JP3698549B2 - 収納ボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バス等のインストルメントパネルに装備される収納ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に示す如く、比較的大型のバスのインストルメントパネル1においては、車幅方向における運転席2の反対側(日本国内用車両では進行方向左側)に物品を収容し得るよう収納ボックスが構成されていることが多く、特に図示する如き大型バスの場合には、車幅方向外側にオイルリザーブタンク等を収容させる為の小型の収納ボックス3が設けられ、その内側にはビデオデッキ等の比較的大型の物品を収容させる為の大型の収納ボックス4が設けられている。
【0003】
そして、オイルリザーブタンク等を収容する小型の収納ボックス3は、図3及び図4に示すように、インストルメントパネル1に適当な容積で凹設された収納室5と、該収納室5を開閉自在に被覆するリッド6とにより構成されているが、この種の収納ボックス3の場合には、オイル点検時等にのみリッド6を開けることができれば良く、格別に質感の良い操作性を要求されない為、リッド6の前方側端部7の裏面に前方へ向けて張り出し且つその先端を上向きに屈曲した掛止爪8を形成し、該掛止爪8の先端を前記収納室5の前面部9上側に形成した開口部10を通しインストルメントパネル1内部に差し入れ、該インストルメントパネル1内部の上側に配設したストッパ11に対し後方へ変位しないよう掛止せしめて簡易に組付けるようにしてある。
【0004】
前記リッド6を具体的に組付けるに当たっては、図4に二点鎖線で示すように、リッド6の後方側端部12側を持ち上げて掛止爪8の上向きに屈曲した先端を前方へ倒し加減にし、斯かる状態で掛止爪8をストッパ11に干渉しないように開口部10に差し入れつつリッド6の後方側端部12側を下ろして前記掛止爪8の先端をストッパ11に対し下方から掛止させるようにすれば良く、後方側端部12を下ろされて閉じた状態となったリッド6は、その裏面の車幅方向両側を収納室5の左右の側面部13(図3参照)上に載置される。
【0005】
このようにしてリッド6を組付ければ、該リッド6を閉じた状態で掛止爪8がストッパ11に掛止されてリッド6が外れないよう確実に保持されることになり、また、必要時にはリッド6の後方側端部12を持ち上げることで簡単にリッド6を開くことが可能となる。
【0006】
ただし、前記リッド6の掛止爪8をストッパ11に掛止して後方へ変位しないようにしただけでは、リッド6の前方側端部7と収納室5の前面部9上端との間の隙間を一定に保持することができず、該隙間が一定に保持されないことにより美観が損なわれる虞れがあるので、掛止爪8の下面における基端側にブラケット14を形成し、該ブラケット14により収納室5の前面部9に対し前方へ変位しないよう当接する当て面15を形成するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した如き従来構造においては、リッド6の裏面に前後方向に延びる複数条の補強リブ16を形成して前記リッド6の補強を図る必要があるので、該リッド6の裏面の形状が、ブラケット14と補強リブ16とを別途形成した複雑なものとなってしまい、前記リッド6を一体成型品として制作する為の金型が複雑化して該金型の加工費が高騰するという不具合があった。
【0008】
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、ブラケットを別途形成することなく、補強リブのみでリッドの前方への変位を規定し得るようにし、これによりリッドの裏面の形状を簡略化して該リッドの金型の加工費を低減することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、自動車のインストルメントパネルに凹設された収納室と、該収納室を開閉自在に被覆するリッドとを備え、該リッドの前方側端部の裏面に前方へ向けて張り出し且つその先端を上向きに屈曲した掛止爪を形成し、該掛止爪の先端を前記収納室の前面部上側に形成した開口部を通しインストルメントパネル内部に差し入れて後方へ変位しないようストッパに掛止せしめた収納ボックスにおいて、前記リッドの裏面に形成されて前後方向に延びる補強リブの前方側端部を延長して前記収納室の前面部に対し前方へ変位しないよう当接する当て面を形成したことを特徴とするものである。
【0010】
従って本発明では、補強リブの前方側端部に形成した当て面を収納室の前面部に対し当接せしめることで、リッドが前方へ変位しないよう規定することが可能となるので、リッドの前方への変位を規定するブラケットを別途形成する必要がなくなり、リッドの裏面の形状が大幅に簡略化されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図2〜図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
【0013】
図1に示す本形態例の収納ボックス3においては、その基本的な構造を前述した図2〜図4の収納ボックス3と略同様に構成しているが、リッド6の前方への変位を規定するブラケットを掛止爪8の下面における基端側に別途形成することに替えて、リッド6の裏面に形成されて前後方向に延びる補強リブ16の前方側端部を延長して収納室5の前面部9に対し前方へ変位しないよう当接する当て面17を形成した点を特徴としている。
【0014】
特に本形態例においては、掛止爪8が形成されている車幅方向位置に補強リブ16が形成されており、該補強リブ16の延長した前方側端部が前記掛止爪8の下面に沿い形成されるようにして該掛止爪8の補強も同時に図り得るようにしてあり、掛止爪8がインストルメントパネル1内部のストッパ11に丁度掛止された状態の時に、収納室5における開口部10直下の前面部9に当て面17が当接し得るよう該当て面17が前記掛止爪8下面の前後方向中途位置に形成されている。
【0015】
而して、このような構成を採用すれば、補強リブ16の前方側端部に形成した当て面17を収納室5の前面部9に対し当接せしめることで、リッド6が前方へ変位しないよう規定することが可能となるので、リッド6の前方への変位を規定するブラケットを別途形成する必要がなくなり、リッド6の裏面の形状が大幅に簡略化されることになる。
【0016】
従って上記形態例によれば、ブラケットを別途形成することなく、補強リブ16のみでリッド6の前方への変位を規定することができるので、リッド6の裏面の形状を従来より簡略化することができ、該リッド6を一体成形する為の金型の加工費を大幅に低減することができる。
【0017】
尚、本発明の収納ボックスは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、収納ボックスはオイルリザーブタンクを収容するものに限定されないこと、また、適用対象とする自動車もバスに限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
上記した本発明の収納ボックスによれば、ブラケットを別途形成することなく、補強リブのみでリッドの前方への変位を規定することができるので、リッドの裏面の形状を従来より簡略化することができ、該リッドを一体成形する為の金型の加工費を大幅に低減することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す断面図である。
【図2】大型バスのインストルメントの一例を示す斜視図である。
【図3】図2の車幅方向外側の収納ボックスの詳細を示す分解斜視図である。
【図4】図3の収納ボックスのリッドの組付け構造の詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル
3 収納ボックス
5 収納室
6 リッド
7 前方側端部
8 掛止爪
9 前面部
10 開口部
11 ストッパ
16 補強リブ
17 当て面

Claims (1)

  1. 自動車のインストルメントパネルに凹設された収納室と、該収納室を開閉自在に被覆するリッドとを備え、該リッドの前方側端部の裏面に前方へ向けて張り出し且つその先端を上向きに屈曲した掛止爪を形成し、該掛止爪の先端を前記収納室の前面部上側に形成した開口部を通しインストルメントパネル内部に差し入れて後方へ変位しないようストッパに掛止せしめた収納ボックスにおいて、前記リッドの裏面に形成されて前後方向に延びる補強リブの前方側端部を延長して前記収納室の前面部に対し前方へ変位しないよう当接する当て面を形成したことを特徴とする収納ボックス。
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