JP3228630B2 - 床配線用トレンチ形成用治具と床配線用トレンチの形成方法 - Google Patents

床配線用トレンチ形成用治具と床配線用トレンチの形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は床スラブに配線用トレ
ンチを形成するための床配線用トレンチ形成用治具と床
配線用トレンチの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のオフィスビルの床スラブの多く
は、梁の上にデッキプレートを敷き詰め、この敷き詰め
たデッキプレートの上に生コンクリートを打設すること
により形成されている。
【0003】ここで、デッキプレートの一部には配線用
ダクトを兼用したもの(デッキセルラー)が使用されて
いる。また、敷き詰められたデッキプレートの上には配
線用トレンチがデッキプレートと略直角方向に設けら
れ、配線用トレンチ内の配線はデッキセルラーに分配さ
れている。
【0004】図3従来の床配線用トレンチ形成用治具の
使用例の説明図である。同図において、10はトレンチ
本体であり、トレンチ本体10は断面略U字状に折曲形
成された長尺の鋼板からなる。トレンチ本体10は敷き
詰められたデッキプレート(デッキセルラーも含む)D
の上に複数の高さ調節装置30を介して取り付けられて
いる。トレンチ本体10の壁部12,12の上部の内側
には断面逆L字状の蓋受け部材40,40が長手方向に
向けて取り付けられ、蓋受け部材40,40の上には蓋
板50が取り付けられている。
【0005】次に、この床配線用トレンチ形成用治具を
用いて床配線用トレンチを形成する場合の一例について
説明する。
【0006】まず、敷き詰められたデッキプレートDの
上にトレンチ本体10を高さ調節装置30を介して取り
付ける。次に、トレンチ本体10の壁部12,12に蓋
受け部材40,40を取り付け、蓋受け部材40,40
の上に蓋板50を取り付ける。次に、一対の堰板(図示
せず)をトレンチ本体10との間に若干隙間が形成され
るように設け、堰板の外側に生コンクリート70aを打
設する。
【0007】なお、梁間に敷き詰められたデッキプレー
トDは生コンクリートの重さで若干たわむのに対し、床
スラブの仕上げ面はほゞ水平に形成されるから、敷き詰
められたデッキプレートDの梁間の中央付近では、コン
クリートが厚くなり、梁近傍では薄くなる。このため、
生コンクリート70aが硬化した後、高さ調節装置30
を操作してトレンチ本体10を上下させ、蓋板50の上
面を床スラブの仕上げ面に合わせる。
【0008】次に、堰板を外してトレンチ本体10と床
スラブとの間の空間に生コンクリート70bを打設し、
この部分の床スラブを形成する。最後に、蓋受け部材4
0,40を固定しているボルト24を緩め、蓋受け部材
40,40を上下させて蓋板40,40の高さの微調整
を行なった後、ボルトを締めて蓋受け部材40,40を
固定する。
【0009】図4は従来の床配線用トレンチ形成用治具
の他の使用例の説明図である。同図において、10はト
レンチ本体であり、トレンチ本体10は断面略U字状に
折曲形成された鋼板からなる。トレンチ本体10の上縁
部にはフランジ部14,14が外方に向けて折曲形成さ
れており、フランジ部14,14には高さ調節ボルト3
2,32が上方に向けて螺合している。高さ調節ボルト
32,32の途中には補助側壁16,16の一部が取り
付けられ、高さ調節ボルト32,32の頭部には蓋板5
0が載せられている。
【0010】次に、この床配線用トレンチ形成用治具を
用いて床配線用トレンチを形成する場合について説明す
る。
【0011】まず、敷き詰められたデッキプレートDの
上にトレンチ本体10を設置し、トレンチ本体10のフ
ランジ部14,14に高さ調節ボルト32,32を補助
側壁16,16とともに取り付ける。次に、一対の堰板
(図示せず)をトレンチ本体10との間に若干隙間が形
成されるように設け、堰板の外側に生コンクリート70
aを打設する。
【0012】先に述べた例と同様、敷き詰められたデッ
キプレートDは生コンクリートの重さで若干たわむのに
対し、床スラブの仕上げ面はほゞ水平に形成されるか
ら、敷き詰められたデッキプレートDの中央付近では、
コンクリートが厚くなり、梁近傍では薄くなる。このた
め、生コンクリート70aが硬化した後、高さ調節ボル
ト32,32を廻してその頂部の高さを床スラブの高さ
位置に調節し、その上に蓋板50を載せる。
【0013】次に、堰板を外してトレンチ本体10と床
スラブとの間の空間に生コンクリート70を打設し、こ
の部分の床スラブを形成する。なお、生コンクリート7
