JP3719835B2 - シームレスチューブの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシームレスチューブの製造方法に関し、更に詳細には例えば複写機等の電子機器における導電性、半導電性の無端ベルト等に使用するのに好適なシームレスチューブを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロコンピューター、ワードプロセッサー、プリンター、複写機などの電子機器には、導電性、半導電性の無端ベルト、スリーブ、ローラー被覆筒状体などが使用されていることは既によく知られている。
【0003】
これら無端ベルト、スリーブ、ローラー被覆筒状体などを製造する方法としては、ディッピング成形、コーティング成形、ブロー成形、押し出し成形等の多数の方法が既に知られている。本出願人も前述した用途に用いるシームレスベルトを提案(特開平4−255332号公報)し、高い評価を得ている。
【0004】
この特開平4−255332号公報に開示されたシームレスベルトの製造方法は、要するには、所定の電気抵抗を示すように導電性フィラーを配合した熱可塑性合成樹脂組成物をチューブ状に溶融押出し成形し、所定の幅で切断することによって継ぎ目や折り目のないシームレスベルトを形成するもので、この方法によると生産コストや品質などの点から転写ベルト等の筒状体として極めて優れたものを提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、半導電といわれる電気抵抗が101〜1014(Ω・cm)の領域は、僅かな押し出し変動、引き取り変動、導電性フィラー配合変動などにより抵抗値が大きく変動する領域である。そのため、安定した生産ができないばかりか、電子写真式の複写機、プリンター等に用いる転写ベルトの機能を満足させるために必要な約1オーダー以内の抵抗均一性が得られにくいという問題があった。
【0006】
そこで、均一な抵抗値を得るために、ギヤポンプで溶融樹脂を定量押し出しする方法、ダイス内の温度を均一にする方法、又は溶融樹脂温度を均一にする方法など種々の方法を試みたが、十分な抵抗均一性を得ることができなかった。
【0007】
発明者等は研究の結果、抵抗値がバラツク原因は、固定ペレット形状の材料が溶融中にチューブ状になる過程において導電性フィラーが受けるせん断力がチューブ状体の各場所により異なるためではないかと推測した。換言すれば、ダイス内の各場所においてカーボン粒子間の距離が部分的に異なるか、又はダイス内の各場所ごとにカーボン粒子が連続的に連なった状態のストラクチャーの破壊程度が異なるため、結果としてチューブ状体の円周方向に電気抵抗バラツキが発生するものと推測した。
【0008】
そこで、発明者等は、鋭意研究の結果、溶融押出しチューブにおける各場所でのせん断量を個別に温度によりコントロールすることで電気抵抗バラツキを少なくすることが可能であることを突き止め、本発明に至った。すなわち、チューブ状体の円周方向における細分化された部分について個別に電気抵抗を制御する手段を配設してチューブ状体を形成すると、円周方向に均一な抵抗分布を有するチューブが連続的に押し出されることになり、その結果低コストで且つ大量に、安定したシームレスチューブを得ることができた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明はシームレスチューブの製造方法であり、前述の技術的課題を解決するために以下のような構成とされている。すなわち、本発明は、所定の導電性を有する熱可塑性樹脂塑性物を押出機に装着した環状ダイよりチューブ状に溶融押出して冷却固化させた後、チューブ状を維持した状態で連続的に引き取ってシームレスチューブを成形する方法において、冷却固化後のチューブ状体の引き取り方向に直交する円周上の体積電気抵抗又は表面電気抵抗を測定し、この測定値に基づいて溶融押出しチューブの少なくとも2以上の円周方向位置における温度を部分的に制御すべく配設された温度制御装置により調整することを特徴とする。
【0010】
<本発明における具体的構成>
