JP2576971Y2 - 光ファイバ用接続端子装置 - Google Patents

光ファイバ用接続端子装置

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JP2576971Y2
JP2576971Y2 JP1991075825U JP7582591U JP2576971Y2 JP 2576971 Y2 JP2576971 Y2 JP 2576971Y2 JP 1991075825 U JP1991075825 U JP 1991075825U JP 7582591 U JP7582591 U JP 7582591U JP 2576971 Y2 JP2576971 Y2 JP 2576971Y2
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shaped
pipe
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connection terminal
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渡邊  修
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバ用接続端子
装置に係り、とくに複数の光ファイバをその端部でたば
ねる場合に使用される光ファイバ用接続端子装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光ファイバの気密端子構
造は、図3に示す構造で、光ファイバ12を密封固定し
た柱状芯金6の外周部にはネジが,又端部には溶接用リ
ップ10が設けられている。他方の金属パイプ51の内
面には、同筒状芯金6に対応してめネジが,又端部には
溶接用リップが設けられている。そして、この金属パイ
プ51の中に光ファイバ12を密封固定した柱状芯金6
をネジ込み挿入し、その端部のリップ部10を溶接気密
にした後、一方にファイバ12を外部圧力から保護する
ために、耐圧保護用の金属製の耐圧チューブ52が気密
に接続する構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した、従来の光フ
ァイバ用接続端子装置に於いては、光ファイバ12を密
封固定した柱状芯金6を金属パイプ51にネジ込み挿入
固定後、その端部を溶接密封を行い、さらに、外部圧力
が加わる側のファイバ12に耐圧チューブ52を挿入
し、接合部をロー付け53または、低融点金属により気
密に封止する。この時に発生する熱によって、ファイバ
12を保護している樹脂が溶かされファイバ12が絡み
合い、樹脂が凝固した時にファイバ12にストレスが
わる。このため、光伝播損失の増加,ひいてはファイバ
12の断線につながる恐れが生じ、さらに、金属パイプ
51と耐圧チューブ52との気密封止後の、気密確認を
実施することが非常に困難となり、接合部の気密性およ
びファイバ12の信頼性を著じるしく低下させるという
事態が多分に生じていた。
【0004】
【考案の目的】本考案は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、接合部の気密性を有効に保護すると
ともに、ファイバの断線事故もしくは光伝播損失の増大
等の原因となる光ファイバの損傷事故の発生を有効に抑
えることのできる光ファイバ用接続端子装置を提供する
ことを、その目的とする。
【0005】
【考案が解決するための手段】本考案では、複数本の光
ファイバの端部を密封固定し支持する柱状芯材と、この
柱状芯材を内径側に嵌合し固持するパイプ状部材とを備
えている。そして、このパイプ状部材と柱状芯材とをそ
の外端当接部にて密封してなる光ファイバ用接続端子装
置において、前記柱状芯材の周囲に所定の凹溝を形成す
ると共に、前記パイプ状部材の内周に前記凹溝に対応す
るリング状凹溝を形成し、これら凹溝及 びリング状凹溝
によって形成される空間に所定のC字状リングを配設す
という構成を採っている。これによって前述した目的
を達成しようとするものである。
【0006】
【考案の実施例】以下、本考案の第1実施例を図1に基
づいて説明する。ここで、前述した図3の従来例と同一
の構成部材については同一の符号を用いることとする。
この図1に示す実施例は、複数本の光ファイバ12と、
この複数本の光ファイバ12の端部を密封固定し支持す
る柱状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合し固持
するパイプ状部材2とを備えている。このパイプ状部材
2と柱状芯材1とは、その外端当接部にて溶接リップ9
部分で密封されている。符号10は気密溶接を意味す
る。そして、パイプ状部材2と柱状芯材1との何れをも
回転することなく当該両者を係合する係合手段3が、パ
イプ状部材2の内径側に装備されている。
【0007】係合手段3は、具体的には、柱状芯材1の
外周囲に形成されたリング状凹溝1Aと、このリング状
凹溝1Aに対応して前述したパイプ状部材2の内径側に
設けられたリング状凹溝2Aと、これらの各凹溝1A,
2Aに係合するC字状リング部材3Aとにより構成され
ている。
【0008】これを更に詳述すると、まず、パイプ状部
材としての金属パイプ2に耐圧チューブ52を挿入し、
気密にロー付け53を行った後、この状態で接続部の気
密性の確認を実施する。この金属パイプ2が組立てられ
た後、弾性を有するC字状リング3Aを金属パイプ2の
内面に設けられたリング状凹溝2Aに挿入する。さら
に、複数本の光ファイバ12を密封固定した柱状芯材1
を、C字状リング3Aが組込まれた金属パイプ2の中に
圧入する。この時に弾性を有するC字状リング3Aは柱
