JP3687749B2 - スキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法 - Google Patents

スキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法 Download PDF

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    • H02K2201/09Magnetic cores comprising laminations characterised by being fastened by caulking

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、かしめ積層後にスキュー形状が可変となる積層鉄心及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータには、金型装置にて金属薄板から打ち抜きされた固定子鉄心片をかしめ積層して形成される固定子積層鉄心の内側に、同様に金型装置にて金属薄板から打ち抜きされた回転子鉄心片をかしめ積層して形成される回転子積層鉄心が回動自在に組み込まれている。なお、モータの作動時にゴギング現象が発生しないように、例えば、回転子積層鉄心を製造する際にスキューさせながら回転子鉄心片をかしめ積層している。
ここで、スキューは、打ち抜きされた回転子鉄心片を先に打ち抜きされた回転子鉄心片に積層する際に、先に打ち抜きされた回転子鉄心片側を所定角度(スキュー角度)回転させてかしめ部の位置を移動させながらかしめ積層を行うことにより形成される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−56608号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、スキューは回転子鉄心片をかしめ積層して回転子積層鉄心を形成する際に、同時に形成することができるが、かしめ積層は、本来各回転子鉄心片同士をかしめ結合して回転子積層鉄心を形成することを第一義としている。
このため、回転子積層鉄心を製造する際に、前記のようにスキューを形成できるが、一旦、回転子積層鉄心が製造された後にはスキュー形状を変えることはできなかった。
更に、製造された回転子積層鉄心ではそのスキュー形状を変えることができないため、モータの使用形態や使用目的が途中で変更になった場合には、その対応が不十分となり、モータの作動時にゴギング現象及び騒音が発生する可能性が高くなっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、かしめ積層後でもモータの各種運用に対応させてスキュー形状を自在に変更することが可能なスキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係るスキュー形状可変型積層鉄心は、金型装置によって打ち抜き形成された複数枚の鉄心片をかしめ突起と該かしめ突起が嵌入するかしめ孔を介して積層した積層鉄心であって、
最下層を除く前記鉄心片には、前記かしめ突起と前記かしめ孔とが、前記鉄心片の回転中心を基準として同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成され、かつ、前記かしめ突起はU字、V字又は逆台形となっていると共に、前記かしめ突起の先端が該かしめ突起のほぼ中央に位置し、前記かしめ孔は平面視して前記回転中心を基準として円弧状であって該かしめ孔に嵌入する前記かしめ突起の最大拡がりより円周方向に長く、前記各かしめ孔の円周方向隙間が形成され、積層鉄心を形成した後に前記各鉄心片を相互に前記回転中心の回りに自在に回転できる。
【0006】
かしめ突起とかしめ孔とを、鉄心片の回転中心を基準として同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成すると、鉄心片をかしめ積層した際に、かしめ突起とかしめ孔から構成されるかしめ連結箇所は、回転中心を基準として同一半径位置に配置される。
