JP3931678B2 - トーコレクトブッシュ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のトーションビーム式サスペンションに用いられるトーコレクトブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両のリヤサスペンションとして、車両幅方向を長手方向として配置されたトーションビームと、該トーションビームの長手方向両端部に車両略前後方向を長手方向として配置された左右一対のトレーリングアームとを備えたトーションビーム式のものが知られている。そして、トーションビーム式サスペンションに用いられるブッシュとして、各上記トレーリングアームの前端部に軸方向が車両幅方向と一致するようにそれぞれ配設されて、各該前端部と車体側の取付部材とを連結するトーコレクトブッシュが従来より知られている。
【0003】
このようなトーコレクトブッシュは、図6及び図7に示すように、車体側の取付部材に固定される主軸部材7と、主軸部材7の外側に距離を隔てて同軸状に配置され、トレーリングアームの前端部に固定される外筒部材8と、主軸部材7と外筒部材8との間に介在して両者を一体的に連結する略筒状のゴム弾性体9とから構成されている。なお、図6は、左右一対のトレーリングアームのうち右側のトレーリングアームに取り付けられる、すなわち車両幅方向の右側に配置されるトーコレクトブッシュの水平断面構造を示し、図6の上方が車両の前方側であり、図6の下方が車両の後方側である。
【0004】
この場合、主軸部材7は、軸状本体部71と、軸状本体部71の一端部外周面から軸方向外方へ斜めに突出する傾斜突出部72bと、軸状本体部71の一端側外周面の傾斜突出部72bと反対側に設けられた軸直角方向外方へ突出する直角突出部72cとを有する。一方、外筒部材8は、軸状本体部71の外側に同軸状に配置される筒状本体部81と、筒状本体部81の一端側に軸方向外方へ斜めに屈曲形成されて傾斜突出部72bと対向配置される傾斜屈曲部82と、筒状本体部81の一端側の傾斜屈曲部82と反対側に軸直角方向外方へ突出するように屈曲形成されて直角突出部72cと対向配置される直角屈曲部83とを有する。
【0005】
そして、ゴム弾性体9は、軸状本体部71と筒状本体部81との間に介在して両者を径方向に連結する本体部91と、傾斜突出部72bと傾斜屈曲部82との間に介在して両者を連結する傾斜連結部92と、本体部91を軸方向に貫通して傾斜連結部92まで延びる第1すぐり部94と、本体部91の外周側から内周側に向かって第1すぐり部94に突出する第1ストッパ部98と、直角突出部72cと直角屈曲部83との間に介在して両者を軸方向に連結する軸方向連結部93と、本体部91を軸方向に貫通して軸方向連結部93まで延びる第2すぐり部95と、本体部91の外周側から内周側に向かって第2すぐり部95に突出する第2ストッパ部99とを有する。
【0006】
なお、図6及び図7に示すトーコレクトブッシュは、ゴム弾性体9が主軸部材7及び外筒部材8とともに一体加硫成形することにより形成された直後の状態を示し、その後、このトーコレクトブッシュに対して、ゴム弾性体9の耐久性を高めるために、例えば外筒部材8に絞り加工を施すことによりゴム弾性体9を予備圧縮させておくことが通常行われる。
【0007】
このトーコレクトブッシュでは、主軸部材7の傾斜突出部72bと外筒部材8の傾斜屈曲部82との間でゴム弾性体9の傾斜連結部92が圧縮・引張の作用を受けることを介して、主軸部材7と外筒部材8との間における車両幅方向の相対変位と車両前後方向の相対変位とを相互に変換させることができる。これにより、トーコレクト機能が発揮され、車両旋回時のオーバーステア(操舵角一定で旋回するとき、車速増加に対して旋回半径が減少すること)を低減させることができる。
【0008】
なお、ゴム弾性体9に設けられた一対の第1及び第2すぐり部94、95は、ゴム弾性体9の車両前後方向のばね特性を柔らかくするためのものであり、また、一対の第1及び第2ストッパ部98、99は、主軸部材7と外筒部材8との車両前後方向の過大な相対変位を規制するためのものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のトーコレクトブッシュにあっては、特にゴム弾性体9の本体部91と傾斜連結部92との連結部分は、上記のトーコレクト機能が発揮される際に大きな応力歪みが集中して発生し易いことから、耐久性が悪く、亀裂が発生し易い部位となっている。その応力歪みを緩和するためには、その連結部分に位置する第1すぐり部94の最奥部の表面積を大きくする方が望ましく、また、ゴム弾性体9の車両前後方向の変位を小さくするために第1すぐり部94の車両前後方向のクリアランスを狭くする方が望ましい。
