JPH0344507Y2 - - Google Patents

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JPH0344507Y2
JPH0344507Y2 JP2745886U JP2745886U JPH0344507Y2 JP H0344507 Y2 JPH0344507 Y2 JP H0344507Y2 JP 2745886 U JP2745886 U JP 2745886U JP 2745886 U JP2745886 U JP 2745886U JP H0344507 Y2 JPH0344507 Y2 JP H0344507Y2
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JP
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case
bracket
edge
fixed
recess
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JP2745886U
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JPS62139615U (ja
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Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プラスチツク製で、例えばブロー成
形にて成形される中空2重構造のケース等、断面
形状が凹状になつており、かつその凹部の縁部内
側にパネル等の他の部材を固着するようにしたプ
ラスチツク製断面凹状部材に関するものである。
従来の技術 従来の上記プラスチツク製断面凹状部材(以下
単にケースと略称する)はその成形上、リセス内
側にアンダカツト部が生じるのを防ぐため、リセ
スの内側にパネル取付用のブラケツトを突設する
ことができなかつた。
そのため、凹状部にパネルを固着する場合、第
5図に示すように、ケースaの開放部縁の幅を広
くして、この部分にパネルbをリベツトcにて固
着するか、第6図に示すように、ケースa′の開放
部縁に外側へ突出するフランジ(あるいはブラケ
ツト)dを設け、このフランジdにパネルb′をリ
ベツトcにて固着するようになつていた。
考案が解決しようとする問題点 第5図に示す従来例のものにあつては、凹状部
の縁部の壁が実質的に厚くなつてしまい、外側寸
法に対してリセス容積が小さくなつてしまう。ま
たケースaが中空2重構造である場合、図に示す
ように、その端面にリベツト固着されるため、リ
ベツトcによる固着強度が充分とれなかつた。
一方第6図に示す従来例のものは、外側にフラ
ンジ(あるいはブラケツト)dが外側へでつぱる
ので、収納容積に比較して外側寸法が大きくなつ
てしまう。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は上記のことにかんがみなされたもの
で、ケース等プラスチツクにて成形される断面凹
状部材の内側に、その成形時にアンダカツトの制
約を受けることなしにブラケツトを強固に突設す
ることができ、また収納容積に比較して外側寸法
を小さくした状態でブラケツトを突設できるよう
にしたプラスチツク製断面凹状部材を提供しよう
とするもので、その構成は、断面形状が凹状にな
つたケース等のプラスチツク部材の縁部の外側
に、ヒンジ部を介して縁部の外側から内側にわた
つて反転可能にしてブラケツトを一体成形により
突設し、このブラケツトを縁部内側に反転固着し
た構成となつており、成形時に凹状部材の外側に
一体成形により成形されたブラケツトを内側へ反
転固着することにより、凹状部材の内側にブラケ
ツトが突設された状態となる。
実施例 本考案の実施例を第1図から第4図に基づいて
説明する。
第4図において、1は収納用の凹部2を有する
ケースであり、3はその凹部2を閉じるパネルで
ある。上記ケース1はブロー成形により成形され
た中空2重壁構造となつている。4はケース1の
縁部に一体成形されるブラケツトであり、このブ
ラケツト4は第1図に示すように、ケース1の縁
部の外縁に薄肉状にしたヒンジ部5を介してケー
ス1の外側に突出させて成形されている。このブ
ラケツト4はヒンジ部5によつてケース1の内側
に折り曲げられるようになつていて、内側へ折り
曲げた状態で反転され、その下面がケース1の縁
面と同一面状となるようになつている。このため
ケース1の内側には上記反転したブラケツト4の
上面が係合する嵌合凹部1aが設けられている。
ブラケツト4の上面にはケース1の側壁6に沿う
舌片7が突設してあり、反転したブラケツト4は
この舌片7と側壁6とはボルト(あるいはリベツ
ト)8にて固着するようにしてある。9はブラケ
ツト4とパネル3とを固着するリベツト10が貫
通する穴である。
上記ブラケツト4はケース1の成形時に、ケー
ス1の外側に成形されるから、ケース1内にアン
ダカツトが生じることなく成形される。またケー
ス1が図に示すように中空2重壁構造である場
合、ブラケツト4は2重壁を押しつぶした厚肉と
なつている。またこのブラケツト4はケース1の
開放部の縁部に必要個数だけ設けられる。反転し
たブラケツト4とケース1との固着はリベツトや
ボルトによることなく、接着剤にて固着してもよ
い。
上記構成において、各ブラケツト4を凹部2の
内側へ反転してそれぞれの舌片7をケース1の側
壁6にボルト8にて固着することにより、ケース
1の凹部内側に複数個のブラケツト4が突設され
る。この状態でパネル3をリベツト(あるいはボ
ルト)10にて固着する。
上記実施例ではブラケツト4をケース1の側壁
6に固着する例を示したが、側壁が近くにない部
分にブラケツトを設ける場合には第2図に示すよ
うに、ケース1の内面に嵌合凹部1bを設け、こ
れに嵌合する舌片7′をブラケツト4′に突設し、
この舌片7′をケース1側にリベツト等にて固着
する。
なお反転したブラケツト4,4′とケース1と
は接着剤にて固着するようにしてもよい。
考案の効果 本考案によれば、ケース1等プラスチツク製断
面凹状部材の内側に、その成形時にアンダカツト
の制約を受けるこなしにブラケツト4,4′を強
固に突設することができ、また収納容積等内側凹
部空間に比較して外側寸法を小さくした状態でブ
ラケツトを突設することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図、第2図は要部の異なる実施例を示す
斜視図、第3図はケースの一例を示す斜視図、第
4図はケースの断面図、第5図、第6図は従来例
を示す断面図である。 1はケース、2は凹部、4,4′はブラケツト、
5はヒンジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状が凹状になつたケース1等のプラスチ
    ツク部材の縁部の外側に、ヒンジ部5を介して縁
    部の外側から内側にわたつて反転可能にしてブラ
    ケツト4,4′を一体成形により突設し、このブ
    ラケツト4,4′を縁部内側に反転固着したこと
    を特徴とするプラスチツク製断面凹状部材。
JP2745886U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0344507Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2745886U JPH0344507Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2745886U JPH0344507Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62139615U JPS62139615U (ja) 1987-09-03
JPH0344507Y2 true JPH0344507Y2 (ja) 1991-09-19

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ID=30829505

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JP2745886U Expired JPH0344507Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6858043B2 (ja) * 2017-03-22 2021-04-14 古河電気工業株式会社 樹脂成形体

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JPS62139615U (ja) 1987-09-03

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