JPS6140874Y2 - - Google Patents

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JPS6140874Y2
JPS6140874Y2 JP3820781U JP3820781U JPS6140874Y2 JP S6140874 Y2 JPS6140874 Y2 JP S6140874Y2 JP 3820781 U JP3820781 U JP 3820781U JP 3820781 U JP3820781 U JP 3820781U JP S6140874 Y2 JPS6140874 Y2 JP S6140874Y2
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JP
Japan
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metal plate
metal
pipe
spacer
distance
Prior art date
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JP3820781U
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JPS57153194U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は折戸、片開き戸等に適した金属製通
風戸の改良に関する。
従来から金属板を折曲げ、これに縦横の框、補
強用の骨組を添着した金属製戸は種々の構造のも
のが使用されている。ところが、これらの従来の
金属製戸は、骨組固定用の鋲頭が露出して外観を
悪くするので好ましくなかつたり、或は強度が不
足して実用性に乏しいものであつた。
このため、本考案者は先に意匠的にも勝れ、強
度も十分な金属製戸を考案した(実開昭55−
27310号)が、この金属戸は構造上平板部にルー
バを切起すことが出来ないので、ルーバを形成し
た通風戸を構成するにはそのまま適用することが
できないものであつた。
本考案は、上記先考案に係る金属製戸の構造を
改良し、平板部にルーバを設けることができるよ
うにした金属製通風戸であつて意匠的に勝れたも
のを提供するものである。
以下、実施例を示す図面により本考案を説明す
る。
第1図は本考案の金属製通風戸の分解斜視図を
示している。幅方向に長く裏面方向(第1図手前
方向)に突出し上方に開口したルーバ1を第2図
に示すように一部を除いて上下に並べて多数形成
した金属板2の両側は、裏面方向に直角に折曲
げ、更にその端縁を内方に向け直角に折曲げて取
付縁2aを形成している。該金属板2の上下両端
縁に固定され、戸の上下框を構成する補強材材3
には、アルミニウムの一体押出し成型材が使用さ
れる。該補強材3の断面形は、第1図及び第3図
に示すように大略H字形をなし、外側の辺3aの
上端部(下側の補強材の場合は下端部)には外側
に向いたコ字形の鉤部3bが形成されている。ま
た、内側の辺3cの左右両端部には、上記金属板
2を固定するためのリベツトを挿通する小孔4,
4が穿設されている。5は上下の補強材3,3の
中央部を連結してI形の支持枠を構成し、該補強
材3,3と共に金属板2を支える支柱で、断面矩
形のパイプ6の上下端に該パイプ6の断面よりも
大きい取付板7,7を固着している。該取付板
7,7の奥行D(第1図)は、補強材3の辺3
a,3cの間隔(水平部3dの幅)Wと同じか僅
かに狭い程度として、取付板7,7を各補強材3
の水平部3dに重ね合せられるようにしている。
また、取付板7は金属板2と反対側を除く三方が
パイプ6からも少しく突出している。金属板2側
の突出量Lは、ルーバ1の突出量hよりも少しく
大きくし、左右の突出部には、取付板を補強材3
の水平部3dに固定するためのリベツトを挿通す
る孔8,8が穿設されている。また、パイプ6の
中間部で、金属板2のルーバ1,1のない部分1
0(第2図)に対向する部分には第4〜6図に示
すように合成樹脂を一体成形したスペーサ9が停
止されている。即ち、スペーサ9は矩形の平板部
11の中央部に2本の互いに平行な立壁12,1
2を形成し、該立壁12,12の上縁の対向する
位置には、上端に内方に向けて折曲つた鉤部13
を形成した係止片14,14が2組計4本形成さ
れている。各係止片14,14は、外力が加わら
ない場合は、第5図に鎖線で示すように、内側に
倒れるような弾力が付されている。15は、立壁
12,12の間に設けた連結壁で、該立壁12,
12よりも少しく低く、該連結壁15,15の上
縁と鉤部13,13の下縁との距離lが、支柱5
の奥行l(第1図)と等しくなるように形成して
いる。平板部11の立壁12,12と連結壁1
5,15とにより囲まれた部分には必要に応じて
長孔22が穿設されている。即ち、該長孔22は
金属製戸の表面(第3図左側面)に手掛を固定す
る場合に、手掛固定用のボルトを挿通するために
使用される。更に、平板部11の表面から連結壁
15の上縁までの距離H(第6図)は、上記ルー
バ1の高さhよりも高く(H>h)、パイプ6と
金属板2のルーバのない部分10との間隔に等し
く形成し、該部分10と当接する平板部の表面に
形成した浅い凹部16,16には両面接着テープ
(図示せず)を貼り付けておく。
次に、各構成部材が上述のように構成される本
考案の金属製通風戸を組立てる手順について説明
する。
まず、第3図及び第7図に示すように、支柱5
のパイプ6にスペーサ9を、該スペーサ9の係止
片14により該パイプ6を抱持するようにして装
着する。これにより、スペーサ9はパイプ6に対
し、上下方向に摺動が可能(係止片14,14の
弾力のため、外力を加えなければ摺動しない)な
点を除き固定される。次いで、スペーサ9の平板
部11の表面を、金属板2のルーバのない部分1
0の所定位置の裏面に当接させ、両面を、凹部1
6内に貼着され一方の接着面を平板部11の表面
よりも僅かに突出させた両面接着テープ(その他
の接着剤でも良い。この場合スペーサの平板部に
