JP7293891B2 - 扉 - Google Patents
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Description
芯材と、前記芯材の厚さ方向の両面を覆う金属製の一対の表面材と、を有する扉本体と、
前記扉本体の周縁よりも内側に設けられた窓と、
金属製のラッチ機構部と、
を備えた扉であって、
前記ラッチ機構部は、前記扉本体の前記周縁のうちの戸先側の鉛直縁部と前記窓の前記戸先側の鉛直窓縁部との離間部、又は、前記離間部の下方に設けられており、
前記芯材は、
前記ラッチ機構部の上方の第1領域に設けられた紙製の第1芯材と、
前記第1領域以外の第2領域に設けられた紙製の第2芯材と、
を有し、
前記第1芯材は前記第2芯材よりも難燃性が高い、
ことを特徴とする扉である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
芯材と、前記芯材の厚さ方向の両面を覆う金属製の一対の表面材と、を有する扉本体と、前記扉本体の周縁よりも内側に設けられた窓と、金属製のラッチ機構部と、を備えた扉であって、前記ラッチ機構部は、前記扉本体の前記周縁のうちの戸先側の鉛直縁部と前記窓の前記戸先側の鉛直窓縁部との離間部、又は、前記離間部の下方に設けられており、前記芯材は、前記ラッチ機構部の上方の第1領域に設けられた第1芯材と、前記第1領域以外の第2領域に設けられた第2芯材と、を有し、前記第1芯材は前記第2芯材よりも難燃性が高いことを特徴とする扉が明らかとなる。
このような扉によれば、火災によって芯材(第1芯材及び第2芯材)が炭化して落下した際に、ラッチ機構部の上には難燃性の高い第1芯材が溜まる。これにより、火炎の噴出を抑制することができる。
このような扉によれば、ラッチ機構の上に芯材(第1芯材)が溜りやすくなる。よって、この場合、特に効果的である。
このような扉によれば、第1芯材の難燃性を前記第2芯材よりも高めることができる。
このような扉によれば、第1芯材の難燃性を第2芯材よりも高めることができる。
このような扉によれば、軽量化を図るとともに強度を高めることができる。
このような扉によれば、不燃扉において、火炎の噴出を抑制することができる。
<扉の構成について>
図1は、扉10の配置例を示す図である。また、図2は、扉10の正面図であり、図3は、図2のA-A断面図である。また、図4は、図2のB-B断面図である。なお、図2では表面材22の一部を切り欠いて芯材21を示している。
例えば、室1で火災が発生すると、扉10が加熱される。これにより、一対の表面材22は、面外方向(室2側)に変形する。扉10は鉛直方向に長い矩形状であるので、扉10の鉛直方向の中央部分で変形量(面外方向への変形量)が大きくなる。この変形により扉10に隙間が発生する。特に、変形量の大きい中央部分の窓30(窓縁32)と扉本体20(表面材22)との間に隙間が発生しやすい。
図5は、本実施形態の扉10の説明図である。
図6A及び図6Bは、窓30とラッチ機構部40との位置関係の説明図である。図6A及び図6Bにおいて、ラッチ機構部40の水平寸法(第1領域R1の水平寸法)をB1とし、扉10の戸先側の鉛直縁部と窓30の戸先側の鉛直縁部(鉛直窓縁部に相当)との離間部Sの水平寸法をB2とする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
3 壁、3A 枠体、
4 床、
10 扉、
20 扉本体、21 芯材、
21A 第1芯材、21B 第2芯材、
22 表面材、22a 周端壁部、
30 窓、31 板ガラス、32 窓縁、
40 ラッチ機構部、
41 レバーハンドル、42 軸部、
43 ケーシング、44 ラッチボルト
Claims (6)
- 芯材と、前記芯材の厚さ方向の両面を覆う金属製の一対の表面材と、を有する扉本体と、
前記扉本体の周縁よりも内側に設けられた窓と、
金属製のラッチ機構部と、
を備えた扉であって、
前記ラッチ機構部は、前記扉本体の前記周縁のうちの戸先側の鉛直縁部と前記窓の前記戸先側の鉛直窓縁部との離間部、又は、前記離間部の下方に設けられており、
前記芯材は、
前記ラッチ機構部の上方の第1領域に設けられた紙製の第1芯材と、
前記第1領域以外の第2領域に設けられた紙製の第2芯材と、
を有し、
前記第1芯材は前記第2芯材よりも難燃性が高い、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1に記載の扉であって、
前記離間部の水平寸法は、前記ラッチ機構部の水平寸法の2倍以下である、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1又は請求項2に記載の扉であって、
前記第1芯材には難燃剤が含浸されている、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1又は請求項2に記載の扉であって、
前記第1芯材には水酸化アルミニウムが配合されている、
ことを特徴とする扉。 - 請求項3又は請求項4に記載の扉であって、
前記第1芯材及び前記第2芯材は、ペーパーハニカムコアである、
ことを特徴とする扉。 - 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の扉であって、
前記表面材の厚さは0.8mm未満である、
ことを特徴とする扉。
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JP2019110564A JP7293891B2 (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019110564A JP7293891B2 (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020200738A JP2020200738A (ja) | 2020-12-17 |
JP7293891B2 true JP7293891B2 (ja) | 2023-06-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019110564A Active JP7293891B2 (ja) | 2019-06-13 | 2019-06-13 | 扉 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7293891B2 (ja) |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
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JP2019019626A (ja) | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社大林組 | 扉構造 |
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JPH11173022A (ja) * | 1997-12-15 | 1999-06-29 | Bunka Shutter Co Ltd | 移動建材 |
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2019
- 2019-06-13 JP JP2019110564A patent/JP7293891B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001349144A (ja) | 2000-06-06 | 2001-12-21 | Kokuyo Co Ltd | パネルの蝶番取付構造 |
JP2019019626A (ja) | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 株式会社大林組 | 扉構造 |
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