JP3273306B2 - 集合住宅用警報監視統合盤及びこれを用いた集合住宅用警報監視統合システム - Google Patents

集合住宅用警報監視統合盤及びこれを用いた集合住宅用警報監視統合システム

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JP3273306B2
JP3273306B2 JP22845096A JP22845096A JP3273306B2 JP 3273306 B2 JP3273306 B2 JP 3273306B2 JP 22845096 A JP22845096 A JP 22845096A JP 22845096 A JP22845096 A JP 22845096A JP 3273306 B2 JP3273306 B2 JP 3273306B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、警報監視盤と集合
監視盤とを一体化させた構成の集合住宅用警報監視統合
盤及び、これを用いた集合住宅用警報監視統合システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマンションなどの集合住宅で
は、管理人室などに警報監視盤を設置する一方、各住戸
には住宅情報盤(住戸用受信機)を設置して、各住宅情
報盤と、警報監視盤、警報監視盤に更に接続されたロビ
ーインターホンとのインターホン通話を可能とするとと
もに、住宅情報盤に接続された火災感知器やガス漏れ警
報器などの発報があった場合には、このことが警報監視
盤に通知されるようにしている。
【0003】ところが、このような監視システムは、警
報監視盤による各住宅情報盤の集中監視が主目的である
ため、火災の発生時などに集合住宅全体や近隣住戸に対
して、自動的に火災報知を行い、避難誘導することがで
きなかった。そのため、近時では、管理人室などに、更
に火災受信機(住棟受信機)を設置し、これと各住戸の
住宅情報盤を接続したシステムが導入されており、住宅
情報盤に接続された火災感知器などが発報したときは、
火災受信機が、自動的に近隣住戸の住宅情報盤に火災の
発生を通知することによって、集合住宅全体で統合的に
警報監視を行い、住戸人が迅速に避難できるようにして
いる。
【0004】この集合住宅用監視システムの構成を図6
に示す。ここでは、火災受信機100は、予め設定され
た警戒区域として、各フロア毎(住戸#11,#12,
#13,…と住戸#21,#22,#23,…)の個別
配線によって、集合住宅の横方向に、各住戸の住宅情報
盤102を接続している(矢印ア)。
【0005】住宅情報盤102は、火災感知器Sが発報
すれば、アラームや音声メッセージなどで第1の火災警
報を出力する。この第1の火災警報は、火災感知器Sの
作動を報知するもので、実火災の発生か否かの確認を住
戸人に促すものである。例えば、「火災感知器が作動し
ました。確認して下さい」という様なメッセージであ
る。
【0006】続いて、第1の火災警報を出力したときか
ら、所定時間(例えば5分)が経過すれば、火災監視線
L100を介して、火災受信機100に火災報知信号を
出力する。ところが、所定時間内に、発報した火災感知
器Sが誤報であると確認され、警報停止のスイッチ操作
がされたときには、火災報知信号は出力しない。これに
対し、火災受信機100では火災報知信号を受信する
と、予め報知先として設定された近隣住戸の住宅情報盤
102に対し、警報制御信号が警報制御線L101を介
して、火災報知信号を出力した住戸と同一階、直上階な
どにある住戸等に送出される。
【0007】火災受信機100から警報制御信号を受け
た近隣住戸の住宅情報盤102では、第2の火災警報を
出力する。ここに、第2の火災警報は、実火災の発生を
報知するためのものであり、住戸人に避難、対処を求め
るものである。例えば、「火事です。火事です。○○で
火災が発生しました。安全を確認の上避難して下さい」
という様なメッセージである。
【0008】一方、警報監視盤101と各住戸の住宅情
報盤102とは、従来より多重伝送線で接続され、警報
監視盤をコントローラとした多重伝送方式で制御されて
おり、集合住宅の縦方向に配線され、各住戸に対し分岐
配線されているのが一般的である(矢印イ)。したがっ
て、このシステムでは、通話・監視制御線L103を通
じて、住宅情報盤102から警報監視盤101に、火災
警報を含めた異常信号が送出される一方、双方の間で呼
出がされれば、通話線L102を介したインターホン通
話を可能とする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
集合住宅用監視システムを使用する場合、図6に示すよ
うに、インターホン通話を主体とした、警報監視盤と各
住宅情報盤との配線と、火災監視・報知のための火災受
信機と各住宅情報盤との配線とが重複し、配線が複雑に
