JP3718037B2 - 多重ビットセルのデータセンシング装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリセルに格納された情報を読み出す装置及び方法に関するもので、特に2個以上の多重レベルにプログラムされたメモリセルの格納データを読み出す、多重ビットセルのセンシング装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、半導体メモリ装置は、大別して記憶された情報を消去して新しい情報を格納することができる揮発性メモリと、記憶された情報を永久に保存する非揮発性メモリ装置とに分けられる。
揮発性メモリ装置にはデータをランダムに読み書きできるラム(RAM)があり、非揮発性メモリ装置にはROM、EPROM、EEPROMなどがある。
非揮発性メモリ装置中のROMは、一旦情報が記憶されると再び記憶させることができないメモリ装置であり、EPROMとEEPROMは、記憶された情報を消去してさらにプログラムして記憶させることができるメモリ装置である。
EPROMとEEPROMとは情報をプログラムする動作は同じで、記憶された情報を除去する方法が異なる。すなわち、EPROMは紫外線を利用して記憶された情報を除去し、EEPROMは電気的に記憶された情報を除去する。
【0003】
情報化産業が発展することによって、大容量のメモリ装置が求められ、これに応じてDRAMが大容量格納メディアとして広く用いられている。しかし、DRAMは、一定容量以上の蓄積キャパシタを用いているので、一定周期でリフレッシュ動作をしなければならないという短所を有している。そのため、DRAMの代用物としてリフレッシュ動作が必要でないEEPROMの研究が継続してなされてきた。
しかし、EEPROMをデータ格納メディアとして使用しようとする場合の最も大きい問題点は、ビット当りの価格があまりにも高いということである。
EEPROMメモリ装置も、他のメモリ装置と同様に1つのメモリセルに“1”または“0”のデータの1つを記録するものである。最近、1個のメモリセルに2ビット以上のデータを格納することによって、同一チップ面積でのデータの蓄積集積度を大きく高めることができる多重ビットセルに関する研究が活発に進められている。同じチップで集積度を高めることにより、結果としてビット当たりの価格を安くすることができる。
【0004】
このような多重ビットメモリセルは、1つのセルに複数のレベルのしきい値電圧を設定することができ、それぞれのレベルでプログラムされるようになっている。セル当り2ビットのデータを格納するためには、22 =4、すなわち、4段階のしきい値電圧レベルに各セルをプログラムすればよい。
この時、4段階のしきい値レベルはそれぞれ、論理的に00、01、10、11の各ロジック状態に対応させる。
このような多重ビットメモリセルで、より多いレベルにプログラムしてセル当りのビット数を増加させるためには、しきい値電圧レベルを正確に調節して、レベルのばらつきを減らさなければならない。そして、このように多段階にプログラムされたデータを早い速度で正確にセンシングしなければならない。
【0005】
このように、多重のレベルでプログラムされたメモリセルをセンシングする従来のデータセンシング装置を添付図面を参照して説明する。
図1は、従来の多重ビットメモリセルのセンシング装置の回路図で、図2は、従来の多重ビットメモリセルのセンシング装置の動作を説明するためのグラフである。
従来の多重ビットメモリセルのデータセンシング方法は、コントロールゲートに、読むための一定の電圧を印加し、その時に出力されるドレイン電流を比較判断して、多重レベルのデータを読み出す方法を使用している。
図1のように、フローティングゲートF.G、コントロールゲートC.G、ソース領域S及びドレイン領域Dとを備えたEEPROMのセルごとにドレイン領域DにセンシングアンプS.Aを連結する。このセンシングアンプS.Aは、内部に複数の基準電流を有している。
【0006】
このような構成の従来の多重ビットメモリセルのデータセンシング方法を具体的に説明する。
まず、従来の多重ビットメモリセルのデータセンシング方法を説明するにあたって、メモリセルは多段階のしきい値電圧でプログラムされると仮定する。図2のように、2ビットのデータを記録できると仮定し、4個のしきい値電圧(0V、VT0、VT1、VT2)の中のいずれかがフローティングゲートF.Gにプログラムされたと仮定する。
