JP3700096B2 - 免震装置の取付工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の下部に設置される免震装置の取付工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物に対する免震装置の従来の取付工法は、例えば図5に示すように基礎底A上にベースプレート受け架台Bを配置固定し、ベースプレートCの上面までコンクリートDを打設して取付部Eを形成し、免震装置本体Fの下部フランジ部を前記ベースプレートCにナットGで締め付け固定するものであった。このナットGの締め付けのために、前記ベースプレートCにはナットGを螺合する長ナットHが予め溶接されると共に、この長ナットHにアンカーボルトIが垂設されている。
又、図6に示すように免震装置本体Fの上下面と上下の取付部のコンクリート面J、Kとの間に、精度確保のために上部ベースプレートL及び下部ベースプレートMをそれぞれ介在させて取り付けるのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の取付工法によると、ベースプレート受け架台Bによる取付部Eの形成に際してベースプレートCの精度確保が難しいこと、このベースプレートCの設置のためにベースプレート受け架台Bを必要とし、且つこのベースプレート受け架台Bは打設したコンクリートD内に埋設されることからコスト高になってしまう等の問題があった。
又、免震装置本体の上下面に介在させるベースプレートのうち、下部ベースプレートは免震装置本体をセッティングする際に精度確保のために必要であるが、上部プレートは免震装置本体の上面に直接コンクリートを打設しても精度の点で問題はない。従って、上部ベースプレートを廃止すれば、コストダウンと施工の合理化を図れる可能性があるが、免震装置本体の交換がし難くなったり、交換後の精度に誤差が生じる等の問題が生じる。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、従来のベースプレート受け架台を用いないで下部ベースプレートを容易に取り付けることができ、上部ベースプレートを廃止しても免震装置を簡単に交換でき、しかも精度を保持できるようにした免震装置の取付工法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するための具体的手段として、本発明は、基礎コンクリート床面を打設する際に免震装置本体の取付部となる箇所に凹所を設け、この凹所の両側に対峙させて前記基礎コンクリート床面上にそれぞれ受け具を仮固定し、両端部に脚部が取り付けられた支持材を、その脚部を前記受け具にボルト及び高さ調整ボルトを介して固定することにより前記凹所の上方に差し渡して取り付け、コンクリート充填用の孔と複数の取付孔が設けられた下部ベースプレートを、その取付孔を利用して前記支持材の下面にボルトで仮固定し、このボルトは当該下部ベースプレートの下面に取り付けた円筒状の長ナットに螺合され、更にこの長ナットの下部にはアンカーボルトが取り付けられており、当該下部ベースプレートの取り付けに関与しない残りの取付孔にも全てボルトと長ナット及びアンカーボルトがそれぞれ取り付けられ、この後、前記凹所の周囲に型枠を形成し、前記下部ベースプレートのコンクリート充填用の孔からコンクリートを流し込んで凹所の底面から下部ベースプレートの下面に至る高さまでコンクリートを打設して取付部を形成し、この取付部の形成後に前記型枠を外すと共に前記ボルトを長ナットから外し、且つ前記支持材及び受け具を全て除去し、前記下部ベースプレート上には、前記取付孔及びボルトを利用して免震装置本体の下面フランジ部を取り付け、当該免震装置本体の上面フランジ部には複数の取付孔が設けられ、これらの取付孔に対応させて通孔が設けられた調整プレートを前記上面フランジ部の上に配置し、取付孔と通孔とを合わせて円筒状の長ナットをそれぞれ配置し、上面フランジ部の下からボルトを長ナットの下部に螺合し、アンカーボルトを長ナットの上部に螺挿することで免震装置の上面に調整プレートを固定し、この後、当該調整プレートを利用して型枠を形成し、コンクリートを打設することにより上部の取付部を形成することを特徴とする免震装置の取付工法を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳説する。
図1、図2は下部ベースプレート1の設置工法を示すもので、先ず基礎コンクリート床面2を打設する際に、免震装置本体(図略)の取付部となる箇所に凹所3を形成する。
【0007】
