JP3698020B2 - パネルの蝶番取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽量化されたドアパネル等に好適に適用可能なパネルの蝶番取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パーティション・パネルの一部を構成するドアパネルとして、ペーパ等により構成される軽量コアと枠材とを、薄板鋼板などで構成される表裏パネルによって挟み込んだ上で、化粧部材を枠材にタッピングビス等で組み付け固定してなるものが従来使用されている。かかる構成は、この種のドアパネルがパーティション・パネルなどに使用される関係上、安定性や搬送性等の関係から重量をあまり大きくすることができないといった事情に鑑みたものである。そして、蝶番を取り付けるときのために、前記枠材にはタップ用の補強板が所定位置に予め溶接等により取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成によっても、ドアパネルは依然としてある程度の重量物であり、また部品点数も多いため、一層の部品コストや製作工数の削減に対する要請がある。
【0004】
このような実情に鑑みて、近時、軽量コアの表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材を貼り合わせ、それら面材の縁部に少なくともパネル端面をなす折曲部を形成するとともに、その折曲部の先端より内方に向けて更に折曲片を形成してなるパネルが考えられている。これによれば、少なくともパネルの更なる軽量化や部品点数の削減を図ることは可能である。
【0005】
しかしながら、このようにすると、蝶番を取り付ける足場となっていた枠材がなくなるため、新たに蝶番を適正に取り付けることのできる取付構造を導入することが不可欠となる。また、従来のドアパネルは、補強板を所定の蝶番取付位置に溶接等により取り付けなければならず、その際に位置決めを始めとして組み付けに手間が掛かり面倒であった上に、パネルの製品寸法に応じた多品種少ロット生産が困難であったことから、新たに導入する蝶番取付構造においては、このような不具合も同時に解消されていることが好ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、軽量化されたパネルの構造を好適に利用して、蝶番を取り付けるための部材を位置決めすることなく簡単、確実に取り付けることのできる蝶番取付構造を提供しようとするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
そのために、本発明に係るパネルの蝶番取付構造は、ペーパ等の軽量素材に強度を付与した軽量コアの表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材を貼り合わせ、それら面材の少なくとも吊元側の縁部にパネル端面をなす折曲部を形成するとともに、その折曲部の先端より更に内方に向けて折曲片を形成してなるパネルに適用するに際して、前記折曲片の蝶番取付位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部を設け、この切欠部内に、端面側及び表裏面側において面材に接触する補強部材と、面材との間にこの補強部材を介在させた状態で面材に支持される蝶番取付部材とを位置決め状態で収容して、この蝶番取付部材に蝶番を取り付けるようにし、補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面材の折曲片を収容するようにしていることを特徴とする。
【0008】
このような取付構造であると、補強部材及び蝶番取付部材が蝶番を取り付けるために必要な足場を提供するので、パネルを軽量簡素化したことによる不具合を有効に解消することができる。しかも、かかる切欠部の形成は予め面材を折曲加工等する段階において機械加工等により完了しておくことができるので、所定取付位置への補強部材及び蝶番取付部材の位置決めはこれを切欠部内に単に収容するだけによって実現されることとなる。さらに、本発明は補強部材及び蝶番取付部材を単体化するものであり、切欠部の位置さえ蝶番に対応させておけば同一の補強部材及び蝶番取付部材を用いて蝶番を有効に取り付けることができるため、パネルの製品寸法に応じた多品種小ロット生産にも有効に対応することが可能となる。その上、一対の面材が共通の補強部材及び蝶番取付部材に対して係わり合うため、面材同士の上下方向の位置合わせも同時に行うことが可能となる。また、補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面材の折曲片を収容するようにしているので面材をパネル厚み方向に位置決めできる。
【0010】
補強部材の簡素で有効な構成としては、該補強部材を概略チャネル状のものにしておくのが好ましい。
【0012】
蝶番の取付強度を高めるためには、折曲リブの一部に前記折曲片の切欠部に対応する切欠部を設け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠部内に蝶番取付部材を位置決め状態で収容するようにしていることが望ましい。
