JP3673620B2 - 光電変換装置 - Google Patents

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    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/767Horizontal readout lines, multiplexers or registers

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光電変換装置に関し、例えば、ビデオカメラ、ディジタルカメラ、ファクシミリ、イメージスキャナ、ディジタル複写機、あるいはX線撮像装置等の画像読み取りを行う1次元及び2次元の光電変換装置に関し、特に、増幅型の光電変換装置における固定パターンノイズ(FPN:Fixed Pattern Noise )を除去する光電変換装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年、光電変換装置の分野においては、CCDの他に各画素にバイポーラトランジスタを増幅素子として設けたBASIS、各画素にMOSトランジスタを増幅素子として設けた増幅型の光電変換装置(例えば、特開平1−154678号公報)等が提案されている。このような増幅型の光電変換装置においては、各画素に用いている増幅素子のバラツキが固定パターンノイズ(FPN)となるため、従来、このFPN除去方法に関して、さまざまな提案がなされている。このFPN除去方法の1つとして、光信号(S信号)と暗状態の信号(N信号)の差分をとることにより、増幅素子のバラツキを補正する方法が提案されている。このFPN補正手法の例を図10、図11に示す。図10は光電変換装置を各画素に有する1次元の光電変換装置の1bit分の回路図、図11はそのタイミングチャートである。(テレビジョン学会誌 Vol.47、No9(1993)pp.1180)
この回路動作、及びFPN除去について以下に説明する。まず、制御パルスφCRをオンして保持容量CT1,2をリセットし、次に、センサであるバイポーラトランジスタ9のベースに光量に応じ電荷を受光・蓄積が終了した後、制御パルスφTSをオンしてノイズを含む光信号を光信号保持容量CTS1に転送する。続いて、制御パルスφBRSをオンして、センサのリセット動作を行い、制御パルスφTNをオンしてセンサのノイズ信号をノイズ信号保持容量CTN2に転送し、再度、制御パルスφBRSをオンして、センサのリセット動作を行って蓄積動作にはいる。
【0003】
一方、蓄積動作中にシフトレジスタSRが走査を開始する。まず最初に、光信号共通出力線3、及びノイズ信号共通出力線4をリセットMOS5,6を用いてリセットした後、光信号保持容量CTS,ノイズ信号保持容量CTNのデータを共通出力線3,4にそれぞれ共通出力線容量7,8による容量分割にて出力する。ここで、出力線容量CHS7,CHN8は各共通出力線3,4の容量であるが、以後、光信号共通出力線3を出力線容量CHS7、ノイズ信号共通出力線を出力線容量CHN8と定義する。その後、再び出力線容量CHS7,CHN8をリセットして、不図示の次のbitのCTS,CTNのデータを読み出す。
【0004】
この動作を繰り返してすべてのbitの信号を出力する。出力された信号はそれぞれボルテージホロア13,14を介して差動アンプに入力されICの出力となる。ここで、チップ内のFPNは主に各画素のバイポーラトランジスタ9のhFE等のバラツキに起因するものが主であり、上記のS−N方式により、画素ごとのhFEバラツキに起因するFPNを除去することが可能となる。
【0005】
尚、ここでいうFPNは暗時の固定パターンノイズのことであり、以降、FPNは暗時の固定パターンノイズと定義する。
【0006】
以下に、従来技術のFPN除去について説明する。図10において、光信号共通出力線の信号(Sout)、およびノイズ信号共通出力線の信号(Nout)は次式であらわされる。
Figure 0003673620
ここで、
VS:光信号読み出し時の光信号蓄積容量CTSの電圧、
VN:ノイズ信号読み出し時のノイズ信号蓄積容量CTSの電圧、
である。
【0007】
(1),(2)式において、
CHS=CHN=CH
VS=VN=VCT(暗時)
CTS=CTN=CT
であるならば、上記の差分信号は
Sout−Nout=0
となる。
