JP3671325B2 - 集合住宅用インターホン装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集合住宅等に設けられる集合住宅用インターホン装置に係り、特に、1つの住戸に住戸機以外に1又は複数の住戸増設機が備えられている場合に、住戸機から住戸増設機を、また住戸増設機から住戸機を、呼出操作をすることなく呼び出すことができる集合住宅用インターホン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
集合住宅用のインターホン装置は、集合玄関の集合玄関機(ロビーインターホン)と複数の住戸に各々設けられた住戸機(住戸インターホン)、管理人室機(管理人インターホン)と複数の住戸に各々設けられた住戸機、あるいは管理人室機と集合玄関機と複数の住戸に各々設けられた住戸機を有するものである。また、住戸によっては住戸機以外に1または複数の住戸増設機(増設インターホン)を有しており、その場合、該住戸増設機は住戸機に接続されている。
そして、住戸機は、集合玄関機、自住戸の玄関ドアの脇に設けたドアホン、管理人室機、住戸増設機からの呼び出しによってそれぞれ通話するようになっており、更に管理人室機、住戸増設機に対しては住戸機から呼び出しも行えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の集合住宅用インターホン装置では管理人室機への呼出なのか住戸増設機への呼出なのかを区別するために、住戸機に管理人室機の呼出スイッチと、住戸増設機の呼出スイッチを設けなければならなかった。そして、管理人室機を呼び出すためには管理人スイッチを、住戸増設機を呼び出すには室内(増設機)呼出スイッチを、それぞれ操作しなければならずならず面倒であるという問題点があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、住戸機から住戸増設機を、また住戸増設機から住戸機を呼び出す際に、呼出操作を行わなくとも通話先を呼び出すことができる集合住宅用インターホン装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る集合住宅用インターホン装置は、複数の住戸に各々設けられる住戸機と、集合玄関機及び管理人室機の少なくとも一方とを有する集合住宅用インターホン装置において、住戸機は、住戸増設機を接続可能に構成され、他の装置からの呼出がない状態で送受話器が取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、住戸増設機を呼び出すための呼出信号を生成する増設機呼出手段を有し、前記住戸増設機は、他の装置からの呼び出しがない状態で送受話器が取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、住戸機を呼び出す住戸機呼出手段を有するものである。
【0006】
また、本発明に係る集合住宅用インターホン装置において、住戸増設機は管理人室呼出手段を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る防犯設備及びインターホン設備の系統図であり、図2は図1の系統図において、各住戸に設けられるインターホン機能を備えた住戸機にさらに防犯機能を備えてなる住宅情報盤(以下、「住情盤」と略す)の正面概略図である。図3は本発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャート、図4は図3のハンドセット取り上げ処理の流れを示すフローチャートである。
図1において、TCは通話制御装置、VCは映像制御装置、EP1〜EPkは、マンションなどの集合住宅の集合玄関に設けられたロビーインターホン(集合玄関機)、SM1、SM2は、集合住宅の管理室及び管理人住戸に設けられた管理人インターホン(管理人室機)、SMPは通話制御装置TCと管理人インターホンSM1とを1つのケースに収容した管理人親機、J1〜Jnは集合住宅の各住戸に設けられたインターホン機能を備えた住戸機に更に防犯機能を備えた住情盤である。
