JPH03190033A - 非端末キャップ型電気ヒューズ - Google Patents
非端末キャップ型電気ヒューズInfo
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- JPH03190033A JPH03190033A JP2213600A JP21360090A JPH03190033A JP H03190033 A JPH03190033 A JP H03190033A JP 2213600 A JP2213600 A JP 2213600A JP 21360090 A JP21360090 A JP 21360090A JP H03190033 A JPH03190033 A JP H03190033A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/04—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
- H01H85/05—Component parts thereof
- H01H85/143—Electrical contacts; Fastening fusible members to such contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/0013—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse
- H01H85/0021—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices
- H01H2085/0034—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices with molded casings
-
- H—ELECTRICITY
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- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/0013—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse
- H01H85/0021—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices
- H01H85/003—Means for preventing damage, e.g. by ambient influences to the fuse water or dustproof devices casings for the fusible element
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Cmm上上利用分野)
この発明は成形カプセル型電気ヒユーズに関するもので
あり、さらに詳しくはテレビやコンピューターなどの電
気的壜器に使用される端末カプセルヒユーズの導線接続
構造の改良に関するものである。
あり、さらに詳しくはテレビやコンピューターなどの電
気的壜器に使用される端末カプセルヒユーズの導線接続
構造の改良に関するものである。
(従来技術)
従来の典型的な小型ヒユーズはガス圧抵抗性で中空状で
端部が開いていてかつ絶縁性のスリーブを有しており、
これがガラスやセラミックその他の電気的に非導通性の
材料から形成されている。
端部が開いていてかつ絶縁性のスリーブを有しており、
これがガラスやセラミックその他の電気的に非導通性の
材料から形成されている。
このスリーブを貫通して電気的な過負荷が掛かると溶け
るヒユーズ要素が延在しており、スリーブの端部または
導線に固定された端末キャップに接続されている。ヒユ
ーズへの導線は端末キャップに取付けられて、これを介
してスリーブ中のヒユーズ要素かまたは端末キャップを
通ってヒユーズ要素に延在する導線にに取付けられてい
る。
るヒユーズ要素が延在しており、スリーブの端部または
導線に固定された端末キャップに接続されている。ヒユ
ーズへの導線は端末キャップに取付けられて、これを介
してスリーブ中のヒユーズ要素かまたは端末キャップを
通ってヒユーズ要素に延在する導線にに取付けられてい
る。
端末キャップを具えた小型ヒユーズの例としてはアメリ
カ特許第4,746.184号および第4,540.9
69号などに開示されたものがある。またヒユーズに接
続された導線の例としてはアメリカ特許第2,916,
587号に開示されたものなどがある。また上記のよう
な端末キャップの例としてはアメリカ特許第4.532
.4]19号に開示されたものがある。
カ特許第4,746.184号および第4,540.9
69号などに開示されたものがある。またヒユーズに接