【0008】
従って、仮にVCTが画素ごとにばらついていたとしても、(1),(2)式の差分信号は0となるためFPNが除去できることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のS−N方式においては、光信号保持容量CTSとノイズ信号保持容量CTNの容量値が完全に一致している場合はFPNが除去できる。
【0010】
しかしながら、実際には、光信号保持容量CTSとノイズ信号保持容量CTNの容量値は集積回路の製造上のプロセス加工精度に起因するアンバランス量が生じており、そのアンバランス量のバラツキがFPNの要因となることが、本発明者らによって明らかになった。
【0011】
光信号保持容量CTSとノイズ信号保持容量CTNの容量値にΔCTなるアンバランス量が生じている場合、すなわち
CTS=CT+ΔCT
CTN=CT
である場合、上記の差分信号は
Figure 0003673620
であらわされる。
【0012】
すなわち、FPNが信号読み出し時の光信号蓄積容量CTS、ノイズ信号読み出し時のノイズ信号蓄積容量CTSにアンバランス量のバラツキに比例することになる。
【0013】
また、ある一定のアンバランス量が存在しても、保持容量CT上の電圧VCTと出力線容量CHのリセット電圧VCHRの差分を小さくすることによりFPNを極小にすることが可能となる。
【0014】
ただし,保持容量CT上の電圧VCTがプロセスばらつきや動作条件(例えば電源電圧や動作周波数)によって変動すると、それに伴って保持容量CT上の電圧VCTと出力線容量CHのリセット電圧VCHRの差分も変動するため、FPNのプロセスバラツキや動作条件によるバラツキが発生することになり、実使用上好ましくない。
【0015】
例えば、図10に示した従来例の場合、保持容量CT上の電圧VCTは主として画素のバイポーラトランジスタのhFEおよびベース/コレクタ間容量Cbc、保持容量CT、保持容量CTへの読み出し時間、等によって決定され、また、出力線容量CHのリセット電圧はGNDに固定されている。従って、バイポーラトランジスタのhFEやベース/コレクタ間容量Cbcがプロセスによって変動する場合や動作周波数の変更に伴って保持容量CTへの読み出し時間が変化する場合は保持容量CT上の電圧VCTが変動し、FPNのプロセスバラツキや動作周波数依存が発生することになる。
【0016】
また、ホトダイオードとMOSアンプを各画素に備えた増幅型光電変換装置の場合では、保持容量CT上の電圧VCTはMOSアンプの閾値電圧Vthやホトダイオードのリセット電位によって決定されるため、MOSのVthやホトダイオードのリセット電圧がプロセスによって変動する場合には、同様にFPNのプロセスバラツキが発生することになる。
【0017】
すなわち、従来のFPN除去技術では、FPNのプロセスバラツキや動作条件によるFPNの変動という問題があり、光電変換装置のS/N改善に大きな支障をきたしている。
【0018】
[発明の目的]
本発明の目的は、光信号保持容量CTSとノイズ信号保持容量CTNの容量値にアンバランス量が生じている場合においてもFPNを極力低減できる構成、および、FPNのプロセスや動作条件による変動を極力低減できる構成を提案し、高性能の光電変換装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、複数の光電変換手段と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を有する光電変換装置において、
前記リセット電圧源に電圧可変手段を設け、前記ノイズ信号保持手段に保持される電圧値と、前記リセット手段によりリセットされた該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線の電圧値とがほぼ等しくなるような電圧を供給するとともに、
前記複数の光電変換手段、前記ノイズ信号保持手段、前記光信号保持手段、前記ノイズ信号共通出力線、前記光信号共通出力線、前記リセット手段、及び前記読み出し手段は、IC内部に設けられており、前記電圧可変手段は、前記IC外部に設けられ、ボンディングパッドを介して前記リセット手段に接続されることを特徴とする。
【0020】
また、本発明は、複数の光電変換手段と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を有する光電変換装置において、
