JPH0122536Y2 - - Google Patents

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JPH0122536Y2
JPH0122536Y2 JP1985022268U JP2226885U JPH0122536Y2 JP H0122536 Y2 JPH0122536 Y2 JP H0122536Y2 JP 1985022268 U JP1985022268 U JP 1985022268U JP 2226885 U JP2226885 U JP 2226885U JP H0122536 Y2 JPH0122536 Y2 JP H0122536Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、流し台や洗面台などの家具に使用さ
れるパネル同士を連結するためのパネル連結装置
に関するものである。
(従来の技術) 例えば、第5図に示すようなコーナー部を有す
る流し台において、左側のパネル1と右側のパネ
ル2を連結する場合、相対向するパネル1,2の
端縁下部に連結用のねじ止め部を設けて、相互に
ねじ止めすることにより、端縁を接合している。
また、これに代わるものとして特開昭59−
22521号公報には、相対向するパネルの端縁部に
設けた連結材同士の接合面に接着剤を介在してパ
ネル端縁を接合する装置が開示されている。
さらに、特公昭57−15884号公報には、相対向
するパネルの端縁部に、夫々間隔をおいて突設し
た複数の係止片を相手方パネルの係止片の間隔内
に嵌入して端縁部同士を連結する装置が開示され
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、金属製薄板から成るパネルの場合、
単なるねじ止めでは充分な連結強度が得られず、
上方からの荷重に対して接合部分で下方に垂れ下
がつたり、場合によつては接合端縁が浮き上がる
欠点があり、この欠点に対処するため、従来より
種々の補強構造が工夫されているが、構造が複雑
となり、組立てが煩雑でコスト高となる問題点が
あつた。
また、接合部分から水漏れ防止のために、その
上面を被う防水具を全長にわたつて設ける場合、
その部分が盛り上がるために、左右のパネルにわ
たつて連続した平坦面が得られないばかりでな
く、外観上も休裁のよいものでないという問題点
があつた。
さらに、上記特開昭59−22521号公報に開示さ
れている装置のものは、連結材同士の接合面に接
着剤が介在しているので、連結材同士が直接密着
されず、パネル同士にも隙間が発生し、外観が見
苦しいのみならず、パネル上面に余分な接着剤が
はみ出すので、この余分な接着剤を除去しなけれ
ばならない煩雑な作業が必要である等の問題点が
ある。また、特公昭57−15884号公報に開示され
ている装置のものは、係止片を互いに相手方パネ
ルの係止片の間隔内に嵌入して端縁部が補強され
た構造となつているが、防水手段が全く施されて
いないので、接合部分から水が漏れる恐れがあ
る。
そこで、本考案はこのような従来の問題点に鑑
み、これを解決しようとするものであつて、簡単
な構造で充分な連結強度を有するとともに、水漏
れを確実に防止し、体裁の良い接合外観を得るこ
とのできるパネル連結装置を提供することを目的
として、その構造に独自の工夫を凝らしたもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案装置は、相対向する金属製薄板から成る
パネルの端縁下部に、当該端縁の長手方向にわた
り垂下部と複数の係合片を備えた連結材を設け、
当該連結材の複数の係合片を所定間隔をおいてパ
ネルの端縁に沿つて突出し、各係合片を相手方パ
ネルの係合片の間隔内に嵌入し、端縁同士を突き
合わせて夫々の係合片で相手方パネルの端縁下面
を当接支持するとともに、相対向する連結材の垂
下部同士をねじ止めして、係合片と相対向する垂
下部により連結材の長手方向にわたつて水密材収
納空間部を形成し、当該空間部に充填した水密材
によつて係合片下部を密封することを特徴とする
ものである。
(実施例) 以下本考案を図示した実施例に基づいて説明す
る。
パネル1,2はいずれもアルミニウム合金製で
あり、夫々のパネル1,2の相対向する端縁の下
面には、係合片3,4を有する同一断面形状の押
出形材製連部材A,Bが設けられている。
この連結材A,Bは相対向する垂下部である縦
壁5,6の上端に夫々パネル1,2に接着又は熔
着される取付け壁7,8を有する略型状を成
し、縦壁5,6の上方部分は互いに相接近するよ
うに折曲げられて段部9,10を形成しており、
その下方はねじ止め部11,12となつている。
又、縦壁5,6の上端で取付け壁7,8の反対側
には、係合片3,4が突設されており、いずれ
も、所定の間隔イ,ロをおいて連結材A,Bの長
手方向に設けられている。なお、間隔イ,ロの深
さは係合片3,4の突出寸法に等しく、各係合片
3,4の先端は上方膨出部13,14を有してお
り、膨出部13,14の上面は取付け壁7,8の
上面と同一レベルとなつている。
そして、各連結材A,Bは、夫々の係合片3,
4が半分だけ突出するようにパネル1,2の端縁
下面に、接着剤にて取付けられるが、一方の係合
