JP3690753B2 - 選果機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、多品目果実を受け入れ可能にした選果機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、損傷し難い果実と損傷し易い果実とを、等級別及び階級別に選別する選果機は同じ選果機によって選別していた。果実を収容した箱体は、荷受移送装置で受けて移送して選別移送装置へ自動供給して移送しながら、手動によって等級を補正選別した果実は、選果移送装置で引継ぎ移送しながら、計量器で計量されて、階級を自動選別する移送装置であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
果実を収容した箱体は、選果機の荷受移送装置上へ供給されて所定位置まで移送され、箱体が反転されて果実が選別移送装置へ自動供給され、この選別移送装置で移送しながら、等級別の所定位置へ供給されていない果実は、手動選別して所定の等級位置へ手動で供給変更されて移送され、選果移送装置へと引継ぎされて移送されながら、計量器で各等級別に選別された果実は、計量されて階級が検出され、等級別で更に階級別に検出された果実は、所定位置へ排出されて箱詰めされる。
【0004】
上記の作業のときに、荷受移送装置から選別移送装置へ果実が自動供給されるとき、例えば柿及び桃等の損傷し易い果実は、損傷することが発生して、果実の品質が低下することがあったが、これを防止すると共に、1台の選果機で多品目果実を移送して選果しようとするものである。
【0005】
また、選別対象の果実等はその表面を磨いて商品価値を高め得るが、高級果実類では表面を磨くと却って商品イメージを損なうため、自然のままで店頭に並べられることが増えこれへの要望をも併せて満足させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、損傷し難い果実(イ)を収容した箱体を受けて移送する荷受移送装置2の移送途中にオートダンパ13を設け、上記箱体を反転しながら上記果実(イ)を選別移送装置3へ自動供給すべく構成すると共に上記箱体から供給された果実(イ)の表面をみがく清浄機5を構成し、目視によって等級を選別した該果実(イ)を選果移送装置4で引継ぎ移送しながら、階級別に自動選別すべく設ける一方、損傷し易い果実(ロ)を収容した箱体を上記オートダンパ13の下流側で上記荷受移送装置2から分岐して前記選果移送装置4の始端側に設けた計量器6の近傍でかつその手前位置まで延長した中継移送装置8によって移送すべく構成し、この損傷し易い果実(ロ)を上記清浄機5の下手側において上記選果移送装置4へ手動供給して移送しながら、階級別に自動選別すべく設ける選果機において、上記選別移送装置3に複数列の選別ローラコンベア18a,18b,18cを設け、さらにこの選別ローラコンベア18a,18b,18cの各終端部に果実の等級別品を引き継ぎ移送するタイミングローラコンベア19a,19b,19cを設け、これらタイミングローラコンベア19a,19b,19cの各終端部に、始端側に上記計量器6が設けられ複数個の秤量カップを装着した複数列の秤量コンベア21a,21b,21cを夫々設けて選果移送装置4を構成し、上記選別ローラコンベア18a,18b,18cの移送方向終端部に上記清浄機5を設け、損傷し難い果実(イ)は上記選別ローラコンベア18a,18b,18cの所定位置に目視選別されて供給され、損傷し易い果実(ロ)は上記秤量コンベア21a,21b,21c途中に設ける上記計量器6の移送上手側において秤量カップの所定位置に目視選別によって供給するよう構成した選果機の構成とする。
【0007】
【発明の作用】
損傷し難い果実(イ)、例えばトマト及びキウイ等の果実を選別するときは、トマトであるとこのトマトを収容した箱体は、選果機の荷受移送装置2上へ供給されて所定位置まで移送され、オートダンパ13に送られた箱体が反転されてトマトが選別移送装置3の選別ローラコンベア18a,18b,18cで移送され、この移送中に目視による等級別に該当の選別ローラコンベア18a,18b,18cに変更され、清浄機5を通過して果実(イ)表面がみがかれ、引き続きタイミングローラコンベア19a,19b,19c、秤量コンベア21a,21b,21cに受け継がれて移送される。各等級別、例えば秀品、優品及び良品に選別されたトマトは、秤量コンベア21a,21b,21c途中の計量器6で、階級、例えばL級、M級及びS級、が検出され、等級別及びこの階級別に所定位置へ排出されて箱詰めされる。
【0008】
