JP3696711B2 - 測温装置における測温素子の組付構造 - Google Patents

測温装置における測温素子の組付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、溶融金属等の溶融物に浸漬せしめられ、該溶融物の温度を測定するための測温装置における測温素子の組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、溶融物の温度を測定するための測温装置は、絶縁管に熱電対を内挿してなる測温素子の尾端部を端子箱に組付けると共に、測温素子の外周を保護管により保護した構成とされ、絶縁管から挿出された熱電対素線を端子箱の内部端子に接続せしめている。
【0003】
測温素子の尾端部を端子箱に組付けるに際しては、端子箱に固着したソケットに、絶縁管の尾端部を挿入すると共に、絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめ、この状態でエポキシ樹脂等の充填剤をソケット内部に充填し、硬化した充填剤に絶縁管の挿入端を接着せしめると共に、熱電対素線の挿通部を埋入固定せしめる構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術は、ソケットにエポキシ樹脂等の充填剤を充填する構成であるため、充填から硬化までの時間経過を必要とし、しかも、その間、組付部品を位置決め状態で定置しなければならず、生産性の点に問題がある。
【0005】
また、高温雰囲気での測温作業中、絶縁管が熱膨張すると、充填剤から容易に剥離する虞れがあり、しかも、この際、測温素子は、充填剤に埋入固定された熱電対素線により吊持された状態であるから、断線の原因となる。
【0006】
更に、熱電対素線の交換の必要を生じた場合、前述のように絶縁管から挿出された熱電対素線をエポキシ樹脂等の充填剤に埋入固定した構成であるため、容易に交換できないという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決した測温装置における測温素子の組付構造を提供するものであり、その第一の手段として構成したところは、絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、端子箱に固着されるソケットと、測温素子の絶縁管の尾端を保持し且つ絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめた状態で前記ソケットの被保持部に内嵌される連結部材と、連結部材から挿出された熱電対素線を挿通せしめると共に前記ソケットに進退自在に螺着される締付部材とを備え、前記連結部材は、絶縁管の尾端部を嵌入せしめる保持穴を形成した保持部と、前記熱電対素線を挿通せしめる一対の挿通孔を形成したシール部とを、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されて成り、前記連結部材をソケットの被保持部に内嵌し且つ該ソケットに螺入した締付部材を連結部材に圧着せしめた状態で、前記ソケットの被保持部と連結部材の保持部との相互間に、前記保持穴を収縮して絶縁管の外周面に密着せしめる保持作用手段を構成すると共に、前記締付部材と連結部材のシール部との相互間に、前記挿通孔を収縮して熱電対素線の外周面に密着せしめるシール作用手段を構成して成る点にある。
【0008】
また、本発明が第二の手段として構成したところは、絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、端子箱に固着されるソケットと、測温素子の絶縁管の尾端を保持し且つ絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめた状態で前記ソケットの被保持部に内嵌される連結部材と、連結部材から挿出された熱電対素線を挿通せしめると共に前記ソケットに進退自在に螺着される締付部材とを備え、前記連結部材は、絶縁管の尾端部を嵌入せしめる保持穴を形成した保持部と、前記熱電対素線を挿通せしめる一対の挿通孔を形成したシール部とを、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されて成り、前記保持部の外周に絶縁管の先端方向に次第に径小となる保持テーパ部を形成すると共に、前記シール部の外周に熱電対素線の挿出方向に次第に径小となるシールテーパ部を形成して成り、前記連結部材をソケットの被保持部に内嵌し且つ該ソケットに螺入した締付部材を連結部材に圧着せしめた状態で、前記ソケットの被保持部が、連結部材の保持テーパ部にほぼ合致して前記保持穴を収縮せしめるように保持部を圧縮せしめる保持作用テーパ部を形成すると共に、前記締付部材の先端部が、連結部材のシールテーパ部にほぼ合致して前記挿通孔を収縮せしめるようにシール部を圧縮せしめるシール作用テーパ部を形成して成る点にある。