前記リセット電圧源の電圧値にダミー画素、またはオプティカルブラック画素の出力値を用いることを特徴とする。
【0021】
また、本発明は、複数の光電変換手段と、該光電変換手段をリセットするセンサリセット手段と、該センサリセット手段に接続されたセンサリセット電圧源と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を同一半導体基板上に有する光電変換装置において、
前記リセット電圧源は、前記センサリセット電圧源の回路構成と同じ回路構成部を有することを特徴とする。
また、本発明は、複数の光電変換手段と、該光電変換手段をリセットするセンサリセット手段と、該センサリセット手段に接続されたセンサリセット電圧源と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を同一半導体基板上に有する光電変換装置において、
前記光電変換手段からの前記ノイズ信号及び前記光信号は増幅手段を介して前記ノイズ信号保持手段及び前記光信号保持手段に読み出され、前記センサリセット電源は前記センサリセット手段を介して前記増幅手段に接続されており、
前記リセット電圧源は、前記ノイズ信号保持手段に保持される電圧値と、前記リセット手段によりリセットされた該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線の電圧値とがほぼ等しくなるような電圧を供給できるように、前記センサリセット電圧源及び増幅手段の回路構成と同じような出力電圧特性を有する回路構成部を備えていることを特徴とする。
【0023】
以下、実施形態を用いて本発明の構成、および作用効果について説明する。
【0024】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
図1は本発明の第1の実施形態における回路図である。本実施形態は、ホトダイオード(20,20′,20″)、リセットスイッチ(21,21′,21″)、転送スイッチ(22,22′,22″)、NMOSソースホロア(10,10′,10″)、および光信号保持容量CTS(1,1′,1″)およびノイズ信号保持容量CTN(2,2′,2″)を画素ごとに設けた構成となっている。さらに、スイッチングMOS(31,31′,31″,32,32′,32″)及び転送用MOS(33,33′,33″,34,34′,34″)と電流源(35,35′,35″)が適宜設けられている。
【0025】
図1において光信号保持容量CTS(1,1′,1″)、およびノイズ信号保持容量CTN(2,2′,2″)の電位は各ビットのNMOSソースホロア(10,10′,10″)の出力電位となる。ここで、各ビットごとの光信号保持容量CTS(1,1′,1″)およびノイズ信号保持容量CTN(2,2′,2″)の電位は、NMOSソースホロア(10,10′,10″)の閾値電圧Vthのバラツキ分の電位差が生じる。ここで、光信号共通出力線3、及びノイズ信号共通出力線4をリセットMOS5,6を用いてリセットした後、保持容量CTS,CTNのデータを共通出力線3,4にそれぞれ容量分割にて出力する。ここで、出力線容量CHS7,CHN8は各共通出力線の容量であるが、以後、光信号共通出力線を出力線容量CHS、ノイズ信号共通出力線を出力線容量CHNと定義する。その後、再び出力線容量CHS7,CHN8をリセットして、次のbitの保持容量CTS,CTNのデータを読み出す。そして共通出力線の信号はボルテージホロア13,14、および差動アンプ15を介してS−N出力が得られる。
【0026】
本実施形態の最も特徴的なことは、出力線容量CHリセット電源11の電圧に可変手段を設けたことである。以下にその効果を説明する。
【0027】
図2に本実施形態におけるFPNと出力線容量CHリセット電源11の電圧と保持容量CT上の電圧の平均値の差分の関係を示す。
【0028】
上述の(3)式であらわされるように、出力線容量CHリセット電源11の電圧と保持容量CT上の電圧の差分が大きくなるほどFPNが大きくなっていることがわかる。
【0029】
この結果から、光信号保持容量CTS(1,1′,1″)とノイズ信号保持容量CTN(2,2′,2″)の電位がほぼ等しいにもかかわらず、実際には容量値のアンバランス量をゼロにはできないため、FPNが発生し、かつ、そのFPNが出力線容量CHリセット電圧11と保持容量CT上の電圧の差分に比例するということがわかる。
