JP4750564B2 - リセット信号生成回路 - Google Patents

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Description

本発明は、リセット信号生成回路に係り、詳しくはリセット信号の発生タイミングを非同期と同期とに切替えるリセット信号生成回路に関するものである。
システムLSI等の半導体装置は、ROMやRAM等の種々の回路とともに、各回路をリセットするリセット信号を生成する回路が設けられている。このリセット信号生成回路は、電源の投入時や電源電圧が低下した場合に、各回路をリセットするリセット信号を生成する機能を有している。
システムLSI等の半導体装置は、CPUと、CPUが実行するプログラムを記憶するROM、データを一時的に記憶するRAMと、I/Oやカウンタ等の周辺回路を備えている。半導体装置は、供給される電源電圧が短時間動作可能電圧よりも低下した場合、内部設定が不定となって動作不良やCPUが暴走する場合があるため、電源電圧を監視し、低電圧になったときにリセット信号を発生するリセット信号生成回路を備えている。また、RAM等の同期回路は、システムクロックと非同期なリセット信号により初期化されるが、動作中に非同期リセット信号が発生すると記憶内容が消失する場合があるため、システムクロックと同期したリセット信号によりRAM等をリセットする必要がある。このため、例えば、特許文献1には、低電圧検出時にシステムクロックが発生されていない場合には非同期でリセット信号を発生し、システムクロックが発生されている場合にはそのシステムクロックに同期させてリセット信号を発生するリセット回路が開示されている。
特開2002−108510号公報
ところで、上記のリセット回路では、システムクロックは動作しているが、内部回路が暴走状態になっている場合、同期リセット信号が発生されるため、非同期リセット信号により初期化する回路を初期化することができない、つまり半導体装置全体を初期化できない可能性がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、動作状態に応じてリセット信号を同期又は非同期に切替えて生成することができるリセット信号生成回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、動作検出回路は同期回路の動作状態を検出する。信号制御回路は前記動作検出回路の検出結果に基づき、前記クロック信号に対して同期したリセット信号を生成するか、又は前記非同期リセット信号に応じた非同期前記リセット信号を生成するかを切替える。従って、動作状態に応じてリセット信号を同期又は非同期に切替えて生成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記信号制御回路は、システムリセット信号に基づいて前記非同期リセット信号を生成することで、システムリセット信号によるリセット信号の同期・非同期を制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記信号制御回路は、電源電圧の投入から所定期間、回路をリセットするためのパワーオンリセット回路から出力されるパワーオンリセットに応答して前記非同期リセット信号を生成することで、パワーオンリセットによるリセット信号の同期・非同期を制御することができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記信号制御回路は、電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号を入力し、該電圧検出信号と前記動作検出回路から出力される動作検出信号とに基づいて、前記クロック信号に対して同期又は非同期に前記リセット信号を生成する。従って、動作検出回路の検出結果と低電圧検出回路の検出結果に基づきリセット信号を同期又は非同期に切替えて生成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、機能制御回路は、電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号と、制御信号を入力し、該制御信号に基づいて、前記電圧検出信号により前記リセット信号を生成する機能を実行又は停止する。従って、機能が不要な場合に、容易に不要な機能を停止させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、発振回路はシステムクロックを生成し、解除回路は前記発振回路の停止要因が解除されたか否かを検出し、クロック生成回路は、前記システムクロックに基づいて内部クロック信号を生成する。発振安定待ち制御回路は、前記発振回路の発振が安定するまでの待機を制御する。信号制御回路は、非同期回路に供給する非同期リセット信号を生成するとともに、前記同期回路に供給する前記リセット信号を生成する。判定回路は前記発振安定待ち制御回路による待機後、前記発振回路の動作が正常か異常かを判定する。そして、信号制御回路は、前記判定回路の判定結果に基づき、前記発振回路の動作が正常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記内部クロック信号に同期したリセット信号を生成し、前記発振回路の動作が異常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記非同期リセット信号に応じた非同期な前記リセット信号を生成する。従って、発振停止要因を解除したときに、発振回路の発振・非発振を容易に判定することができ、発振回路が発振していない場合であってもリセット信号を同期回路に出力することで、同期回路を確実にリセットすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、前記発振安定待ち制御回路は、前記システムリセット信号を前記発振回路の動作が安定するまでに相当する時間遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、前記遅延信号に基づいて前記システムクロックをカウントしてカウンタ値を出力するカウンタ回路と、を備える。そして、前記判定回路は、前記遅延信号から所定時間経過後に前記カウンタ値と所定値とを比較し、該比較結果に応じた判定信号を出力する。従って、発振回路が発振している場合にはカウンタのカウンタ値が所定時間後に所定値以上となり、発振異常の場合にはカウンタ値が所定値未満となるため、容易に発振回路の動作が正常か異常かを判定することができる。
