JP3684590B2 - リセット制御装置及びリセット制御方法 - Google Patents

リセット制御装置及びリセット制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、リセット制御装置及びリセット制御方法に係り、例えば、CPU(Centra l Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサに対 するリセット制御装置及びリセット制御方法に関する。
【0002】
〔発明の背景〕
リセット(reset)とは、例えば、レジスタ、カウンタ等のすべてのフリップフロップのQ出力を“0”(=“L”)にすることであり、CPUやMPU等の算術・論理演算プロセッサにおいては、電源投入時等にシステムがある一定の状態になっていることが望ましいので、電源電圧の立ち上がりを信号としてとらえるパワーオンリセットがよく用いられている。
【0003】
この場合、再度システムを電源投入後と同様の状態とするため、あるいは、一時的に算術・論理演算プロセッサを初期化するためにもリセット信号が利用されている。
【0004】
このため、前述の算術・論理演算プロセッサ等には、通常、内部回路の初期化のためのリセット端子(あるいは、クリア端子)が設けられており、リセット端子にリセット信号を入力することにより、内部回路(フリップフロップ等)が初期化されるようになっている。
【0005】
【従来の技術】
従来、例えば、CPUやMPU等の算術・論理演算プロセッサ(以下、単に演算プロセッサという)におけるリセット回路としては、
1.演算プロセッサのリセット端子に強制的にリセット信号を入力するものや、
2.演算プロセッサにおけるソフトウェア処理条件等に基づいてソフトウェア処理が途切れた場合、当該プロセッサのリセット端子に割込処理としてリセット信号を入力するもの等が提供されている。
【0006】
すなわち、1.の場合、外部からのリセット信号要求に伴って、リセット信号(具体的には、リセットパルス)が生成され、生成されたリセット信号が演算プロセッサのリセット端子に出力されることにより、演算プロセッサ内の各部の状態が初期化される。
【0007】
また、2.の場合、通常、演算プロセッサにおいては、所定のプログラム処理が実行されているが、このプログラム処理の実行の際に正常動作中は所定のステータス情報を外部に出力することにより、何らかの原因でプログラム実行処理が暴走し、このステータス情報が出力されないときは、プログラム実行処理に異常が発生したものとして演算プロセッサのリセット端子に割込信号としてリセット信号を出力し、初期化するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1.に示すリセット手法にあっては、演算プロセッサが、例えば、内蔵RAM(Random Access Memory)等のメモリに対してアクセスしている最中にリセット信号要求が行われると、演算プロセッサのリセット端子にリセット信号が出力されるようになっていたため、以下に述べるような問題点があった。
【0009】
すなわち、メモリにアクセスしている状態では、メモリ内に記憶された情報が書き換え等により操作され、その内容が確定された状態ではないため、このような不安定な状態で演算プロセッサがリセットされると、メモリに記憶された内容が破壊されてしまうおそれがある。
【0010】
これは、例えば、フロッピーディスクドライブ(FDD:Floppy Disk Drive )において、フロッピーディスク(FD:Floppy Disk )のアクセス中にイジェクト操作を行わないようにするのと同様な理由であり、メモリ内容が破壊されたまま以降の処理が実行されると、不慮の障害発生の原因となる。
【0011】
また、2.に示すリセット手法にあっては、何らかの原因でプログラム実行処理が暴走し、このステータス情報が出力されないときは、プログラム実行処理に異常が発生したものとして演算プロセッサのリセット端子に割込信号としてリセット信号が出力されるようになっていたため、以下に述べるような問題点があった。
【0012】
すなわち、演算プロセッサの暴走等によってウエイト端子やバスホールド端子等までもロックしてしまうと、演算プロセッサが暴走していてもステータス情報が固定されたままの状態となるため、永久にリセットされないという問題点があった。
【0013】
【目的】
本発明は、周辺回路の内容を保護しつつ、対象となる演算手段を確実にリセットすることを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部(図1のCPU6)と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置(図1のリセット回路1、CPU6、メモリ7)において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段(図1のフリップフロップ2)と、
前記ソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了を検出するソフトウェア処理検出手段(図1のフリップフロップ3)と、
前記演算用制御部による前記メモリのアクセス状態を前記リセット回路に対し出力するメモリアクセス出力手段(図1CPU6の「アクセス状態」、 [ 0042 ] の「PS信号」)と、
前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求が検出された場合にリセット信号の出力要求が検出されてからの時間をカウントするリセットカウント手段(図2のカウンタ5a)と、
前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求が検出されたこと、前記ソフトウェア処理検出手段によってソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了が検出されたこと、及び、前記メモリアクセス出力手段によってメモリアクセスが行われている旨の出力が為されたことを条件に、前記リセットカウント手段による時間カウントに基づいて前記演算用制御部に対してリセット信号を出力し該演算用制御部を強制的に初期化する強制初期化手段(図1、図2の強制リセット回路5)と、