凹部16は不要である。)で接着する。この平板
部表面とルーバのない部分とを貼り合せる作業
は、スペーサ9をパイプ6に沿つて移動できるた
め容易に行なえる。次いで、上下両補強材3,3
を上下から金属板2の上下縁に近付け、各補強材
3,3の鉤部3b,3bを金属板2の上下両縁に
係合する。この状態に於いて、支柱5の上下両端
に固定した取付板7,7が各補強材3,3の水平
部3d,3dの下面或は上面に当接するので、該
取付板7,7と補強材3,3とをリベツト17,
17(第7図)により連結し固定する。これとと
もに金属板2の左右の取付縁2a,2aの上下両
端部に穿設した小孔18,18と、各補強材3の
辺3cの左右両端部に穿設した小孔4,4とにリ
ベツト19,19(これは戸の表面には出ない)
を挿通しこれをかしめて、金属板2の上下の補強
材3,3とを結合し、金属製通風戸が完成する。
なお、図示の例は、本考案の金属製通風戸を2
枚蝶番20,20により連結し折戸としたもの
で、図中21はばたつき防止用の捩りばねで折戸
以外の用途に使用する場合いずれも不要である。
更に上下の補強材3,3の形状は、図示の実施例
のものに限定されず、要は取付板7,7を取付け
るための水平部3dを有するものであれば良い。
本考案の金属製通風戸は、以上に述べた通り構
成され組立てられるので、表面にリベツトの頭等
が露出せず外観が悪くならず、組立ても容易であ
る。また図示の実施例の場合は、金属板2の上下
両端縁をその全長に亘つて補強材3,3の鉤部3
b,3bに係止しており、かつ金属板2の中央部
をスペーサ9を介して上記両補強材3,3を連結
する支柱5に固着したため強度的にも勝れ、折戸
だけでなく、各種建物開口部に装着される通風戸
として実用上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は総べて本考案の実施例を示しており、第
1図は裏面から見た分解斜視図、第2図は本考案
の金属製通風戸により構成した折戸の背面図、第
3図は一部を省略した第2図の拡大A−A断面
図、第4〜6図はスペーサを示し、第4図は平面
図、第5図は第4図のB−B断面図、第6図は同
C−C断面図、第7図は第2図の拡大D−D断面
図である。 1:ルーバ、2:金属板、2a:取付縁、3:
補強材、3a,3c:辺、3b:鉤部、3d:水
平部、4:小孔、5:支柱、6:パイプ、7:取
付板、8:孔、9:スペーサ、10:部分、1
1:平板部、12:立壁、13:鉤部、14:係
止片、15:連結壁、16:凹部、17:リベツ
ト、18:小孔、19:リベツト、20:蝶番、
21:捩りばね、22:長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 裏面方向に突出するルーバ1,1を一部を除い
    て多数形成した金属板2の上下両端部に、該金属
    板2の幅とほぼ同じ長さを持つ補強材3,3を取
    付け、該補強材3,3の水平部3dとほぼ同じ幅
    を有する取付板7,7を、金属板2の上下端部に
    取付けた両補強材の水平部3d,3dの間隔より
    両取付板7,7の厚さだけ短い長さを有する断面
    矩形のパイプ6,上下両端に金属板2に対向する
    側をルーバ1の高さh以上に突出させて取付けて
    支柱5を形成し、該支柱5の上下端の取付板7,
    7により補強材の水平部3d,3dに結合し、該
    支柱5のパイプ6と金属板2のルーバのない部分
    10との間隔に等しい高さを有するスペーサ9を
    パイプ6と金属板のルーバのない部分10とに固
    着して、金属板2、上下の補強材3,3、支柱5
    を結合して成る金属製通風戸に於いて、スペーサ
    9は、全体を弾性のある合成樹脂により作られ、
    平板部11の裏面に、上記パイプ6の幅と等しい
    間隔で2本の立壁12,12を形成し、両立壁1
    2,12を連結する連結壁15,15の端縁と平
    板部11の表面との距離Hを上記パイプ6と金属
    板のルーバのない部分10との間隔に等しくし、
    各立壁12,12の上面には端部に内向きの鉤部
    13,13を有する係止片14,14を対向させ
    て形成し、該鉤部13,13の下面と連結壁1
    5,15の上縁との距離lをパイプ6の奥行きと
    一致させたことを特徴とする金属製通風戸。
JP3820781U 1981-03-20 1981-03-20 Expired JPS6140874Y2 (ja)

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JP3820781U JPS6140874Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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JP3820781U JPS6140874Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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Publication Number Publication Date
JPS57153194U JPS57153194U (ja) 1982-09-25
JPS6140874Y2 true JPS6140874Y2 (ja) 1986-11-20

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ID=29835370

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JP3820781U Expired JPS6140874Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20

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