JP3687332B2 - コイルスプリング・インシュレータおよびその製造方法 - Google Patents

コイルスプリング・インシュレータおよびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、自動車のサスペンション機構において、コイルスプリングの上端部のボデー側への取付部位に介装されるコイルスプリング・インシュレータと、その製造方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】
自動車のサスペンション機構においては、従来から、ボデー側部材と車輪側部材の間に跨がって取り付けられた緩衝器(ショックアブソーバ)に、コイルスプリングを外挿状態で装着したものが知られており、かかる構造は、ストラット型の他、ウィッシュボーン型,リンク型,スイングアクスル型等の各種サスペンション機構に、広く採用されている。そして、このようなサスペンション機構では、実開昭58−150508号公報や実公平4−49396号公報等に記載されているように、緩衝器に外挿装着される蛇腹状のカバー筒部における軸方向一方の開口部に、径方向外方に広がる円環板状の取付座部を一体形成し、該取付座部を、ボデー側のスプリング支持板に重ね合わせて装着することにより、カバー筒部に外挿配置されたコイルスプリングの上端部を、スプリング支持板に対して緩衝的に支持せしめるコイルスプリング・インシュレータが、好適に用いられる。
【0003】
ところで、かくの如きサスペンション機構では、図10に示されているように、緩衝器10に外挿装着されたコイルスプリング12の径方向への位置ずれを防止するために、スプリング支持板14の外周縁部に対してコイルスプリング12側に立ち上がる位置決め用爪部16を突設することが有効であるが、その際には、緩衝器10に外挿されるカバー筒部18と、スプリング支持板14のスプリング受面に重ね合わされる取付座部20を備えたコイルスプリング・インシュレータ22に対して、取付座部20の外周縁部からカバ−筒部18側に向かって突出し、スプリング支持板14の位置決め用爪部16の内周面を覆ってコイルスプリング12の位置決め用爪部16への直接的な接触を防止する軸方向突部24を、一体形成することが望ましい。
【0004】
ところが、従来のコイルスプリング・インシュレータ22は、一般に、図11に示されている如く、内周面形状を与える中型26と、軸方向に延びるパーティングライン28を有する一対の半割り型30,32からなる外型とによって成形キャビティ34が形成された成形型を用いて製造されており、加硫成形後の離型に際して、蛇腹状の成形面を有する一対の半割り型30,32は、軸方向への型抜きが極めて困難であることから、図中に矢印で示されるように、軸直角方向に型開きされる。そのために、上述の如き軸方向突部22を設けると、該軸方向突部22が、成形上のアンダカット部(突き出し部)となってしまい、外型30,32の型開き時に、かかる軸方向突部22に対して大きな外力が及ぼされて無理な変形が生じ、亀裂等の製品不良が発生し易いという問題があった。
【0005】
【解決課題】
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、成形上のアンダカット部となる軸方向突部における亀裂等の製品不良の発生が効果的に軽減乃至は防止されて、品質の向上と安定化が達成される、改良された構造のコイルスプリング・インシュレータを提供することにある。
【0006】
また、本発明は、成形時における亀裂等の製品不良の発生を回避し、アンダカット部となる軸方向突部を備えたコイルスプリング・インシュレータを、優れた品質をもって且つ安定して製造することの出来るコイルスプリング・インシュレータの製造方法を提供することも、目的とする。
【0007】
【解決手段】
そして、このような課題を解決するために、コイルスプリング・インシュレータに関する本発明の特徴とするところは、蛇腹状のカバー筒部における軸方向一方の開口部に、径方向外方に広がる円環板状の取付座部が形成されていると共に、該取付座部の外周縁部に、カバー筒部側に向かって軸方向内方に突出する軸方向突部が形成されており、カバー筒部において緩衝器に外挿されて、取付座部がスプリング支持板に重ね合わせられると共に、軸方向突部がスプリング支持板に突設された位置決め用爪部の内周面に重ね合わせられて装着されることにより、カバー筒部に外挿配置されるコイルスプリングの軸方向一端部を、スプリング支持板と位置決め用爪部に対して、取付座部と軸方向突部により緩衝的に位置決め支持させるようにしたコイルスプリング・インシュレータにおいて、軸方向突部を、取付座部の周上の三箇所に位置する第一,第二及び第三の軸方向突部によって構成すると共に、少なくとも第一及び第二の軸方向突部における周方向で互いに対向位置する周方向端縁部の内周側角部を、周方向内側に回り込む凸状湾曲面としたことにある。
