JP2000000898A - シームレスベルトの製造方法 - Google Patents

シームレスベルトの製造方法

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JP2000000898A
JP2000000898A JP10168943A JP16894398A JP2000000898A JP 2000000898 A JP2000000898 A JP 2000000898A JP 10168943 A JP10168943 A JP 10168943A JP 16894398 A JP16894398 A JP 16894398A JP 2000000898 A JP2000000898 A JP 2000000898A
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temperature
seamless belt
annular die
changing
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Norihiro Otsu
紀宏 大津
Makoto Morikoshi
誠 森越
Katsuhiro Furuta
克宏 古田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シームレスベルトに画像を形成する時、画像
がベルト幅方向に帯状に白く抜ける現象を防止できるシ
ームレスベルトを製造する方法を提供すること。 【解決手段】 所定の導電性を有する熱可塑性樹脂塑性
物を押出機11に装着した環状ダイ12よりチューブ状
に溶融押出して冷却固化させた後、チューブ状を維持し
た状態で連続的に引き取って形成したチューブ状体から
シームレスベルトを製造する方法において、チューブ状
体Tの引取り方向に直交する円周上の少なくとも1つの
円周方向位置における温度をチューブ状体の引き取り中
に変化させてチューブ状体Tの引取り方向における電気
抵抗値を変化させること、次いで、引き取り方向におけ
る電気抵抗値が変化したチューブ状体Tを輪切りにして
シームレスベルトを形成することから構成されることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシームレスベルトの
製造方法に関し、更に詳細には例えば複写機等の電子機
器における帯電ローラースリーブ、現像ローラースリー
ブ、感光体、中間転写体、紙搬送転写体等に用いられる
導電性、半導電性の無端ベルトやドラム、ローラー被覆
用チューブやスリーブ等に使用するのに好適なシームレ
スベルトを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピューター、ワードプロセ
ッサー、プリンター、複写機などの電子機器には、導電
性、半導電性の無端ベルト、スリーブ、ローラー被覆筒
状体などが使用されていることは既によく知られてい
る。
【0003】これら無端ベルト、スリーブ、ローラー被
覆筒状体などを製造する方法としては、ディッピング成
形、コーティング成形、ブロー成形、押出し成形等の多
数の方法が既に知られている。本出願人も前述した用途
に用いるシームレスベルトを提案(特開平4−2553
32号公報)し、高い評価を得ている。
【0004】この特開平4−255332号公報に開示
されたシームレスベルトの製造方法は、要するには、所
定の電気抵抗を示すように導電性フィラーを配合した熱
可塑性合成樹脂組成物をチューブ状に環状ダイより溶融
押出し成形し、所定の幅で切断することによって継ぎ目
や折り目のないシームレスベルトを形成するもので、こ
の方法によると生産コストや品質などの点から転写ベル
ト等の筒状体として極めて優れたものを提供することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、環状ダ
イより溶融押出し成形してなるチューブ状体の電気抵抗
は、押出し方向即ちチューブ状体を環状ダイから引き取
る方向には安定しているが、この押出し方向と直交する
方向については変化分布がある。これは、チューブ状体
を溶融押出し成形する時の当該チューブ状体の周方向温
度によるせん断の相違に起因する。
【0006】従って、このようなチューブ状体をいわゆ
る輪切りにして得られたシームレスベルトでは、チュー
ブ状体と同様に円周方向に電気抵抗の変化分布があって
幅方向は均一である。すなわち、このようなシームレス
ベルトの幅方向における電気抵抗の変化は安定してい
る。
【0007】そのため、従来のシームレスベルトでは、
その周方向において電気抵抗値が高いところはその幅方
向においても高く、また周方向において電気抵抗値が低
いところはその幅方向においても低いことから、画像が
このシームレスベルトの表面に転写された時、ベルトの