状芯材1の端部に設けられた面取部1Bに接触し押し広
げられ、さらに押し込で柱状芯金1の凹溝1Aに挿入嵌
合させ、その後、端部の金属パイプ1と柱状芯金1の端
部の溶接リップ9を気密溶接10を行い組立は完了す
る。この後に、金属パイプ2のフランジ面を使い溶接部
の気密性確認を行う。この構造とすることにより金属パ
イプ2と耐圧チューブ52の気密性及び光ファイバーに
あたえる熱影響を緩和することができ、装置全体の信頼
度を向上させることができる。
【0009】このように、本実施例によると、光ファイ
バを密封固定した柱状芯金と、これに嵌合する金属パイ
プの一部に相互に係合する凹溝を設け、この凹溝に嵌合
する弾性を有するC字状リングを追加することにより、
金属パイプと耐圧チューブの気密性を確認された部品を
使うことができ、接続時の熱影響をファイバに与えるこ
とがなくなり、従って、光ファイバ用接続端子装置の信
頼度の向上を計ることができる。
【0010】次に、第2実施例を図2に基づいて説明す
る。この図2に示す実施例は、複数本の光ファイバ12
と、複数本の光ファイバ12の端部を密封固定し支持す
る柱状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合し固持
するパイプ状部材としての金属パイプ2とを備えてい
る。このパイプ状部材2と前記柱状芯材1とは、その外
端当接部にて密封されている。そして、パイプ状部材2
と柱状芯材1との何れをも回転することなく当該両者を
係合する係合手段30が、前記パイプ状部材2の外端部
に装備されている。
【0011】この係合手段30は、前述したパイプ状部
材2の図2における右端部外周に形成されたねじ部2A
と、このねじ部2Aに螺合するとともに前述した柱状芯
材1を同図の右端から左方に向けて押圧する構造の袋ナ
ット30Aとにより構成されている。その他の構成は前
述した従来例と同一となっている。
【0012】このようにしても、前述した図1の実施例
の場合と同様の作用効果を有するほか、特に光ファイバ
12を回転させたり,ねじったりすることなく当該光フ
ァイバを固持した柱状芯材1を外側のパイプ状部材2に
有効に係合し密封固定することができるという利点があ
る。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上のように構成され機能する
ので、これによると、光ファイバ部分全体を組立時に回
転させる必要がなくなり、これがため光ファイバのねじ
れ等による損傷事故を有効に抑えることが可能となり、
従って接合部における光ファイバの各種特性に対しても
充分これを維持することができるという信頼性の高い光
ファイバ用接続端子装置を提供することができる。
【0014】 特に、柱状芯材の周囲に所定の凹溝を形成
すると共に、パイプ状部材の内周に凹溝に対応するリン
グ状凹溝を形成し、これら凹溝及びリング状凹溝によっ
て形成される空間に所定のC字状リングを配設するよう
にしたので、構造が簡単で且つ組立が容易、という優れ
た効果を生じる。
【0015】 更には、パイプ状部材の外端当接部の外周
面にねじ部を形成し、このねじ部に螺合すると共に柱状
芯材をパイプ状部材側に押圧する所定の袋ナットを設け
たので、柱状芯材をパイプ状部材に適切に押圧すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図
【図2】本考案の第2実施例を示す断面図
【図3】従来例を示す断面図を示す。
【符号の説明】
1 柱状芯金 2 パイプ状部材としての金属パイプ 1A,2A リング状の凹溝 3,30 係合手段 3A C字状リング部材 9 溶接リップ 10 気密溶接 11 フランジ面 12 光ファイバ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバの端部を密封固定し
    支持する柱状芯材と、この柱状芯材を内径側に嵌合し固
    持するパイプ状部材とを備え、このパイプ状部材と前記
    柱状芯材とをその外端当接部にて密封してなる光ファイ
    バ用接続端子装置において、前記柱状芯材の周囲に所定の凹溝を形成すると共に、前
    記パイプ状部材の内周に前記凹溝に対応するリング状凹
    溝を形成し、これら凹溝及びリング状凹溝によって形成
    される空間に所定のC字状リングを配設したことを特徴
    とする 光ファイバ用接続端子装置。
  2. 【請求項2】 複数本の光ファイバの端部を密封固定し
    支持する柱状芯材と、この柱状芯材を内径側に嵌合し固
    持するパイプ状部材とを備え、このパイプ状部材と前記
    柱状芯材とをその外端当接部にて密封してなる光ファイ
    バ用接続端子装置において、前記パイプ状部材の外端当接部の外周面にねじ部を形成
    し、このねじ部に螺合すると共に前記柱状芯材をパイプ
    状部材側に押圧する所定の袋ナットを設けたことを特徴
    とする 光ファイバ用接続端子装置。
JP1991075825U 1991-08-27 1991-08-27 光ファイバ用接続端子装置 Expired - Lifetime JP2576971Y2 (ja)

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JPH0520012U JPH0520012U (ja) 1993-03-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01152308A (ja) * 1987-12-10 1989-06-14 Nec Corp 傾斜角計測計

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