JPH0726422Y2 - 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室 - Google Patents

地下室部材及びそれを用いた組立式地下室

Info

Publication number
JPH0726422Y2
JPH0726422Y2 JP1259991U JP1259991U JPH0726422Y2 JP H0726422 Y2 JPH0726422 Y2 JP H0726422Y2 JP 1259991 U JP1259991 U JP 1259991U JP 1259991 U JP1259991 U JP 1259991U JP H0726422 Y2 JPH0726422 Y2 JP H0726422Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basement
bottom plate
opening
concrete
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1259991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04105135U (ja
Inventor
志伸 小林
彰 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokukon Co Ltd
Original Assignee
Hokukon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokukon Co Ltd filed Critical Hokukon Co Ltd
Priority to JP1259991U priority Critical patent/JPH0726422Y2/ja
Publication of JPH04105135U publication Critical patent/JPH04105135U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0726422Y2 publication Critical patent/JPH0726422Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大引として機能する大
引突部を底板の上面に具えた地下室部材に関するもので
あり、又それを用いて構築された組立式地下室に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の組立式地下室は、図15に示すご
とく、両端開口の角筒状をなすコンクリ−ト製の中間部
材aの複数個を端部において連結することにより中間体
bを形成し、この中間体bの一端に端部材cを連結する
とともに中間体bの他端には空堀部材dを連結すること
により地下室本体eを構築し、その天井部fには、実線
で示すように一個のブロックの頂板に又は一点鎖線で示
すように二個のブロックの頂板に亘って、出入り用の開
口部gを設けていた。又地下室の床部hの施工は、図1
6に示すように、地下室構成部材の連結によって構成さ
れた地下室本体iの底部上面jに大引kを並設状態に載
置して後、この大引k上に、根太mを大引と直交する状
態にあるいは縦横に配置し、この根太m上に床板nを張
設することにより行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】地下室の床下の空間は
換気が不十分となりがちで空間底部に結露水が溜まりや
すい。しかるに前記した従来地下室の床構造において
は、大引がコンクリート面上に直接載置されていため、
結露水との接触によって大引が腐食し易い問題があっ
た。
【0004】又、プレキャスト製品としての地下室部材
の組合せによって地下室を構築せんとする狙いは、省力
化を図って工期の短縮を達成せんとするものであるが、
床部の施工を例にとれば、従前通り大引を配置する作業
から始められており、組立式地下室全体としての施工性
を考えた場合、省力化に関して改善の余地があった。
【0005】又、組立式地下室の構築に用いられる中間
部材は重量物であったことから、運搬時や組立時等にお
ける部材取扱いに関して、その容易化が求められてい
た。
【0006】さらに、出入り用開口部の形成に関して言
えば、それを図15において実線で示すごとく一個のブ
ロックに設ける場合には、その大きさやその形成部位に
制約が伴う問題があった。又例えば図15において一点
鎖線で示すごとく、複数個の中間部材に亘って開口部を
大きく設けんとする場合には、開口部形成部位が強度的
に不安定化する恐れがあった。このような大きな開口部
を設けるときには、幅の大きい中間部材を用いればよい
とも考えられるが、部材が大きくなる程その重量が増し
て取扱いが困難となる問題が生ずる。
【0007】本考案は、係る問題点を解決しうる地下室
部材の提供を目的とし、又それを用いた組立式地下室の
提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る地下室部材
1の一(請求項1記載の地下室部材)は、底板9の長手
方向両端に側板10,10が立設されてなる、幅方向両
端部及び上端部が開口したU字状を呈し、上端の開口部
は蓋部材7によって閉蓋可能となされており、又底板9
の上面には、大引として機能する大引突部15が所要間
隔をおいて一体に突出形成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】又本考案に係る地下室部材1の他(請求項