【0009】
本発明の実施形態においては、連結部材をフッ素樹脂により一体成形し、ソケットの被保持部に設けた保持作用テーパ部と、連結部材の保持部に設けた保持テーパ部とにより、気密シール部を構成することが好ましい。
【0010】
【実施形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
【0011】
(測温装置の全体的構成)
図1に示すように、測温装置は、端子箱1に設けたソケット2に測温素子組立体3の尾端部を連結固着せしめており、測温素子組立体3の適所に取付フランジ4を設けている。従って、取付フランジ4を炉壁等に固着することにより、測温素子組立体3の先端側が炉内に挿入され溶融金属等の溶融物に浸漬され、端子箱1は炉外に位置される。
【0012】
図1及び図2に示すように、測温素子組立体3は、碍子から成る絶縁管5と、該絶縁管5に内挿された熱電対6とから構成された測温素子7を有しており、該測温素子7の外周を内部保護管8と外部保護管9により二重に保護している。
【0013】
前記ソケット2は、端子箱1にネジ部10を介して着脱自在に螺入される取付部11と、スパナ等の工具を係合自在とする多角形のフランジ部12と、該フランジ部12から延びるネジ筒部13と、該ネジ筒部13から更に延びるスリーブ14を備えており、ステンレス等の金属により形成されている。
【0014】
外部保護管9は、ソケット2のネジ筒部13にネジ部15を介して着脱自在に螺合される金属管を構成し、先端を金属製の蓋部材16により閉塞している。尚、外部保護管9の内周とソケット2のスリーブ14の外周との間には空間が形成されている。
【0015】
内部保護管8は、先端にほぼ球面状の閉塞部17を設けた磁製管を構成し、ソケット2のスリーブ14からネジ筒部13の基端に至り挿入され、耐熱セメント等の充填剤18により接着されている。即ち、充填剤18は、ソケット2のネジ筒部13及びスリーブ14の内周面と内部保護管8の外周面との間に充填されている。
【0016】
測温素子7を構成する絶縁管5は、熱電対6を絶縁状態で挿通せしめる一対の貫通孔5a、5bを設けると共に、先端において両貫通孔5a、5bを開口せしめる直径方向のスリット19を形成し、該スリット19内に熱電対6の温接点部6cを臨ませている。
【0017】
測温素子7は、内部保護管8の中心に同心状に挿入され、該測温素子7と内部保護管8の間に空間を形成した状態で、測温素子7の尾端部をソケット2の内部で保持固定される。
【0018】
(測温素子を組付けるための構成)
測温素子7を組付けるため、ソケット2は、フランジ部12から取付部11にかけて内側に環状を成して膨出する被保持部20を設けると共に、該被保持部20に続いて取付部11の内周に雌ネジ部21を設けている。そして、測温素子7の尾端部を連結する連結部材22と、該連結部材22を被保持部20に固定する締付部材23とが設けられる。
【0019】
連結部材22は、図3(A)に示すように、絶縁管5の尾端部を嵌入せしめる保持穴24を形成した保持部25と、絶縁管5から挿出された熱電対6の素線6a、6bを挿通せしめる一対の挿通孔26a、26bを形成したシール部27とを、圧縮変形可能な耐熱材、好ましくは可撓性を有する耐熱樹脂、例えば、フッ素樹脂(商標:テフロン)により一体成形することにより構成される。そして、保持部25の外周には絶縁管5の先端方向に次第に径小となる保持テーパ部25aを形成し、シール部27の外周には熱電対素線6a、6bの挿出方向に次第に径小となるシールテーパ部27aを形成している。好ましい実施形態において、連結部材22の軸線に対する保持テーパ部25aの傾斜角度θ1は、15〜20度であり、連結部材22の軸線に対するシールテーパ部27aの傾斜角度θ2は、30〜35度である。この際、図示のように、連結部材22の軸方向に関する保持穴24の長さ寸法を挿通孔26a、26bの長さ寸法よりも長く形成し(図例の場合、約2:1)、θ1<θ2とすることが好ましい。
【0020】
連結部材22の保持テーパ部25aをソケット2の被保持部20に合致せしめるため、被保持部20の内面は、ソケット2の尾端に向けてラッパ状に開口する保持テーパ部25aを形成しており、該保持作用テーパ部20aは前記保持テーパ部25aにほぼ合致する。また、連結部材22のシールテーパ部27aを締付部材23の先端部に合致せしめるため、締付部材23の中心部から先端面に向けてラッパ状に開口するシール作用テーパ部23aを形成しており、該シール作用テーパ部23aは前記シールテーパ部27aにほぼ合致する。