【0010】
しかし、第1すぐり部94の最奥部の表面積を大きくすると、第1すぐり部94の最奥部には、第1ストッパ部98の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ大空洞部が必然的に形成され、その大空洞部の径方向外方に入り込んだ部分と第1ストッパ部98とは径方向においてアンダカットの状態になる。そのため、ゴム弾性体9を加硫成形して形成する際に、第1すぐり部94を形成した部分からの成形型の脱型(引抜き)が困難になるばかりでなく、脱型時にゴム弾性体9に亀裂を発生させる恐れもある。このとき亀裂が発生してしまうと、ゴム弾性体9の所定の特性が得られない不良製品となり、しかもその亀裂は外部から視認することができないため、そのままトーコレクトブッシュが使用されると、その亀裂が早期に拡大してゴム弾性体9の早期劣化を招くこととなる。
【0011】
なお、ゴム弾性体9の本体部91と軸方向連結部93との連結部分には、本体部91と傾斜連結部92との連結部分ほど大きな応力歪みが発生しないが、本体部91と軸方向連結部93との連結部分付近に位置する第2すぐり部95の最奥部においても、第1すぐり部94の最奥部の場合と略同様のことが生じ易い。
【0012】
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、ゴム弾性体に設けられるすぐり部の最奥部に発生する応力歪みを緩和して耐久性の向上を図るとともに、ゴム弾性体の加硫成形時において、すぐり部を形成した部分からの成形型の脱型を亀裂を発生させることなく容易に行うことができるトーコレクトブッシュを提供することを解決すべき課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段、発明の作用及び効果】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、軸状本体部と該軸状本体部の一端部外周面から軸方向外方へ斜めに突出する傾斜突出部とを有する主軸部材と、前記軸状本体部の外側に同軸状に配置される筒状本体部と該筒状本体部の一端部に軸方向外方へ斜めに突出するように屈曲形成されて前記傾斜突出部と対向配置される傾斜屈曲部とを有する外筒部材と、前記軸状本体部と前記筒状本体部との間に介在して両者を径方向に連結する本体部と、前記傾斜突出部と前記傾斜屈曲部との間に介在して両者を連結する傾斜連結部と、前記本体部を軸方向に貫通して前記傾斜連結部まで延びるすぐり部と、前記本体部の外周側から内周側に向かって前記すぐり部に突出するストッパ部とを有するゴム弾性体と、を備え、前記すぐり部は、前記傾斜連結部側の最奥部に前記ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ大空洞部を有し、前記ストッパ部の前記突出先端面には、前記すぐり部の前記大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられているとともに、前記ストッパ部の周方向の両側面には、前記すぐり部の前記大空洞部側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面が設けられているという手段を採用している。
【0014】
本発明のトーコレクトブッシュは、ゴム弾性体に設けられるすぐり部の傾斜連結部側の最奥部に、ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ大空洞部を有することから、すぐり部の最奥部の表面積が大きくなるようにされている。これにより、トーコレクト機能が発揮される際に、すぐり部の最奥部に集中して発生する大きな応力歪みが緩和されるため、亀裂の発生が回避され、耐久性が向上する。
【0015】