なり、施工が困難になっている。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、火災受信機と警報監視盤の機能を一体化させ
た構成の集合住宅用警報監視盤を提供することによっ
て、配線が簡略化できる集合住宅用警報監視統合システ
ムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1では、各住戸に設置されたセキュ
リティー監視機能と、インターホン通話機能を備えた住
宅情報盤に接続され、各住戸における異常監視制御と、
共同玄関から各住戸への呼出、通話制御を行う警報監視
盤と、住宅情報盤に接続され、火災などの異常の発生し
た住戸から警報信号を受けたときには、その住戸に近隣
する住戸に設置された住宅情報盤を通じて、異常警報を
統合的に行うための集合監視盤とを組み合わせて一体化
した構成の集合住宅用警報監視統合盤を提案する。
【0012】ここに、各住戸の住宅情報盤は、非常押釦
を有し、火災感知器、ガス漏れ警報器などを接続して、
セキュリティー監視機能を果たす一方、共同玄関のロビ
ーインターホン、玄関口のドアホン子器などからの呼出
に対するインターホン通話機能を備える。請求項2〜6
では、請求項1に記載の集合住宅用警報監視統合盤を用
いた集合住宅用警報監視統合システムを提案する。
【0013】請求項2では、警報監視統合盤の警報監視
盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、通話線、通話
・監視制御線を通じて接続されており、警報監視統合盤
の集合監視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、予
め設定した監視区域毎に設けた火災監視・制御線で接続
されて構成されている。ここに、通話線は、双方のイン
ターホン通話のみを可能としており、通話・監視制御線
は、インターホン通話のための呼出、通話制御と、各住
宅情報盤からの警報信号の監視を行う。火災監視・制御
線は、予め設定した監視区域毎に区分された複数の住宅
情報盤を一まとめにして接続しており、警報監視統合盤
において、監視区域内のいずれかの住宅情報盤から火災
報知信号を受けると、この監視区域に近隣した監視区域
に警報制御信号が出力される。
【0014】請求項3では、警報監視統合盤の警報監視
盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、通話線、通話
・監視制御線を通じて接続されており、警報監視統合盤
の集合監視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、火
災監視・制御線で接続されて構成されている。ここに、
火災監視・制御線は、すべての住宅情報盤にアドレスを
割り当て、多重伝送ラインで接続しており、警報監視統
合盤と住宅情報盤の間では、火災報知信号と警報制御信
号が送受される。
【0015】請求項4では、警報監視統合盤の警報監視
盤と各住戸に設置された住宅情報盤とを、通話線、幹線
伝送線を通じて接続しており、警報監視統合盤の集合監
視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、同じ幹線伝
送線で接続して構成されている。つまり、請求項2,3
の通話・監視制御線と火災監視・制御線とを、共通の幹
線伝送線で構成し、いずれも警報監視統合盤をコントロ
ーラとして、多重伝送制御されている。
【0016】請求項5では、請求項2〜4のいずれかに
おいて、各住戸に設置された住宅情報盤は、予め記憶さ
せた音声警報を発生する音声警報発生手段を更に備えて
おり、その音声警報は警報監視統合盤から警報制御信号
を受けたときに出力される構成としている。ここに、音
声警報発生手段は音声ICなどで構成されており、各住
宅情報盤において、種々の異なった音声警報の登録を可
能とする。
【0017】請求項6では、警報監視統合盤の集合監視
盤は、いずれかの住戸に設置された住宅情報盤から火災
警報を受けたときに、その住戸に近隣した住戸や共同受
信機などに音声警報を出力するための音声警報発生手段
を更に備えており、その音声警報は、請求項2に記載し
た火災監視・制御線を通じて、あるいは請求項3に記載
した火災監視・制御線を通じて、あるいは請求項4に記
載した幹線伝送線を通じて伝送される構成としている。
これによって、予め、各住宅情報盤に音声警報を記憶さ
せる必要がなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は本発明に係る集合
住宅用警報監視統合システムの構成図である。集合住宅
用警報監視統合盤1は、各住戸に設置された住宅情報盤
2を、通話線L1、幹線伝送線L2によって接続してい
る。ここに、通話線L1、幹線伝送線L2は、通信シャ
フトSHを構成している。
【0019】通話線L1では、各住宅情報盤2と、警報