【0021】
締付部材23は、ソケット2における取付部10の雌ネジ部21に進退自在に螺入される筒状ボルトを構成し、前記シール作用テーパ部23aから該締付部材23の軸方向に貫通孔28を穿設すると共に、尾端にスパナ等の工具を係合自在とする多角面を備えた頭部29を設けている。
【0022】
(測温素子を組付ける際の作用)
上記構成に基づいて測温素子7をソケット2に組付ける際しては、図3(B)に示すように、連結部材22の挿通孔26a、26bに熱電対素線6a、6bを挿通せしめると共に、絶縁管5の尾端部を連結部材22の保持穴24に嵌入せしめる。その後、連結部材22をソケット2の被保持部20に臨ませた状態で、熱電対素線6a、6bを貫通孔28に挿通せしめた締付部材23をソケット2の取付部11に螺入せしめる。
【0023】
締付部材23を螺進すると、連結部材22の保持テーパ部25aとソケット2の保持作用テーパ部20aが合致し、連結部材22のシールテーパ部27aと締付部材23のシール作用テーパ部23aが合致する。そこで、更に締付部材23を螺進すると、図3(C)に示すように、前記保持テーパ部25aと保持作用テーパ部20aが保持作用手段として機能し、連結部材22の保持部25を求心方向に圧縮することにより、保持穴24を収縮せしめ絶縁管5の外周面に密着せしめる。同時に、ソケット2の保持作用テーパ部20aと連結部材22の保持テーパ部25aが相互に密着され、気密シール部30を構成する。また、シールテーパ部27aとシール作用テーパ部23aがシール作用手段として機能し、連結部材22のシール部27を求心方向に圧縮することにより、挿通孔26a、26bを収縮せしめ熱電対素線6a、6bの外周面に密着せしめる。
【0024】
従って、図2に示すように、測温素子7は、連結部材22と締付部材23を介してソケット2の被保持部20に強固に取付け固着される。
【0025】
この際、絶縁管5の尾端部が連結部材22の保持部25に締着され、測温素子7の荷重を強力に支持しており、絶縁管5の熱膨張による該絶縁管の脱落を防止できる。
【0026】
また、熱電対素線6a、6bが連結部材22の挿通孔26a、26bに締着され、しかも、個別に設けられた挿通孔26a、26bに分けて熱電対素線6a、6bを保持せしめているので、両素線6a、6bが短絡する虞れもない。
【0027】
ところで、万一、外部保護管9の内部に炉内ガスが浸入し、耐熱セメント等の充填剤18を透過してソケット2の内部に至るような事故が発生した場合でも、前述のように連結部材22と被保持部20との間には気密シール部30が構成されているので、該ガスが端子箱1の内部に浸入することを確実に防止する。
【0028】
また、長時間にわたる測温作業等に際し、万一、外部保護管9及び内部保護管8が破損するような事故が発生した場合、炉内ガスが絶縁管5の内部に浸入し端子箱1に向けて噴出することになるが、前述のように連結部材22の挿通孔26a、26bが収縮して熱電対素線6a、6bに密着せしめられ気密的にシールしているので、該ガスが端子箱1の内部に浸入することを阻止する。
【0029】
更に、測温作業等を終え、疲労した測温装置から測温素子7だけを取出し再利用するに際しては、締付部材23を取外すことにより、連結部材22と測温素子7を装置から容易に取出すことが可能であり、しかも、連結部材22は引抜くことにより測温素子7の尾端部から容易に取外せるので、絶縁管5及び熱電対6の一方又は両方を好適に再利用することができる。
【0030】
【発明の効果】
従来のようなエポキシ樹脂等の充填剤により測温素子7を固定する技術に比して、本発明によれば、圧縮変形可能な耐熱材により成形した連結部材22により測温素子7の尾端部を固定する構成であるから、生産性を大幅に向上できる利点がある。
【0031】
特に、連結部材22により測温素子7の尾端部を固定するに際し、本発明によれば、連結部材22が絶縁管5の尾端部を嵌入せしめる保持穴24を形成した保持部25と、熱電対素線6a、6bを挿通せしめる一対の挿通孔26a、26bを形成したシール部27とを構成し、連結部材22をソケット2の被保持部20に内嵌し且つ該ソケット2に締付部材23を螺入した状態で、前記保持穴24を収縮して絶縁管5の外周面に密着せしめると共に、前記挿通孔26a、26bを収縮して熱電対素線6a、6bの外周面に密着せしめる構成であるから、測温素子7を強力に保持し脱落せしめる虞れがなく、しかも、個別に設けられた挿通孔26a、26bに分けて熱電対素線6a、6bを保持せしめているので、両素線6a、6bが短絡する虞れもない。
