JP3823574B2 - 防犯設備およびインターホン設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数戸又は一戸建て住戸に設けられる防犯設備およびインターホン設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯設備、例えばマンションの住戸や一戸建て住戸で用いられている住宅情報盤には、玄関や窓などが外部から空けられたか否かを監視する防犯機能を有するものが使用されており、この防犯機能は住宅情報盤の防犯スイッチをオンすると防犯モードが設定され、防犯スイッチをオフすると防犯モードが解除されるようになっている。
【0003】
このようなマンション等の防犯設備は、防犯スイッチをオンして防犯モードを設定しても、実際に監視状態に入るまでに所定の時間、例えば2分間程度の遅延がかかるようになっており、実際に監視状態になると監視中灯が点灯するようになっている。
これは、外出の際の玄関ドアの開閉の際に、間違って警報が発生するのを防止するためで、これにより、防犯スイッチをオンしてから玄関のドアの鍵を外部からかけるまでに要する時間を確保している。
また、監視状態に入った後、侵入者により発報状態となった場合、その発報状態を解除するには、例えば解除キーを押下することで行えるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の防犯設備においては、前述のように、防犯モードの設定から監視状態に入るまでに所定の遅延時間が設けられているため、在宅中の家人が就寝の際に防犯モードを設定しようとして防犯スイッチをオンしても、実際に監視状態になったか否かは、所定の遅延時間が経過するまで待って、監視中灯が点灯するのを確認しないと分からないという問題点があった。
【0005】
また、発報状態の解除は、解除キーを押下するだけで解除できてしまうため、侵入者によって簡単に発報状態が解除されてしまうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る防犯設備は、複数戸又は一戸建て住戸に設けられる防犯設備における監視動作として、設定されると直ちに監視状態に入る在宅モードと、設定されてから所定時間経過後に監視状態に入る外出モードとの2種類を設け、前記在宅モードと外出モードのいずれかを選択して監視状態の設定を行う選択監視設定手段と、前記設定された在宅モード又は外出モードの監視状態を解除する解除手段と、
前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態の設定が行われたときに、直ちに玄関以外又は全ての戸締り状態が正常であるか否かを検査し、その検査結果を通報する検査通報手段とを備えた防犯設備であって、
前記選択監視設定手段及び前記解除手段は、単一のスイッチからなり、前記監視状態でないとき、該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上であるか否かにより前記在宅モードと外出モードのいずれが選択されたかを判別して、前記在宅モード又は外出モードの監視状態の設定を行い、前記監視状態のとき、該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上である場合に、監視状態を解除し、前記検査通報手段によって、戸締り状態が正常でない検査結果が通報されたときに、前記選択監視設定手段により選択された外出モードの監視状態の設定をクリアするものである。
【0008】
本発明の請求項に係る防犯設備は、前記請求項1に係る防犯装置において、前記監視状態中に防犯上の異常を検出して警報を発生する警報発生手段と、この発生された警報を解除する発報解除手段とを有し、前記発報解除手段は複数のスイッチからなり、この複数のスイッチが所定の手順で操作された場合に限り発生された警報を解除するものである。
【0010】
本発明の請求項に係る防犯設備は、前記請求項1又は2に係る防犯設備において、前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態に入ったときに、この監視状態になったことを住戸外に通知する通知手段を有するものである。
【0012】
本発明の請求項に係る防犯設備は、前記請求項2又は3に係る防犯設備において、複数の操作スイッチと、前記操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチと、その操作順序を予め記憶する記憶手段とを有し、前記警報の解除は、前記記憶手段の情報に基づいて行われるものである。
【0013】
本発明の請求項に係る防犯設備は、前記請求項2から4までのいずれかの請求項に係る防犯設備において、複数の操作スイッチと、記憶手段と、前記操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチを設定すると共にその操作順序を設定するための複数の設定スイッチと、前記防犯設備の電源が投入されるか又はリセットされると、前記複数の設定スイッチの設定内容を前記操作順序と共に記憶手段に記憶する設定手段とを有し、前記警報の解除は、前記記憶手段の情報に基づいて行われるものである。
【0014】
本発明の請求項に係るインターホン設備は、複数戸又は一戸建て住戸に設けられるインターホン設備において、前記請求項1からまでのいずれかの請求項に係る防犯設備を備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係る防犯設備およびインターホン設備の系統図であり、図2は図1の系統図において、各住戸に設けられるインターホン機能と防犯機能とを備えた住宅情報盤(以下「住情盤」と略す)の正面概略図であり、図3〜図7は、図1,2の設備の動作を説明する流れ図である。図8は図7の特定キーを設定するための特定キー設定スイッチの構成を示す図である。
図1において、TCは通話制御装置、VCは映像制御装置、EP1〜EPk(本実施形態ではk=2としている)は、マンションなどの集合住宅の集合玄関に設けられたロビーインターホン(玄関機)、SM1、SM2は、集合住宅の管理室および管理人住戸に設けられた管理人インターホン(管理人機)、SMPは通話制御装置TCと管理人インターホンSM1とを1つのケースに収容した管理室親機、J1〜Jnは集合住宅の各住戸に設けられたインターホン機能と防犯機能とを備えた住情盤である。
また、L11〜L13は制御線、L21〜L23は第1通話線、L31〜L33は第2通話線、L41〜L43は第1映像線、L51〜L53は第2映像線である。
【0016】
また図1で、DP1〜DPnは各住戸の玄関の外に設けられその住戸の住情盤J1〜Jnに接続されたドアホン、JB2は住情盤J2が設けられた住戸内に設けられ住情盤J2に接続された増設インターホン、SE1は監視線LS2によって住情盤J1〜Jnに接続された各住戸の玄関の防犯センサ、SE2〜SEnは監視線LS2によって住情盤J1〜Jnに接続された各住戸の玄関以外の部分(ベランダに面した窓など)に設けられた防犯センサである。なお、玄関の防犯センサSE1は、監視線LS1に接続して、その他の防犯センサSE2〜SEnとは別に監視するようにしてもよい。
【0017】
図2において、HSはインターホンのハンドセット(送受話器)、SPKはインターホンの呼出音、管理室からの放送、警報音などを流すスピーカ、MNは玄関機EP1またはEP2の図示しないテレビカメラから送られてくる訪問者の映像を映すCRTあるいはLCDなどのモニタテレビである。
またLP1〜LP6は各種表示灯で、例えば、LP1は電源灯、LP2は玄関機EP1またはEP2からの呼出であることを示すロビー灯、LP3はドアホンからの呼出であることを示すドアホン灯、LP4は管理室からの呼出であることを示す管理室灯、LP5は防犯警戒中であることを示す警戒中灯、LP6は警報灯である。
【0018】
また図2で、SW1〜SW7は各種スイッチ(SW5を除いて非ロック式の押しボタンスイッチ)で、例えば、SW1は、在宅防犯モード(在宅モード)または外出防犯モード(外出モード)のいずれかを選択して設定する選択設定スイッチと、各防犯モードの解除スイッチを兼ねた防犯スイッチ、SW2は管理人呼出スイッチ、SW3は音響停止スイッチ、SW4は例えば火災、ガス漏れ等の事故の復旧スイッチ、SW5はロック式の非常通報スイッチ、SW6は解錠スイッチ、SW7はリセットスイッチである。これらのスイッチSW1〜SW4,SW6にはそれぞれ個別の番号が付与されており、後述の特定キーを設定する際に使用される。なお、その設定方法については後で詳述する。
また図2では、各防犯センサSE1〜SE2の一例として、監視線LS2nに直列に設けられたリードスイッチLSWと、各住戸のドアや窓に取り付けられるLSWのオンオフ用の磁石MGを図示している。このセンサSE1〜SE2はドアや窓が戸締まりされているとLSWがMGによりオンする。なお、センサとしては他の形式のものを用いても良い。
【0019】
以下図3〜図7の流れ図を用いて、本発明の実施形態の動作を説明するが、各流れ図の詳細説明を行う前に、多少の概略説明を行う。また各流れ図において、Sに続く数値はステップ番号を示す。
まず本発明における防犯設備は、複数戸(例えばマンション等)や一戸建て住戸に設けられる防犯設備における監視動作として、設定されると直ちに監視状態に入る在宅モードと、設定されてから所定時間経過後に監視状態に入る外出モードとの2種類を設ける。
そしてこの在宅モードと外出モードのいずれかを選択して監視状態の設定を行う選択監視設定手段を設けるが、本実施形態では、このモードを選択する機能と監視状態の設定を行う機能とを兼ねた選択監視設定手段として、単一の押しボタンスイッチである図2の防犯スイッチSW1を用いる。そしてこの防犯スイッチSW1の操作時間(即ち操作者の押している時間)の長短により在宅モードと外出モードのいずれが選択されたかを判別して設定を行う。
なお、この防犯設備は、前記設定された在宅モード又は外出モードの監視状態を解除する解除手段を有する。そして本実施形態においては解除手段のスイッチとして、防犯スイッチSW1を兼用している。
【0020】
図3は本実施形態の防犯設備に係る外出モードと在宅モードの設定・解除処理の流れ図であり、同図による処理を以下に説明する。
いま図1の102号室の住情盤J2で防犯モードのセット、リセットを行うものとする。非警戒状態で図2の住情盤J2の防犯スイッチSW1が押されると、住情盤内の制御回路のマイクロコンピュータはSW1が押されたことを認識し、図3のスイッチ操作処理ルーチンに入る。
【0021】
スイッチ操作処理では、まず防犯スイッチSW1がオンされたのか否かを判別し(S1)、防犯スイッチSW1がオンされたと判別すると、このオンされている時間がどの程度かを、第1の所定時間と比較して判別する(S2)。
そして防犯スイッチSW1が押されている時間が第1の所定時間(例えば3秒)以内であると、外出モードの選択と判断し、現在すでに警戒中であるか否かを判別し(S3)、現在警戒中でなければ外出モード設定を行い終了する。またすでに警戒中であればそのまま終了する。
S2の判別結果として、防犯スイッチSW1が押されている時間が第1の所定時間以上である場合には、在宅モードの選択か警戒解除の選択であると判断し、現在すでに警戒中であるか否かを判別し(S4)、警戒中でない場合には在宅モードの選択と判断し在宅モード設定を行い終了する。
【0022】
またS4の判別結果として、警戒中である場合には警戒解除の選択と判断し、次ぎに発報中であるか否かを判別し(S5)、発報中でない場合には警戒解除を受け付けて外出モードもしくは在宅モードの警戒解除処理を行い終了する。また発報中の場合にはそのまま終了する。なお、この警戒解除処理とは、具体的には警戒状態を解除して警戒中灯LP5を消灯し、例えば「警戒を解除します」等のメッセージをスピーカSPKから放送することをいう。
またS1の判別結果として、押されたスイッチが防犯スイッチSW1以外のスイッチである場合は図7の発報解除処理へ移る。
【0023】
本発明における防犯設備は、前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態の設定が行われたときに、直ちに玄関以外の戸締り状態が正常であるか否かを検査し、その検査結果を通報する検査通報手段(スピーカ等)を有する。
また本発明における防犯設備は、前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態に入ったときに、この監視状態になったことを住戸外に通知する通知手段(スピーカ、表示灯等)を有する。
【0024】
図4は本実施形態の防犯設備に係る外出モード設定処理の流れ図であり、同図による処理を以下に説明する。
外出モード設定処理ルーチンに入ると、最初にその住戸の全防犯センサの状態を監視し(S11)、戸締まり状態が正常であるか否かを判別する(S12)。S12の判別結果として、戸締まりが不完全な場合はスピーカSPKから戸締まり確認案内、例えば「戸締まりを確認してから再度設定して下さい。」を放送するとともに、防犯スイッチSW1の操作入力をクリアする(S13)。そしてメインルーチンに戻る。
また玄関以外の戸締まりが正常であれば、遅延用のタイマをオンすると共に(S14)、警戒中灯LP5を点滅させ、操作者に警戒準備状態に入ったことを知らせる(S15)。なお、この遅延用のタイマの設定時間は、操作者が玄関のドアを開けて住戸外に出て、住戸外からドアに施錠するのに要する時間が確保できるように選ばれる(例えば2分程度)。
【0025】
次にタイマがオンされてからタイマに設定された所定時間が経過したか否かを判別し(S16)、未経過であれば経過するまで待つ。そしてタイマに設定された所定時間経過すると(タイムアップすると)、玄関を含む全センサによる警戒状態に入り(S17)、それまで点滅していた警戒中灯LP5は警戒中であることを示す連続点灯に切り替わると共に、住戸外のドアホンDP2や管理人インターホンSM1,SM2により監視状態になったことを音声や表示灯を用いて住戸外に通知する(S18)。そしてメインルーチンに戻る。
なお、上記説明では、戸締まり状態が正常であるか否かをその住戸に設けた全防犯センサの状態を監視することで行うようにしたが、玄関等の外出用出入り口とそれ以外とに分けて監視するようにしても良い。
すなわち、外出用出入り口の例である玄関の防犯センサSE1を図1の監視線LS1kに接続するとともに、玄関以外の防犯センサSE2〜SEnを図1の監視線LS2kに接続し、図4のS11、S12では監視線LS2kに接続されている玄関以外の防犯センサの状態のみを監視して戸締まり状態を判別し、玄関以外の防犯センサの状態が正常であれば、S16でタイマがタイムアップすると、S17で監視線LS1kに接続された玄関の防犯センサSE1を含めた全防犯センサSE1〜SEnによる警戒状態に入るようにしても良い。このようにすると、玄関の扉を開けたままで最終者が出てくるのを待っているような場合に、戸締まり状態が不良と判断してしまうのを防止できる。
【0026】
図5は本実施形態の防犯設備に係る在宅モード設定処理の流れ図であり、同図による処理を以下に説明する。
在宅モード設定処理ルーチンに入ると、まずその住戸の全防犯センサの状態を監視し(S21)、戸締まり状態が正常であるか否かを判別する(S22)。
S22の判別結果として、全ての戸締まりが完全でない場合はスピーカSPKから戸締まり確認案内、例えば「戸締まりを確認してから再度設定して下さい。」を放送するとともに、防犯スイッチSW1の操作入力をクリアする(S23)。そしてメインルーチンに戻る。
また全ての戸締まりが正常であれば、直ちに警戒を開始し(S24)、警戒中灯を連続点灯して操作者に警戒状態に入ったことを知らせる(S25)。そしてメインルーチンに戻る。
【0027】
本発明における防犯設備は、前記外出モード又は在宅モードの監視状態中に防犯上の異常を検出して警報を発生する警報発生手段と、この発生された警報を解除する発報解除手段とを有する。
またこの警報発生手段は、監視状態中に防犯上の異常を検出して警報を発生する際に、在宅モードの監視状態中の場合には異常の検出後直ちに警報を発生し、また外出モードの監視状態中の場合には異常の検出後所定時間の経過後に警報を発生するものである。
【0028】
図6は本実施形態の防犯設備に係る警報信号発生処理の流れ図であり、同図による処理を以下に説明する。
防犯設備が警戒状態に入っているときに、図2の住情盤において、センサSE1〜SE3のいずれか、例えば玄関ドアのセンサSE1のリードスイッチLSWが開いて監視線LS2の直列ループがオープンになったことを、住情盤J2の図示を省略した監視回路が検出して警報信号(防犯信号)を発生すると、警報信号発生処理ルーチンにはいる。
警報信号発生処理では、まず防犯モードが外出モードになっていたか否かを判別し(S31)、否であると防犯モードは在宅モードであるので、スピーカSPKから警報音を大きな音で発すると共に警報灯LP6を点灯させ(S37)、また、ドアホンDP2の図示しないスピーカからも警報音を発生させると共に(S38)、通話制御装置TCへ制御線L12を介して防犯発生信号を送出する(S39)。そして終了する。
なお、通話制御装置TCは管理人機SM1とSM2に102号室で防犯異常が発生したことを制御線L13を介して通知し、表示や警報動作を行なわせる。
【0029】
またS31の判別結果として、防犯モードが外出モードの場合には、スピーカSPKから警報音を小さな音で発すると共に(S32)、警報灯LP6を点滅させ(S33)、遅延用のタイマをオンし(S34)、予備発報状態となる。このタイマの所定時間は、その住戸の居住者が外出から戻って玄関ドアを解錠して住戸内に入り警戒状態を解除するのに必要な時間を確保するように選ばれる。
そしてタイマがタイムアップするまでの間に(S36)、発報解除操作が行われたか否かを判別し(S35)、もしタイマが所定時間経過するまでの間に図7の発報解除操作が行われない場合(発報状態)には、スピーカSPKから警報音を大きな音で発すると共に警報灯LP6を点灯させ(S37)、また、ドアホンDP2の図示しないスピーカからも警報音を発生させると共に(S38)、通話制御装置TCへ制御線L12を介して防犯発生信号を送出する(S39)。
またタイマがタイムアップするまでの間に発報解除操作が行われた場合には、図7の発報解除処理に移る。
なお、発報状態の発報解除操作は予備発報状態の解除操作と同じである。
【0030】
なお、ここでスピーカSPKからの警報音は、居住者の帰宅時の操作を考え音量を異ならせたが、タイマ動作中も動作後も同一音量にしても良く、また、住情盤で音量を自由に設定できるようにしても良い。
また、予備発報状態での警報音を断続音とし、タイマが所定時間経過すると、連続音に変えてもよい。
またここで警報灯点滅(S33)の代りに、別に設けた緑灯の点滅又は点灯、あるいは赤灯の点滅又は点灯でも良い。
【0031】
本発明の防犯設備は、警報発生手段が発生した警報を解除する発報解除手段を有するが、この発報解除手段は複数のスイッチからなり、この複数のスイッチが所定の手順で操作された場合に限り発生された警報を解除するものである。
本実施形態においては、スイッチSW2〜SW4及びSW6のうちの特定された単数又は複数のスイッチ(複数のスイッチの場合には、その操作順序も特定される)と、さらに防犯スイッチSW1(このスイッチSW1は、操作時間も規定される)とを用いて発報解除を行う。
通常、居住者は帰宅時に音響停止スイッチSW3を押すことによって音響を停止してから予備発報解除を行うが、この予備発報解除のための操作は上記したように複雑であるため、侵入者は音響の停止ができたとしても、その後の発報解除を容易に行うことはできない。
【0032】
図7は本実施形態の防犯設備に係る発報解除処理の流れ図であり、同図による処理を以下に説明する。
発報状態を解除する場合には、図2の住情盤に設けられたスイッチSW2〜SW4及びSW6のうちの特定された単数又は複数のスイッチをまず操作し(S41)、その次ぎに防犯スイッチSW1を押すと共に(S42)、SW1を所定時間押し続ける(S43)。
これにより住情盤J2は発報解除入力があったと判断し、発報中であれば(S44)、スピーカSPKおよびドアホンのスピーカ(タイマオン中はなし)からの警報音発生を停止させると共に(S45)、警報灯LP6を消灯させ(S46)、さらに警戒状態を解除して警戒中灯LP5を消灯する。また、通話制御装置TCに防犯発生信号を送出していた場合には、通話制御装置TCに防犯解除信号を送出する(S47)。
【0033】
本発明における防犯設備は、操作スイッチ(音響停止スイッチSW3や復旧スイッチSW4等)、記憶手段(後述のメモリ2)、前記操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチを設定すると共にその操作順序を設定するための複数の設定スイッチ(後述の特定キー設定スイッチTSW)、前記防犯設備の電源が投入されるか又はリセットされると、前記複数の設定スイッチの設定内容を前記操作順序と共に記憶手段に記憶する設定手段(後述のマイクロコンピュータ1)とを有する。
【0034】
図8は、図7のステップS41の特定キーを設定するための特定キー設定スイッチの構成を示す図であり、同図による特定キーの設定方法を以下に説明する。なお、設定方法の説明に先だって、まず図8についての説明を行う。
【0035】
図8において、1はマイクロコンピュータで、メモリ2を内蔵し、メモリ2に格納されているプログラムにより各種の動作処理を行う。TSWは特定キーを設定するための特定キー設定スイッチで、複数のスイッチで構成され、各スイッチのオンオフの組み合わせにより、特定キーに設定したいスイッチ(SW2〜SW4及びSW6の何れか)に対応する番号を設定する。
【0036】
特定キー設定スイッチTSWについて具体例で説明すると、TSW#1は、スイッチSW11〜SW13で構成され、スイッチSW11をオフにすることによりHレベル信号が出力されて“1”が、オンにすることによりLレベル信号が出力されて“0”が設定される。例えば“100”といった番号が付与された復旧スイッチSW4を特定キーに設定する場合、スイッチSW11,SW12,SW13の順にオフ,オン,オンにして設定する。また、特定キー設定スイッチTSWは図8に示すように複数設けられ、それぞれに番号を設定することで特定キーを複数設定することが可能で、各特定キー設定スイッチTSW#1,#2,・・・ には、予め順序付けがなされており、この順序により特定キーの操作順序が特定されるようになっている。
【0037】
以下、特定キーの設定方法について説明する。
例えば、復旧スイッチSW4に対応する番号が“100”で、復旧スイッチSW4を特定キーに設定する場合、上述したようにスイッチSW11をオフ、スイッチSW2をオン、スイッチSW13をオンにして、まず特定キー設定スイッチTSW#1の設定を行う。その後、電源が投入されるか又はリセットスイッチSW7が押下されると、マイクロコンピュータ1は、特定キー設定スイッチTSW#1の設定内容を読み出し、読み出した内容をメモリ2に格納して特定キーの設定を行う。
【0038】
特定キーを上記のように設定後、マイクロコンピュータ1は、メモリ2に格納された設定情報におけるスイッチと同一のスイッチ、すなわち復旧スイッチSW4が押下され、次いで防犯スイッチSW1が所定時間押下されたことを認識すると、発報解除を行う。
【0039】
なお、上記には、スイッチSW2〜SW4及びSW6のうちの特定された単数のスイッチを特定キーに設定する場合について説明したが、複数のスイッチを特定キーに設定する場合、複数の特定キー設定スイッチTSW#1,#2,・・・ のそれぞれにスイッチSW2〜SW4及びSW6の何れかに対応する番号を設定し、その後、電源が投入されるか又は設定者によりリセットスイッチSW7が押下されると、マイクロコンピュータ1は、各特定キー設定スイッチTSW#1,#2,・・・ の設定内容を読み出し、読み出した内容を、各特定キー設定スイッチTSW#1,#2,・・・ にそれぞれ予め付けられた順序と共にメモリ2に記憶する。そして、マイクロコンピュータ1は、メモリ2に格納された設定情報におけるスイッチと同一のスイッチが、メモリ2に設定された順に押下され、次いで防犯スイッチSW1が所定時間押下されたことを認識すると、発報解除を行う。
【0040】
なお、スイッチSW2〜SW4及びSW6のうち、ハンドセットHSを取り上げて押下されるキー(例えば、管理人呼出スイッチSW2)を特定キーとしてセットする場合、ハンドセットHSを取り上げなければそのキー本来の機能が働かないため、上述のように特定キーの押下、次いで防犯スイッチSW1の所定時間の押下によって発報状態を解除できる。しかしながら、スイッチSW2〜SW4及びSW6のうち、ハンドセットHSが取り上げられていない状態で押下されると、そのキー本来の機能が働くキー(例えば、防犯スイッチSW1、音響停止スイッチSW3、復旧スイッチSW4、解錠スイッチSW6)を特定キーとしてセットする場合、そのキー本来の機能と特定キーとしての機能と区別するために、所定時間、押下する動作が必要となる。
【0041】
また、リセットスイッチSW7のように、その性質上、特定キーとして利用するには適当ではないと思われるスイッチを特定キーとして用いられるように、特定キー設定スイッチTSWの設定に基づいて、複数のスイッチを同時に押すようにしてもよい。
【0042】
なお、特定キー設定スイッチTSWは特定キー設定スイッチTSW#1のスイッチのオンオフの組み合わせだけで、特定キーに設定したいスイッチの組合せ及びその操作方法を設定するようにしてもよい。例えば特定キー設定スイッチTSW#1を“100”と設定すると、予めマイクロコンピュータ1のメモリ2に予め記憶されている特定キー設定スイッチTSW#1の各スイッチSW11〜SW13のオンオフの組合せと、特定キーに設定したいスイッチの組合せ及びその操作順序との対比表から、例えば復旧スイッチSW4と防犯スイッチSW1が選択され、SW4、SW1の順に操作すると発報解除を行う。
【0043】
さらに、本実施形態では、特定キー設定スイッチTSWで設定された操作スイッチの組合せ及びその操作順序に基づいて発報解除を行う例を示したが、特定キー設定スイッチTSWを用いずに、予め操作スイッチの組合せ及びその操作順序を記憶するメモリの記憶情報に基づいて発報解除を行うようにしてもよい。
【0044】
このように、発報があった場合の発報解除操作は、警戒中の警戒解除の場合とは異なり、複数のスイッチを所定の手順で、且つ所定時間操作した場合にのみ行われるので、居住者の場合は外出モードで警戒中に帰宅した場合に簡単に発報状態を解除できるが、侵入者が解除しようとしても解除することができない。
なお発報解除処理において、操作すべき複数のスイッチの選択、操作順序は図7のS41〜S43に示した方法に限定されるものではなく、例えば防犯スイッチSW1の代わりに、特定キー設定スイッチTSWにより特定されるスイッチ(すなわちスイッチSW2〜SW7の何れか)を用いるようにしても良い。
また、スイッチの操作順序には、複数スイッチを同時に押すことも含まれる。
【0045】
次ぎに本実施形態に係るインターホン設備の動作を説明する。
訪問者が図1の玄関機EP2の図示しないテンキーを操作して訪問すべき部屋番号102を入力し、次ぎに呼出スイッチを押すと、EP2から制御線L11を介して通話制御装置TCに部屋コードと呼出コードからなる呼出信号が送出される。
通話制御装置TCはEP2から呼出信号を受信すると、空いている通話線、映像線を調べ、第2通話線と第2映像線とが使用中であれば、呼出信号と第1通話線L22および第1映像線L42の通話・映像線指定命令を制御線L12に送出すると共に、第1映像線L41の映像線指定命令をL11を介してEP2に送出する。また、映像制御装置VCに映像線L41とL42を接続する命令を送出する。
【0046】
これにより、EP2では、図示しないテレビカメラを起動すると共に、L41を図示しないスイッチで接続し、L41に訪問者の映像信号を送出する。
また、102号室の住情盤J2は、制御線L12を通じ受信した呼出信号と第1通話線L22および第1映像線L42の通話・映像線指定命令により、図示しない通話用と映像用の各スイッチを制御して第1通話線L22および第1映像線L42をそれぞれ接続する。また、SPKから呼出音を発し、ロビー灯LP2を点灯し、モニタテレビMNを起動してL22により送られてくる映像信号による映像を放映する。
【0047】
住情盤J2でハンドセットHSが取り上げられると、J2から通話制御装置TCにL12を介してオンフック信号が送出される。通話制御装置TCはJ2からオンフック信号を受信すると、EP2に対し第1通話線L21の通話線指定命令を送出し、この命令によりEP2は図示しないスイッチを制御してL21を接続する。これによりEP2とJ2との間の通話路が形成され、訪問者と102号室の居住者との間で通話が行われる。
【0048】
集合玄関に入館用の自動ドアがある場合には、住情盤J2の解錠スイッチSW6を操作するとL12,L11を介してEP2の電気錠に解錠信号が送られ、自動ドアが開放される。
また、通話が終了してJ2のハンドセットHSを元に戻すと、J2からL12を介して通話終了信号が通話制御装置TCに送られ、TCはEP2とJ2ならびに映像制御装置VCに終了命令を送出する。これにより、EP2はテレビカメラをオフすると共にL21とL41の接続スイッチを開放し、J2はモニタテレビをオフすると共にL22とL42の接続スイッチを開放し、VCはL41とL42の接続を解放する。この結果、第1通話線と第1映像線とは解放される。
【0049】
図1、2は、複数戸又は一戸建て住戸に設けられるインターホン設備と、図3〜図8で説明した防犯設備を一体化した設備として示したもので、インターホン設備と防犯設備とを別個に設ける場合に比較して経済的な設備となる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明の防犯設備においては、複数戸又は一戸建て住戸に設けられる防犯設備における監視動作として、設定されると直ちに監視状態に入る在宅モードと、設定されてから所定時間経過後に監視状態に入る外出モードとの2種類を設け、前記在宅モードと外出モードのいずれかを選択して監視状態の設定を行うことを可能としたので、在宅中の家人が就寝前に防犯モードを設定する際に、従来のように所定の遅延時間が経過するまで待たなくとも、直ちに監視状態に入ったことを確認できる。
また、選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態の設定が行われたときに、直ちに玄関以外又は全ての戸締り状態が正常であるか否かを検査し、その検査結果を検査通報手段により通報するようにしたので、家人がどこかの戸締りを忘れて外出するようなことは生じない。
また、前記在宅モードと外出モードのいずれかを選択して監視状態の設定及び解除を行う選択監視設定手段及び解除手段として単一のスイッチを用い、監視状態でないとき、当該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上であるか否かにより在宅モードと外出モードのいずれが選択されたかを判別して、在宅モード又は外出モードの監視状態の設定を行い、監視状態のとき、当該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上である場合に、監視状態を解除するようにしたので、単一スイッチへの一操作で、選択および設定の2つの機能を同時に処理でき、操作性が良い。
【0052】
また本発明の防犯設備においては、監視状態中に防犯上の異常を検出して警報を発生する警報発生手段と、この発生された警報を解除する発報解除手段とを有し、前記発報解除手段は複数のスイッチからなり、この複数のスイッチが所定の手順で操作された場合に限り発生された警報を解除するようにしたので、外出中の家人が帰宅した場合には発報状態の解除は容易であるが、侵入者にとっては、発報状態の解除はきわめて困難となる。
【0054】
また本発明の防犯設備においては、選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態に入ったときに、通知手段により前記監視状態になったことを住戸外に通知するようにしたので、施錠をして住戸外に出た家人が監視状態に入ったことを確認できる。
【0056】
また本発明の防犯設備においては、複数の操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチと、その操作順序を予め記憶手段に記憶して、記憶手段の情報に基づいて警報の解除を行うようにしたので、外出中の家人が帰宅した場合には発報状態の解除は容易であるが、侵入者にとっては、発報状態の解除はきわめて困難となる。
【0057】
また、本発明の防犯設備においては、設定スイッチにより、複数の操作スイッチの中から前記発報解除手段は複数のスイッチとその操作順序を設定し、設定手段により記憶手段に記憶して、記憶手段の情報に基づいて警報の解除を行うようにしたので、家人により任意に発報解除手段の複数のスイッチを設定することができ、これにより外出中の家人が帰宅した場合には発報状態の解除は容易であるが、侵入者にとっては、発報状態の解除はきわめて困難となる。
【0058】
また本発明のインターホン設備においては、本発明の防犯設備と一体化した設備として設けられるようにしたので、インターホン設備と防犯設備とを別個に設ける場合に比較して経済的な設備を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る防犯設備およびインターホン設備の系統図である。
【図2】図1の住宅情報盤の正面概略図である。
【図3】本実施形態の防犯設備に係る外出モードと在宅モードの設定・解除処理の流れ図である。
【図4】本実施形態の防犯設備に係る外出モード設定処理の流れ図である。
【図5】本実施形態の防犯設備に係る在宅モード設定処理の流れ図である。
【図6】本実施形態の防犯設備に係る警報信号発生処理の流れ図である。
【図7】本実施形態の防犯設備に係る発報解除処理の流れ図である。
【図8】本実施形態の特定キー設定スイッチの構成を示す図である。
【符号の説明】
TC 通話制御装置
VC 映像制御装置
EP1〜EPk ロビーインターホン(玄関機)
SM1,SM2 管理人インターホン(管理人機)
SMP 管理室親機
J1〜Jn 住宅情報盤(住情盤)
L11〜L13 制御線
L21〜L23 第1通話線
L31〜L33 第2通話線
L41〜L43 第1映像線
L51〜L53 第2映像線
DP1〜DPn ドアホン
JB2 増設インターホン
SE1 各住戸の玄関の防犯センサ
SE2〜SEn 各住戸の玄関以外の防犯センサ
HS インターホンのハンドセット(送受話器)
SPK インターホンのスピーカ
MN モニタテレビ
LP1 電源灯
LP2 ロビー灯
LP3 ドアホン灯
LP4 管理室灯
LP5 警戒中灯
LP6 警報灯
SW1 防犯スイッチ
SW2 管理人呼出スイッチ
SW3 音響停止スイッチ
SW4 復旧スイッチ
SW5 非常通報スイッチ
SW6 解錠スイッチ
SW7 リセットスイッチ
SW11〜SW13 スイッチ
LSW リードスイッチ
MG 磁石
TSW 特定キー設定スイッチ
1 マイクロコンピュータ
2 メモリ

Claims (6)

  1. 複数戸又は一戸建て住戸に設けられる防犯設備における監視動作として、設定されると直ちに監視状態に入る在宅モードと、設定されてから所定時間経過後に監視状態に入る外出モードとの2種類を設け、
    前記在宅モードと外出モードのいずれかを選択して監視状態の設定を行う選択監視設定手段と、
    前記設定された在宅モード又は外出モードの監視状態を解除する解除手段と、
    前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態の設定が行われたときに、直ちに玄関以外又は全ての戸締り状態が正常であるか否かを検査し、その検査結果を通報する検査通報手段と
    を備えた防犯設備であって、
    前記選択監視設定手段及び前記解除手段は、単一のスイッチからなり、
    前記監視状態でないとき、該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上であるか否かにより前記在宅モードと外出モードのいずれが選択されたかを判別して、前記在宅モード又は外出モードの監視状態の設定を行い、
    前記監視状態のとき、該スイッチの操作時間が第1の所定時間以上である場合に、監視状態を解除し、
    前記検査通報手段によって、戸締り状態が正常でない検査結果が通報されたときに、前記選択監視設定手段により選択された外出モードの監視状態の設定をクリアすることを特徴とする防犯設備。
  2. 前記防犯設備は、前記監視状態中に防犯上の異常を検出して警報を発生する警報発生手段と、この発生された警報を解除する発報解除手段とを有し、前記発報解除手段は複数のスイッチからなり、この複数のスイッチが所定の手順で操作された場合に限り発生された警報を解除するものであることを特徴とする請求項1記載の防犯設備。
  3. 前記防犯設備は、前記選択監視設定手段により外出モードが選択されて監視状態に入ったときに、この監視状態になったことを住戸外に通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の防犯設備。
  4. 複数の操作スイッチと、前記操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチと、その操作順序を予め記憶する記憶手段とを有し、前記警報の解除は、前記記憶手段の情報に基づいて行われることを特徴とする請求項2又は3記載の防犯設備。
  5. 複数の操作スイッチと、記憶手段と、前記操作スイッチの中から前記発報解除手段の複数のスイッチを設定すると共にその操作順序を設定するための複数の設定スイッチと、前記防犯設備の電源が投入されるか又はリセットされると、前記複数の設定スイッチの設定内容を前記操作順序と共に記憶手段に記憶する設定手段とを有し、前記警報の解除は、前記記憶手段の情報に基づいて行われることを特徴とする請求項2から4までのいずれかの請求項に記載の防犯設備。
  6. 複数戸又は一戸建て住戸に設けられるインターホン設備において、請求項1からまでのいずれかの請求項に記載の防犯設備を備えたことを特徴とするインターホン設備。
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