そして、かしめ孔に上層の鉄心片のかしめ突起を嵌入した際に、かしめ孔とかしめ突起との間には円周方向隙間が形成されているので、例えば、下層の鉄心片に対して上層の鉄心片を隙間が形成されている向きにずらすことにより、この隙間を円弧長とする中心角度分だけ上層の鉄心片を回転中心の回りに回転させることができる。
従って、積層鉄心において、各鉄心片は相互に回転中心の回りで回転することができる。
【0007】
このため、かしめ積層された各鉄心片間の回転角度を調整しながら各鉄心片を回転中心の回りに回転させることにより、積層鉄心に自在な形状のスキューを形成することができる。
更に、かしめ突起及びかしめ孔を各鉄心片にそれぞれ複数形成することによりかしめ連結箇所を多くして、各鉄心片間のかしめ積層力を大きくすることができる。また、鉄心片を回転させた際にも、平面視、あるいは側面視した際の積層鉄心の外形形状を変化させない。
なお、かしめ突起とかしめ孔は、回転中心に対して対称になるように配置することが積層鉄心の形状精度及びかしめ強度向上の点から好ましい。
【0008】
【0009】
かしめ孔を平面視して円弧状にすることで、嵌入したかしめ突起をかしめ孔内で容易にかしめ結合力を維持しながら回転することができる。
ここで、磁極の数がnであるとき、例えば、磁極一極分のスキューを与えようとする場合、積層鉄心を構成する鉄心片の枚数をPとすると、各鉄心片に(360/Pn)°の回転が生じるようにすればよい。従って、回転中心からrの位置にかしめ孔を形成する場合では、かしめ孔の円周方向に同一向きに形成する隙間の長さは、(2πr/Pn)とすればよい。
また、積層鉄心のスキューの磁極の1極分以上、例えば2極、3極分等の多極分まで可変とする場合には、それに応じた隙間を形成すればよい。
なお、かしめ突起も平面視して円弧状に形成することにより、かしめ孔にかしめ突起を嵌入した際、かしめ孔の内側に沿ってかしめ突起を滑らかに回転させることができる。更に、かしめ孔にかしめ突起を嵌入した際のかしめ孔とかしめ突起の間の接触面積を大きくして、各鉄心片間のかしめ積層力を大きくすることができる。
【0010】
本発明に係るスキュー形状可変型積層鉄心において、前記かしめ孔は、積層する複数枚の前記鉄心片に貫通して形成され、かつ、該貫通して形成されるかしめ孔に嵌入する前記かしめ突起は、貫通する前記かしめ孔の下部位置まで届くようにすることができる。
【0011】
1つのかしめ突起で複数枚の鉄心片をかしめ積層する場合には、鉄心片を回転する際の回転力を複数枚の鉄心片で担い、鉄心片の回転をなだらかにでき、また、各鉄心片間の回転角度の調整を容易に行うことができる。
【0012】
本発明に係るスキュー形状可変型積層鉄心において、前記かしめ孔は積層方向の前記鉄心片に1枚毎交互に形成される第1のかしめ孔と、該第1のかしめ孔とは異なる位置で積層する複数枚の前記鉄心片に貫通して形成される第2のかしめ孔を有し、前記かしめ突起は前記第1のかしめ孔に嵌入する第1のかしめ突起と前記第2のかしめ孔に嵌入する第2のかしめ突起を有し、しかも、前記第1のかしめ突起は前記第1のかしめ孔の下部位置まで届き、前記第2のかしめ突起は前記第2のかしめ孔の下部位置まで届くようにすることができる。
【0013】
各鉄心片に、第1のかしめ孔及び第1のかしめ孔に嵌入する第1のかしめ突起をそれぞれの位置を順次変えて形成して、積層する各鉄心片を交互にかしめ位置を変えかしめ積層する。
また、各鉄心片に、積層する複数枚の鉄心片に貫通して形成される第2のかしめ孔及び第2のかしめ孔に嵌入する第2のかしめ突起をそれぞれの位置を順次変えて形成して、積層する複数枚の鉄心片を一括してかしめ積層する。
このように、第1のかしめ孔及び第1のかしめ突起、第2のかしめ孔及び第2のかしめ突起によって同時にかしめ連結することにより、積層する鉄心片同士のかしめ積層力を更に高めることができると共に、積層鉄心を回転する際の回転力を複数枚の鉄心片で担うことができ、また、鉄心片の回転力を複数枚の鉄心片に同時に伝達することができるので、各鉄心片間の回転角度の調整を容易に行うことができる。
【0014】