又損傷し易い果実(ロ)、例えば柿及び桃等の果実を選別するときは、桃であるとこの桃を収容した箱体は、上記オートダンパ13の下流側で上記荷受移送装置2から分岐して前記選果移送装置4の始端側に設けた計量器6の近傍でかつその手前位置まで延長した中継移送装置8によって移送されて停止し、箱体内の桃を手動で取り出して、選果移送装置4の秤量コンベア21a,21b,21cに等級別の所定位置へ目視判定により手動で供給すると、この選果移送装置4で移送しながら、各等級別に選別されたこの桃は、秤量コンベア21a,21b,21c途中の計量器6で階級が検出され、等級別及びこの階級別に所定位置へ排出されて箱詰めされる。
【0009】
損傷し易い果実(ロ)は、清浄機5の下手側において上記選果移送装置4へ手動供給される構成であるから、清浄機5を通過せず表面みがき処理は施されない。
【0010】
【発明の効果】
この発明は、損傷し難い果実(トマト及びキウイ)等は、荷受移送装置2から選別移送装置3への供給は自動供給とし、損傷し易い果実(柿及び桃)等は、選果移送装置4への供給は手動供給としたことにより、果実の損傷が防止でき、更に1台の選果機で多品目果実を移送して選果することができる。
【0011】
このとき、洗浄機5の上手には損傷し難い果実(イ)が、また下手側には損傷し易い果実(ロ)が供給されるものであるから、損傷し易い果実(ロ)の表面は自然のままでみがき処理を施さない自然のままを維持して商品価値を高める。
選別ローラコンベア18a,18b,18cにタイミングローラコンベア19a,19b,19cを、このタイミングローラコンベア19a,19b,19cに秤量コンベア21a,21b,21cを接続して移送装置を構成し、タイミングベルトを介在してローラコンベアから秤量カップへ引き継ぐようになして計量器6にて階級選別用の計量を行うものであるが、損傷し難い果実(イ)は選別ローラコンベア18a,18b,18c移送中に等級選別して移送始端から等級に分けて移送できて効率が良く、損傷し易い果実(ロ)は秤量カップに供給できて損傷を少なくできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図例は、多品目果実、例えば損傷し難いトマト及びキウイ等の果実(イ)及び損傷し易い柿及び桃等の果実(ロ)を荷受けして、等級別及び階級別に選別する選果機1を示すものである。
【0013】
前記選果機1は、荷受移送装置2、選別移送装置3、選果移送装置4、清浄機5、計量器6、パッキングテ−ブル7、中継移送装置8及び空箱移送装置9等よりなる構成としている。前記荷受移送装置2は、左側端部の前後方向に設け、始端部には果実(イ)、又は果実(ロ)を収容した箱体の供給を受けて、順次供給される箱体に押されて、移送するローラコンベア10を設け、このローラコンベア10の終端部には、移送方向始端部から終端部へ向けて上り傾斜状態に、自動移送する傾斜ベルトコンベア11を設け、各箱体を受けて自動移送する構成であり、この傾斜コンベア11終端部には、垂平状態に、自動移送するベルトコンベア12を設け、各箱体を引継ぎ移送する構成であり、このベルトコンベア12の始端側方向には、移送されてくる果実(イ)を収容した箱体を反転させて、箱体内のこの果実(イ)を選別移送装置3へ供給するオ−トダンパ13を設け、又反転して空になった空箱体は元の状態に、このオ−トダンパ13で復元されて、この箱体は、該ベルトコンベア12で移送されて、空箱移送装置9へ引継ぎされる構成としている。該ベルトコンベア12の終端側方向には、移送されてきた果実(ロ)を収容した箱体を、中継移送装置8へ押出しする箱押装置14を設けた構成としている。
【0014】
前記空箱移送装置9は、ベルトコンベア12の終端部から横側へ向けて湾曲状態に設け、該ベルトコンベア12終端部には、空箱体の供給を受けて、順次供給される空箱体に押されて移送する湾曲したローラコンベア15を設け、このローラコンベア15の終端部には、始端部から終端部へ向けて下り傾斜する空箱シュ−ト16を設けた構成としている。
【0015】
前記選別移送装置3は、オ−トダンパ13横側に左右方向に設け、始端部には、果実(イ)の供給を受けて、自動移送する荷受調節ロ−ラ17を設け、この荷受調節ロ−ラ17終端部には、果実(イ)の等級別に、(例えば秀品、優品及び良品)自動移送する3列の選別ローラコンベア18a,18b,18cを設けた構成であり、これらの選別ロ−ラコンベア18a,18b,18cで所定の等級品が移送されていないときは、目視により等級選別して該当の等級別移送位置へ手動で供給変更する構成である。該選別ロ−ラコンベア18a,18b,18c終端部には、果実(イ)の等級別品を引継ぎして自動移送するタイミングロ−ラコンベア19a,19b,19cを設けた構成としている。
