JP4032299B2 - 住宅情報盤および防災監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高層マンション等の共同住宅の各住戸内、特に上層階(例えば11階)以上の各住戸内に設置されたスプリンクラーヘッドの動作等を制御する共同住宅用スプリンクラー設備を、スプリンクラーヘッドが設置されていない住戸と同一の住宅情報盤と、例えば管理室に設置された共同住宅用火災報知設備を制御する住棟受信機の機能および共同住宅インターホン通話設備を制御する通話制御盤の機能等を含む複合盤とにより制御および監視する防災監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のマンション等の共同住宅には、火災の発生を監視し、火災が発生した場合はその火災を報知する共同住宅用火災報知設備(以下、「火災報知設備」という)が設けられている。このような火災報知設備は、図7に示すように、共同住宅の管理室等に設置され火災報知設備全体を制御する住棟受信機41と、各住戸内に設置される住宅情報盤42および火災感知器43と、各住戸の玄関先に設置されインターホン通話機能を有するドアホン44とを備えている。
【0003】
また、消防車のハシゴが届かない高層マンションには、消火区画を住戸単位とするための共同住宅用スプリンクラー設備(以下、「スプリンクラー設備」という)が設けられている。このスプリンクラー設備は、図7に示すように、スプリンクラー設備全体を制御する住棟受信機41と、各住戸内に設置される住宅情報盤42Aおよびスプリンクラーヘッド47と、各住戸の玄関先に設置されインターホン通話機能を有するドアホン44と、各住戸の戸外に設けられ、例えば地下または屋上等に設置された貯水槽48と、貯水槽48からの主消火配管49から各階に分岐されさらに各住戸に分岐されてスプリンクラーヘッド47に接続された分岐管50に設けられた流水検知装置51と、貯水槽48の消火用水を汲み上げるポンプ52を制御する消火用ポンプ制御盤53とを備えている。
【0004】
なお、45は住棟受信機41とともに管理室等に設置された通話制御盤で、共同住宅の例えば1階に設けられた共同玄関のドアの近傍に設置された共同玄関機46と、各住戸の住宅情報盤42,42A(各住戸のドアホン44を介する)とに接続され、共同玄関、各住戸および管理室の通話等のインターホン通話設備を制御している。そして、住棟受信機41等を備えた火災報知設備と、通話制御盤45等を備えたインターホン通話設備と、スプリンクラーヘッド47および流水検知装置51等を備えたスプリンクラー設備とともに、共同住宅システム40を構成している。
【0005】
このように構成された共同住宅システム40を有する共同住宅において、火災感知器43が設置された住戸の場合、各住戸に設置された火災感知器43が火災を感知すると、その旨の信号がドアホン44を介して住宅情報盤42に送られ、この信号を受信した住宅情報盤42は、住人に対して火災感知器43が作動した旨を報知し、住人が火災を確認して住宅情報盤42の確定スイッチを操作すると、住宅情報盤42から火災確定信号が住棟受信機41に出力され、住棟受信機41は共同住宅内に火災警報を発動するようになっている。
【0006】
また、11階以上のスプリンクラーヘッド47が設置された住戸の場合、スプリンクラーヘッド47が火災を感知して放水を開始すると、流水検知装置51が分岐管50等の配管に流れる水を検知してその旨の信号を住棟受信機41に送信し、住棟受信機41は消火用ポンプ制御盤53を介してポンプ52を駆動させるとともに、火災が発生した階および直上階の各住戸の住宅情報盤42Aに火災警報を発動する。また、流水検知装置51の流水検知信号は住宅情報盤42Aにも送信され、その信号を受信した住宅情報盤42Aは、住戸内に火災警報を発動する(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−105928号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の共同住宅システム40は、スプリンクラーヘッド47が設置された住戸から火災が発生した場合、スプリンクラーヘッド47が火災を感知して放水を開始すると、流水検知装置51が流水を検知して住棟受信機41に流水検知信号を送信する。しかしながら、流水検知装置51から住棟受信機41に送信される流水検知信号の信号ライン、つまり制御線L41,L51は、各階毎に設けられているため、多配線で複雑になってしまうとともに、住棟受信機41ではどの階で火災が発生したかを検知することはできる(制御線毎に検知できる)ものの、どの住戸から火災が発生したかを検知することができないという問題があった。また、どの住戸から火災が発生したかを検知する場合には、制御線の配線を各住戸に対してそれぞれ行わなければならないため、さらに多配線になってしまうという問題があった。