前記目的に沿う本発明に係るスキュー形状可変型積層鉄心の製造方法は、金型装置によって、最下層の鉄心片にかしめ孔を形成し、最下層を除く鉄心片にかしめ突起とかしめ孔とを回転中心を基準にして同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成する工程と、下層の前記鉄心片の前記かしめ孔に上層の前記鉄心片のかしめ突起を嵌入して積層鉄心を形成する工程とを有し、
前記かしめ突起はU字、V字又は逆台形に形成すると共に、前記かしめ突起の先端が該かしめ突起のほぼ中央に位置し、前記かしめ孔は平面視して前記回転中心を基準として円弧状であって前記かしめ突起の最大拡がりより前記回転中心を基準にして円周方向に長く形成して、前記鉄心片の前記かしめ孔に上層の前記鉄心片の前記かしめ突起をそれぞれ入れ込んだ際に前記かしめ孔と前記かしめ突起との間に、円周方向隙間を形成し、積層鉄心を形成した後の前記各鉄心片が相互に前記回転中心の回りに自在に回転できる。
【0015】
最下層の鉄心片にかしめ孔を形成し、最下層を除く鉄心片にかしめ突起とかしめ孔とを鉄心片の回転中心を基準として同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成する場合、かしめ孔をかしめ突起より回転中心を基準にして円周方向に長く形成して、かしめ孔に上層の鉄心片のかしめ突起が嵌入された際に円周方向に隙間が形成されるようにする。
これによって、かしめ積層された各鉄心片間では、例えば、下層の鉄心片に対して上層の鉄心片を隙間が形成されている向きに、この隙間を円弧長とする中心角以下の角度内にて回転中心の回りに回転させることができる。
従って、積層鉄心を形成した後で、積層鉄心を構成する各鉄心片を相互に回転中心の回りで隙間が形成されている向きに回転することにより、積層鉄心に自在な形状のスキューを形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の第1の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心である回転子積層鉄心の斜視図、図2は同回転子積層鉄心のかしめ連結部の部分展開側断面図、図3(A)〜(C)はそれぞれ同回転子積層鉄心に形成したスキュー形状の説明図、図4は同回転子積層鉄心の製造における鉄心片の形成過程を示す説明図、図5は本発明の第2の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心である回転子積層鉄心の斜視図、図6は同回転子積層鉄心のかしめ連結部の部分展開側断面図である。
【0017】
図1、図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心であるモータの回転子積層鉄心10は、中央のボス部11を基準にして周囲に放射状に12個の磁極部12を備えている。
また、この回転子積層鉄心10は、最下層の鉄心片13とその上に交互に積層されている鉄心片14、15とを有し、各鉄心片13〜15はそれぞれ同一厚みで回転中心16を基準にして軸対称に形成されている。以下、これらについて詳しく説明する。
各鉄心片13〜15は、ボス部11を形成するボス片部17〜19とこれに基部が連結されて磁極部12を形成する磁極片部20とを有している。
【0018】
鉄心片13のボス片部17の半径方向中心位置には、複数(例えば、3個)のかしめ孔21が円周を分割(例えば、3等分)した位置に形成されている。鉄心片14のボス片部18には、鉄心片13の複数のかしめ孔21に嵌入する複数(例えば、3個)のかしめ突起22が設けられ、更にそれぞれのかしめ突起22の中間位置でその同一円周上には、複数(例えば、3個)のかしめ孔23が設けられている。
また、鉄心片15のボス片部19には、前記鉄心片14の複数のかしめ孔23に嵌入する複数(例えば、3個)のかしめ突起24が設けられ、それぞれのかしめ突起24の中間位置でその同一円周上には、複数(例えば、3個)のかしめ孔25が設けられている。
従って、この鉄心片15の下層には鉄心片14、13が積層され、またこの鉄心片15の上に前記した鉄心片14、15が交互に積層されて所定厚みの積層鉄心を形成している。
【0019】