次に、凹所3の上方に一対の支持材4を差し渡して仮固定する。即ち、支持材4は断面L型の鋼材で形成され、両端部には側方が開口した箱型の脚部4aが取り付けられており、前記凹所3の両側に対峙させて基礎コンクリート床面2にそれぞれ仮固定した一対の受け具5に、前記脚部4aをそれぞれボルトで固定することにより取り付けられる。この支持材4は、図2に示すように高さ調整ボルト6を調整することで水平出しを容易に行えるようにしてある。
【0008】
前記下部ベースプレート1は、鋼製であって円形に形成されその中心部にコンクリート充填用の孔1aが開けられ、周辺部には一定の間隔をあけて取付孔1bが円周方向に沿って設けられている。この下部ベースプレート1は、適宜位置の数個の取付孔1bを利用して前記一対の支持材4の下面にボルト7で仮固定される。
【0009】
前記ボルト7は、下部ベースプレート1の下面に取り付けた円筒状の長ナット8に螺合され、更にこの長ナット8の下部にはアンカーボルト9が取り付けられる。下部ベースプレート1の取り付けに関与しない残りの取付孔1bにもすべてボルト7と長ナット8及びアンカーボルト9がそれぞれ取り付けられる。従って、下部ベースプレート1は、一対の支持材4の下面に吊り下げ状態で保持され、複数本のアンカーボルト9は前記凹所3内に垂れ下がった状態となる。
【0010】
この後、凹所3の周囲に型枠(図略)を形成し、前記下部ベースプレート1の孔1aからコンクリートを流し込んで凹所3の底面から下部ベースプレート1の下面に至る高さまでコンクリートを打設して取付部10が形成される。これにより、前記長ナット8及びアンカーボルト9はいずれも取付部10内に埋設され、この取付部10の上面には下部ベースプレート1が固定されることになる。そして、取付部10の形成後に、型枠を外すと共にボルト7を長ナット8から外し、前記一対の支持材4及び受け具5をすべて除去する。
【0011】
このようにして、下部ベースプレート1を取付部10と一体的に設ければ、従来のようなベースプレート受け架台Bが不要となり、且つ支持材4は取付部10内に埋設されないため、前記のように取り外して他の取付部への転用、盛り替えが可能となる。又、作業はすべて基礎コンクリート床面2上で行えるため、作業がし易く施工能率を著しく高めることができる。
【0012】
前記下部ベースプレート1上には、その取付孔1b及びボルト7を利用して免震装置本体の下面(図示は省略したがフランジ部)が取り付けられる。この場合、下部ベースプレート1の取付精度は±2mm程度であり、しかも前記凹所3には基礎コンクリート床面2の配筋が存在せず、この配筋による干渉がないため免震装置本体の精度を容易に確保することができる。
【0013】
図3は、従来の上部ベースプレートLを用いないで、免震装置本体11の上面に鋼製の厚さ約4.5mm程度の調整プレート12を介在させて取り付ける工法を示すものである。
【0014】
この場合、図4に示すように、免震装置本体11の上面フランジ部11aには一定の間隔をあけて取付孔11bが円周方向に沿って設けられ、これらの取付孔11bに対応させて前記調整プレート12には通孔12aが設けられており、取付孔11bと通孔12aとを合わせて円筒状の長ナット13を配置し、フランジ部11aの下からボルト14を長ナット13の下部に螺合し、アンカーボルト15を長ナット13の上部に螺挿することで、免震装置本体11の上面に調整プレート12を固定する。この後、前記調整プレート12を利用して型枠(図略)を形成し、コンクリート16を打設することにより上部の取付部17(フーチング等)を形成する。
【0015】
このようにして、免震装置本体11と取付部17とを一体化すると、前記長ナット13及びアンカーボルト15は取付部17内に埋設され、この取付部17の下面に前記調整プレート12が固定されることになる。従って、従来の上部ベースプレートLが不要となると共に、この上部ベースプレートLの取付作業を省けることからコストダウン及び施工の効率化が可能となる。
尚、前記コンクリート16の打設の際、各ボルト14を下から支持して落下しないようにすれば、打設後はコンクリート16により固定されるため前記長ナット13の溶接は不要となる。
【0016】
免震装置本体11の交換時には、前記ボルト14を外せば、免震装置本体11の上面フランジ部11aを上部取付部17から外すことができる。更に、下面フランジ部11cを止めているボルト18を外せば、免震装置本体11を交換することができる。
【0017】