を備えることを特徴としている。
【0015】
また、請求項2に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部(図1のCPU6)と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置(図1のリセット回路1、CPU6、メモリ7)において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段(図1のフリップフロップ2)と、
前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないことを検出する演算処理検出手段(図1のフリップフロップ3及びアンドゲート4a)と、
前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求があった場合に新たにカウントを開始するカウンタ開始手段(図2のカウンタ5a)と、
リセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出手段によって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始手段におけるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合には前記リセット信号生成手段により生成されたリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合に前記リセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御手段(図1のアンドゲート4a、オアゲート4b、強制リセット回路5)と、
を備えることを特徴としている。
【0016】
また、請求項3に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部(図7のCPU6)と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置(図7のCPU6、メモリ7、リセット回路20)において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段(図7のフリップフロップ2)と、
前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出手段(図7のフリップフロップ3、アンドゲート4a)と、
前記演算用制御部による前記メモリに対する書き込み状態の変化を変化検出信号として検出し、この変化検出信号の変化を検出する度に検出された該変化検出信号を出力する変化検出手段(図7の反転検出回路301)と、
前記変化検出手段から変化検出信号が出力される度に新たにカウントを開始するカウンタ開始手段(図7のカウンタ302)と、
前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出手段によって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始手段におけるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合には前記リセット信号生成手段により生成されたリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合に前記リセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御手段(図7のアンドゲート4a、オアゲート4b、アンドゲート303)と、
を備えることを特徴としている。
【0017】
また、請求項4に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部(図1のCPU6)と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
前記ソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了を検出するソフトウェア処理検出ステップと、
前記演算用制御部による前記メモリのアクセス状態を前記リセット回路に対し出力するメモリアクセス出力ステップと、
前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求が検出された場合にリセット信号の出力要求が検出されてからの時間をカウントするリセットカウントステップと、
前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求が検出されたこと、前記ソフトウェア処理検出ステップによってソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了が検出されたこと、及び、前記メモリアクセス出力ステップによってメモリアクセスが行われている旨の出力が為されたことを条件に、前記リセットカウントステップによる時間カウントに基づいて前記演算用制御部に対してリセット信号を出力し該演算用制御部を強制的に初期化する強制初期化ステップと、
を含むことを特徴としている。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出ステップと、
前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求があった場合に新たにカウントを開始するカウンタ開始ステップと、
リセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出ステップにおいて処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始ステップのカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合にはリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合にリセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御ステップと、