【0016】
前記清浄機5は、選別ロ−ラコンベア18a,18b,18cの移送方向終端部に設け、これら選別ロ−ラコンベア18a,18b,18cで移送される果実(イ)に付着する塵埃を清掃すると共に、表面をみがく構成であり、又塵埃は集塵機20で吸引排出する構成としている。
【0017】
前記選果移送装置4は、選別移送装置3のタイミングロ−ラコンベア19a,19b,19c終端部に設け、該タイミングロ−ラコンベア19a,19b,19cから果実(イ)の秀品、優品及び良品を引継ぎ自動移送する複数個の秤量カップを装着した秤量コンベア21a,21b,21cを3列左右方向に設け、始端部は該タイミングロ−ラコンベア19a,19b,19c下側に所定量重合させ、該秤量コンベア21a,21b,21cの全長は、コンベア21aは短かく、コンベア21bは中間、及びコンベア21cは長く形成している。
【0018】
前記計量器6は、選果移送装置4の秤量コンベア21a,21b,21cの始端部近傍に設け、該秤量コンベア21aで移送中の果実(イ)の秀品、該秤量コンベア21bで移送中の優品、該秤量コンベア21cで移送中の良品、これら各等級別に移送中の果実(イ)の形状を検出して、更に階級別、例えば3L,2L,L,M,2S,Sに選別する構成としている。
【0019】
前記パッキングテ−ブル7a,7b,7cは、各秤量コンベア21a,21b,21cの前側に複数個設け、果実(イ)の等級別、及び階級別果実(イ)のうち、秀品、優品及び良品の階級3Lが、該各秤量コンベア21a,21b,21cの各秤量カップから所定位置で、各シュ−ト(図示せず)へ排出され、これら各シュ−トを経て左端の該各パッキングテ−ブル7aへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰される。果実(イ)の各等級の階級2Lは、上記の秀品、優品及び良品の階級3Lと同じように、中央部の該各パッキングテ−ブル7bへ供給されて、人手によって箱詰される。果実(イ)の各等級の階級Lは、上記の秀品、優品及び良品の階級3Lと同じように、右端の該各パッキングテ−ブル7cへ供給されて、人手によって箱詰される構成としている。
【0020】
受ボックス22a,22b,22cは、各秤量コンベア21a,21b,21cの前側に複数個設け、果実(イ)の等級別及び階級別が検出された、この果実(イ)の秀品、優品及び良品の階級Mが、該各秤量コンベア21a,21b,21cの各秤量カップから所定位置で、各シュ−ト(図示せず)へ排出され、この各シュ−トを経て該各受ボックス22a,22aへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰される。果実(イ)の各等級の階級2Sは、上記の秀品、優品及び良品の階級Mと同じように、該各受ボックス22b,22bへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰めされる。果実(イ)の各等級の階級Sは、上記の秀品、優品及び良品の階級Mと同じように、該受ボックス22cへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰される構成としている。
【0021】
前記中継移送装置8は、箱押装置14横側に左右方向で、計量器6手前位置まで設け、傾斜ローラコンベア23及びローラコンベア24よりなり、該箱押装置14で押出される果実(ロ)収容の箱体の供給を受けて、順次供給される箱体に押されて、移送する構成であり、移送されるこの箱体を人手によって、補助ローラコンベア25a,25bへ取込み、人手によって果実(ロ)を等級別、例えば秀品、優品及び良品に目視選別して、所定の各秤量コンベア21a,21b,21cの各秤量カップへ人手によって搭載供給する構成であり、これら各秤量コンベア21a,21b,21cへ等級別に供給された果実(ロ)は、計量器6での階級選別、又各秤量コンベア21a,21b,21cでの移送及びパッキングテ−ブル7a,7b,7c、受ボックス22a,22b,22cへの供給は、果実(イ)と同じように行われる構成としている。
【0022】