0は補助側壁16,16の溝内に入るので、この部分の
生コンクリート70bが硬化すると、高さ調節ボルト3
2,32はコンクリート70a,70bによって固定さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来の床配線用トレンチ形成用治具を用いて床配
線用トレンチを形成する場合、場所によってデッキプレ
ートのたわむ程度が異なるので、トレンチ本体及び蓋受
け部材の高さ又は高さ調節ボルトの高さを場所毎に一々
調整をしなければならず、非常に面倒であった。
【0015】しかも、従来の床配線用トレンチ形成用治
具を用いて床配線用トレンチを形成する場合、配線トレ
ンチの蓋板は一般に面積が広いので、一の蓋板を支えて
いる蓋受け部材の上面又は一の蓋板を支えている高さ調
節ボルトの上端部が同一平面内に入るように調整するこ
とは非常に困難であり、その調整に手間がかかるという
問題もあった。
【0016】また、従来の床配線用トレンチ形成用治具
を用いて床配線用トレンチを形成する場合、蓋板を載置
する部分の高さを調節した後、トレンチの周囲に生コン
クリートを再度打設して仕上げなければならないので、
トレンチを形成する作業に手間がかかるという問題もあ
った。
【0017】この発明はトレンチの蓋板がきちんと収ま
るような床配線用トレンチを簡単かつ速やかに形成する
ことができる床配線用トレンチ形成用治具と床配線用ト
レンチの形成方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る床配線用
トレンチ形成用治具は、敷き詰められたデッキプレート
の上に設置されるトレンチ本体と、該トレンチ本体の上
方に設置される蓋側部材と、該蓋側部材を吊り下げる吊
下げ部材とを備え、該トレンチ本体は所定間隔をおいて
対向する一対の側壁部を有し、該蓋側部材は該トレンチ
本体の各側壁部の上方に配置される蓋受け具を各々有
し、該各蓋受け具は、蓋受け部と、該蓋受け部から該ト
レンチ本体の側壁部側に向けて形成された壁部を有し、
該トレンチ本体の側壁部と該蓋受け具の壁部とは重なっ
ており、該トレンチ本体と該蓋側部材とはスライド機構
を介して上下方向に摺動可能に連結され、該吊下げ部材
の下部には該蓋受け具が取り付けられている。なお、蓋
側部材は蓋板を有していても良く、更に、蓋板と蓋受け
具を一体成形した構造のものでも良い。
【0019】ここで、前記トレンチ本体の側壁部は断面
略コ字状の長尺部材を使用してもよい。また、トレンチ
本体は側壁部以外に底板を使用してもよい。更に、トレ
ンチ本体の中には長手方向に中仕切りを設けてもよい。
【0020】また、前記スライド機構は、前記蓋受け具
の蓋受け部から下方に向けて設けられたシリンダーと、
前記トレンチ本体の側壁部の裏側に略垂直に設けられ、
該シリンダーの先端部を挿入された筒状部とからなるも
のを使用してもよい。
【0021】また、この発明に係る床配線用トレンチの
形成方法は、デッキプレートの上にトレンチ本体を設置
する工程と、該トレンチ本体の各側壁部の上方位置に吊
下げ部材を、その下面が床スラブ仕上げ面の高さと一致
するように、各々配置する工程と、該吊下げ部材の下面
に蓋受け具を取り付ける工程と、生コンクリートを床ス
ラブ仕上げ面の高さまで打設する工程とを備えているも
のである。
【0022】ここで、前記吊下げ部材としては床スラブ
仕上げ面に沿う連続した下縁を有する長尺部材を使用し
てもよい。この長尺材としては、例えば溝形鋼や山形鋼
などを使用することができる。
【0023】
【作用】上記の床配線用トレンチ形成用治具を取り付け
たデッキプレートの上に生コンクリートを打設した場
合、トレンチ本体は生コンクリートの重さでデッキプレ
ートとともに下がるが、蓋側部材はトレンチ本体とは別
になっていて、吊下げ部材によって吊り下げられている
ので、蓋側部材の上面は床スラブ仕上げ面と同一の高さ
位置に保たれる。
【0024】ここで、トレンチ本体の側壁部として断面
略コ字状の長尺部材を使用した場合は、打設された生コ
ンクリートによって大きな圧力がトレンチ本体の側壁部
に作用しても、該側壁部がトレンチ本体の内側に突出変
形し難い。
【0025】また、前記スライド機構として、前記蓋受
け具の蓋受け部から下方に向けて設けられたシリンダー
と、前記トレンチ本体の側壁部の裏面側に垂直に設けら
れ、該シリンダーの先端部を挿入された筒状部とからな
るものを使用した場合は、トレンチ本体の側壁部と蓋受
け具がスライド機構によって一体的に保持される。
【0026】また、上記の床配線用トレンチ形成治具に
おいては、吊下げ部材によって蓋側部材が支えられ、蓋