ソース領域Sに正電圧を印加した状態で、読もうとするメモリセルのコントロールゲートC.Gに、選択的に電圧VREADを印加する。すると、フローティングゲートF.Gにプログラムされた状態によって、それに相応するドレイン電流ID がセンシングアンプS.Aに出力される。
【0007】
センシングアンプS.Aは、内部に有している多重レベルの基準電流と、メモリセルから入力されたドレイン電流とを比較してデータを読み出す。
すなわち、図2のように、メモリセルのフローティングゲートF.Gにしきい値電圧VT0でプログラムされたとすると、コントロールゲートC.Gへの電圧でプログラムされたしきい値に該当するドレイン電流IR1がセンシングアンプS.Aに出力される。フローティングゲートF.Gにしきい値電圧VT1がプログラムされたとすると、それに該当するドレイン電流IR2が出力され、フローティングゲートF.Gにしきい値電圧VT2がプログラムされたとすると、それに該当するドレイン電流IR3がセンシングアンプS.Aに出力される。
従って、センシングアンプS.Aは、メモリセルのドレインから出力されるドレイン電流を入力して、入力されたドレイン電流と内部の基準電流とを比較することによってデータをセンシングする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置及び方法においては、読もうとするメモリセルのコントロールゲートに、読み出し用の一定電圧Vc を印加してメモリセルを選択するとともに、そのメモリセルから出力されるドレイン電流を、センシングアンプが比較してデータを読み出すので、以下のような問題があった。
第1に、メモリセルから出力される電流をセンシングアンプで比較してデータを読み出さなければならないので、センシングアンプが比較するのに必要な多数の基準電流を持っていなければならない。
従って、センシングアンプのサイズが大きくなる。特に頁モード読み出しにおいては、多数のビット(128ビット)が要求されるので、センシングアンプサイズが大きくなり、それと共に装置サイズも大きくなる。
第2に、メモリ装置においては、常にセンシングアンプに基準電流が供給されなければならないが、この基準電流が複数供給されなければならないので、消費電力が増加する。
本発明は、このような問題点を解決するために案出したもので、装置サイズ及び消費電力を減少させることができる多重ビットデータのセンシング装置及びセンシング方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置は、線形的に増加する電圧を読みだそうとするメモリセルのコントロールゲートに供給して、メモリセルのドレイン電圧が基準電圧より低く又は高くなったときにセンシング信号を出力し、同時に、センシング信号が出力され時のコントロールゲートへ加えられた電圧を検出し、その電圧をデジタル値に変換して出力するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
このような本発明実施形態の多重ビットデータのセンシング装置及びセンシング方法を、添付図面を参照してより詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態の多重ビットデータのセンシング装置の構成ブロック図で、図4は、図3のセンスアンプの詳細な回路構成図で、図7は図3のA/D変換部の詳細な回路構成図である。
【0011】
本実施形態の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置は、コントロールゲート、フローティングゲート及び、ソース、ドレイン領域とを備えて、2個以上のしきい値電圧に多重レベルにプログラムされるフラッシュメモリセル1へ格納されたデータを読み出すためのものである。電圧発生部2がメモリセル1のコントロールゲートに接続されている。この電圧発生部2は、線形的に増加する可変電圧を発生する。メモリセル1のドレインにはセンスアンプ3が接続されている。このセンスアンプ3は、電圧発生部2の可変電圧がメモリセル1のコントロールゲートに印加されたとき、セルのドレイン電圧をセンシングして出力する。電圧検出部4が電圧発生部2の出力端に接続されるとともに、センスアンプ3の出力端に接続され、メモリセル1のドレイン電圧が基準電圧より低くなった時、メモリセル1のコントロールゲートに供給されるゲート電圧を検出する。この電圧検出部4には検出されたゲート電圧をそれに相応するデジタル値に変換して、メモリセル1のデータ値を出力するアナログ/デジタル変換部(A/D変換部)5が接続されている。