【0008】
このような本発明に従う構造とされたコイルスプリング・インシュレータにおいては、軸方向突部を周方向に離間して互いに独立形成された第一,第二及び第三の軸方向突部によって構成したことにより、周方向に連続した筒状の軸方向突部に比べて、径方向外方への倒れ変形に伴う発生応力が効果的に軽減され得るのであり、それ故、かかる軸方向突部が、成形上のアンダカット部となって、成形後に成形型を強制的に型開きした場合でも、軸方向突部の基部等における応力の集中が軽減されて亀裂等の不良の発生が効果的に防止されるのである。また、軸方向突部は、周方向に三つ形成されていることから、コイルスプリングに対する径方向の位置決め性も有効に発揮され得る。
【0009】
しかも、第一及び第二の軸方向突部の対向側内縁部に対して、それぞれ周方向内側に回り込む凸状湾曲面が付されていることから、それら第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の間に成形型のパーティングラインが有利に位置せしめられ得、それによって、成形型を強制的に型開きした場合でも、最も応力や変形が集中し易い軸方向突部の基部において、凸状湾曲面により発生応力が有利に軽減されると共に、第一及び第二の軸方向突部の対向側縁部の成形型への引っ掛かりも、凸条湾曲面により有利に回避されて、第一及び第二の軸方向突部における引張応力の発生が軽減されるのであり、以て、軸方向突部における亀裂等の不良の発生が、一層効果的に防止されるのである。
【0010】
なお、本発明において、スプリング支持板の位置決め用爪部は、周方向に連続して円環形状をもって形成されていても良いが、コイルスプリング・インシュレータにおける三つの軸方向突部に対応する各位置にだけ、周方向に三つ形成されていても良い。また、各軸方向突部の周方向長さや軸方向高さは、コイルスプリングに対して有効な位置決め性を発揮し得るように、スプリング支持板の位置決め用突部と共に、適宜に決定されるものであって、特に限定されるものでないが、余り大き過ぎると型開き時に発生する応力や変形が大きくなってしまうおそれがあり、小さすぎると十分な強度を得ることが難しくなること等から、例えば、中心軸回りに10°〜40°の中心角を有する周方向長さと、コイルスプリングの外径寸法:dに対して、1/3d〜2dの軸方向高さが、好適に採用される。更に、スプリング支持板は、自動車のボデーに直接的に固設されていても良いが、緩衝器等を介して、ボデー側に間接的に取り付けられていても良く、或いは、緩衝器をボデー側に弾性支持せしめるストラットマウント等を介して、該スプリング支持板がボデー側に弾性的に取り付けられていても良い。
【0011】
また、本発明に係るコイルスプリング・インシュレータにおいては、好ましくは、第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の間の周方向中央部分に対して、第三の軸方向突部を径方向で対向位置せしめると共に、それら第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の間の周方向中央部分および第三の軸方向突部の形成部分において、それぞれ軸方向に延びるパーティングラインが位置せしめられる半割り構造の成形型によって、第一,第二及び第三の軸方向突部の全面を含むカバー筒部および取付座部の外周面を形成せしめた構成が、採用される。このような構成を採用すれば、第三の軸方向突部が略型開き方向に延びて形成されると共に、第一及び第二の軸方向突部の型開き方向に対する傾斜角度も小さく抑えられることから、それら第一,第二及び第三の軸方向突部における成形時の発生応力が、一層効果的に軽減されるのであり、しかも、単純な半割り構造の成形型を用い、成形後に径方向に型開きして離型することが出来ることから、型形状や型開閉構造の簡略化も達成されて、優れた製作性が実現されるのである。
【0012】
更にまた、本発明に係るコイルスプリング・インシュレータにおいては、例えば、軸方向突部の突出先端部において、径方向外方に突出する径方向突部を形成し、該径方向突部を、位置決め用爪部の突出先端面に重ね合わせてなる構造が、好適に採用され得る。このような構造を採用すれば、径方向突部と位置決め用爪部の隙間への泥や水等の進入が防止されて、錆の発生等の不具合が回避され得る。