幅方向に帯状に白く抜けることがあるという問題点があ
った。
【0008】そこで、発明者等は、鋭意研究の結果、溶
融押出しチューブにおける各場所で、引取り方向におけ
るせん断を個別に温度によりコントロールすることでチ
ューブ状体の引取り方向における電気抵抗を変化させ、
このチューブ状体からシームレスベルトを製造すること
によりベルトの周方向のみならず幅方向にも電気抵抗を
変化させることによって画像がベルト幅方向に帯状に白
く抜ける現象を防止できることを見いだし、本発明に至
った。
【0009】すなわち、チューブ状体の円周方向におけ
る細分化された部分について個別に温度を制御する手段
を配設し、円周方向における各部分についてチューブ状
体の引取り方向における当該チューブ状体の温度を連続
的又は断続的に変化させながらチューブ状体を連続的に
形成することにより、従来ではチューブ状体の引取り方
向では均一であった電気抵抗を、本発明では積極的に変
化させることで、ベルト表面に転写された画像にベルト
幅方向における帯状の白抜けができにくいシームレスベ
ルトを得ることができた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はシームレスベル
トの製造方法であり、前述の技術的課題を解決するため
に以下のような構成とされている。すなわち、本発明
は、所定の導電性を有する熱可塑性樹脂塑性物を押出機
に装着した環状ダイよりチューブ状に溶融押出して冷却
固化させた後、チューブ状を維持した状態で連続的に引
き取って形成したチューブ状体からシームレスベルトを
製造する方法において、チューブ状体の引取り方向に直
交する円周上の少なくとも1つの円周方向位置における
温度をチューブ状体の引き取り中に変化させてチューブ
状体の引取り方向における電気抵抗値を変化させるこ
と、次いで、引取り方向における電気抵抗値が変化した
前記チューブ状体を輪切りにしてシームレスベルトを形
成することから構成されることを特徴とする。
【0011】<本発明における具体的構成>本発明のシ
ームレスベルトの製造方法は、前述した必須の構成要素
からなるが、その構成要素が具体的に以下のような場合
であっても成立する。その具体的構成要素とは、チュー
ブ状体の引取り方向に直交する円周上の位置における温
度を変化させる手段が、溶融樹脂の環状ダイ中での円周
方向流れが終了した後から溶融状態のチューブが冷却固
化されるまでの間に配設されていることを特徴とする。
【0012】この場合、チューブ状体の引取り方向に直
交する円周上の位置における温度を変化させる手段とし
て、環状ダイの円周方向に少なくとも1つ配設されてい
る加熱器を用いることができ、この加熱器を作動と不作
動との繰り返しにより環状ダイの周方向部分における温
度を変化させることができる。
【0013】また、本発明のシームレスベルトの製造方
法では、チューブ状体の引取り方向に直交する円周上の
位置における温度を変化させる手段として、環状ダイの
外部又は内部において加熱媒体を接触させる加熱手段で
構成することができる。
【0014】更に、本発明のシームレスベルトの製造方
法では、チューブ状体の引取り方向に直交する円周上の
位置における温度を変化させる手段として、環状ダイか
ら押し出されたチューブ状体にそれより高温の加熱媒体
を吹き付ける加熱手段から構成することができる。
【0015】また、本発明のシームレスベルトの製造方
法では、チューブ状体の引き取り方向に直交する円周上
の位置における温度を変化させる手段として、環状ダイ
の円周方向に少なくとも1つ配設されている冷却手段を
用いることができ、この冷却手段を作動と不作動との繰
り返しにより環状ダイの周方向部分における温度を変化
させることができる。
【0016】更にまた、本発明のシームレスベルトの製
造方法では、チューブ状体の引取り方向に直交する円周
上の位置における温度を変化させる手段として、環状ダ
イの外部又は内部において冷却媒体を接触させる冷却手
段で構成することができる。
【0017】更にまた、本発明のシームレスベルトの製
造方法では、チューブ状体の引取り方向に直交する円周
上の位置における温度を変化させる手段として、環状ダ
イから押し出されたチューブ状体に冷却媒体を吹き付け
る冷却手段から構成することができる。
【0018】このような本発明におけるシームレスベル
トの製造方法によって得られるシームレスベルトにおけ
る幅方向の電気抵抗値変化として、その最大値/最小値
が10倍以内であることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるシームレス
ベルトの製造方法の実施形態を図に示される製造装置を
参考にして更に詳細に説明する。図1には本発明の一実
施形態に係るシームレスベルトの製造方法を実施する、