さらに、スプリンクラーヘッド47が設置された11階以上の各住戸において、火災感知器43が設置された10階以下の各住戸の住宅情報盤42を使用しようとすると、火災感知器43が作動した場合の信号を送受信する端子の他にスプリンクラーヘッド47が作動した場合の信号を送受信する専用端子が必要となり、住宅情報盤42の構造が複雑になってしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、火災感知器が接続可能な住宅情報盤にスプリンクラーヘッドも接続可能に構成し、省配線化が図れて住戸単位での作動を認識することのできる住宅情報盤および防災監視システムを得ることを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る住宅情報盤は、共同住戸の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤において、自住戸にスプリンクラーヘッドが設置されているかを設定する設定スイッチと、火災感知器またはスプリンクラーヘッドからの信号が入力される火災信号入力端子と、スプリンクラーヘッドまたはバスコールボタンおよびトイレコールボタンのいずれかの信号が入力されるコール信号入力端子と、火災警報を制御する火災警報制御部とを備え、該火災警報制御部は、設定スイッチの設定により、火災感知器が接続されたシステムとして機能し、火災信号入力端子の入力信号を火災感知器による火災検知信号、コール信号入力端子の入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、または、スプリンクラーヘッドが接続されたシステムとして機能し、火災信号入力端子の入力信号をスプリンクラーヘッドによる火災検知信号、コール信号入力端子の入力信号をスプリンクラー放出信号として取り込み、火災検知信号およびスプリンクラー放出信号の双方がある場合はスプリンクラー放出の警報を行い、火災検知信号のみの場合は火災警報を行うものである。
【0013】
本発明に係る防災監視システムは、共同住宅の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤と、該各住宅情報盤と接続される複合盤とからなる防災監視システムにおいて、住宅情報盤は、複合盤に各入力信号を住戸番号とともに送信し、複合盤は、スプリンクラーヘッドが設置されている住戸の住戸階を設定する設定手段が設けられ、設定手段の設定情報に基づいて各入力信号を送信した住宅情報盤の住戸階を住戸番号から判定し、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階でないときに、各入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階であったときに、各入力信号を火災検知信号およびスプリンクラー放出信号としてそれぞれ読み替え、該認識した信号に基づいて警報制御動作を行うものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用される共同住宅システムの構成を示す系統図、図2は本発明の実施の形態の要部のブロック図である。図において、1は共同住宅の各住戸に設けられた住宅情報盤で、共同玄関のドアを解錠させる機能と、自住戸の玄関先のドアホン2、共同玄関および管理室における通話機能と、自住戸内の火災感知器3、または自住戸内のスプリンクラーヘッド8に接続されて自住戸の玄関先等に設置された流水検知装置9等に基づく火災、ガス漏れおよび防犯等の警報機能等とを備えている。そして、火災感知器3または流水検知装置9のいずれか、ドアホン2および後述する複合盤に通信制御線L1,L2,L3,L7,L8を介して接続されている。
【0016】
4は例えば管理室に設置された複合盤で、共同玄関のドアを解錠させる機能、各住戸、管理室および共同玄関における通話および通信の制御機能等を備えたインターホン通話設備と、各住戸における火災、ガス漏れおよび防犯等の警報機能、各住戸の火災感知器3の遠隔試験制御機能等を備えた火災報知設備と、各住戸内に設置されたスプリンクラーヘッド8による火災警報機能、スプリンクラーヘッド8への消火用水の供給制御機能等を備えたスプリンクラー設備とが複合されていて、各住戸の住宅情報盤1、共同玄関に設けられた共同玄関機5、共同住宅の共有部6および後述する消火用ポンプ制御盤に通信制御線L1,L4,L5,L6を介して接続されている。
【0017】
また、住宅情報盤1および複合盤4等は、通常、常用電源(図示せず)から電源を得ているが、常用電源から電源供給が絶たれた際には非常電源7から電源を得るようになっている。そして、これらにより共同住宅における共同住宅システム30が構成されている。なお、通信制御線L1〜L7は、解錠時の信号および警報時の信号などの制御信号が送受信される制御線と、ドアホン、共同玄関および管理室における通話時の信号および警報時の信号などの音声信号が送受信される通話線を含む。
【0018】
