JPH0520012U - 光フアイバ用接続端子装置 - Google Patents
光フアイバ用接続端子装置Info
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- JPH0520012U JPH0520012U JP7582591U JP7582591U JPH0520012U JP H0520012 U JPH0520012 U JP H0520012U JP 7582591 U JP7582591 U JP 7582591U JP 7582591 U JP7582591 U JP 7582591U JP H0520012 U JPH0520012 U JP H0520012U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立時に生じ易い光ファイバの損傷事故を抑
制したい。 【構成】 複数本の光ファイバ12の端部を密封固定し
支持する柱状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合
し固持するパイプ状部材2とを備え、このパイプ状部材
2と柱状芯材1とをその外端当接部にて密封してなる光
ファイバ用接続端子装置において、パイプ状部材2と柱
状芯材1との何れをも回転することなく当該両者を係合
する係合手段3を、パイプ状部材2の内径側に装備した
こと。
制したい。 【構成】 複数本の光ファイバ12の端部を密封固定し
支持する柱状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合
し固持するパイプ状部材2とを備え、このパイプ状部材
2と柱状芯材1とをその外端当接部にて密封してなる光
ファイバ用接続端子装置において、パイプ状部材2と柱
状芯材1との何れをも回転することなく当該両者を係合
する係合手段3を、パイプ状部材2の内径側に装備した
こと。
Description
【0001】
本考案は、光ファイバ用接続端子装置に係り、とくに複数の光ファイバをその 端部でたばねる場合に使用される光ファイバ用接続端子装置に関する。
【0002】
従来、この種の光ファイバの気密端子構造は、図3に示す構造で、光ファイバ 12を密封固定した柱状芯金6の外周部にはネジが,又端部には溶接用リップ1 0が設けられている。他方の金属パイプ51の内面には、同筒状芯金6に対応し てめねネジが,又端部には溶接用リップが設けられている。そして、この金属パ イプ51の中に光ファイバ12を密封固定した柱状芯金6をネジ込み挿入し、そ の端部のリップ部10を溶接気密にした後、一方にファイバ12を外部圧力から 保護するために、耐圧保護用の金属製の耐圧チューブ52が気密に接続する構造 となっていた。
【0003】
上述した、従来の光ファイバ用接続端子装置に於いては、光ファイバ12を密 封固定した柱状芯金6を金属パイプ51にネジ込み挿入固定後、その端部を溶接 密封を行い、さらに、外部圧力が加わる側のファイバ12に耐圧チューブ52を 挿入し、接合部をロー付け53または、低融点金属により気密に封止する。この 時に発生する熱によって、ファイバ12を保護している樹脂が溶かされファイバ 12が絡み合い、樹脂が凝固した時にファイバ12にストレスを加わる。このた め、光伝播損失の増加,ひいてはファイバ12断線につながる恐れが生じ、さら に、金属パイプ51と耐圧チューブ52との気密封止後の、気密確認を実施する ことが非常に困難となり、接合部の気密性およびファイバ12の信頼性を著じる しく低下させるという事態が多分に生じていた。
【0004】
【考案の目的】 本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とくに、接合部の気密性を 有効に保護するとともに、ファイバの断線事故もしくは光伝播損失の増大等の原 因となる光ファイバの損傷事故の発生を有効に抑えることのできる光ファイバ用 接続端子装置を提供することを、その目的とする。
【0005】
本考案では、複数本の光ファイバの端部を密封固定し支持する柱状芯材と、こ の柱状芯材を内径側に嵌合し固持するパイプ状部材とを備えている。そして、こ のパイプ状部材と柱状芯材とをその外端当接部にて密封してなる光ファイバ用接 続端子装置において、パイプ状部材と柱状芯材との何れをも回転することなく当 該両者を係合する係合手段を、パイプ状部材の内径側に装備する、という構成を 採っている。これによって前述した目的を達成しようとするものである。
【0006】
以下、本考案の第1実施例を図1に基づいて説明する。ここで、前述した図3 の従来例と同一の構成部材については同一の符号を用いることとする。この図1 に示す実施例は、複数本の光ファイバ12と、この複数本の光ファイバ12の端 部を密封固定し支持する柱状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合し固持す るパイプ状部材2とを備えている。このパイプ状部材2と柱状芯材1とは、その 外端当接部にて溶接リップ9部分で密封されている。符号10は気密溶接を意味 する。そして、パイプ状部材2と柱状芯材1との何れをも回転することなく当該 両者を係合する係合手段3が、パイプ状部材2の内径側に装備されている。
【0007】 係合手段3は、具体的には、柱状芯材1の外周囲に形成されたリング状凹溝1 Aと、このリング状凹溝1Aに対応して前述したパイプ状部材2の内径側に設け られたリング状凹溝2Aと、これらの各凹溝1A,2Aに係合するC字状リング 部材3Aとにより構成されている。
【0008】 これを更に詳述すると、まず、パイプ状部材としての金属パイプ2に耐圧チュ ーブ52を挿入し、気密にロー付け53を行った後、この状態で接続部の気密性 の確認を実施する。この金属パイプ2が組立てられた後、弾性を有するC字状リ ング3Aを金属パイプ2の内面に設けられたリング状凹溝2Aに挿入する。さら に、複数本の光ファイバ12を密封固定した柱状芯材1を、C字状リング3Aが 組込まれた金属パイプ2の中に圧入する。この時に弾性を有するC字状リング3 Aは柱状芯材1の端部に設けられた面取部1Bに接触し押し広げられ、さらに押 し込で柱状芯金1の凹溝1Aに挿入嵌合させ、その後、端部の金属パイプ1と柱 状芯金1の端部の溶接リップ9を気密溶接10を行い組立は完了する。この後に 、金属パイプ2のフランジ面20を使い溶接部の気密性確認を行う。この構造と することにより金属パイプ2と耐圧チューブ52の気密性及び光ファイバーにあ たえる熱影響を緩和することができ、装置全体の信頼度を向上させることができ る。