また、L11〜L13は制御線、L21〜L23は第1通話線、L31〜L33は第2通話線、L41〜L43は第1映像線、L51〜L53は第2映像線である。
【0010】
また、図1でDP1〜DPnは各住戸の玄関の外に設けられ、その住戸の住情盤J1〜Jnに接続されたドアホン、JB2は住情盤J2が設けられた住戸内に設けられ、住情盤J2に接続された住戸増設機に相当する増設インターホン(以下、増設機と記す)、SE1は監視線LS2によって住情盤J1からJnに接続された各住戸の玄関の防犯センサ、SE2〜SEnは監視線LS2によって住情盤J1〜Jnに接続された各住戸の玄関以外の部分(例えばベランダに面した窓など)に設けられた防犯センサである。なお、図1には増設機を1台、住情盤J2に接続した場合を例示しているが、複数接続するようにしても良い。また他の住情盤J1,Jnにも1又は複数の増設機を接続することができる。
【0011】
また、図1の住情盤J2には図示しないCPU及びメモリが備えられており、CPUはメモリに格納されているプログラムにより各種の動作処理を行う。図1のM1は増設機呼出手段、M2は増設機呼出手段に設けられた停止手段で、このメモリに格納されている所定のプログラムとCPUによって、増設機呼出手段M1、停止手段M2、第1のタイマ、第2のタイマがそれぞれ実現される。この第1のタイマは、後述のハンドセットが取り上げられてからの時間を計測し、増設機JB呼び出しのための取り上げか自住戸以外への連絡のための取り上げかを判別するために使用され、予め所定時間(例えば3秒)に設定されている。第2のタイマは、増設機JBを呼び出してからの時間を計測し、増設機JBへの呼出時間を制限するために使用され、予め所定時間(例えば40秒)に設定されている。なお、図1には住情盤Jに、上記増設機呼出手段M1、停止手段M2を設けた場合を例示しているが、本発明において防犯機能は必須のものではないため、住情盤Jをインターホン機能を備えた住戸機に代え、そして該住戸機に増設機呼出手段M1、停止手段M2、第1のタイマ、第2のタイマを設けるようにしても良い。
【0012】
また、同様に図1の増設機JB2には図示しないCPU及びメモリが備えられており、CPUはメモリに格納されているプログラムにより各種の動作処理を行う。図1のM11は管理人室呼出手段、M12は住戸機呼出手段で、このメモリに格納されている所定のプログラムとCPUによって、管理人室呼出手段M11、住戸機呼出手段M12がそれぞれ実現される。
【0013】
図2において、HSはインターホンのハンドセット(送受話器)、SPKはインタホンの呼出音、管理室からの放送、警報音などを流すスピーカ、MNは集合玄関機EP1〜EPkの図示しないテレビカメラから送られてくる訪問者の映像を映すCRTあるいはLCD等のモニタテレビである。
また、LP1〜LP6は各種表示灯で、例えば、LP1は電源灯、LP2は玄関機EP1〜EPkからの呼出であることを示すロビー灯、LP3はドアホンからの呼出であることを示すドアホン灯、LP4は管理室からの呼出であることを示す管理室灯、LP5は自住戸の増設機JB2からの呼出であることを示す室内灯、LP6は防犯警戒中であることを示す警戒中灯である。
【0014】
また図2で、SW1〜SW6は各種スイッチ(非ロック式押しボタンスイッチ)で、例えば、SW1は、在宅防犯モード(在宅モード)または外出防犯モード(外出モード)のいずれかを選択して設定する選択設定スイッチと、各防犯モードの解除スイッチを兼ねた防犯スイッチ、SW2は管理人呼出スイッチ、SW3は音響停止スイッチ、SW4は例えば火災、ガス漏れ等の事故の復旧スイッチ、SW5は非常通報スイッチ、SW6は集合玄関の自動ドアを解錠するための解錠スイッチである。
【0015】
また図2では、各防犯センサSE1〜SE2の一例として、監視線LS2に直列に設けられたリードスイッチLSWと、各住戸のドアや窓に取り付けるリードスイッチLSWのオンオフ用の磁石MGを図示している。このセンサSE1〜SE2はドアや窓が戸締まりされているとリードスイッチLSWが磁石MGによりオンする。なお、センサとしては他の形式のものを用いても良い。
【0016】