本発明によれば、動作状態に応じてリセット信号を同期又は非同期に切替えて生成するリセット信号生成回路を提供することができる。
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、半導体装置のCPU11は、バス12を介してROM13,RAM14,周辺回路15,リセット信号/クロック信号生成回路(以下、リセット信号生成回路という)16と接続されている。ROM13はフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、CPU11が実行するプログラム、そのプログラムの実行に必要なパラメータが記憶されている。RAM14にはCPU11の実行による一時的なデータが記憶される。CPU11は、ROM13から読み出したプログラム,パラメータに従って周辺回路15,リセット信号生成回路16を制御する。周辺回路15は、タイマー回路,カウンタ回路,その他の所定機能を実現する回路から構成されている。
CPU11,ROM13,RAM14,周辺回路15は同期回路であり、CPUにより発生され内部クロック信号に同期したリセット信号により初期化する。この場合、リセット信号の発生タイミングをCPU11が制御するため、RAM14や周辺回路15の設定データはROM13に退避される。また、CPU11,ROM13,RAM14,周辺回路15は、内部クロック信号と非同期なリセット信号により初期化する。この場合、システムリセット信号は半導体装置の外部から該半導体装置内へ伝達されるため、RAM14や周辺回路15のデータは退避されない。
リセット信号生成回路16は、リセット状態検出回路16a、動作クロック設定回路16b、発振安定待ち制御回路16cを備える。これらの回路16a〜16cは非同期回路である。
リセット信号生成回路16は、外部入力または発振回路により生成されるシステムクロックに基づいて内部クロック信号を生成する。また、リセット信号生成回路16は、外部からバッファ回路17を介してシステムリセット信号RSTXが入力される。バッファ回路17の入力端子にはプルアップ抵抗R1が接続されている。リセット信号生成回路16は、システムリセット信号RSTXに応答し内部クロック信号と非同期なリセット信号A_RSTと、リセット信号C_RSTを生成する。そして、リセット信号生成回路16は、生成した内部クロック信号をCPU11等の同期回路に出力する。また、リセット信号生成回路16は、生成した非同期リセット信号A_RSTを非同期回路である回路16a〜16cに出力する。更に、リセット信号生成回路16は、CPU11の動作状態を検出し、該検出結果に基づいて、リセット信号C_RSTを内部クロック信号と同期して出力するか非同期にて出力するかを切替えるように構成されている。
リセット信号生成回路16は低電圧検出回路18に接続されている。低電圧検出回路18は装置が動作するための電源電圧Vccを監視し、該電源電圧Vccの出力電圧に応じた電圧検出信号LVを出力する。例えば、低電圧検出回路18は、電源電圧Vccが所定の電圧以上のときにはLレベルの電圧検出信号LVを出力し、電源電圧Vccが所定電圧より低くなったときにHレベルの電圧検出信号LVを出力する。リセット信号生成回路16は、電圧検出信号LVに基づいて、非同期リセット信号A_RSTを発生するとともに、リセット信号C_RSTを内部クロック信号と非同期に発生させる。
図2に示すように、内部クロック信号CLKは動作検出回路21と信号制御回路22とに入力される。動作検出回路21は、CPU11が正常に動作しているか否かを検出し、該検出結果に応じた動作検出信号OCを出力する。例えば、動作検出回路21は、内部クロック信号CLKをカウントするアップカウンタであり、そのカウント値に基づいて動作検出信号OCを出力するとともに、CPU11からのクリア信号に基づいてカウント値をクリアする。動作検出回路21は、カウント値と所定値とを比較し、カウント値が所定値未満の場合にはLレベルの動作検出信号OCを出力し、カウント値が所定値以上の場合にはHレベルの動作検出信号OCを出力する。CPU11は、所定間隔毎にクリア信号を動作検出回路21に出力するように構成されている、即ち、CPU11が実行するプログラムが構成されている。そして、クリア信号を動作検出回路21に出力する間隔は、カウント値が所定値となるまでの時間よりも短く設定されている。
CPU11の動作が正常な場合、カウント値が所定値以上になる前にクリア信号が入力されるため、動作検出回路21のカウント値が所定値以上にならない。一方、暴走しているなどのように、CPU11の動作が異常な場合、CPU11はクリア信号を動作検出回路21に出力しないため、動作検出回路21のカウント値が所定値以上となる。従って、動作検出回路21から出力される動作検出信号OCにより、CPU11の動作が正常か異常かを判断することができる。