【0013】
蝶番取付部材を安定して取り付けるためには、該蝶番取付部材が、切欠部の上縁と下縁の間に嵌り込む本体部と、この本体部から折曲リブを両側より挟み込み得る位置に向かって延びる延長部とを備えていることが望ましい。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明を適用したドアパネル1を上側面部分を省略して示す斜視図である。
【0016】
このドアパネル1は、ペーパコア2の表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材3を貼り合わせ、それら面材3の少なくとも吊元側の縁部にパネル端面をなす折曲部31を形成するとともに、その折曲部31の先端より更に内方に向けて折曲片32を形成したものであり、吊元側の縁部の上下2箇所を蝶番4によって開閉可能に支持するようにしている。
【0017】
ペーパコア2は、ハニカム等の形態を通じて軽量さと強度を付与されているもので、ドアチェック取付用の構造体aや窓b、ドアノブ取付用の構造体c等が埋め込まれる部位以外はほぼドア全体の領域に亘ってパネル1内に充填されている。
【0018】
面材3は、前記ペーパコア2を両側からサンドイッチするようにそれぞれ表面及び裏面に適宜の接着構造によって貼り合わせられるもので、図1及び図2の一部破断斜視図に示すように、予め折曲加工によって吊元側の縁部をほぼ直角に2回折り曲げて前記折曲部31及び折曲片32を形成し、反吊元側の縁部を直角に折り曲げて折曲部33(図1参照)を形成している。すなわち、表裏の面材3の折曲部31が左右に隣接して従来パネルの端面化粧用のカバーに相当する機能を果たし、折曲片32はその先端からパネル1の内部にほぼ重合状態で平行に入り込み、折曲部31の収まりを良好なものにしている。
【0019】
そして、上下の蝶番取付位置近傍において、前記折曲片32に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部34を予め設けておき、この切欠部34内に位置決め状態で構造要素5を収容して、この構造要素5に蝶番4の可動板41を取り付けるようにしている。
【0020】
切欠部34は、前記所定間隔に亘る領域において折曲部31から先の折曲片32を水平方向に切除することによって形成された矩形状のものである。
【0021】
一方、構造要素5は、この実施例の場合、補強部材6及び蝶番取付部材7から構成されている。
【0022】
補強部材6は、板金素材を概略チャネル状に折り曲げ成形してなるもので、具体的には吊元側の端面を形成する折曲部31の内面に接触した状態で支持される端板部61と、この端板部61から面材3の表裏面30に平行に延びてそれらの内側に接触した状態で支持される一対の側板部62とからなり、前記端板部61の幅方向中央部分に、端面となる折曲部31側を凹ませパネル中央側(ペーパコア2側)に突出する平断面U字状の折曲リブ63を有している。この折曲リブ63の一部には、前記折曲片32の切欠部34に対応する位置にほぼ同一上下間隔に亘って切欠部64が設けてある。
【0023】
一方、蝶番取付部材7は、切欠部34,64の上縁34a、64aと下縁34b,64bの間に嵌り込む本体部71と、この本体部71から折曲リブ63を両側より挟み込み得る位置において上下方向に延びる延長部72とを備えた平板H状のもので、その本体部71には中央及びそれを中心とする四角形を想定したときの対角4箇所に厚み方向のねじ孔73、74が設けてある。
【0024】
そして、前記パネル1のペーパコア2と面材3とを貼り合わせる製造工程において、例えばペーパコア2の両面に面材3を張り合わせるに先立って両面材3の吊元側の縁部の折曲部31同士を隣接させ、且つ折曲片32同士をほぼ重合させた状態で、構造要素5を構成する補強部材6と蝶番取付部材7とをその面材3の吊元側の縁部内に装着する。具体的には、図3に示すように、蝶番取付部材7の本体部71を補強部材6の切欠部64の上縁64aと下縁64bの間に嵌め込み、その延長部72間に折曲リブ63を挟み込んだ状態にする。しかる後、この一体化した構造要素5を、補強部材6の折曲リブ63の凹みが一対の面材3の折曲片32を両側から抱くようにして該補強部材6の端板部61が折曲部31の内面に密着する位置にまで押し込み、結果的に互いに重畳した位置に開口するそれらの切欠部64,34内に蝶番取付部材7の本体部71が装着された状態にする。このとき、適宜位置に溶接等を施してもよい。そして、吊元側で面材3の折曲部33を端面側に巻き回し、面材3,3間の開口を閉じることによって、補強部材6の側板部62と面材3の表裏面30とが密着し、かつペーパコア2と面材3の表裏面30とが密着して、このパネルの製造が完了される。図4〜図6はこのときの要部の取付状態を示している。
【0025】
