JP3666358B2 - コネクタハウジング - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタハウジングに関し、端子金具を二重に抜け止め状態に係止するリテーナの端子金具挿入前における本係止位置への不用意な移動を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のコネクタハウジング1としては、特開平10−50382号公報に記載ものが知られている。このコネクタハウジング1は、図8(A)(B)に示すように、複数の端子収容室3を備えたハウジング本体2の各端子収容室3内に端子金具Tを挿入してハウジング本体2に係合させる一方、そのハウジング本体2の周壁部に形成したリテーナ挿入口4から端子収容室3を貫通するようにリテーナ5を挿入し、このリテーナ5にて端子金具Tの抜け方向への移動を規制するようにしている。
【0003】
上記構成においてリテーナは5は、組み立て作業能率を考慮して、予めハウジング本体2に挿入係止させている。まず、リテーナ5は端子金具Tの挿抜を妨げない「仮係止位置」に係止され、その状態で電線端末に取り付けられた端子金具Tを端子収容室3に挿入する作業工程に搬入される。そして、その工程で全ての端子金具Tを端子収容室3内に挿入したところでリテーナ5を更に深い挿入位置の「本係止位置」まで押し込んで固定することにより、端子金具Tの完全なる抜け止めを行うようにしている。
【0004】
上記のようにコネクタハウジング1は、ハウジング本体2への端子金具Tの挿入工程に至るまでリテーナ5は仮係止位置で仮係止手段6によって係止保持される。ところが、ハウジング本体2への端子金具Tの挿入現場へコネクタハウジング1を箱詰めして輸送する間に、コネクタハウジング1の相互衝突や他の異物の衝突によってリテーナ5が本係止位置まで落ち込んでしまうことがある。この場合、端子金具Tの挿入作業前にリテーナ5を再度仮係止位置まで引き戻さねばならなかった。この落ち込みを防止するために、リテーナ5の仮係止位置での係止保持力を強く設定することも考えられるが、反面、このようにすると端子金具Tの挿入後にリテーナ5を本係止位置まで人手で押し込む作業時における作業者への負担が増大するという問題があった。
【0005】
そこで、図8(A)(B)に示すものにおいては、リテーナ5の仮係止位置においてリテーナ5の押圧部とほぼ同等高さの保護突壁7を突設することにより、リテーナ5の押圧部への直接的な衝突を避け、不用意にリテーナ5が本係止位置へ落ち込むのを防止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記保護突壁6によりリテーナ5への衝突の機会が減少しても、他のコネクタハウジング1の角部や、他の異物の突部がリテーナ5の押圧部に直接衝突した場合には、リテーナ5の本係止位置への落ち込みを防止することは困難であった。
【0007】
本発明は上記した問題を解消せんとするもので、コネクタハウジングの輸送中にリテーナに対し他のコネクタハウジングや、その他の異物が衝突しても不用意にリテーナが本係止位置まで落ち込むことがないコネクタハウジングを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、第1に、後端面から挿入される端子金具を収容可能な複数の端子収容室を備えると共に、該端子収容室の長さ方向に対し交差するようにして外周壁から凹設された空洞部を有するハウジング本体と、上記空洞部に挿入されると共に、該空洞部に対し浅い挿入位置において上記端子金具の挿入を許容する仮係止位置と、より深い挿入位置において上記端子金具を抜け止め可能とする本係止位置で上記ハウジング本体に係止可能なリテーナとを備えたコネクタハウジングにおいて、