【0009】 このように、本実施例によると、光ファイバを密封固定した柱状芯金と、これ に嵌合する金属パイプの一部に相互に係合する凹溝を設け、この凹溝に嵌合する 弾性を有するC字状リングを追加することにより、金属パイプと耐圧チューブの 気密性を確認された部品を使うことができ、接続時の熱影響をファイバに与える ことがなくなり、従って、光ファイバ用接続端子装置の信頼度の向上を計ること ができる。
【0010】 次に、第2実施例を図2に基づいて説明する。この図2に示す実施例は、複数 本の光ファイバ12と、複数本の光ファイバ12の端部を密封固定し支持する柱 状芯材1と、この柱状芯材1を内径側に嵌合し固持するパイプ状部材としての金 属パイプ2とを備えている。このパイプ状部材2と前記柱状芯材1とは、その外 端当接部にて密封されている。そして、パイプ状部材2と柱状芯材1との何れを も回転することなく当該両者を係合する係合手段30が、前記パイプ状部材2の 外端部に装備されている。
【0011】 この係合手段30は、前述したパイプ状部材2の図2における右端部外周に形 成されたねじ部2Aと、このねじ部2Aに螺合するとともに前述した柱状芯材1 を同図の右端から左方に向けて押圧する構造の袋ナット30Aとにより構成され ている。その他の構成は前述した従来例と同一となっている。
【0012】 このようにしても、前述した図1の実施例の場合と同様の作用効果を有するほ か、特に光ファイバ12を回転させたり,ねじったりすることなく当該光ファイ バを固持した柱状芯材1を外側のパイプ状部材2に有効に係合し密封固定するこ とができるという利点がある。
【0013】
本考案は以上のように構成され機能するので、これによると、光ファイバ部分 全体を組立時に回転させる必要がなくなり、これがため光ファイバのねじれ等に よる損傷事故を有効に抑えることが可能となり、従って接合部における光ファイ バの各種特性に対しても充分これを維持することができるという信頼性の高い光 ファイバ用接続端子装置を提供することができる。
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図
【図2】本考案の第2実施例を示す断面図
【図3】従来例を示す断面図を示す。
1 柱状芯金 2 パイプ状部材としての金属パイプ 1A,2A リング状の凹溝 3,30 係合手段 3A C字状リング部材 9 溶接リップ 10 気密溶接 11 フランジ面 12 光ファイバ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本の光ファイバの端部を密封固定し
支持する柱状芯材と、この柱状芯材を内径側に嵌合し固
持するパイプ状部材とを備え、このパイプ状部材と前記
柱状芯材とをその外端当接部にて密封してなる光ファイ
バ用接続端子装置において、前記パイプ状部材と柱状芯
材との何れをも回転することなく当該両者を係合する係
合手段を、前記パイプ状部材の内径側に装備したことを
特徴とする光ファイバ用接続端子装置。 - 【請求項2】 複数本の光ファイバの端部を密封固定し
支持する柱状芯材と、この柱状芯材を内径側に嵌合し固
持するパイプ状部材とを備え、このパイプ状部材と前記
柱状芯材とをその外端当接部にて密封してなる光ファイ
バ用接続端子装置において、前記パイプ状部材と柱状芯
材との何れをも回転することなく当該両者を係合する係
合手段を、前記パイプ状部材の外端部に装備したことを
特徴とする光ファイバ用接続端子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075825U JP2576971Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光ファイバ用接続端子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991075825U JP2576971Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光ファイバ用接続端子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520012U true JPH0520012U (ja) | 1993-03-12 |
JP2576971Y2 JP2576971Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13587355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991075825U Expired - Lifetime JP2576971Y2 (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 光ファイバ用接続端子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576971Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062432A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Sunx Ltd | 光ファイバヘッド部及びその処理方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01152308A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-14 | Nec Corp | 傾斜角計測計 |
JPH01154432U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP1991075825U patent/JP2576971Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01152308A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-14 | Nec Corp | 傾斜角計測計 |
JPH01154432U (ja) * | 1988-04-15 | 1989-10-24 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002062432A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Sunx Ltd | 光ファイバヘッド部及びその処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576971Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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