側部材によってトレンチ本体の側壁部が支えられている
ので、トレンチ本体に生コンクリートの圧力が大きく作
用しても、トレンチ本体の側壁部の変形が阻止される。
【0027】また、吊下げ部材が長尺部材の場合、打設
された生コンクリートの蓋板側への侵入が吊下げ部材に
よって堰止められることにより阻止され、蓋板の上には
生コンクリートが打設されない。
【0028】更に、吊下げ部材の下縁が床スラブの仕上
げ面の高さと一致しているので、生コンクリートを打設
する場合に、吊下げ部材の下縁が床スラブの仕上げ面の
高さの目安になる。
【0029】
【実施例】図1はこの発明に係る床配線用トレンチ形成
用治具の使用例の斜視図、図2は図1のA−A矢視断面
図である。
【0030】これらの図に示すように、デッキプレート
Dの上には底板18がデッキプレートDと略直交する方
向に向けて載置されている。底板18は両縁部が折り返
された長尺の鋼板からなる。底板18の上には一対の側
壁部20,20が所定間隔をおいて設置されている。側
壁部20は断面略コ字状の長尺部材からなり、背中合わ
せになった状態で設置されている。そして、これら底板
18と側壁部20,20とによってトレンチ本体10が
形成されている。
【0031】トレンチ本体10の各側壁部20,20の
上方には蓋側部材41を構成する蓋受け具42と蓋板5
0のうち、断面略L字状の長尺部材からなる蓋受け具4
2,42が各々配置されている。蓋受け具42,42は
略水平に設置される蓋受け部42aと、蓋受け部42a
からトレンチ本体10の側壁部20側に向けて略直角に
折曲形成された壁部42bを有している。蓋受け部42
aの上には蓋板50がボルト52によって取り付けら
れ、蓋受け部42aの下には床スラブレベル押え兼縁金
具54が取り付けられている。
【0032】蓋受け具42の蓋受け部42aの裏面側に
は下方に向けてシリンダー56が取り付けられている。
シリンダー56は蓋板50を取り付けているボルト52
を受けるナットになっている。トレンチ本体10の側壁
部20の裏側にはプラスチック製の筒状部22が略垂直
に設けられ、筒状部22にはシリンダー56の先端部が
摺動可能に挿入されている。
【0033】次に、この床埋設配線取出口形成用治具を
使用して床埋設配線取出口を形成する場合の手順につい
て、図1及び図2を参照しながら説明する。
【0034】まず、図1及び図2に示すように、敷き詰
められたデッキプレートDの上にトレンチ本体10の底
板18をデッキプレートDと直交する方向に敷き、底板
18の上に一対の側壁部20,20を所定間隔をおいて
設置する。
【0035】次に、トレンチ本体10の各側壁部20,
20の上方位置に吊下げ部材80,80を、その下縁が
床スラブ仕上げ面の高さと一致するように、各々配置す
る。ここで、吊下げ部材80としては、床スラブ仕上げ
面に沿う連続した下縁を有する長尺部材を使用する。吊
下げ部材80の両端部は床スラブの厚さに相当する部材
(図示せず)を介して梁の上に載置しておく。
【0036】次に、吊下げ部材80の下に蓋板50、蓋
受け具42及びシリンダー56をボルト52により取り
付ける。蓋受け具42の蓋受け部42aの下には床スラ
ブレベル押え兼縁金具54を取り付ける。なお、この床
スラブレベル押え兼縁金具54は、コンクリート70の
開口縁部をコンクリート打設完了後、硬化前後を問わず
保護する機能を持つ。
【0037】次に、生コンクリート70を床スラブ仕上
げ面の高さまで打設する。トレンチ本体10は生コンク
リート70の重さでデッキプレートDとともに下がる
が、蓋受け具42及び蓋板50はトレンチ本体10とは
別になっていて、吊下げ部材80によって吊り下げられ
ているので、蓋板50の上面は床スラブ仕上げ面と同一
の高さ位置に保たれる。
【0038】最後に、生コンクリート70の硬化後、ト
レンチ本体10の側壁部20と蓋受け具42の壁部42
bとをボルト24により締結する。
【0039】
【発明の効果】請求項1及び請求項4記載の発明によれ
ば、蓋側部材の上面は常に床スラブの仕上げ面の高さ位
置にあるので、生コンクリートを打設した後に蓋側部材
の高さを場所毎に調節する必要がなく、従って、床配線
用トレンチを容易且つ速やかに形成することができると
いう効果がある。
【0040】また、請求項1及び請求項4記載の発明に
よれば、生コンクリートを打設した後に蓋側部材の高さ
を場所毎に調節する必要がないので、生コンクリートを
打設する際にトレンチ本体の両側に蓋側部材の高さを調
節するための隙間を形成し、蓋側部材の高さを調節した
後にこの隙間に生コンクリートを打設する必要がなく、
従って、床配線用トレンチを容易且つ速やかに形成する