冷却用マンドレルをチューブ内側に配設したインサイド
マンドレル方式のチューブ状体製造装置10の一例が示
されている。
【0020】このチューブ状体製造装置10は、押出機
11に装着した環状ダイ12を含む。この環状ダイ12
の中心部にはこれを貫通するように中空の支持棒13の
上部が同軸状に固定され、この支持棒13の下方側は、
冷却用マンドレル14の中心部を貫通して当該冷却用マ
ンドレル14を固定支持し、更にその下方部へ伸長して
いる。
【0021】環状ダイ12は、下端面に環状のスリット
12aが形成され、且つ内部には上方から下端面のスリ
ット12aに向かう環状の流路12bが形成され、この
環状流路12bを区画する内側ダイ部分12cの外周面
には複数条のスパイラル溝12dが形成されて構成され
ている。この環状流路12bは、上方部で前述した押出
機11の出口に接続されている。
【0022】環状ダイ12には、その周方向に亘って等
間隔に複数個のカートリッジタイプの電気ヒータ15と
測温センサー16が内部に埋め込むような形式で取り付
けられている。すなわち、各カートリッジ形電気ヒータ
15と測温センサー16は、それぞれ環状ダイ12を構
成する外側ダイ部分12eにおいて溶融樹脂が環状流路
12b全体に行き渡る位置、換言すれば環状流路12b
内で円周方向への流動が終了する位置からダイリップ部
までの間の位置に、周方向に30度間隔で埋設されてい
る。
【0023】環状ダイ12と冷却用マンドレル14との
間であってチューブ状体Tの外周には、支持棒13と同
軸上に温調リング17が配置されている。この温調リン
グ17は、環状ダイ12から押し出される溶融状態のチ
ューブ全体を冷却するもので、溶融押出しチューブの外
周面ほぼ全周に冷風を吹き付けるようにその内周部に吹
出口が形成されている。この温調リング17は、冷却用
マンドレル14と同じ目的で設けられているものであ
り、従って冷却効率が低下しなければ設ける必要はな
い。
【0024】更に、支持棒13の下端付近には周方向に
90度間隔で4組のニップロール18が配置されてい
る。この各ニップロール18は、冷却用マンドレル14
より下方に位置する支持棒13の外周に固定された内側
ロール18aとこの内側ロールに対峙して支持された外
側ロール18bとから構成されている。
【0025】外側ロール18bは、その外周にゴム弾性
体で被覆され、且つ駆動ローラとして機能する。そし
て、内側ローラ18aと外側ローラ18bとによりチュ
ーブ状体Tを挟み付けることによってチューブ状体Tを
連続的に引き取る。このようなニップロール18は、固
化したチューブ状体Tに折り目を付けずにチューブ状を
維持したままで連続的に引き取る手段として有効であ
る。
【0026】チューブ状体Tが小径で、このチューブ状
体T内に内側ロールを設けることができない時、又はチ
ューブ状体Tが剛性を有する時には、この内側ロールを
省略しても差し支えない。なお、このようなニップロー
ル18は、支持棒13の周囲に少なくとも2ヶ所以上設
けることが好ましい。
【0027】支持棒13には圧力・流量制御気体供給装
置19及び冷却用マンドレル14に冷媒を供給する機構
20が付設されている。前者の圧力・流量制御気体供給
装置19は、一端が圧力・流量制御気体供給源(図示せ
ず)に接続され且つ支持棒13内を通る供給管21及び
排出管22を備え、この供給管21の他端である吹出口
21aは環状ダイ12と冷却用マンドレル14との間で
あって冷却用マンドレル14に近接した位置の支持棒1
3に形成された開口から僅かに突出して固定されてい
る。
【0028】この供給管21の吹出口21aは、環状ダ
イ12の下端面スリット12aから下方に向かって押し
出されるチューブ状体Tの内部に位置し、これにより、
圧力・流量制御気体は、供給源から供給管21を通って
その吹出口21aからチューブ状体T内に導入できる。
また、排出管22の他端である吸込口22aは、環状ダ
イ12と冷却用マンドレル14との間であって環状ダイ
12に近接した位置の支持棒13に形成された開口から
僅かに突出して固定されている。
【0029】他方、冷却用マンドレル14に冷媒を供給
する機構20は、一端が冷媒供給源(図示せず)に接続
され且つ支持棒13内を通って他端である開口部23
a、24aがそれぞれ冷却用マンドレル14内に位置す
る流入管23及び排出管24から構成されている。
【0030】次に、前述したチューブ状体製造装置10
を用いて本発明のシームレスベルトの製造方法における
一実施形態について説明する。導電性フィラーが配合さ
れた熱可塑性樹脂塑性物は押出機11から環状ダイ12
のスパイラル溝12dに送り込まれ、このスパイラル溝
12dを通って環状ダイ12の全周に回り込むと同時に
このスパイラル溝12dから溢れた溶融樹脂は環状流路
12bを真っ直ぐ下方向へ流れ、これにより溶融樹脂は
環状流路12b全体に行き渡る。