住宅情報盤1は、図1および図2に示すように、複合盤4との通信信号を送受信する通信部11と、火災感知器3または流水検知装置9に接続されたスプリンクラーヘッド8が作動した時の信号と後述する設定スイッチの設定とに基づいて、火災感知器3が接続されている場合のシステムまたはスプリンクラーヘッド8が接続されている場合のシステムとして火災を警報する火災警報制御部12と、火災感知器3またはスプリンクラーヘッド8の作動時の信号が入力されるC,L端子13と、トイレおよびバスにそれぞれ設置されたトイレコールボタン25aおよびバスコールボタン25bが押された場合にそれぞれの信号が入力されるC1端子14およびC2端子15と、スプリンクラーヘッド8が設置されているかいないかを設定するDIPスイッチの如き設定スイッチ16とを備えている。そして、例えば11階以上のスプリンクラーヘッド8が設置された住戸の場合は、設定スイッチ16をON状態に設定し、トイレコールボタン25aからの信号が入力されるC1端子14に流水検知装置9からのスプリンクラーヘッド8の放出信号(流水検知信号)を入力させるとともに、バスコールボタン25bからの信号が入力されるC2端子15に流水検知装置9からのスプリンクラーヘッド8の点検信号を入力させる。
【0019】
なお、11階以上の各住戸は、トイレおよびバスにそれぞれ設置されるトイレコールボタン25aおよびバスコールボタン25bが省略され、設定スイッチ16の入力は火災監視を行う前に設定しておく。また、10階以下の各住戸は、トイレおよびバスにトイレコールボタン25aおよびバスコールボタン25bがそれぞれ設置され、各ボタン25a,25bが押されると、C1端子14にトイレコール信号が入力され、C2端子15にバスコール信号が入力される。また、トイレコールボタン25aおよびバスコールボタン25bは、詳細に示さない非常ボタン(図示せず)の入力として統合させることも可能である。
【0020】
流水検知装置9は、図1および図2に示すように、例えば地下または屋上等に設置された貯水槽28からの主消火配管29から各階に分岐されさらに各住戸に分岐されてスプリンクラーヘッド8に接続された分岐管17に設けられており、スプリンクラーヘッド8が放水した場合に分岐管17を流れる水を検知するフローデテクタ91と、分岐管17の開閉を手動で行うための制御弁(常時開)92と、フローデテクタ91の動作点検を行う場合の試験排水弁(常時閉)93と、試験排水弁93が操作されて開放された場合にその開放を検出するリミットスイッチ94と、試験排水の流量をスプリンクラーヘッド8の1個分とするためのオリフィス95とを備えている。
【0021】
複合盤4は、図1および図2に示すように、例えばLCDからなる表示部18と、表示部18の画面に表示された操作キーおよび表示部18の近傍に設けられた操作キー等からなり、例えばスプリンクラーヘッド8が設置された住戸が何階以上であるかを操作する操作部19と、操作部19の操作に基づいてスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかを設定して記憶部20に記憶させる設定部21と、住宅情報盤1との通信信号を送受信し、通信信号が送られてきた住宅情報盤1の住戸がスプリンクラー設置階以上のときに、住宅情報盤1からの各信号をそれぞれ火災検知信号、スプリンクラー放出信号およびスプリンクラー点検信号に読み替えて取り込む通信制御部22と、設定部21の設定に基づいて表示部18への表示を制御するとともに、通信制御部22の通信信号に基づいて表示部18への表示を制御する表示制御部23と、火災発生時および火災感知器3またはスプリンクラー設備の点検時の警報音および報知音を出力する火災警報部24とを備えている。また、複合盤4は、住宅情報盤1からのスプリンクラーヘッド8の放出信号(流水検知信号、読替後は火災検知信号)に基づいて、貯水槽28の消火用水を汲み上げるポンプ27を制御する消火用ポンプ制御盤26にポンプ駆動信号を送信し、スプリンクラーヘッド8側へ水を供給する。なお、スプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかを設定して記憶部20に記憶させる操作は、火災監視を行う前に設定しておく。
【0022】
そして、住宅情報盤1、火災感知器3またはスプリンクラーヘッド8、流水検知装置9および複合盤4により、火災報知設備およびスプリンクラー設備を備えた防災監視システムが構成される。
【0023】
次に、このように構成された共同住宅システム30における防災監視システムの作用について、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、火災感知器3が設置されている10階以下の各住戸の場合、通常、火災感知器3により火災発生の監視を行っており、ある住戸に設置された火災感知器3が火災を感知すると、その旨の信号が自住戸の住宅情報盤1のC,L端子13に送られ、この信号を受信した住宅情報盤1は、設定スイッチ16の設定により、火災感知器3が接続されたシステムとしてC,L端子13に入力された信号を火災検知信号として取り込み、火災警報制御部12により住宅情報盤1およびドアホン2に設けられた火災灯を点滅させるとともに、住宅情報盤1およびドアホン2に設けられたスピーカにより火災の旨の音声を出力し、住人および同階の住人に対して火災警報を行う。そして、住宅情報盤1は、通信部11により複合盤4に住戸番号を付加して火災検知信号を送信する。