上記の動作検出信号OCは、信号制御回路22のオア回路31に入力される。更に、このオア回路31には、低電圧検出回路18から出力される電圧検出信号LVが入力される。オア回路31は、両信号OC,LVを論理和演算した結果を持つ信号S1を出力する。この信号S1は、アンド回路32に入力される。更に、このアンド回路32には、システムリセット信号RSTXが入力されるインバータ回路33の出力信号S2、つまりシステムリセット信号RSTXを論理反転した信号S2が入力される。
アンド回路32の出力信号はオア回路34に入力される。更に、このオア回路34にはパワーオンリセット回路23のパワーオンリセット信号PORが入力される。パワーオンリセット回路23は、電源電圧Vccの投入等の時に該電源電圧Vccが所定電圧以上に達するまで装置全体が動作しないように設けられ、電源電圧Vccが所定の電圧まで到達する間、Hレベル(電源電圧Vccレベル)のパワーオンリセット信号PORを出力し、所定電圧以上の電源電圧Vccが供給されている間、パワーオンリセット信号PORをLレベルに保持する。パワーオンリセット信号PORは、CPU11等に入力される。CPU11等は、パワーオンリセット信号PORがHレベルの間、非動作状態であり、パワーオンリセット信号PORがHレベルからLレベルに変化すると、動作状態となる。CPU11は、パワーオンリセット信号PORがHレベルの間リセット状態となり、パワーオンリセット信号PORがLレベルになると、周辺回路15等を制御する。
オア回路34は非同期リセット信号A_RSTを出力する。この非同期リセット信号A_RSTは、Dフリップフロップ回路(以下、単にFF回路という)35,36に入力される。両FF回路35,36はプリセット端子PRを有し、このプリセット端子PRに非同期リセット信号A_RSTが入力される。両FF回路35,36のクロック入力端子には、内部クロック信号CLKが入力されるバッファ回路37の出力信号S4が入力される。第1FF回路35の入力端子Dにはインバータ回路33の出力信号S2、つまりシステムリセット信号RSTXを論理反転した信号S2が入力される。第1FF回路35の出力端子Qは第2FF回路36の入力端子Dに接続され、第2FF回路36はリセット信号C_RSTを出力する。
上記のように構成されたリセット信号生成回路16の動作を図3に従って説明する。
今、低電圧検出回路18の電圧検出信号LV及び動作検出回路21の動作検出信号OCがLレベルであり、システムリセット信号RSTXがHレベルである。そして、パワーオンリセット回路23はLレベルのパワーオンリセット信号PORを出力する。この時、リセット信号生成回路16は、Lレベルの非同期リセット信号A_RST及びリセット信号C_RSTを出力する。
電圧検出信号LV及び動作検出信号OCがLレベルのときにLレベルのシステムリセット信号RSTXが入力されると、第1FF回路35の入力端子DにはHレベルの信号S2が入力される。従って、第1FF回路35は内部クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期してHレベルの信号を出力し、第2FF回路36は第1FF回路35の出力信号に基づいてHレベルのリセット信号C_RSTを出力する。即ち、リセット信号生成回路16は、内部クロック信号CLKに同期してリセット信号C_RSTを出力する。この時、電圧検出信号LV及び動作検出信号OCがLレベルであるため、アンド回路32はLレベルの信号S2を出力し、リセット信号生成回路16はLレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。
システムリセット信号RSTXがLレベルのときにHレベルの電圧検出信号LV又は動作検出信号OCが入力されると、アンド回路32は、Hレベルの信号S1,S2に基づいて同レベルの信号S3を出力するため、リセット信号生成回路16は内部クロック信号CLKと非同期にHレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。
電圧検出信号LV及び動作検出信号OCがHレベルのときにHレベルのシステムリセット信号RSTXが入力されると、アンド回路32はLレベルの信号S3を出力するため、リセット信号生成回路16はLレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。また、第1FF回路35の入力端子DにはLレベルの信号S2が入力されるため、第1FF回路35は内部クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期してLレベルの信号を出力し、第2FF回路36は第1FF回路35の出力信号に基づいてLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。
電圧検出信号LV又は動作検出信号OCがHレベルのときにLレベルのシステムリセット信号RSTXが入力されると、アンド回路32はHレベルの信号S3を出力するため、リセット信号生成回路16はHレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。この非同期リセット信号A_RSTは第1FF回路35及び第2FF回路36のプリセット端子PRに入力されるため、第1FF回路35及び第2FF回路36はHレベルの信号を出力する、即ちリセット信号生成回路16は内部クロック信号CLKと非同期にHレベルのリセット信号C_RSTを出力する。
システムリセット信号RSTXがLレベルのときにLレベルの電圧検出信号LV及び動作検出信号OCが入力されると、アンド回路32はLレベルの信号S3を出力するため、リセット信号生成回路16はLレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。