上記リテーナの仮係止位置では、上記リテーナの両側壁と上記空洞部の両側壁部との間に形成された係止突起とこれに係合する係止孔とからなる第一係止手段と、上記ハウジング本体における空洞部の内壁部に突設された仮係止突起と、リテーナに突設され上記仮係止突起に係合する仮係止爪とからなる第二係止手段の二つの係止手段により保持され、上記リテーナが上記第一係止手段によりハウジング本体に対し仮係止位置に係止されているとき、上記第二係止手段における上記リテーナの仮係止爪は上記ハウジング本体の仮係止突起に当接してリテーナの挿入方向への移動を阻止する保持力が加わる設定としていることを特徴とするコネクタハウジングを提供している。
【0009】
上記構成によれば、上記リテーナがハウジング本体に対し仮係止位置に係止されているとき、仮係止位置におけるリテーナの保持力を第一係止手段と第二係止手段との相乗作用によって、一層強い設定とすることができる。従って、コネクタハウジングが端子金具の挿入工程へ輸送されるまでの間に、リテーナが本係止位置まで落ち込むのを防止できる。
【0010】
また、本発明は、第2に、後端面から挿入される端子金具を収容可能な複数の端子収容室を備えると共に、該端子収容室の長さ方向に対し交差するようにして外周壁から凹設された空洞部を有するハウジング本体と、上記空洞部に挿入されると共に、該空洞部に対し浅い挿入位置において上記端子金具の挿入を許容する仮係止位置と、より深い挿入位置において上記端子金具を抜け止め可能とする本係止位置で上記ハウジング本体に係止可能なリテーナとを備えたコネクタハウジングにおいて、
上記リテーナは第一仮係止位置と、上記本係止位置の手前で別の第二仮係止位置の2つの仮係止位置で係止される構成とし、
上記リテーナの第一仮係止位置では、上記リテーナの両側壁と上記空洞部の両側壁部との間に形成された係止突起とこれに係合する係止孔とからなる第一係止手段と、上記ハウジング本体における空洞部の内壁部に突設された仮係止突起と、リテーナに突設され上記仮係止突起に係合する仮係止爪とからなる第二係止手段の二つの係止手段により保持され、
上記リテーナをハウジング本体に仮係止する保持力は、上記本係止位置の手前の第二仮係止位置より上記第一仮係止位置の方が大きくなる設定としていることを特徴とするコネクタハウジングを提供している。
【0011】
具体的には、第一仮係止位置におけるハウジング本体に対するリテーナの保持力は、コネクタハウジングの輸送中におけるコネクタハウジング相互間の衝突や、その他の異物への衝突によって第二仮係止位置まで押し込まれることがない程度の強さに設定している。一方、第二仮係止位置におけるリテーナの保持力は、人手により本係止位置まで無理なく押し込むことができる強さに設定している。従って、コネクタハウジングが端子金具の挿入工程へ輸送されるまでの間に、リテーナが本係止位置まで落ち込むのを防止できる。なお、第一仮係止位置のリテーナは、自動機によるサブハーネスの組立工程中に自動機の押圧手段により第二仮係止位置まで挿入され、その後、人手による残存位置への端子金具の挿入が行われた後、最終的に人手により本係止位置まで押し込められる。
【0012】
上記第一係止手段は、上記リテーナが第二仮係止位置まで挿入されたとき、リテーナに対する移動規制が解除される構成とするのが好ましい。これにより、リテーナが第二仮係止位置へ至った後は、第一係止手段の保持力が作用することなく、第二仮係止位置から本係止位置への押し込み操作を容易且つ確実なものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のコネクタハウジング11を示し、合成樹脂製からなり、後面部から挿入される端子金具Tを収容可能な複数の端子収容室13を備えたハウジング本体12と、合成樹脂製からなり端子金具Tを抜け止めするためにハウジング本体12に装着される別体のリテーナ15とからなっている。
【0014】
ハウジング本体12は箱形状に成型され、前面部には相手側コネクタの端子(図示せず)を受け入れ可能な端子差し込み孔12aが開口され、後面部は大きく開口して端子金具Tを挿入するための端子挿入孔12bとされている。端子収容室13の下面略中央位置には、図2に示すように、端子金具Tを係止固定するランス13aが斜め前方へ向けて延出している。ランス13aの先端側は下方へ弾性変形可能に形成され、端子金具Tに設けられたランスホールTaに弾性係合可能となっている。このランス13aによる係止状態を一次係止と称し、その後になされるリテーナ15の二次係止突起15fによる端子金具Tの段部Tbに対する係止状態を二次係止と称し、これら二つの係止状態が設定されたコネクタを二重係止コネクタと称している。