ここで、前記したかしめ孔21、23、25及びかしめ突起22、24はそれぞれ同一形状となって、しかも、鉄心片13、14、15の回転中心16を基準にして平面視して円弧状に形成されたかしめ孔21、23、25は、このかしめ孔21、23、25に嵌入するかしめ突起22、24、22の最大拡がりLより円周方向に長く形成されている。
このため、それぞれ鉄心片13〜15のかしめ孔21、23、25にその直上の鉄心片14、15、14のかしめ突起22、24、22を嵌入させた場合、各かしめ孔21、23、25には、円周方向に同一向きの隙間が形成されて、積層方向に隣り合う鉄心片13〜15がそれぞれ僅少の角度範囲で回動し、図3(A)〜(C)に示すように、可変角度で傾斜直線状、V字状、傾斜曲線状等のスキュー26〜28を回転子積層鉄心10に与えることができる。
【0020】
続いて、図4を参照しながら、前記した回転子積層鉄心10の製造方法について説明する。
図4に示すように、前記実施の形態に係る回転子積層鉄心10を製造する金型装置は、ステーションA〜Fを有し、磁性鋼板からなる薄板条材29を順次、ステーションAからステーションFに搬送し、鉄心片13及び交互に鉄心片14、15を形成し、ステーションFでかしめ積層して回転子積層鉄心10を組み立てている。以下、各ステーションA〜Fにおいて鉄心片13〜15を形成する工程について説明する。
【0021】
ステーションAでは、薄板条材29の両側に、各ステーションB〜Fでの薄板条材29の位置決めを行うパイロット孔30を順次形成する。
ステーションBでは、順次搬送された薄板条材29に対して12個のスロット孔30aを形成する。これによって、各鉄心片13〜15のボス片部17〜19及びこれに連結される磁極片部20の主要な輪郭が形成される。
ステーションCでは、鉄心片13の3個のかしめ孔21が、ボス片部17に形成される。この鉄心片13に続いて形成される鉄心片14、15に対して、ステーションCはアイドルステーションとなる。
【0022】
ステーションDでは、鉄心片14のボス片部18に対して、それぞれ3個のかしめ孔23とかしめ突起22が形成される。鉄心片13、15に対しては、このステーションDはアイドルステーションとなる。
ステーションEでは、鉄心片15のボス片部19に対してそれぞれ3個のかしめ孔25とかしめ突起24が形成される。鉄心片13、14に対して、ステーションEはアイドルステーションとなる。
以上のステーションA〜Eを通過することによって、かしめ孔21を有する最下層の鉄心片13が形成され、次にかしめ孔23及びかしめ突起22を有する鉄心片14と、かしめ孔25及びかしめ突起24を有する鉄心片15とが交互に形成される。
【0023】
ステーションFでは、これらの鉄心片13〜15の外形及び内形抜きを同時に行い、金型内にこれらの鉄心片13〜15を所定枚数かしめ積層して回転子積層鉄心10が形成される。この回転子積層鉄心10を形成する鉄心片13〜15において、各かしめ孔21、23、25はそれぞれに嵌入するかしめ突起22、24、22より円周方向に長く、円周方向の両側に隙間を有する。
なお、かしめ突起22、24の突出高さは、薄板条材29の厚みと実質的に同じであって、それぞれかしめ孔21、23(25も含む)の底部(下部位置)まで到達して、強固に上下の鉄心片13〜15を連結している。
【0024】
図5、図6に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心であるモータの回転子積層鉄心31は、中央のボス部32を基準にして周囲に放射状に12個の磁極部33を備えている(第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心10と同様)。
また、この回転子積層鉄心31は、最下層の鉄心片34とその上に所定厚みとなるまで繰り返して積層されている鉄心片35〜40とを有し、鉄心片34〜40はそれぞれ同一厚みで、以下に詳細に説明するかしめ孔とかしめ突起を除いて回転中心41を基準にして軸対称に形成されている。以下、これらについて詳しく説明する。
各鉄心片34〜40は、ボス部32を形成するボス片部42〜48とこれに基部が連結されて磁極部33を形成する磁極片部49(この実施の形態では12個ある)とを有している。
