JPS6343330Y2 - - Google Patents

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JPS6343330Y2
JPS6343330Y2 JP20484283U JP20484283U JPS6343330Y2 JP S6343330 Y2 JPS6343330 Y2 JP S6343330Y2 JP 20484283 U JP20484283 U JP 20484283U JP 20484283 U JP20484283 U JP 20484283U JP S6343330 Y2 JPS6343330 Y2 JP S6343330Y2
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JP
Japan
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bottom wall
dowel
wall panels
insertion piece
recess
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JP20484283U
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JPS60112550U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立プールにおける底壁パネルの乾式
接続装置に関するものである。
従来、此種の組立プールにおける底壁パネル相
互を接続固定するにはパネル側端面上域或いは中
途域よりフランジを相互に突出せしめ、該フラン
ジ相互を重ね合わせ、上方から粘液状の充填材や
ライニング材を塗着する湿式施工が一般的であ
る。その為、作業性が悪いのは勿論のこと、プー
ル完成迄の組立施工時間の遅延を招き、最善の接
続構造ではない。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は乾式施工にて底壁パネル
を相互に接続できる接続装置を提供せんとするも
のである。
その目的を達成する為の基本的な構成は隣接す
る底壁パネル相互を、夫々の衝合する両側縁間全
長に亘つてシール材を介在した状態で衝合する両
側縁近傍に上面から凹設した夫々の凹窪部壁相互
を貫通する締付金具でもつて接続せしめ、隣接す
る底壁パネルの夫々の衝合する両側縁のうち、一
方の側縁にはダボを、他方の側縁にはそのダボが
嵌まるダボ穴を形成し且つどちらか一方の側縁底
部全長には差込片を水平に突出形成させると共に
他方の側縁底部にはその差込片が嵌まる凹部を裏
面から凹設せしめたことである。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第7図は側壁部をも一体に有する底
壁パネルの接続装置を示し、第8図及び第9図は
側壁部を有さない板状の底壁パネルの接続装置を
示すものである。まず第1図乃至第7図のものに
ついて説明すると、底壁パネルAはプール底壁B
の短辺幅と同幅とする横長長方形の底面部a1と、
その底面部a1の短辺側の両縁に立上げた立上り面
部a2と、その立上り面部a2の上縁より水平に延設
したデツキ面部a3と、そのデツキ面部a3の外側に
垂下せしめた外面となるエプロン面部a4とを一体
に備えた中間用のものと、底面部a1の短辺側の両
縁と長辺側の一縁に立上り面部a2、デツキ面部
a3、エプロン面部a4を一体に備えたコーナー用の
ものとがある。また底壁パネルAの中間用のもの
の場合においては底面部a1の長辺側の両縁のうち
一方の側縁底部に差込片1を突出形成すると共に
ダボ穴4を凹設し、他方の側縁に隣接パネルの差
込片1が嵌まる凹部2ならびにダブ穴4に嵌まる
ダボ3を形成し、コーナー用パネルの内、第1図
において左側端のコーナー用パネルの場合には底
面部a1の長辺側に前記差込片1用の凹部2及びダ
ボ穴4用のダボ3を設け、図示しないが第1図に
おいて右側縁のコーナー用パネルの場合には底面
部の長辺側の一縁に凹部に嵌まる差込片及びダボ
用のダボ穴を設ける。
差込片1は底壁パネルAの底面部a1の長辺側の
側縁の内、一方の側縁の底部から所望の巾を水平
に全長或いは適宜間隔をおいて突出形成する。
凹部2は上記差込片1の他側縁に、隣接パネル
の差込片1が嵌め合わされるように底面部a1の裏
面から凹設形成し、隣接パネルの側縁相互を面接
触させる機能を有するものである。
また、凹部2は底面部a1裏面のものと、立上り
面部a2、デツキ面部a3、エプロン面部a4の裏面の
ものとは形状を若干異にする。
即ち、底面部a1裏面の凹部2は第2図や第3図
に示すように差込片1と同等形状に凹設して差込
片1を嵌め合わせた際、裏面に空隙が生じないよ
うに配慮し、立上り面部a2、デツキ面部a3、エプ
ロン面部a4裏面の凹部2は第6図に示すように底
面部a1から立上り面部a2を立上げ、その立上り面
部a2突端からデツキ面部a3を水平に延設すると共
にそのデツキ面部a3先端からエプロン面部a4を垂
下することによつてそれら面部a2,a3,a4の側縁
で囲まれるように形成されている。
ダボ3は底壁パネルAの底面部a1の長辺側の側
縁の内、一方の側縁の所望位置に適当間隔をおい
て図示するように三角形状や四角、その他の所望
の形状に突出して形成する。
ダボ穴4は上記ダボ3と相対峙する隣接パネル
の衝合する側縁に凹設形成し、ダボ3を嵌め合わ
せることにより、衝合する側縁相互の摺接動を阻
止させる機能を有する。
シール材6は隣接する底壁パネルAの衝合する
側縁相互間の水密性を保持する為のもので、隣接
する底壁パネルAの側縁の内、一方或いは双方に
接着或いは塗着等の所望手段により設ける。
凹窪部5は、隣接する底壁パネルA相互の衝合
する側縁近傍のパネル上面夫々に対峙して凹設
し、内部を操作空間とするもので、その内面壁
5″,5″に底壁パネルA,A相互を連結する為の
ボルト孔5′を連通状に開孔する。
ボルト孔5′は隣接する底壁パネルA,Aを接
続するボルト7(締付金具)を挿通せしめる機能
を有するものである。蓋板9は相対峙する2個の
凹窪部5,5の面積を有する平板状を呈し、下面
に山形バネ材9′を取付固定する。
而して、これ等底壁パネルAを多数並べ凹部2
に隣接パネルの差込片1を又ダボ3をダボ穴4に
夫々嵌め合わせて位置決めする。この時、底壁パ
ネルAの底面部a1下においては差込片1が裏面を
プール底壁Bの裏面と同一レベルとなるように凹
部2内に嵌め合わされ、またダボ3はダボ穴4内
に底壁パネルA,A相互が摺接動しないように嵌
め合わされる。更にボルト孔5′の一方からボル
ト7(締付金具)を挿通せしめ他方からナツト8
止めして隣接するパネルA,A相互を接続する。
更に、底壁パネルA,A接続後の上部開口は、相
対峙する凹窪部5,5内に上面をプール底壁Bと