を含むことを特徴としている。
【0019】
更に、請求項6に記載の発明は、プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出ステップと、
前記演算用制御部による前記メモリに対する書き込み状態の変化を変化検出信号として検出し、この変化検出信号の変化を検出する度に検出された該変化検出信号を出力する変化検出ステップと、
前記変化検出ステップによる変化検出信号の出力が為される度に新たにカウントを開始するカウンタステップと、
前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出ステップによって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタステップによるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合にはリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合にリセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御ステップと、
を含むことを特徴としている。
【0024】
【作用】
請求項1及び請求項4に記載の発明によれば、リセット信号の出力要求とソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了とが検出され、更にメモリアクセスが行われている旨の出力が為された場合に、リセットカウント手段による時間カウントに基づいて演算用制御部を強制的に初期化するようにした。
これにより、メモリの記憶内容を破壊することなくメモリ等の周辺回路を保護した状態でリセットを行うことができる。また、CPU等のプロセッサの暴走などのトラブルが発生した場合に強制的にリセットをかけることにより、確実にリセットを行うことができる。
【0025】
請求項2及び請求項5に記載の発明によれば、演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には演算用制御部による処理の区切りであると検出するとともに、リセット信号に出力要求があり且つ処理の区切りでありことが検出された場合、或いは、リセット信号の出力要求があり且つカウンタ開始手段のカウント値が予め定められたカウント値に一致した場合にリセット信号を演算用制御部に出力するようにした。
これにより、メモリを含む周辺回路の内容を破壊することなく、対象となる演算用制御部を確実にリセットさせることができる。また、演算用制御部のトラブルにより処理の区切りが現れない状態でホールドされていても確実にリセットを行うことができる。
【0026】
請求項3及び請求項6に記載の発明によれば、演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には演算用制御部による処理の区切りであると検出するとともに、リセット信号の出力要求があり且つ処理の区切りであることが検出された場合、或いは、リセット信号の出力要求があり且つカウンタ開始手段のカウンタ値が予め定められたカウント値に一致した場合にリセット信号を演算用制御部に出力するようにした。
これにより、メモリを含む周辺回路の内容を破壊することなく、対象となる演算用制御部を確実にリセットさせることができる。また、演算用制御部のトラブルにより処理の区切りが現れない状態でホールドされていても確実にリセットを行うことができる。
【0034】
【実施例】
以下、図1〜図6を参照して実施例を説明する。
【0035】
図1〜図6は本発明に係るリセット回路及びリセット方法の一実施例を示す図である。
【0036】
まず、構成を説明する。
【0037】
図1は、本実施例のリセット回路1の全体構成を示すブロック図である。
【0038】
図1において、本実施例のリセット回路1は、リセット信号生成手段であるフリップフロップ2と、状態検出手段であるフリップフロップ3と、出力判定手段4を構成するアンドゲート4a及びオアゲート4bと、遅延手段である強制リセット回路5とから構成されている。
【0039】
なお、図1中、6は、演算手段であるCPU2であり、7は、CPU6とバスを介して接続された周辺回路としてのメモリである。
【0040】
フリップフロップ2は、例えば、リセットボタンの押下等のように、外部からの操作により入力されるリセットパルスをラッチし、ラッチしたリセットパルスをアンドゲート4aの入力端及び強制リセット回路5に入力するものであり、CPU6に対して出力するリセット信号をリセット端子に入力することにより、CPU6のリセットと同時にリセットされるものである。
【0041】
フリップフロップ3は、CPU6のソフトウェア実行処理中に出力される条件信号(以下、ソフト条件信号という)をラッチし、ラッチしたソフト条件信号をアンドゲート4aの入力端に入力するものであり、具体的には、ソフトウェアの実行処理中はソフト条件信号は“L”となり、ソフト条件信号が変わる毎にその条件信号をラッチするものである。
【0042】
出力判定手段4は、前述したように、アンドゲート4a及びオアゲート4bから構成され、アンドゲート4aの入力端にはフリップフロップ2の出力端、フリップフロップ3の出力端、CPU6のアクセス状態(Process State )を示す信号(以下、PS信号という)の出力端がそれぞれ接続され、アンドゲート4aの出力端はオアゲート4bの一方入力端に接続されている。
【0043】
オアゲート4bの一方入力端には、アンドゲート4aの出力端が接続され、他方入力端には、強制リセット回路5の出力端が接続されている。
【0044】
