JPS5811842Y2 - 波型成形板の連結構造 - Google Patents

波型成形板の連結構造

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Publication number
JPS5811842Y2
JPS5811842Y2 JP1977113238U JP11323877U JPS5811842Y2 JP S5811842 Y2 JPS5811842 Y2 JP S5811842Y2 JP 1977113238 U JP1977113238 U JP 1977113238U JP 11323877 U JP11323877 U JP 11323877U JP S5811842 Y2 JPS5811842 Y2 JP S5811842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
plate
bone
large bone
folded plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977113238U
Other languages
English (en)
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JPS5439907U (ja
Inventor
文雄 佐藤
Original Assignee
株式会社巴組鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社巴組鐵工所 filed Critical 株式会社巴組鐵工所
Priority to JP1977113238U priority Critical patent/JPS5811842Y2/ja
Publication of JPS5439907U publication Critical patent/JPS5439907U/ja
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Publication of JPS5811842Y2 publication Critical patent/JPS5811842Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は波型成形板の連結構造に関するものである。
従来、相隣る波型成形板を波型成形板と同形状にロール
成形された折板を用いて連結することは一般に知られて
いる。
しかしながら、この種の連結構造では、第4図に示すよ
うに波型成形板の端部が外部に露見し外観体裁が悪いと
ともに、防錆処理が充分施し得ない端部から錆が発生し
、耐力上内題がある等の難点がある。
この考案は前記従来の難点を解決し、美観上、防錆上、
優れた効果を有し、耐力的にも優れた接合となり、かつ
寸法誤差をも充分調整することができる波型成形板の連
結構造を提供することを目的とする。
さらに、この考案は波型以外の成形板にも適用できる成
形板の連結構造を提供することも目的とする。
以下この考案を第1図および第2図に示す第1実施例に
よって説明すると、方形状に枠組みされた外枠1内には
、その中央位置に縦方向に通して大骨2が配設されてお
り、この大骨2を介してその両側には、上下方向に所要
間隔で複数の横骨3がそれぞれ設けられている。
そして、外枠1、大骨2および横骨3で構成された枠材
4の室外側には、2枚の波型成形板5,5がまた室内側
には内部仕上材6,6がそれぞれ配設されている。
波型成形板5は、鋼板をロール成形して形成されており
、相隣る波型成形板5,5は連結部材7によって連結さ
れている。
連結部材7は、前述する大骨2と、この大骨2の室外側
に配設された折板8とから構成されている。
大骨2は、開口端の面外側に折曲して形成したフランジ
部2a、2aがそれぞれ設けられた溝形に形成されてお
り、その開口部を室外側に向けて、相隣る横骨3,3間
に配設されている。
そして、フランジ部2a、2aは、横骨3,3の対向端
部にそれぞれ設けられた凹部3 a 、3 a内に配設
されている。
このように構成された大骨2の室外側には、フランジ部
2 a 、2 aおよびこのフランジ部2a、2aに連
結する溝部の開口端部を披露するように断面り形状の補
強部材9,9がそれぞれ一体に溶着されている。
そして、横骨3と補強部材9との室外面が面一になるよ
うに構成されている。
折板8は、表板となる波型成形板5の断面形状と同形の
台形状に形成された本体8aの縁を内側に新曲した内側
片と、この本体8aの縁を内側に折曲した内側片から大
骨2側に所要間隔で突出する突条片8b、8bとから形
成されている。
そして突条片8b、8bは大骨2の溝部内に挿入され、
本体8aの内側片と補強部材9,9との間に所要間隔の
挿入溝11.11が形成されるようにして大骨2と一体
に溶着されている。
挿入溝11.11には、相隣る波型成形板5,5の対向
端部がそれぞれ挿入されている。
内部仕上材6は合板その他適当な材料で形成されており
、相隣る内部仕上材6,6の対向端部は、支持金具12
を介して大骨3の室内側にビス止めされている。
以上の構成において連結に際しては、まず挿入溝11.
11を形成するようにして折板8と補強部材9.9とを
一体に溶着する。
そして、この補強部材9゜9を大骨2にそれぞれ溶着す
る。
次いで、この大骨2を外枠1に固着するとともに、大骨
2を介してその両側に複数本の横骨3をそれぞれ固着し
て枠材4を構成する。
この際、相隣る横骨3,3の対向端部には、横骨3.3
の室外面、と補強部材9,9の室外面とが面一になるよ
うな凹部3 a 、3 aを予め形成しておく。
次いで、この枠材4の室外側に、対向端部を挿入溝11
.11にそれぞれ挿入するようにして2枚の波型成形板
5,5を配設するとともに、枠材4の室内側に、支持金
具12を介して内部仕上材6,6をビス止めする。
この第1実施例によれば、大骨は補強部材によって補強
されるので、耐力的に優れた連結構造を提供することが
できる。
第3図はこの考案の第2実施例を示すもので、連結部材
7にかえて連結部材17を設けたものである。
連結部材17は、大骨22と、折板28と、この折板2
8に設けられた止め金具13とから構成されている。
大骨22は大骨2と同様の溝形に形成されており、その