2記載の地下室部材)は、底板9の長手方向両端に側板
10,10が立設されてなるU字部51の外端が端面板
52により覆われた、内端及び上端が開口した箱状を呈
し、その上端の開口部は蓋部材7によって閉蓋可能とな
されており、又底板9の上面には、大引として機能する
大引突部15が所要間隔をおいて一体に突出形成されて
いることを特徴とするものである。
【0010】前記二種の地下室部材において、大引突部
15は、底板の幅方向に延びる突条として形成しかつ該
突条が底板の長さ方向に並設されたものとし、又隣合う
大引突部間を排水溝16とするのがよい。
【0011】本考案に係る前記二種の地下室部材1,1
において、対向する側板10,10の内面11,11は
垂直な面として形成するのがよい。
【0012】又本考案に係る組立式地下室1は、大引突
部15が底板の幅方向に延びる突条として形成されてな
る請求項1記載の地下室部材2を用いて次のように構成
されている。即ち該組立式地下室1は、大引突部15が
底板の幅方向に延びる突条として形成されてなる請求項
3記載の地下室部材2の複数個が、その幅方向の端部に
おいて水密に連結されることにより連結中間体3が形成
されてなる。そして該連結中間体3の一端部にはその端
部開口を覆うごとく板状をなすコンクリート製の端部材
5が水密に連結される一方、連結中間体の他端部には、
内端部及び上端部が開口状態にありかつ底板9の側方部
に位置させて貯水凹部30が凹設されてなるコンクリー
ト製の空堀部材6が水密に連結されている。又各地下室
構成部材2の各々の排水溝16は地下室構成部材の連結
方向に連通せしめられており、この連通状態の排水溝1
6aが空堀41に開口するようになされている。又各地
下室部材の上端の開口部は板状をなすコンクリ−ト製の
蓋部材7によって水密に閉蓋されていることを特徴とす
るものである。
【0013】本考案に係る組立式地下室1は、前記端部
材5に代えて請求項4記載の地下室部材2を用いること
によっても構成される。図12〜13は、該地下室部材
1と請求項2記載の地下室部材1の連結状態を説明する
ものである。
【0014】
【作用】然して地下室の床部施工に際しては、大引突部
15が大引として機能して根太47を支持する。特に大
引突部15が底板の幅方向に延びる突条として形成さ
れ、隣合う大引突部間に形成された排水溝16が連通状
態にありそれが空堀41に開口するごとくなされている
ときには、各部材の連結によって構築された地下室本体
の壁面に結露水が付着して流下した場合、この結露水
は、連通状態の排水溝16aを流下して空堀41に順次
排出される。
【0015】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0016】図1は本考案に係る地下室1を示すもので
あり、地下室部材2の複数個を水密に連結して形成され
た連結中間体3の一端部に端部材5を水密に連結する一
方、連結中間体3の他端部には空堀部材6を水密に連結
し、又各地下室部材の上端の開口部は蓋部材7によって
水密に閉蓋し、これによって図2に示す地下室本体8を
構築し、該地下室本体8の内部を所要に仕上げてなるも
のである。これを具体的に説明すれば以下のごとくであ
る。
【0017】地下室部材2は、図3に示すごとく、底板
9の長手方向両端に側板10,10が立設されてなる、
幅方向両端部及び上端部が開口したU字状をなす一体成
形されたコンクリート製ブロックとして製作されてい
る。そして、両側板10,10の内面11,11は垂直
な面として形成されるとともに、その上端部の外縁部分
には係合凹部12,12が欠切形成されており、又該側
板10,10の上下端には連結用の貫通孔13が形成さ
れている。又上端の開口部は、平板状をなす蓋部材7に
よって閉蓋可能となされるとともに、底板9の上面に
は、底板の幅方向に延びる台形状突条としての大引突部
15が底板の長さ方向に並設されており、隣合う大引突
部15,15間は排水溝16とされている。
【0018】端部材5は、図4に示すごとく、矩形板状
をなしその上端部の外縁部分にはコ字状に係合凹部12
が切欠形成されてなるコンクリート製のものである。又
その四隅部には、地下室部材2の貫通孔と連通しうる貫
通孔13が設けられている。
【0019】前記蓋部材7は、本実施例においては、地
下室部材2の底板9の幅に等しい幅寸法を有する図5の
板状の幅狭蓋19と、地下室部材2の底板幅の3倍の寸
法に端部材7の厚みを加えた幅寸法を有する図6の板状
の幅広蓋20の二種類からなり、共にコンクリート製の
ものであり、幅広蓋20に関しては、その一側寄り部位
に出入り用開口部21が大きく開穿されている。又これ
らの板状蓋は、その下面部両側部分に、地下室部材2の
側板10,10の上端に設けられている係合凹部12と
嵌合する係合突部22が設けられている。そしてこれら
の板状蓋は、図2、図7に示すごとく、その係合突部2
2が係合凹部12と嵌合して地下室部材の上端開口部を
閉蓋した状態とされ、かつ該板状蓋は、その両側部分に
並設されているボルト孔23を貫通しかつ地下室部材2
の側板10上端に並設されている対応するネジ孔25に
螺合するボルト26を以て、地下室部材2に固定されて
いる。
【0020】又空堀部材6は、図2、図9に示すごと
く、内端部及び上端部が開口状態にありかつ底板27の
側方部には、貯水部材28の凹部29に連通する集水孔
31が設けられてなるコンクリート製ブロックであり、
本実施例においては、図2に示すごとく端部で水密に連
結される2個の空堀U字部材32,32と、外側に位置