すなわち、CPU6からメモリ7に対するアクセス状態を示すPS信号と、フリップフロップ3からのソフト条件信号とが共に“H”であり、かつ、フリップフロップ2よりリセットパルスが入力された場合、あるいは、強制リセット回路5からリセットパルスが出力された場合にオアゲート4bからCPU6に対してリセット信号が出力される。
【0045】
図2は、強制リセット回路5の要部構成を示すブロック図である。
【0046】
強制リセット回路5は、カウンタ回路をなすカウンタ5a、エクスクルーシブオアゲート5b,5c、アンドゲート5d、インバータ10、レジスタ11〜14から構成され、前述したように、所定条件に基づいてオアゲート4bを介してCPU6にリセット信号を出力するものであり、本実施例では、所定条件としてフリップフロップ2からリセットパルスが入力されてから所定時間(本実施例では、5秒に設定されているものとする)経過後にリセット信号が出力されるようになっている。
【0047】
カウンタ5aの入力端であるスタート端子にはフリップフロップ2の出力端が接続され、また、リセット端子には、インバータ10を介してフリップフロップ2の出力端が接続されており、出力となるレジスタ11,12の出力端はそれぞれエクスクルーシブオアゲート5b,5cの一方入力端に接続されている。
【0048】
また、エクスクルーシブオアゲート5b,5cの他方入力端には、データバスからの信号及びCPU6からのライト信号(以下、WR信号という)をラッチするレジスタ13,14の出力端がそれぞれ接続されており、エクスクルーシブオアゲート5b,5cの各出力端はそれぞれアンドゲート5dの入力端に接続され、アンドゲート5dの出力端がオアゲート4bの入力端に接続されている。
【0049】
すなわち、フリップフロップ2からリセットパルスが入力されると、カウンタ5aのスタート端子にはリセットパルスが直接入力されるとともに、リセット端子にはインバータ10を介してリセットパルスが入力され、これによって、カウンタ5aによるカウントが開始される。
【0050】
カウンタ5aによってカウントが行われると、カウント値はカウンタ5a内のレジスタ11,12に格納され、レジスタ11,12に格納されたカウント値と、予めCPU6のWR信号によりレジスタ13,14内に格納されたリセット条件となる設定値とがエクスクルーシブオアゲート5b,5cにより比較され、レジスタ11とレジスタ13とに格納された値、レジスタ12とレジスタ14とに格納された値がそれぞれ一致していた場合、各エクスクルーシブオアゲート5b,5cから“H”が出力される。
【0051】
したがって、レジスタ5a内部のカウント値を格納するレジスタ11,12と、CPU6のWR信号により予め設定された設定値を格納するレジスタ13,14との値が一致した場合のみ、アンドゲート5dから強制リセットパルスが出力される。
【0052】
図3は、CPU6によるメモリ7のアクセス状態を示すPS信号のタイミングチャートである。なお、図3中、▲1▼は命令のフェッチ、▲2▼は命令のデコード、▲3▼は命令の実行、▲4▼はメモリ7へのデータ転送(データ格納)を示す。
【0053】
本実施例でのCPU6から出力されるPS信号は、バスアクセスの区切りで出力されるものであり、例えば、CPU6は、図3に示すように、CPU6の動作が基準クロックに基づいて、例えば、1)命令のフェッチ、2)命令のデコード、3)命令の実行、4)データ格納という一連の処理を行うが、1)命令のフェッチ及び4)データ格納の処理時には、メモリ7に対して読み出し・書き込みのためにバスを使用してアクセスしている状態であるので、PS信号として"L"が出力され、また、2)命令のデコード及び3)命令の実行時には、CPU6内部の処理であるので、メモリ7へのアクセスはなく、PS信号として"H"が出力される。
【0054】
次に、本実施例の動作を説明する。
【0055】
まず、図1に示すリセット回路1の各種動作を図4〜図6に基づいて説明する。
【0056】
通常のリセット時には、アンドゲート4aに入力されるソフト条件信号及びPS信号が共に“H”の状態であり、外部操作によりフリップフロップ2にリセットパルスが入力されると、フリップフロップ2からアンドゲート4aにリセットパルスが出力され、オアゲート4bを介してCPU6のリセット端子にリセット信号が出力される。
【0057】
図4は、リセット回路1のプロセスステート付加リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0058】
この場合、外部操作によりフリップフロップ2にリセットパルスが入力されると、フリップフロップ2によりリセットパルスがラッチされ、ラッチされたリセットパルスがフリップフロップ2からアンドゲート4aと強制リセット回路5とに入力される。これによって、強制リセット回路5内部のカウンタ5aによりカウントが開始される。
【0059】
一方、アンドゲート4aには、フリップフロップ3からソフト条件信号と、CPU6からPS信号とが入力されており、このとき、ソフト条件信号は"H"、つまり、ソフト処理の区切りとした場合、このときのPS信号は"L"であるので、アンドゲート4aからの出力は"L"となり、オアゲート4bからはリセット信号が出力されず、PS信号が"H"となるとオアゲート4bからリセット信号が出力される。このとき、強制リセット回路5のカウント値は、設定値である5秒に満たないので、強制リセット信号を出力する前にカウンタ5aがリセットされる。
【0060】
図5は、リセット回路1のソフト条件リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0061】
この場合、外部操作によりフリップフロップ2にリセットパルスが入力されると、フリップフロップ2によりリセットパルスがラッチされ、ラッチされたリセットパルスがフリップフロップ2からアンドゲート4aと強制リセット回路5とに入力される。これによって、前述の例と同様に、強制リセット回路5内部のカウンタ5aによりカウントが開始される。
【0062】
一方、アンドゲート4aには、フリップフロップ3からのソフト条件信号が入力されており、このソフト条件信号は、CPU6によってメモリアクセスに関連するソフトウェア処理が実行されているときにセットされ、例えば、ワープロ等の文書作成ソフトウェアにより文字置換処理が実行される前に、ソフト条件がセットされる。
