JPS6140714Y2 - - Google Patents

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JPS6140714Y2
JPS6140714Y2 JP102782U JP102782U JPS6140714Y2 JP S6140714 Y2 JPS6140714 Y2 JP S6140714Y2 JP 102782 U JP102782 U JP 102782U JP 102782 U JP102782 U JP 102782U JP S6140714 Y2 JPS6140714 Y2 JP S6140714Y2
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JP
Japan
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curing sheet
stay
unit panel
liquid storage
storage tank
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JP102782U
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JPS58103795U (ja
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Publication of JPS6140714Y2 publication Critical patent/JPS6140714Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立式貯液槽の組立時に使用する養生
シート、特には単位パネルとほぼ等しい面積形状
を有し、コーナーの一部をめくり上げ可能とし
て、補強用ステイの取付座等の取付部分のみを避
け他の部分を支障なくカバーし得るように配設可
能とした組立式貯液槽用養生シートに関する。
組立式貯液槽の単位パネルは、一般に鉄板にナ
イロンやエポキシ等の樹脂をコーテイングした
り、亜鉛メツキ等を施したりしてあるが、特に底
パネルは組立時は工具等が落ちたり、接触したり
し、又土、砂のめくり込み等があつて表面が損傷
し、腐食する危険性が多分に存していた。そのた
め、従来底面全面を養生用のシートで被い、上部
壁の取付けや補強用ステイ等の取付け作業を行つ
ていたが、この場合、補強用ステイ等の取付けに
際しては、その部分が露出するように近辺のシー
トをめくり上げなければならないので、底パネル
面の一部も露出してしまい、上述損傷を受ける危
険性が生じてしまうちいう問題があつた。そこ
で、養生シートを適宜分割して、めくり上げの際
底パネル面の露出面積が最少限となるようにして
作業するということも行われているが、この場合
とても底パネル面の一部の露出は免れず、上述損
傷を受ける危険性は依然として存するという問題
があつた。
本考案は上述問題点に鑑み、養生用シートを単
位パネルに相当した面積形状とすると共に、ステ
イ等の取付部の必要な大きさ部分のみをめくり上
げられ得るようにして、他のパネル部分は全て支
障なくカバーし得るような組立式貯液槽用養生シ
ートを提供せんとするもので、その要旨とすると
ころは、単位パネルを組合せ結合するようにした
組立式貯液槽の上記単位パネルとほぼ等しい面積
形状を有しコーナーの一部をめくり上げ可能に切
込みを設けた柔軟性を有する組立式貯液槽用養生
シートにある。
以下、図示した実施例に基づき本考案をさらに
詳述するが、第1図は組立式貯液槽の一部を被断
し、又断面として内部の概略を示した斜視図、第
2図は本考案に係る一実施例としての養生シート
の正面図、第3図は第2図の−線断面図であ
る。
第1図において、1は単位パネルであり、周縁
に形成された結合フランジ1aを、水密用パツキ
ン2を介して図示しないボルトにより結合し、貯
液槽3を構成している。4は斜ステイ座で、単位
パネル1で構成した側壁・底壁間、側壁、天井壁
間等の相互に直交する壁間を補強すべく、単位パ
ネル1の各コーナーが突き合わされた部分の所定
の各コーナー相互を結合するように、ボルト5に
よつて取付け配設されている。6は平行ステイ座
で、側壁相互間、天井壁・底壁間等の対向壁間を
同様に補強すべく、所定の各コーナー相互を結合
するように、ボルト5によつて取付け配設されて
いる。7は各ステイ座間に張架配設されたステイ
であり、8は基礎である。
第2図、第3図において、9は養生シートで、
天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等に適宜厚さの柔
軟性を有する材質から成り、単位パネル1とほぼ
同一の面積形状なしており、各コーナーの一方の
側辺から一定距離aの部分には、その側辺と平行
して一定寸法bの切込み9aが形成されている。
尚、この場合の寸法a,bは、ステイ座4,6の
縦、横寸法の1/2よりもやゝ大きめの寸法に設定
しておく。シート9の表裏周縁端部9b,9cは
裏面方向に傾斜した状態にカツト及び折曲されて
いる。9dはシート9の中央部に突出されたエン