この交換時に、前記調整プレート12は上部取付部17側に残留するので、コンクリート16の下面が露出することはなく、免震装置本体の取替作業が容易にできると共に、新しい免震装置本体のセッティングが容易になり且つその精度を確保するに役立つ。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、吊り下げ方式により下部ベースプレートを支持材に容易に取り付けることができるため、従来のベースプレート受け架台が不要となり、且つ吊り下げ用の支持材は打設コンクリート内に埋設されず、取り外して転用、盛り替えが可能であることから、施工の能率化と取付精度の向上及びコストダウンを図ることができる。又、基礎コンクリート床面上で作業できるため、施工がし易く作業性の向上が図れ、しかも免震装置本体の取付部は基礎コンクリート床の配筋の干渉を受けないため、精度の確保が容易にできる等の優れた効果を奏する。
更に、本発明によれば、免震装置本体の上面に調整プレートを介して取付部を形成できるようにしたので、従来の上部ベースプレートが不要になり、コストダウンと施工の合理化を図ることができる。又、調整プレートは、コンクリート打設の際に型枠の一部として兼用することができ、免震装置本体の交換時にはコンクリート下面の露出を防止し、交換作業の容易化と精度確保が可能になる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吊り下げ方式による下部ベースプレートの設置工法を示す平面図である。
【図2】同、要部の断面図である。
【図3】本発明に係る調整プレートを介しての免震装置本体上部取付工法を示す概略断面図である。
【図4】同、要部の拡大断面図である。
【図5】従来のベースプレート受け架台による取付状態を示す説明図である。
【図6】従来の上下ベースプレートを用いての取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…下部ベースプレート
2…基礎コンクリート床面
3…凹所
4…支持材
5…受け具
6…高さ調整ボルト
7…ボルト
8…長ナット
9…アンカーボルト
10…取付部
11…免震装置本体
12…調整プレート
13…長ナット
14…ボルト
15…アンカーボルト
16…コンクリート
17…取付部
18…ボルト
Claims (1)
- 基礎コンクリート床面を打設する際に、免震装置本体の取付部となる箇所に凹所を設け、この凹所の両側に対峙させて前記基礎コンクリート床面上にそれぞれ受け具を仮固定し、両端部に脚部が取り付けられた支持材を、その脚部を前記受け具にボルト及び高さ調整ボルトを介して固定することにより前記凹所の上方に差し渡して取り付け、コンクリート充填用の孔と複数の取付孔が設けられた下部ベースプレートを、その取付孔を利用して前記支持材の下面にボルトで仮固定し、このボルトは当該下部ベースプレートの下面に取り付けた円筒状の長ナットに螺合され、更にこの長ナットの下部にはアンカーボルトが取り付けられており、当該下部ベースプレートの取り付けに関与しない残りの取付孔にも全てボルトと長ナット及びアンカーボルトがそれぞれ取り付けられ、この後、前記凹所の周囲に型枠を形成し、前記下部ベースプレートのコンクリート充填用の孔からコンクリートを流し込んで凹所の底面から下部ベースプレートの下面に至る高さまでコンクリートを打設して取付部を形成し、この取付部の形成後に前記型枠を外すと共に前記ボルトを長ナットから外し、且つ前記支持材及び受け具を全て除去し、前記下部ベースプレート上には、前記取付孔及びボルトを利用して免震装置本体の下面フランジ部を取り付け、当該免震装置本体の上面フランジ部には複数の取付孔が設けられ、これらの取付孔に対応させて通孔が設けられた調整プレートを前記上面フランジ部の上に配置し、取付孔と通孔とを合わせて円筒状の長ナットをそれぞれ配置し、上面フランジ部の下からボルトを長ナットの下部に螺合し、アンカーボルトを長ナットの上部に螺挿することで免震装置の上面に調整プレートを固定し、この後、当該調整プレートを利用して型枠を形成し、コンクリートを打設することにより上部の取付部を形成することを特徴とする免震装置の取付工法。
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JP09601697A JP3700096B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 免震装置の取付工法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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