【0013】
そして、本発明に係るコイルスプリング・インシュレータにおいては、先の本発明の特徴に加えて、軸方向突部の形成部位において、取付座部を径方向外方に増肉させて取付座部の外周面上に突出基部を形成し、該突出基部から軸方向突部を突出形成することにより、軸方向突部を取付座部の実質的外周面よりも径方向外方に位置せしめると共に、突出基部の周方向両端面と取付座部の外周面との接続隅部に対して、凹状湾曲面を有する隅肉部を付ける構成が採用される。このような構造の採用によって、取付座部におけるコイルスプリングの受面が、軸方向突部によって狭められることなく、効率的に確保され得ると共に、軸方向突部を取付座部に連結一体化する突出基部の強度が、隅肉部によって有利に確保されて、優れた耐久性が発揮されるのである。
【0014】
さらに、前述の如き課題を解決するために、コイルスプリング・インシュレータの製造方法に関する本発明の特徴とするところは、内周面形状を与える中型と外周面形状を与える外型によって形成された成形キャビティに成形ゴム材料を充填することにより、上述の如き、本発明に従う構造とされたコイルスプリング・インシュレータを製造するに際して、前記外型を、軸方向に延びるパーティングラインを有する半割り構造とすると共に、該外型によって、カバー筒部および取付座部の外周面と第一,第二及び第三の軸方向突部の全面を含む成形面を形成する一方、第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の各成形キャビティ部間の周方向中央部分に対して、第三の軸方向突部の成形キャビティ部を径方向で対向位置させると共に、それら第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の各成形キャビティ部間の周方向中央部分および第三の軸方向突部の成形キャビティ部にパーティングラインを位置せしめて、成形ゴム材料の加硫成形後に、かかる外型を軸直角方向に型開きして成形品を離型させることにある。
【0015】
このような本発明方法に従えば、離型時における各軸方向突部での発生応力を抑えて亀裂等の発生を回避しつつ、軸直角方向に型開閉される半割り構造の外型を採用することが出来るのであり、それによって、型構造および型開閉機構が簡略化されて製作性が向上されると共に、亀裂等の製品不良が防止されて製品品質の向上も達成されるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0017】
先ず、図1〜5には、本発明の一実施形態としてのコイルスプリング・インシュレータ40が示されている。このコイルスプリング・インシュレータ40は、カバー筒部42の軸方向一端部に取付座部44が一体形成された構造を有しており、図1に示されているように、カバー筒部42において、自動車のサスペンション機構を構成する緩衝器46に外挿装着されると共に、取付座部44が、コイルスプリング48の上端部のスプリング支持板50による支持部位に介装されるようになっている。
【0018】
より詳細には、かかるコイルスプリング・インシュレータ40は、適当なゴム材料からなる一体成形品であって、そのカバー筒部42は、緩衝器46の外径寸法より大きく且つコイルスプリング48よりも小さな径寸法の蛇腹状の薄肉円筒形状を有しており、緩衝器46のピストンロッド52の全長を覆ってシリンダ部54まで延び出す軸方向長さとされている。また、カバー筒部42は、その軸方向一端部(図1中の上端部)が、次第に拡径されて漏斗状に広がるテーパ部56とされており、このテーパ部56の開口周縁部において、取付座部44が一体形成されている。なお、テーパ部56と取付座部44は、スプリングオフセットに対応した量だけ、カバー筒部42に対して偏心して形成されている。
【0019】
かかる取付座部44は、厚肉の円環板形状を有しており、テーパ部56の開口周縁部から径方向外方に向かってフランジ状に突出形成されている。また、取付座部44の軸方向端面には、内周面から径方向外方に向かって所定幅で延びる多数の凹部58が、周方向に略一定の間隔を隔てて形成されており、これらの凹部58によって、取付座部44のばね特性適当に調節されている。更にまた、取付座部44の軸方向端面には、周上の一か所において、軸方向外方に突出する位置決め用の突起59が、一体的に突設されている。
【0020】
