JP3728080B2 - カメラ、カメラアクセサリおよびカメラシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ鏡筒等のカメラアクセサリをカメラに取り付けたときに、両者が水密的に結合されるようにした防水マウント機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
交換レンズ鏡筒が着脱自在に装着できるレンズ交換式カメラにおいては、一般的にカメラ側、レンズ鏡筒側双方にマウント部材を設け互いを係合させることによりレンズ鏡筒をカメラに取り付けるマウント機構が広く知られている。
【0003】
また、最近では雨中の撮影等によりカメラが水に濡れても支障がないように、カメラ、レンズ鏡筒それぞれを防水構造とするとともに、双方のマウント部材が係合時に水密化するような防水マウント機構を設けたカメラの防水機構が既に提案され、製品化されている。
【0004】
防水マウント機構の一例としては、カメラ側のマウントと外側のカバーとの間に防水用の弾性部材を配置し、カメラとレンズ鏡筒の係合時、その弾性部材をカメラ側のマウントより径の大きいレンズのマウント部材に当接させて、レンズ鏡筒とカメラとの間の水密化を図る提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来はマウント部材を防水用に特別な形状に構成しているために、例えば、非防水のマウント機構を持つレンズ鏡筒およびカメラからなるカメラシステムに、新たに防水マウント機構を持つカメラやレンズ鏡筒からなるカメラシステムが追加される場合には、従来の非防水マウント部材との共用ができず、同じカメラシステムの中に2種類のマウント部材が必要となることになる。
【0006】
また、従来は、弾性部材がマウント部材と外観部材間にあるためマウント部材と外観部材の防水は可能となるが、弾性部材が当接する相手側のマウント部材と外観部材との防水性については考慮されておらず、本来なら弾性部材が当接する相手方のマウント部材と外観部材間にも防水機構が必要となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願第1の発明では、カメラアクセサリに設けられたアクセサリ側マウントと係合するカメラ側マウント部材をカメラ本体に取り付けて構成されるカメラにおいて、カメラ側マウント部材とカメラ本体(例えば、カメラ本体を構成するカメラ側の外観部材)との間に挟み込まれて保持されるとともに、カメラ側マウント部材とアクセサリ側マウントとを係合した状態で、カメラアクセサリにおけるアクセサリ側マウントの外周を囲み、アクセサリ側マウントが取り付けられて固定されるアクセサリ本体の外観部材に密着する弾性部材を設けている。
【0008】
これにより、カメラ側マウント部材そのものは防水、非防水に関係なく同一の部材が使用できる。また、カメラ側マウント部材とカメラ本体(外観部材等)間に防水用の弾性部材があるので、カメラ側マウント部材とカメラ本体間の防水が図れるとともに、カメラアクセサリ側では、弾性部材がマウントの外側部分(外観部材等)に密着することから、アクセサリ側マウントとアクセサリ側外観部材等との間に防水機構がなくても防水性が保てる。つまり、防水用の弾性部材を1つ追加するだけで、カメラアクセサリとカメラ間の防水性が保証できるとともに、カメラ側マウント部材とカメラ側外観部材等との防水性も保証できる。
【0009】
さらに、上記第1の発明においては、弾性部材におけるカメラアクセサリへの密着部分が、先端に向かって広がる錐形状(弾性部材が円環形状である場合、円錐形状)に形成するのが望ましい。
【0010】
これにより、カメラアクセサリのカメラへの装着時に弾性部材の先端は常に外側に広がるので、弾性部材の先端を、両マウント間に挟み込んだり、ねじったりすることなく安定してカメラアクセサリに密着させることができる。
【0011】
また、本願第2の発明では、カメラに設けられたカメラ側マウントと係合するアクセサリ側マウント部材をアクセサリ本体に取り付けて構成されるカメラアクセサリにおいて、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体(例えば、アクセサリ本体を構成するカメラ側の外観部材)との間に挟み込まれて保持されるとともに、アクセサリ側マウント部材とカメラ側マウントとを係合した状態で、カメラ側マウントが取り付けられて固定されるカメラ本体におけるカメラ側マウントの外周を囲むカメラ側外観部材に密着する弾性部材を設けている。
【0012】
これにより、アクセサリ側マウント部材そのものは防水、非防水に関係なく同一の部材が使用できる。また、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体(外観部材等)間に防水用の弾性部材があるので、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体間の防水が図れるとともに、カメラ側では、弾性部材がマウントの外側の外観部材等に密着することから、カメラ側マウントとカメラ側外観部材等との間に防水機構がなくても防水性が保てる。つまり、防水用の弾性部材を1つ追加するだけで、カメラアクセサリとカメラ間の防水性が保証できるとともに、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ側外観部材等との防水性も保証できる。