片3が他方の間隔ロに対し、他方の係合片4が一
方の間隔イに対向するように、位置をずらして取
付けられる。
パネル1,2の接合にあたつては、第2図に示
すように各連結部A,Bの段部9,10と係合片
3,4の間に水密材収納空間部Cを形成し、該水
密材収納空間部C内にコーキングなどの水密材1
5,16を設け、且つ、縦壁5,6のシーラーな
どの水密性帯片17,18を貼着した状態で、ね
じ止め部11,12を互いにボルトで締結する。
この時、一方の係合片3は他方の間隔ロ内に嵌
入し、他方の係合片4は一方の間隔イ内に嵌入す
るのであり、これによつて、各係合片3,4は互
いに相手方パネル2,1の端縁下面に当接してこ
れを支持するのである。
これによつて、水密材15,16及び水密性帯
片17,18は互いに密着し、特に水密材15,
16は接合部分と段部9,10の間に形成された
水密材収納空間部C内に充満して、接合部分の隙
間を埋め、パネル上面からの漏水を確実に防止す
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案は、金属製薄板から成る
パネルの接合連結にあたり、各パネルの端縁下面
に連結材を設け、各連結材に突設された係合片同
士を咬み合わせるようにして、パネル端縁を突き
合わせるとともに連結材同士をねじ止めするもの
であり、パネルの接合部分は各係合片で当接支持
されるものであるから、両パネル端縁を隙間なく
密着させることができると共に、上方からの荷重
に充分耐えることができる。又、垂下部に形成さ
れた水密材収納空間部に充填した水密材はねじ止
め部をボルトで締結することによつて互いに密着
し、係合片下部を密封するものであるから漏水を
確実に防止することができる。そして、実に簡単
な構造であるから、連結作業がやり易く製造コス
トも安い効果がある。さらにパネル接合部分には
その上面に何の突出物も現われないので、パネル
が平坦に連なり、外観上の体裁もよく且つ流し台
が洗面台などの家具としての使い勝手も向上する
など、顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のパネル連結装置を示すパネル
連結前の斜視図、第2図は同じく縦断面図、第3
図は連結状態を示す縦断面図、第4図は同じく一
部切欠き平面図、第5図は流し台の斜視図であ
る。 A,B……連結材、C……水密材収納空間部、
1,2……パネル、3,4……係合片、5,6…
…縦壁、15,16……水密材、イ,ロ……間
隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する金属製薄板から成るパネルの端縁下
    部に、当該端縁の長手方向にわたり垂下部と複数
    の係合片を備えた連結材を設け、当該連結材の複
    数の係合片を所定間隔をおいてパネルの端縁に沿
    つて突出し、各係合片を相手方パネルの係合片の
    間隔内に嵌入し、端縁同士を突き合わせて夫々の
    係合片で相手方パネルの端縁下面を当接支持する
    とともに、相対向する連結材の垂下部同士をねじ
    止めして、係合片と相対向する垂下部により連結
    材の長手方向にわたつて水密材収納空間部を形成
    し、当該空間部に充填した水密材によつて係合片
    下部を密封することを特徴とするパネル連結装
    置。
JP1985022268U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0122536Y2 (ja)

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JPS61139645U JPS61139645U (ja) 1986-08-29
JPH0122536Y2 true JPH0122536Y2 (ja) 1989-07-05

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715884A (en) * 1980-05-21 1982-01-27 Hoechst Ag Method and apparatus for separating substance mixture of liquid phase
JPS5922521A (ja) * 1982-07-30 1984-02-04 松下電工株式会社 カウンタ連結構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715884A (en) * 1980-05-21 1982-01-27 Hoechst Ag Method and apparatus for separating substance mixture of liquid phase
JPS5922521A (ja) * 1982-07-30 1984-02-04 松下電工株式会社 カウンタ連結構造

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JPS61139645U (ja) 1986-08-29

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