JPH08240084A - パネルシャッターのパネル取付構造 - Google Patents
パネルシャッターのパネル取付構造Info
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- JPH08240084A JPH08240084A JP4272195A JP4272195A JPH08240084A JP H08240084 A JPH08240084 A JP H08240084A JP 4272195 A JP4272195 A JP 4272195A JP 4272195 A JP4272195 A JP 4272195A JP H08240084 A JPH08240084 A JP H08240084A
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Abstract
に、互いを強固に固定させ、パネル板と連結用框枠との
分離のおそれを防止する。 【構成】 方形平板状のパネル板3の上縁部3a及び下
縁部3bに固設されるとともに、連結用框枠4に形成さ
れるパネル板3の縁部3a,3bに沿った溝状の係合凹
部5内に収容される結合部材8を具備し、結合部材8に
爪片10を設け、係合凹部5に係合溝6を設けて、互い
に係合させて、結合部材8が連結用框枠4とパネル板3
の縁部3a,3bとの間に介設されて、互いを固定させ
スラット2を構成させる。
Description
口部に設置されるパネルシャッターにおいて、パネル板
の縁に框枠を取り付けるパネル取付構造に関するもので
ある。
示すように、パネル板3の上下両縁部に連結固定した連
結用框枠4を、互いに屈折可能に連結して、全体とし
て、シャッターカーテンを構成しているので、シャッタ
ー収納部へのカーテン巻き込み、あるいは、折り畳み収
納に際して、無理な荷重が、パネル板3と連結用框枠4
との接続箇所に掛かり、また、シャッター使用時すなわ
ちカーテンの開閉時には、重力作用で、パネル板3と框
枠4とが、その接続部分に自重による引張力を受けるの
で、図10に示すように、パネル板3の上下縁の両側面
側に蟻溝31を形成し、框枠4の嵌合溝41の開口縁に
形成した突条42を、蟻溝31に係合させる構造とする
か、図11に示すように、パネル板3の上下縁32のみ
を厚くして、これを嵌合溝41に嵌合した際に、嵌合溝
41の開口縁42で係止して、十分な連結強度を保たせ
る構造としていた。
た従来のパネル取付構造では、前者の係合構造の場合に
は、パネル板3を、蟻溝31を形成するに足る相当な厚
さにしなければならず、また、後者の構造の場合には、
縁32の厚さからパネル板3を削り出しするか、成形型
を用いて、パネル板3を、その特異な断面になるよう
に、個々に成形しなければならない。すなわち、従来の
パネル取付構造では、既存品の平板をそのままパネル板
3として使用できず、成形の段階からパネル板の形状を
決定し成形させなければならないことから、全体のコス
ト高を招くことになるという欠点を有している。
は、左右方向に長尺なパネル板3が使用されるが、この
長尺なパネル板では、パネル板自信の自重や風などの外
力によって框枠4が撓んでしまうおそれがあり、パネル
板3と上下框枠4が分離してしまうおそれがあるという
欠点がある。
めに、パネル板と框枠とを容易に結合させるとともに、
互いを強固に固定させることができるパネルシャッター
のパネル取付構造を提供することを目的としている。
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のパネルシャッターのパネル取付構造
は、方形のパネル板3の上下縁部にそれぞれ連結用框枠
4が設けられるパネルシャッター1のパネル取付構造に
おいて、前記パネル板3の上縁部3a及び下縁部3bに
固設されるとともに、前記連結用框枠4に形成される前
記パネル板3の縁部3a,3bに沿った溝状の係合凹部
5内に収容される結合部材8を具備し、該結合部材8と
前記係合凹部5に、爪片10と係合溝6とが互いに係合
しあう組み合わせで設けられ、該結合部材8が前記連結
用框枠4と前記パネル板3の縁部3a,3bとの間に介
設されて、互いを固定することを特徴としている。
にそれぞれ固設される結合部材8を、連結用框枠4に形
成される溝状の係合凹部5に収容させるとともに、この
結合部材8と係合凹部5に設けられる互いに係合しあう
爪片10と係合溝6によって、結合部材8が前記連結用
框枠4と前記パネル板3の縁部3a,3bとの間に介設
された状態で、互いが固定される。
しながら具体的に説明する。本発明に係わるパネルシャ
ッター1は、パネル板3の上下縁部3a,3bに、それ
ぞれ連結用框枠4を接続したパネル構造体であるスラッ
ト2を、図1に示すように、多数連結して構成したもの
であり、このパネルシャッター1を構成するために、上