監視統合盤1、警報監視統合盤1に更に接続されたロビ
ーインターホン(後述)との通話信号が送受される一
方、幹線伝送線L2では、多重伝送方式によって、イン
ターホン通話のための制御信号、各住宅情報盤2からの
異常信号や火災報知信号、警報監視統合盤1からの警報
制御信号が、住宅情報盤2などの各端末器のアドレスを
付して送受される。
【0020】このような構成において、いずれかの住宅
情報盤2に接続した火災感知器Sが発報すれば、この住
宅情報盤2から警報監視統合盤1に、幹線伝送線L2を
介して火災報知信号が送出され、これを受けた警報監視
統合盤1から、火災報知信号を送出した住戸に近隣する
住戸の住宅情報盤2、ベル、スピーカを設けた共用部の
火災受信機(不図示)などに、幹線伝送線L2を介して
警報制御信号を送出する。すると、近隣住戸の住宅情報
盤2等では、従来例で示したように、音声警報を出力す
る。
【0021】一方、警報監視統合盤1から、幹線伝送線
L2を介して、住戸を指定した呼出信号が送出され、こ
れを受けた住宅情報盤2が応答すれば、通話線L1を介
して、双方のインターホン通話が可能になる。図2に
は、上記集合住宅用警報監視統合盤1の内部構成をブロ
ック図で示している。
【0022】この警報監視統合盤1には、各住戸におけ
る異常監視制御と、共同玄関から各住戸への呼出、通話
制御を行う警報監視盤の機能と、火災などの異常の発生
した住戸から警報信号を受けたときには、その住戸に近
隣する住戸に設置された住宅情報盤2を通じて、異常警
報を統合的に行うための集合監視盤(火災受信機)の機
能とを、組み合わせて一体化して構成している(図6参
照)。
【0023】図において、11はCPU等で構成され各
部を制御する信号処理部、12はハンドセットHなどを
接続し、通話線L1を介した通話を可能にする通話回
路、13は幹線伝送線L2を介して、各住宅情報盤2あ
るいはロビーインターホンとの多重伝送を行うための多
重伝送回路、14は各種キー、スイッチ、ボタン等で構
成された操作部、15は各住宅情報盤2に対応した表示
窓や、液晶画面、各種表示灯などで構成された表示部、
16は音声警報メッセージなどを記憶する記憶部、17
はスピーカSPを備え、火災警報を出力するための音声
出力部である。
【0024】信号処理部11は、多重伝送回路13を通
じて、システム内の各端末機器、つまり、各住戸の住宅
情報盤2や共同玄関に設置されたロビーインターホンな
どから、呼出信号を受ければ、通話回路12による通話
を可能とする一方、警報信号の1つとして火災報知信号
を受ければ、表示部15に火災の発生箇所などを表示す
るとともに、音声出力部17によって、記憶部16に記
憶した音声警報を出力させる。
【0025】次に、図3に、集合住宅用警報監視統合シ
ステムの別の構成を示す。ここでは、図1に示した幹線
伝送線L2の代わりに、多重伝送方式の通話・監視制御
線L3と火災監視・制御線L4を用いて通信シャフトS
Hが構成されている。通話線L1は、図1のシステムと
同様に、インターホン通話のために設けられている。通
話・監視制御線L3は、警報監視盤の機能を果たすべ
く、インターホン通話のための制御信号、各住宅情報盤
2からの異常信号を、多重伝送方式で送受し、他方の火
災監視・制御線L4は、集合監視盤の機能を果たすべ
く、住宅情報盤2からの火災報知信号、警報監視統合盤
1からの警報制御信号を送受する。
【0026】したがって、このような配線とすれば、図
2に示した警報監視統合盤1の内部構成に示した多重伝
送回路13には、通話・監視制御線L3と火災監視・制
御線L4が接続され、信号処理部11によって、両者を
通じて送信されてきた信号が処理される。図4には、更
に別の集合住宅用警報監視統合システム構成を示す。
【0027】ここでは、図3の火災監視・制御線L4
は、予め設定した監視区域毎に、複数の住戸に設置され
た住宅情報盤2を一まとめにして、一つの監視回線が構
成されるように接続する。即ち、共通線Lcと、各信号
線L5,L6,L7によって、各住宅情報盤2を接続
し、監視区域を形成する。この図では、Lc−L5によ
って住戸#11と#21、Lc−L6によって住戸#1
2と#22、Lc−L7によって住戸#13と#23の
住宅情報盤2を接続し、それぞれの監視区域を構成して
いる。
【0028】このような構成では、警報監視統合盤1
が、監視区域内の住宅情報盤2のいずれかから火災報知
信号を受けると、この監視区域の近隣の監視区域に警報
制御信号を出力し、監視区域毎に警報出力をする。図5
には、以上に説明した集合住宅用警報監視統合システム
の詳細な構成を示している。
【0029】センターに設置された警報監視統合盤1に
は、通信シャフトSHを通じて、各住戸の住宅情報盤2
が配線され、また、共同玄関のロビーインターホンRI
や、共用部に設置された火災感知器S、地区ベルb、防
排煙機器、共同受信機、諸警報機器も、各中継器3を介