さらに、取付座部44の外周面には、周方向に略一定の間隔を隔てて位置する三箇所において、それぞれ径方向外方に増肉されることによって第一,第二及び第三の突出基部60,62,64が、一体的に突出形成されている。これらの突出基部60,62,64は、何れも、取付座部44の接線方向に広がる平坦な外周面をもって、略30度の中心角に亘って延びる周方向長さを有している。また、各突出基部60,62,64の周方向両端部には、何れも、取付座部44の外周面との連結隅部において、接合部強度向上等のためのアール形状の隅肉部が付されており、以て、各突出基部60,62,64の周方向両端面が、取付座部44の外周面に向かって次第に周方向に広がる凹状の湾曲面66,66とされている。
【0021】
また、これら第一〜三の突出基部60,62,64は、何れも、取付座部44から、カバー筒部42が位置する軸方向側(図1中の下側)に向かって延び出して突出せしめられており、以て、取付座部44の外周縁部において、周方向に略一定の間隔を隔てて位置する三箇所で、軸方向内方に向かって突出する第一,第二及び第三の軸方向突部68,70,72が、一体形成されている。なお、これら第一〜三の軸方向突部68,70,72は、何れも、取付座部44の外周面上に増肉形成された第一〜三の突出基部60,62,64によって、取付座部44から軸方向外方に外れて位置せしめられており、以て、取付座部44の軸方向一方の端面(第一〜三の突出基部60,62,64の突出側端面)が、周方向に略一定の幅で延びる環状のスプリング当接面74とされている。また、本実施形態では、各軸方向突部68,70,72の突出高さは、取付座部44の肉厚(軸方向厚さ)と略同じで、装着されるコイルスプリング22のスプリング直径寸法と略同じに設定されている。更にまた、各軸方向突部68,70,72の突出先端部には、外周面から径方向外方に向かって突出する径方向突部76が、突出先端部の全長に亘って一体形成されている。
【0022】
ここにおいて、第三の軸方向突部72は、第三の突出基部64と同じ一定の断面形状をもって軸方向に突出形成されている。それにより、該第三の軸方向突部72は、その周方向両端面が第三の突出基部64から続く凹状湾曲面66,66とされており、周方向両端部の内周側部分が、周方向に先細状に延び出した延出部78,78とされている。一方、第一の軸方向突部68と第二の軸方向突部70は、何れも、基本的には、第三の軸方向突部72と同様、第一の突出基部60および第二の突出基部62と同じ一定の断面形状をもって軸方向に突出形成されているが、周方向で互いに対向位置する側の周方向端部においては、それぞれの内周側角部に対して、周方向内方に回り込む凸状湾曲面80が付されている。要するに、第一及び第二の軸方向突部68,70には、第三の軸方向突部72に対して周方向に対向位置する側の周方向一端部において、第三の軸方向突部72と同様、第一及び第二の突出基部60,62から続く凹状湾曲面66を有する延出部78が一体形成されているが、互いに周方向に対向位置する側の周方向他端部には、そのような延出部が形成されておらず、反対に内周部分が周方向内方に回り込むアール面取り状の凸状湾曲面80が付されているのである。
【0023】
そして、このような構造とされたコイルスプリング・インシュレータ40は、前述の如く、緩衝器46に対する外挿状態で装着されるようになっている。即ち、緩衝器46は、そのシリンダ部54が、サスペンションアームやステアリングナックル等の図示しない車輪側部材に取り付けられる一方、ピストンロッド52が、その上端部に固着されたベアリング82に装着されるストラットマウントを介して、図示しないボデー側部材に取り付けられる。また、緩衝器46のピストンロッド52の上端部には、スプリング支持板50が、軸直角方向に広がる状態で嵌着固定されている一方、図示はされていないが、シリンダ部54の下端部には、スプリング受板が、軸直角方向に広がって固着されており、これらスプリング支持板50とスプリング受板の間に、コイルスプリング48が組み付けられている。なお、緩衝器46のピストンロッド52には、ホロースプリング84が外挿装着されている。
【0024】
そこにおいて、スプリング支持板50は、径方向中間部分において軸方向下方(緩衝器46側)に凹陥せしめられて周方向に延びる環状凹部86を有しており、この環状凹部86の外周側に、径方向に一定幅をもって周方向に連続して広がる平坦な円環状のスプリング支持部88が形成されている。また、このスプリング支持部88には、周上の一か所に位置決め孔90が穿孔されていると共に、スプリング支持部88の外周縁部には、周方向で略等間隔に位置する周上の三箇所において、それぞれ軸方向下方に突出するスプリング位置決め用の爪部92が、略30度の中心角に亘る周方向長さで屈曲形成されている。
【0025】