また、本発明のトーコレクトブッシュは、すぐり部の傾斜連結部側の最奥部に上記の大空洞部を有することから、大空洞部の径方向外方に入り込んだ部分とストッパ部とは径方向においてアンダカットの状態になっている。しかし、すぐり部に突出するストッパ部の突出先端面には、すぐり部の大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられていることから、ゴム弾性体を加硫成形して形成する際、すぐり部を形成した部分から成形型を脱型する(引抜く)ときには、成形型を引抜くに連れてストッパ部の突出先端面と成形型との間に、ストッパ部のアンダカット部で圧縮されたゴムの径方向への逃げ場が形成される。そのため、すぐり部を形成した部分から成形型を円滑に且つ容易に引抜くことができ、しかも亀裂の発生も回避される。また、ストッパ部の周方向の両側面にも、すぐり部の大空洞部側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面が設けられていることから、ゴム弾性体を加硫成形して形成する際、すぐり部を形成した部分から成形型を脱型する(引抜く)ときに、成形型を引抜くに連れてストッパ部の両側面と成形型との間にも、ストッパ部のアンダカット部で圧縮されたゴムの周方向への逃げ場が形成される。これにより、上記のようにストッパ部の突出先端面と成形型との間に形成されるゴムの径方向への逃げ場が拡大されるため、すぐり部を形成した部分からの成形型の引抜きを、より一層円滑且つ容易に行うことができ、更に亀裂発生の回避を促進することができる。
【0016】
したがって、本発明のトーコレクトブッシュによれば、ゴム弾性体に設けられるすぐり部の最奥部に発生する応力歪みを緩和して耐久性の向上を図ることができるとともに、ゴム弾性体の加硫成形時において、すぐり部を形成した部分からの成形型の脱型(引抜き)を亀裂を発生させることなく容易に行うことができる。
【0017】
なお、本発明において、ゴム弾性体のすぐり部の最奥部に設けられる大空洞部の形状や大きさ等は、適宜設定することが可能であるが、大空洞部の表面積ができるだけ大きくなるようにするためには、大空洞部を湾曲面で形成するのが好ましい。また、ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む大空洞部の入り込み量、即ち、大空洞部とストッパ部とによりアンダカットが形成される量は、適宜設定することが可能であるが、大空洞部の径方向の全幅に対して20〜55%の範囲にするのが好ましい。20%未満であると、大空洞部の充分に大きな表面積を確保することができなくなる。逆に55%を越えると、アンダカット部分が大きくなり過ぎてしまうことから、ゴム弾性体の加硫成形時においてすぐり部を形成した部分からの成形型の脱型(引抜き)を容易に行うことが困難となり、亀裂を発生させる可能性も高くなる。
【0018】
また、ストッパ部の突出先端面に設けられる傾斜面は、突出先端面の全域に設けてもよく、その一部に部分的に設けてもよい。この傾斜面の径方向外方への傾斜角度は、適宜設定することができる。また、ストッパ部の周方向の両側面に設けられる傾斜面は、ストッパ部の両側面の全域に設けてもよく、その一部に部分的に設けてもよい。これら傾斜面の互いに近づく方向への傾斜角度は、適宜設定することができる。
【0019】
そして、請求項2記載の発明に係るトーコレクトブッシュは、請求項1記載の発明において、前記ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む前記大空洞部の入り込み量(即ち、大空洞部とストッパ部とによりアンダカットが形成される量)は、前記大空洞部の径方向の全幅に対して20〜55%であるという手段を採用している。
【0020】
この手段によれば、大空洞部の径方向の全幅に対するアンダカット部分の形成率が最適な範囲に設定されるため、ストッパ部の突出先端面に上記のような傾斜面が設けられていることと相俟って、ゴム弾性体の加硫成形時におけるすぐり部形成部分からの成形型の脱型(引抜き)を、より一層、亀裂を発生させることなく容易に行うことが可能となる。なお、アンダカット部分の形成率(%)は、(ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む大空洞部の入り込み量(mm))/(大空洞部の径方向の全幅(mm))×100によって求められる。
【0023】
また、請求項3に記載の発明に係るトーコレクトブッシュは、請求項1又は2に記載の発明において、前記主軸部材は、前記軸状本体部の一端部外周面の前記傾斜突出部と反対側に設けられた軸直角方向外方へ突出する直角突出部を有し、前記外筒部材は、前記筒状本体部の一端部の前記傾斜屈曲部と反対側に軸直角方向外方へ突出するように屈曲形成されて前記直角突出部と対向配置される直角屈曲部を有し、前記ゴム弾性体は、前記直角突出部と前記直角屈曲部との間に介在して両者を軸方向に連結する軸方向連結部と、前記本体部を軸方向に貫通して前記軸方向連結部まで延びる第2すぐり部と、前記本体部の外周側から内周側に向かって前記第2すぐり部に突出する第2ストッパ部とを有し、前記第2すぐり部は、前記軸方向連結部側の最奥部に前記第2ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ第2大空洞部を有し、前記第2ストッパ部の前記突出先端面には、前記第2すぐり部の前記第2大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられているという手段を採用している。