開口端の両側にはフランジ部22 a 、22 aが大
骨22と一体にそれぞれ設けられている。
そして、このフランジ部22 a 、22 aは横骨3
,3に面一となるように溶着されている。
なおこの考案においては要するに折板の内側片と大骨の
フランジ部で構成される挿入溝に波型成形板5,5の対
向端部が形成を横骨3,3上を滑らせ挿入できるように
面一とする必要があるものである。
大骨22の溝部内には、長手方向に通して補強板14が
溶着されている。
折板28は、折板8の本体8aと同形の断面略台形状に
形成されており、この折板28の大骨22との対向側に
は、第1実施例が折板の内側片に突条片を形成した構成
に相当するように、止め金具13をフランジ溝形に形成
し、そのフランジ部の端と前記内側片の端とを溶着し、
底部が補強板14に接するようにしである。
そして、折板28は、大骨22および補強板14を貫通
し止め金具13に螺合するねじ部材15によって大骨2
2と連結されている。
以上の構成において連結に際しては、ます大骨22を外
枠1に固着するとともに大骨22を介してその両側に複
数本の横骨3をそれぞれ固着して枠材4を構成する。
この際、大骨22の溝内には予め補強板14を溶着して
おく。
次いで、枠材4の室外側に波型成形板5,5を配設し、
予め止め金具13が溶着された折板28によって相隣る
波型成形板5,5の両端部を押える。
そして、この折板28をねじ部材15によって大骨22
に固定する。
この際、ねじ部材15は支持金具12を介して内部仕上
材6,6をも固定するようにする。
この第2実施例によれば、大骨は補強板によって補強さ
れるので、耐力的に優れた連結構造を提供することがで
き、また部材相互間の連結はねじ部材に依っているので
、このねじ部材を着脱することによって容易に組立て分
解ができる。
なお、補強板14は大骨22の長手方向に連・続して設
けず断続的に設けてもよく、また折板8,28の表板は
波型と同一に成形しなくてもよい。
この考案は以上の構成からなるので、従来のように波型
成形板の端部が外部に露見せず外観体裁が良好であると
ともに、錆の発生を有効に防止することができる。
また、雨水等は連結部材によって完全に室内への浸入が
阻止されるとともに、波型成形板の端部は成形板を横骨
上面を滑らせることにより容易に連結部材の挿入溝に挿
入することができ、さらに波型成形板に寸法誤差がある
場合でも、これを充分吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す部分破断正面図、
第2図はその要部拡大断面図、第3図はこの考案の第2
実施例を示す断面図、第4図は従来例を示す断面図であ
る。 1・・・・・・外枠、2,22・・・・・・大骨、2
a 、22 a・・・・・・フランジ部、3・・・・・
・横骨、3a・・・・・・凹部、4・・・・・・枠材、
5・・・・・・波型成形板、6・・・・・・内部仕上材
、7,17・・・・・・連結部材、8.28・・・・・
・折板、8a・・・・・・突条片、9・・・・・・補強
部材、11・・・・・・挿入溝、12・・・・・・支持
金具、13・・・・・・止め金具、14・・・・・・補
強板、15・・・・・・ねじ部材。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)相隣る波形成形板の連結部材であって、連結部材
    は枠材の縦材を兼用した大骨と、この大骨の室外側に配
    置された折板とからなり、前記大骨は室外側に開口する
    溝部およびその開口より外側に折曲形成したフランジ部
    を有し、フランジ部には大骨と直角に配置された横骨の
    室外側面がこれと面一となるように固着され、前記折板
    は表板をその縁で内側に折曲した内側片と、内側片に室
    内側へ突出して形成した突条片とを有し、この突条片を
    前記大骨の溝部へ挿入固着して溝部開口を閉鎖するとと
    もに、折板の内側片と大骨のフランジ部との間に相隣る
    波型成形板の対向端部が挿入可能な挿入溝を有してなる
    ことを特徴とする波型成形板の連結構造。
  2. (2)折板に、大骨の溝部に嵌入可能な挿入片を設け、
    この挿入片を大骨と一体に連結してなることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の波型成形板の連
    結構造。
  3. (3)折板に連結板を溶着し、この連結板と大骨とをね
    じ部材によって連結してなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の波型成形板の連結構造。
  4. (4)折板の表面を波型成形板と同形状に形成してなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    波型成形板の連結構造。
JP1977113238U 1977-08-24 1977-08-24 波型成形板の連結構造 Expired JPS5811842Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5439907U JPS5439907U (ja) 1979-03-16
JPS5811842Y2 true JPS5811842Y2 (ja) 1983-03-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2547876Y2 (ja) * 1991-10-01 1997-09-17 株式会社渡邊藤吉本店 大型パネル構造物のパネル接合部の遮音構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4882625A (ja) * 1972-02-07 1973-11-05
JPS498524A (ja) * 1972-03-28 1974-01-25

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JPS4882625A (ja) * 1972-02-07 1973-11-05
JPS498524A (ja) * 1972-03-28 1974-01-25

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