【0025】
回転子積層鉄心31を構成する各鉄心片34〜40は、円周を3等分した位置にそれぞれ形成される第1のかしめ部Aと、この第1のかしめ部Aの中間位置にそれぞれ形成される第2のかしめ部Bとによってかしめ積層されている。
第1のかしめ部Aは、第1の実施の形態に係る回転子積層鉄心10と同様、それぞれ直上下の鉄心片34〜40は以下に詳細に図面の記載した番号を付して説明する第1のかしめ孔とこれに嵌入する第1のかしめ突起を介して連結されている。
【0026】
鉄心片34のボス片部42の半径方向中心位置には、2個の円周方向に幅広のかしめ孔50、52が0度及び240度位置(ここで、かしめ孔50の位置を基準とする)に形成され、また、円周方向に第1のかしめ孔を構成する幅狭のかしめ孔51、53が60度と300度位置に形成されている。
鉄心片35のボス片部43には、幅広のかしめ孔54、55、57が0度、120度、240度位置に形成され、幅狭のかしめ孔56が180度位置に形成されている。かしめ孔54は下層の鉄心片34のかしめ孔50と、及びかしめ孔57は下層の鉄心片34のかしめ孔52とそれぞれ中心を一致させて形成され、これによって連続した2枚の鉄心片に貫通して形成される第2のかしめ孔を形成している。
更に、鉄心片35のボス片部43には、それぞれ第1のかしめ突起を構成し下層の鉄心片34の幅狭のかしめ孔51に嵌入するかしめ突起58とかしめ孔53に嵌入するかしめ突起59が形成されている。
【0027】
鉄心片36のボス片部44には、幅広のかしめ孔61が120度位置に形成され、幅狭のかしめ孔60、62が60度、300度位置に形成され、かしめ孔60は下層の鉄心片34のかしめ孔51と、かしめ孔61は下層の鉄心片35のかしめ孔55と、及びかしめ孔62は下層の鉄心片34のかしめ孔53とそれぞれ中心を一致させて形成されている。
そして、鉄心片36のボス片部44には、下層の鉄心片35、34の貫通したかしめ孔50、54(即ち、第2のかしめ孔)に嵌入する第2のかしめ突起63、下層の鉄心片35のかしめ孔56に嵌入するかしめ突起64、下層の鉄心片35、34の貫通したかしめ孔52、57に嵌入する第2のかしめ突起65が形成されている。
【0028】
鉄心片37のボス片部45には、幅広のかしめ孔66、68が0度と240度位置に形成され、幅狭のかしめ孔67が180度位置に形成され、かしめ孔66は下層の鉄心片34、35のかしめ孔50、54と、かしめ孔67は下層の鉄心片35のかしめ孔56と、及びかしめ孔68は下層の鉄心片34、35のかしめ孔52、57とそれぞれ中心を一致させて形成されている。
更に、鉄心片37のボス片部45には、下層の鉄心片36のかしめ孔60に嵌入するかしめ突起69、下層の鉄心片35、36の貫通したかしめ孔55、61に嵌入する第2のかしめ突起70、下層の鉄心片36のかしめ孔62に嵌入するかしめ突起71が形成されている。
【0029】
鉄心片38のボス片部46には、幅広のかしめ孔72、74、75が0度、120度、240度位置に形成され、幅狭のかしめ孔73、76が60度、300度位置に形成され、かしめ孔72は下層の鉄心片34、35、37のかしめ孔50、54、66と、かしめ孔73は下層の鉄心片34、36のかしめ孔51、60と、かしめ孔74は下層の鉄心片35、36のかしめ孔55、61と、かしめ孔75は下層の鉄心片34、35、37のかしめ孔52、57、68と、及びかしめ孔76は下層の鉄心片34、36のかしめ孔53、62とそれぞれ中心を一致させて形成されている。
更に、鉄心片38のボス片部46には、かしめ孔67に嵌入するかしめ突起77が180度位置に形成されている。
【0030】
鉄心片39のボス片部47には、幅広のかしめ孔78が120度位置、幅狭のかしめ孔79が180度位置に形成され、かしめ孔78は下層の鉄心片35、36、38のかしめ孔55、61、74と、及びかしめ孔79は下層の鉄心片35、37のかしめ孔56、67とそれぞれ中心を一致させて形成されている。