ボス模様で、単位パネル1のエンボス模様(図示
は省略)と同一に形成されている。
上述の如き養生シート9を用い、第1図の如き
単位パネル1を組合せるに際しては、まず底壁を
組合せ結合し、次いで側壁、天井壁を組合せ結合
するが、この底壁形成時に、各単位パネル1に合
せて養生シート9を上面に載置配設する。この時
養生シート9には単位パネル1のエンボス模様
(図示省略)と同一形状のエンボス模様が予め形
成されているが、載置配設した場合、それらが相
互に合致してパネル1とシート9は相互に密着し
て安定的に保持されると共に、シート9の端部9
cが、単位パネル1の結合部間のパツキン2の部
分に落ち込むように係合するので、より一層安定
した状態に保持されることになる。
その後所定のステイ7を配設するに際しては、
予めそのステイ座4,6を取付けなければならな
いが、その場合には、養生シート9に対してステ
イ座4が第2図二点鎖線で示す如く位置するの
で、この時養生シート9のコーナーは、切込み9
aに沿つて四角形状にめくり上げ(第3図一点鎖
線位置)、その状態でボルト5によつてステイ座
4の取付を行えばよい。隣接する単位パネル1に
配設した養生シート9についても、ステイ座4に
対応したコーナー部を同様にして行う。ステイ取
付後、用済み時には、養生シート9は単に引き剥
し排除すればよい。
尚、養生シート9のコーナーに設けた切込み
は、側辺に平行した切込み9aに代えて、第2図
一点鎖線で示す如く、頂部から対角線状に所定の
寸法だけ切込んだ切込み9eの如く構成してもよ
い。この場合には切込み9eの両側部分を三角形
状にめくり上げ、結果的に四角形状部分がめくり
上げられた状態とする。又切込みは予め所定寸法
以上に形成しておいてもよいし、形状も直線でな
くともかまわない。又、本考案の養生シート9
は、底壁への適用に限らず側壁へも適用しうるも
ので、この場合は適宜接着テープ等を用いるよう
にすればよく、さらに清掃、点検時などにも使用
して便なるものである。
又、エンボス模様は本体単位パネルのエンボス
模様と一致させるのが好ましく、図示したものに
限られるものでないが、必ずしも単位パネルのエ
ンボス模様と一致させなくとも、大きめに形成し
たものであればよいなど、本考案は上述実施例に
限定されるものでない。
以上の如く、組立式貯液槽に本考案の養生シー
トを用いれば、極めて簡単な構成でありながら、
その使用によつて組立時等の単位パネルの損傷を
完全に防止でき、ステイの取付作業もも単に所要
の位置のコーナー部のみめくり上げるだけでよい
ので、その操作は極めて簡単に済むなどの大きな
特徴を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は組立式貯液槽の一部を破断し、又断面
として内部の概略を示した斜視図、第2図は本考
案に係る一実施例としての養生シートの正面図、
第3図は第2図の−線断面図である。 1……単位パネル、3……貯液槽、4,6ステ
イ座、7……ステイ、9……養生シート、9a,
9e……切込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単位パネルを組合せ結合するようにした組立式
    貯液槽の上記単位パネルとほぼ等しい面積形状を
    有しコーナーの一部をめくり上げ可能に切込みを
    設けた柔軟性を有する組立式貯液槽用養生シー
    ト。
JP102782U 1982-01-08 1982-01-08 組立式貯液槽用養生シ−ト Granted JPS58103795U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP102782U JPS58103795U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 組立式貯液槽用養生シ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP102782U JPS58103795U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 組立式貯液槽用養生シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58103795U JPS58103795U (ja) 1983-07-14
JPS6140714Y2 true JPS6140714Y2 (ja) 1986-11-20

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ID=30014071

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JP102782U Granted JPS58103795U (ja) 1982-01-08 1982-01-08 組立式貯液槽用養生シ−ト

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JPS58103795U (ja) 1983-07-14

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