【0012】
上記した本実施形態のデータセンシング装置の各部の構成を更に詳細に説明する。まずセンスアンプ部3の構成を図4に示す。
P型の第1トランジスタTR1のソースが正電圧端VDDに接続され、そのドレインとゲートとがメモりセルのドレインに接続されている。同じP型の第3トランジスタTR3、第4トランジスタTR4のソースも正電圧端VDDに接続されている。第3、4トランジスタのゲートは互いに接続され、かつ第3トランジスタのドレインに接続されている。この第3トランジスタのドレインには基準電圧VREF がゲートに連結され、ソースが接地端に連結されるn型の第2トランジスタTR2のドレインが接続されている。また、第4トランジスタTR4のドレインは出力端子VSTOPに接続されている。さらに、この出力端子にはn型の第5トランジスタTR5のドレインが接続されている。その第5トランジスタのゲートが、メモリセルのドレインに、ソースが接地に接続されている。第2トランジスタTR2と第5トランジスタTR5のソースは共に定電流源に接続されている。
したがって、メモリセルのコントロールゲートへ加えられる電圧によってセルのドレイン電圧が基準電圧より低くなると、第5トランジスタがオフとなって出力端子VSTOPへ“ハイ”を出力する。
【0013】
次に電圧発生部2を図6に示す。図示のように、第1、第2インバーターIC1、IC2が直列に連結され、それらの間と接地との間にキャパシタC1が接続されている。
電圧検出部4を図5に示す。センスアンプ3の出力端子に接続され、その出力信号VSTOPを反転させる第3インバーターIC3と、第3インバーターIC3の出力信号によって、電圧発生部2の出力電圧VC をスイッチングして出力するスイッチング素子IC4と、その出力された出力電圧を平滑させる第2キャパシタC2とで構成されている。
【0014】
アナログ/デジタル変換部5の構成を図7に示す。
電源VDDとアースとの間に直列に接続された複数の抵抗R1−R7からなる差電圧出力部11が備えられている。これらの抵抗は、R1、R2が並列に接続され、かつR6、R7が並列に接続され、これらの並列接続抵抗の間に3つの抵抗R3、R4、R5を直列に接続している。この差電圧出力部11は、それらの直列に接続された抵抗の間に一定の電圧差を持った複数の電圧を出力する。本実施形態においては2ビットメモリセルであるので4個の差電圧を出力する。3ビット、4ビットの場合はそれに応じた抵抗の数を直列に接続するのはいうまでもない。それぞれの抵抗の接続点にn型トランジスタTR11−TR14のベースがそれぞれに接続されている。
【0015】
電圧検出部4にベースを接続したn型トランジスタTR15と、複数のP型トランジスタTR16−TR20からなる第1スイッチング部12が電源VDDに接続されている。P型トランジスタTR16−TR20はそれぞれベースが共通に接続されてトランジスタTR15のソースに接続されている。さらに、トランジスタTR16のソースがトランジスタTR15に接続され、トランジスタTR17がトランジスタTR11に、トランジスタTR18がトランジスタTR12に、トランジスタTR19がトランジスタTR13に、トランジスタTR20がトランジスタTR14に、それぞれ接続されている。トランジスタTR11−TR14は第2スイッチング部13を構成している。これらのソースは共通に定電流源に接続されている。二つのトランジスタTR11、TR15と負荷抵抗として働くTR16、TR17とで前記したセンスアンプと同様の動作を行い、トランジスタTR15のベース電圧がトランジスタTR11のベース電圧より高くなるとトランジスタTR11のドレインからハイの信号V1を取り出すように構成されている。他のトランジスタTR12−TR14も同様である。トランジスタTR14のベースの電圧が最も低く、トランジスタTR11のベース電圧が最も高くなるように設定されている。従って、検出された電圧VC に応じてV1−V4の状態が変化する。
すなわち、それぞれのトランジスタTR14−TR11のベースに加えられている電圧より、検出電圧VC,DETECTが高い場合、それぞれV4−V1が“ハイ”となるように構成されている。
【0016】
