番号が指定され
ていたか否かを調べ、グループ番号が指定されていれば
ステツプS31に進み、データ伝送制御回路14に指示して
グループ番号で指定されたグループに対応する電話機の
みの親展受信表示回路208を付勢し、「親展受信有」表
示を行ない、同時に親展受信表示回路19も付勢し、指定
グループ番号等も表示させ、ステツプS3に戻る。
グループ番号が指定されていない場合にはステツプS3
2に進み、データ伝送制御回路14に指示して全ての電話
機の親展受信表示回路208を付勢し、「親展受信有」表
示を行ない、同時に親展受信表示回路19も付勢する。そ
してステツプS3に戻る。
次に第5図を参照して電話機の制御を説明する。
制御部201はステツプS101でデータインタフエース211
がデータ伝送制御回路14よりの制御信号を受信したか否
かを調べ、制御信号の受信でなければステツプS102でキ
ーボード206よりのキー入力があるかを調べる。キー入
力がなければステツプS101に戻る。
ここで、キーボード206よりのキー入力があればステ
ツプS102よりステツプS103に進み、キー入力に対応した
処理を実行する。例えば、送受話器203をオフフツクし
て電話番号キーを入力した様な場合には、信号音発生回
路204に指示して対応する電話番号信号(DTMF信号等)
を送出する。そして対応処理終了後ステツプS101に戻
り、次のキー入力に備える。
一方、データ伝送制御回路14よりの制御信号を受信し
た場合にはステツプS101よりステツプS105に進み、受信
制御信号が親展受信表示回路208の付勢信号か否かを調
べ、親展受信表示回路208の付勢信号である場合にはス
テツプS106で親展受信表示回路208を付勢して「親展受
信有」を表示してステツプS101に戻る。
受信制御信号が親展受信表示回路208の付勢信号でな
い場合にはステツプS110に進み、親展受信表示回路208
の消勢信号の受信か否かを調べ、親展受信表示回路208
の消勢信号である場合にはステツプS111で親展受信表示
回路208を消勢して「親展受信有」表示を消してステツ
プS101に戻る。
受信制御信号が親展受信表示回路208の消勢信号でな
い場合にはステツプS115に進み、受信制御信号に対応し
た処理を実行し、ステツプS101に戻る。
以上説明した如く本実施例によれば、データ通信装置
に親展受信が行なわれた時に、その受信を手近かの電話
機より知ることができ、速やかに親展受信データを取り
出すことができる。
これにより、電話機は机の上に配置し、フアクシミリ
装置は部屋の隅に配置しているような場合においても、
親展受信者は机に座つたままで親展受信が行なわれたこ
とを即座に知ることができ、直ちに親展受信情報を出力
できる。このため、不必要にメモリ回路23に受信データ
が格納されたままになることも防止でき、次のデータ受
信に備えて有効なメモリ利用が図れる。
[第2実施例] 前記実施例においては、親展受信が終了後に、電話系
端末に「親展受信有」表示を行なう例について述べた
が、本発明は親展受信の終了後に表示することに限定さ
れるものではなく、親展受信を開始した時に電話系端末
に「親展受信有」表示を行なわせてもよい。
これにより、更に迅速に親展受信を知ることができ
る。
以上説明した様に上述した各実施例によれば、確実
に、かつ、迅速に親展受信を知ることができ、速やかな
親展情報の出力が可能となるとともに、装置に備えられ
たメモリの有効利用も図れる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、1つのデータ通信
部を複数の端末のオペレータが共有するシステムにおい
て、親展データが受信された場合に、各オペレータがそ
の端末が置かれている場所で、親展データが受信された
ことを知ることができ、その親展データの受取人は速や
かに親展データを得ることが可能となる。
また、端末での親展データの受信の報知が親展データ
の記録まで継続して行えるため、その親展データの受取
人が記録すべき親展データの存在を継続して知ることが
でき、確実に親展データを入手できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の概略ブロツク図、 第2図は第1図に示す制御装置の詳細構成図、 第3図は本実施例の電話機の詳細構成図、 第4図は本実施例の制御装置の制御フローチヤート、 第5図は本実施例の電話機の制御フローチヤート、 第6図は従来の電話通信システムの構成図である。 図中1……制御回路、2……ROM、3……RAM、4……回
線切換回路、6……ハイブリツド回路、7……加算回
路、8……V21変調器、10……リーダ、11……符号化回
路、12……V27/V29変調器、13……タイミング発生回
路、14……データ伝送制御回路、15……V21復調器、16
……V27/V29復調器、17……復号化回路、18……プリン
タ、19,208……親展受信表示回路、20……親展出力キー
押下検出回路、21……電話番号キー押下検出回路、22…
…親展出力開始キー押下検出回路、23……メモリ回路、
24……ACU、25……電源供給回路、26……オペレーシヨ
ン部、27……保留音発生回路、28……被呼検出回路、29
……電話番号検出回路、50……公衆電話回線網、60……
相手装置、102〜104……電話機、201……制御部、202…
…内線インタフエース、203……送受話器、204……信号
音発生回路、205……スピーカ回路、206……キーボー
ド、207……表示部、210……電源回路、211……データ
インタフエース、212……タイミング回路である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信媒体を介して他の装置とデータ通信を
    行なうデータ通信部と、接続された各々通話機能を有す
    る複数の端末の内の任意の端末を前記通信媒体に接続す
    る接続手段とを備える通信システムにおいて、 前記データ通信部により前記通信媒体を介して受信され
    るデータが特定の受信者のみが見ることのできる親展デ
    ータか否かを検出する検出手段と、 前記データ通信部により受信された進展データを記憶す
    る記憶手段と、 前記データ通信部により受信されたデータを可視表示出
    力する出力手段と、 前記検出手段が前記データ通信部により受信されたデー
    タ中に親展データを検出すると検出された親展データを
    前記記憶手段に記憶させるとともに前記出力手段より可
    視表示出力しないように制御する制御手段と、 前記検出手段が前記データ通信部により受信されたデー
    タ中に親展データを検出した場合に親展データが受信さ
    れたことを親展データに従って特定される前記接続され
    た所定の端末に報知する報知手段と、 前記記憶手段に記憶された前記親展データの前記出力手
    段よりの可視表示出力を指示入力する指示手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記指示手段による指示入力が前記記
    憶手段に記憶されている前記親展データに対応して指定
    された入力である場合に前記記憶手段に記憶されている
    前記親展データを前記出力手段より可視表示出力させ、 前記報知手段は、前記出力手段よりの親展データの可視
    表示出力に応じて前記端末の前記親展データ受信の報知
    を消勢することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】前記報知手段は、前記データ通信部により
    前記親展データの受信を報知する端末を指定する情報が
    受信された場合には前記複数の端末の内の前記指定情報
    に対応する端末に前記親展データの受信を報知すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記報知手段は、前記データ通信部により
    前記親展データの受信を報知する端末を指定する情報が
    受信されない場合には前記接続された複数の端末の全て
    に前記親展データの受信を報知することを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の通信システム。
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