そして、このようにして製造されたドアパネル1に蝶番4を取り付けるにあたり、蝶番4の可動板41には図2に示すように前記蝶番取付部材のねじ孔73,74に対応する位置にねじ通過孔43,44が設けてあり、可動板41を前記パネル1の吊元側の端面に位置づけ、先ずパネル端面の中央に表出するねじ孔73に対してねじ通過孔43を通過させた図示しないねじを締め付けるとともに、残り4つのねじ孔74に対して可動板41のねじ通過孔44を通過させたねじを締め付ける。これによって、可動板41はパネル内部にある蝶番取付部材7に強固に固定され、この蝶番取付部材7は切欠部64,34等を介して補強部材6、ひいては面材3に的確に支持されて、該パネル1への蝶番4の取り付けが完了されることとなる。なお、面材3の折曲部31及び補強部材6の端板部61の適宜位置には、上述したねじの通過を許容するねじ通過孔が設けられている。図において符号31c、61cは中央のねじ孔73を表出させるために設けられた開口窓であり、蝶番4の取付位置を誘導する役割を果たしている。
【0026】
以上のようにして、この実施例の蝶番取付構造は、面材3の折曲片32の蝶番取付位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部34を設け、この切欠部34内に位置決め状態で構造要素5を収容して、この構造要素5に蝶番4を取り付けるようにしているものである。
【0027】
このように、構造要素5が蝶番4を取り付けるために必要な足場を提供するので、パネル1を軽量簡素化したことによる不具合を有効に解消して、適正な取付状態を確保することができる。しかも、切欠部34の形成は予め面材3を折曲加工等する段階において機械加工等により完了しておくことができるので、所定取付位置への構造要素5の位置決めは該構造要素5を切欠部34内に単に収容するだで実現されることとなり、無造作に作業を行っても予め定めた所定位置に蝶番取付用のねじ孔73,74を的確に配置することが可能になる。さらに、本実施例は構造要素5を単体化するものであり、切欠部34の位置さえ蝶番に対応させておけば同一の構造要素5を用いて蝶番4を有効に取り付けることができるため、パネル1の製品寸法に応じた多品種小ロット生産にも有効に対応することが可能となる。その上、一対の面材3が共通の構造要素5に対して係わり合うため、面材3同士の上下方向の位置合わせも同時に行うことができ、パネル1自体の定形性も有効に高めることが可能になる。
【0028】
具体的な構造として、構造要素5を、端面側及び表裏面側において面材3に接触支持される補強部材6と、この補強部材6に取り付けられる蝶番取付部材7とから構成しているため、構造要素5を簡素に製作して面材3に適正に取り付けるための要件と、蝶番4を確実に取り付けるために必要なねじ孔73,74の穿孔個所の確保のための要件とを好適に満たす構造とすることができる。
【0029】
特に、補強部材6を概略チャネル状の折り曲げ体としているため、製作を極めて簡単に行えるものとなっている。
【0030】
さらに、補強部材6が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブ63を有し、この折曲リブ63の凹み内に面材3の折曲片32を収容するようにしているため、面材3をパネル厚み方向に位置決めする効果が期待でき、また端部を構成する折曲部31の浮き上がりも防止しながら端面処理を的確に行うことが可能となる。
【0031】
さらに、折曲リブ63の一部に前記折曲片32の切欠部34に対応する切欠部64を設け、これら折曲リブ63及び折曲片32の切欠部64,34内に蝶番取付部材7を位置決め状態で収容するようにしているため、蝶番4の取付強度をより有効に高めることができる。特にこの実施例のものは、図5に明らかなように、蝶番取付部材7に実質的に緊密に嵌り合っているのは補強部材6側の切欠部64の上縁64a及び下縁64bであり、相対的に強度の低い面材3の折曲片32に設けた切欠部34の上縁34a及び下縁34bはそこから若干離れた位置にあって、単にこの切欠部34は補強部材6及び蝶番取付部材7を誘導する機能を果たしているだけであり、強度的には蝶番取付部材7は補強部材6に支持され、補強部材6は端板部61及び側板部62の全体において面材3に取り付いているため、蝶番4を取り付ける際の作業が簡単であるにも係わらず、高い取付強度を実現できているものである。
【0032】
加えて、蝶番取付部材7が、切欠部64の上縁64aと下縁64bの間に嵌り込む本体部71と、この本体部71から折曲リブ63を両側より挟み込み得る位置に向かって延びる延長部72とを備えたH状をなすものであるため、この蝶番取付部材7の収まりが極めて良好で、ガタつき等の発生し難い的確な取付状態を実現可能としているものである。
【0033】
なお、各部の具体的構成は、上述した実施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載される効果を奏する。
【0035】