【0063】
これによって、フリップフロップ3によってラッチされたソフト条件が“L”となるため、アンドゲート4aに入力されているPS信号が“H”となってもオアゲート4bからリセット信号が出力されず、上記ソフトウェア処理が終了して、ソフト条件がリセット(すなわち、“H”)されたときに、PS信号が“H”となると、リセット信号が出力される。
【0064】
図6は、リセット回路1の暴走時における強制リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0065】
この場合、CPU6がソフトウェア処理の実行中に暴走し、例えば、CPU6がメモリ7をアクセスした状態でロックしてしまった状態を想定すると、CPU6によりメモリ7がアクセスされた状態が維持されるため、PS信号は“L”のままとなる。したがって、外部操作によりフリップフロップ2にリセットパルスが入力されてフリップフロップ2からリセットパルスが出力されても、PS信号が“L”であるため、このままでは、アンドゲート4aからオアゲート4bにリセットパルスが出力されることがない。
【0066】
しかし、フリップフロップ2からのリセットパルス出力と同時に強制リセット回路5のカウンタ5aによるカウントが開始されており、所定のカウント値(この場合、5秒)になると、オアゲート4bに対して強制リセットパルスが出力されるため、CPU6が強制的にリセットされる。
【0067】
すなわち、ソフト条件信号及びPS信号から得られる情報に基づいて、CPU6の処理の区切りでリセットをかけることにより、メモリ7の記憶内容等を破壊することなく、メモリ7等の周辺回路を保護した状態でリセットすることができる。
【0068】
また、CPU6が暴走し、ウエイト等によってCPU6がロックして、CPU6の処理の区切りがいつまでも現れない場合であっても、強制的にリセットをかけることにより、確実にリセットすることができる。
【0069】
したがって、周辺回路へのアクセスに対して悪影響をおよぼさず、CPU6等の演算回路に確実にリセットをかけることができる。
【0070】
以上説明したように、本実施例では、リセットパルスを、リセットパルスの出力要求と、ソフト条件信号及びPS信号によるCPU6のデータバス占有状態の検出結果とに基づいて、リセットパルスの出力要求があり、かつ、CPU6によるデータバスの占有を検出しない場合に、CPU6に対してリセット信号を出力することにより、周辺回路の内容を破壊することなく、対象となる演算手段を確実にリセットすることができる。
【0071】
なお、上記実施例は、▲2▼命令のデコード、▲3▼命令の実行時においてメモリ7へのアクセスがないため、PS信号として“H”が出力される構成となっていたが、これに限らず、例えば、▲1▼命令のフェッチ時には、メモリ7からの命令の読み出しだけが行われるため、▲1▼命令のフェッチ時にもPS信号として“H”が出力されるように構成してもよい。
【0072】
また、上記実施例では、演算用制御部としてCPU6を例に採り説明したが、リセット信号の出力対象となる演算用制御部としては、CPU6に限定されるものではない。
【0073】
同様にして、強制リセット回路5の構成についても上記構成に限定されるものではなく、例えば、図7に示すように、同一の機能を有する他の構成に置換してもよいことはいうまでもない。
【0074】
図7は、他の実施例のリセット回路20の全体構成を示すブロック図である。なお、図7において、図1と同一部分には同一符号を付す。
【0075】
図7において、リセット回路20内の強制リセット回路30は、反転検出回路301、カウンタ302、アンドゲート303から構成されている。
【0076】
反転検出回路301は、アクセス状態(PS信号)が変化すると、カウンタ302のリセット端子にリセット信号を出力するものであり、カウンタ302は、反転検出回路301から出力されるリセット信号によりリセットされ、入力端から入力されるクロックCKをカウントし、カウント値が所定値に達すると、アンドゲート303の一方入力端に“H”を出力するものである。
【0077】
アンドゲート303は、前述のように、一方入力端をカウンタ302の出力端に接続するとともに、他方入力端をフリップフロップ2の出力端と接続し、出力端をオアゲート4bの他方入力端に接続しており、これによって、反転検出回路301とカウンタ302とによりCPU6の暴走検出回路を構成することになる。
【0078】
以上の構成において、CPU6から出力されるPS信号は、通常動作中においては、“H”→“L”→“H”→・・・と交互に反転されて出力されるので、所定時間の間、このPS信号が反転しない状態にある場合は、CPU6が暴走状態にあることを示している。このため、反転検出回路301により、この反転信号を検出してPS信号の状態が変化したときにカウンタ302がリセットされるようにすることで、通常、カウンタ302は入力されているクロックCKを常時カウントしており、所定値(本実施例では、例えば、5秒となる時間までのカウント値)になるとカウントアップ信号がアンドゲート303に出力される。
【0079】
すなわち、通常時では、カウンタ302のカウントアップ前に反転検出回路301からリセット信号が入力されてリセットされるが、CPU6の暴走時には、反転検出回路301からのリセット信号が入力されないので、カウントアップ信号がアンドゲート303に出力される。このとき、フリップフロップ2からのリセットパルスがアンドゲート303に入力されると、アンドゲート303からオアゲート4bに強制リセット信号が出力され、オアゲート4bからCPU6のリセット端子にリセット信号が出力される。
【0080】
したがって、上記実施例と同様に、強制リセットが行われる。
【0081】
【発明の効果】
請求項1及び請求項4に記載の発明によれば、リセット信号の出力要求とソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了とが検出され、更にメモリアクセスが行われている旨の出力が為された場合に、リセットカウント手段による時間カウントに基づいて演算用制御部を強制的に初期化するようにした。