電圧検出信号LV及び動作検出信号OCがLレベルのときにHレベルのシステムリセット信号RSTXが入力されると、第1FF回路35の入力端子DにはLレベルの信号S2が入力される。従って、第1FF回路35は内部クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期してLレベルの信号を出力し、第2FF回路36は第1FF回路35の出力信号に基づいてLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。即ち、リセット信号生成回路16は、内部クロック信号CLKに同期してLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。
即ち、リセット信号生成回路16は、動作検出信号OCがLレベルのとき、システムリセット信号RSTXに応答して内部クロック信号CLKに同期したHレベル又はLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。そして、リセット信号生成回路16は、動作検出信号OCがHレベルのとき、システムリセット信号RSTXに応答して内部クロック信号CLKと非同期にHレベル又はLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。尚、リセット信号生成回路16は、電圧検出信号LVに対しても同様に動作する。
上記動作は、パワーオンリセット回路23がLレベルのパワーオンリセット信号PORを出力する場合について説明したが、Hレベルのパワーオンリセット信号PORを出力する場合、リセット信号生成回路16はHレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。更に、この非同期リセット信号A_RSTは第1FF回路35及び第2FF回路36のプリセット端子PRに入力されるため、第1FF回路35及び第2FF回路36はHレベルの信号を出力する、即ちリセット信号生成回路16は内部クロック信号CLKと非同期にHレベルのリセット信号C_RSTを出力する。そして、電圧検出信号LV又は動作検出信号OCがHレベルでありシステムリセット信号RSTXがHレベルのとき、パワーオンリセット回路23がLレベルのパワーオンリセット信号PORを出力すると、リセット信号生成回路16は先ずLレベルの非同期リセット信号A_RSTを出力する。次に、リセット信号生成回路16は内部クロック信号CLKに同期してLレベルのリセット信号C_RSTを出力する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)動作検出回路21は、CPU11の動作を検出し動作検出信号OCを出力する。信号制御回路22は、動作検出信号OCに基づいて、システムリセット信号RSTXに応答し、リセット信号C_RSTを内部クロック信号CLKと同期又は非同期にて出力する。従って、CPU11が正常に動作している場合にはリセット信号C_RSTを内部クロック信号CLKに同期して出力することで、RAM14の内容や周辺回路15の設定を保持してリセットすることができる。また、CPU11の動作が異常な場合にはリセット信号C_RSTを内部クロック信号CLKと非同期に出力することで、CPU11等の全ての同期回路を初期化することができる。
(2)信号制御回路22は、電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路18から出力される電圧検出信号LVを入力し、該電圧検出信号LVと動作検出回路21から出力される動作検出信号OCとに基づいて、内部クロック信号CLKに対して同期又は非同期にリセット信号C_RSTを生成する。従って、動作検出回路21の検出結果と低電圧検出回路18の検出結果に基づきリセット信号C_RSTを同期又は非同期に切替えて生成することができる、
(第二実施形態)
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図面に従って説明する。
尚、本実施形態において、第一実施形態と同じ部材については同じ符号を付し、説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態のリセット信号生成回路40は、第一実施形態のリセット信号生成回路16に加え、機能制御回路としてのラッチ回路41とデコーダ回路42とDフリップフロップ回路(FF回路)43を備えている。尚、図4では、動作検出回路21とオア回路31が省略されている。オア回路31はFF回路43とアンド回路32との間に接続され、動作検出回路21の動作検出信号OCはオア回路31に入力される。
ラッチ回路41にはCPU11(図1参照)から出力されるデータDATAと出力制御信号CONTが入力される。ラッチ回路41は、出力制御信号CONTに応答してデータDATAをラッチして信号S11を出力する。デコーダ回路42には、CPU11から出力されるアドレス信号ADDが入力される。デコーダ回路42は、複数ビットからなるアドレス信号ADDをデコードしデコード信号S12を出力する。詳述すると、デコーダ回路42は、アドレス信号ADDに基づいて、所定アドレスのときにHレベルのデコード信号S12を出力し、所定アドレス以外のときにLレベルのデコード信号S12を出力する。
FF回路43はイネーブル端子ENを持つフリップフロップ回路であり、イネーブル端子ENにS12が入力され、入力端子Dに信号S11が入力され、クロック入力端子には内部クロック信号CLKと同相のバッファ回路37の出力信号S4が入力され、プリセット端子PRに電圧検出信号LVが入力される。
