JPH0743179Y2 - 組立式のコンクリート製地下室 - Google Patents

組立式のコンクリート製地下室

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JPH0743179Y2
JPH0743179Y2 JP1989141821U JP14182189U JPH0743179Y2 JP H0743179 Y2 JPH0743179 Y2 JP H0743179Y2 JP 1989141821 U JP1989141821 U JP 1989141821U JP 14182189 U JP14182189 U JP 14182189U JP H0743179 Y2 JPH0743179 Y2 JP H0743179Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、施工現場への構成部材の搬入を容易に行うこ
とができるとともに組立施工能率の向上を期しうる、組
立式のコンクリート製地下室に関するものである。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 複数の部材を組み合わせて地下室を構築する組立式地下
室としては、実開昭61-197102号公報が開示するものが
存在する。該組立式地下室は、全体が一体に形成された
コンクリート製の箱状をなす中間部材の複数個を接合し
て接合中間体を形成し、その両端の開口部を覆うごとく
端面部材を配置し、これらの部材を一体的に緊締してな
るものである。
ところで地下室を構成するこれらの中間部材及び端面部
材は、これを例えば居室としての地下室を構築する場合
等、天井高さの高い地下室の構築に用いる場合には、部
材の全高が相当大きいもの(例えば3m以上の高さのも
の)となる。このような高さの大なる部材をトラックに
積載して輸送せんとする場合には、その高さが大きすぎ
て輸送上の障害があることから、輸送は事実上不可能で
あった。
かかる問題を解決するために、コンクリート製の地下室
を複数個のブロックに分割し、且つこれをボルト、ナッ
トからなる連結手段を用いて接合して組み立てる方式の
採用により、運搬を容易化する考え方も従来提案されて
いた(例えば、特開昭59-210128号公報)。
しかし、かかる従来の連結手段によれば、前記ブロック
の組み立てに際して、多数のボルト、ナットを用いなけ
ればならないので、部品点数が多くなるだけでなく、組
み付け時間もかかるという問題が残っていた。
そこで、取り付け時間を短縮し、且つ部品点数を減らす
べく、ブロックに対する連結部材(金具)を1本のボル
トで止め付けることを考えたが、1本のボルトをネジ込
んで行くときに連結部材が共回りして、位置が定まり難
いという新たな問題が発生した。
本考案は、こうした分割ブロックの組み立てによって構
築されるコンクリート製地下室の組み立てを、組み立て
部品の点数を最小限としながら、迅速且つ容易に行うこ
とができるようにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る組立式のコンクリート製地下室(以下組立
式地下室という)1は、上下に分割されたブロック相互
を連結装置5により接合して構築される組立式のコンク
リート製地下室であって、前記連結装置5は、アングル
状をなす上側連結部材41と下側連結部材42とを具える。
該上側連結部材41は、上側に位置するブロックの内面部
19の下縁部分に形成された切欠凹部20に嵌まり合いかつ
該切欠凹部20において、一本の固定ボルトを以てボルト
固定される取付片43の下端に、内方に向け突出する固定
片45を折曲形成してなり、一方下側連結部材42は、下側
に位置するブロックの内面部33の上縁部分に前記切欠凹
部20と対向するごとく形成された切欠凹部35に嵌まり合
いかつ該切欠凹部35において、一本の固定ボルトを以て
ボルト固定される取付片52の上端に、内方に向け突出す
る固定片53を折曲形成してなり、両固定片45,53は、そ
の当接状態において螺結されるようになされており、 前記取付片43と固定片45には、夫々一個のボルト孔が穿