下の各連結用框枠4には、それぞれ連結用カール部4a
が形成され、この連結用カール部4aにてスラット2同
士を連結するようになっている。
ト2は、図2に示すように、連結用框枠4と、パネル板
3と、結合部材8とで構成されている。
され、図2に示すように、パネル板3の上縁部3aまた
は下縁部3b(図3参照)に沿う溝状の係合凹部5を有
して断面略コ字状に形成されているとともに、連結用カ
ール部4aが延出形成されている。なお、本実施例では
図3に示すように、上縁用連結用框枠4Aと下縁用連結
用框枠4Bとの連結用カール部4Aa,4Baの形状が
異なっており、上縁用連結用框枠4Aでは湾曲した断面
略2字状に形成され、下縁用連結用框枠4Bでは断面略
C字状に形成されている。
溝底部5aの両側に位置して、この係合凹部5の開放方
向と直交し、かつ互いに開口方向が対向するような一対
の係合溝6が形成されており、この係合凹部5は、これ
ら係合溝6によって、奥拡がり形状となっている
透明樹脂や、ガラス、アルミなどの金属などよりなる平
板状の長尺な略短冊形状に形成されている。また、この
パネル板3の上下両縁部3a,3bの近傍には、長手方
向の所定間隔毎に、貫通孔7がそれぞれ穿設されてい
る。
材やアルミ型材など可撓性を有する材質よりなり、一対
の係合片9,9と取付片11とを有した断面略Y字状に
形成されている。
述した連結用框枠4の係合凹部5内側の幅長と同等に設
定されるとともに、各先端側が互いに平行となって形成
され、各先端9a,9aには外側に向かって突出した爪
片10,10がそれぞれ形成されている。
板3の厚さと同等の溝幅を有する凹溝12が形成され、
先端近傍の板面には、貫通した固定孔13が設けられて
いる。なお、凹溝12は一対の取付片9,9の中間に位
置しており、取付片11はこの凹溝12の一側から延出
するように形成されている。
8は、前述したパネル板3の上下両縁部3a,3bに、
まず凹溝12を嵌合させ、取付片11をパネル板3の一
方の板面に沿わせ、固定孔13をパネル板3の貫通孔7
に合致させた後、各孔7,13を嵌挿させてリベット1
4などの固定手段にて、互いを固定するようになってい
る。
手方向の全長に対応した長尺に連続した形状のものでも
よく、また、パネル板3に対して長手方向の複数カ所に
間隔をあけて設けられるように、短尺幅に形成されてい
てもよい。
付けるには、図3及び図4に示すように、パネル板3の
上下両縁に固定されている結合部材8を連結用框枠4の
係合凹部5内に、パネル板3の上下方向から嵌め込み、
収容させる。収容される結合部材8は、一対の係合片9
が係合凹部5内にてやや内方向に撓むが、各係合片9の
先端の両爪片10が係合溝6にて係合することで、係合
片9は復元し、爪片10と係合溝6とが互いに係合しあ
って固定される。これにより、パネル板3と連結用框枠
4とが固定され、その後、図4に示すように、連結用框
枠4とパネル板3との結合部分の隙間に防塵・防水用の
ビード材15を嵌入させ、スラット2が完成される。
連結用框枠4の連結用カール部4aの形状が異なる例を
示した図である。
ターのパネル取付構造では、パネル板3の上下両縁部3
a,3bに固定された結合部材8に爪片10を設け、連
結用框枠4に形成されている係合溝6に係合させるのみ
で、パネル板3と連結用框枠4とを連結固定させること
が行えるとともに、この固定状態が結合部材を介して行
われていることから、互いの固定状態が強固となって剛
性が向上し、風などの外力やパネル板3自信の自重によ
って連結用框枠4が撓むことがなく、パネル板3と上下
の框枠4とが分離してしまうことがない。
固定作業が、パネル板3の上下方向、すなわち垂直な吊
持ち方向から、パネル板3の縁部に固定された結合部材
8を連結用框枠4の係合凹部5内に収容させる手順であ
ることから、この作業が簡素であり、また、その作業空
間がパネル板3の左右幅方向の長さのみで行うことが可
能となる。
てスラット2を構成させることが可能であるので、この
パネル板3に特殊な加工を施すことなく連結用框枠4と
結合でき、これによりパネルシャッター1を廉価に構成
できる。
一対の爪片10を外側に向かって突出した形状とし、係
合凹部5内の一対の係合溝6を対向した形状とした例に
ついて述べたが、図6に示すように、結合部材8の一対
の爪片10を内方に突出させ、係合凹部5内の一対の係
合溝6をそれぞれ外方向に開口するように形成させ構成
させてもよい。
形状を、一対の係合片9と取付片11とを有した断面略
Y字状に形成し、各係合片9の先端に爪片10を設けた
例について述べたが、図7に示すように、この結合部材
8を断面略T字状に形成し、水平部9’の両端を爪片1
0とし、垂直部11’を取付片とさせる構成としてもよ
い。この場合、連結用框枠4の断面形状は、係合凹部5
内の係合溝6の形状を、図7に示すように、略水平な一