本発明のシームレスチューブの製造方法は、前述した必須の構成要素からなるが、その構成要素が具体的に以下のような場合であっても成立する。その具体的構成要素とは、温度制御装置を、溶融樹脂の前記環状ダイ中での円周方向流れが終了した後から溶融押出しチューブが冷却固化されるまでの間に配設したことを特徴とする。
【0011】
また、本発明におけるシームレスチューブの製造方法では、温度制御装置を、環状ダイの円周方向に少なくとも2箇所以上配設することも好ましい。更に、本発明におけるシームレスチューブの製造方法では、前述した温度制御装置を、加熱器又は冷却器で構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明におけるシームレスチューブの製造方法の実施形態を図に示される製造装置を参考にして更に詳細に説明する。図1には本発明の一実施形態に係るシームレスチューブの製造方法を実施する、冷却用マンドレルをチューブ内側に配設したインサイドマンドレル方式のチューブ状体製造装置10の一例が示されている。
【0013】
このチューブ状体製造装置10は、押出機11に装着した環状ダイ12を含む。この環状ダイ12の中心部にはこれを貫通するように中空の支持棒13の上部が同軸状に固定され、この支持棒13の下方側は、冷却用マンドレル14の中心部を貫通して当該冷却用マンドレル14を固定支持し、更にその下方部へ伸長している。
【0014】
環状ダイ12は、下端面に環状のスリット12aが形成され、且つ内部には上方から下端面のスリット12aに向かう環状の流路12bが形成され、この環状流路12bを区画する内側ダイ部分12cの外周面には複数条のスパイラル溝12dが形成されて構成されている。この環状流路12bは、上方部で前述した押出機11の出口に接続されている。
【0015】
環状ダイ12には、図1〜図3に示されるように、その周方向に亘って等間隔に12個のカートリッジタイプの電気ヒータ15a〜15Lと測温センサー16a〜16Lが内部に埋め込むような形式で取り付けられている。すなわち、12個のカートリッジ形電気ヒータ15a〜15Lと測温センサー16a〜16Lは、それぞれ環状ダイ12を構成する外側ダイ部分12eにおいて溶融樹脂が環状流路12b全体に行き渡る位置、換言すれば環状流路12b内で円周方向への流動が終了する位置からダイリップ部までの間の位置に、周方向に30度間隔で埋設されている。
【0016】
環状ダイ12と冷却用マンドレル14との間であってチューブ状体Tの外周には、支持棒13と同軸状に温調リング17が配置されている。この温調リング17は、環状ダイ12から押し出される溶融状態のチューブ全体を冷却するもので、溶融押出しチューブの外周面ほぼ全周に冷風を吹き付けるようにその内周部に吹出口が形成されている。この温調リング17は、冷却用マンドレル14と同じ目的で設けられているものであり、従って冷却効率が低下しなければ設ける必要はない。
【0017】
更に、支持棒13の下端付近には周方向に90度間隔で4組のニップロール18が配置されている。この各ニップロール18は、冷却用マンドレル14より下方に位置する支持棒13の外周に固定された内側ロール18aとこの内側ロールに対峙して支持された外側ロール18bとから構成されている。
【0018】
外側ロール18bは、その外周にゴム弾性体で被覆され、且つ駆動ローラとして機能する。そして、内側ローラ18aと外側ローラ18bとによりチューブ状体Tを挟み付けることによってチューブ状体Tを連続的に引き取る。このようなニップロール18は、固化したチューブ状体Tに折り目を付けずにチューブ状を維持したままで連続的に引取る手段として有効である。
【0019】
チューブ状体Tが小径で、このチューブ状体T内に内側ロールを設けることができない時、又はチューブ状体Tが剛性を有する時には、この内側ロールを省略しても差し支えない。なお、このようなニップロール18は、支持棒13の周囲に少なくとも2ヶ所以上設けることが好ましい。
【0020】
支持棒13には圧力・流量制御気体供給装置19及び冷却用マンドレル14に冷媒を供給する機構20が付設されている。前者の圧力・流量制御気体供給装置19は、一端が圧力・流量制御気体供給源(図示せず)に接続され且つ支持棒13内を通る供給管21及び排出管22を備え、この供給管21の他端である吹出口21aは環状ダイ12と冷却用マンドレル14との間であって冷却用マンドレル14に近接した位置の支持棒13に形成された開口から僅かに突出して固定されている。