設され、又前記切欠凹部20,35には、取付片のボルト孔
を挿通する前記固定ボルトを螺合させるためのネジ孔が
形成されていることを特徴とするものである。
(作用) 従って本考案によれば、分割されたブロックの組み立て
に当たり、連結装置5の上側連結部材41と下側連結部材
42を夫々ブロックに止め付ける際に、その取付片43,52
がブロックの切欠凹部20,35に嵌め込まれた状態で固定
ボルト47,55が回動される。従って、1本のボルトを回
動させるにもかかわらず、前記取付片43,52が切欠凹部2
0,35の段部に当たってその回動が阻止されるため、固定
ボルトを中心として連結部材41,42が共回りすることが
ないのである。
その結果、1本のボルトを用いる止め付けでありなが
ら、固定ボルトの回動を片手操作で行っても、その締め
付け開始より連結部材41,42の位置が振れることがな
く、ボルト固定作業を容易に行い得るのである。
更に、この共回り防止のための構造であるブロックの切
欠凹部20,35に取付片を嵌め込むことによって、上側連
結部材及び下側連結部材が自ずから正しく位置合わせさ
れることとなる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1〜2図において本考案の組立式地下室1は、略中央
部位において上下に2分割された上側中間ブロック2と
下側中間ブロック3とが連結装置5により水密に接合せ
しめられてなる箱形をなすコンクリート製の中間部材6
の複数個と;略中央部位において上下に分割された上側
端面ブロック7a,7bと下側端面ブロック9a,9bとが連結装
置5により水密に接合せしめられてなり、かつ前記中間
部材6の複数個が水密に接合されることによって形成さ
れた接合中間体10の両側の開口部を覆うごとく端部の中
間部材と水密に接合される、コンクリート製の端面部材
11a及び端面部材11b;とを具えるものであり、特に本実
施例においては一の端面部材11aは出入り用開口部12を
有するものとなされ、他の端面部材11bは窓開口部13を
有するものとなされ、又他方の端面部材11bには空堀を
形成するための空堀用部材15が水密に接合されるごとく
なされている。
これを具体的に説明すれば以下のごとくである。
中間部材の構成 中間部材6を構成する上側中間ブロック2は、第3図に
示すごとく、頂面部16の両端において垂下壁17,17を対
向状態で下設してなる倒U字状ブロックとして形成され
ており、対向する垂下壁17,17の内面部(上側ブロック
内面部)19,19の下端縁部分両側部位には、下端が開口
する切欠凹部20,20が形成されており、その底部上端寄
り部位にはネジ孔21が形成されている。又頂面部16の両
側部位には、部材相互を連結するための貫通孔22,22が
幅方向に貫設されている。又ブロック下端面23,23の外
側縁部分及びブロック両側面25,25の外側縁部分には、
第4図に示すごとく、ブチルゴム等の弾性軟質止水材26
を嵌め込ませるための嵌込凹部27が形成されている。な
お第3図においては嵌込凹部が省略されている。さらに
上側中間ブロック2の外面部には、第4図に示すごと
く、ブロック当接部29を除いて防水性塗膜層30が形成さ
れている。
一方中間部材6を構成する下側中間ブロック3は、第3
図に示すごとく、底面部31の両端において立上り壁32,3
2を対向状態で立設してなるU字状に形成されており、
両立上り壁32,32の内面部(下側ブロック内面部)33の
上縁部分には、前記切欠凹部20と対向する状態で、上端
が開口する切欠凹部35が形成されるとともに、その底部
下端寄り部位にはネジ孔36が設けられている。又底面部
31の両端には部材相互を連結するための貫通孔37,37が
幅方向に貫設されている。さらに上側中間ブロック2に
おける場合と同様にして、ブロック上端面39,39及びブ
ロック両側面40,40には弾性軟質止水材を嵌め込ませる
ための嵌込凹部(第3図においては省略されている)が
設けられるとともに、その外面部には防水性塗膜層(第
3図においては省略されている)が形成されている。
連結装置5は、第4図に示すごとく、アングル状をなす