【0031】そして、溶融樹脂は、環状のスリット12
aからチューブ状に押出され、温調リング17から吹き
出される冷却エアーカーテンを通過し且つ冷却用マンド
レル14の外周囲面に摺接しながら下方向へ移動する間
に冷却され、ニップロール18で引き取られ、所定の長
さで切断される。このようにして溶融樹脂が環状ダイ1
2のスリット12aからチューブ状に押し出される際、
当該環状ダイ12の周方向における各部分の温度を、複
数個のカートリッジタイプの電気ヒータ15の個々の通
電をオンオフすることにより連続的又は断続的に細かく
変更する。
【0032】この時、環状ダイ12の周方向における各
位置での温度変化は、同位置に設置された測温センサー
16で測定され、各位置での温度変化が所望の範囲内に
あるように監視され且つ制御される。このような状態の
中で、環状ダイ12のスリット12aからチューブ状に
押し出されるチューブ状体は、その押出し成形中に、周
方向に配設された複数個の電気ヒータ15による環状ダ
イ12の温度の連続的又は断続的変化に対応して押出し
方向即ち引取り方向における温度が変化される。
【0033】その結果、チューブ状体の周方向における
個々の位置での引取り方向における電気抵抗値に変化分
布ができる。その後、このチューブ状体を所定の長さで
順次切断即ち輪切りにして所望のシームレスベルトが形
成される。シームレスベルトの幅方向における電気抵抗
値の変化分布は、その最大値/最小値が10倍以内であ
ることが好ましい。従って、環状ダイ12から押出し成
形されるチューブ状体の周方向各位置での引取り方向に
おける温度変化は、前述したベルト幅方向での電気抵抗
値の変化分布が最大値/最小値で10倍以内になるよう
にコントロールされることが好ましい。
【0034】このチューブ状体製造装置10において、
環状ダイ12のダイリップと、溶融状態のチューブ状体
Tが最初に冷却用マンドレル14に接する位置との距離
は、通常、20mm以上500mm以下とされる。この
理由は、20mm未満であるとダイリップと冷却用マン
ドレル14との間でチューブ状体Tが急激に変形するた
め切断し易くなって連続生産が困難となり、他方500
mm以上とすると溶融張力の小さい溶融チューブの占め
る割合が大となるためチューブ状体Tの形状が不安定と
なって安定的連続生産が困難となるためである。
【0035】環状ダイ12については、スパイダーダ
イ、サイドフィードダイ、マンドレルサポートダイ、リ
ングスパイラルダイ、スクリーンパックダイと称するも
のでもよく、要するには環状のスリット12aがダイ出
口として形成されていればよい。しかし、環状方向のせ
ん断速度分布、せん断応力分布がより均一になるように
設計された4条から10条のスパイラル溝12dを備え
た所謂スパイラルダイを用いることが好ましい。
【0036】また、環状ダイの材質は、特に制限はない
が、JIS規格、S45Cに硬質クロームメッキや無電
解ニッケルメッキ、或いはチタンコートしたものが熱伝
導性がよく好ましい。なお、腐食を防止する目的で、ハ
ステロイ、各種ニッケル又はチタン等の合金やセラミッ
ク製であってもよい。
【0037】環状ダイ12におけるダイリップの直径D
1と冷却用マンドレル14の直径D2との関係は、通常、
3D1≧D2≧0.3D1とされる。冷却用マンドレル1
4の直径D2が3D1より大きいと、溶融状態のチューブ
状体Tが冷却用マンドレル14に接する位置でスティッ
クスリップによる垂みが発生し、長手方向に肉厚の均一
なチューブ状体Tが得られなくなり、他方D2が0.3
1未満であると、溶融状態のチューブ状体Tが円周方
向に同時に冷却用マンドレル14に接触しなくなり、肉
厚の均一なチューブ状体Tが得られにくい傾向にある。
【0038】冷却用マンドレル14における軸方向長さ
は、通常、10mm以上且つダイリップの直径D1の3
倍以下とされる。この長さが10mm未満であると、ダ
イリップと冷却用マンドレル14と溶融状態のチューブ
状体Tとで囲まれた空間内の圧力制御が不安定となる傾
向にある。
【0039】また、この長さがダイリップの直径D1
3倍より大きいと、固化したチューブ状体Tと冷却用マ
ンドレル14の側面との摩擦力が増大し、冷却用マンド
レル14とこの下方に位置するニップロール18との間
で固化したチューブ状体Tが塑性変形し、チューブの肉
厚が不均一になる傾向にある。
【0040】冷却用マンドレル14は、一般には金属又
はセラミックが使用され、その表面は通常0.3μ以上
25μ以下の凹凸を形成した所謂梨地加工処理表面が好
ましい。この凹凸が0.3μ未満であると、溶融状態の
チューブが冷却用マンドレル14に接する位置でスティ
ックスリップを発生し、長手方向に均一な肉厚のチュー
ブ状体Tが得られにくい傾向にあり、凹凸が25μより
大きいと、チューブ状体Tの内面に引掻き傷が発生する