して接続している。各住宅情報盤2には、玄関口に設け
られたドアホン子器4(戸外表示器)を接続して、この
ドアホン子器4からの警報出力やインターホン通話を可
能とする。また、各住宅情報盤2にモニタ機能を備えれ
ば、共同玄関での映像を警報監視統合盤1を介し、映像
線(不図示)を通じて伝送し、映し出すこともできる。
なお、図中の5は非常電源であり、停電時に、各住宅情
報盤2に対し電源を供給するものである。
【0030】警報監視統合盤1は、音声警報発生手段と
して音声警報ユニット1aを備えた構成にすれば、住宅
情報盤2から火災警報として火災報知信号を受けたとき
に、アラームに加えて、近隣住戸の音声入力型住宅情報
盤2aや、共用部スピーカsp、共同受信機などから音
声警報を出力することができる。なお、この音声警報
は、図1の幹線伝送線L2、図3の火災監視・制御線L
4、図4の火災監視・制御線Lc−L5,Lc−L6,
Lc−L7を通じて伝送される。
【0031】また、音声入力型でない住宅情報盤2で
は、警報監視統合盤1から警報制御信号を受けたとき
に、予め記憶させた音声警報を、音声ICなどで構成さ
れた音声警報発生手段によって出力する。ちなみに、火
災感知器Sなどが作動した出火元住戸の住宅情報盤2で
は、火災報知信号を出力した時点で音声警報を出力す
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明に請求項1に記載の集合住宅用警報監視統合盤によ
れば、警報監視盤と集合監視盤の双方の機能を備えるこ
とが出来るので、住宅情報盤と共同玄関等とのインター
ホン通話を可能とするとともに、住宅情報盤に接続され
た火災感知器などから、異常の発生を示す警報信号を受
けたときには、その住戸に近隣する住戸に設置された住
宅情報盤を通じて、異常警報を統合的に行うことができ
る。また、この警報監視統合盤を備えることによって、
各住戸の住宅情報盤との配線が簡略化され、施工が容易
になる。
【0033】請求項2に記載の集合住宅用警報監視統合
システムによれば、警報監視統合盤に各住戸の住宅情報
盤を、通話線、通話・監視制御線を通じて接続し、更
に、火災監視・制御線を、予め設定した監視区域毎に設
けて接続することができるので、監視区域内の住宅情報
盤のいずれかから火災報知信号を受けたときには、この
監視区域に近隣した監視区域に警報制御信号を出力し
て、火災警報を出力させることができる。
【0034】請求項3に記載の集合住宅用警報監視統合
システムによれば、警報監視統合盤と各住戸の住宅情報
盤とを、通話線、通話・監視制御線、火災監視・制御線
で接続し、火災監視・制御線を通じて多重伝送を行って
いる。したがって、請求項2に比べ、火災監視・制御線
の配線数を減らすことが出来る。請求項4に記載の集合
住宅用警報監視統合システムによれば、警報監視統合盤
と各住戸の住宅情報盤とを、通話線、幹線伝送線を通じ
て接続した構成にしている。即ち、請求項2,3の通話
・監視制御線と火災監視・制御線とを、幹線伝送線によ
って兼用した構成にしており、更に省配線化が図れる。
【0035】請求項5に記載の集合住宅用警報監視統合
システムによれば、各住戸に設置された住宅情報盤で
は、警報監視統合盤から警報制御信号を受けたときに、
予め記憶した音声警報を出力することができる。これに
よって、各住宅情報盤において、火災の発生をアラーム
以外に音声で報知でき、また、各住戸に対応した異なっ
た種類の音声警報の出力が可能になる。
【0036】請求項6に記載の集合住宅用警報監視統合
システムによれば、警報監視統合盤から、近隣住戸の住
宅情報盤や共同受信機などに、音声警報用の制御線を別
に配線することなく、音声警報を出力することができ
る。また、各住宅情報盤に、予め、音声警報を記憶させ
る必要がなくなり、警報監視統合盤から、すべての事象
に対応した的確な音声メッセージを自動的に出力でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅用警報監視統合システム
(請求項4)の構成の一例を示す図である。
【図2】本発明に係る集合住宅用警報監視統合盤(請求
項1)の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る集合住宅用警報監視統合システム
(請求項3)の構成の別の例を示す図である。
【図4】本発明に係る集合住宅用警報監視統合システム
(請求項2)の構成の別の例を示す図である。
【図5】本発明に係る集合住宅用警報監視統合システム
の詳細な構成の例を示す図である。
【図6】従来の集合住宅用警報監視統合システムの構成
を示す図である。
【符号の説明】
1・・・集合住宅用警報監視統合盤 1a・・・音声警報ユニット 2・・・住宅情報盤 L1・・・通話線 L2・・・幹線伝送線 L3・・・通話・監視制御線 L4・・・火災監視・制御線 Lc,L5,L6,L7・・・火災監視・制御線(監視