【0015】
また、ハウジング本体12の外周壁の一面には、図3に示すように、リテーナ挿入口14を開口形成すると共に、端子収容室13の長さ方向に対し交差する方向から連通すようにして内部へ向かって空洞部14aを凹設している。
【0016】
リテーナ15は、図4(A)〜(C)に示すように、ハウジング本体12の各端子収容室13に対応する端子挿通路15gを備えた格子状の枠体からなり、ハウジング本体12のリテーナ挿入口14から空洞部14a内に挿入される。そして、リテーナ15の挿入深さの異なる二つの仮係止位置である第一仮係止位置P1(図5)、第二仮係止位置P2(図6)と、完全挿入位置である本係止位置P3(図7)の三つの位置に係止可能とされている。本係止位置P3では、リテーナ15の押し込み部分である押圧面15aはハウジング本体12の外周面と面一となるようにしている。
【0017】
第一仮係止位置P1におけるハウジング本体12に対するリテーナ15の係止は、図6に示すように、リテーナ15の両側壁に突設した係止突起15bと、空洞部14aの両側に対応するハウジング本体12の側壁部に形成され、上記係止突起15bに係合する係止孔12cとからなる第一係止手段Aから構成している。また、ハウジング本体12の側壁部には、リテーナ15が第二仮係止位置P2および本係止位置P3の位置に挿入されたとき、係止突起15bとの干渉を避けるための逃げ孔12dを形成して、これらの位置におけるリテーナ15の移動規制を解除するようにしている。なお、係止突起15bは上下面がテーパーとされている。
【0018】
一方、第二仮係止位置P2と本係止位置P3におけるハウジング本体12に対するリテーナ15の係止は、第二係止手段Bから構成される。この第二係止手段Bは、空洞部14aの前後内壁部の両側に深さを異ならせて突設した仮係止突起12eと本係止突起12fと、これに対向してリテーナ15の両側壁の前後位置に挿入方向に延出した可撓腕15c、15dの先端に突設した仮係止爪15c1と本係止爪15d1とから構成している。仮係止突起12eおよび本係止突起12fは、下面が平坦面、上面がテーパー面とされ、一方、仮係止爪15c1および本係止爪15d1は、これとは逆に下面がテーパー面、上面が平坦面とされている。そして、図6(A)に示すように、第二仮係止位置P2では、仮係止爪15c1の平坦面が仮係止突起12eの平坦面に係止してリテーナ15の引き抜き方向の移動を規制すると共に、本係止爪15d1のテーパー面が本係止突起12fのテーパー面に当接して押し込み方向の移動を規制するようにしている。更に、本係止位置P3では、図7(A)(B)に示すように、本係止爪15d1と本係止突起12fの平坦面同士が係止してリテーナ15の引き抜き方向の移動を規制し、押し込み方向はリテーナ15と空洞部14aとの間の段部14b、15eが当接することで規制するようにしている。
【0019】
更に、第一仮係止位置P1では、第一係止手段Aの係止突起15bが係止孔12cに係合することでその位置に係止すると同時に、第二係止手段Bの仮係止爪15c1のテーパー面が仮係止突起12eのテーパー面に当接してリテーナ15の挿入方向への移動を阻止する方向の保持力が加わる設定としている。このように、第一仮係止位置P1では、第一係止手段Aと第二係止手段Bにおけるリテーナ15の挿入方向の移動を規制する保持力を相乗させることで、第一仮係止位置P1におけるリテーナ15の保持力は、第二仮係止位置P2における保持力よりも大きくなる設定としている。勿論、第一係止手段Aにおける係止突起15bの突出高さや、上面のテーパー面の傾斜を平坦に近づける等して、第一仮係止位置P1でのリテーナ15の保持力を高めるようにしてもよい。
【0020】