上側連結部材41と下側連結部材42とを具える。該上側連
結部材41は、上側ブロック内面部19に形成された前記切
欠凹部20に嵌まり合う取付片43の下端において、内方に
向け突出する固定片45が折曲形成されるとともに、その
内面側の両側部位は控え片46,46により補強されてい
る。又取付片43には、切欠凹部20の底部に形成されたネ
ジ孔21と螺合しうる固定ボルト47を挿通させるためのボ
ルト孔49が穿設されるとともに、固定片45の中央部位に
は、連結ボルト50を挿通させるためのボルト孔51が穿設
されている。一方下側連結部材42は上側連結部材41と上
下略対称の形態に形成されており、下側ブロック内面部
33に設けられた切欠凹部35に嵌まり合う取付片52の上端
において、内方に向け突出する固定片53が折曲形成され
ている。又取付片52には、切欠凹部35の底部に形成され
たネジ孔36と螺合しうる固定ボルト55を挿通させるため
のボルト孔56が穿設されるとともに、固定片53の中央部
位には、前記連結ボルト50を挿通させるためのボルト孔
57が前記固定片のボルト孔51と位置合わせして穿設され
ている。なお、両固定片45,53の内方への突出長さは等
しいものとなされ、その突出長さは、後述のごとく中間
ブロック及び端面ブロックの接合によって内壁面通気空
間や内壁面断熱空間が形成された場合における該空間G
(第2図、第5図参照)内に納まるものとなされてい
る。
然して、第5図に示すごとく、下側中間ブロック3の立
上り壁上端面39,39と上側中間ブロック2の垂下壁下端
面23,23とが当接状態となるよう上下の嵌込凹部27,27間
に弾性軟質止水材26を介在させて両ブロックを重ね合わ
せ、かつ上側連結部材41の取付片43を切欠凹部20に嵌め
込んで後、該取付片43の切欠凹部20にボルト固定すると
ともに、同様の要領によって下側連結部材42の取付片52
を下側中間部材3に固定し、然る後、上下の連結部材4
1,42における挿通した固定片ボルト51,57に連結ボルト5
0を挿通させナット59を締付けると、上側中間ブロック
2と下側中間ブロック3とは、弾性軟質止水材26が圧縮
変形して接合部の水密が確保された状態で強固に接合せ
しめられ、これにより、第1図に示すごとき、箱形をな
すコンクリート型の中間部材6が構成される。
端面部材の構成 出入り用開口部を有する端面部材11aを形成する上側端
面ブロック7aは、第6図(a)(b)に示すごとく、前
記上側中間ブロック2の横断面形状と同一の横断面形状
を有する倒U字状部の一側面が、端面板部60により覆わ
れるごとく形成されており、頂面部61の両側部位には、
上側中間ブロック2に設けられている貫通孔22と連通す
る貫通孔22が幅方向に貫設されるとともに、該貫通孔22
は端面板部60の外面部に形成された凹陥部62に挿通せし
められている。又上側中間ブロック2における場合と同
様、上側ブロック内面部19には所要間隔をおいて切欠凹
部20が形成されかつ各々の切欠凹部の底部にはネジ孔21
が設けられている。又ブロック下端面の外側縁部分及び
ブロック他側面の外側縁部分には、前記と同様にして弾
性軟質止水材を嵌め込むための嵌込凹部が形成されてい
る(第6図においては省略されている)。又前記と同様
にしてその外面部には防水性塗膜層(第6図においては
省略されている)が形成されている。なお本実施例にお
いては、その頂面部に出入り用の開口部63が切欠形成さ
れている。
又端面部材11aを形成する下側端面ブロック7bは、出入
り用開口部63が形成されていないと仮定した場合におる
前記上側端面ブロックと上下略対称の形態に形成されて
おり、U字状部の一側面が端面板部65により覆われると
ともに、底面部66の両側部位には前記下側中間ブロック
3に形成されている貫通孔22と連通する貫通孔22が幅方
向に穿設され、該貫通孔22は端面板部65の外面部に形成
された凹陥部62に連通せしめられている。又下側ブロッ
ク内面部33には、前記上側端面ブロック7aにおける切欠
凹部20と対向するごとく切欠凹部35が形成されており、
その底部にはネジ孔36が設けられている。又前記と同様
にして弾性軟質止水材を嵌め込むための嵌込凹部が設け