更に、鉄心片39のボス片部47には、貫通したかしめ孔66、72に嵌入する第2のかしめ突起80が0度位置に形成され、下層の鉄心片38のかしめ孔73に嵌入するかしめ突起81が60度位置に形成され、また、下層の鉄心片37、38の貫通したかしめ孔68、75に嵌入する第2のかしめ突起82が240度位置、下層の鉄心片38のかしめ孔76に嵌入するかしめ突起83が300度位置に形成されている。
【0031】
鉄心片40のボス片部48には、幅広のかしめ孔84、86が0度と240度位置に形成され、幅狭のかしめ孔85、87が60度と300度位置に形成されている。そして、かしめ孔84は下層の鉄心片34、35、37、38のかしめ孔50、54、66、72と、かしめ孔85は下層の鉄心片34、36、38のかしめ孔51、60、73と、かしめ孔86は下層の鉄心片34、35、37、38のかしめ孔52、57、68、75と、及びかしめ孔87は下層の鉄心片34、36、38のかしめ孔53、62、76とそれぞれ中心を一致させて形成されている。
更に、鉄心片40のボス片部48には、貫通したかしめ孔74、78に嵌入する第2のかしめ突起88が120度位置に、下層の鉄心片39のかしめ孔79に嵌入するかしめ突起89が180度位置に形成されている。
従って、鉄心片34の上に前記した鉄心片35〜40が所定厚みまで繰り返し積層されて回転子積層鉄心31を形成している。
【0032】
ここで、前記した各幅広のかしめ孔50、52、54、55、57、61、66、68、72、74、75、78、84、86、及び前記した各幅狭のかしめ孔51、53、56、60、62、67、73、76、79、85、87はそれぞれ同一形状となって、しかも、回転中心41を基準にして同一半径位置の位置にそれぞれ平面視して円弧状に形成されている。
また、前記した各かしめ突起58、59、64、69、71、77、81、83、89、及び前記した各かしめ突起63、65、70、80、82、88もそれぞれ同一形状となって、しかも、回転中心41を基準にして同一半径の位置にそれぞれ形成されている。
なお、当然のことながら、各第2のかしめ突起は第2のかしめ孔の下部位置まで届いて、各鉄心片が強固に連結されている。
そして、各幅広のかしめ孔によって構成される第2のかしめ孔にそれぞれ第2のかしめ突起を嵌入した際、各第2のかしめ孔は、嵌入された第2のかしめ突起の最大拡がりMより円周方向に長く開口しているので、当該各第2のかしめ孔には円周方向に隙間Kが形成されて、第1のかしめ孔を形成する幅狭のかしめ孔に、第1のかしめ突起を嵌入した場合にも同様に、嵌入された第1のかしめ突起の最大拡がりLより円周方向に長く開口しているので、当該各第1のかしめ孔には円周方向に隙間Kが形成されて、上下方向に隣り合う鉄心片34〜40がそれぞれ僅少の角度範囲で回動でき、可変角度で傾斜直線状、傾斜曲線状、V字状等のスキューを回転子積層鉄心31に与えることができる。
【0033】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明のスキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。例えば、本発明の実施の形態では、磁極部の数を12としたが11以下又は13以上とすることもできる。
また、1枚ずつ鉄心片をかしめ積層しながらスキュー形状可変型積層鉄心を形成したが、適宜かしめ突起とかしめ孔の配置を変えながら一度に連続した3枚以上の鉄心片を一括してかしめ積層しながらスキュー形状可変型積層鉄心を形成してもよい。
【0034】
第1、第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心においては、各ボス片部を6等分した位置に、かしめ部を設けたが、更に少ない角度割り(例えば、5等分以下)や更に多い角度割り(例えば、7等分以上)位置にかしめ部を形成した場合も本発明は適用される。
そして、第2の実施の形態に係る回転子積層鉄心において、第1のかしめ部Aを省略して、第2のかしめ部Bのみで回転子積層鉄心を形成する場合、更に上下に連続する複数枚の鉄心片の枚数を増やして第2のかしめ孔を形成する場合も本発明は適用される。
また、1枚ずつ鉄心片をかしめ積層しながら異なる位置では一度に連続した2枚の鉄心片を一括してかしめ積層してスキュー形状可変型積層鉄心を形成したが、1枚ずつ鉄心片をかしめ積層しながら異なる位置では一度に連続した3枚以上の鉄心片を一括してかしめ積層してスキュー形状可変型積層鉄心形成するようにすることもできる。