【0030】
従って、本発明の構成を用いることにより、リセット電位を調整することにより光電変換素子のFPN除去効果を最大限に引き出すことが可能になる。
【0031】
尚、本実施形態では便宜上3ビットのみを図示しているが、言うまでもなく、本発明はビット数に制限されるものではない。
【0032】
また、本実施形態においては1次元の光電変換装置を示しているが、垂直走査用のシフトレジスタによって順次各ライン毎に光電電荷を読み出すことで、2次元の光電変換装置の場合においても、同様の効果を得ることができる。
【0033】
(実施形態2)
図3は本発明の第2の実施形態における回路図である。本実施形態においては、出力線容量CHS7,CHN8のリセット電源を可変抵抗102、およびボルテージホロア101で構成し、パッド(PAD)100を介してIC内部にリセット電圧を供給する構成を示しており、その他の部分に関しては第1の実施形態と同様である。ボルテージホロア101はゲインが1のインピーダンス変換素子であり、可変抵抗は外部からの操作で抵抗値を変化してその分圧電位を変化するものである。
【0034】
ここで、本実施形態の特徴的なことは、ICの外部にリセット電源の可変手段を設けたことである。これにより、例えばプロセスのVthバラツキ等により保持容量CT上の電圧が変動しても、IC外部でリセット電位を調整することにより光電変換素子のFPNを最小にすることが可能になる。
【0035】
本実施形態においては、可変抵抗102、およびボルテージホロア101で構成されたリセット電源から、パッド100を介して出力線容量CHをリセットする例を示したが、例えばボルテージホロアはIC内部に設けても、また、設けなくても良い。更に、可変抵抗102以外の手段、例えば電子的にゲート電位を変化してMOSトランジスタのソース・ドレイン間の抵抗値を変化する手段を用いて電圧を可変させても構わない。
【0036】
また、本実施形態でも便宜上3ビットのみを図示しているが、言うまでもなく、本発明はビット数に制限されるものではない。さらに、本実施形態においても1次元の光電変換装置を示しているが、垂直走査用のシフトレジスタによって順次各ライン毎に光電電荷を読み出すことで、2次元の光電変換装置の場合においても、同様の効果を得ることができる。
【0037】
(実施形態3)
図4は本発明の第3の実施形態における回路図である。本実施形態においては、出力線容量CHS7,CHN8のリセット電圧源をダミー画素200とボルテージホロア101で構成した例であり、その他の部分に関しては基本的には図1に示した第1実施形態と同様である。ただし、図上、保持容量CT1,2をリセットするリセットMOS40,41と、1つの光電変換素子を示しているが、リセットMOSは別な手段でリセットしてもよいし、また複数の光電変換素子であってもよいのは勿論である。
【0038】
本実施形態では、ノイズ成分の抽出と同様な構成のリセットMOS36′,バイポーラトランジスタ9′,リセットMOS22′,スイッチングMOS32′,保持容量2′,リセットMOS41′とからなるダミー画素200を備え、ダミー画素200の出力をボルテージホロワ101をへて、リセットMOS5,6のソース電源としているので、出力線3,4の電位をノイズ読み出し電源と一致させることができる。
【0039】
本実施形態においては、ダミー画素200は開口されていても、遮光されていても構わない。また、ダミー画素200を形成するバイポーラトランジスタ9′、およびノイズ信号保持容量CTN2′に関しては必ずしも有効画素と同一形状である必要はないが、同一形状とした方が好ましい。
【0040】
さらに、ノイズ信号保持容量CTN2′に関しては、例えばボルテージホロア101の入力容量やその他の寄生容量も考慮して、有効画素のノイズ信号保持容量CTN2と同一の値とするのが好ましい。
【0041】
本実施形態においては、有効画素のノイズ信号保持容量CTN2の電位は上述のように画素のバイポーラトランジスタ9のhFEやベース−コレクタ間容量、ノイズ信号保持容量CTN2の容量値、ノイズ信号保持容量CTN2への読み出し時間に依存するが、本実施形態の構成を用いることにより、上記のパラメータが変動しても常に出力線容量CHのリセット電位と保持容量CT上の電位をほぼ等しくすることが可能になるため、FPNの変動を抑制することが可能となる。
【0042】