【0021】
この供給管21の吹出口21aは、環状ダイ12の下端面スリット12aから下方に向かって押し出されるチューブ状体Tの内部に位置し、これにより、圧力・流量制御気体は、供給源から供給管21を通ってその吹出口21aからチューブ状体T内に導入できる。また、排出管22の他端である吸込口22aは、環状ダイ12と冷却用マンドレル14との間であって環状ダイ12に近接した位置の支持棒13に形成された開口から僅かに突出して固定されている。
【0022】
他方、冷却用マンドレル14に冷媒を供給する機構20は、一端が冷媒供給源(図示せず)に接続され且つ支持棒13内を通って他端である開口部23a、24aがそれぞれ冷却用マンドレル14内に位置する流入管23及び排出管24から構成されている。
【0023】
次に、前述したチューブ状体製造装置10を用いて本発明のシームレスチューブの製造方法における一実施形態について説明する。導電性フィラーが配合された熱可塑性樹脂塑性物は押出機11から環状ダイ12のスパイラル溝12dに送り込まれ、このスパイラル溝12dを通って環状ダイ12の全周に回り込むと同時にこのスパイラル溝12dから溢れた溶融樹脂は環状流路12bを真っ直ぐ下方向へ流れ、これにより溶融樹脂は環状流路12b全体に行き渡る。
【0024】
そして、溶融樹脂は、環状のスリット12aからチューブ状に押出され、温調リング17から吹き出される冷却エアーカーテンを通過し且つ冷却用マンドレル14の外周囲面に摺接しながら下方向へ移動する間に冷却され、ニップロール18で引き取られ、所定の長さで切断される。このようにして得られたシームレスチューブは、テストピースとして使用されるもので、従って12個のカートリッジタイプの電気ヒータ15a〜15Lは不作動状態とされている。
【0025】
その後、このテストピースとして形成されたシームレスチューブにおける軸線方向に直交する円周上の電気抵抗が測定される。図4において実線で示される曲線Kはテストピースにおける電気抵抗分布を示しており、図5において同様に実線で示される曲線Mは環状ダイ12の温度分布を示している。
【0026】
これにより得られたテストピースの電気抵抗分布即ちデータに基づいてシームレスチューブの円周方向における電気抵抗を調整する部分に対応する環状ダイ12における周方向部分の温度を、12個のカートリッジタイプの電気ヒータ15a〜15Lの個々の通電量を細かく変更することにより調整する。
【0027】
次いで、製品としてのシームレスチューブを形成すべく、導電性フィラーが配合された熱可塑性樹脂塑性物を押出機11から環状ダイ12のスパイラル溝12dに送り込み、環状のスリット12aからチューブ状に押出し、温調リング17から吹き出される冷却エアーカーテン内を通過し且つ冷却用マンドレル14の外周囲面に摺接させながら下方向へ移動する間に冷却し、ニップロール18で引き取る。
【0028】
その後、このチューブ状体を所定の長さで順次切断して所望のシームレスチューブが形成される。このシームレスチューブにおける軸線方向に直交する円周上の電気抵抗を測定すると、図4に点線で示される曲線Lのように相当に均一な電気抵抗分布を示していることが分かる。なお、図5に点線で示される曲線Nは、電気ヒータ15により環状ダイ12の周方向部分における温度を制御した時の温度分布を示している。
【0029】
このチューブ状体製造装置10において、環状ダイ12のダイリップと、溶融状態のチューブ状体Tが最初に冷却用マンドレル14に接する位置との距離は、通常、20mm以上500mm以下とされる。この理由は、20mm未満であるとダイリップと冷却用マンドレル14との間でチューブ状体Tが急激に変形するため切断し易くなって連続生産が困難となり、他方500mm以上とすると溶融張力の小さい溶融チューブの占める割合が大となるためチューブ状体Tの形状が不安定となって安定的連続生産が困難となるためである。
【0030】
環状ダイ12については、スパイダーダイ、サイドフィードダイ、マンドレルサポートダイ、リングスパイラルダイ、スクリーンパックダイと称するものでもよく、要するには環状のスリット12aがダイ出口として形成されていればよい。しかし、環状方向のせん断速度分布、せん断応力分布がより均一になるように設計された4条から10条のスパイラル溝12dを備えた所謂スパイラルダイを用いることが好ましい。