られるとともに、外面部には防水性塗膜層が形成されて
いる。なお嵌込凹部及び防水性塗膜層は、第6図におい
て省略されている。
連結装置の構成は中間部材における場合と同様であり、
前記と同様の要領により上側端面ブロック7aと下側端面
ブロック7bとが該連結装置により水密に接合せしめられ
て、第1図に示すごとき端面部材11aが構成される。
窓開口部を有する他方の端面部材11bは、第7図(a)
(b)に示すごとく、前記した出入り用開口部を具える
端面部材11aと略同様の構成を有しており、その相違す
る点は、上側端面ブロック9aの頂面部69が平板体として
形成されており、又上側端面ブロック9aの端面板部70と
下側端面ブロック9bの端面板部71には、協働によって矩
形状の窓開口部13(第1図参照)を形成する切欠状開口
部72,73が形成されている点にある。
そして、該上側端面ブロック9aと下側端面ブロック9bと
を連結装置5によって接合部の水密を確保して連結する
ことにより、第1図に示すごとき端面部材11bが構成さ
れることとなる。
空堀用部材の構成 空堀用部材15は、第8図(a)(b)に示すごとく、底
面部75の両端において、端面部材11bの高さよりも稍低
い高さを有する立上り壁76,76を底面部75の両端部にお
いて対向状態で立設してなるU字状部の一側面を端面板
部77により覆うとともに、両立上り壁76,76の先端面79,
79及び底面部75の先端面80は、端面部材11bの端面板部
外面の両側縁部位及び下縁部位と当接するごとくなさ
れ、又底面部75の一端側には、集水部材81の貯水部81a
に連通する集水孔82が形成されている。
地下室及び空堀の構築要領 このような構成を有する中間部材6の複数個と両端の端
面部材11a,11bと空堀用部材15とは、第1〜2図に示す
ごとく、相互の水密が確保された状態で一体化され地下
室と空堀とが構築される。この構築要領をより詳しく説
明すれば以下のごとくである。
即ち、まず地下室及び空堀を構築すべき施工現場を所要
の深さに掘削してその底部にコンクリートを打設し、基
礎コンクリート部83を形成する。次に、該基礎コンクリ
ート部63の上面に中間部材6の複数個を連通状態で並置
するとともにその両端に端面部材11a,11bを配置するの
であるが、該中間部材6は、まず下側中間ブロック3を
基礎コンクリート部83の上面に設置した後、この下側中
間ブロック3上に上側中間ブロック2を載置するととも
に上下の連結部材41,42の取付片43,52を嵌込凹部20,35
に嵌込みボルト固定し、かつ両固定片45,53を連結ボル
ト50を用いて螺結して行う。端面部材11a,11bの組立要
領も同様である。中間部材6…及び端面部材11a,11b
は、連通状態にある夫々の貫通孔22に緊張鋼材35を挿通
させるとともに部材相互間には嵌込凹部部分に弾性軟質
止水材26を介在させて後該緊張鋼材85を緊締させ、中間
部材及び端面部材の全体を水密に一体化して地下室を構
築する。然る後空堀用部材15を、窓開口部を有する端面
部材11b側において基礎コンクリート部83の上面に載置
し、その際底面部75の集水孔82が集水部材81の貯水部81
a(第8図(b)参照)に連通するごとくなし、かつ空
堀用部材15と端面部材11bとの接合面間に弾性軟質止水
材を介在させ、アングル状をなす連結部材86を用いて内
面側において両部材を水密に一体化する。なお、第9図
は中間部材の底面部相互の接合状態あるいは中間部材の
底面分と端面部材の底面部との接合状態を示し、又第10
図は中間部材の頂面部相互の接合状態若しくは中間部材
の頂面部と端面部材の頂面部との接合状態、又は中間部
材の立上り壁相互の接合状態若しくは中間部材の立上り
壁と端面部材の立上り壁との接合状態を示し、又第11図
は端面部材と空堀用部材との接合状態を示すものであ
る。
その後、窓開口部13にはサッシュ87を取付けるとともに
これに適数本のガラス障子を取付け、又地下室内の底面
や側面あるいは上面には、根太や胴縁あるいは野縁等と
しての下地材89を介在させて床板や壁板あるいは天井板
等としての内装板90を張設し、該内装板90と地下室の底
面や側面あるいは上面との間に通気用や断熱用の空間G