本実施形態においては1ビットのダミー画素を用いて、出力線容量CHのリセット電圧を形成しているが、複数のダミー画素から出力線容量CHのリセット電圧を形成しても良い。さらに、本実施形態においても1次元の光電変換装置を示しているが、垂直走査用のシフトレジスタによって順次各ライン毎に光電電荷を読み出すことで、2次元の光電変換装置の場合においても、同様の効果を得ることができる。
【0043】
(実施形態4)
図5は本発明の第4の実施形態における回路図である。本実施形態も上記の実施形態と同様に、出力線容量CHS7,CHN8のリセット電圧源をダミー画素201とボルテージホロア(101,101′)で構成した例である。尚、図5では有効画素は1bitのみ図示しているが、実際には複数の有効画素から形成されている。本実施形態においては、画素はホトダイオード20とPMOSソースホロア70,71の2段から構成されており、保持容量CT1,2の電位はホトダイオード20のリセット電位Vres、および画素のPMOSソースホロア70,71のVthで決定され、保持容量CT1,2の大きさにはほとんど依存しないため、ダミー画素201は保持容量CTを省略した形式となっている。また、出力線容量CHのリセットにはアナログスイッチ50,51を用いており、出力線容量CHリセット時のふられが低減されている。なお、電流源37,38は制御パルスφTの電圧でオン・オフ制御される。
【0044】
本実施形態において特徴的なことは、出力線容量CHのリセット電源の電圧値はダミー画素201で決定し、その電圧をパッド100を介して、IC外部のボルテージホロア101′でインピーダンスを低下させて、再びパッド100′を介して出力線容量CHリセットスイッチ50,51に接続されていることである。このような構成を用いることで、所望の出力線容量CHリセット電源のインピーダンスを得ることができ、かつ、そのリセット電圧は画素上の保持容量CT上の電位に設定することができる。従って、PMOSソースホロアの閾値Vthがばらついても、常に保持容量CT上の電位と出力線容量CHのリセット電位の差分を0に近い値に維持することが可能である。
【0045】
本実施形態においても実施形態3同様にダミー画素201は開口されていても遮光されていても構わない。また、ダミー画素を形成するホトダイオード20′、およびソースホロア70′,71′に関しても、必ずしも有効画素と同一形状である必要はないが、同一形状/パラメータとした方が好ましい。さらに、ボルテージホロア101に関しては、省略することも可能である。また、ダミー画素201にダミーの保持容量CTを加えても構わない。本実施形態においては1ビットのダミー画素を用いて出力線容量CHのリセット電圧を形成しているが、複数のダミー画素から出力線容量CHのリセット電圧を形成しても良い。
【0046】
(実施形態5)
図6は本発明の第5の実施形態における回路図である。本実施形態においては2次元光電変換装置のオプティカルブラック(OB)の出力を用いて出力線容量CHのリセット電圧を決定する例である。
【0047】
本実施形態における画素構成は、図3に示した第2実施形態とほぼ同様であるが、2次元の光電変換装置であるため、垂直の選択スイッチ27が付加されている。また、OB画素(203,203′,203″)は受光部が遮光されている以外は有効画素と同一構成となっている。
【0048】
本実施形態において特徴的なことは、複数のOB画素の平均値で出力線容量CHリセット電圧を決定していることである。出力線容量CHリセット電圧は以下の動作により決定される。
【0049】
まず、OB画素を選択し、光量電荷信号Sをフォトダイオード20で検出して保持容量CTS(1,1′,1″)、N信号を保持容量CTN(2,2′,2″)に読み込む。続いて水平シフトレジスタを動作させ、順次、転送スイッチMOS33,34等をオン・オフして出力線容量CH(7,8)に容量分割にて読み出す。このとき、出力線容量CHリセットスイッチ(5,6)はオフ状態にしておくと、出力線容量CHの電位はOB画素の出力の平均電圧となる。
【0050】
続いて、スイッチ110をオン・オフして、OB画素の出力平均電圧である出力線4のアンプ13の出力電圧を容量111にホールドし、ボルテージホロア101を介して、出力線容量CHのリセット電圧を決定し、有効画素を通常の動作にて読み出す。
【0051】