【0013】
さらに、上記第2の発明においては、弾性部材におけるカメラへの密着部分が、先端に向かって広がる錐形状(弾性部材が円環形状である場合、円錐形状)に形成するのが望ましい。
【0014】
これにより、カメラアクセサリのカメラへの装着時に弾性部材の先端は常に外側に広がるので、弾性部材の先端を、両マウント間に挟み込んだり、ねじったりすることなく安定してカメラに密着させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態であるカメラシステムを示している。このカメラシステムは、カメラ1とレンズ鏡筒(カメラアクセサリ)10とを結合して構成されている。
【0016】
図2には、カメラ1のマウント機構を示している。この図において、2は本体ダイキャストである。この本体ダイキャス2には、マウント環(請求の範囲にいうカメラ側マウント)3、バヨネット付勢バネ4および前カバー5が取り付けられている。
【0017】
マウント環3は、周方向ほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、後述するレンズ鏡筒10のバヨネット爪11aに係合するバヨネット爪3aと、レンズ鏡筒10側のマウント環11と嵌合する嵌合部3bと、マウント環11が光軸方向に当接する当接面3cとを有している。このマウント環3は、貫通穴3dに挿通されるビス6により本体ダイキャスト2に取り付けられる。
【0018】
バヨネット付勢バネ4は、レンズ鏡筒10の装着時にレンズ鏡筒10のバヨネット爪11aを付勢して、レンズ側の当接面11cをカメラ側の当接面3cに押圧する弓状に反った付勢部4aを有する。このバヨネット付勢バネ4は、ビス7により本体ダイキャスト2に取り付けられる。
【0019】
前カバー5は、カメラの前面の外観部材となるものであり、レンズ鏡筒10側の弾性部材13が当接する弾性部材当接面5aを有する。この前カバー5は、マウント環3の外周部と嵌合し、防水性を保証するために設けられたOリング9とともに貫通穴5bに挿通されるビス8により共締めされて本体ダイキャスト2に取り付けられる。
【0020】
図3には、レンズ鏡筒10のマウント機構を示している。この図において、11はレンズ鏡筒10側のマウント環(請求の範囲にいうアクセサリ側マウント部材)であり、周方向ほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、カメラ1側のバヨネット爪3aに係合するバヨネット爪11aと、カメラ1側のマウント環3と嵌合する嵌合部11bと、マウント環3が光軸方向に当接する当接面11cとを有する。このマウント環11は、貫通穴11dに挿通されるビス14によりレンズ外装環12に取り付けられる。
【0021】
レンズ外装環(請求の範囲いうアクセサリ本体であり、外観部材を兼ねている)12は、マウント環11の外周部が嵌合する嵌合部12aと、後述する弾性部材13の抜け止め用の溝12bとを有する。
【0022】
弾性部材13は円環形状に形成されており、レンズ外装環12に設けられた溝12bに係合する抜け止め用のフランジ部13aと、先端方向に向かって広がる円錐形状部13bとからなる。この弾性部材13は、マウント環11の外周とレンズ外装環12の内周との間に径方向にチャージされた状態で挟み込まれて保持される。これにより、マウント環11とレンズ外装環12との間の防水性が保証される。
【0023】
このように構成されたレンズ鏡筒10は、図4に示すようにカメラ1に装着される。まず、レンズ鏡筒10側のマウント環11の嵌合部11bとカメラ1側のマウント環3の嵌合部3bとが互いに嵌合することによりレンズ鏡筒10はカメラ1に対しラジアル方向の位置決めがなされる。また、レンズ鏡筒10のバヨネット爪11aがカメラ1のバヨネット付勢バネ4によってカメラ方向に付勢されることにより、レンズ鏡筒10の当接面11cとカメラ1の当接面3cとが圧接して、レンズ鏡筒10はカメラ1に対し光軸方向の位置決めがなされる。
【0024】
このとき、レンズ鏡筒10に設けられた弾性部材13は、カメラ1の前カバー5の弾性部材当接面5aに当接し、弾性部材13の円錐形状部13bの先端はさらに外方に広がるように当接面5aに密着しながら変形する。こうして、弾性部材13がカメラ1の前カバー5に密着することにより、レンズ鏡筒10とカメラ1との間の防水性が保証される。
【0025】
(第2実施形態)
図5には、本発明の第2実施形態であるカメラシステムを構成するカメラ50のマウント機構を示している。この図において、51は本体ダイキャストである。この本体ダイキャス51には、マウント環52、バヨネット付勢バネ53、前カバー54が取り付けられている。
【0026】