【0031】
また、環状ダイの材質は、特に制限はないが、JIS規格、S45Cに硬質クロームメッキや無電解ニッケルメッキ、或いはチタンコートしたものが熱伝導性がよく好ましい。なお、腐食を防止する目的で、ハステロイ、各種ニッケル又はチタン等の合金やセラミック製であってもよい。
【0032】
環状ダイ12におけるダイリップの直径D1と冷却用マンドレル14の直径D2との関係は、通常、3D1≧D2≧0.3D1とされる。冷却用マンドレル14の直径D2が3D1より大きいと、溶融状態のチューブ状体Tが冷却用マンドレル14に接する位置でスティックスリップによる垂みが発生し、長手方向に肉厚の均一なチューブ状体Tが得られなくなり、他方D2が0.3D1未満であると、溶融状態のチューブ状体Tが円周方向に同時に冷却用マンドレル14に接触しなくなり、肉厚の均一なチューブ状体Tが得られにくい傾向にある。
【0033】
冷却用マンドレル14における軸方向長さは、通常、10mm以上且つダイリップの直径D1の3倍以下とされる。この長さが10mm未満であると、ダイリップと冷却用マンドレル14と溶融状態のチューブ状体Tとで囲まれた空間内の圧力制御が不安定となる傾向にある。
【0034】
また、この長さがダイリップの直径D1の3倍より大きいと、固化したチューブ状体Tと冷却用マンドレル14の側面との摩擦力が増大し、冷却用マンドレル14とこの下方に位置するニップロール18との間で固化したチューブ状体Tが塑性変形し、チューブの肉厚が不均一になる傾向にある。
【0035】
冷却用マンドレル14は、一般には金属又はセラミックが使用され、その表面は通常0.3μ以上25μ以下の凹凸を形成した所謂梨地加工処理表面が好ましい。この凹凸が0.3μ未満であると、溶融状態のチューブが冷却用マンドレル14に接する位置でスティックスリップを発生し、長手方向に均一な肉厚のチューブ状体Tが得られにくい傾向にあり、凹凸が25μより大きいと、チューブ状体Tの内面に引掻き傷が発生すると共に、ダイリップ部と冷却用マンドレル14と溶融状態のチューブ状体Tとで囲まれた空間内の圧力制御が不安定となる傾向にある。
【0036】
更に、冷却用マンドレル14には冷媒供給機構20によって内部に温度調整された冷媒が送られ且つ循環されて、その表面が所定温度に冷却される。冷却用マンドレル14の表面温度は、非結晶樹脂の成形においてはガラス転移点(Tg)+20℃以下、結晶性樹脂の成形においては融点(Tm)以下、好ましくは、Tg又はTm−10℃以下とされる。
【0037】
Tg+20℃或いはTm以上となる冷却用マンドレル14上でスティックスリップが発生し、長手方向に肉厚の均一なチューブ状体Tが得られなくなる。ダイリップ部と冷却用マンドレル14と溶融状態のチューブ状体Tとで囲まれた空間には、圧力・流量制御気体供給機構19によって供給圧力と供給量を制御した空気、窒素等の気体を連続的に供給し且つ排出される。
【0038】
この空間が密閉状態にあると、微小な引取りむらを起こし、或いはダイリップ部と冷却用マンドレル14との間の溶融状態にあるチューブ状体Tが周方向において同時に接触しなくなり、肉厚の均一なチューブ状体Tを得ることができ難くなる。
【0039】
前述した実施形態に係るシームレスチューブの製造方法を実施するチューブ状体製造装置10では、それぞれ12個の電気ヒータ15a〜15Lと測温センサー16a〜16Lを、環状ダイ12下面側から内部に埋設した例について説明したが、本発明のシームレスチューブの製造方法はこのような構成の装置に限定されるものではない。例えば、図6に示されるように12個の電気ヒータ15a〜15Lを環状ダイ12の外周面から埋設するようにしてもよい。なお、電気ヒータ15a〜15L及び測温センサー16a〜16Lの数についても12個でなければならない理由はなく、その数は適宜選択可能である。
【0040】
また、前述したチューブ状体製造装置10において、測温センサー16a〜16Lは、熱電対を用いたものを使用しているが、白金抵抗対等公知の感温式接触式温度センサーや、赤外線による公知の非接触式温度センサーを用いることもできる。しかし、外気の影響を受けにくい接触式の温度センサーを使用することが好ましい。