この第2スイッチング部13にラッチ部14が接続されている。このラッチ部14は、インバーターIC5、IC6及びキャパシタC3と、複数個(4個)のDフリップフロップF/F1−F/F4からなり、センスアンプ3の出力信号をクロック信号にして、第2スイッチング部12から出力される正電圧をそれぞれラッチして出力する。このラッチ回路14に、排他的ORゲートIC7、ナンドゲートIC8、ALCノアゲートIC9等からなって、前記ラッチ部14から出力される信号をコード化して出力するエンコーディング部15が接続されている。
【0017】
図7は2ビットメモリセル、すなわちしきい値電圧が4レベルにプログラムされた場合のアナログ/デジタル変換部を示したものである。Nビットのメモリセルをセンシングするためには、差電圧出力部11は、2N個の異なる電圧を出力し、第1、第2スイッチング部12、13も2N個の正電圧をスイッチングし、ラッチ部14も2N個のDフリップフロップからなり、エンコーディング部15はNビットデータをエンコーディングする。
【0018】
上記した本実施形態の多重レベルメモリセルのデータセンシング装置のセンシング方法を説明する。
図8は、本実施形態の一実施形態の多重ビットセルのデータセンシング装置の動作を説明するためのタイミング図である。
本多重ビットメモリセルのデータセンシング方法は、多重レベルにプログラムされたメモリセルが選択されると、電圧発生部2から直線的に増加する電圧を発生させて、メモリセル1のコントロールゲートに供給する。この時、メモリセル1のドレインに接続されたセンスアンプ3は、セルのドレイン電圧VD を基準電圧VREF と比較する。
【0019】
電圧発生部2で発生した電圧が、メモリセルにプログラムされたしきい値電圧より高くなると、メモリセル1はソースとドレイン間にチャンネルが形成され、ターンオンする。したがって、ドレインに電流が流れる。ドレイン電圧はセンスアンプ3の基準電圧より低くなるので、センスアンプ3はメモリセル1がターンオンした時、“ハイ”信号を出力する。このようにセンスアンプ3から“ハイ”信号が出力されると、この信号に同期して、電圧検出部4が電圧発生部2から出力されている電圧値を検出する。
すなわち、センスアンプ3から“ハイ”信号が出力されると、転送ゲートがターンオンし、電圧発生部2で発生した電圧を検出電圧として出力する。この電圧検出部4から検出された電圧値は、アナログ/デジタル変換部5を経て、複数のデジタル信号に変換される。
【0020】
このとき、センスアンプ3は、センスアンプ3の利得が有限であるので、セルのドレイン電圧がセンスアンプ3の基準電圧と一致した瞬間に“ハイ”信号を発生することができず、ある程度遅延された時間(Δt)以降に“ハイ”信号を発生させる。
この遅延によって、実際に検出しようとするコントロールゲート電圧(電圧発生部から線形的に増加する電圧の瞬間電圧)よりΔV程度の高い電圧を電圧検出部4から検出するようになる。従って、この電圧差(ΔV)が問題とならない範囲内に収まるように、センスアンプ3の速度と電圧発生部2との出力電圧の傾きを調節しなければならない。
【0021】
以下さらに具体的に具体的に説明する。
図8のように、メモリセルがしきい値電圧VTH.2にプログラムされたと仮定する。電圧発生部2から出力された電圧が線形的に増加して、しきい値電圧VTH.2に達すると、メモリセルのドレイン電圧は“ロー”となる。
従って、センスアンプ3は、“ハイ”信号を出力するようになり、同時に電圧検出部4も、メモリセルのコントロールゲートに印加された電圧を出力する。
結局、前記において説明した遅延された時間(Δt)と、それによる電圧差(ΔV)を無視すると、アナログ/デジタル変換部5のトランジスタTR15のゲートは、しきい値電圧VTH.2に対応する電圧Vc が入力される。
この時、他の実施形態によって電圧発生部2で線形的に減少する電圧を発生させて、メモリセルのコントロールゲートに供給し、メモリセルのドレイン電圧が基準電圧より高い時、センスアンプ3がセンシング信号を出力するようにしてもかまわない。
【0022】
【発明の効果】
以上において説明したような、本発明の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置及び方法においては、下記のような効果がある。
第1は、電圧発生部で線形的に増加する電圧が、セルのコントロール電圧を一回通ると、セルに格納されたアナログ情報に相当するデジタル値をすぐ出力するので、リード速度が非常に早い。