続された導線の例としてはアメリカ特許第2,916,
587号に開示されたものなどがある。また上記のよう
な端末キャップの例としてはアメリカ特許第4.532
.4]19号に開示されたものがある。
ヒユーズが接続されている電気回路に過負荷が掛かると
、ヒユーズは溶けて多分蒸発し、ヒユーズ内部の接合部
も同様な状態となる。すなわち接合部の温材(フラック
ス)が蒸発してヒユーズ内のガスまたは空気が加熱され
、ヒユーズスリーブ内のガス圧が急激に上昇する。特に
短絡時の温度は接合部を軟化させるのに充分なだけ高く
、この結果導線に対する保持が弱くなる。またガス圧は
端末キャップおよび/またはその導線に圧力を掛けてこ
れらをスリーブから吹飛ばしてしまう。
、ヒユーズは溶けて多分蒸発し、ヒユーズ内部の接合部
も同様な状態となる。すなわち接合部の温材(フラック
ス)が蒸発してヒユーズ内のガスまたは空気が加熱され
、ヒユーズスリーブ内のガス圧が急激に上昇する。特に
短絡時の温度は接合部を軟化させるのに充分なだけ高く
、この結果導線に対する保持が弱くなる。またガス圧は
端末キャップおよび/またはその導線に圧力を掛けてこ
れらをスリーブから吹飛ばしてしまう。
組立式の小型ヒユーズはしばしば被覆材中にカプセル状
に収容されている。この被覆材は導線端末キャップの吹
飛びを阻止することができる。またこの被覆材は被覆さ
れた要素に対して電気的な絶縁材としても機能する0例
えば従来長年に互って知られている技術として小型ヒユ
ーズを成型中に設けて、成型材によりこれら要素を囲ん
でいるものがある。
に収容されている。この被覆材は導線端末キャップの吹
飛びを阻止することができる。またこの被覆材は被覆さ
れた要素に対して電気的な絶縁材としても機能する0例
えば従来長年に互って知られている技術として小型ヒユ
ーズを成型中に設けて、成型材によりこれら要素を囲ん
でいるものがある。
成形エポキシなどの成形材料は金属製の端末キャップま
たは導線またはヒユーズの周りの非導通性のスリーブに
粘着しないような組成に配合されている。したがってこ
れらの成形材料は、スリーブ中が高圧となりた場合に起
きる被覆材からの導線や端末キャップの吹飛びを防止で
きない。
たは導線またはヒユーズの周りの非導通性のスリーブに
粘着しないような組成に配合されている。したがってこ
れらの成形材料は、スリーブ中が高圧となりた場合に起
きる被覆材からの導線や端末キャップの吹飛びを防止で
きない。
もフとも成型材料が対象物の角部や突起や凹部などに漬
れ込むようにヒユーズが形成されていれば別ではあるが
。
れ込むようにヒユーズが形成されていれば別ではあるが
。
非粘着性の成型材料は導線の周りに成型されても、上記
のような異形部分が導線あフてこれらの材料が流れ込ま
ない限りは、成型材料中での導線の動きを阻止で幹ない
。
のような異形部分が導線あフてこれらの材料が流れ込ま
ない限りは、成型材料中での導線の動きを阻止で幹ない
。
小型ヒユーズの場合には構造的に簡単で製造コストが低
いことが要求される。そのひとつとして小型ヒユーズを
端末キャップなしにすることが考えられる。この場合導
線はヒユーズのセラミックまたはガラス製のスリーブに
直接接合される0例えば日本の特公昭53−35144
号や52−22750号などにその例が認められる。
いことが要求される。そのひとつとして小型ヒユーズを
端末キャップなしにすることが考えられる。この場合導
線はヒユーズのセラミックまたはガラス製のスリーブに
直接接合される0例えば日本の特公昭53−35144
号や52−22750号などにその例が認められる。
導線を接合するにはセラミック製のスリーブの両端をメ
ツキなどにより金属化して、これに導線やヒユーズの端
部を接合する。その後組立済みのヒユーズを成形型中に
入れ導線とスリーブとの周りに成形材料を流し込む。
ツキなどにより金属化して、これに導線やヒユーズの端
部を接合する。その後組立済みのヒユーズを成形型中に
入れ導線とスリーブとの周りに成形材料を流し込む。
もし導線が真直なワイヤーであるか導線の端部からピン
が突出しているような構造ならば、導線と金属化された
セラミックとの間の接合部の強度によりてのみ導線の位
置が保持される。短絡または過負荷状態により温度また
は外力が発生したり装填中に物理的な引張力が掛かると
、接合部が弱められたり溶けたりして、ヒユーズ組立体
から導線が簡単に引抜かれたり吹飛ばされたりしてしま
う。
が突出しているような構造ならば、導線と金属化された
セラミックとの間の接合部の強度によりてのみ導線の位
置が保持される。短絡または過負荷状態により温度また
は外力が発生したり装填中に物理的な引張力が掛かると
、接合部が弱められたり溶けたりして、ヒユーズ組立体
から導線が簡単に引抜かれたり吹飛ばされたりしてしま
う。
であるからヒユーズの端末キャップよりもスリーブに導
線を確実に固定保持するための方策が必要となる。