空箱移送装置26は、中継移送装置8の上部に左右方向から前後方へ変化させて設け、自動移送するベルトコンベア26′と、補助ベルトコンベア27と、順次供給される空箱体で押されて移送するローラコンベア(A),(B),28a,28bとよりなる構成であり、該ローラコンベア(B)28bの始端部を回動中心として、終端部が上下回動する構成である。果実(ロ)の空箱体を移送するときは、該ローラコンベア(B)28bは下方へ回動して、ローラコンベア15へ連接する構成であり、又果実(イ)の空箱体を前記空箱移送装置9で移送するときは、該ロ−ラコンベア(B)28bは上方へ回動する構成としている。したがって、前記空箱移送装置9への連接によって果実(ロ)側の空箱移送装置26の終端側を共用できる。
【0023】
踏台29は、選別移送装置3の前後両側で、計量器6近傍部まで設置した構成であり、この踏台29,29上へ人が立って、果実(イ)又は(ロ)を手選別する構成としている。中央操作装置(図示せず)は、中央制御室内に設け、選果機1の各部を制御する構成としている。
【0024】
以下、上記実施例の作用について説明する。損傷し難い果実(イ)、例えばトマト及びキウイ等を選別するときは、トマトであるとこのトマトを収容した箱体は、選果機1の荷受移送装置2のローラコンベア10へ供給すると、傾斜ベルトコンベア11へ引継ぎされて移送され、ベルトコンベア12へ引継ぎされて移送中に、オ−トダンパ13でこの箱体は反転し、トマトは選別移送装置3の荷受調節ロ−ラ17から各選別ロ−ラコンベア18a,18b,18cへ引継ぎされて移送され、この移送中に果実(イ)の各等級、例えば秀品、優品及び良品が該当位置へ供給されていないで移送されている場合は、目視選別して該当位置へ手動で変更されて移送され、この移送中に清浄器5で清浄され、塵埃は集塵機20で吸引排出される。清浄済み果実(イ)はタイミングロ−ラコンベア19a,19b,19cで引継ぎされて移送され、選果移送装置4の秤量コンベア21a,21b,21cの各秤量カップへ搭載供給されて移送され、この移送中に計量器6によって、各等級別の果実(イ)は、階級別に、例えば3L,2L,L,M,2S,Sに選別され、階級別に所定位置まで移送されて、階級別にパッキングテ−ブル7a,7b,7c、又は受ボックス22a,22b,22cへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰される。
【0025】
又損傷し易い果実(ロ)、例えば柿及び桃等を選別するときは、桃であるとこの桃を収容した箱体は、選果機1の荷受移送装置2のローラコンベア10へ供給すると、傾斜ベルトコンベア11へ引継ぎされて移送され、ベルトコンベア12へ引継ぎされて移送中に、箱押装置14で押されて、この箱体は中継移送装置8の傾斜ローラコンベア23へ供給され、ローラコンベア24へ引継ぎされて移送され、果実(ロ)の箱体を補助ローラコンベア25a,25bへ取込み、人手によって果実(ロ)を等級選別に、例えば秀品、優品及び良品に目視選別して所定の各秤量コンベア21a,21b,21cの各秤量カップへ人手によって搭載供給して移送され、この移送中に計量器6によって、各等級別の果実(ロ)は、階級別に、例えば3L,2L,L,M,2S,Sに検出され、階級別に所定位置まで移送されて、階級別にパッキングテ−ブル7a,7b,7c、又は受ボックス22a,22b,22cへ供給されて、人手によって箱体へ箱詰される。
【0026】
図3〜図6は他の実施例の多条選果機30を示す図であり、選別移送装置31a,31bは、前後両側で左右方向に設け、この選別移送装置31a,31bは、移送コンベア等よりなる構成であり、この移送コンベア上へ供給される果実を移送する構成であり、この選別移送装置31a,31bの前後側には、各踏台32,32を設け、この各踏台32,32上に人が立って人手によって、該各選別移送装置31a,31b上を移送中の果実を等級別に、(例えば秀品、優品及び良品)手選別して選果移送装置33へ等級別に供給する構成であり、これら各選別移送装置31a,31bの該各移送コンベアは、終端側より所定長さの間は、幅を狭く構成して該選果移送装置33へ選別済果実の供給を容易にした構成としている。又この終端側の所定長さは、傾斜シュ−トで幅を狭く構成するもよい。
【0027】
前記選果移送装置33は、各選別移送装置31a,31b間で左右方向に設け、複数個の秤量カップを装着した秤量コンベア34a,34b,34cを複数例に配設した構成であり、例えば両外側位置は、選別移送装置31a,31b部で手選別された秀品の供給を受けて移送する該各秤量コンベア34a,34aであり、中間位置は該選別移送装置31a,31b部で手選別された優品を受けて移送する該各秤量コンベア34b,34bであり、両内側位置は、該選別移送装置31a,31b部で手選別された良品の供給を受けて移送する該各秤量コンベア34c,34cを設けた構成である。
【0028】