これにより、メモリの記憶内容を破壊することなくメモリ等の周辺回路を保護した状態でリセットを行うことができる。また、CPU等のプロセッサの暴走などのトラブルが発生した場合に強制的にリセットをかけることにより、確実にリセットを行うことができる。
【0082】
また、請求項2及び請求項5に記載の発明によれば、演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には演算用制御部による処理の区切りであると検出するとともに、リセット信号に出力要求があり且つ処理の区切りでありことが検出された場合、或いは、リセット信号の出力要求があり且つカウンタ開始手段のカウント値が予め定められたカウント値に一致した場合にリセット信号を演算用制御部に出力するようにした。
これにより、メモリを含む周辺回路の内容を破壊することなく、対象となる演算用制御部を確実にリセットさせることができる。また、演算用制御部のトラブルにより処理の区切りが現れない状態でホールドされていても確実にリセットを行うことができる。
【0083】
また、請求項3及び請求項6に記載の発明によれば、演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には演算用制御部による処理の区切りであると検出するとともに、リセット信号の出力要求があり且つ処理の区切りであることが検出された場合、或いは、リセット信号の出力要求があり且つカウンタ開始手段のカウンタ値が予め定められたカウント値に一致した場合にリセット信号を演算用制御部に出力するようにした。
これにより、メモリを含む周辺回路の内容を破壊することなく、対象となる演算用制御部を確実にリセットさせることができる。また、演算用制御部のトラブルにより処理の区切りが現れない状態でホールドされていても確実にリセットを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のリセット回路の全体構成を示すブロック図である。
【図2】強制リセット回路の要部構成を示すブロック図である。
【図3】CPUによるメモリのアクセス状態を示すPS信号のタイミングチャートである。
【図4】リセット回路のプロセスステート付加リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】リセット回路のソフト条件リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】リセット回路の暴走時における強制リセット動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】他の実施例のリセット回路の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 リセット回路
2 フリップフロップ(リセット信号生成手段)
3 フリップフロップ(状態検出手段)
4 出力判定手段
4a アンドゲート
4b オアゲート
5 強制リセット回路(遅延手段)
5a カウンタ(カウンタ回路)
5b エクスクルーシブオアゲート
5c エクスクルーシブオアゲート
5d アンドゲート
6 CPU(演算手段)
7 メモリ(周辺回路)
10 インバータ
11〜14 レジスタ
20 リセット回路
30 強制リセット回路(遅延手段)
301 反転検出回路
302 カウンタ
303 アンドゲート

Claims (6)

  1. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段と、
    前記ソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了を検出するソフトウェア処理検出手段と、
    前記演算用制御部による前記メモリのアクセス状態を前記リセット回路に対し出力するメモリアクセス出力手段と、
    前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求が検出された場合にリセット信号の出力要求が検出されてからの時間をカウントするリセットカウント手段と、
    前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求が検出されたこと、前記ソフトウェア処理検出手段によってソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了が検出されたこと、及び、前記メモリアクセス出力手段によってメモリアクセスが行われている旨の出力が為されたことを条件に、前記リセットカウント手段による時間カウントに基づいて前記演算用制御部に対してリセット信号を出力し該演算用制御部を強制的に初期化する強制初期化手段と、
    を備えることを特徴とするリセット制御装置。
  2. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段と、
    前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないことを検出する演算処理検出手段と、
    前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求があった場合に新たにカウントを開始するカウンタ開始手段と、
    リセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出手段によって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始手段におけるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合には前記リセット信号生成手段により生成されたリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合に前記リセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御手段と、