本実施形態においては、複数のOB画素の平均値を出力線容量CHリセット電圧値に用いているため、画素のソースホロアのVthがばらついていても、その平均値に近い出力線容量CHリセット電圧を形成することが可能となる。尚、他の動作、例えば、OB画素を順次読み出すのではなく、一括して出力線容量CH上に読み出すという動作でOB画素の出力を平均化しても良く、さらに、図6ではノイズ信号Nの出力を用いているが、信号Sの出力、または両方を用いても良い。すなわち、本実施形態においてはOB画素の平均値を出力線容量CHリセット電圧値として用いることが特徴であり、他の手段および動作を用いて同様の効果を実現しても構わない。
【0052】
また、本実施形態においては3×3の有効画素1×3のOB画素を図示しているが、有効画素、OB画素ともにこの画素数に限定されるものではない。
【0053】
(実施形態6)
図7は本発明の第6の実施形態における回路図である。本実施形態は有効画素のノイズ出力Nの平均値で出力線容量CHリセット電圧を決定する例である。
【0054】
本実施の画素構成においては隣接するノイズ信号保持容量CTS(1,1′,1″)を接続するスイッチ(90,90′,90″)および光信号保持容量CTN(2,2′,2″)を接続するスイッチ(91,91′,91″)が設けられていること以外は、図5に示した第4実施形態とほぼ同様である。
【0055】
本実施形態の動作を以下に説明する。最初にノイズ信号を保持容量CTN(2,2′,2″)に読み出した後にスイッチ(90,90′,90″)をONする。この動作により、容量111は有効画素のノイズ信号Nのおおよその出力平均値の電位となる。その後、スイッチ(90,90′,90″)をOFFし、再びN信号をノイズ信号保持容量CTN(2,2′,2″)に読み出す。すなわち、最初のN信号読み出しは、出力線容量CHリセット電圧値を決定する動作であり、その後に実際の出力信号となるノイズ信号Nを読み出す動作となる。
【0056】
本実施形態においては、リセットMOS43によって、容量111をある初期電位Vinitにリセットする手段を設けてあるが、この電位はおおよそノイズ信号Nの電位にすることが好ましい。しかしながら、容量111と全ビットの保持容量CTN(2,2′,2″)の和の分割比が十分大きければ、容量111をリセットする手段は省略しても構わない。また、保持容量CTS間に接続されているスイッチ(91,91′,91″)は、保持容量CTSとCTNのペア性を確保するために設けてあり、実際にはこのスイッチ(91,91′,91″)は常時オフ状態に設定している。
【0057】
本実施形態の最も特徴的なことは有効画素のN信号の平均値出力を用いて出力線容量CHリセット電圧を決定していることであり、ダミー画素やOB画素を設けることができない光電変換装置、例えばマルチチップ型の密着型イメージセンサ用の光電変換装置や、ダミー画素やOB画素を設ける必要のない光電変換装置として好適であるが、言うまでもなく通常の光電変換装置においてもFPN低減効果が得られる。
【0058】
(実施形態7)
図8は本発明の第7の実施形態における回路図である。本実施形態は保持容量CT上の電圧と出力線容量CHのリセット電圧のプロセスバラツキによる変動方向が同一になるように、出力線容量CHリセット電圧源を構成した例である。図8において、ノイズ保持容量CTN2の電位は主としてホトダイオード20のリセット電源205の電圧値、および、画素のNMOSソースホロア10のVthによって決定される。ここでリセット電源205はNMOSダイオード46,47の2段で構成されている。従って、出力線容量CHリセット電圧源206をNMOSダイオード43,44の2段とNMOSソースホロア45、電流源49,およびボルテージホロア(101)で構成することにより、例えば、プロセス変動でNMOSのVthがばらついても、常に、保持容量CT1,2上の電位と出力線容量CHリセット電位の差分をゼロ近傍で一定にでき、FPNのプロセス変動を抑制することが可能となる。
【0059】
本実施形態においては、リセット電源205およびNMOSソースホロア45に用いている素子パラメータ、すなわちNMOSのゲート長、ゲート幅、ソースホロア電流値等を完全に一致させなくとも、FPNのプロセス変動を抑制するという効果を十分に得ることができる。
【0060】