線を確実に固定保持するための方策が必要となる。
(発明の要旨)
この発明の基本的な目的は製造が簡単で、安価でしかも
構造的に簡単な小型ヒユーズを提供することにある。
構造的に簡単な小型ヒユーズを提供することにある。
この発明の他の目的はカプセル収容式でかつ非端末キャ
ップ式でしかも導線が確実にヒユーズ本体に保持された
小型ヒユーズを提供することにある。
ップ式でしかも導線が確実にヒユーズ本体に保持された
小型ヒユーズを提供することにある。
このためこの発明にあっては、なくとも1端が金属化さ
れて電気的に非導通性で中空構造のスリーブと、このス
リーブ内を貫通延在してスリーブの両端と係合する第1
と第2の端部とを有したヒユーズ要素と、端部域付近に
おいてスリーブの金属化された端部に取付けられた導線
とでヒユーズを構成し、かつ導線の端部域とヒユーズ要
素の第1の端部とスリーブの金属化された端部とを互い
に接合により固定したことを要旨とするものである。
れて電気的に非導通性で中空構造のスリーブと、このス
リーブ内を貫通延在してスリーブの両端と係合する第1
と第2の端部とを有したヒユーズ要素と、端部域付近に
おいてスリーブの金属化された端部に取付けられた導線
とでヒユーズを構成し、かつ導線の端部域とヒユーズ要
素の第1の端部とスリーブの金属化された端部とを互い
に接合により固定したことを要旨とするものである。
(実施態様)
添付の図において中空状のスリーブioは好ましくはセ
ラミック製であるが、その他ガラスなどの非導通性でし
かも抗圧性の材料で形成してもよい、このスリーブ10
はその両端部11.12において開口している。これら
の端部は接合(5older)可能な電気的に導通性の
金属によるメツキなどの適宜な方法で金属化されている
。すなわちスリーブ10はその両端に金属化された端部
域13.14を有している。
ラミック製であるが、その他ガラスなどの非導通性でし
かも抗圧性の材料で形成してもよい、このスリーブ10
はその両端部11.12において開口している。これら
の端部は接合(5older)可能な電気的に導通性の
金属によるメツキなどの適宜な方法で金属化されている
。すなわちスリーブ10はその両端に金属化された端部
域13.14を有している。
これらの金属化された端部域13.14はスリーブ10
の両端部付近を包絡している。またこれらの端部域13
.14は01のの長手方向互いに離間しており、後記す
るヒユーズ要素16による場合を除いては両者間に電気
的な導通はないようになっている。
の両端部付近を包絡している。またこれらの端部域13
.14は01のの長手方向互いに離間しており、後記す
るヒユーズ要素16による場合を除いては両者間に電気
的な導通はないようになっている。
ヒユーズ要素16はスリーブ10の軸孔を貫通して延在
して、その端部17.18はスリーブ10の金属化され
た端部域13.14を越えて後記するように導線の端部
に接合されている。これらの端部17.18は平たく形
成して接触域を広く取るようにしもよいし、これらの端
部を長くしてスリーブ10の端部に巻付けてから接合す
るようにしもよい。
して、その端部17.18はスリーブ10の金属化され
た端部域13.14を越えて後記するように導線の端部
に接合されている。これらの端部17.18は平たく形
成して接触域を広く取るようにしもよいし、これらの端
部を長くしてスリーブ10の端部に巻付けてから接合す
るようにしもよい。
ヒユーズ要素16には導線20.21を介して電気を供
給する。導線はスリーブ10の端部に締結されるように
なっている。導線の端部はスリーブ内に若干入り込むよ
うにしてもよい、これら導線20.21の端部はスリー
ブ10の端部に接合されている。しかし前記した従来技
術の場合のように、導線のスリーブに対する接合はそれ
だけでは導線をスリーブに対して保持するのに充分では
ない。
給する。導線はスリーブ10の端部に締結されるように
なっている。導線の端部はスリーブ内に若干入り込むよ
うにしてもよい、これら導線20.21の端部はスリー
ブ10の端部に接合されている。しかし前記した従来技
術の場合のように、導線のスリーブに対する接合はそれ
だけでは導線をスリーブに対して保持するのに充分では
ない。
導線20.21はその直径が小さく、スリーブ10の開
口よりも小さい位である。導線20゜21とスリーブ1
0の端部との接合を強化するために後記するような被覆
部30が設けられている。このために導線20121の
端部またはその付近は拡大されており、大径部24.2
5が形成されている。これらの大径部24.25の直径
はスリーブ10の間口のそれより大きく設定してもよい
が、同じかより小さい位に設定するのがよい。
口よりも小さい位である。導線20゜21とスリーブ1
0の端部との接合を強化するために後記するような被覆
部30が設けられている。このために導線20121の
端部またはその付近は拡大されており、大径部24.2