【0041】
また、前述したチューブ状体製造装置10では、環状ダイ12における周方向部分の温度を複数の電気ヒータ15a〜15Lで部分的に加熱することによって変更制御する例についてのものであったが、電気ヒータに代えてオイルヒータを用いることもできる。しかし、ダイス型への取り付けの容易さ、温度制御の応答性の速さ等の点から電気ヒータを使用することが好ましい。
【0042】
更に、多点でダイスへ取り付けられる点から、前述したようなカートリッジタイプの電気ヒータを使用することが好ましい。更にまた、前述のチューブ状体製造装置10では、環状ダイ12における周方向部分の温度を複数の電気ヒータ15a〜15Lで部分的に加熱することによって変更制御するものであったが、逆に環状ダイ12における周方向部分を冷却することにより温度制御するようにしてもよい。その装置の例は図7に示されている。
【0043】
図7に示されるチューブ状体製造装置30は、環状ダイ12におけるダイリップ部近傍において周方向に等間隔に複数の冷却媒体通路31を形成し、各通路31に冷媒導入管32a及び導出管32bをそれぞれ接続して、冷媒を循環する。各通路31ごとに流れる冷媒の温度は、前述したと同様な趣旨で調整される。
【0044】
すなわち、各通路31を流れるそれぞれの冷媒温度は、テストピースで得られた電気抵抗分布即ちデータに基づいてシームレスチューブの円周方向における電気抵抗を調整する部分に対応する環状ダイ12における周方向部分の温度が所望の状態になるように調整される。なお、各通路31に流す冷媒は、温度調整された液体であってもよいし、或いは空気又はその他の気体であってもよい。
【0045】
前述した実施形態に係るチューブ状体製造装置10では、温度制御装置である加熱器としての電気ヒータ15a〜15Lや冷却器としての冷媒通路31は、いずれも環状ダイ12に設けられていたが、この温度制御装置は基本的には溶融樹脂の環状ダイ中での円周方向流れが終了した後から溶融状態のチューブが冷却固化されるまでの間に配設されているのが好ましい。
【0046】
例えば、環状ダイ12より押出された後の溶融押出しチューブの温度を制御する場合には、図8に示される実施形態のチューブ状体製造装置40のように環状ダイ12の下端面における環状のスリット12aから押し出された溶融状態のチューブ状体が冷却用マンドレル14に至るまでの間に、複数の温調空気吐出管41を周方向に間隔をあけ、且つその吐出口をスリット12aから押し出された溶融状態のチューブ状体Tに向けるように配置して構成することができる。
【0047】
その際、各温調空気吐出管41については、前述した最初の実施形態と同じ趣旨で溶融押出しチューブの周方向に設置される。すなわち、各温調空気吐出管41の吐出口が、テストピースで得られた電気抵抗分布即ちデータに基づいてシームレスチューブの円周方向における電気抵抗を調整する部分に対応する溶融押出しチューブにおける周方向部分に対峙するように設置される。
【0048】
ところで、この種の導電性又は半導電性のシームレスチューブでは、外層と内層とが異なった性質を備えていることが必要とされる場合がある。例えば、▲1▼外層が内層より摩擦係数が小さいこと、▲2▼外層と内層が異なった電気抵抗を有するものであること、更にまた▲3▼外層がフッ素樹脂のような柔らかな材料では内層は高剛性な材料から形成されていること等である。
【0049】
このような要望を満足させるためには内層と外層(場合には3層又は4層にすることもある)に用いる材料の種類を変えることが多い。このように内外層が異なる性質を備えるように異なる材料を使用する場合には、特に両者の電気抵抗の絶対値も各々異なる。また、成形時における樹脂流路が内外層で異なることからせん断の履歴もそれぞれ相違し、従って各層における円周方向の電気抵抗分布も異なる。
【0050】
しかし、本発明におけるシームレスチューブの製造方法では、前述したように溶融樹脂チューブにおける周方向の温度を部分的にコントロールすることにより周方向の電気抵抗値を変えることができるため、各層が同一の樹脂材料であっても、或いは異なった材料であっても温度制御装置の配置によっては、各層の電気抵抗を均一に制御できるのである。例えば、内層及び外層の周方向電気抵抗分布を変えるチューブ状体製造装置の一例が図9に示されている。