本実施形態の特徴とするところは、保持容量CT上の電位を決定するデバイスと同種類のデバイスを用いて、出力線容量CHリセット電源を構成することにより、FPNのプロセス変動を抑制することである。従って、本実施形態においてはNMOSを主体とした構成を示したが、NMOSを用いた場合に限らず、例えば、PMOSや抵抗といったあらゆる半導体素子を用いた場合でも、本発明の構成によりFPNのプロセス変動を抑制できるという効果を得ることができる。また、本実施形態も第6実施形態同様にダミー画素やOB画素を設けることができない光電変換装置、例えばマルチチップ型の密着型イメージセンサ用の光電変換装置として特に好適である。
【0061】
(実施形態8)
図9は本発明の第8の実施形態における回路図である。本実施形態も第7実施形態と同様に保持容量CT上の電圧と出力線容量CHのリセット電圧のプロセスバラツキによる変動方向が同一になるように、出力線容量CHリセット電圧源を構成した一例である。
【0062】
図9において、ノイズ保持容量CTN2の電位は主としてホトダイオード20のリセット電源207の電圧値、および、画素のPMOSソースホロア(70,71)の閾値Vthによって決定される。ここでリセット電源205は定電流源51〜55と抵抗56,57を用いて構成されているため、リセット電圧は抵抗値のバラツキによって変動する。従って、保持容量CTN2の電位は、PMOSの閾値Vth、および抵抗のバラツキにより変動することになる。本実施形態においては、出力線容量CHリセット電圧源208はPMOSダイオード73,74の2段と抵抗で構成しているが、出力線容量CHリセット電圧源208の電源インピーダンスを低減させるため、出力線容量CHリセット電圧源208のPMOS73,74のサイズと、画素ソースホロア70,71に用いているPMOSのサイズは異なっている。
【0063】
本実施形態において、PMOSの閾値Vthが±0.3V、抵抗が±30%、電源電圧が±10%の変動に対して、保持容量CT上の電位と出力線容量CHリセット電位の差分は0.3V以内であり、FPNのプロセス変動は実使用上問題にならなかった。また、本実施形態も第6実施形態同様にダミー画素やOB画素を設けることができない光電変換装置、例えばマルチチップ型の密着型イメージセンサ用の光電変換装置として特に好適である。
【0064】
また、上述の実施形態においては、1ビット或いは3ビットの光電変換素子を用いて説明したが、さらに、複数の画素ビットを有して1次元の光電変換装置であってもよく、垂直走査用のシフトレジスタによって順次各ライン毎に光電電荷を読み出すことで、2次元の光電変換装置の場合においても、同様の効果を得ることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成を用いることにより、従来技術では除去しきれなかった光電変換装置のFPN、およびFPNのプロセス変動を抑制することが可能となり、光電変換装置の高S/N化が実現できる。
【0066】
特に、時系列的に画素ビットを読み出す最終段においてFPNを抑制しているので、光電変換素子そのもののばらつきばかりでなく、スイッチングMOS等のばらつきについても抑制することができ、FPNを十分小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の等価回路図である。
【図2】本発明の実施形態1におけるFPN特性図である。
【図3】本発明の実施形態2の等価回路図である。
【図4】本発明の実施形態3の等価回路図である。
【図5】本発明の実施形態4の等価回路図である。
【図6】本発明の実施形態5の等価回路図である。
【図7】本発明の実施形態6の等価回路図である。
【図8】本発明の実施形態7の等価回路図である。
【図9】本発明の実施形態8の等価回路図である。
【図10】従来例の等価回路図である。
【図11】従来例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,1′,1″ 信号保持容量CTS
2,2′,2″ ノイズ保持容量CTN
3 光信号共通出力線
4 ノイズ共通出力線
5 光信号共通出力線リセットMOS
6 ノイズ信号共通出力線リセットMOS
7 CHS=光信号共通出力線容量
8 CHN=ノイズ信号共通出力線容量
9,9′ バイポーラトランジスタ
10,10′,10″ NMOSソースホロア
11 CHリセット電圧源
13,14 ボルテージホロア
15 差動アンプ
20,20′,20″ ホトダイオード
21,21′,21″ リセットスイッチ