対の延出片6aを有する形状とし、図8に示すように結
合部材8を係合させるようにする。なお、この例では、
連結用框枠4とパネル板3との連結固定作業は、連結用
框枠4に対して側方(左右幅方向)からスライド嵌合さ
せることで係合させ取り付ける。また、図9は、この実
施例とは、上下の連結用框枠4の連結用カール部4aの
形状が異なる例を示した図である。
と結合部材8との固定手段としてリベット14を用いた
例について述べたが、ネジやボルトで構成してもよい。
また、互いの固定をステイプルで行ってもよく、この場
合、予め貫通孔7や固定孔13などの孔を穿設させる必
要がないため、組立手順を簡素化させることができる。
さらに、接着剤による接着や溶接などの加熱溶着で、パ
ネル板3と結合部材8とを互いに固定させてもよい。
に爪片10を設け、係合凹部5に係合溝6を設けた組み
合わせの例について述べたが、それぞれの組み合わせは
これに限ることはない。
シャッターのパネル取付構造では、パネル板の上下両縁
部に固定された結合部材に爪片を設け、連結用框枠に形
成されている係合溝に係合させるのみで、パネル板と連
結用框枠とを連結固定させることが行えるとともに、こ
の固定状態が結合部材を介して行われていることから、
互いの固定状態が強固となって剛性が向上し、風などの
外力やパネル板自信の自重によって連結用框枠が撓むこ
とがなく、パネル板と上下の框枠とが分離してしまうこ
とがないという効果がある。
ラットを構成させることが可能であるので、このパネル
板に特殊な加工を施すことなく連結用框枠と結合でき、
これによりパネルシャッターを廉価に構成できるという
効果がある。
作業が、パネル板の上下方向、すなわち垂直な吊持ち方
向から、パネル板の縁部に固定された結合部材を連結用
框枠の係合凹部内に収容させる手順で行える構成である
場合、この作業は簡素となり、また、その作業空間がパ
ネル板の左右幅方向の長さのみで行うことが可能となる
という効果がある。
ャッターの概略正面図
分解側面図
Claims (1)
- 【請求項1】 方形のパネル板の上下縁部にそれぞれ連
結用框枠が設けられるパネルシャッターのパネル取付構
造において、 前記パネル板の上縁部及び下縁部に固設されるととも
に、前記連結用框枠に形成される前記パネル板の縁部に
沿った溝状の係合凹部内に収容される結合部材を具備
し、 該結合部材と前記係合凹部に、爪片と係合溝とが互いに
係合しあう組み合わせで設けられ、該結合部材が前記連
結用框枠と前記パネル板の縁部との間に介設されて、互
いを固定することを特徴とするパネルシャッターのパネ
ル取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04272195A JP3572701B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | パネルシャッターのパネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04272195A JP3572701B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | パネルシャッターのパネル取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08240084A true JPH08240084A (ja) | 1996-09-17 |
JP3572701B2 JP3572701B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=12643940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04272195A Expired - Lifetime JP3572701B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | パネルシャッターのパネル取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3572701B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-02 JP JP04272195A patent/JP3572701B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3572701B2 (ja) | 2004-10-06 |
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A521 | Written amendment |
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