と共に、ダイリップ部と冷却用マンドレル14と溶融状
態のチューブ状体Tとで囲まれた空間内の圧力制御が不
安定となる傾向にある。
【0041】更に、冷却用マンドレル14には冷媒供給
機構20によって内部に温度調整された冷媒が送られ且
つ循環されて、その表面が所定温度に冷却される。冷却
用マンドレル14の表面温度は、非結晶樹脂の成形にお
いてはガラス転移点(Tg)+20℃以下、結晶性樹脂
の成形においては融点(Tm)以下、好ましくは、Tg
又はTm−10℃以下とされる。
【0042】Tg+20℃或いはTm以上となる冷却用
マンドレル14上でスティックスリップが発生し、長手
方向に肉厚の均一なチューブ状体Tが得られなくなる。
ダイリップ部と冷却用マンドレル14と溶融状態のチュ
ーブ状体Tとで囲まれた空間には、圧力・流量制御気体
供給機構19によって供給圧力と供給量を制御した空
気、窒素等の気体を連続的に供給し且つ排出される。
【0043】この空間が密閉状態にあると、微小な引取
りむらを起こし、或いはダイリップ部と冷却用マンドレ
ル14との間の溶融状態にあるチューブ状体Tが周方向
において同時に接触しなくなり、肉厚の均一なチューブ
状体Tを得ることができ難くなる。
【0044】前述した実施形態に係るシームレスチュー
ブの製造方法を実施するチューブ状体製造装置10で
は、それぞれ複数個の電気ヒータ15と測温センサー1
6を、環状ダイ12の下面側から内部に埋設した例につ
いて説明したが、本発明のシームレスベルトの製造方法
はこのような構成の装置に限定されるものではない。例
えば、図示してはいないが複数個の電気ヒータ15及び
測温センサー16を環状ダイ12の内側ダイ部分に埋設
してもよい。なお、電気ヒータ15及び測温センサー1
6の数についても適宜選択可能である。
【0045】また、前述したチューブ状体製造装置10
において、測温センサー16は、熱電対を用いたものを
使用しているが、白金抵抗対等公知の感温式接触式温度
センサーや、赤外線による公知の非接触式温度センサー
を用いることもできる。しかし、外気の影響を受けにく
い接触式の温度センサーを使用することが好ましい。
【0046】また、前述したチューブ状体製造装置10
では、環状ダイ12の周方向における各位置の温度を複
数の電気ヒータ15への通電をオンオフすることによっ
て変化させ、これによりチューブ状体の周方向各位置で
の引取り方向における温度を連続的又は断続的に変化す
る例についてのものであったが、電気ヒータに代えてオ
イルヒータを用いることもできる。しかし、ダイス型へ
の取り付けの容易さ、温度制御の応答性の速さ等の点か
ら電気ヒータを使用することが好ましい。
【0047】更に、多点でダイスへ取り付けられる点か
ら、前述したようなカートリッジタイプの電気ヒータを
使用することが好ましい。更にまた、前述のチューブ状
体製造装置10では、環状ダイ12の周方向各位置での
温度を複数の電気ヒータ15への通電をオンオフするこ
とによって変化させ、これによってチューブ状体の周方
向各位置での引取り方向における温度を連続的又は断続
的に変化させるものであったが、逆に環状ダイ12の周
方向各位置を個々に冷却することにより温度制御するよ
うにしてもよい。その装置の例は図2に示されている。
【0048】図2に示されるチューブ状体製造装置30
は、環状ダイ12におけるダイリップ部近傍において周
方向に等間隔に複数の冷却又は加熱媒体通路31を形成
し、各通路31に冷却又は加熱媒体導入管32a及び導
出管32bをそれぞれ接続して、冷媒を循環する。各通
路31ごとに流れる冷媒の温度は、前述したと同様な趣
旨で調整される。なお、各通路31に流す冷却又は加熱
媒体は、温度調整された液体であってもよいし、或いは
エアー又はその他の気体であってもよい。
【0049】前述した各実施形態に係るチューブ状体製
造装置10、30では、温度制御装置である加熱器とし
ての電気ヒータ15や加熱媒体通路31、又は冷却器と
しての冷媒通路31は、いずれも環状ダイ12に設けら
れていたが、この温度制御装置は基本的には溶融樹脂の
環状ダイ中での円周方向流れが終了した後から溶融状態
のチューブが冷却固化されるまでの間に配設されている
ことが好ましい。
【0050】例えば、環状ダイ12より押出された後の
溶融押出しチューブの温度を制御する場合には、図3に
示される実施形態のチューブ状体製造装置40のように
環状ダイ12の下端面における環状のスリット12aか
ら押し出された溶融状態のチューブ状体が冷却用マンド
レル14に至るまでの間に、複数の温調空気吐出管41
を周方向に間隔をあけ、且つその吐出口をスリット12
aから押し出された溶融状態のチューブ状体Tに向ける
ように配置して構成することができる。
【0051】このようなチューブ状体製造方法でも、前
述したようにチューブ状体の周方向各位置での引取り方