【0024】
複合盤4は、通信制御部22によって住戸番号および火災検知信号を受信すると、記憶部20に記憶されているスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかの情報に基づいて、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階以上の住戸であるかを受信した住戸番号から判定し、その階未満の住戸であればスプリンクラー設置階以上の住戸でないので、火災検知信号をそのままの信号として取り込み、表示制御部23を介して表示部18に火災感知器3により感知した火災発生住戸番号および火災発生を示す表示を行うとともに、通信制御部22により火災発生階および直上階の各住戸の住宅情報盤1に火災発生信号を送信し、図示しない火災灯の点滅および火災の旨の音声の出力を行なわせる。
【0025】
また、火災感知器3が設置されている10階以下の各住戸の場合において、トイレに設置されたトイレコールボタン25aが操作されると、住宅情報盤1のC1端子14にトイレコール信号が入力される。ついで、住宅情報盤1は、設定スイッチ16の設定により、火災感知器3が接続されたシステムとしてC1端子14に入力された信号をトイレコール信号としてそのまま取り込み、火災警報制御部12により住宅情報盤1に設けられた図示しないコール灯を点滅させるとともに、図示しないスピーカよりトイレコールの旨の音声を出力し、住人に対してトイレコール警報を行う。そして、住宅情報盤1は通信部11により複合盤4にトイレコール信号としてのC1端子14の入力信号を住戸番号とともに送信する。
【0026】
複合盤4は、通信制御部22よりC1端子14の入力信号および住戸番号を受信すると、記憶部20に記憶されているスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかの情報に基づいて、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階以上の住戸であるかを受信した住戸番号から判定し、その階未満の住戸であればスプリンクラー設置階以上の住戸でないので、トイレコール信号としてのC1端子14の入力信号をそのままの信号として取り込み、表示制御部23を介して表示部18にトイレコールが発生した住戸番号およびトイレコールを示す表示を行う。なお、バスコールボタン25bが操作された場合も同様である。
【0027】
次に、スプリンクラーヘッド8が設置されている11階以上の各住戸の場合、通常、スプリンクラーヘッド8により火災発生の監視を行っている火災監視モードの共同住宅システム30において(図3のS1)、ある住戸から火災が発生し、その住戸のスプリンクラーヘッド8が熱開放して放水を開始すると、流水検知装置9のフローデテクタ91が分岐管17内の流水を検知し、流水検知信号を住宅情報盤1のC,L端子13およびC1端子14に出力する。住宅情報盤1は、C,L端子13およびC1端子14に信号入力があると(S2,S3)、火災警報制御部12により設定スイッチ16がON状態(スプリンクラーヘッド8が設けられている状態)であるかを判定し(S4)、ON状態である場合はスプリンクラーヘッド8が接続されたシステムとしてC,L端子13およびC1端子14の入力信号(流水検知信号)を火災検知信号およびスプリンクラー放出信号とし(S5)、住宅情報盤1およびドアホン2に設けられた火災灯を点滅させるとともに、住宅情報盤1およびドアホン2に設けられたスピーカによりスプリンクラー放出の旨の音声を出力し、住人および同階の住人に対して火災警報を行う(S6,S7)。そして、C1端子14の入力信号をトイレコール信号として取り込まないため、火災警報制御部12により通常のトイレコール警報を行わず(S8)、通信部11により複合盤4にC,L端子13およびC1端子14の入力信号を住戸番号とともに送信する(S9)。
【0028】
なお、ステップS3において、C1端子14に信号入力がなかった場合は、火災感知器3が接続されている場合と同様の火災警報処理を行う(S16)。また、ステップS4において、設定スイッチ16がOFF状態(スプリンクラーヘッド8が設けられていない状態)であると判定した場合は、住宅情報盤1を火災感知器3が接続されたシステムとして通常のトイレコール警報処理および火災警報処理を行う(S15,S16)。
【0029】