を形成する。又出入り用開口部12には階段(図示せず)
が取付けられる。
(考案の効果) 本考案によれば、 小型化した各ブロックを施工現場まで容易に運搬す
ることができるのはもとより、その組み立てに際して
は、上側連結部材と下側連結部材を夫々ブロックに止め
付けるときに、1本の固定ボルトを用いるにもかかわら
ず、その連結部材がボルトの回動動作によって共回りす
ることがない。従って、片手操作でも容易、且つ迅速に
ボルトの締め付け作業を行い得る。
そして、この共回り防止のための構造であるブロッ
クの切欠凹部を位置決めにも利用できるため、上側連結
部材と下側連結部材の止め付けの位置合わせに苦労しな
くても済むという利点もある。
又本考案によるときは、部品点数を最小限にできる
ため経済性向上を期しうる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本考案に係る組立式地下室の一実施例を示
す一部欠切斜視図、第3図は中間部材を構成する上下の
ブロックを示す斜視図、第4図は連結装置を示す分解斜
視図、第5図はブロック相互を連結装置により連結した
状態を示す断面図、第6図(a)(b)は出入り用開口
部を有する端面部材を構成する上下のブロックを示す斜
視図、第7図(a)(b)は窓開口部を有する端面部材
を構成する上下のブロックを示す斜視図、第8図(a)
(b)は空堀用部材を集水部材とともに示す斜視図、第
9図は中間部材の底面部相互の接合状態あるいは中間部
材の底面部と端面部材の底面部との接合状態を示す断面
図、第10図は中間部材の頂面部相互の接合状態若しくは
中間部材の頂面部と端面部材の頂面部との接合状態、又
は中間部材の立上り壁相互の接合状態若しくは中間部材
の立上り壁と端面部材の立上り壁との接合状態を示す断
面図、第11図は端面部材と空堀用部材との接合状態を示
す断面図である。 1……組立式地下室、2……上側中間ブロック、3……
下側中間ブロック、5……連結装置、6……中間部材、
7a,7b……上側端面ブロック、9a,9b……下側端面ブロッ
ク、10……接合中間体、11a,11b……端面部材、12……
出入り用開口部、19……上側ブロック内面部、33……下
側ブロック内面部、41……上側連結部材、42……下側連
結部材、43……取付片、45……固定片、52……取付片、
53……固定片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−210128(JP,A) 実開 昭62−188197(JP,U) 実開 昭61−197102(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に分割されたブロック相互を連結装置
    5により接合して構築される組立式のコンクリート製地
    下室であって、 前記連結装置5は、アングル状をなす上側連結部材41と
    下側連結部材42とを具え、該上側連結部材41は、上側に
    位置するブロックの内面部19の下縁部分に形成された切
    欠凹部20に嵌まり合いかつ該切欠凹部20において、一本
    の固定ボルトを以てボルト固定される取付片43の下端
    に、内方に向け突出する固定片45を折曲形成してなり、
    一方下側連結部材42は、下側に位置するブロックの内面
    部33の上縁部分に前記切欠凹部20と対向するごとく形成
    された切欠凹部35に嵌まり合いかつ該切欠凹部35におい
    て、一本の固定ボルトを以てボルト固定される取付片52
    の上端に、内方に向け突出する固定片53を折曲形成して
    なり、両固定片45,53は、その当接状態において螺結さ
    れるようになされており、 前記取付片43と固定片45には、夫々一個のボルト孔が穿
    設され、又前記切欠凹部20,35には、取付片のボルト孔
    を挿通する前記固定ボルトを螺合させるためのネジ孔が
    形成されていることを特徴とする組立式のコンクリート
    製地下室。
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