向における温度を連続的又は断続的に変化することがで
きるため、シームレスチューブの周方向各位置での引取
り方向における電気抵抗値を変えることができる。
【0052】また、チューブ状体製造装置には、2層ダ
イ金型を備えたものがあるが、この2層ダイ金型を備え
たチューブ状体製造装置でも溶融押出しチューブの内周
側及び外周側におけるダイ金型のダイリップ部近傍にそ
れぞれ、前述した実施形態で説明されているように複数
の温度制御装置であるカートリッジタイプの電気ヒータ
を配置し且つ更にその近傍に測温センサーをそれぞれ設
置して、チューブ状体の内層及び外層の周方向各位置で
の引取り方向における電気抵抗値を変化させることによ
り、各層が同一の樹脂材料でも、或いは異なった樹脂材
料でも各層の周方向各位置での引取り方向における電気
抵抗値を変化させたシームレスチューブを容易に製造す
ることができ、その結果これを輪切りにすることで同様
な特性を備えるシームレスベルトを製造することができ
る。
【0053】なお、2層ダイ金型を備えるチューブ状体
製造装置において、温度制御装置の配置は、溶融押出し
チューブの内周側又は外周側のいずれか一方又は両方で
もよく、このような配置は、得ようとするシームレスチ
ューブの用途等により適宜選択することができる。ま
た、温度制御装置として、電気ヒータに代えてオイルヒ
ータ等種々の形式のものを使用できるのみならず、前述
した各実施形態のように冷却手段を種々の態様で配置し
てもよい。
【0054】なお、前述した各実施形態に係るチューブ
状体製造方法については、冷却用マンドレルをチューブ
内側に配設したインサイドマンドレル方式の製造装置を
例にして説明したが、本発明はこのような製造装置以外
にも、アウトサイドマンドレル等のサイジング方式の製
造装置を用いて実施することができる。特に、直径が3
0mm以下のシームレスチューブを製造する場合にはア
ウトサイドマンドレルやアウトサイドサイジング方式の
製造装置を用いることが望ましい。
【0055】ところで、本発明におけるシームレスチュ
ーブの製造方法において適用される熱可塑性樹脂組成物
は、基本的に熱可塑性樹脂を主原料とした樹脂組成物
で、ポリエチレン(高密度、中密度、低密度、直鎖状低
密度)、プロピレンエチレンブロックまたはランダム共
重合体、ゴムまたはラテックス成分例えばエチレン・プ
ロピレン共重合体ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、ス
チレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体また
は、その水素添加誘導体、ポリブタジエン、ポリイソブ
チレン、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリアセター
ル、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリフェニレ
ンエーテル、変成ポリフエニレンエーテル、ポリイミ
ド、液晶性ポリエステル、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリスルフオン、ポリエーテルスルフォン、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリビスアミドトリアゾール、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド、ポ
リエーテルエーテルケトン、アクリル、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリフッ化ビニル、エチレンテトラフロロエチ
レン共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、テト
ラフルオロエチレンへキサフルオロプロピレン共重合
体、テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン、フ
ッ素ゴム、アクリル酸アルキルエステル共重合体、ポリ
エステルエステル共重合体、ポリエーテルエステル共重
合体、ポリエーテルアミド共重合体、オレフイン共重合
体、ポリウレタン共重合体、の1種またはこれらの混合
物からなるものが使用される。
【0056】特に電子写真式の複写機、プリンター用の
中間転写体用抵抗制御シームレスベルトとして好ましい
樹脂は、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エ
チレンテトラフロロエチレン共重合体、ポリクロロトリ
フルオロエチレン、テトラフルオロエチレンへキフルオ
ロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレンパーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリテトラフ
ルオロエチレン等のフッ素樹脂やフッ素ゴムがトナー等
からの汚れを防止するためにも好ましく、また、ポリカ
ーボネートやポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエステルエステル共重合体、ポ
リエーテルエステル共重合体等のエステル系熱可塑性樹
脂が耐電気特性において電気抵抗値の変動が少なく安定
のため好ましい。
【0057】また、これらの熱可塑性樹脂に導電性を付
与するために、導電性フイラーが添加される。導電性フ
ィラーとしては、カーボンブラック、グラファイト、カ
ーボン繊維、金属粉、導電性金属酸化物、有機金属酸化
物、有機金属化合物、有機金属塩、導電性高分子等から
選ばれる少なくとも1種またはこれら数種の混合物から
なるものが好ましい。
【0058】その中でも特にカーボンブラックが好まし
い。カーボンブラックとしては、アセチレンブラツク、
フアーネスブラック、チャンネルブラック等のカーボン
ブラックがある。フイルムの外観を損なわないためにも
分散性に優れたアセチレンブラックが好ましい。
【0059】カーボンブラックの配合量は、カーボンブ
ラツクの種類により異なるが、アセチレンブラックの場
合、熱可塑性樹脂100重量部に対して3〜25重量部
が好ましく、ケッチェンブラックの場合には1〜10重
量部が好ましい。上記範囲未満では導電性に乏しく、上
記範囲以上では製品の外観が悪くなり、また材料強度が
低下して好ましくない。
【0060】また、付加的成分として各種フィラーとし
ては、例えば、炭酸カルシウム(重質、軟質)、タル
ク、マイカ、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、ゼオラ
イト、ウオラストナイト、けいそう土、ガラスビーズ、
ベントナイト、モンモリナイト、アスベスト、中空ガラ
ス球、黒鉛、二硫化モリブデン、酸化チタン、アルミニ
ウム織維、ステンレススチール繊維、黄銅繊維、アルミ
ニウム粉末、木粉、もみ殻、グラファイト、金属粉、導
電性金属酸化物、有機金属化合物、有機金属塩等のフィ
ラーがあげることができる。
【0061】また、添加剤としては、例えば、酸化防止
剤(フェノール系、硫黄系等)滑剤、有機・無機系の各
種顔料、紫外線吸収剤、帯電防止剤、分散剤、中和剤、
発泡剤、可塑剤、銅害防止剤、架橋剤、流れ性改良材等
をあげることができる。
【0062】上記組成物は、所望により付加的成分を一
軸押出機、二軸押出機、バンバリーミキサー、ロール、
ブラベンダー、ブラストグラフ、ニーダー等の通常の混
練機を用いて製造することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシームレ
スベルトの製造方法によれば、環状ダイよりチューブ状
に溶融押出し成形されるチューブ状体の円周方向位置に
おける温度を、当該チューブ状体を引き取り中に変化さ
せて周方向各位置での引取り方向における電気抵抗値を
変化させたチューブ状体を形成し、これを輪切りにして
シームレスベルトを製造することにより、このベルトを
例えば複写機等の電子機器における中間転写体として用
いた場合でも画像が幅方向に帯状に白く抜ける現象を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシームレスベルトの
製造方法を実施するチューブ状体製造装置の一例を示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るシームレスベルトの
製造方法を実施する他の例のチューブ状体製造装置を示
す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るシームレスベルトの
製造方法を実施する更に別な例のチューブ状体製造装置
を示す断面図である。
【符号の説明】
10、30、40 チューブ状体製造装置 11 押出機 12 環状ダイ 12a 環状のスリット 12b 環状流路 12c 外側ダイ部分 12d スパイラル溝 13 支持棒 14 冷却用マンドレル 15 電気ヒータ(温度制御装置) 16 測温センサー 17 温調リング 18 ニップロール 31 冷媒通路(温度制御装置) 41 冷風吹出管(温度制御装置)
フロントページの続き (72)発明者 古田 克宏 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社四日市事業所内 Fターム(参考) 4F207 AB13 AE03 AG08 AH12 AK01 AK02 AR20 KA01 KA17 KK41 KL51 KM05 KM06 KW23 4F213 AB13 AE03 AG08 AH12 AK01 AK02 AR20 WA06 WA53 WA54 WA63 WA83 WB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の導電性を有する熱可塑性樹脂塑性