5が形成されている。これらの大径部24.25の直径
はスリーブ10の間口のそれより大きく設定してもよい
が、同じかより小さい位に設定するのがよい。
ヒユーズにあってはそのスリーブ10の端部がシール閉
塞されていることが肝要である。大径部24.25はス
リーブ10の円周を全域に互ってシールする訳ではない
ので、導線とスリーブとの間の小さな隙間は導線をスリ
ーブに接合するときにシールされることになる。導線の
短い突端26.27は大径部を越えてスリーブ内に侵入
している。この発明においては大径部24,25は少な
こともその外面がスリーブと係合しなければならない。
塞されていることが肝要である。大径部24.25はス
リーブ10の円周を全域に互ってシールする訳ではない
ので、導線とスリーブとの間の小さな隙間は導線をスリ
ーブに接合するときにシールされることになる。導線の
短い突端26.27は大径部を越えてスリーブ内に侵入
している。この発明においては大径部24,25は少な
こともその外面がスリーブと係合しなければならない。
スリーブの金属化された端部11.12には蒸発などの
後工程の適宜な処理により溶解される接合材(5old
er paste)を施し、導線の大径部24.25を
被覆してスリーブの上記端部に保持する。ついでこの組
立体に適宜な接合処理を加えて導線の大径部をスリーブ
10の端部と一体化して、ヒユーズの端部を従来技術の
場合に比べて遥かに確実に位置決め固定する。
後工程の適宜な処理により溶解される接合材(5old
er paste)を施し、導線の大径部24.25を
被覆してスリーブの上記端部に保持する。ついでこの組
立体に適宜な接合処理を加えて導線の大径部をスリーブ
10の端部と一体化して、ヒユーズの端部を従来技術の
場合に比べて遥かに確実に位置決め固定する。
この状態でヒユーズはもう装填して使用に供することも
できる。しかし種々の用途にとって好まし機械的強度に
するためのコーチングはまだ行われていない、さらにス
リーブ中で高いガス圧が発生したときの吹飛びに対して
はまだ充分な保護は加えられてはいないのである。
できる。しかし種々の用途にとって好まし機械的強度に
するためのコーチングはまだ行われていない、さらにス
リーブ中で高いガス圧が発生したときの吹飛びに対して
はまだ充分な保護は加えられてはいないのである。
このような強化保護処理をするには、ヒユーズを射出成
形などの成形型(図示せず)中に入れて、エポキシなど
の成形材で全体を成形する。この際、先にシールしたス
リーブ10にはこの成形材は侵入しないから、前もって
シールしておくことが重要である。
形などの成形型(図示せず)中に入れて、エポキシなど
の成形材で全体を成形する。この際、先にシールしたス
リーブ10にはこの成形材は侵入しないから、前もって
シールしておくことが重要である。
この成形材はスリーブと導線と導線の大径部を全体的に
覆って被覆部30を形成する。さらに導線が大径部24
.25を有しているから、被覆部30がこれらの大径部
を包絡保持して導線をスリーブ10に固定する。かくし
てヒユーズの各要素は一体化され、過負荷によりスリー
ブ内の温度とガス圧が上昇したり、回路へのヒユーズの
装填時に熱が加えられたり、使用中に歪が加えられても
、導線のスリーブからの分離が防止されるのである。
覆って被覆部30を形成する。さらに導線が大径部24
.25を有しているから、被覆部30がこれらの大径部
を包絡保持して導線をスリーブ10に固定する。かくし
てヒユーズの各要素は一体化され、過負荷によりスリー
ブ内の温度とガス圧が上昇したり、回路へのヒユーズの
装填時に熱が加えられたり、使用中に歪が加えられても
、導線のスリーブからの分離が防止されるのである。
′!J3図に示すのはこの発明による導線の端部構造の
他の例でありて、導線40の一方側には切込み42が形
成されており、この切込み42を超えて突端46が突出
している。この導線は突端46を先にして少しだけスリ
ーブに挿入して、切込42はスリーブから露出させて成
形エポキシを受けるようにする。これによりスリーブに
対する導線の位置が決り、その後全体がエポキシにより
成形される。このように切込を導線に形成したことによ
り成形材による保持が強くなり、導線の吹飛びが有効に
防止される。
他の例でありて、導線40の一方側には切込み42が形
成されており、この切込み42を超えて突端46が突出
している。この導線は突端46を先にして少しだけスリ
ーブに挿入して、切込42はスリーブから露出させて成
形エポキシを受けるようにする。これによりスリーブに
対する導線の位置が決り、その後全体がエポキシにより
成形される。このように切込を導線に形成したことによ
り成形材による保持が強くなり、導線の吹飛びが有効に
防止される。
28・・・接合材
30・・・被覆部
42・・・切込み
特許出願代理人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [1]少なくとも1端が金属化されて電気的に非導通性