FF回路43は、イネーブル端子ENに入力されるHレベルのデコード信号S12に応答して書き換え可能な状態となり、Lレベルのデコード信号S12に応答して書き換え不可能な状態となる。書き換え不可能な状態において、FF回路43は、低電圧検出回路18の電圧検出信号LVで制御された信号S13を出力する。起動直後の信号S13の値は、電圧検出信号LVの値がHレベルの値で入力されるため、Hレベルとなる。その後、FF回路43は、電圧検出信号LVの値がLレベルに変化した場合でも、保持した値が書き換えられないため、起動直後の値を保持し、Hレベルの信号S13を出力する。
書き換え可能な状態において、FF回路43は、低電圧検出回路18のLレベルの電圧検出信号LVが入力された場合、CPU11よりFF回路43に書き込まれた値、つまり信号S11のレベルと実質的に等しいレベルの信号S13を出力する。つまり、起動時から変更がなければ信号S13の値はHレベルとなり、CPUよりLレベルが書き込まれた場合は、信号S13の値はLレベルとなる。
従って、リセット信号生成回路40は、FF回路43の値により、システムリセット信号RSTXとパワーオンリセット回路23のパワーオンリセット信号PORに応答して非同期リセット信号A_RST及びリセット信号C_RSTを出力する。つまり、FF回路43により、リセット信号C_RST,A_RSTを非同期で発生する機能が停止される。
動作状態において、図5に示すように、FF回路43は、信号S4即ち内部クロック信号CLKに同期して入力端子Dに入力される信号S11のレベルと同じレベルの信号S13を出力する。また、動作状態において、FF回路43は、電圧検出信号LVがLレベルのときに内部クロック信号CLKに同期してLレベルの信号S13を出力し、Hレベルの電圧検出信号LVに応答してHレベルの信号S13を出力する。従って、リセット信号生成回路40は、第一実施形態のリセット信号生成回路16と同様に、電圧検出信号LVがLレベルの時には内部クロック信号CLKと同期してリセット信号C_RSTを出力し、電圧検出信号LVがHレベルの時には非同期でリセット信号C_RSTを出力する。
以上記述したように、本実施形態によれば、第一実施形態の効果に加え、以下の効果を奏する。
(1)リセット信号生成回路40は、イネーブル端子ENを持つFF回路43を備え、CPU11からのアドレス信号ADDに基づいてイネーブル端子ENに供給する信号S12を生成し、そのFF回路43のプリセット端子PRに低電圧検出回路18の電圧検出信号LVを入力した。その結果、低電圧検出回路18によるリセット信号を発生する機能を停止することができる。
(第三実施形態)
以下、本発明を具体化した第三実施形態を図面に従って説明する。
図6は、半導体装置50の一部回路図を示し、この半導体装置50は、第一実施形態と同様に、CPU11等の同期回路を備えている。
半導体装置50の端子T1にはシステムリセット信号RSTXが入力され、端子T2には外部割り込み信号INTXが入力される。また、半導体装置50の端子T3,T4間には水晶発振子XTALが接続されている。
前記システムリセット信号RSTXは、遅延回路51、発振解除回路52、リセット信号同期回路53に入力される。遅延回路51は図1に示す発振安定待ち制御回路16cを構成し、入力されるシステムリセット信号RSTXを所定時間遅延させた遅延信号S21を出力する。遅延回路51における所定時間は、後述する発振回路54において発振開始から発振周波数が安定するまでの時間に設定されている。
解除回路としての発振解除回路52には、システムリセット信号RSTXと外部割り込み信号INTXが入力される。発振解除回路52は、両信号RSTX,INTXに基づいて、半導体装置50の停止要因が解除されたか否かを判断し、解除信号S22を発振回路54に出力する。例えば、半導体装置50は、Hレベルのシステムリセット信号RSTXにより通常動作し、Lレベルのシステムリセット信号RSTXによりリセット動作する。また、半導体装置50は、Hレベルの外部割り込み信号INTXにより通常動作し、Lレベルの外部割り込み信号INTXにより割り込み動作する。つまり、Lレベルのシステムリセット信号RSTX又はLレベルの外部割り込み信号INTXが発振要因となる。発振解除回路52は、停止要因が解除されていない場合にはLレベルの解除信号S22を出力し、停止要因が解除されている場合にHレベルの解除信号S22を出力する。
発振回路54は、端子T3,T4を介して水晶発振子XTALに接続され、解除信号S22が入力されている。発振回路54は、Hレベルの解除信号S22に応答して水晶発振子XTALに基づき発振動作し、水晶発振子XTALに応じた周波数のシステムクロックSCKを出力する。また、発振回路54は、Lレベルの解除信号S22に応答して発振動作を停止する。システムクロックSCKは、クロック生成回路55とカウンタ56とに入力される。
クロック生成回路55は、システムクロックSCKを分周して内部クロック信号CLKを生成する。
カウンタ56は図1に示す発振安定待ち制御回路16cを構成する。カウンタ56には、遅延信号S21と内部クロック信号CLKとが入力される。カウンタ56は、遅延信号S21に基づいて、システムリセットが解除され所定時間経過後にシステムクロックSCKのパルスカウントを開始し、カウンタ値を持つ信号S23を判定回路としてのカウンタ値判定回路57に出力する。
カウンタ値判定回路57には、所定値が記憶され、遅延信号S21が入力される。カウンタ値判定回路57は、遅延信号S21に基づいて、カウンタ56がカウント動作を開始してから所定時間経過後に、信号S23のカウンタ値が所定値以上か否かを判定し、その判定結果に応じた判定信号S24をリセット信号同期回路53に出力する。例えば、カウンタ値判定回路57は、カウンタ値が所定値以上の場合にはHレベルの判定信号S24を出力し、カウンタ値が所定値未満の場合にはLレベルの判定信号S24を出力する。