更に、第1及び第2の実施の形態では、スキュー形状可変型積層鉄心の一例として回転子積層鉄心の場合について説明したが、固定子積層鉄心、あるいは平面視して点対称となる形状の積層鉄心であれば、本発明を適用することができる。
【0035】
【発明の効果】
請求項1〜3記載のスキュー形状可変型積層鉄心においては、最下層を除く鉄心片には、かしめ突起とかしめ孔とが、鉄心片の回転中心を基準として同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成され、かつ、かしめ孔はかしめ孔に嵌入するかしめ突起より円周方向に長く、鉄心片のかしめ孔に上層の鉄心片のかしめ突起を入れ込んだ際、各かしめ孔の円周方向に隙間が形成されているので、積層鉄心形成後において、各鉄心片を相互に回転中心の回りで回転させて積層鉄心に自在な形状のスキューを容易に形成することができ、モータの使用形態や使用目的に応じて最適な形状のスキューを決定してそれを積層鉄心に形成することが可能になる。
また、積層鉄心の形成後に使用形態や使用目的等の仕様変更が生じた場合でも、その変更内容に応じて最適な形状のスキューを積層鉄心に容易に形成することが可能となって、モータ作動時にゴギング現象や騒音の発生を防止することが可能になる。
【0036】
また、かしめ孔は、平面視して回転中心を基準として円弧状であるので、かしめ孔の内側に沿ってかしめ突起を滑らかに回転させることができ、回転中心の回りに各鉄心片を容易に回転させて積層鉄心に自在な形状のスキューを形成することが可能になる。
【0037】
請求項記載のスキュー形状可変型積層鉄心においては、かしめ孔は、積層する複数枚の鉄心片に貫通して形成され、かつ、貫通して形成されるかしめ孔に嵌入するかしめ突起は、貫通するかしめ孔の下部位置まで届いているので、鉄心片同士のかしめ積層は強固であると共に、各鉄心片間の回転角度の調整を容易に行うことができ、積層鉄心に自在な形状のスキューを容易に形成することが可能になる。
【0038】
請求項記載のスキュー形状可変型積層鉄心においては、かしめ孔は積層方向の鉄心片に1枚毎交互に形成される第1のかしめ孔と、第1のかしめ孔とは異なる位置で積層する複数枚の鉄心片に貫通して形成される第2のかしめ孔を有し、かしめ突起は第1のかしめ孔に嵌入する第1のかしめ突起と第2のかしめ孔に嵌入する第2のかしめ突起を有し、しかも、第1のかしめ突起は第1のかしめ孔の下部位置まで届き、第2のかしめ突起は第2のかしめ孔の下部位置まで届いているので、各鉄心片間のかしめ積層力を更に高めると共に、各鉄心片間の回転角度の調整を容易に行うことができ、積層鉄心に自在な形状のスキューを容易に、しかも安定して形成することが可能になる。
【0039】
請求項記載のスキュー形状可変型積層鉄心の製造方法においては、最下層の鉄心片にかしめ孔を形成し、最下層を除く鉄心片にかしめ突起とかしめ孔とを回転中心を基準にして同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成する工程と、下層の鉄心片のかしめ孔に上層の鉄心片のかしめ突起を嵌入して積層鉄心を形成する工程とを有し、かしめ孔はかしめ突起より回転中心を基準にして円周方向に長く形成して、鉄心片のかしめ孔に上層の鉄心片のかしめ突起をそれぞれ入れ込んだ際にかしめ孔とかしめ突起との間に、円周方向に隙間を形成するので、積層鉄心を形成した後で、各鉄心片を相互に回転中心の回りで同一向き、あるいはそれとは逆向きに回転することにより、各鉄心片間の回転角度を調整して、積層鉄心に自在な形状のスキューを形成することができ、従来のように、スキュー形状が異なった積層鉄心を製造するために、かしめ突起形成パンチを変えたり、積層ダイの回転角度を変えたりする必要がなく、色々なスキュー形状を有する積層鉄心を容易に、かつ製造コストを高くすることなく得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心である回転子積層鉄心の斜視図である。