次に、複合盤4は、通信制御部22により住宅情報盤1からC,L端子13およびC1端子14の入力信号および住戸番号を受信すると、記憶部20に記憶されているスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかの情報に基づいて、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階以上の住戸であるかを受信した住戸番号から判定し(S10)、スプリンクラー設置階以上の住戸であれば、各信号をスプリンクラーヘッド8により感知した火災検知信号およびスプリンクラー放出信号として読み替えて取り込み(S11)、図4に示すように、表示制御部23を介して表示部18に火災発生住戸番号および火災発生を示す表示と、スプリンクラーヘッド8が作動している住戸番号およびスプリンクラーヘッド8が作動(放出)したことを示す表示とを行うとともに(S12,S13)、火災警報部24により火災警報音を出力させる(S14)。なお、ステップS10において、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階未満の住戸であると受信した住戸番号から判定した場合は、各信号をそのまま火災検知信号およびトイレコール信号として取り込み、通常のトイレコール警報処理および火災警報処理を行う(S15,S16)。
【0030】
また、スプリンクラーヘッド8が設置されている11階以上の各住戸で常時の火災発生の監視中に、スプリンクラー設備の機能点検のため、流水検知装置9の試験排水弁93を手動等により操作すると、その試験排水弁93の操作をリミットスイッチ94が検出し、検出信号を住宅情報盤1のC2端子15に出力する(S1,S2)。住宅情報盤1は、C2端子15に信号入力があると(S17)、火災警報処理部12により流水検知装置9のフローデテクタ91の流水検知信号がC1端子14に入力されたかを判定し(S18)、C1端子14に信号入力がない場合は、設定スイッチ16がON状態(スプリンクラーヘッド8が設けられている状態)であるかを判定する(S30)。設定スイッチ16がON状態のときは、スプリンクラーヘッド8が接続されたシステムとしてC2端子15に入力された検出信号をスプリンクラー点検信号とし(S31)、通常のバスコール警報を行わず(S32)、通信部11により複合盤4にC2端子15の入力信号を住戸番号とともに送信する(S33)。なお、ステップS30において、設定スイッチ16がON状態でないときは、火災感知器3が接続されたシステムとしてC2端子15に入力された信号をバスコール信号とし、通常のバスコール警報処理を行う(S38)。
【0031】
複合盤4は、通信制御部22により住宅情報盤1からのC2端子15の入力信号および住戸番号を受信すると、記憶部20に記憶されているスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかの情報に基づいて、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階以上の住戸であるかを受信した住戸番号から判定し(S34)、スプリンクラー設置階以上の住戸であれば、信号をスプリンクラー点検信号に読み替えて取り込み(S35)、図5に示すように、表示制御部23を介して表示部18にスプリンクラー設備を点検中の住戸番号および点検中を示す表示を行うとともに、火災警報部24により点検報知音を出力させる(S36,S37)。なお、ステップS34において、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設置階未満の住戸であると受信した住戸番号から判定したときは、信号をそのままバスコール信号として取り込み、通常のバスコール警報処理を行う(S38)。
【0032】
また、流水検知装置9の試験排水弁93の操作後(S1,S2)、住宅情報盤1は、C2端子15に信号入力があるとともに(S17)、火災警報処理部12により流水検知装置9のフローデテクタ91の流水検知信号がC1端子14に入力されたかを判定し(S18)、C1端子14に信号入力がある場合は、設定スイッチ16がON状態(スプリンクラーヘッド8が設けられている状態)であるかを判定する(S19)。
なお、フローデテクタ91の流水検知信号がC1端子14に入力されるとき、C,L端子13にも流水検知信号が入力されるが、C2端子15に検出信号がすでに出力されているため、住宅情報盤1はC,L端子13の入力信号を受け付けない。これにより、スプリンクラー設備の点検による火災警報を行わない。
ついで、設定スイッチ16がON状態であると、住宅情報盤1は、スプリンクラーヘッド8が接続されたシステムとして火災警報処理部12によりC2端子15に入力された検出信号をスプリンクラー点検信号とするとともに、C1端子14に入力された流水検知信号をスプリンクラー放出信号とし(S20,S21)、通常のバスコール警報およびトイレコール警報を行わず(S22,S23)、通信部11により複合盤4にC2端子15およびC1端子14の入力信号を住戸番号とともに送信する(S24)。なお、ステップS19において、設定スイッチ16がON状態でないときは、火災感知器3が接続されたシステムとしてC1端子14およびC2端子15に入力された信号をトイレコール信号およびバスコール信号とし、通常のトイレコール警報処理およびバスコール警報処理を行う(S15,S38)。