マウント環(請求の範囲にいうカメラ側マウント部材)52であり、周方向にほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、後述するレンズ鏡筒60のバヨネット爪61aに係合するバヨネット爪52aと、レンズ鏡筒60側のマウント環61と嵌合する嵌合部52bと、マウント環61が光軸方向に当接する当接面52cとを有する。このマウント環52は、貫通穴52dに挿通されるビス56により本体ダイキャスト51に取り付けられる。
【0027】
バヨネット付勢バネ53は、レンズ鏡筒60の装着時にレンズ鏡筒60のバヨネット爪61aを付勢して、レンズ鏡筒60側の当接面61cをカメラ50側の当接面52cに押圧するように弓状に反った付勢部53aを有する。このバヨネット付勢バネ53は、ビス57により本体ダイキャスト51に取り付けられる。前カバー(本体ダイキャスト51とともにカメラ本体を構成する)54は、カメラ50の前面の外観部材となる。この前カバー50は、後述する弾性部材55の抜け止め用の溝54aを有する。また、前カバー50は、マウント環52の外周部と嵌合し、防水性を保証するために設けられたOリング59とともに貫通穴54bに挿通されるビス58により共締めされて本体ダイキャスト51に取り付けられる。
【0028】
弾性部材55は円環形状に形成されており、前カバー54に設けられた溝54aに係合する抜け止め用のフランジ部55aと、先端方向に向かって広がる円錐形状部55bとからなる。この弾性部材55は、マウント環52の外周と前カバー54の内周との間に径方向でチャージされた状態で挟み込まれて保持される。これにより、マウント環52と前カバー54との間の防水性が保証される。
【0029】
図6には、レンズ鏡筒60のマウント機構を示している。この図において、61はマウント環(請求の範囲にいうアクセサリ側マウント)であり、周方向ほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、前述したカメラ50側のバヨネット爪52aに係合するバヨネット爪61aと、カメラ50側のマウント環52と嵌合する嵌合部61bと、マウント環52が光軸方向に当接する当接面61cとを有する。このマウント環61は、貫通穴61dに挿通されるビス64によりレンズ外装環62に取り付けられる。
【0030】
レンズ外装環62は、カメラ50側の弾性部材55が当接する弾性部材当接面62aと、マウント環61の外周部が嵌合する嵌合部62bとを有する。
【0031】
このように構成されたレンズ鏡筒60は、図7に示すようにカメラ50に装着される。まず、レンズ鏡筒60のマウント環61の嵌合部61bとカメラ50のマウント環52の嵌合部52bとが互いに嵌合することによりレンズ鏡筒60はカメラ50に対しラジアル方向の位置決めがなされる。また、レンズ鏡筒60のバヨネット爪61aがカメラ50のバヨネット付勢バネ53によりカメラ方向に付勢され、レンズ鏡筒60の当接面61cとカメラ50の当接面52cとが圧接することにより、レンズ鏡筒60はカメラ50に対し光軸方向の位置決めがなされる。
【0032】
このとき、カメラ50に設けられた弾性部材55は、レンズ鏡筒60のレンズ外装環62の弾性部材当接面62aに当接し、その円錐形状部55bの先端はさらに外方に広がるように当接面62aに密着しながら変形する。こうして、カメラ50側の弾性部材55とレンズ鏡筒60側のレンズ外装環62とが密着することにより、レンズ鏡筒60とカメラ50との間の防水性が保証される。
【0033】
(第3実施形態)
図8には、本発明の第3実施形態であるカメラシステムを構成するカメラ70のマウント機構を示している。この図において、71は本体ダイキャストである。この本体ダイキャスト71には、マウント環72、バヨネット付勢バネ73、前カバー74が取り付けられている。
【0034】
マウント環(請求の範囲にいうカメラ側マウント)72であり、周方向ほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、後述するレンズ鏡筒80のバヨネット爪81aに係合するバヨネット爪72aと、レンズ鏡筒80側のマウント環81と嵌合する嵌合部72bと、マウント環81が光軸方向に当接する当接面72cとを有する。このマウント環72は、貫通穴72dに挿通されるビス75により本体ダイキャスト71に取り付けられる。
【0035】
バヨネット付勢バネ73は、レンズ鏡筒80の装着時にレンズ鏡筒80のバヨネット爪81aを付勢して、レンズ鏡筒80側の当接面81cをカメラ70側の当接面72cに圧接させるようにする弓状に反った付勢部73aを有する。このバヨネット付勢バネ73は、ビス76により本体ダイキャスト71に取り付けられる。
【0036】
前カバー74は、カメラ70の前面の外観部材となるものであり、円筒状の突起74aを有する。前カバー74の内径には、後述するレンズ鏡筒80側の弾性部材83が当接される弾性部材当接面74bを有する。この前カバー74は、マウント環72の外周部と嵌合し、防水性を保証するために設けられたOリング78とともに貫通穴74cに挿通されるビス77により共締めされて本体ダイキャスト71に取り付けられる。