すなわち、本発明に係るパネルの蝶番取付構造は、上述した軽量化タイプのパネルに蝶番を取り付けるに際して、パネルを構成する面材の折曲片の蝶番取付位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部を設け、この切欠部内に、端面側及び表裏面側において面材に接触する補強部材と、面材との間にこの補強部材を介在させた状態で面材に支持される蝶番取付部材とを位置決め状態で収容して、この蝶番取付部材に蝶番を取り付けるようにし、補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面材の折曲片を収容するようにしたものである。
【0036】
このため、従来の枠体に代わる蝶番取付のための足場を補強部材及び蝶番取付部材に求めることができ、簡素なパネルであっても適正な蝶番取付状態を実現することが可能となる。しかも、パネルの折曲片の所定位置に予め切欠部を設けておき、この切欠部をガイドとして補強部材及び蝶番取付部材を位置決め状態で取り付けることができるようにしているので、従来に比べて組み付け手順が極めて簡素になり、作業の便と作業効率とを格段に向上させることが可能となる。さらに、本発明は補強部材及び蝶番取付部材を単体化するものであり、切欠部の位置さえ蝶番に対応させておけば同一の補強部材及び蝶番取付部材を用いて蝶番を有効に取り付けることができるため、パネルの製品寸法に応じた多品種小ロット生産にも有効に対応することが可能となる。その上、前記切欠部を介して一対の面材間の位置合わせも行うことができるので、パネルの組み立て精度も有効に向上させることができる。加えて、補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面材の折曲片を収容するようにしたものであれば、面材をパネル厚み方向に位置決めできる効果が奏され、パネルの端部処理もより見栄え良く適切に行えるものとなる。
【0037】
具体的な実施の態様として、端面側及び表裏面側において面材に接触する補強部材と、面材との間にこの補強部材を介在させた状態で面材に支持される蝶番取付部材とを採用しているため、部品製作の容易性を損なわずに適正な蝶番取付状態を実現する上で有用なものとなる。
【0038】
特に、補強部材を概略チャネル状のものにすれば、折曲加工のみの簡素な工程でこの補強部材を製作できるようになる。
【0040】
折曲リブの一部に前記折曲片の切欠部に対応する切欠部を設け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠部内に蝶番取付部材を位置決め状態で収容するようにしたものであれば、蝶番の取付強度をより一層効果的に高めることが可能になる。
【0041】
さらに、蝶番取付部材が、切欠部の上縁と下縁の間に嵌り込む本体部と、この本体部から折曲リブを両側より挟み込み得る位置に向かって延びる延長部とを備えているものであれば、蝶番取付部材の収まりを良くしてガタつきのないより安定した取付状態を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したドアパネルの斜視図。
【図2】同実施例における蝶番取付構造を示す要部分解斜視図。
【図3】同実施例における蝶番取付工程のなかの経過的な状態を示す要部側断面図。
【図4】同蝶番取付構造を示す斜視図。
【図5】図4に対応した端面図。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図。
【符号の説明】
1…ドアパネル
2…ペーパコア
3…面材
4…蝶番
5…構造要素
6…補強部材
7…蝶番取付部材
31…折曲部
32…折曲片
34…切欠部
63…折曲リブ
64…切欠部
71…本体部
72…延長部
Claims (4)
- 軽量コアの表裏に、薄板鋼板によって構成される2枚の面材を貼り合わせ、それら面材の少なくとも吊元側の縁部にパネル端面をなす折曲部を形成するとともに、その折曲部の先端より更に内方に向けて折曲片を形成してなるパネルに適用されるものであって、
前記折曲片の蝶番取付位置近傍に、上下方向に所定間隔で開口する切欠部を設け、この切欠部内に、端面側及び表裏面側において面材に接触する補強部材と、面材との間にこの補強部材を介在させた状態で面材に支持される蝶番取付部材とを位置決め状態で収容して、この蝶番取付部材に蝶番を取り付けるようにし、
補強部材が、端面側を凹ませパネル中央側に突出する折曲リブを有し、この折曲リブの凹み内に面材の折曲片を収容するようにしていることを特徴とするパネルの蝶番取付構造。 - 補強部材が、概略チャネル状のものであることを特徴とする請求項1記載のパネルの蝶番取付構造。
- 折曲リブの一部に前記折曲片の切欠部に対応する切欠部を設け、これら折曲リブ及び折曲片の切欠部内に蝶番取付部材を位置決め状態で収容するようにしていることを特徴とする請求項1又は2記載のパネルの蝶番取付構造。
- 蝶番取付部材が、切欠部の上縁と下縁の間に嵌り込む本体部と、この本体部から折曲リブを両側より挟み込み得る位置に向かって延びる延長部とを備えていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のパネルの蝶番取付構造。
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