【0033】
複合盤4は、通信制御部22により住宅情報盤1からのC2端子15およびC1端子14の入力信号および住戸番号を受信すると、記憶部20に記憶されているスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているかの情報に基づいて、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設定階以上の住戸であるかを受信した住戸番号から判定し(S25)、スプリンクラー設定階以上の住戸であれば、各信号をスプリンクラー点検信号およびスプリンクラー放出信号に読み替えて取り込み(S26,S27)、図6に示すように、表示制御部23を介して表示部18にスプリンクラー設備を点検中の住戸番号およびスプリンクラーヘッド放出点検中を示す表示を行うとともに、火災警報部24により点検報知音を出力させる(S28,S29)。なお、ステップS25において、信号が送られてきた住宅情報盤1が設置された住戸がスプリンクラー設定階未満の住戸であると受信した住戸番号から判定したときは、信号をそのままトイレコール信号およびバスコール信号として取り込み、通常のトイレコール警報処理およびバスコール警報処理を行う(S15,S38)。
【0034】
このように、火災感知器3またはスプリンクラーヘッド8が設置された各住戸において、その住宅情報盤1にスプリンクラーヘッド8が設置された住戸であるか否かを設定する設定スイッチ16を設け、その設定スイッチ16の設定により、火災警報処理部12を火災感知器3が接続されたシステムとして機能させてC,L端子13、C1端子14およびC2端子15に入力される信号を火災検知信号、トイレコール信号およびバスコール信号として取り込み、または、スプリンクラーヘッド8が接続されたシステムとして機能させてC,L端子13、C1端子14およびC2端子15に入力される信号を火災検知信号、スプリンクラー放出信号およびスプリンクラー点検信号として取り込み、それぞれの信号に対応した動作を行うようにしたので、専用端子を設けることなく設定スイッチ16の設定のみでスプリンクラーヘッド8が設置される住戸と設置されていない住戸とで同一の住宅情報盤1を使用することができ、各物件に対応した住宅情報盤1を得ることができる。
【0035】
また、複合盤4では、スプリンクラーヘッド8の設置階以上を設定する設定部21とそれを記憶する記憶部20を設け、その記憶された情報に基づいて、住宅情報盤1からの信号を火災検知信号、トイレコール信号およびバスコール信号としてそのまま取り込み、または、火災検知信号、スプリンクラー放出信号およびスプリンクラー点検信号として読み替えて取り込み、それぞれの信号に対応した動作を行うようにしたので、住宅情報盤1と複合盤4との配線を省配線化することができるとともに、各物件に対応した防災監視システムを得ることができる。さらに、従来フロア単位でしか検知できなかったスプリンクラーヘッドの作動を住戸単位で検知することができ、火災発生および点検の住戸を複合盤4で容易に認識することができて、より正確に火災警報および点検等の出力を行うことができる防災監視システムを得ることができる。
【0036】
なお、上述の実施の形態では、複合盤4において、スプリンクラーヘッドの設置住戸を特定する設定として、記憶部20にスプリンクラーヘッド8が何階以上に設けられているか、つまりスプリンクラーヘッド8の設置階の最低階を設定して簡便に設定されている範囲を表しているが、その他の設定方式によって表すことも可能で、例えばスプリンクラーヘッド8が設定された全ての住戸番号を登録することで設定範囲を表すようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る住宅情報盤は、共同住戸の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤において、自住戸にスプリンクラーヘッドが設置されているかを設定する設定スイッチと、火災感知器またはスプリンクラーヘッドからの信号が入力される火災信号入力端子と、スプリンクラーヘッドまたはバスコールボタンおよびトイレコールボタンのいずれかの信号が入力されるコール信号入力端子と、火災警報を制御する火災警報制御部とを備え、該火災警報制御部は、設定スイッチの設定により、火災感知器が接続されたシステムとして機能し、火災信号入力端子の入力信号を火災感知器による火災検知信号、コール信号入力端子の入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、または、スプリンクラーヘッドが接続されたシステムとして機能し、火災信号入力端子の入力信号をスプリンクラーヘッドによる火災検知信号、コール信号入力端子の入力信号をスプリンクラー放出信号として取り込み、火災検知信号およびスプリンクラー放出信号の双方がある場合はスプリンクラー放出の警報を行い、火災検知信号のみの場合は火災警報を行うので、特別な構成にすることなく火災感知器およびスプリンクラーヘッドのいずれも接続可能な住宅情報盤を得ることができる。