そうして、上述の如き構造とされたコイルスプリング・インシュレータ40は、その取付座部44が、軸方向外面においてスプリング支持板50のスプリング支持部88に重ね合わされると共に、内周面においてスプリング支持板50の環状凹部86の外周面93に嵌め合わされることによって装着されている。また、かかるスプリング・インシュレータ40は、その位置決め突起59がスプリング支持板50の位置決め孔90に挿入されて周方向に位置決めされることにより、その第一,第二及び第三の軸方向突部68,70,72が、スプリング支持板50における三つの爪部92,92,92の内周面に対して、それぞれ略全面に亘って重ね合わされていると共に、各爪部92の突出先端面には、径方向突部76が重ね合わされている。要するに、スプリング支持板50のスプリング支持部88および爪部92,92,92は、コイルスプリング48を支持する側の略全面に亘って、コイルスプリング・インシュレータ40の取付座部44および軸方向突部68,70,72によって覆われているのである。
【0026】
これにより、コイルスプリング48の上端部が、スプリング支持板50のスプリング支持板88により、コイルスプリング・インシュレータ40の取付座部44を介して、軸方向に緩衝的に支持されると共に、コイルスプリング48の径方向の変位が、スプリング支持板50における位置決め用の爪部92,92,92により、コイルスプリング・インシュレータ40の第一〜三の軸方向突部68,70,72を介して、緩衝的に規制されて、位置決め支持されるようになっているのである。
【0027】
ところで、このような構造とされたコイルスプリング・インシュレータ40は、成形型内に形成された成形キャビティにゴム材料を充填し、加硫成形することによって、有利に形成され得る。
【0028】
具体的には、例えば、図6及び図7に示されているように、目的とするコイルスプリング・インシュレータ40の内周面形状に対応したキャビティ形成面を備えた中型94に対して、目的とするコイルスプリング・インシュレータ40の外周面形状に対応したキャビティ形成面を備えた外型96を組み付けることにより、それら中型94と外型96の両キャビティ形成面間に、目的とするコイルスプリング・インシュレータ40の外形形状に対応した成形キャビティ98を画成し得る成形用金型100を用い、この成形用金型100の成形キャビティ98に所定の成形ゴム材料を射出等で充填し、加硫等の処理を加えた後に、成形用金型100から成形品を取り出すことによって、上述の如きコイルスプリング・インシュレータ40が形成されることとなる。
【0029】
そこにおいて、上記外型96は、簡単な型構造および型開閉構造で成形品を取出し可能とするために、一般に、軸方向に延びるパーティングライン102で相互に型合わせされる一対の半割り構造を有する上型104と下型106によって構成される。そして、図8及び図9に示されているように、上述の如き、成形キャビティ98内におけるゴム材料の加硫成形後に、上型104と下型106を、離隔方向に型開きすることによって、成形品108が、中型94と共に、外型96から離型されることとなる。なお、中型94は、その後、例えば、成形品108との間に圧縮空気を吹き込んで、成形品108から軸方向に離型されることとなる。
【0030】
ここにおいて、本実施形態のコイルスプリング・インシュレータ40においては、図4及び図5に示されているように、その外周面上において、第三の軸方向突部72の周方向中央部分を通る軸方向線上と、それに径方向で対向位置する軸方向線上とに、上下型104,106のパーティングライン102が位置せしめられるようにされている。なお、第三の軸方向突部72の周方向中央部分に対して径方向で対向位置する軸方向線は、第一の軸方向突部68と第二の軸方向突部70の間の周方向中央部分に位置せしめられることとなる。
【0031】
すなわち、上述の如き構造のコイルスプリング・インシュレータ40では、その成形に際して、上型104と下型106が、軸直角方向に型開きされるために、取付座部44に突設された第一〜三の軸方向突部68,70,72が、何れも、アンダカット状となり、上下型104,106の型開き時には、それら第一〜三の軸方向突部68,70,72が、強制的に型開き方向に引っ張られるように弾性変形させられて、離型されることとなるが、その際、かかるコイルスプリング・インシュレータ40においては、第三の軸方向突部72の周方向中央部分を通る軸方向線上にパーティングライン102が設定されていることから、第三の軸方向突部72の周方向が、略上下型104,106の型開き方向となり、それ故、型開き時に第三の軸方向突部72に及ぼされる外力や変形が可及的に軽減され得るのである。
【0032】