する空堀U字部材の端部開口を水密に覆う空堀端部材3
3とを具える。該空堀U字部材32は、図8に示すごと
く、底板27の長手方向両端に側板35,35が立設さ
れてなる、幅方向両端部及び上端部が開口したU字状を
呈し、底板27には、集水孔31を形成する切欠36が
設けられている。又両側板35,35の上下端には、前
記地下室部材2の貫通孔と連通しうる貫通孔13が設け
られている。又空堀端部材33は、外側に位置する空堀
U字部材の端部開口を覆う矩形板状を呈しかつその四隅
部には、空堀U字部材32の貫通孔と連通しうる貫通孔
13が設けられてなる。
【0021】以上のような構成を有する各部材は、相互
の水密が確保された状態で連結一体化され、図2に示す
地下室本体8が構築される。
【0022】その構築要領の一例を図1〜2、図7、図
9〜10によって説明すれば、まず地下室を構築すべき
施工現場を所要の深さに掘削してその底部にコンクリー
トを打設し、基礎コンクリート部37を形成する。該基
礎コンクリート部37の所要部位には貯水部材28を納
設するための凹所39が形成される。次に該基礎コンク
リート部37の上面に、地下室部材2の複数個(本実施
例においては4個)を連通状態で並置するとともに、そ
の一端には端部材5を配置し、その他端には、集水孔3
1を貯水部材28の凹部29に連通させて、2個の空堀
U字部材32,32及び空堀端部材33を配置する。
【0023】然る後、各部材の連通状態にある夫々の貫
通孔13に図2に示すごとく緊張鋼材40を挿通させ、
かつ部材相互間には図示しない弾性軟質止水材を介在さ
せ、該緊張鋼材40を緊締して各部材の全体を水密に一
体化する。これによって、各地下室部材の各々の排水溝
16は、地下室部材の連結方向に連通せしめられ、この
連通する排水溝16aは空堀41に開口した状態となる
(図2参照)。その後、空堀41に隣合う地下室部材2
aの上端の開口部は、図2、図7に示すごとく、係合凹
部12と係合突部22との嵌合によって幅狭蓋19によ
り閉蓋され、又それに連なる3個の地下室部材の上端の
開口部も、係合凹部17と係合突部22との嵌合によっ
て幅広蓋20により閉蓋され、夫々、図7に示すごとく
地下室部材10にボルト26を以て固定される。なお係
合凹部と係合突部は上下逆の態様で形成されることもあ
る。
【0024】このように構築された地下室本体8におい
ては、図10、図1に示すごとく床部42や壁部43、
天井部45又窓部46が所要に仕上げられて例えば居室
とされるのであるが、これらの施工が完了するまでの間
において、地下室内面に結露が発生しそれが流下した場
合、結露水は前記連通状態の排水溝16aより空堀41
に順次排出されることとなる。
【0025】ここで床部42の施工要領について説明す
れば、地下室部材2が、大引として機能する大引突部1
5を具えるため、例えば図10〜11に示すように、該
大引突部15の上面長手中央部分に根太47を夫々載置
しかつ隣合う大引突部15,15間に所要間隔をおいて
根太47を架け渡し、その後根太間に断熱材49を挿入
して床板50を張設することにより床部42を仕上げ
る。
【0026】図12は、本考案に係る地下室部材2の他
の実施例を示すものであり、底板9の長手方向両端に側
板10,10を立設してなるU字部51の外端が端面板
52により覆われた、内端部及び上端部が開口した箱状
を呈するコンクリート製のブロックとして構成されてお
り、前記実施例における場合と同様、両側板10,10
の内面11,11は垂直な面として形成されるととも
に、その上端部の外縁部分にはコ字状の係合凹部12が
欠切形成されており、又該側板10,10の上下端には
連結用の貫通孔13が形成されている。又上端の開口部
は、平板状をなす蓋部材7によって閉蓋可能となされる
とともに、底板9の上面には、底板9の幅方向に延びる
台形状突条としての大引突部15が底板の長さ方向に並
設されており、隣合う大引突部15,15間は排水溝1
6とされている。図13は、該地下室部材2と前記実施
例に係る地下室部材2との連結状態をその閉蓋状態にお
いて示す部分図である。
【0027】図14は地下室部材2の他の実施例を示す
ものであり、大引突部15が、間隔をおいて底板9に並
設されてなり、大引突部相互間に排水溝16が形成され
ている。
【0028】なお本考案に係る地下室部材は、空堀を具
えない組立式地下室の構築に応用されることもある。
【0029】
【考案の効果】本考案は以下のごとき優れた効果を奏す
る。 本考案に係る地下室部材は、底板の上面部に大引と
して機能する大引突部を一体に具えている。そのため、
地下室本体の床施工に際して大引の設置を省略でき、該
大引突部上に根太を配置することにより直ちに床板を張
設することができる。従って、地下室本体を構築した後
における床部施工の能率化を達成でき、地下室本体が組
立式であることと相俟って地下室全体としての施工性向
上を図りうる。
【0030】 大引突部の上面は地下室部材の底板上
面よりも一段高くなっているため、床下空間に結露が発
生しても根太が結露水の影響を受けにくく、安定した床
部を形成することができる。
【0031】 本考案に係る地下室部材が、上端部が
開口したU字状を呈するごとく構成されるときには、図
15に示す従来の角筒状をなす部材に比べて重量の軽減
が図られるため、運搬時や組立時における部材の取扱い
が容易となる。
【0032】 地下室部材の上端開口部を別製の蓋部
材によって閉蓋する構成を採用するため、連結された複
数部材の上端開口部を一枚の蓋部材を以て閉蓋すること
が可能となる。従って、地下室の天井部に出入り用開口
部を設ける場合には、開口部の大きさやその形成部位に