【0040】
本発明に係る防災監視システムは、共同住宅の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤と、該各住宅情報盤と接続される複合盤とからなる防災監視システムにおいて、住宅情報盤は、複合盤に各入力信号を住戸番号とともに送信し、複合盤は、スプリンクラーヘッドが設置されている住戸の住戸階を設定する設定手段が設けられ、設定手段の設定情報に基づいて各入力信号を送信した住宅情報盤の住戸階を住戸番号から判定し、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階でないときに、各入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階であったときに、各入力信号を火災検知信号およびスプリンクラー放出信号としてそれぞれ読み替え、該認識した信号に基づいて警報制御動作を行うので、火災感知器が接続可能な住宅情報盤にスプリンクラーヘッドを接続可能に構成でき、省配線化が図れて住戸単位での作動を認識することのできる防災監視システムを得ることができる。また、スプリンクラーヘッドが接続可能な住宅情報盤に火災感知器を接続可能に構成でき、省配線化が図れて住戸単位での作動を認識することのできる防災監視システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される共同住宅システムの構成を示す系統図である。
【図2】 本発明の実施の形態の要部のブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態の作用を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態に係る表示部の火災発生時の画面を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る表示部のスプリンクラー点検時の画面を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る表示部のスプリンクラー放出点検時の画面を示す図である。
【図7】 従来の共同住宅システムの構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 住宅情報盤、3 火災感知器、4 複合盤、8 スプリンクラーヘッド、9 流水検知装置、12 火災警報制御部、13 C,L端子、14 C1端子、15 C2端子、16 設定スイッチ、21 設定部、22 通信制御部、25a トイレコールボタン、25b バスコールボタン。
Claims (2)
- 共同住戸の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤において、
自住戸にスプリンクラーヘッドが設置されているかを設定する設定スイッチと、
火災感知器または前記スプリンクラーヘッドからの信号が入力される火災信号入力端子と、
前記スプリンクラーヘッドまたはバスコールボタンおよびトイレコールボタンのいずれかの信号が入力されるコール信号入力端子と、
火災警報を制御する火災警報制御部とを備え、
該火災警報制御部は、前記設定スイッチの設定により、前記火災感知器が接続されたシステムとして機能し、前記火災信号入力端子の入力信号を前記火災感知器による火災検知信号、前記コール信号入力端子の入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、
または、前記スプリンクラーヘッドが接続されたシステムとして機能し、前記火災信号入力端子の入力信号を前記スプリンクラーヘッドによる火災検知信号、前記コール信号入力端子の入力信号をスプリンクラー放出信号として取り込み、前記火災検知信号および前記スプリンクラー放出信号の双方がある場合はスプリンクラー放出の警報を行い、前記火災検知信号のみの場合は火災警報を行うことを特徴とする住宅情報盤。 - 共同住宅の各住戸にそれぞれ設置される住宅情報盤と、該各住宅情報盤と接続される複合盤とからなる防災監視システムにおいて、
前記住宅情報盤は、前記複合盤に各入力信号を住戸番号とともに送信し、
前記複合盤は、スプリンクラーヘッドが設置されている住戸の住戸階を設定する設定手段が設けられ、前記設定手段の設定情報に基づいて前記各入力信号を送信した住宅情報盤の住戸階を前記住戸番号から判定し、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階でないときに、前記各入力信号をトイレコール信号またはバスコール信号として取り込み、住戸階がスプリンクラーヘッドの設置階であったときに、前記各入力信号を火災検知信号およびスプリンクラー放出信号としてそれぞれ読み替え、該認識した信号に基づいて警報制御動作を行うことを特徴とする防災監視システム。
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