リセット信号同期回路53には、システムリセット信号RSTXと判定信号S24と内部クロック信号CLKとが入力される。リセット信号同期回路53は、図2に示す信号制御回路22と同様に構成され、判定信号S24に基づいて発振回路54が正常動作しているか否かを判断し、その判断結果に基づいて内部クロック信号CLKと同期又は非同期にリセット信号C_RSTを出力する。Hレベルの判定信号S24、つまりカウンタ値が所定値以上の場合は、カウンタ56が所定の間隔でシステムクロックSCKのパルスをカウントしている、つまり発振回路54が所定周波数のシステムクロックSCKを生成している。Lレベルの判定信号S24、つまりカウンタ値が所定値未満の場合、カウンタ56が所定の間隔でシステムクロックSCKのパルスをカウントしていない、つまり発振回路54が正常に発振動作をしていない。
リセット信号同期回路53は、Hレベルの判定信号S24に基づいて発振回路54が正常動作していると判断し、システムリセット信号RSTXに基づいて、内部クロック信号CLKに同期したリセット信号C_RSTを出力する。一方、リセット信号同期回路53は、Lレベルの判定信号S24に基づいて発振回路54が異常動作していると判断し、システムリセット信号RSTXに基づいて、内部クロック信号CLKと非同期にリセット信号C_RSTを出力する。
リセット信号同期回路53から出力されるリセット信号C_RSTは、図1に示すCPU11等の同期回路に出力される。同期回路は、非同期なリセット信号C_RSTに応答して回路を初期化し、内部クロック信号CLKと同期したリセット信号C_RSTに応答して内部設定を保持したリセットを行う。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)リセット信号同期回路53は、カウンタ値判定回路57の判定結果に基づき、発振回路54が正常動作している場合に内部クロック信号CLKに同期したリセット信号C_RSTを出力し、発振回路54が異常動作している場合に内部クロック信号CLKと非同期にリセット信号C_RSTを出力する。従って、発振停止要因を解除したときに、発振回路54の発振・非発振を容易に判定することができ、発振回路54が発振していない場合であってもリセット信号C_RSTをCPU11等の同期回路に出力することで、同期回路を確実にリセットすることができる。
(2)カウンタ56は遅延回路51の出力信号S1に基づき、半導体装置50の停止要因が解除されてから発振回路54の動作が安定するまでに相当する時間経過した後にシステムクロックSCKをカウントし、カウンタ値判定回路57はカウンタ56がカウントを開始してから所定時間経過後にカウンタ値と所定値と比較し該比較結果に応じた判定信号S24を出力する。従って、発振回路54が発振している場合にはカウンタ56のカウンタ値が所定時間後に所定値以上となり、発振異常の場合にはカウンタ値が所定値未満となるため、容易に発振回路54の動作が正常か異常かを判定することができる。
尚、上記各実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一実施形態において、低電圧検出回路18を省略してもよい。また、第一、第二実施形態において、パワーオンリセット回路23を省略してもよい。
・第二実施形態において、機能制御回路をラッチ回路41とデコーダ回路42とFF回路43とにより構成したが、この構成を適宜変更してもよい。
・上記の半導体装置において、バス12の構成を適宜変更してもよい。例えば、複数のバスにより構成する、アドレスバスとデータバスを分離する、バス幅を接続する回路に応じて変更しバス幅を変換する回路を備える。
・上記各実施形態において、低電圧検出回路18を必要に応じて停止するようにしてもよく、低電圧検出回路18を停止することで同回路に流れる電流を削減し、低消費電力化を図ることができる。詳述すると、図7に示すように、低電圧検出回路18aは動作停止を制御するための端子ENを持ち、例えば、同端子ENにHレベルの信号が入力されることで動作し、Lレベルの信号が入力されることで停止する。端子ENはデコーダ回路61に接続され、デコーダ回路61にはモード制御信号M1,M2,M3が入力される。リセット信号生成回路60のデコーダ回路61は、Hレベルのモード制御信号M1,M3とLレベルのモード制御信号M2に応答してHレベルの信号S31を生成し、上記以外の組み合わせに応答してLレベルの信号S31を生成する。低電圧検出回路18aは、Hレベルの信号S31に応答して動作し、Lレベルの信号S31に応答して停止する。低電圧検出回路18aの電圧検出信号LVはバッファ回路62に入力され、バッファ回路62は信号S32を出力する。従って、モード制御信号M1〜M3により低電圧検出回路18aの動作を制御し、低電圧検出回路18aを停止することで同回路に流れる電流を削減し、低消費電力化を図ることができる。
尚、低電圧検出回路18aの端子ENにチップの外部からイネーブル信号を直接入力し、該イネーブル信号により低電圧検出回路18aの動作を制御するようにしてもよい。また、モード信号M1〜M3のレベルを、起動時のリセットシーケンス等により設定される動作条件(リセットベクタ)により設定するようにしてもよい。
また、図8に示すように、リセット信号生成回路70を構成してもよい。このリセット信号生成回路70は、動作モードを記憶するモードレジスタ(MODEレジスタ)71を有し、モードレジスタ71の出力信号S41は、低電圧検出回路18aの端子ENに入力される。モードレジスタ71には、図1に示すCPU11や外部接続される書き込みのための回路により、例えば起動時のリセットシーケンスのタイミングで、第1モード値が書き込まれる。モードレジスタ71は、第1モード値に応じてHレベル又はLレベルの信号S41を出力する。低電圧検出回路18aは、Hレベルの信号S41に応答して動作し、Lレベルの信号S41に応答して停止する。従って、モードレジスタ71に書き込む第1モード値により低電圧検出回路18aの動作を制御し、低電圧検出回路18aを停止することで同回路に流れる電流を削減し、低消費電力化を図ることができる。