【0051】
図9に示されるチューブ状体製造装置は、2層ダイ金型を備えたものである。この2層ダイ金型を備えたチューブ状体製造装置50は、ダイ金型51がほぼ同心状に2つの環状流路51a、51bを備え、これら2つの環状流路51a、51bは下方の下流側で合流し、1つの環状流路51cとなってダイ金型の下端面に形成された環状のスリット51dを出口とするように構成されているものである。このような流路構成に従って、外側の環状流路51aを流れる溶融樹脂が外層即ち表面層を形成し且つ内側の環状流路51bを流れる溶融樹脂が内層を形成し、内層と外層はダイ金型の下方部で合流して1層となる。
【0052】
このような2層ダイ金型を備えるチューブ状体製造装置50を用いてチューブ状体を製造する場合、溶融押出しチューブの内周側及び外周側におけるダイ金型51のダイリップ部近傍にそれぞれ、前述した実施形態で説明されているように複数の温度制御装置であるカートリッジタイプの電気ヒータ15a〜15L、25a〜25Lを配置し且つ更にその近傍に測温センサー16a〜16L、26a〜26Lをそれぞれ設置して、チューブ状体の内層及び外層の表面電気抵抗率を制御することにより、各層が同一の樹脂材料でも、或いは異なった樹脂材料でも各層の電気抵抗がそれぞれ均一に制御されたシームレスチューブを容易に製造することができる。
【0053】
ただし、図9に示される2層ダイ金型を備えるチューブ状体製造装置50では、温度制御装置を溶融押出しチューブの内周側及び外周側の両方に設けたものであったが、この温度制御装置の配置は、溶融押出しチューブの内周側又は外周側のいずれか一方でもよく、このような配置は、得ようとするシームレスチューブの用途等により適宜選択することができる。また、温度制御装置として、電気ヒータに代えてオイルヒータ等種々の形式のものを使用できるのみならず、前述した各実施形態のように冷却器を種々の態様で配置してもよい。
【0054】
なお、前述した各実施形態に係るチューブ状体製造方法については、冷却用マンドレルをチューブ内側に配設したインサイドマンドレル方式の製造装置を例にして説明したが、本発明はこのような製造装置以外にも、アウトサイドマンドレル等のサイジング方式の製造装置を用いて実施することができる。特に、直径が30mm以下のシームレスチューブを製造する場合にはアウトサイドマンドレルやアウトサイドサイジング方式の製造装置を用いることが望ましい。
【0055】
前述した各実施形態に係るチューブ状体製造方法を実施する製造装置において、冷却固化後のチューブ状体Tにおける表面電気抵抗の測定は、(株)ダイヤインスツルメンツ製ハイレスタ(商品名)のHAプロープを用い、測定電圧100V、測定時間10秒にてチューブ円周方向20mmピッチで測定した。また、冷却固化後のチューブ状体Tにおける体積電気抵抗の測定についても、(株)ダイヤインスツルメンツ製ハイレスタ(商品名)のHRSプロープを用い、測定電圧100V、測定時間10秒にてチューブ円周方向20mmピッチで測定した。
【0056】
ところで、本発明におけるシームレスチューブの製造方法において適用される熱可塑性樹脂組成物は、基本的に熱可塑性樹脂を主原料とした樹脂組成物で、ポリエチレン(高密度、中密度、低密度、直鎖状低密度)、プロピレンエチレンブロックまたはランダム共重合体、ゴムまたはラテックス成分例えばエチレン・プロピレン共重合体ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体または、その水素添加誘導体、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアセタール、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、変成ポリフエニレンエーテル、ポリイミド、液晶性ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスルフオン、ポリエーテルスルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリビスアミドトリアゾール、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、アクリル、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エチレンテトラフロロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンへキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素ゴム、アクリル酸アルキルエステル共重合体、ポリエステルエステル共重合体、ポリエーテルエステル共重合体、ポリエーテルアミド共重合体、オレフイン共重合体、ポリウレタン共重合体、の1種またはこれらの混合物からなるものが使用される。
【0057】
特に電子写真式の複写機、プリンター用の中間転写体用抵抗制御シームレスベルトとして好ましい樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エチレンテトラフロロエチレン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレンへキフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂やフッ素ゴムがトナー等からの汚れを防止するためにも好ましく、また、ポリカーボネートやポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルエステル共重合体、ポリエーテルエステル共重合体等のエステル系熱可塑性樹脂が耐電気特性において電気抵抗値の変動が少なく安定のため好ましい。
【0058】
また、これらの熱可塑性樹脂に導電性を付与するために、導電性フイラーが添加される。導電性フィラーとしては、カーボンブラック、グラファイト、カーボン繊維、金属粉、導電性金属酸化物、有機金属酸化物、有機金属化合物、有機金属塩、導電性高分子等から選ばれる少なくとも1種またはこれら数種の混合物からなるものが好ましい。
【0059】
その中でも特にカーボンブラックが好ましい。カーボンブラックとしては、アセチレンブラツク、フアーネスブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラックがある。フイルムの外観を損なわないためにも分散性に優れたアセチレンブラックが好ましい。
【0060】
カーボンブラックの配合量は、カーボンブラツクの種類により異なるが、アセチレンブラックの場合、熱可塑性樹脂100重量部に対して3〜25重量部が好ましく、ケッチェンブラックの場合には1〜10重量部が好ましい。上記範囲未満では導電性に乏しく、上記範囲以上では製品の外観が悪くなり、また材料強度が低下して好ましくない。
【0061】
また、付加的成分として各種フィラーとしては、例えば、炭酸カルシウム(重質、軟質)、タルク、マイカ、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、ゼオライト、ウオラストナイト、けいそう土、ガラスビーズ、ベントナイト、モンモリナイト、アスベスト、中空ガラス球、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化チタン、アルミニウム織維、ステンレススチール繊維、黄銅繊維、アルミニウム粉末、木粉、もみ殻、グラファイト、金属粉、導電性金属酸化物、有機金属化合物、有機金属塩等のフィラーがあげることができる。
【0062】
また、添加剤としては、例えば、酸化防止剤(フェノール系、硫黄系等)滑剤、有機・無機系の各種顔料、紫外線吸収剤、帯電防止剤、分散剤、中和剤、発泡剤、可塑剤、銅害防止剤、架橋剤、流れ性改良材等をあげることができる。
【0063】