【0024】
この手段によれば、請求項1記載のトーコレクトブッシュにおけるすぐり部及びストッパ部と径方向において対向した状態で第2すぐり部及び第2ストッパ部が設けられる。第2すぐり部の軸方向連結部側の最奥部には、第2ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ第2大空洞部が設けられていることから、前記すぐり部の場合と同様に、トーコレクト機能が発揮される際に、第2すぐり部の最奥部に集中して発生する大きな歪みが緩和されるため、亀裂の発生が回避され、耐久性が向上する。
【0025】
また、第2ストッパ部の突出先端面には、第2すぐり部の第2大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられていることから、ゴム弾性体を加硫成形して形成する際、第2すぐり部を形成した部分から成形型を脱型する(引抜く)ときには、成形型を引抜くに連れて第2ストッパ部の突出先端面と成形型との間に、第2ストッパ部のアンダカット部で圧縮されたゴムの径方向への逃げ場が形成される。そのため、第2すぐり部を形成した部分から成形型を円滑に且つ容易に引抜くことができ、しかも亀裂の発生も回避される。
【0026】
よって、本発明のトーコレクトブッシュによれば、ゴム弾性体に設けられる第2すぐり部の最奥部に発生する応力歪みを緩和して耐久性の向上を図ることができるとともに、ゴム弾性体の加硫成形時において、第2すぐり部を形成した部分からの成形型の脱型(引抜き)を亀裂を発生させることなく容易に行うことができる。
【0027】
なお、本発明において、ゴム弾性体の第2すぐり部の最奥部に設けられる第2大空洞部の形状や大きさ及びその形成条件等は、上記すぐり部の大空洞部の場合と同様である。また、第2ストッパ部の突出先端面に設けられる傾斜面及びその傾斜角度等は、上記ストッパ部の突出先端面に設けられる傾斜面の場合と同様に、適宜設定することができる。
【0028】
そして、請求項4に記載の発明に係るトーコレクトブッシュは、請求項3に記載の発明において、前記第2ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む前記第2大空洞部の入り込み量は、前記第2大空洞部の径方向の全幅に対して20〜55%であるという手段を採用している。
【0029】
この手段によれば、第2大空洞部の径方向におけるアンダカット部分の形成率が最適な範囲に設定される。これにより、第2ストッパ部の突出先端面に上記のような傾斜面が設けられていることと相俟って、ゴム弾性体の加硫成形時における第2すぐり部形成部分からの成形型の脱型(引抜き)を、亀裂を発生させることなく、より一層容易に行うことが可能となる。
【0030】
なお、アンダカット部分の形成率(%)は、(第2ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む第2大空洞部の入り込み量(mm))/(第2大空洞部の径方向の全幅(mm))×100によって求められる。
【0031】
また、請求項5に記載の発明に係るトーコレクトブッシュは、請求項3又は4に記載の発明において、前記第2ストッパ部の周方向の両側面には、前記第2すぐり部の前記第2大空洞部側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面が設けられているという手段を採用している。
【0032】
この手段によれば、ゴム弾性体を加硫成形して形成する際、第2すぐり部を形成した部分から成形型を脱型する(引抜く)ときに、成形型を引抜くに連れて第2ストッパ部の両側面と成形型との間にも、第2ストッパ部のアンダカット部で圧縮されたゴムの周方向への逃げ場が形成される。これにより、上記のように第2ストッパ部の突出先端面と成形型との間に形成されるゴムの径方向への逃げ場が拡大されるため、第2すぐり部を形成した部分からの成形型の引抜きを、より一層円滑に且つ容易に行うことができ、更に亀裂発生の回避を促進することができる。なお、この傾斜面やその傾斜角度は、上記ストッパ部の両側面に設けられる傾斜面の場合と同様に、適宜設定することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