第2は、1つ以上のしきい値電圧を有する多重レベルにプログラムされたメモリセルのしきい値電圧をすぐ読み出すので、ドレインに流れる電流量を比較して、セルのしきい値電圧を読む既存の方法より正確にしきい値レベルを読むことができる。
第3は、複数の基準電流を有する既存の多重レベルのセンスアンプとは異なって、センスアンプで1つの基準電圧を使用するので、電力消費が減少される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の多重ビットメモリセルのセンシング装置の構成図。
【図2】 従来の多重ビットメモリセルのセンシング装置の動作を説明するためのグラフ。
【図3】 本発明の一実施形態の、多重ビットセルのデータセンシング装置の構成ブロック図。
【図4】 図3のセンスアンプの詳細な回路構成図。
【図5】 図3の基準電圧ディテックター部の詳細な回路構成図。
【図6】 図3の基準電圧発生部の詳細な回路構成図。
【図7】 図3のA/D変換部の詳細な回路構成図。
【図8】 本発明の一実施形態の多重ビットセルのデータセンシング装置の動作を説明するためのタイミング図。
【符号の説明】
1: メモリセル
2: 電圧発生部
3: センスアンプ
4: 電圧検出部
5: アナログ/デジタル変換部
11: 差電圧出力部
12: 第1スイッチング部
13: 第2スイッチング部
14: ラッチ部
15: エンコーディング部
IC1: 遅延機
IC2: ナンドゲート
Claims (3)
- ゲート、ソース及びドレインを備えて、2個以上の多重レベルにプログラムされるメモリセルと、
前記メモリセルのゲートに線形的に増加する電圧を与える電圧発生部と、
前記電圧発生部からの電圧を前記ゲートに受けてメモリセルのドレイン電圧が基準電圧より低くなった時、センシング信号を出力するセンスアンプと、
前記センスアンプのセンシング信号に応答する信号によって前記電圧発生部の出力電圧をスイッチングして維持し、前記メモリセルのゲート電圧の検出信号として出力する電圧検出部と、
前記電圧検出部から検出されたゲート電圧を、それに対応するデジタル値に変換して出力する、アナログ/デジタル変換部とを有し、
前記センスアンプは、
正電圧端(VDD)にソースが連結され、ドレインとゲートとが前記メモリセルのドレインに連結されるp型第1トランジスタと、
基準電圧がゲートに連結され、ソースは接地端に連結されるn型第2トランジスタと、
前記正電圧端にソースに連結され、ゲート及びドレインは、前記第2トランジスタのドレインに連結されるp型第3トランジスタと、
前記正電圧端にソースに連結され、ゲートは前記第3トランジスタのゲートに連結され、ドレインは前記出力端に連結され、ゲートは前記メモリセルのドレインに連結され、ドレインは出力端に連結されるp型第4トランジスタと、
ドレインは前記出力端に連結され、ゲートは前記メモリセルのドレインに連結され、ソースは接地されるn型第5トランジスタを有することを特徴とする多重ビットメモリセルのデータセンシング装置。 - 前記電圧検出部は、
前記センスアンプの前記センシング信号を反転させるインバータと、
前記インバータの出力信号及び前記センシング信号によって前記電圧発生部の出力電圧をスイッチングして出力するためのスイッチング素子と、
前記スイッチング素子の遮断の際に前記出力電圧を維持し、前記メモリセルのゲート電圧の検出信号として出力するためのキャパシタとを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置。 - 前記アナログ/デジタル変換部は、
一定した差異で複数の差電圧を出力する差電圧出力部と、
前記電圧検出部の出力によって正電圧をスイッチングする第1スイッチング部と、
前記正電圧出力部の出力信号によって、前記第1スイッチング部から出力される複数の正電圧をそれぞれ接地端にスイッチングする第2スイッチング部と、
前記センスアンプの出力信号をクロック信号として、前記第1スイッチング部から出力される正電圧をそれぞれラッチして出力するラッチ部と、
前記ラッチ部から出力される信号をコード化して出力するエンコーディング部とを有することを特徴とする請求項1記載の多重ビットメモリセルのデータセンシング装置。
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