また、増設機JBには、図示を省略しているが、住情盤と同様のハンドセット(送話器)HS、インターホンの呼出音、管理室からの放送、警報音などを流すスピーカSPK、電源灯LP1、ロビー灯LP2、ドアホン灯LP3、管理室灯LP4、自住戸の住情盤Jの呼出であることを示す室内灯LP5、管理人呼出スイッチSW2、自己のスピーカSPKからの警報音を停止する音響停止スイッチSW3、非常通報スイッチSW5等が設けられている。
また、必要に応じ、住情盤JのモニタテレビMNから分配される映像信号で写るモニタテレビを設けても良い。
【0017】
次に、住情盤Jのインターホン機能の動作を集合玄関機EPとの間の例で説明する。
訪問者が例えば集合玄関機EP1の図示しないテンキーを操作して訪問すべき部屋番号例えば102を入力し、次に図示しない呼出スイッチを押すと、集合玄関機EP1から制御線L11を介して通話制御装置TCに部屋コードと呼出コードからなる呼出信号が送出される。通話制御装置TCは集合玄関機EP1から呼出信号を受信すると、空いている通話線、映像線を調べ、第2通話線と第2映像線とが使用中であれば、呼出信号と第1通話線L22及び第1映像線L42の通話・映像線指定命令を制御線L12に送出すると共に、第1映像線L41の映像線指定命令を制御線L11を介して集合玄関機EP1に送出する。また、映像制御装置VCに映像線L41とL42を接続する命令を送出する。これにより、集合玄関機EP1では、図示しないテレビカメラを起動すると共に、第1映像線L41を図示しない映像用接続スイッチで接続し、第1映像線L41に訪問者の映像信号を送出する。
【0018】
また、102号室の住情盤J2は、制御線L12を通じ受信した呼出信号と第1通話線L22および第1映像線L42の通話・映像線指定命令により、図示しない通話用と映像用の各接続スイッチを制御して第1通話線L22及び第1映像線L42をそれぞれ接続する。また、スピーカSPKから呼出音を発し、ロビー灯LP2を点灯し、モニタテレビMNを起動して第1映像線L42により送られてくる映像信号による映像を放映する。
【0019】
住情盤J2でハンドセットHSが取り上げられると、ハンドセットHSにより押下されていた住情盤J2の図示しないフックが開放され、住情盤J2から通話制御装置TCに制御線L12を介してフックオフ信号が送出される。通話制御装置TCは住情盤J2からフックオフ信号を受信すると、集合玄関機EP1に対し第1通話線L21の通話線指定命令を送出し、この命令により集合玄関機EP1は図示しない通話用接続スイッチを制御して第1通話線L21を接続する。これにより集合玄関機EP1と住情盤J2との間の通話路が形成され、訪問者と102号室の居住者との間で通話が行われる。
集合玄関に入館用の自動ドアがある場合には、住情盤J2の解錠スイッチSW6を操作すると制御線L12、L11を介して集合玄関機EP1の電気錠に解錠信号が送られ、自動ドアが開放される。
【0020】
また、通話が終了して住情盤J2のハンドセットHSを元に戻すと、住情盤J2から制御線L12を介して通話終了信号が通話制御装置TCに送られ、該通話制御装置TCは制御線L11とL12並びに映像制御装置VCに終了命令を送出する。これにより、集合玄関機EP1はテレビカメラをオフすると共に第1通話線L21と第1映像線L41の各接続スイッチを開放し、住情盤J2はモニタテレビMNをオフすると共に第1通話線L22と第1映像線L42の各接続スイッチを開放し、映像制御装置VCは第1通話線L21と第1映像線L41の接続を解放する。この結果第1通話線と第1映像線とは解放される。
【0021】
次に、住情盤Jのインターホン機能の動作を管理人室機SMとの間の例で説明する。なお、ここでは、住情盤Jを呼出するまでの動作について説明する。
また、管理人が例えば管理人室機SM1の図示しないテンキーを操作して部屋番号例えば102を入力し、次に図示しない呼出スイッチを押すと、管理人室機SM1から制御線L13を介して通話制御装置TCに部屋コードと呼出コードからなる呼出信号が送出される。通話制御装置TCは管理人室機SM1から呼出信号を受信すると、空いている通話線を調べ、第2通話線が使用中であれば、呼出信号と第1通話線L22の通話指定命令を制御線L12に送出する。
【0022】