で中空構造のスリーブと、このスリーブ内を貫通延在し
てスリーブの両端と係合する第1と第2の端部とを有し
たヒューズ要素と、端部域付近においてスリーブの金属
化された端部に取付けられた導線とを有してなり、かつ 導線の端部域とヒューズ要素の第1の端部とスリーブの
金属化された端部とが互いに接合により固定されている ことを特徴とする電気ヒューズ。 [2]少なくとも1端が金属化されて電気的に非導通性
で中空構造のスリーブと、このスリーブ内を貫通延在し
てスリーブの両端と係合する第1と第2の端部とを有し
たヒューズ要素と、端部域付近においてスリーブの金属
化された端部に取付けられた導線とを有してなり、かつ 導線の端部域とヒューズ要素の第1の端部とスリーブの
金属化された端部とが互いに接合により固定されており
、 導線の端部域が少なくともスリーブの外側において残余
の部分に対して横断面が変形されている変形域を具えて
おり、 この変形域がスリーブの金属化された端部に施された接
合材に係合しており、 さらにヒューズ要素とスリーブと導線の変形域とを包絡
して強化被覆部が設けられていることを特徴とする電気
ヒューズ。 [3]導線の両端部が金属化されており、かつこれらの
金属化された端部に導線が取付けられている ことを特徴とする請求項2に記載のヒ ューズ。 [4]スリーブが端部から延在する金属化された端部域
を具えており、かつ これらの金属化された端部域が互いに離間している ことを特徴とする請求項3に記載のヒ ューズ。 [5]端部をスリーブの金属化された端部に接合された
導線が変形域を具えており、かつ 強化被覆部が導線の変形域を含むヒューズ要素の全域を
包絡している ことを特徴とする請求項3に記載のヒ ューズ。 [6]強化被覆部が成形材である ことを特徴とする請求項5に記載のヒューズ。 [7]導線の変形域が残余の端部域に対して横断面の拡
大した部分を有している ことを特徴とする請求項2に記載のヒ ューズ。 [8]導線の拡大部分が他の部分と一体であることを特
徴とする請求項7に記載のヒューズ。 [9]導線の拡大部分が接合されるスリーブの端部に係
合するような形状寸法に形成されていることを特徴とす
る請求項7に記載のヒューズ。 [10]スリーブの金属化された端部に施された接合材
が拡大部分の接合後スリーブの端部をシールするような
形状に導線の拡大部分が形成されている ことを特徴とする請求項9に記載のヒ ューズ。 [11]導線の拡大部分が端部から離間形成されている ことを特徴とする請求項10に記載のヒューズ。 [12]導線の拡大部分が切込みを有しており、これに
成形材を受けるべく狭幅になっていることを特徴とする
請求項2に記載のヒ ューズ。 [13]導線の切込みが端部より若干離間していること
を特徴とする請求項12に記載のヒューズ。 [14]導線の拡大部分がスリーブの端部開口と同じ広
がりである ことを特徴とする請求項10に記載のヒューズ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/398,616 US4996509A (en) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | Molded capless fuse |
US398,616 | 1989-08-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03190033A true JPH03190033A (ja) | 1991-08-20 |
JPH0787067B2 JPH0787067B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=23576070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2213600A Expired - Lifetime JPH0787067B2 (ja) | 1989-08-25 | 1990-08-10 | 非端末キャップ型電気ヒューズ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4996509A (ja) |
JP (1) | JPH0787067B2 (ja) |
DE (1) | DE4025993B4 (ja) |
GB (1) | GB2236916B (ja) |
SG (1) | SG26375G (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0757610A (ja) * | 1993-08-18 | 1995-03-03 | S O C Kk | ヒューズ |
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