また一方、第一及び第二の軸方向突部68,70は、第三の軸方向突部72に比して、アンダカット形状が大きくなることは避けられないが、パーティングライン102が、それら第一及び第二の軸方向突部68,70間の周方向中央部分に設定されていることから、出来るだけアンダカット形状が小さくされている。しかも、これら第一及び第二の軸方向突部68,70においては、上下型104,106の型開き時に、それら上下型104,106の引っ掛かり等で大きな外力が及ぼされ易く、また、上下型104,106の型開き方向で最も変形剛性が大きくて応力集中し易い部分である、周方向で相対向する周方向端面の内周側角部が、何れも、内方に回り込んだ凸状湾曲面80とされていることから、型開きに際して、上下型104,106が、これら第一及び第二の軸方向突部68,70の周方向対向面(凸状湾曲面80,80)から、するりと抜けるように離型し易く、応力集中も有利に軽減され得るのである。
【0033】
従って、上述の如き構造のコイルスプリング・インシュレータ40においては、単純な半割り構造の外型96を用いて容易に製造することが出来、優れた生産性が発揮されると共に、離型時の変形や応力集中等に起因する軸方向突部68,70,72における亀裂等の不良の発生が有利に軽減乃至は回避されて、製品品質の向上と安定化が有利に達成され得るのである。
【0034】
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態に関する具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでない。
【0035】
例えば、取付座部44に突設される第一〜三の軸方向突部68,70,72は、必ずしも、周方向に等間隔に設ける必要はない。また、それら第一〜三の軸方向突部68,70,72は、必ずしも周方向長さや突出高さを揃える必要もない。
【0036】
また、取付座部44を大径化し、その外周部分に軸方向突部68,70,72を直接に突設することも可能であり、その場合には、突出基部60,62,64を設ける必要がない。
【0037】
更にまた、前記実施形態では、パーティングライン102を挟んだ両側に位置せしめられる第一及び第二の軸方向突部68,70における周方向で対向位置する端面だけが、周方向内方に回り込む凸状湾曲面80とされていたが、それら第一及び第二の軸方向突部68,70や第三の実方向突部72におけるその他の幾つかの周方向端面、或いは全部の周方向端面を、そのような周方向内方に回り込む凸状湾曲面とすることも可能である。
【0038】
さらに、取付座部44やカバー筒部42,テーパ部等の大きさや長さ等の寸法、或いは取付座部44とカバー筒部42の偏心量や偏心の有無等は、装着されるサスペンション機構等に応じて適宜に変更されるものであって、何等、限定されるものでない。
【0039】
また、軸方向突部68,70,72における径方向突部76は、必ずしも設ける必要はない。
【0040】
更にまた、軸方向突部68,70,72の取付座部44からの立上り部に位置する角部には、補強等のためにハンチ状の隅肉部を設けても良い。
【0041】
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
上述の説明から明らかなように、本発明に従う構造とされたコイルスプリング・インシュレータにおいては、コイルスプリングにおける径方向の変位規制部に配設される軸方向突部を、第一〜三の軸方向突部として周方向に分割形成すると共に、第一及び第二の軸方向突部における周方向での両対向面を凸状湾曲面としたことにより、成形後の成形型の型開きに際して、軸方向突部における変形や応力の集中が緩和されて亀裂等の不良の発生が効果的に防止され得るのであり、以て、品質の向上と安定化が有利に達成されるのである。
【0043】
また、本発明方法に従えば、目的とするコイルスプリング・インシュレータを、単純な半割り構造の外型を用いて容易に製造することが出来、優れた生産性が発揮されると共に、離型時の変形や応力集中等に起因する亀裂等の不良の発生も軽減され得て、製品品質の向上と安定化も有利に達成され得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのコイルスプリング・インシュレータの装着状態を示す、図2におけるI−I断面に相当する縦断面説明図である。
【図2】図1に示されたコイルスプリング・インシュレータの平面図である。
【図3】図2における III−III 断面の拡大図である。
【図4】図2における右側面の軸方向斜め下方からの斜視図である。
【図5】図2における左側面の軸方向斜め下方からの斜視図である。