修正部35は、選別移送装置31a,31bの終端部より所定距離は、この修正部35位置で、各秤量コンベア34a,34b,34cの各秤量カップ上へ搭載して移送中の姿勢の悪い果実の姿勢を訂正すべく設けた構成としている。計量器36は、修正部35の横側の移送方向側に設け、形状及び色等を検出するカメラ及びカラ−センサ等よりなる構成であり、選果移送装置33の秤量コンベア34aで移送中の果実の秀品、秤量コンベア34bで移送中の果実の優品、秤量コンベア34cで移送中の果実の良品、これら各等級別に移送中の果実の形状及び色等を検出して、更に階級別に、例えば3L,2L,L,M,2S,Sに選別する構成としている。
【0029】
受ボックス37a,37b,37cは、左右両側の各秤量コンベア36aの左右両側に設け、等級別及び階級別が検出された、秀品、優品及び良品の各階級Lランクは、各秤量カップから所定位置で、各シュ−ト(図示せず)へ排出され、この各シュ−トを経て該各受ボックス37aへ排出されて、人手によって箱詰される。等級別及び階級別が検出された、秀品、優品及び良品の階級Mランクは、上記Lランクと同じように、該各受ボックス37bへ排出されて、人手によって箱詰される。等級別及び階級別が検出された秀品、優品及び良品の階級Sランクは、上記Lランクと同じように、該各受ボックス37cへ排出されて、人手によって箱詰される。
【0030】
上記の図3〜図6によって、等級別に手選別した良品の選果移送装置33の中央部の各秤量コンベア34c,34cへのこの良品を供給して搭載を容易にしたものであると共に、修正部35を設けたことにより、各秤量カップへ搭載した果実の姿勢を確実に、この修正部35で修正することができて、これによって計量器36で検出する各階級別の検出を、より正確に検出することのできるものとしている。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示す。
【図1】選果機の一部破断せる全体平面図。
【図2】選果機の一部破断せる全体側面図。
【図3】他の実施例を示す多条選果機の一部の平面図。
【図4】他の実施例を示す多条選果機の一部の拡大平面図。
【図5】他の実施例を示す図4のA−A拡大断面図。
【図6】他の実施例を示す図4のB−B断面図。
【符号の説明】
2 荷受移送装置
3 選別移送装置
4 選果移送装置
5 清浄機
6 計量器
8 中継移送装置
9 空箱移送装置
13 オートダンパ
18a,18b,18c 選別ローラコンベア
19a,19b,19c タイミングローラコンベア
21a,21b,21c 秤量コンベア
26 空箱移送装置
Claims (1)
- 損傷し難い果実(イ)を収容した箱体を受けて移送する荷受移送装置2の移送途中にオートダンパ13を設け、上記箱体を反転しながら上記果実(イ)を選別移送装置3へ自動供給すべく構成すると共に上記箱体から供給された果実(イ)の表面をみがく清浄機5を構成し、目視によって等級を選別した該果実(イ)を選果移送装置4で引継ぎ移送しながら、階級別に自動選別すべく設ける一方、損傷し易い果実(ロ)を収容した箱体を上記オートダンパ13の下流側で上記荷受移送装置2から分岐して前記選果移送装置4の始端側に設けた計量器6の近傍でかつその手前位置まで延長した中継移送装置8によって移送すべく構成し、この損傷し易い果実(ロ)を上記清浄機5の下手側において上記選果移送装置4へ手動供給して移送しながら、階級別に自動選別すべく設ける選果機において、上記選別移送装置3に複数列の選別ローラコンベア18a,18b,18cを設け、さらにこの選別ローラコンベア18a,18b,18cの各終端部に果実の等級別品を引き継ぎ移送するタイミングローラコンベア19a,19b,19cを設け、これらタイミングローラコンベア19a,19b,19cの各終端部に、始端側に上記計量器6が設けられ複数個の秤量カップを装着した複数列の秤量コンベア21a,21b,21cを夫々設けて選果移送装置4を構成し、上記選別ローラコンベア18a,18b,18cの移送方向終端部に上記清浄機5を設け、損傷し難い果実(イ)は上記選別ローラコンベア18a,18b,18cの所定位置に目視選別されて供給され、損傷し易い果実(ロ)は上記秤量コンベア21a,21b,21c途中に設ける上記計量器6の移送上手側において秤量カップの所定位置に目視選別によって供給するよう構成した選果機。
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1993
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