関しての自由度が従来に比して大きく、しかも安定した
開口部を形成することができる。例えば図1に示すごと
き、三個の地下室部材に亘る大きな出入り用開口部であ
っても、それを安定的に形成しうる。
【0033】 又地下室部材は、上端部が開口した、
U字状をなし又は箱状をなすため、底板に大引突部が形
成されるものではあっても、金型構造が簡素であり、部
材の製作が容易である。
【0034】 特に、地下室部材の対向する側板の内
面が垂直な面として形成されるときには、図10に示す
ごとく、天井をフラットな面として形成することができ
るとともに、天井板の張設によって形成された天井空間
部(空間部の間隙は通常10cm程度に設定される)を、
その端の部分をも含めて配管等のために有効に活用する
ことができる。
【0035】ちなみに、側板と頂板との接続部分が傾斜
面Aとして形成されていた、図16に示す従来の角筒状
をなす地下室構成部材(中間部材a)を用いて地下室を
構築した場合には、天井空間部の間隙が通常10cm程度
と比較的小さかったことから、構築された地下室の天井
部の両縁部分B,Bはこの傾斜面Aに沿って傾斜したも
のとならざるを得なかったのであり、地下室の天井部分
が見栄えよく仕上がらない問題があった。又、配管に好
都合な場所である天井空間部の端の部分を有効に活用で
きない問題があったのである。
【0036】 地下室部材の底板に設けられる大引突
部が、底板の幅方向に延びる突条として形成され、隣合
う大引間に排水溝が形成されるときには、各地下室部材
の各々の排水溝は地下室部材の連結方向に連通したもの
となり、その端部は空堀に開口する。そのため、地下室
本体の構築後、床部等の室内の仕上げがなされるまでの
間において、本体壁面に付着した結露水が流下した場
合、結露水をこの連通状態の排水溝より空堀に順次排出
させうることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】地下室本体を示す一部欠切斜視図である。
【図3】地下室部材を示す斜視図である。
【図4】端部材を示す斜視図である。
【図5】蓋部材を示す斜視図である。
【図6】蓋部材を示す斜視図である。
【図7】蓋部材の固定状態を示す断面図である。
【図8】空堀U字部材を示す斜視図である。
【図9】空堀の貯水凹部部分における断面図である。
【図10】地下室を示す断面図である。
【図11】床施工の要領を説明する斜視図である。
【図12】地下室部材の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図13】箱状の地下室部材とU字状の地下室部材との
連結状態の一部分を示す斜視図である。
【図14】地下室部材の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図15】従来の組立式地下室を示す斜視図である。
【図16】従来の組立式地下室を示す断面図である。
【符号の説明】
1 地下室 2 地下室部材 3 連結中間体 5 端部材 6 空堀部材 7 蓋部材 8 地下室本体 9 底板 10 側板 15 大引突部 16 排水溝 16a 連通状態の排水溝 27 底板 40 貯水凹部 41 空堀

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板9の長手方向両端に側板10,10
    が立設されてなる、幅方向両端部及び上端部が開口した
    U字状を呈し、上端の開口部は蓋部材7によって閉蓋可
    能となされており、又底板9の上面には、大引として機
    能する大引突部15が所要間隔をおいて一体に突出形成
    されていることを特徴とするコンクリート製の地下室部
    材。
  2. 【請求項2】 底板9の長手方向両端に側板10,10
    が立設されてなるU字部5の外端が端面板52により覆
    われた、内端部及び上端部が開口した箱状を呈し、その
    上端の開口部は蓋部材7によって閉蓋可能となされてお
    り、又底板9の上面には、大引として機能する大引突部
    15が所要間隔をおいて一体に突出形成されていること
    を特徴とするコンクリート製の地下室部材。
  3. 【請求項3】 大引突部15は、底板の幅方向に延びる
    突条として形成され、底板の長さ方向に並設されてお
    り、隣り合う大引突部間は排水溝16とされている請求
    項1記載の地下室部材。
  4. 【請求項4】 大引突部15は、底板の幅方向に延びる
    突条として形成され、底板の長さ方向に並設されてお
    り、隣り合う大引突部間は排水溝16とされている請求
    項2記載の地下室部材。
  5. 【請求項5】 対向する側板10,10の内面11,1
    1は垂直な面として形成されている請求項1記載の地下
    室部材。
  6. 【請求項6】 対向する側板10,10の内面11,1
    1は垂直な面として形成されている請求項2記載の地下
    室部材。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の地下室部材2の複数個が
    その幅方向の端部において水密に連結され、これによっ
    て形成された連結中間体3の一端部にはその端部開口を
    覆うごとく板状をなすコンクリート製の端部材5が水密
    に連結される一方、連結中間体3の他端部には、内端部
    及び上端部が開口しかつ底板27の側方部には貯水凹部
    30が凹設されてなるコンクリート製の空堀部材6が水
    密に連結されており、又各地下室部材2の各々の排水溝