    を備えることを特徴とするリセット制御装置。
  3. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出手段と、
    前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御 部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出手段と、
    前記演算用制御部による前記メモリに対する書き込み状態の変化を変化検出信号として検出し、この変化検出信号の変化を検出する度に検出された該変化検出信号を出力する変化検出手段と、
    前記変化検出手段から変化検出信号が出力される度に新たにカウントを開始するカウンタ開始手段と、
    前記リセット信号検出手段によってリセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出手段によって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始手段におけるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合には前記リセット信号生成手段により生成されたリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合に前記リセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御手段と、
    を備えることを特徴とするリセット制御装置。
  4. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
    前記ソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了を検出するソフトウェア処理検出ステップと、
    前記演算用制御部による前記メモリのアクセス状態を前記リセット回路に対し出力するメモリアクセス出力ステップと、
    前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求が検出された場合にリセット信号の出力要求が検出されてからの時間をカウントするリセットカウントステップと、
    前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求が検出されたこと、前記ソフトウェア処理検出ステップによってソフトウェア処理の区切り又はソフトウェア処理の終了が検出されたこと、及び、前記メモリアクセス出力ステップによってメモリアクセスが行われている旨の出力が為されたことを条件に、前記リセットカウントステップによる時間カウントに基づいて前記演算用制御部に対してリセット信号を出力し該演算用制御部を強制的に初期化する強制初期化ステップと、
    を含むことを特徴とするリセット制御方法。
  5. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
    前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出ステップと、
    前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求があった場合に新たにカウントを開始するカウンタ開始ステップと、
    リセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出ステップにおいて処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタ開始ステ ップのカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合にはリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合にリセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御ステップと、
    を含むことを特徴とするリセット方法。
  6. プロセッサで構成され所定の算術・論理演算によりメモリへのメモリアクセスを行ってソフトウェア処理を実行する演算用制御部と、この演算用制御部に対してリセット信号を出力し、該演算用制御部の動作を初期化するリセット回路を備えたリセット制御装置におけるリセット制御方法において、
    前記演算用制御部に対するリセット信号の出力要求がなされた際に当該出力要求を検出するリセット信号検出ステップと、
    前記演算用制御部がデータバスを占有していないこと、及び、前記演算用制御部がメモリに対して書き込みを行っていないことの双方の条件を満足する場合には前記演算用制御部による処理の区切りであると検出し、前記双方の条件を満足しない場合には前記演算用制御部による処理の区切りでないと検出する演算処理検出ステップと、
    前記演算用制御部による前記メモリに対する書き込み状態の変化を変化検出信号として検出し、この変化検出信号の変化を検出する度に検出された該変化検出信号を出力する変化検出ステップと、
    前記変化検出ステップによる変化検出信号の出力が為される度に新たにカウントを開始するカウンタステップと、
    前記リセット信号検出ステップによってリセット信号の出力要求があり且つ前記状態検出ステップによって処理の区切りであることが検出されたこと、及び、リセット信号の出力要求があり且つ前記カウンタステップによるカウント値が予め定められたカウント値と一致したこと、の何れの条件も満足しない場合にはリセット信号を前記演算用制御部に出力せず、何れかの条件を満足する場合にリセット信号を前記演算用制御部に出力するリセット信号制御ステップと、
    を含むことを特徴とするリセット方法。
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