【0032】
しかも、万一、破損事故等により炉内ガスが絶縁管5に浸入するような事態が発生した場合でも、ソケット2と端子箱1の間において、連結部材22が、該連結部材22の外周域においては気密シール部30を構成し、連結部材22の内部においては挿通孔26a、26bを熱電対素線6a、6bに密着せしめるように収縮せしめたシール部を構成しているので、ガスの浸入を確実に阻止し、ガスが端子箱1に噴出することを好適に防止できる。
【0033】
更に、締付部材23をソケット2から取外した状態で、連結部材22を測温素子7から容易に抜取ることができる構成であるから、測温素子7を再利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を一部断面にて示す外観図である。
【図2】本発明の1実施形態を拡大して示す縦断面図である。
【図3】本発明の要部を示しており、(A)は連結部材の断面図、(B)は組付構造を分解して示す断面図、(C)は組付構造の組付状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 端子箱
2 ソケット
3 測温素子組立体
5 絶縁管
6 熱電対
6a、6b 熱電対素線
7 測温素子
20 被保持部
20a 保持作用テーパ部
22 連結部材
23 締付部材
23a シール作用テーパ部
24 保持穴
25 保持部
25a 保持テーパ部
26a、26b 挿通孔
27 シール部
27a シールテーパ部
30 気密シール部

Claims (3)

  1. 絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、
    端子箱に固着されるソケットと、測温素子の絶縁管の尾端を保持し且つ絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめた状態で前記ソケットの被保持部に内嵌される連結部材と、連結部材から挿出された熱電対素線を挿通せしめると共に前記ソケットに進退自在に螺着される締付部材とを備え、
    前記連結部材は、絶縁管の尾端部を嵌入せしめる保持穴を形成した保持部と、前記熱電対素線を挿通せしめる一対の挿通孔を形成したシール部とを、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されて成り、
    前記連結部材をソケットの被保持部に内嵌し且つ該ソケットに螺入した締付部材を連結部材に圧着せしめた状態で、前記ソケットの被保持部と連結部材の保持部との相互間に、前記保持穴を収縮して絶縁管の外周面に密着せしめる保持作用手段を構成すると共に、前記締付部材と連結部材のシール部との相互間に、前記挿通孔を収縮して熱電対素線の外周面に密着せしめるシール作用手段を構成して成ることを特徴とする測温装置における測温素子の組付構造。
  2. 絶縁管に熱電対を内挿して成る測温素子の尾端部を端子箱に組付けた構成の測温装置において、
    端子箱に固着されるソケットと、測温素子の絶縁管の尾端を保持し且つ絶縁管から挿出された熱電対素線を挿通せしめた状態で前記ソケットの被保持部に内嵌される連結部材と、連結部材から挿出された熱電対素線を挿通せしめると共に前記ソケットに進退自在に螺着される締付部材とを備え、
    前記連結部材は、絶縁管の尾端部を嵌入せしめる保持穴を形成した保持部と、前記熱電対素線を挿通せしめる一対の挿通孔を形成したシール部とを、圧縮変形可能な耐熱材により一体成形されて成り、前記保持部の外周に絶縁管の先端方向に次第に径小となる保持テーパ部を形成すると共に、前記シール部の外周に熱電対素線の挿出方向に次第に径小となるシールテーパ部を形成して成り、
    前記連結部材をソケットの被保持部に内嵌し且つ該ソケットに螺入した締付部材を連結部材に圧着せしめた状態で、前記ソケットの被保持部が、連結部材の保持テーパ部にほぼ合致して前記保持穴を収縮せしめるように保持部を圧縮せしめる保持作用テーパ部を形成すると共に、前記締付部材の先端部が、連結部材のシールテーパ部にほぼ合致して前記挿通孔を収縮せしめるようにシール部を圧縮せしめるシール作用テーパ部を形成して成ることを特徴とする測温装置における測温素子の組付構造。
  3. 連結部材をフッ素樹脂により一体成形し、ソケットの被保持部に設けた保持作用テーパ部と、連結部材の保持部に設けた保持テーパ部とにより、気密シール部を構成して成ることを特徴とする請求項2に記載の測温装置における測温素子の組付構造。
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