上記組成物は、所望により付加的成分を一軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ロール、ブラベンダー、ブラストグラフ、ニーダー等の通常の混練機を用いて製造することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のシームレスチューブの製造方法によれば、チューブ状体の円周方向における細分化された部分について個別に電気抵抗を制御するための温度制御装置を溶融押出しチューブの周囲に少なくとも2以上配設してチューブ状体を形成することにより、円周方向に均一な電気抵抗分布を有するチューブを連続的に押出し成形することができ、その結果低コストで且つ大量に、安定したシームレスチューブを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシームレスチューブの製造方法を実施するチューブ状体製造装置の一例を示す断面図である。
【図2】図1に示されるチューブ状体製造装置における環状ダイの一部を拡大して示す断面図である。
【図3】図1に示されるチューブ状体製造装置における環状ダイの下面図である。
【図4】図1に示されるチューブ状体製造装置で形成されたシームレスチューブにおける軸線方向に直交する円周上の電気抵抗を、環状ダイの温度制御を行う前と温度制御を行った後について測定したグラフを示す特性図である。
【図5】図1に示されるチューブ状体製造装置における溶融押出しチューブの周方向温度を、温度制御を行う前と行った後について測定したグラフを示す特性図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るシームレスチューブの製造方法を実施する別なチューブ状体製造装置について環状ダイの一部を拡大して示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るシームレスチューブの製造方法を実施する更に別な例のチューブ状体製造装置を示す断面図である。
【図8】本発明のシームレスチューブの製造方法を実施するチューブ状体製造装置の更に別の例を示す断面図である。
【図9】本発明のシームレスチューブの製造方法を実施するチューブ状体製造装置の更に別の例であって、2層ダイ金型を備えるチューブ状体製造装置を示す断面図である。
【符号の説明】
10、30、40、50 チューブ状体製造装置
11 押出機
12 環状ダイ
12a 環状のスリット
12b 環状流路
12c 外側ダイ部分
12d スパイラル溝
13 支持棒
14 冷却用マンドレル
15a〜15L 電気ヒータ(温度制御装置)
16a〜16L 測温センサー
17 温調リング
18 ニップロール
25a〜25L 電気ヒータ(温度制御装置)
26a〜26L 測温センサー
31 冷媒通路(温度制御装置)
41 冷風吹出管(温度制御装置)

Claims (5)

  1. 所定の導電性を有する熱可塑性樹脂塑性物を押出機に装着した環状ダイよりチューブ状に溶融押出して冷却固化させた後、チューブ状を維持した状態で連続的に引き取ってシームレスチューブを成形する方法において、
    冷却固化後のチューブ状体の引き取り方向に直交する円周上の体積電気抵抗又は表面電気抵抗を測定し、
    この測定値に基づいて溶融押出しチューブの少なくとも2箇所以上の円周方向位置における温度を部分的に制御すべく配設された温度制御装置により調整し、
    これにより得られるシームレスチューブの電気抵抗値を制御することを特徴とするシームレスチューブの製造方法。
  2. 前記温度制御装置が、溶融樹脂の前記環状ダイ中での円周方向流れが終了した後から溶融状態のチューブが冷却固化されるまでの間に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のシームレスチューブの製造方法。
  3. 前記温度制御装置が、前記環状ダイの円周方向に少なくとも2箇所以上配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシームレスチューブの製造方法。
  4. 前記温度制御装置が、加熱器であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシームレスチューブの製造方法。
  5. 前記温度制御装置が、冷却器であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシームレスチューブの製造方法。
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