低電圧検出回路18aの電圧検出信号LVとモードレジスタ71の信号S41はアンド回路72に入力される。アンド回路72は、低電圧検出回路18aの停止時にリセット信号生成回路70が誤動作するのを防ぐために設けられている。低電圧検出回路18aは、停止時に電圧検出信号LVのレベルが不定となる場合がある。すると、アンド回路32の入力が不定となって非同期リセット信号A_RST,リセット信号C_RSTが安定して出力されなくなる。低電圧検出回路18aは、Lレベルの信号S41に応答して停止する。従って、モードレジスタ71の出力信号S41をアンド回路72に入力することで、低電圧検出回路18aの停止時にアンド回路72の出力信号S44をLレベルに固定する。
また、モードレジスタ71には、第1モード値と同様に、第2モード値、第3モード値が記憶され、モードレジスタ71は、第2モード値に応じたレベルの信号S42と、第3モード値に応じたレベルの信号S43を出力する。モードレジスタ71の出力信号S42,S43と、アンド回路72の出力信号S44は、セレクタ73に入力される。セレクタ73は、信号S43に基づいて信号S42と信号S44の何れか一方を選択し、その選択信号と実質的に同じレベルの信号S45を出力する。信号S45は、アンド回路32に入力され、アンド回路32は、信号S45とシステムリセット信号RSTXを論理反転した信号S2とに基づいて信号S3を出力する。
従って、このリセット信号生成回路70は、モードレジスタ71に記憶した第3モード値に基づいて、低電圧検出回路18aの検出結果又はモードレジスタ71に記憶した第2モード値に基づいて、非同期リセット信号A_RSTとリセット信号C_RSTとを生成する。つまり、低電圧検出回路18aの検出結果を無効とすることができる。そして、低電圧検出回路18aの検出結果を無効とするときに、該低電圧検出回路18aを停止することで、同回路に流れる電流を削減し、低消費電力化を図ることができる。更に、低電圧検出回路18aを無効とした場合、信号S42つまり第2モード値により、常に非同期リセット信号を発生する状態と、常に同期リセット信号を発生する設定する状態と、に切り換えることが可能となる。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(付記1)
同期回路に供給するリセット信号の出力をクロック信号に対して同期か非同期かを切替えるリセット信号生成回路であって、
前記同期回路の動作状態を検出する動作検出回路と、
前記動作検出回路の検出結果に基づき、前記クロック信号に対して同期又は非同期に前記リセット信号を生成する信号制御回路と
を備えたことを特徴とするリセット信号生成回路。(1)
(付記2)
前記信号制御回路は、システムリセット信号に基づいて非同期回路に供給する非同期リセット信号を生成することを特徴とする付記1記載のリセット信号生成回路。(2)
(付記3)
前記信号制御回路は、電源電圧の投入から所定期間、回路をリセットするためのパワーオンリセット回路から出力されるパワーオンリセットに応答して前記非同期リセット信号を生成することを特徴とする付記2記載のリセット信号生成回路。(3)
(付記4)
前記信号制御回路は、電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号を入力し、該電圧検出信号と前記動作検出回路から出力される動作検出信号とに基づいて、前記クロック信号に対して同期又は非同期に前記リセット信号を生成する、ことを特徴とする付記1〜3のうちの何れか一に記載のリセット信号生成回路。(4)
(付記5)
電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号と、制御信号を入力し、該制御信号に基づいて、前記電圧検出信号によりリセット信号を生成する機能を実行又は停止する機能制御回路を備えたことを特徴とする付記4記載のリセット信号生成回路。(5)
(付記6)
前記低電圧検出回路は、動作停止を制御するための信号が入力される端子を有することを特徴とする付記4又は5記載のリセット信号生成回路。
(付記7)
前記低電圧検出回路の動作を制御するための情報を記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする付記6記載のリセット信号生成回路。
(付記8)
前記リセット信号を前記クロック信号に対して同期して出力するか、又は前記リセット信号を前記クロック信号に対して非同期にて出力するかを設定するための情報を記憶し、該情報に応じた信号を出力する第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段の信号と前記電圧検出信号とを選択するための情報を記憶し、該情報に応じた信号を出力する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段の信号に基づいて、前記第1の記憶手段の信号と前記電圧検出信号とのうちの何れか一方を選択し、該選択した信号を出力する選択回路と、
を備えたことを特徴とする付記6又は7に記載のリセット信号生成回路。
(付記9)
前記低電圧検出回路を停止するための信号と該低電圧検出回路の電圧検出信号とが入力されるアンド回路を備え、該アンド回路の出力信号とに基づいて前記リセット信号を生成することを特徴とする付記6〜8のうちの何れか一項に記載のリセット信号生成回路。
(付記10)
システムクロックを生成する発振回路と、
前記発振回路の停止要因が解除されたか否かを検出する解除回路と、
前記システムクロックに基づいて内部クロック信号を生成するクロック生成回路と、
前記発振回路の発振が安定するまでの待機を制御する発振安定待ち制御回路と、