【0034】
図1は本実施形態に係るトーコレクトブッシュの加硫成形した直後の軸方向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図であり、図2はそのトーコレクトブッシュの加硫成形した直後の軸方向から見た側面図であり、図3は図2のIII −III 線矢視断面図であり、図4は図2のIV−IV線矢視断面図である。
【0035】
本実施形態のトーコレクトブッシュは、図1及び図2に示すように、軸状本体部11と傾斜突出部12b及び直角突出部12cを有するプレート12とからなる主軸部材1と、筒状本体部21と傾斜屈曲部22と直角屈曲部23とを有する外筒部材2と、本体部31と傾斜連結部32と軸方向連結部33と第1及び第2すぐり部34、35と第1及び第2ストッパ部36、37とを有するゴム弾性体3とから構成されている。
【0036】
主軸部材1は、鉄系金属により厚肉円筒状に形成された軸状本体部11と、鉄系金属によりリング状に形成されて軸状本体部11の一端部外周面に固着されたプレート12とからなる。プレート12の中央部には、軸状本体部11の外径と略同等の貫通孔12aが形成されており、この貫通孔12a内に軸状本体部11が挿入された状態で、溶接により両者は固着されている。このプレート12の一方側には、軸状本体部11の外周面から軸方向外方へ斜め(傾斜角約45°)に突出する傾斜突出部12bが設けられている。また、プレート12の傾斜突出部12bと反対側には、軸状本体部11の外周面から軸直角方向外方へ突出する直角突出部12cが設けられている。
【0037】
外筒部材2は、鉄系金属により薄肉の略円筒状に形成されたものである。この外筒部材2は、軸状本体部11の外側に同軸状に配置される筒状本体部21と、筒状本体部21の一端部に軸方向外方へ斜め(傾斜角約45°)に突出するように屈曲形成されて傾斜突出部12bと対向配置される傾斜屈曲部22と、筒状本体部21の一端部の傾斜屈曲部22と反対側に軸直角方向外方へ突出するように屈曲形成されて直角突出部12cと対向配置される直角屈曲部23とを有する。
【0038】
ゴム弾性体3は、ゴム材料を主軸部材1及び外筒部材2とともに加硫成形することにより、主軸部材1及び外筒部材2に加硫接着されて一体的に形成されている。このゴム弾性体3は、軸状本体部11と筒状本体部21との間に介在して両者を径方向に連結する円筒状の本体部31と、傾斜突出部12bと傾斜屈曲部22との間に介在して両者を連結する傾斜連結部32と、直角突出部12cと直角屈曲部23との間に介在して両者を軸方向に連結する軸方向連結部33とを有し、これらは一体に形成されている。
【0039】
このゴム弾性体3の本体部31には、径方向で車両前後方向に対向するように配置される一対の第1及び第2すぐり部34、35が軸線に沿って延設されており、また、径方向で車両上下方向に対向するように配置される一対の第3及び第4すぐり部36、37が軸線に沿って延設されている。これら第1〜第4すぐり部34〜37は、本体部31における車両前後方向及び車両上下方向のばね特性を調整するためのものであり、その大きさは適宜設定可能である。
【0040】
第1すぐり部34は、本体部31を軸方向に貫通して本体部31と傾斜連結部32との連結部分付近まで延びており、第2すぐり部35は、本体部31を軸方向に貫通して本体部31と軸方向連結部33との連結部分付近まで延びている。この本体部31の径方向で車両前後方向に対向する位置には、本体部31の外周側から内周側に向かって第1及び第2すぐり部34、35にそれぞれ突出する第1及び第2ストッパ部38、39が設けられている。
【0041】
第1すぐり部34の傾斜連結部32側の最奥部には、第1ストッパ部38の突出先端面38aよりも径方向外方に入り込んだ第1大空洞部34aが形成されており、この第1大空洞部34aの径方向外方に入り込んだ部分と第1ストッパ部38とは径方向においてアンダカットの状態になっている。このアンダカット部分の形成率A(%)は、図1に示すように、第1ストッパ部38の突出先端面38aから径方向外方に入り込む第1大空洞部34aの入り込み量(mm)をrとし、第1大空洞部34aの径方向の幅(mm)をrとしたときに、A= /r ×100の式から求められ、この場合には20〜55%の範囲に設定されている。なお、第1大空洞部34aは、全体が湾曲面で形成されていることによりその表面積の増大化が図られている。