同面上とするように嵌合する山形バネ材9′付き
の蓋板9で被蓋する。この場合、山形バネ材9′
は凹窪部5内面に弾性的に係合する。
また、前記ダボ3を図示するような三角形状に
すると、ボルト7(締付金具)での締付時に同様
な形状に凹設したダボ穴4内に喰い込むように係
合する為、ボルト孔5′,5′相互に若干の芯ズレ
が発生してもその芯ズレに関係なく底壁パネルA
の上面同志をフラツト状に接続できる利点があ
る。その場合ダボ3とダボ穴4の形成位置は、底
壁パネルAの上面から同一レベル位置に形成する
ことは言うまでもない。
次に第8図及び第9図に示す接続装置について
説明すると、底壁パネルAは、前述実施例のもの
のように側壁部をも一体に有するものではなく、
底壁パネルAを並設することによりプール底壁B
を形成できるような横長長方形状を呈する板状の
もので、前述実施例と同様に接合する側縁の内、
一方の底部から水平に差込片1を突出形成すると
共に他方の側縁にその差込片1が嵌まり合う凹部
2を裏面から凹設すると共に一方の側縁にダボ3
を、他方の側縁にそのダボ3が嵌まり合うダボ穴
4を形成し、且つ衝合する側縁近傍にパネル上面
から凹窪部5,5を相対峙状に凹設形成すると共
にシール材6を介在してなり、前記実施例と同様
に差込片1裏面がプール底壁Bの裏面と同一レベ
ルとなるように凹部2内に嵌め合わせし、ダボ3
をダボ穴4に嵌め合わせて位置決め後、対嵯する
双方の凹窪部5,5の内面壁5″,5″に連通状に
開孔したボルト孔5′,5′相互にボルト7(締付
金具)を挿通すると共にナツト8で締着して底壁
パネルA,A相互を接続固定する。尚、凹窪部
5,5の上部開口は前記実施例と同様に山形バネ
材9′付き蓋板9でプール底壁Bと同面上に被蓋
する。尚、ダボ3は前記実施例と同様に三角形状
にしても良いこと任意であるがその他の形状でも
良い。また凹窪部5,5と蓋板9との構成は前記
実施例に限らず、例えば蓋板9を凹窪部5,5の
内面形状と同一形状のレジコン成形品や鋳物品等
の水に浮かない重量体で形成し、上面をプール底
壁Bと同面上となるように凹窪部5,5内に単に
落し込む方法も任意である。
本考案は以上のように構成したので、乾式施工
にて底壁パネル相互を接続固定できる。更にダボ
と差込片がボルト的機能を果すので接続強度も強
く且つ接合部下に強度の劣化を招く空隙部を発生
させずにフラツト状に接続でき耐久性の劣化も招
かない。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案接続装置の実施例を示し、第1図
は接続する状態を示す平面図、第2図は2−2線
に沿える拡大断面図、第3図は3−3線に沿える
拡大断面図、第4図は4−4線に沿える拡大断面
図、第5図は5−5線に沿える拡大断面図、第6
図は接続する状態を示す斜視図で一部切欠して示
す、第7図は組立プールの斜視図、第8図は他の
実施例の接続する状態を示す斜視図、第9図はプ
ール底壁の斜視図である。 尚、図中、A:底壁パネル、1:差込片、2:
凹部、3:ダボ、4:ダボ穴、5:凹窪部、
5′:ボルト孔、6:シール材、7:ボルト(締
付金具)、8:ナツト、9:蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する底壁パネル相互を、夫々の衝合する両
    側縁間全長に亘つてシール材を介在した状態で衝
    合する両側縁近傍に上面から凹設した夫々の凹窪
    部壁相互を貫通する締付金具でもつて接続せし
    め、隣接する底壁パネルの夫々の衝合する両側縁
    のうち、一方の側縁にはダボを、他方の側縁には
    そのダボが嵌まるダボ穴を形成し且つどちらか一
    方の側縁底部全長には差込片を水平に突出形成さ
    せると共に他方の側縁底部にはその差込片が嵌ま
    る凹部を裏面から凹設せしめたことを特徴とする
    組立プールにおける底壁パネルの乾式接続装置。
JP20484283U 1983-12-29 1983-12-29 組立プ−ルにおける底壁パネルの乾式接続装置 Granted JPS60112550U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20484283U JPS60112550U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 組立プ−ルにおける底壁パネルの乾式接続装置

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JP20484283U JPS60112550U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 組立プ−ルにおける底壁パネルの乾式接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112550U JPS60112550U (ja) 1985-07-30
JPS6343330Y2 true JPS6343330Y2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=30767228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20484283U Granted JPS60112550U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 組立プ−ルにおける底壁パネルの乾式接続装置

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JP (1) JPS60112550U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9366930B2 (en) 2002-05-17 2016-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device with capacitor elements

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9366930B2 (en) 2002-05-17 2016-06-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device with capacitor elements

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Publication number Publication date
JPS60112550U (ja) 1985-07-30

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