【0037】
図9には、レンズ鏡筒80のマウント機構を示している。81はレンズ鏡筒80側のマウント環(請求の範囲にいうアクセサリ側マウント部材)であり、周方向ほぼ3等分に配置されて内径方向に突出し、カメラ70のバヨネット爪72aに係合するバヨネット爪81aと、カメラ70のマウント環72と嵌合する嵌合部81bと、マウント環72が光軸方向に当接する当接面81cとを有する。このマウント環81は、貫通穴81dに挿通されるビス84により後述のレンズ外装環82に取り付けられる。
【0038】
82はレンズ外装環(請求の範囲にいうアクセサリ本体であり、外装部材を兼ねる)であり、マウント環81の外周部が嵌合する嵌合部82aと、後述の弾性部材83の抜け止め用の溝82bとを有する。
【0039】
弾性部材83は円環形状に形成されており、レンズ外装環82に設けられた溝82bに係合する抜け止め用の第1フランジ部83aと、外径方向に向かって延びる第2フランジ部83bとを有する。この弾性部材83は、マウント環81の外周とレンズ外装環82の内周との間に径方向にチャージされた状態で挟み込まれて保持される。これにより、マウント環81とレンズ外装環82との間の防水性が保証される。
【0040】
このように構成されたレンズ鏡筒80は、図10に示すようにカメラ70に装着される。まず、レンズ鏡筒80のマウント環81の嵌合部81bとカメラ70のマウント環72の嵌合部72bとが互いに嵌合することにより、レンズ鏡筒80はカメラ70に対しラジアル方向の位置決めがなされる。また、レンズ鏡筒80のバヨネット爪81aがカメラ70のバヨネット付勢バネ73によりカメラ方向に付勢されて、レンズ鏡筒80の当接面81cとカメラ70の当接面72cとが圧接することにより、レンズ鏡筒80はカメラ本体70に対し光軸方向の位置決めがなされる。
【0041】
このとき、レンズ鏡筒80に設けられた弾性部材83は、カメラ70の前カバー74に設けられた円筒状の突起74aの内径の弾性部材当接面74bに当接し、第2フランジ部83bの先端が当接面74aに密着しながら変形する。こうしてレンズ鏡筒80側の弾性部材83とカメラ70側の前カバー74とが当接することにより、レンズ鏡筒70とカメラ80との間の防水性が保証される。
【0042】
なお、上記各実施形態では、レンズ鏡筒をカメラに装着する場合について説明したが、本発明は、レンズ鏡筒以外のカメラアクセサリをカメラに装着する場合にも適用することができる。
【0043】
また、上記各実施形態では、カメラ本体が本体ダイキャストに外装部材(前カバー)を取り付けて構成される場合やレンズ鏡筒のレンズ外装環が鏡筒本体を兼ねている場合について説明したが、本発明は、本体ダイキャストと外装部材とが一体成形されてカメラ本体が構成される場合や鏡筒本体が本体筒に外装部材を取り付けて構成される場合にも適用できる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本願第1の発明によれば、カメラ側に設けられた防水用の弾性部材をカメラ側マウント部材とカメラ本体との間に挟み込んで保持するとともに、カメラ側マウント部材とアクセサリ側マウントとの係合時にカメラアクセサリにおけるアクセサリ側マウントの外周を囲む部分(外観部材等)に密着するようにしているので、カメラ側マウント部材そのものは防水、非防水に関係なく同一の部材を使用することができる。また、カメラ側マウント部材とカメラ本体間に防水用の弾性部材があるので、カメラ側マウント部材とカメラ本体間の防水が図れるとともに、カメラアクセサリ側では、弾性部材がマウントの外側部分に密着することから、アクセサリ側マウントとアクセサリ側外観部材等との間に防水機構がなくても防水性を保つことができる。つまり、防水用の弾性部材を1つ追加するだけで、カメラアクセサリとカメラ間の防水性が保証できるとともに、カメラ側マウント部材とカメラ本体との間の防水性も保証できる。
【0045】
また、本願第2の発明によれば、カメラアクセサリ側に設けられた防水用の弾性部材をアクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体との間に挟み込んで保持するとともに、アクセサリ側マウント部材とカメラ側マウントとの係合時にカメラにおけるカメラ側マウントの外周を囲む部分(外観部材等)に密着するようにしているので、アクセサリ側マウント部材そのものは防水、非防水に関係なく同一の部材を使用することができる。また、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体間に防水用の弾性部材があるので、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体間の防水が図れるとともに、カメラ側では、弾性部材がマウントの外側部分に密着することから、カメラ側マウントとカメラ側外観部材等との間に防水機構がなくても防水性を保つことができる。つまり、防水用の弾性部材を1つ追加するだけで、カメラアクセサリとカメラ間の防水性が保証できるとともに、アクセサリ側マウント部材とアクセサリ本体との間の防水性も保証できる。