【0042】
そして、第1ストッパ部38の突出先端面38aの軸方向略中央部から開口側端部に至る部位には、第1すぐり部34の第1大空洞部34a側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面38bが設けられている(図1及び図2参照。)。また、第1ストッパ部38の周方向の両側面38c、38cの軸方向略中央部から開口側端部に至る部位には、第1すぐり部34の第1大空洞部34a側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面38dが設けられている(図2及び図3参照。)。
【0043】
一方、第2すぐり部35の軸方向連結部33側の最奥部には、第2ストッパ部39の突出先端面39aよりも径方向外方に入り込んだ第2大空洞部35aが形成されており、この第2大空洞部35aの径方向外方に入り込んだ部分と第2ストッパ部39とは径方向においてアンダカットの状態になっている。このアンダカット部分の形成率は、上記第1すぐり部34の場合と同様に、20〜55%の範囲に設定されている。なお、第2大空洞部35aは、全体が湾曲面で形成されていることによりその表面積の増大化が図られている。
【0044】
そして、第2ストッパ部39の突出先端面39aの軸方向略中央部から開口側端部に至る部位には、第2すぐり部35の第2大空洞部35a側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面39bが設けられている(図1及び図2参照。)。また、第2ストッパ部39の周方向の両側面39c、39cの軸方向略中央部から開口側端部に至る部位には、第2すぐり部35の第2大空洞部35a側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面39dが設けられている(図2及び図4参照。)。
【0045】
以上のように構成されたトーコレクトブッシュは、ゴム材料を主軸部材1及び外筒部材2とともに一体加硫成形してゴム弾性体3を形成することにより作製される。このとき使用される成形型は、ゴム弾性体3の第1〜第4すぐり部34〜37を形成するための、それらの形状と符合する形状を有する長尺状の中型を備えている。なお、第1及び第2すぐり部34、35を形成する中型の先端部には、第1及び第2すぐり部34、35の第1及び第2大空洞部34a、35aを形成するための膨出部が設けられている。
【0046】
この成形型により加硫成形した後の脱型時において、第1すぐり部34を形成した部分から中型を引抜くときには、第1すぐり部34の最奥部に形成される第1大空洞部34aと第1ストッパ部38とにより径方向においてアンダカットの状態となっているが、第1ストッパ部38の突出先端面38a及び両側面38c、38cに傾斜面38b、38d、38dが設けられていることから、中型を亀裂を発生させることなく円滑に且つ容易に引抜くことができる。即ち、中型を引抜くに連れて、第1ストッパ部38の突出先端面38a及び両側面38c、38cと中型との間に、第1ストッパ部38のアンダカット部で圧縮されたゴムの径方向及び周方向への逃げ場が形成されるため、中型の引抜きが円滑に且つ容易になる。
【0047】
また、第2すぐり部35を形成した部分から中型を引抜く場合にも、第2すぐり部35の第2大空洞部35aと第2ストッパ部39とにより径方向においてアンダカットの状態となっているが、第2ストッパ部39の突出先端面39a及び両側面39c、39cに傾斜面39b、39d、39dが設けられているため、第1すぐり部34から中型を引抜く場合と同様に、中型を亀裂を発生させることなく円滑に且つ容易に引抜くことができる。
【0048】
このようにして成形型の脱型が終了すると、図1及び図2に示すトーコレクトブッシュが作製される。その後、このトーコレクトブッシュに対して、ゴム弾性体3の耐久性を高めるために、外筒部材2の筒状本体部21に絞り加工を施してゴム弾性体3を予備圧縮させることにより、図5に示すように、筒状本体部21に絞り部21aが形成された状態でトーコレクトブッシュが完成する。なお、筒状本体部21に絞り部21aが形成されると、第1及び第2ストッパ部38、39の突出先端面38a、39aに設けられた傾斜面38b、39bは、波打ち状態となる場合がある。
【0049】