ことができるという効果がある。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、トレ
ンチ本体の側壁部が断面略コ字状をしているので、打設
された生コンクリートによって大きな圧力がトレンチ本
体の側壁部に作用しても、該側壁部がトレンチ本体の内
側に突出変形し難いという効果がある。
【0042】また、請求項3記載の発明によれば、トレ
ンチ本体の側壁部と蓋受け具がスライド機構によって一
体的に保持されているので、打設された生コンクリート
によってトレンチ本体の側壁部と蓋受け具の壁部との重
なっている部分に大きな圧力が作用してもこの部分がト
レンチ本体の内側に突出変形し難いという効果がある。
【0043】また、請求項4記載の発明によれば、吊下
げ部材によって蓋側部材が支えられ、蓋側部材によって
トレンチ本体の側壁部が支えられているので、打設され
た生コンクリートによって大きな圧力がトレンチ本体の
側壁部に作用しても、該側壁部がトレンチ本体の内側に
突出変形し難いという効果がある。
【0044】また、請求項5記載の発明によれば、吊下
げ部材が長尺部材からなるので、打設された生コンクリ
ートが吊下げ部材によって蓋板側への侵入を阻止され、
蓋板の上には生コンクリートが打設されないので、生コ
ンクリートの打設が容易になるという効果がある。
【0045】更に、請求項5記載の発明によれば、吊下
げ部材の下縁を床スラブの仕上げ面の高さの目安とする
ことができるので、生コンクリートを打設して床スラブ
の仕上げ面を形成するのが容易になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る配線トレンチ形成用治具
の使用例の斜視図である。
【図2】図2は図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図3は従来の床配線用トレンチ形成用治具の使
用例の説明図である。
【図4】図4は従来の床配線用トレンチ形成用治具の他
の使用例の説明図である。
【符号の説明】
10 トレンチ本体 18 底板 20 側壁部 22 筒状部 24 ボルト 41 蓋側部材 42 蓋受け具 42a 蓋受け部 42b 壁部 50 蓋板 52 ボルト 54 床スラブレベル押え兼縁金具 56 シリンダー 70 コンクリート 80 吊下げ部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷き詰められたデッキプレートの上に設
    置されるトレンチ本体と、該トレンチ本体の上方に設置
    される蓋側部材と、該蓋側部材を吊り下げる吊下げ部材
    を備え、該トレンチ本体は所定間隔をおいて対向する
    一対の側壁部を有し、該蓋側部材は該トレンチ本体の各
    側壁部の上方に配置される蓋受け具を各々有し、該各蓋
    受け具は、蓋受け部と、該蓋受け部から該トレンチ本体
    の側壁部側に向けて形成された壁部を有し、該トレンチ
    本体の側壁部と該蓋受け具の壁部とは重なっており、該
    トレンチ本体と該蓋側部材とはスライド機構を介して上
    下方向に摺動可能に連結され、該吊下げ部材の下部には
    該蓋受け具が取り付けられていることを特徴とする床配
    線用トレンチ形成用治具。
  2. 【請求項2】 前記トレンチ本体の側壁部が断面略コ字
    状の長尺部材からなることを特徴とする請求項1記載の
    治具。
  3. 【請求項3】 前記スライド機構が、前記蓋受け具の蓋
    受け部から下方に向けて設けられたシリンダーと、前記
    トレンチ本体の側壁部の裏側に略垂直に設けられた筒状
    部とからなり、該筒状部には該シリンダーの先端部が挿
    入されていることを特徴とする請求項1又は2記載の治
    具。
  4. 【請求項4】 敷き詰められたデッキプレートの上にト
    レンチ本体を設置する工程と、該トレンチ本体の各側壁
    部の上方位置に吊下げ部材を、その下縁が床スラブ仕上
    げ面の高さと一致するように、各々配置する工程と、該
    吊下げ部材の下部に蓋受け具を取り付ける工程と、生コ
    ンクリートを床スラブ仕上げ面の高さまで打設する工程
    とを備えていることを特徴とする床配線用トレンチの形
    成方法。
  5. 【請求項5】 前記吊下げ部材が床スラブ仕上げ面に沿
    う連続した下縁を有する長尺部材からなることを特徴と
    する請求項4記載の床配線用トレンチの形成方法。
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