また、102号室の住情盤J2は、制御線L12を通じ受信した呼出信号と第1通話線L22の通話指定命令により、図示しない接続スイッチを制御して第1通話線L22を接続する。また、スピーカSPKから呼出音を発し、管理室灯LP4を点灯する。
【0023】
次に、住情盤Jのインターホン機能の動作をドアホンDPとの間の例で説明する。なお、ここでは、住情盤Jを呼出するまでの動作について説明する。
また、訪問者が例えば102号室の玄関外に設けられたドアホンDP2の図示しない呼出スイッチを押すと、ドアホンDP2から図示しない制御線を介して呼出コードからなる呼出信号が送出される。102号室の住情盤J2は、制御線を通じ受信した呼出信号により、図示しないスイッチを制御して図示しない通話線を接続する。また、スピーカSPKから呼出音を発し、ドアホン灯LP3を点灯する。
【0024】
以上に説明したように、住情盤Jは、他の装置(集合玄関機EP、管理人室機SM、ドアホンDP又は増設機JB)から呼出されている場合(なお、増設機JBからの呼び出しについては後述する)、該当の装置からの呼出信号を受信している。
【0025】
ここで、ハンドセットHSの取り上げが行われる場合について整理すると、▲1▼上記したように他の装置からの呼び出しに対する通話のため、▲2▼管理人室機SMあるいは自住戸の別の室に設けた増設機JBに連絡を行いたいためのいずれかである。
【0026】
次に本実施の形態の動作を図3を参照しながら説明する。
住情盤Jは、ハンドセットHSが取り上げられると(S1)、集合玄関機EP、管理人機SM、ドアホンDP又は増設機JBから呼出信号を受信しているか否か判別する(S2)。
【0027】
呼出信号を受信している場合、呼出信号対応処理を行う(S3)。例えば集合玄関機EP1から呼出信号を受信している場合(このときはスピーカSPKから呼出音が流れると共にロビー灯LP2が点灯もしくは点滅している)には、集合玄関機EP1との通話処理が行われ(S3)、管理人室機SM1から呼出信号を受信している場合(このときはスピーカSPKから呼出音が流れると共に管理室灯LP4が点灯もしくは点滅している)には、管理人室機SM1との通話処理が行われ(S3)、ドアホンDP2から呼出信号を受信している場合(このときはスピーカSPKから呼出音が流れると共にドアホン灯LP3が点灯もしくは点滅している)には、ドアホンDP2との通話処理が行われる。
【0028】
呼出信号を受信していない場合にはハンドセット取上処理が行われる。すなわち、図4に示すように、まず第1のタイマ(例えば3秒)をオンし(S5)、そして、この第1タイマのオン中に、自住戸以外の呼出操作、本実施の形態の場合には管理人呼出スイッチSW2が操作された場合には(S6)、管理人室機SMの呼出処理が行われる(S7)。
【0029】
一方、自住戸以外への呼出操作が行われずに(S6)、第1タイマがタイムアップすると(S8)、増設機呼出と判断し、呼出信号を生成して該呼出信号を増設機JBへ送信する等の呼出処理が行われると共に(S9)、増設機JBへの呼出時間を制限する第2タイマ(例えば40秒)をオンする(S10)。この第2タイマのオン中に応答があると(S11)、すなわち増設機JBのハンドセットHSが取り上げられると、通話状態になり、同時に第2タイマはクリアされる。一方、応答がなく、第2タイマがタイムアップすると(S12)、呼出を停止し(S13)、処理を終了する。なお、この図3及び図4の処理は住情盤JのCPUによりなされる。
【0030】
なお、増設機JBから住情盤Jを呼び出す場合も同様で、呼出状態の時(例えば集合玄関機EPからの呼出により住情盤Jで呼出音が流れロビー灯LP2が点灯しているときには、増設機JB側でも呼出音が流れロビー灯LP2が点灯している)にハンドセットHSが取り上げられると、呼出元との通話が行われる。呼出状態でないときにハンドセットが取り上げられた場合には、住情盤Jと同様に、第1タイマをオンし、オンしている間に管理人呼出スイッチSW2が操作されると、管理人室機SMへの呼出が行われ、呼出操作が行われることなく第1タイマがタイムアップすると、自住戸の住情盤Jへの呼出と判断し、住情盤Jの呼出を行うと共に第2タイマをオンし、この第2タイマのオン中に応答があると、増設機JBと通話状態になり、応答がなく第2タイマがタイムアップすると、呼出を停止し、処理を終了する。なお、上述のこれらの処理は増設機JBのCPUによりなされる。
【0031】
なお、住情盤Jから増設機JBを呼出中、増設機JBから住情盤Jを呼出中、または住情盤Jと増設機JBが通話中に、集合玄関機EP、管理人室機SM又はドアホンDPからの呼び出しがあった場合、ハンドセットHSが取り上げられている装置(住情盤J、増設機JB、又はその両方)においては、ハンドセットHSから呼出音が発し、取り上げられていない装置ではスピーカSPKから呼出音が発し、そして、両装置(住情盤J及び増設機JB)の該当するロビー灯LP2、ドアホン灯LP3又は管理室灯LP4が点灯する。そして、この場合の呼び出しに対し、ハンドセットHSが取り上げられている装置においてはハンドセットHSのフックを操作すること、取り上げられていない装置においてはハンドセットHSを取り上げることにより応答することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の集合住宅用インターホンによれば、次の効果を得ることができる。
【0033】
(1)住情盤は、他の装置(集合玄関機、管理人室機、ドアホンまたは増設機)からの呼出がない状態でハンドセットが取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、増設機を呼び出すための信号を生成することにより増設機を呼び出すようにし、さらに、増設機は、他の装置(集合玄関機、管理人室機、ドアホン又は住情盤)からの呼出がない状態でハンドセットが取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、住情盤の呼び出しと判断して住情盤を呼び出すようにしたため、住情盤から増設機を呼び出す際に、又は増設機から住情盤を呼び出す際に、従来のように増設機を呼び出すための呼出スイッチを設ける必要がなくなり、また、呼出操作を行わずとも同じ操作方法により通話先を呼び出すことができるため、使い勝手の良い集合住宅用インターホン装置を得ることができる。
【0035】
2)また、増設機は、住情盤と同様に管理人室呼出手段を有するようにしたので、住情盤からだけでなく増設機からも管理人室を呼び出すことができ、便利な集合住宅用インターホン装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る防犯設備及びインターホン設備の系統図である。
【図2】図1の住宅情報盤の正面概略図である。
【図3】本発明の一実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】図2のハンドセット取上処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
J1〜Jn 住情盤(住戸機)
JB2 住戸増設機
M1 増設機呼出手段
M2 停止手段
M11 管理人室呼出手段
M12 住戸機呼出手段
EP1〜EPk 集合玄関機
SM1,SM2 管理人室機
HS ハンドセット(送受話器)

Claims (2)

  1. 複数の住戸に各々設けられる住戸機と、集合玄関機及び管理人室機の少なくとも一方とを有する集合住宅用インターホン装置において、
    前記住戸機は、住戸増設機を接続可能に構成され、
    他の装置からの呼出がない状態で送受話器が取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、住戸増設機を呼び出すための呼出信号を生成する増設機呼出手段を有し、前記住戸増設機は、他の装置からの呼び出しがない状態で送受話器が取り上げられ、他の操作が行われることなく取り上げ状態が所定時間継続したとき、住戸機を呼び出す住戸機呼出手段を有することを特徴とする集合住宅用インターホン装置。
  2. 前記住戸増設機は管理人室呼出手段を有することを特徴とする請求項1記載の集合住宅用インターホン装置。
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