以上のようにして作製された本実施形態のトーコレクトブッシュは、前記従来の場合と同様に、トーションビーム式サスペンションにおいて、左右一対のトレーリングアームの前端部に軸方向が車両幅方向と一致するようにそれぞれ配設されて、各該前端部と車体側の取付部材とを連結するようにして使用される。なお、図1及び図5に示す状態のトーコレクトブッシュは、トレーリングアームの左側に配設されるものであり、トレーリングアームの前端部に外筒部材2が固定されるとともに、車体側の取付部材に主軸部材1が固定されることにより取付けられる。この場合、図1及び図5の上下方向が車両前後方向となり、図1及び図5の左右方向が車両幅方向となる。
【0050】
そして、主軸部材1と外筒部材2との間に車両幅方向及び車両前後方向の振動が入力すると、主軸部材1の傾斜突出部12bと外筒部材2の傾斜屈曲部22との間でゴム弾性体3の傾斜連結部32が圧縮・引張の作用を受けることを介して、主軸部材1と外筒部材2との間における車両幅方向の相対変位と車両前後方向の相対変位とを相互に変換させ、これによりトーコレクト機能が発揮される。
【0051】
このとき、ゴム弾性体3の第1すぐり部34の最奥部には、第1ストッパ部38の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ第1大空洞部34aが設けられ、その最奥部の表面積が大きくなるようにされていることから、第1すぐり部34の最奥部に集中して発生する大きな応力歪みが緩和される。これにより、その最奥部での亀裂の発生が回避され、耐久性が向上する。
【0052】
また、第1すぐり部34の最奥部に次いで大きな応力歪みが発生し易い第2すぐり部35の最奥部にも、第1すぐり部34の最奥部と同様に第2大空洞部35aが設けられ、その最奥部の表面積が大きくなるようにされていることから、第2すぐり部35の最奥部に発生する大きな応力歪みが緩和されるため、その最奥部での亀裂の発生が回避され、耐久性が向上する。
【0053】
以上のように、本実施形態のトーコレクトブッシュによれば、第1すぐり部34の最奥部に、第1ストッパ部38の突出先端面38aよりも径方向外方に入り込んだ第1大空洞部34aが設けられているため、第1すぐり部34の最奥部に発生する応力歪みを緩和して耐久性の向上を図ることができる。
【0054】
特に、本実施形態の場合には、第1ストッパ部38の突出先端面38aから径方向外方に入り込む第1大空洞部34aの入り込み量が、第1大空洞部34aの径方向の全幅に対して20〜55%の範囲に設定されているため、第1大空洞部34aの入り込み部分と第1ストッパ部38とにより形成されるアンダカットが最適な範囲に設定される。これにより、第1ストッパ部38の突出先端面38aに傾斜面38bが設けられていることと相俟って、ゴム弾性体3の加硫成形時における第1すぐり部34形成部分からの中型の引抜きを、より一層、亀裂を発生させることなく容易に行うことが可能となる。
【0055】
また、第1ストッパ部38の周方向の両側面38c、38cには、第1すぐり部34の第1大空洞部34a側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面38d、38dが設けられている。これにより、ゴム弾性体3の加硫成形時において第1すぐり部34形成部分から中型を引抜く際に、第1ストッパ部38の両側面38c、38cと中型との間にもアンダカット部で圧縮されたゴムの周方向への逃げ場が形成されるため、第1すぐり部34を形成した部分からの中型の引抜きを、より一層円滑且つ容易に行うことができ、更に亀裂発生の回避を促進することができる。
【0056】
また、本実施形態のトーコレクトブッシュは、第1すぐり部34の最奥部に次いで大きな応力歪みが発生し易い第2すぐり部35の最奥部にも、第1すぐり部34の最奥部と同様に形成された第2大空洞部35aが設けられているとともに、第2ストッパ部39の突出先端面39a及び両側面39c、39cにも、第1ストッパ部38の場合と同様に形成された傾斜面39b、39d、39dが設けられていることから、第2すぐり部35においても、第1すぐり部34の場合と同様の上記の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るトーコレクトブッシュのゴム弾性体を一体加硫成形して形成した直後の軸方向に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るトーコレクトブッシュのゴム弾性体を加硫成形した直後の軸方向から見た側面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るトーコレクトブッシュの絞り加工を施した後の軸方向に沿う断面図である。