22,22′,22″ 転送スイッチ
27 垂直選択スイッチ
50,51 共通出力線リセットアナログスイッチ
70,70′,71,71′ PMOSソースホロア
73,74 PMOS
90,90′,90″,91,91′,91″ スイッチ
100 パッド
101,101′ ボルテージホロア
102 可変抵抗
110 スイッチ
111 容量
200,201 ダミー画素
203,203′,203″ オプティカルブラック(OB)画素
205,207 ホトダイオードリセット電圧源
206,208 CHリセット電圧源

Claims (7)

  1. 複数の光電変換手段と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を有する光電変換装置において、
    前記リセット電圧源に電圧可変手段を設け、前記ノイズ信号保持手段に保持される電圧値と、前記リセット手段によりリセットされた該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線の電圧値とがほぼ等しくなるような電圧を供給するとともに、
    前記複数の光電変換手段、前記ノイズ信号保持手段、前記光信号保持手段、前記ノイズ信号共通出力線、前記光信号共通出力線、前記リセット手段、及び前記読み出し手段は、IC内部に設けられており、前記電圧可変手段は、前記IC外部に設けられ、ボンディングパッドを介して前記リセット手段に接続されることを特徴とする光電変換装置。
  2. 複数の光電変換手段と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を有する光電変換装置において、
    前記リセット電圧源の電圧値に、ダミー画素、またはオプティカルブラック画素の出力値を用いることを特徴とする光電変換装置。
  3. 前記リセット電圧源はボルテージホロアを含むことを特徴とする請求項2記載の光電変換装置。
  4. 前記ダミー画素、またはオプティカルブラック画素の出力値は複数のダミー画素、またはオプティカルブラック画素の出力の平均値であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の光電変換装置。
  5. 複数の光電変換手段と、該光電変換手段をリセットするセンサリセット手段と、該センサリセット手段に接続されたセンサリセット電圧源と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を同一半導体基板上に有する光電変換装置において、
    前記リセット電圧源は、前記センサリセット電圧源の回路構成と同じ回路構成部を有することを特徴とする光電変換装置。
  6. 複数の光電変換手段と、該光電変換手段をリセットするセンサリセット手段と、該センサリセット手段に接続されたセンサリセット電圧源と、該光電変換手段からノイズ信号を読み出して保持するノイズ信号保持手段と、該光電変換手段から光信号を読み出して保持する光信号保持手段と、ノイズ信号共通出力線と、光信号共通出力線と、該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線をリセットするリセット手段と、該リセット手段に接続されたリセット電圧源と、該ノイズ信号保持手段の信号を該ノイズ信号共通出力線に、該光信号保持手段の信号を該光信号共通出力線に、それぞれ容量分割で読み出す読み出し手段と、を同一半導体基板上に有する光電変換装置において、
    前記光電変換手段からの前記ノイズ信号及び前記光信号は増幅手段を介して前記ノイズ信号保持手段及び前記光信号保持手段に読み出され、前記センサリセット電源は前記センサリセット手段を介して前記増幅手段に接続されており、
    前記リセット電圧源は、前記ノイズ信号保持手段に保持される電圧値と、前記リセット手段によりリセットされた該ノイズ信号共通出力線及び該光信号共通出力線の電圧値とがほぼ等しくなるような電圧を供給できるように、前記センサリセット電圧源及び増幅手段の回路構成と同じような出力電圧特性を有する回路構成部を備えていることを特徴とする光電変換装置。
  7. 前記センサリセット電圧源及び増幅手段の回路構成と前記回路構成部の回路構成とは同じであることを特徴とする請求項6記載の光電変換装置。
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