区域毎) S・・・火災感知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 9/00 H04M 9/00 F 11/04 11/04 (72)発明者 筒井 譲二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 井上 智之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 藤木 仁 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 妹尾 純二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 木村 省治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−134595(JP,A) 特開 昭62−64184(JP,A) 特開 昭57−20897(JP,A) 特開 平9−62959(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 31/00 H04M 9/00 H04M 11/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各住戸に設置されたセキュリティー監視機
    能と、インターホン通話機能を備えた住宅情報盤に接続
    され、各住戸における異常監視制御と、共同玄関から各
    住戸への呼出、通話制御を行う警報監視盤と、 上記住宅情報盤に接続され、火災などの異常の発生した
    住戸から警報信号を受けたときには、その住戸に近隣す
    る住戸に設置された住宅情報盤を通じて、異常警報を統
    合的に行うための集合監視盤とを組み合わせて一体化し
    た構成とした集合住宅用警報監視統合盤。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の警報監視統合盤の警報監
    視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、通話線、通
    話・監視制御線を通じて接続されており、 請求項1に記載の警報監視統合盤の集合監視盤と各住戸
    に設置された住宅情報盤とは、予め設定した監視区域毎
    に設けた火災監視・制御線で接続されて構成された集合
    住宅用警報監視統合システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の警報監視統合盤の警報監
    視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、通話線、通
    話・監視制御線を通じて接続されており、 請求項1に記載の警報監視統合盤の集合監視盤と各住戸
    に設置された住宅情報盤とは、火災監視・制御線で接続
    されて構成された集合住宅用警報監視統合システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の警報監視統合盤の警報監
    視盤と各住戸に設置された住宅情報盤とは、通話線、幹
    線伝送線を通じて接続されており、 請求項1に記載の警報監視統合盤の集合監視盤と各住戸
    に設置された住宅情報盤とは、上記と同じ幹線伝送線で
    接続されて構成された集合住宅用警報監視統合システ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項2〜4に記載のいずれかにおいて、 各住戸に設置された住宅情報盤は、予め記憶させた音声
    警報を発生する音声警報発生手段を更に備えており、そ
    の音声警報は上記警報監視統合盤から警報制御信号を受
    けたときに出力される構成としている集合住宅用警報監
    視統合システム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の警報監視統合盤の集合監
    視盤は、いずれかの住戸に設置された住宅情報盤から火
    災警報を受けたときに、その住戸に近隣した住戸や共同
    受信機などに音声警報を出力するための音声警報発生手
    段を更に備えており、 その音声警報は、請求項2に記載した火災監視・制御線
    を通じて、あるいは請求項3に記載した火災監視・制御
    線を通じて、あるいは請求項4に記載した幹線伝送線を
    通じて伝送される構成としている集合住宅用警報監視統
    合システム。
JP22845096A 1996-08-29 1996-08-29 集合住宅用警報監視統合盤及びこれを用いた集合住宅用警報監視統合システム Expired - Lifetime JP3273306B2 (ja)

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