【0046】
さらに、上記各発明において、弾性部材における相手方への密着部分を、先端に向かって広がる錐形状(弾性部材が円環形状である場合、円錐形状)に形成すれば、アクセサリのカメラへの装着時に弾性部材の先端は常に外側に広がるので、弾性部材の先端を、両マウント間に挟み込んだり、ねじったりすることなく安定して相手方に密着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるカメラシステムの側面図である。
【図2】上記カメラシステムを構成するカメラのマウント構成を示す断面図である。
【図3】上記カメラシステムを構成するレンズ鏡筒のマウント構成を示す断面図である。
【図4】上記レンズ鏡筒のカメラへの装着状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態であるカメラシステムを構成するカメラのマウント構成を示す断面図である。
【図6】上記第2実施形態のカメラシステムを構成するレンズ鏡筒のマウント構成を示す断面図である。
【図7】上記第2実施形態のレンズ鏡筒のカメラへの装着状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態であるカメラシステムを構成するカメラのマウント構成を示す断面図である。
【図9】上記第3実施形態のカメラシステムを構成するレンズ鏡筒のマウント構成を示す断面図である。
【図10】上記第3実施形態のレンズ鏡筒のカメラへの装着状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1、50、70 カメラ
2、51、71 (カメラの)ダイキャスト本体
3、52、72 (カメラの)マウント環
4、53、73 バヨネット付勢用バネ
5、54、74 前カバー
10、60、80 レンズ鏡筒
11、61、81 (レンズ鏡筒の)マウント環
12、62、82 レンズ外装環
13、55、83 弾性部材

Claims (10)

  1. カメラアクセサリに設けられたアクセサリ側マウントと係合するカメラ側マウント部材をカメラ本体に取り付けて構成されるカメラにおいて、
    前記カメラ側マウント部材と前記カメラ本体との間に挟み込まれて保持されるとともに、前記カメラ側マウント部材と前記アクセサリ側マウントとを係合した状態で、前記カメラアクセサリにおける前記アクセサリ側マウントの外周を囲み、前記アクセサリ側マウントが取り付けられて固定されるアクセサリ本体の外観部材に密着する弾性部材を有することを特徴とするカメラ。
  2. 前記弾性部材が、前記カメラ側マウント部材と前記カメラ本体を構成するカメラ側外観部材との間に挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記弾性部材における前記アクセサリ本体の外観部材への密着部分が、先端に向かって広がる錐形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ。
  4. 前記弾性部材が円環形状に形成されており、
    この弾性部材における前記アクセサリ本体の外観部材への密着部分が、先端に向かって広がる円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. カメラに設けられたカメラ側マウントと係合するアクセサリ側マウント部材をアクセサリ本体に取り付けて構成されるカメラアクセサリにおいて、
    前記アクセサリ側マウント部材と前記アクセサリ本体との間に挟み込まれて保持されるとともに、前記アクセサリ側マウント部材と前記カメラ側マウントとを係合した状態で、前記カメラ側マウントが取り付けられて固定されるカメラ本体における前記カメラ側マウントの外周を囲むカメラ側外観部材に密着する弾性部材を有することを特徴とするカメラアクセサリ。
  6. 前記弾性部材が、前記アクセサリ側マウント部材と前記アクセサリ本体の外観部材との間に挟み込まれて保持されることを特徴とする請求項に記載のカメラアクセサリ
  7. 前記弾性部材における前記カメラ側外観部材への密着部分が、先端に向かって広がる錐形状に形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のカメラアクセサリ。
  8. 前記弾性部材が円環形状に形成されており、
    この弾性部材における前記カメラ側外観部材への密着部分が、先端に向かって広がる円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のカメラアクセサリ。
  9. 請求項1から4のいずれかに記載のカメラと、このカメラに装着されるカメラアクセサリとを有して構成されることを特徴とするカメラシステム。
  10. 請求項5から8のいずれかに記載のカメラアクセサリと、このカメラアクセサリが装着されるカメラとを有して構成されることを特徴とするカメラシステム。
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