【図2】同回転子積層鉄心のかしめ連結部の部分展開側断面図である。
【図3】(A)〜(C)はそれぞれ同回転子積層鉄心に形成したスキュー形状の説明図である。
【図4】同回転子積層鉄心の製造における鉄心片の形成過程を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るスキュー形状可変型積層鉄心である回転子積層鉄心の斜視図である。
【図6】同回転子積層鉄心のかしめ連結部の部分展開側断面図である。
【符号の説明】
10:回転子積層鉄心、11:ボス部、12:磁極部、13:最下層の鉄心片、14、15:鉄心片、16:回転中心、17〜19:ボス片部、20:磁極片部、21:かしめ孔、22:かしめ突起、23:かしめ孔、24:かしめ突起、25:かしめ孔、26〜28:スキュー、29:薄板条材、30:パイロット孔、30a:スロット孔、31:回転子積層鉄心、32:ボス部、33:磁極部、34:最下層の鉄心片、35〜40:鉄心片、41:回転中心、42〜48:ボス片部、49:磁極片部、50〜57:かしめ孔、58、59:かしめ突起、60〜62:かしめ孔、63〜65:かしめ突起、66〜68:かしめ孔、69〜71:かしめ突起、72〜76:かしめ孔、77:かしめ突起、78、79:かしめ孔、80〜83:かしめ突起、84〜87:かしめ孔、88、89:かしめ突起

Claims (4)

  1. 金型装置によって打ち抜き形成された複数枚の鉄心片をかしめ突起と該かしめ突起が嵌入するかしめ孔を介して積層した積層鉄心であって、
    最下層を除く前記鉄心片には、前記かしめ突起と前記かしめ孔とが、前記鉄心片の回転中心を基準として同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成され、かつ、前記かしめ突起はU字、V字又は逆台形となっていると共に、前記かしめ突起の先端が該かしめ突起のほぼ中央に位置し、前記かしめ孔は平面視して前記回転中心を基準として円弧状であって該かしめ孔に嵌入する前記かしめ突起の最大拡がりより円周方向に長く、前記各かしめ孔の円周方向隙間が形成され、積層鉄心を形成した後に前記各鉄心片を相互に前記回転中心の回りに自在に回転できることを特徴とするスキュー形状可変型積層鉄心。
  2. 請求項記載のスキュー形状可変型積層鉄心において、前記かしめ孔は、積層する複数枚の前記鉄心片に貫通して形成され、かつ、該貫通して形成されるかしめ孔に嵌入する前記かしめ突起は、貫通する前記かしめ孔の下部位置まで届いていることを特徴とするスキュー形状可変型積層鉄心。
  3. 請求項記載のスキュー形状可変型積層鉄心において、前記かしめ孔は積層方向の前記鉄心片に1枚毎交互に形成される第1のかしめ孔と、該第1のかしめ孔とは異なる位置で積層する複数枚の前記鉄心片に貫通して形成される第2のかしめ孔を有し、前記かしめ突起は前記第1のかしめ孔に嵌入する第1のかしめ突起と前記第2のかしめ孔に嵌入する第2のかしめ突起を有し、しかも、前記第1のかしめ突起は前記第1のかしめ孔の下部位置まで届き、前記第2のかしめ突起は前記第2のかしめ孔の下部位置まで届いていることを特徴とするスキュー形状可変型積層鉄心。
  4. 金型装置によって、最下層の鉄心片にかしめ孔を形成し、最下層を除く鉄心片にかしめ突起とかしめ孔とを回転中心を基準にして同一半径位置の異なる位置にそれぞれ形成する工程と、下層の前記鉄心片の前記かしめ孔に上層の前記鉄心片のかしめ突起を嵌入して積層鉄心を形成する工程とを有し、
    前記かしめ突起はU字、V字又は逆台形に形成すると共に、前記かしめ突起の先端が該かしめ突起のほぼ中央に位置し、前記かしめ孔は平面視して前記回転中心を基準として円弧状であって前記かしめ突起の最大拡がりより前記回転中心を基準にして円周方向に長く形成して、前記鉄心片の前記かしめ孔に上層の前記鉄心片の前記かしめ突起をそれぞれ入れ込んだ際に前記かしめ孔と前記かしめ突起との間に、円周方向隙間を形成し、積層鉄心を形成した後の前記各鉄心片が相互に前記回転中心の回りに自在に回転できることを特徴とするスキュー形状可変型積層鉄心の製造方法。
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