【図6】従来のトーコレクトブッシュの軸方向に沿う断面図であって図7のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】従来のトーコレクトブッシュの軸方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1、7…主軸部材 2、8…外筒部材 3、9…ゴム弾性体
11、71…軸状本体部 12…プレート 12a…貫通孔
12b、72b…傾斜突出部 12c、72c…直角突出部
21、81…筒状本体部 21a…絞り部
22、82…傾斜屈曲部 23、83…直角屈曲部
31、91…本体部 32、92…傾斜連結部
33、93…軸方向連結部 34、94…第1すぐり部
34a…第1大空洞部 35、95…第2すぐり部
35a…第2大空洞部 36…第3すぐり部
37…第4すぐり部 38、98…第1ストッパ部
38a…突出先端面 38b…傾斜面 38c…側面
38d…傾斜面 39、99…第2ストッパ部
39a…突出先端面 39b…傾斜面 39c…側面
39d…傾斜面

Claims (5)

  1. 軸状本体部と該軸状本体部の一端部外周面から軸方向外方へ斜めに突出する傾斜突出部とを有する主軸部材と、
    前記軸状本体部の外側に同軸状に配置される筒状本体部と該筒状本体部の一端部に軸方向外方へ斜めに突出するように屈曲形成されて前記傾斜突出部と対向配置される傾斜屈曲部とを有する外筒部材と、
    前記軸状本体部と前記筒状本体部との間に介在して両者を径方向に連結する本体部と、
    前記傾斜突出部と前記傾斜屈曲部との間に介在して両者を連結する傾斜連結部と、前記本体部を軸方向に貫通して前記傾斜連結部まで延びるすぐり部と、前記本体部の外周側から内周側に向かって前記すぐり部に突出するストッパ部とを有するゴム弾性体と、を備え、
    前記すぐり部は、前記傾斜連結部側の最奥部に前記ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ大空洞部を有し、
    前記ストッパ部の前記突出先端面には、前記すぐり部の前記大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられているとともに、前記ストッパ部の周方向の両側面には、前記すぐり部の前記大空洞部側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面が設けられていることを特徴とするトーコレクトブッシュ。
  2. 前記ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む前記大空洞部の入り込み量は、前記大空洞部の径方向の全幅に対して20〜55%である請求項1に記載のトーコレクトブッシュ。
  3. 前記主軸部材は、前記軸状本体部の一端部外周面の前記傾斜突出部と反対側に設けられた軸直角方向外方へ突出する直角突出部を有し、
    前記外筒部材は、前記筒状本体部の一端部の前記傾斜屈曲部と反対側に軸直角方向外方へ突出するように屈曲形成されて前記直角突出部と対向配置される直角屈曲部を有し、
    前記ゴム弾性体は、前記直角突出部と前記直角屈曲部との間に介在して両者を軸方向に連結する軸方向連結部と、前記本体部を軸方向に貫通して前記軸方向連結部まで延びる第2すぐり部と、前記本体部の外周側から内周側に向かって前記第2すぐり部に突出する第2ストッパ部とを有し、
    前記第2すぐり部は、前記軸方向連結部側の最奥部に前記第2ストッパ部の突出先端面よりも径方向外方に入り込んだ第2大空洞部を有し、
    前記第2ストッパ部の前記突出先端面には、前記第2すぐり部の前記第2大空洞部側から開口側に向かって次第に径方向外方へ傾斜する傾斜面が設けられている請求項1又は2に記載のトーコレクトブッシュ。
  4. 前記第2ストッパ部の突出先端面から径方向外方に入り込む前記第2大空洞部の入り込み量は、前記第2大空洞部の径方向の全幅に対して20〜55%である請求項3に記載のトーコレクトブッシュ。
  5. 前記第2ストッパ部の周方向の両側面には、前記第2すぐり部の前記第2大空洞部側から開口側に向かって次第に互いに近づくように傾斜する傾斜面が設けられている請求項3又は4に記載のトーコレクトブッシュ。
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