前記発振安定待ち制御回路による待機後、前記発振回路の動作が正常か異常かを判定する判定回路と、
前記判定回路の判定結果に基づき、前記発振回路の動作が正常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記内部クロック信号に同期したリセット信号を生成し、前記発振回路の動作が異常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記内部クロック信号と非同期にリセット信号を生成する信号制御回路と、
を備えたことを特徴とするリセット信号生成回路。(6)
(付記11)
前記発振安定待ち制御回路は、
前記システムリセット信号を前記発振回路の動作が安定するまでに相当する時間遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、
前記遅延信号に基づいて前記システムクロックをカウントしてカウンタ値を出力するカウンタ回路と、
を備え、
前記判定回路は、前記遅延信号から所定時間経過後に前記カウンタ値と所定値とを比較し、該比較結果に応じた判定信号を出力することを特徴とする付記10記載のリセット信号生成回路。(7)
半導体装置の概略ブロック図である。 リセット信号生成回路の回路図である。 リセット信号生成回路の動作波形図である。 リセット信号生成回路の回路図である。 リセット信号生成回路の動作波形図である。 リセット信号生成回路の回路図である。 リセット信号生成回路の回路図である。 リセット信号生成回路の回路図である。
符号の説明
16,40 リセット信号生成回路
16c 発振安定待ち制御回路
18 低電圧検出回路
21 動作検出回路
22 信号制御回路
23 パワーオンリセット回路
LV 電圧検出信号
OC 動作検出信号
CLK 内部クロック信号
S21 遅延信号
S24 判定信号
SCK システムクロック
Vcc 電源電圧
RSTX システムリセット信号
A_RST 非同期リセット信号
C_RST リセット信号

Claims (7)

  1. 同期回路に供給するリセット信号の出力をクロック信号に対して同期か非同期かを切替えるリセット信号生成回路であって、
    非同期回路に供給する非同期リセット信号と、前記同期回路に供給する前記リセット信号とを生成する信号制御回路と、
    前記同期回路の動作状態を検出する動作検出回路とを備え、
    前記信号制御回路は、前記動作検出回路の検出結果に基づき、前記クロック信号に対して同期したリセット信号を生成するか、又は前記非同期リセット信号に応じた非同期前記リセット信号を生成するかを切替えることを特徴とするリセット信号生成回路。
  2. 前記信号制御回路は、システムリセット信号に基づいて前記非同期リセット信号を生成することを特徴とする請求項1記載のリセット信号生成回路。
  3. 前記信号制御回路は、電源電圧の投入から所定期間、回路をリセットするためのパワーオンリセット回路から出力されるパワーオンリセットに応答して前記非同期リセット信号を生成することを特徴とする請求項2記載のリセット信号生成回路。
  4. 前記信号制御回路は、電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号を入力し、該電圧検出信号と前記動作検出回路から出力される動作検出信号とに基づいて、前記クロック信号に対して同期したリセット信号を生成するか、又は前記非同期リセット信号に応じた非同期な前記リセット信号を生成するかを切替えることを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか一項に記載のリセット信号生成回路。
  5. 電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路から出力される電圧検出信号と、制御信号を入力し、該制御信号に基づいて、前記電圧検出信号により前記リセット信号を生成する機能を実行又は停止する機能制御回路を備えたことを特徴とする請求項4記載のリセット信号生成回路。
  6. システムクロックを生成する発振回路と、
    前記発振回路の停止要因が解除されたか否かを検出する解除回路と、
    前記システムクロックに基づいて内部クロック信号を生成するクロック生成回路と、
    前記発振回路の発振が安定するまでの待機を制御する発振安定待ち制御回路と、
    非同期回路に供給する非同期リセット信号と、前記同期回路に供給する前記リセット信号とを生成する信号制御回路と、
    前記発振安定待ち制御回路による待機後、前記発振回路の動作が正常か異常かを判定する判定回路とを備え、
    前記信号制御回路は、前記判定回路の判定結果に基づき、前記発振回路の動作が正常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記内部クロック信号に同期したリセット信号を生成し、前記発振回路の動作が異常の場合にはシステムリセット信号に基づいて前記非同期リセット信号に応じた非同期な前記リセット信号を生成することを特徴とするリセット信号生成回路。
  7. 前記発振安定待ち制御回路は、
    前記システムリセット信号を前記発振回路の動作が安定するまでに相当する時間遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、
    前記遅延信号に基づいて前記システムクロックをカウントしてカウンタ値を出力するカウンタ回路と、
    を備え、
    前記判定回路は、前記遅延信号から所定時間経過後に前記カウンタ値と所定値とを比較し、該比較結果に応じた判定信号を出力することを特徴とする請求項6記載のリセット信号生成回路。
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