    16は地下室部材の連結方向に連通せしめられこの連通
    状態の排水溝16aが空堀41に開口するようになされ
    ており、又各地下室部材の上端の開口部は板状をなすコ
    ンクリート製の蓋部材7によって水密に閉蓋されている
    ことを特徴とする組立式地下室。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の地下室部材2の複数個が
    その幅方向の端部において水密に連結され、これによっ
    て形成された連結中間体3の一端部にはその端部開口を
    覆うごとく請求項4記載の地下室部材1の内端部が水密
    に連結される一方、連結中間体3の他端部には、内端部
    及び上端部が開口しかつ底板27の側方部には貯水凹部
    30が凹設されてなるコンクリート製の空堀部材6が水
    密に連結されており、又各地下室部材2の各々の排水溝
    16は地下室部材の連結方向に連通せしめられこの連通
    状態の排水溝16aが空堀41に開口するようになされ
    ており、又各地下室部材の上端の開口部は板状をなすコ
    ンクリート製の蓋部材7によって水密に閉蓋されている
    ことを特徴とする組立式地下室。
JP1259991U 1991-02-13 1991-02-13 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室 Expired - Fee Related JPH0726422Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1259991U JPH0726422Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1259991U JPH0726422Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04105135U JPH04105135U (ja) 1992-09-10
JPH0726422Y2 true JPH0726422Y2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=31746636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1259991U Expired - Fee Related JPH0726422Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0726422Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1025750A (ja) * 1996-07-09 1998-01-27 Sekisui House Ltd ユニット式地下室

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04105135U (ja) 1992-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6164035A (en) Reinforced foam block wall
US4439967A (en) Apparatus in and relating to building formwork
US6907704B2 (en) Interlocking mortarless load bearing building block system
US4573301A (en) Interlocking building blocks
US6321496B1 (en) Insulated form assembly for a poured concrete wall
US3001613A (en) Interlocking metal building panel
US6508038B2 (en) Modular tenon and slot mortise building blocks for habitable shelters
JPH0726422Y2 (ja) 地下室部材及びそれを用いた組立式地下室
GB1600045A (en) Structure made of pre-fabricated elements
US4183185A (en) Prefabricated modular building
GB2443630A (en) A method of building and a plate for buiding use
JPH0247142Y2 (ja)
JPH0346030Y2 (ja)
JPH0743179Y2 (ja) 組立式のコンクリート製地下室
JPH0728262Y2 (ja) 建築物の床構造
JP2001027038A (ja) デッキ材及び溝カバー部材付デッキ材
JP4591769B2 (ja) プレキャストコンクリート自由勾配側溝
JPH0726423Y2 (ja) 受水槽納設用の組立式受水槽室
JP3098989B2 (ja) 側溝用ブロック
JPH0756354Y2 (ja) 複合地下室
JPH0139779Y2 (ja)
KR100794556B1 (ko) 건축물 내부 벽체구조
JPS6036643Y2 (ja) 換気構造を有する煉瓦壁
JPH0674026U (ja) ケ−ブル配線用の枠体及び箱体
JPS644987Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees