JP3653994B2 - セキュリティインターホン装置、及びこれを備えた警報監視システム - Google Patents

セキュリティインターホン装置、及びこれを備えた警報監視システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターホン機能に加えて、各種セキュリティ機能を備えた構成のセキュリティインターホン装置、及びこれを備えた警報監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
マンションなどの集合住宅では、警報監視システムとして、管理人室や防災監視室などに、監視盤として監視盤を設置する一方、各住戸にセキュリティインターホン装置(住宅情報盤)を設置して、各住戸と管理人室、更に、管理人室の統合盤に接続されたロビーインターホンの間でのインターホン通話を可能としている。また、各住戸のインターホン装置に接続された火災感知器やガス漏れ検知器などの各種セキュリティ機器が作動した場合には、そのことを音声や表示灯などで住戸人に知らせるとともに、統合盤に通知するようになっている。
【0003】
統合盤では、住戸において、例えば、火災感知器が作動し、インターホン装置から発報信号を受信すると、火災が発生した住戸の近隣住戸のインターホン装置に警報制御信号を送出して、火災の発生を報知させている。これによって、集合住宅全体で統合的な警報監視ができ、住戸人が迅速に避難できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来の警報監視システムにおける各住戸のセキュリティインターホン装置では、各種セキュリティ機器を接続して異常を検知し、それを報知できるようになっているが、これらの機能を設定するときは、物理的(ハード的)な設定を行う必要があるため、その作業が面倒であった。
【0005】
すなわち、工場からの出荷前における製造工程で、各セキュリティインターホン装置に内蔵されるプリント配線基板に対し、機能設定用のパターンランド(電極)間を、ジャンパー線で短絡又は開放するといった半田付け作業が必要になっていた。特に、複数の警報監視システムの各々において、住戸内のセキュリティ監視の構成が異なる場合は、各システムに合わせて機能設定をしたインターホン装置を製造する必要があり、品種が多くなっていた。
【0006】
また、システムの仕様変更を行う場合、インターホン装置を取り外し、基板に対するハード的な変更作業を行い、これに対して検査などを行った後に、再度、装置を取り付けるといった作業が必要であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、セキュリティ機能の設定登録が容易にできるセキュリティインターホン装置、及びこれを備えた警報監視システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載のセキュリティインターホン装置は、セキュリティ機器によるセキュリティ機能を設定するために操作する操作手段と、操作手段を操作して設定されたセキュリティ機能を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたセキュリティ機能に対応したセキュリティ機器が異常を検知したときに、その異常を報知する報知手段とを備え、管理人室に設置された監視盤を更に接続しており、上記操作手段を操作して、上記記憶手段に管理呼限定機能が記憶されている状態において、上記監視盤から呼出を許可する設定がされた後に、管理人室の呼び操作がされたときには、上記監視盤を呼び出すことを特徴とする
【0008】
ここに、セキュリティ機能を実現するセキュリティ機器には、火災感知器、CO/ガス検知センサ、防犯スイッチ、非常スイッチ、コールスイッチの他、水漏れ検知センサ、スプリンクラなどが含まれる。また、住戸内の異常を報知する報知手段には、各異常に対して設けられた表示灯や、音声メッセージを出力する音声出力回路やスピーカなどがある。また、監視盤から呼出を許可する設定をする場合とは、管理人から住戸人にメッセージがある場合、管理人が留守中に訪問してきた人の伝言を聞いている場合、管理人が留守中に配達された荷物を預かっている場合などがある。これらの場合、監視盤は、セキュリティインターホン装置に呼出を許可する信号を送出しておく。インターホン装置では、この信号を受けていれば、監視盤を呼び出すことができるので、監視盤が応答すれば、インターホン通話ができる。
【0009】
請求項2では、請求項1において、操作手段は、セキュリティ監視中の操作にも兼用できることを特徴とする。したがって、セキュリティ機能を設定するために、専用の操作ボタンやスイッチなどを設けなくてもよい。
請求項3では、請求項1又は請求項2において、操作手段は、セキュリティ監視中には行わない操作をしたときにのみ、その操作が有効になることを特徴とする。すなわち、セキュリティ機能を設定するときは、通常、住戸人が操作しない、例えば、複数のボタンを同時に操作したり、ボタン操作をしながら電源を投入するといった操作をするので、住戸人が誤ってセキュリティ機能を設定したり、変更したりすることがない。
【0010】
請求項4では、請求項1〜3のいずれかにおいて、セキュリティ機器として水漏れを検知する水漏れセンサを接続し、報知手段は、操作手段を操作して、記憶手段に水漏れ検知機能が記憶されている状態において、水漏れセンサが水漏れを検知したときには、その水漏れを検知したことを報知することを特徴とする。
請求項5では、請求項1〜3のいずれかにおいて、セキュリティ機器としてスプリンクラを接続し、報知手段は、操作手段を操作して、記憶手段にスプリンクラ作動検知機能が記憶されている状態において、スプリンクラが作動したときには、そのスプリンクラが作動したことを報知することを特徴とする。
【0011】
請求項6では、請求項1〜3のいずれかにおいて、管理人室に設置された監視盤を介し、エレベータ制御盤を更に接続しており、操作手段を操作して、記憶手段にエレベータコール機能が記憶されている状態において、エレベータコール操作がされたときには、エレベータ制御盤によってエレベータを作動させることを特徴とする。
【0013】
請求項では、集合住宅に適用される警報監視システムを提案しており、各住戸に設置された請求項1〜請求項のいずれかに記載のセキュリティインターホン装置を、多重伝送線及び通話線を介して、集合住宅の管理人室に設置された監視盤に接続して構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、セキュリティインターホン装置1の内部構成の一例を示すブロック図である。
CPU等で構成され各部を制御する信号処理部10は、電源スイッチ11aを設けた電源回路11からの電源供給を受けて作動しており、停電などを検出すれば、切替部11bの切り替えによって、非常電源から電源供給を受ける。判別回路12は、セキュリティ機器から信号入力があったときに、その信号種別を判別する。例えば、有電圧信号のレベルによって判別する。
【0015】
セキュリティインターホン装置1は、判別回路12によって判別した異常の各々に対応した表示灯などを備えた表示回路17と、異常に対応した音声メッセージをスピーカSPから出力させる音声出力回路18と、異常を判別したときに、監視盤として管理人室などに設置された統合盤(後述)に対し、信号を移報出力する移報出力回路14を備える。
【0016】
なお、表示回路17は、予め定められた色で点灯あるいは点滅する表示灯以外に、文字などを表示する液晶表示画面などで構成してもよい。また、音声出力回路18からは、セキュリティ機器が異常を検知したときに出力する音声メッセージ以外に、統合盤側に設置された放送設備(後述)から受けた音声を出力してもよく、また、これらの出力と同時に、ドアホン子器回路19を介したドアホン子器や、副親機(不図示)、増設スピーカ(不図示)などからも、同じメッセージを出力させてもよい。
【0017】
なお、図中、13は統合盤と多重伝送線を通じた伝送を制御する多重伝送回路、15は各種操作ボタンやディップスイッチなどで構成される操作部、16はEEPROMなどで構成され、セキュリティインターホン装置1の動作を制御するための情報を記憶し、信号処理部10によって参照されるキーマトリクスである。このキーマトリクス16の内容は、警報監視システムに水漏れ検知やスプリンクラなどの特別な機能を追加するときに変更される。また、20は統合盤、ドアホン子器、副親機とのインターホン通話を可能とする通話回路である。
【0018】
本発明では、予め、操作部15を操作して、キーマトリクス16に、このインターホン装置1のセキュリティ機能を有無やその情報を、ソフト的に設定し記憶できるようになっている。したがって、操作部15は、セキュリティ機器によるセキュリティ機能を設定するために操作する操作手段を構成し、キーマトリクス16は、操作部15を操作して設定されたセキュリティ機能を記憶する記憶手段を構成する。
【0019】
信号処理部10は、キーマトリクス16に記憶されたセキュリティ機能に対応したセキュリティ機器が異常を検知したことを、判別回路12が判別したときには、その異常を、表示回路17による表示や、音声出力回路18による音声出力で報知する。したがって、表示回路17と音声出力回路18は本発明の報知手段を構成する。
【0020】
ここに、セキュリティ機能を実現するセキュリティ機器には、火災感知器、CO/ガス検知センサ、防犯スイッチ、非常スイッチ、コールスイッチの他、水漏れ検知センサ、スプリンクラなどが含まれる。
次に、図2とともに、セキュリティインターホン装置1を備えた警報監視システムについて説明する。
【0021】
管理人室に設置された統合盤2、非常電源2a、放送設備2bは、各々、多重伝送線(及び通話線、映像線)L1、非常電源線L2、音声出力線L3を介して、各住戸のセキュリティインターホン装置1を接続している。
図では、親機であるセキュリティインターホン装置1に1台の副親機1’を接続しており、各々にはモニターテレビ1a,1a’が接続され、テレビインターホンシステムを構成するとともに、セキュリティインターホン装置1には自動通報機1bが接続され、住戸における異常が、電話回線などを通じて、他の場所に通報できるようになっている。
【0022】
セキュリティインターホン装置1は、警報表示付ドアホン子器Dを中継器とし、1又は複数の火災感知器S1を接続しており、火災感知器S1の発報信号を検出している。また、火災感知器S1と並列に、スプリンクラspを接続しており、スプリンクラspが作動したことも、検出できるようになっている。このドアホン子器Dには試験端子を備えており、その試験端子に遠隔試験器(不図示)を接続すると、セキュリティインターホン装置1は、遠隔試験器の操作による疑似的な発報信号を検出するようになっている(遠隔点検機能)。
【0023】
セキュリティインターホン装置1は、更に、ガス/CO複合センサS2と、換気扇などの換気用設備機器(不図示)を接続しており、住戸内のガス/CO複合センサS2からガス漏れ信号、CO(一酸化炭素)警報信号を受けると、セキュリティインターホン装置1の表示灯や音声によって住戸人にその旨を通知するとともに、換気用設備機器を連動制御している。
【0024】
更に、セキュリティインターホン装置1は、防犯外部セットスイッチsw(補助錠)、防犯スイッチsw1、コールスイッチsw2、非常スイッチsw3を接続しており、これらが作動、操作されたときには、セキュリティインターホン装置1の表示灯を点灯あるいは点滅させ、音声警報を出力させたり、戸外に設置された警報表示灯(不図示)やドアホン子器Dの表示を点灯あるいは点滅させるとともに、統合盤2にそれらの作動を通知する。
【0025】
統合盤2は、いずれかの住居のセキュリティインターホン装置1から、多重伝送線L1を通じて火災確定信号を受けたときには、放送設備2bから、そのセキュリティインターホン装置1の設置された住居に近隣する住居に設置されたセキュリティインターホン装置1に対し、音声出力線L3を通じて、音声警報メッセージを送出させる。
【0026】
また、統合盤2では、各住戸のインターホン装置1から、異常を検知した信号を受信すると、各住戸に対応した表示灯を点灯あるいは点滅させ、音声警報を出力させる。更に、統合盤2は、インターホン通話を利用して、その住戸のインターホン装置1を呼び出し、そのときの状況を聞き出して、適切な対応を指示したり、救急車の手配などを行うこともできる。
【0027】
更に、ここでは、統合盤2には、エレベータの動作を制御するエレベータ制御盤3を、アダプタ(不図示)を介して接続しており、RS−232Cなどのプロトコルに従って、統合盤2からエレベータ制御盤3に制御信号を送出し、エレベータの呼出などが制御できるようになっている。
次に、セキュリティインターホン装置1の外観の例を図3に示す。図3(a)には埋込型、(b)には露出型のセキュリティインターホン装置1の例である。
【0028】
これらのインターホン装置1は、ハンドセットHを用いて、統合盤2やロビーインターホン、ドアホン子器Dとインターホン通話ができるとともに、表示回路17が表示を制御する各種表示灯を備えて、住戸の状態を表示し、操作部15である各種操作ボタンを備えて、動作を指示するようになっている。
表示灯としては、住戸内に火災が発生したことを表示する火災灯17aと、管理人が伝言を聞いていることを知らせる伝言灯17bと、住戸内で水漏れを検知したことを表示する水漏れ灯17cと、管理人からメッセージがあることを表示するメッセージ灯17dと、管理人が宅配便の荷物を預かっていることを表示する宅配灯17eと、ロビーインターホンからの呼出であることを表示するロビー灯17f等を備えており、火災や防犯などの様々な状態を文字や絵文字で示している。なお、これらの表示は、赤、黄、緑など、点灯や点滅の色を変えるようにしてもよい。
【0029】
また、操作ボタンとしては、火災を確認したときに操作する非常ボタン15aと、セキュリティ機器の作動が誤作動などであって、出力している警報音を停止させるために操作する停止ボタン15bと、共同玄関の電気錠を解錠するために操作する解錠ボタン15cと、管理人室を呼び出すために操作する管理呼ボタン15dなどを備えている。
【0030】
なお、各表示灯の点灯や点滅、操作ボタンの操作がされるときには、同時に、音声出力回路18によって、警報音や報知音が出力される。
次に、セキュリティインターホン装置1にセキュリティ機能を設定するときの動作を、図4にフローチャート(100〜113)で示す。ここでは、セキュリティ機能は、プリント基板の実装段階や最終完成段階において行う、インターホン装置1に対する各種テスト(113)の実施前に、設定できるようになっており、また、火災や防犯などの標準以外の機能が、各システムや住戸に応じて設定できるようになっている。
【0031】
まず、インターホン装置1をテストモードにするための設定を行ってから(100)、電源スイッチ11aを操作して電源を投入する(101)。例えば、テストモード用の設定とは、通常はアドレスなどを設定するために操作する、操作部15のディップスイッチを特定の設定にしたり、特定の端子間を治具を用いて短絡させたり、特定の操作ボタンを操作することであり、ここでは、これらの設定をしたまま、電源を投入している。
【0032】
すなわち、ここでは、セキュリティ監視中には行わない操作をしたときにのみ、セキュリティ機能を設定するための操作が有効になるようにしている。これによって、住戸人が誤ってセキュリティ機能を設定したり、変更したりすることがない。
次に、操作部15のボタンを操作すると、その操作したボタンに対応したセキュリティ機能が設定される(102)。ここでは、セキュリティ機能を設定するための操作ボタンは、セキュリティ監視中に操作する操作ボタンで兼用できるようになっている。これによって、セキュリティ機能を設定するために、専用の操作ボタンなどを設ける必要がない。更に、ここでは、設定されるセキュリティ機能と、操作ボタン及び確認のための表示灯は、関連がある連想しやすい関係になっているので、設定作業がスムーズに実施できる。
【0033】
新たにセキュリティ機能を設定しないときには、非常ボタン15aを操作すれば、各テストに移行する(113)。
解錠ボタン15cを操作すれば、エレベータコール機能がキーマトリクス16に設定され、確認のためにロビー灯17fが点灯する(103,104)。
停止ボタン15bを操作すれば、水漏れ検知機能がキーマトリクス16に設定され、確認のために水漏れ灯17cが点灯する(106,107)。また、所定時間内(例えば3秒以内)に続けて停止ボタン15bが操作(2回操作)されたときには、スプリンクラ作動検知機能がキーマトリクス16に設定され、確認のために火災灯17aが点灯する(105,108,109)。
【0034】
管理呼ボタン15dを操作すれば、管理呼限定機能がキーマトリクス16に設定され、確認のためにメッセージ灯17dが点灯する(110,111)。
セキュリティ機能の設定を終了するときには、非常ボタン15aを操作すれば、確認のために点灯している表示灯はすべて消灯し(112)、各テストを開始する(113)。
【0035】
ここに、テストには、表示回路17による表示灯の点灯あるいは点滅を確認する表示テスト、音声出力回路18によるスピーカSPからの警報音出力、ドアホン子器回路19を介したドアホン子器Dからのバックトーン出力を確認する、音声テスト及びバックトーンテスト、操作部15の各スイッチ操作(ボタン操作)を確認するスイッチテスト、各セキュリティ機器の外部入力を確認する外部入力テストなどがある。
【0036】
以上には、セキュリティ機能として、水漏れ検知機能と、スプリンクラ作動検知機能と、エレベータコール機能と、管理呼限定機能とが設定できるようになっているが、本発明はこれらに限定されることはない。
次に、以上の手順によって設定されたセキュリティ機能の各々について説明する。
【0037】
まず、水漏れ検知機能について説明する。図5は、水漏れ検知をするための構成の例を示した図である。図5(a)の構成では、セキュリティインターホン装置1のコール端子に接続されるコントローラ5aには、インターホン装置1から電源が供給されるようになっており、図5(b)の構成では、セキュリティインターホン装置1のコール端子に接続されるコントローラ5b自身に電源が供給されるようになっている。
【0038】
コントローラ5a,5bに接続される水漏れセンサ4a,4bは、バスやトイレ、台所などの水漏れを検知するようになっており、所定量以上の水漏れを検知すると、コントローラ5a,5bからインターホン装置1に、代表信号として水漏れ検知信号を送出する。
すなわち、インターホン装置1は、セキュリティ機器として水漏れを検知する水漏れセンサ4a,4bを接続して、水漏れ検知機能が設定記憶されている状態において、水漏れセンサ4a,4bが水漏れを検知したときには、その水漏れを検知したことを、水漏れ灯17cを点灯あるいは点滅させたり、「プップップー水漏れです」といった音声メッセージを出力して報知する。
【0039】
次に、スプリンクラ作動検知機能について説明する。図6は、この機能を実現するための構成の例を示した図である。
セキュリティインターホン装置1には、火災を検知したときに作動するスプリンクラspを接続している。スプリンクラspには、火災感知器S1を接続した感知器回線Lsに、火災感知器S1と並列に、常開接点である第1の作動接点(ア)を設けており、また、この接点(ア)と直列に、スプリンクラspの制御弁が閉止したときに開く常閉接点(ウ)を設けている。また、インターホン装置1は、スプリンクラ監視回線Lspに設けた、常開接点である第2の作動信号(イ)によってスプリンクラspの作動を監視している。常閉接点(ウ)が開いたときには、インターホン装置1は、感知器回線Lsの断線を検出したときと同じ警報出力を行う。
【0040】
図7は、スプリンクラ作動検知機能の動作を示すタイムチャートである。図7(a)は、第1の作動接点(ア)と第2の作動接点(イ)の両方を設けている場合、同図(b)及び(c)は、第1の作動接点(ア)は設けておらず、第2の作動接点(イ)のみを設けている場合である。
同図(a)では、火災感知器S1が発報する(火災入力)とともに、スプリンクラspが作動し、第1と第2の作動接点(ア、イ)が閉じると(スプリンクラ入力)、インターホン装置1では、誤報を防ぐため、所定の蓄積時間t(例えば3秒)の間、火災入力が継続するのを待ってから、火災確定を示す警報を表示や音声で出力するとともに、火災信号とスプリンクラ信号を統合盤2に送出する。統合盤2では、これらの信号を受信すると、復旧操作を行うまで、各々の表示(火災、スプリンクラ)を行う。
【0041】
すなわち、インターホン装置1は、セキュリティ機器としてスプリンクラspを接続して、スプリンクラ作動検知機能が設定記憶されている状態において、スプリンクラspの作動を検知したときには、火災が確定したとして、火災灯17aを点灯あるいは点滅させたり、例えば「ファンフォン、ファンフォン、火事です。火事です。火災が発生しました。安全を確認の上、避難して下さい。ビュービュービュー」といった音声メッセージを出力して報知する。
【0042】
同図(b)では、火災感知器S1の発報を、スプリンクラspの作動よりも先に検知した場合であり、インターホン装置1では、所定の蓄積時間tの間、火災入力が継続するのを待ってから、感知器作動を示す警報を出力するとともに、感知器作動信号を統合盤2に送出する。そして、第2の作動接点(イ)が閉じたときには、火災確定を示す警報を出力するとともに、火災信号及びスプリンクラ信号を統合盤2に送出する。
【0043】
インターホン装置1では、火災感知器S1の作動を検知した段階では、火災灯17aを点灯あるいは点滅させたり、例えば「ファンフォン、ファンフォン、火災感知器が作動しました。確認して下さい。」といった音声メッセージを出力して報知する。そして、火災が確定すると、上記と同様に、避難を促す音声メッセージを出力して報知する。
【0044】
統合盤2では、感知器作動信号を受信したときには、その表示を行い、火災信号を受信すると、感知器作動表示を火災表示に切り替え、復旧操作を行うまで表示する。また、スプリンクラ信号を受信すると、スプリンクラ表示を行い、復旧操作を行うまで表示する。
同図(c)では、火災感知器S1の発報よりも、スプリンクラspの作動を先に検知した場合であり、インターホン装置1では、第2の作動接点(イ)が閉じたときには、蓄積動作は行わずに、火災確定を示す警報を出力するとともに、火災信号及びスプリンクラ信号を統合盤2に送出する。これに対して統合盤2では、これらの信号を受信すると、復旧操作を行うまで、各々の表示(火災、スプリンクラ)を行う。
【0045】
次に、エレベータコール機能について説明する。
図2に示したように、各住戸のセキュリティインターホン装置1は、管理人室に設置された統合盤2を介して、エレベータ制御盤3に接続している。エレベータコール機能は、小規模高級マンション、寒冷地マンション、超高層マンションなどに好適な機能であり、インターホン装置1を操作して、エレベータの呼出ができるようになっている。すなわち、エレベータコール機能が設定記憶されている状態において、エレベータコール操作がされたときには、エレベータ制御盤3によってエレベータを作動させることができる。
【0046】
このときの動作を、図8のフローチャート(200〜204)に示す。解錠ボタン15cは、エレベータ呼出ボタンを兼用しており(図3参照)、解錠ボタン15cを操作すると(200)、多重伝送線L1を通じて、統合盤2に解錠信号を送出する(201)。統合盤2は、このとき、その解錠信号を送出したインターホン装置1が、ロビーインターホンとインターホン通話中であるかによって、エレベータ制御盤3に送出する制御信号を決める(202)。
【0047】
インターホン通話中であれば、ロビーの電気錠を解錠するとともに、ロビーがある1階にエレベータが停止するように制御信号を送出し(203)、一方、インターホン通話中でなければ、呼出住戸階にエレベータが停止するように制御信号を送出する(204)。
なお、統合盤2は、ロビーインターホンから解錠信号を受信したときには、ロビーの電気錠を解錠するとともに、ロビーがある1階にエレベータが停止するように制御信号を送出する。
【0048】
次に、管理呼限定機能について説明する。この機能は、各住戸のセキュリティインターホン装置1から、管理人室に設置された統合盤2を、いつでも呼出できることを防ぎ、呼び出しできるときを制限するものである。すなわち、インターホン装置1では、管理呼限定機能が設定記憶されている状態において、統合盤2から呼出を許可する設定がされた後に、管理人室の呼び操作がされたときには、統合盤2を呼び出すことができる。
【0049】
図9には、このときの動作をフローチャート(300〜304)で示している。管理呼ボタン15dを操作したときに(300)、メッセージ灯17d、伝言灯17b、宅配灯17eのいずれかが点灯していれば、統合盤2を呼び出し、統合盤2側で応答すれば、通話線(L1)を通じてインターホン通話が出来る(301〜303)。ところが、メッセージ灯17d、伝言灯17b、宅配灯17eのすべてが点灯していなければ、統合盤2を呼び出すことができない(301,304)。
【0050】
統合盤2から呼出を許可する設定をする場合とは、上記したように、管理人から住戸人にメッセージがある場合、管理人が留守中に訪問してきた人の伝言を聞いている場合、管理人が留守中に配達された荷物を預かっている場合などがある。これらの場合、統合盤2は、多重伝送線L1を通じ、セキュリティインターホン装置1に呼出を許可する信号を送出し、各々の表示灯17d,17b,17eを点灯あるいは点滅させる。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1〜請求項7に記載のセキュリティインターホン装置では、簡単なボタン操作などによってセキュリティ機能を記憶させておけば、この記憶させたセキュリティ機能に対応したセキュリティ機器が異常を検知したときに、その異常を報知する。したがって、従来のようにハード的な設定を行う必要がなく、各システムが導入されている現場において、容易にセキュリティ機能を設定することが出来る。また、セキュリティ監視の構成が異なる警報監視システムでも、同じインターホン装置を使用できるので、品種が集約でき、合理化が図れる。更に、システムの仕様変更を行う場合でも、インターホン装置を取り外したりする必要がないため、省施工化が図れる。特に請求項1では、管理呼限定機能を、インターホン装置に容易に設定することが出来る。
【0052】
特に、請求項2では、セキュリティ機能を設定するための操作手段を、セキュリティ監視中の操作にも兼用できるので、セキュリティ機能を設定するために、専用の操作ボタンなどを設けなくてもよい。
請求項3では、セキュリティ監視中には行わない操作をしたときにのみ、セキュリティ機能を設定するための操作が有効になるので、住戸人が誤ってセキュリティ機能を設定したり、変更したりすることがない。
【0053】
請求項4では水漏れ検知機能を、請求項5ではスプリンクラ作動検知機能を、インターホン装置に容易に設定し、各々のセキュリティ機能を果たすことが出来る。また、請求項6ではエレベータコール機能を、インターホン装置に容易に設定することが出来る。
請求項に記載の警報監視システムは、各住戸に設置されたセキュリティインターホン装置に、必要とするセキュリティ機能を容易に設定できるので、同じインターホン装置を使用することができ、品種集約といった合理化が図れる。また、システムの仕様変更を行う場合でも、インターホン装置を取り外したりする必要がないため、省施工化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセキュリティインターホン装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の警報監視システムの構成の一例を示す図である。
【図3】本発明のセキュリティインターホン装置の外観の例を示す図である。
【図4】セキュリティインターホン装置の動作の例を示すフローチャートである(セキュリティ機能設定)。
【図5】水漏れセンサを接続する構成を示した図である。
【図6】スプリンクラを接続する構成を示した図である。
【図7】セキュリティインターホン装置の動作の例を示すタイムチャートである(スプリンクラ作動検知機能)。
【図8】セキュリティインターホン装置の動作の例を示すフローチャートである(エレベータコール機能)。
【図9】セキュリティインターホン装置の動作の例を示すフローチャートである(管理呼限定機能)。
【符号の説明】
1 セキュリティインターホン装置
10 信号処理部
12 判別回路
13 多重伝送回路
15 操作部
15a 非常ボタン
15b 停止ボタン
15c 解錠ボタン
15d 管理呼ボタン
16 キーマトリクス
17 表示回路
17a 火災灯
17b 伝言灯
17c 水漏れ灯
17d メッセージ灯
17e 宅配灯
17f ロビー灯
18 音声出力回路
2 統合盤
3 エレベータ制御盤
4a,4b 水漏れセンサ
sp スプリンクラ

Claims (7)

  1. 住戸内の異常を検知するために設置された1又は複数のセキュリティ機器を接続したインターホン装置において、
    上記セキュリティ機器によるセキュリティ機能を設定するために操作する操作手段と、上記操作手段を操作して設定されたセキュリティ機能を記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されたセキュリティ機能に対応したセキュリティ機器が異常を検知したときに、その異常を報知する報知手段とを備え
    管理人室に設置された監視盤を更に接続しており、
    上記操作手段を操作して、上記記憶手段に管理呼限定機能が記憶されている状態において、上記監視盤から呼出を許可する設定がされた後に、管理人室の呼び操作がされたときには、上記監視盤を呼び出すことを特徴とするセキュリティインターホン装置。
  2. 上記操作手段は、セキュリティ監視中の操作にも兼用できることを特徴とする、請求項1に記載のセキュリティインターホン装置。
  3. 上記操作手段は、セキュリティ監視中には行わない操作をしたときにのみ、その操作が有効になることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のセキュリティインターホン装置。
  4. 上記セキュリティ機器として、水漏れを検知する水漏れセンサを接続し、
    上記報知手段は、上記操作手段を操作して、上記記憶手段に水漏れ検知機能が記憶されている状態において、上記水漏れセンサが水漏れを検知したときには、その水漏れを検知したことを報知することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のセキュリティインターホン装置。
  5. 上記セキュリティ機器としてスプリンクラを接続し、
    上記報知手段は、上記操作手段を操作して、上記記憶手段にスプリンクラ作動検知機能が記憶されている状態において、上記スプリンクラが作動したときには、そのスプリンクラが作動したことを報知することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のセキュリティインターホン装置。
  6. 管理人室に設置された監視盤を介し、エレベータ制御盤を更に接続しており、
    上記操作手段を操作して、上記記憶手段にエレベータコール機能が記憶されている状態において、エレベータコール操作がされたときには、上記エレベータ制御盤によってエレベータを作動させることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のセキュリティインターホン装置。
  7. 各住戸に設置された請求項1〜請求項のいずれかに記載のセキュリティインターホン装置を、多重伝送線及び通話線を介して、集合住宅の管理人室に設置された監視盤に接続して構成される警報監視システム。
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