【図6】図1に示されたコイルスプリング・インシュレータの成形用金型の一具体例を示す縦断面図である。
【図7】図6に示された成形用金型を用いたコイルスプリング・インシュレータの製造方法を説明するための一工程図である。
【図8】コイルスプリング・インシュレータの製造方法を説明するための、図7に示された工程より後の工程を示す説明図である。
【図9】コイルスプリング・インシュレータの製造方法を説明するための、図8に示された工程より後の工程を示す説明図である。
【図10】本発明の参考例としてのコイルスプリング・インシュレータの装着状態を示す縦断面説明図である。
【図11】図10に示されたコイルスプリング・インシュレータの一製造方法を参考的に示す説明図である。
【符号の説明】
40 コイルスプリング・インシュレータ
42 カバー筒部
44 取付座部
46 緩衝器
48 コイルスプリング
50 スプリング支持板
68 第一の軸方向突部
70 第二の軸方向突部
72 第三の軸方向突部
80 凸状湾曲面
92 爪部
94 中型
96 外型
102 パーティングライン
104 上型
106 下型

Claims (4)

  1. 蛇腹状のカバー筒部における軸方向一方の開口部に、径方向外方に広がる円環板状の取付座部が形成されていると共に、該取付座部の外周縁部に、該カバー筒部側に向かって軸方向内方に突出する軸方向突部が形成されており、前記カバー筒部において緩衝器に外挿されて、前記取付座部がスプリング支持板に重ね合わせられると共に、前記軸方向突部が該スプリング支持板に突設された位置決め用爪部の内周面に重ね合わせられて装着されることにより、該カバー筒部に外挿配置されるコイルスプリングの軸方向一端部を、該スプリング支持板と該位置決め用爪部に対して、該取付座部と該軸方向突部により緩衝的に位置決め支持させるようにしたコイルスプリング・インシュレータにおいて、
    前記軸方向突部を、前記取付座部の周上の三箇所に位置する第一,第二及び第三の軸方向突部によって構成すると共に、少なくとも該第一及び第二の軸方向突部における周方向で互いに対向位置する周方向端縁部の内周側角部を、周方向内側に回り込む凸状湾曲面とし、更に前記軸方向突部の形成部位において、前記取付座部を径方向外方に増肉させて該取付座部の外周面上に突出基部を形成し、該突出基部から該軸方向突部を突出形成することにより、該軸方向突部を該取付座部の実質的外周面よりも径方向外方に位置せしめると共に、該突出基部の周方向両端面と該取付座部の外周面との接続隅部に対して、凹状湾曲面を有する隅肉部を付けたことを特徴とするコイルスプリング・インシュレータ。
  2. 前記第一の軸方向突部と前記第二の軸方向突部の間の周方向中央部分に対して、前記第三の軸方向突部を径方向で対向位置せしめると共に、それら第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の間の周方向中央部分および第三の軸方向突部の形成部分において、それぞれ軸方向に延びるパーティングラインが位置せしめられる半割り構造の成形型によって、前記第一,第二及び第三の軸方向突部の全面を含む前記カバー筒部および前記取付座部の外周面を形成した請求項1に記載のコイルスプリング・インシュレータ。
  3. 前記軸方向突部の突出先端部において、径方向外方に突出する径方向突部を形成し、該径方向突部が、前記位置決め用爪部の突出先端面に重ね合わせられるようにした請求項1又は2に記載のコイルスプリング・インシュレータ。
  4. 内周面形状を与える中型と外周面形状を与える外型によって形成された成形キャビティに成形ゴム材料を充填することにより、請求項1乃至の何れか1項に記載のコイルスプリング・インシュレータを製造するに際して、
    前記外型を、軸方向に延びるパーティングラインを有する半割り構造とすると共に、該外型によって、前記カバー筒部および前記取付座部の外周面と前記第一,第二及び第三の軸方向突部の全面を含む成形面を形成する一方、該第一の軸方向突部と該第二の軸方向突部の各成形キャビティ部間の周方向中央部分に対して、前記第三の軸方向突部の成形キャビティ部を径方向で対向位置させると共に、それら第一の軸方向突部と第二の軸方向突部の各成形キャビティ部間の周方向中央部分および第三の軸方向突部の成形キャビティ部に前記パーティングラインを位置せしめて、前記成形ゴム材料の加硫成形後に、かかる外型を軸直角方向に型開きして成形品を離型させることを特徴とするコイルスプリング・インシュレータの製造方法。
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