    物を押出機に装着した環状ダイよりチューブ状に溶融押
    出して冷却固化させた後、チューブ状を維持した状態で
    連続的に引き取って形成したチューブ状体からシームレ
    スベルトを製造する方法において、 前記チューブ状体の引取り方向に直交する円周上の少な
    くとも1つの円周方向位置における温度を前記チューブ
    状体の引き取り中に変化させて前記チューブ状体の引取
    り方向における電気抵抗値を変化させること、 次いで、引取り方向における電気抵抗値が変化した前記
    チューブ状体を輪切りにしてシームレスベルトを形成す
    ること、から構成されることを特徴とするシームレスベ
    ルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、溶融
    樹脂の前記環状ダイ中での円周方向流れが終了した後か
    ら溶融状態のチューブが冷却固化されるまでの間に配設
    されていることを特徴とする請求項1に記載のシームレ
    スベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、前記
    環状ダイの円周方向に少なくとも1つ配設されている加
    熱器であり、この加熱器を作動と不作動との繰り返しに
    より前記環状ダイの周方向部分における温度を変化させ
    ることを特徴とする請求項2に記載のシームレスベルト
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、前記
    環状ダイの外部又は内部において加熱媒体を接触させる
    加熱手段で構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載のシームレスベルトの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、前記
    環状ダイから押し出されたチューブ状体にそれより高温
    の加熱媒体を吹き付ける加熱手段から構成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のシームレスベルトの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記チューブ状体の引き取り方向に直交
    する円周上の位置における温度を変化させる手段が、前
    記環状ダイの円周方向に少なくとも1つ配設されている
    冷却手段であり、これらの各冷却手段を作動と不作動と
    の繰り返しにより前記環状ダイの周方向部分における温
    度を変化させることを特徴とする請求項2に記載のシー
    ムレスベルトの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、前記
    環状ダイの外部又は内部において冷却媒体を接触させる
    冷却手段で構成されていることを特徴とする請求項2に
    記載のシームレスベルトの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記チューブ状体の引取り方向に直交す
    る円周上の位置における温度を変化させる手段が、前記
    環状ダイから押し出されたチューブ状体に冷却媒体を吹
    き付ける冷却手段から構成されていることを特徴とする
    請求項2に記載のシームレスベルトの製造方法。
  9. 【請求項9】前記シームレスベルトの製造方法によって
    得られるシームレスベルトにおける幅方向の電気抵抗値
    変化として、その最大値/最小値が10倍以内であるこ
    とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のシーム
    レスベルトの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130803A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Bridgestone Corp 導電性エンドレスベルトの製造方法

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JP2007130803A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Bridgestone Corp 導電性エンドレスベルトの製造方法

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