第一仮係止位置P1におけるハウジング本体12に対するリテーナ15の保持力は、コネクタハウジング11の輸送中におけるコネクタハウジング相互間の衝突や、その他の異物への衝突によってリテーナ15が第二仮係止位置P2まで押し込まれることがない程度の強さ(60〜75N)に設定している。一方、第二仮係止位置P2におけるリテーナ15の保持力は、人手により本係止位置P3まで無理なく押し込むことができる強さ(15〜30N)に設定している。
【0021】
次ぎに、上記構成からなるコネクタハウジング11において、ハウジング本体12にリテーナ15を挿入して三つの係止位置にリテーナ15を係止保持する過程について説明する。先ず、コネクタハウジング11の成型工程において、図5(A)(B)に示すように、リテーナ15はハウジング本体12のリテーナ挿入口14から空洞部14a内に機械的に挿入されて第一仮係止位置P1で係止保持され、この状態で箱詰めされてワイヤハーネスの組立工程へ輸送される。第一仮係止位置P1では、前述のように、係止突起15bが係止孔12cに係合すると同時に、仮係止爪15c1が仮係止突起12eに当接してリテーナ15の挿入方向への移動が強い保持力で規制される。
【0022】
上記のようにしてリテーナ15が第一仮係止位置P1に強い保持力で係止された状態のコネクタハウジング11は、電線の端末に接続された端子金具Tを自動挿入してサブハーネスを組み立てる自動組立工程を含む製造工程への供給に適している。例えば、自動組立機による端子金具Tの挿入工程に際し、挟持装置M1によりパレットM2に整列されたコネクタハウジング11を挟持して定位置へセットするとき、リテーナ15は挟持装置M1の押圧部M3の押圧動作によって第一仮係止位置P1から第二仮係止位置P2へ機械的に押し込まれる。この押し込み操作は、押し込みストロークを第二仮係止位置P2までの寸法に設定することで、本係止位置P3まで一気に押し込まれるのを防止するようにしている。この押し込み操作により、図6(A)(B)に示すように、可撓腕15cが撓んで仮係止爪15c1が仮係止突起12eを乗り越えて係止位置に至り、可撓腕15dが本係止突起12fに当接して位置規制される。
【0023】
そして、挟持装置M1によって挟持され定位置にセットされたコネクタハウジング11に対し所要の端子収容室13内に端子金具Tが自動組立機(図示せず)によって挿入され、サブハーネスが組み立てられる。自動組立機によって組み立てられたサブハーネスは、ハーネス組立作業台上に人手により布線され、他の工程で組み立てられたサブハーネスと束ねられると共に、この段階で他のサブハーネスの電線端末に取り付けられた端子金具Tが人手により挿入される。このように、自動車用ワイヤハーネスの組立工程では、自動組立機でコネクタハウジング11に端子金具Tを挿入した後において、人手により他の端子金具Tが挿入される工程を含む場合が多いため、リテーナ15を第二仮係止位置P2に保持しておく必要がある。そして、挿入すべき全ての端子金具Tが挿入された後、人手によりリテーナが本係止位置P3に押し込まれる。
【0024】
端子収容室13に端子金具Tが収容された状態における第二仮係止位置P2から本係止位置P3への押し込み操作は、従来の二重係止コネクタと同様に、軽い押し込み操作により行われる。すなわち、図7(A)(B)に示すように、可撓腕15dが撓んで本係止爪15d1が本係止突起12fを乗り越えて本係止状態となる。
【0025】
なお、上記実施形態においては、第一仮係止位置P1でのリテーナ15の係止手段として第一係止手段Aを別個の位置に設定した構成としたが、第二係止手段Bと同様の位置、即ち、仮係止突起12e、本係止突起12fの形成位置に突起を設けることで構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、リテーナをハウジング本体に仮係止する保持力は、本係止位置の手前の第二仮係止位置より上記第一仮係止位置の方が大きくなる設定としているので、コネクタハウジングの輸送中におけるコネクタハウジング相互間の衝突や、その他の異物への衝突によってリテーナが本係止位置まで落ち込むのを確実に防止できる。よって、ワイヤハーネスの組立工程において、本係止位置まで落ち込んだリテーナを仮係止位置まで引き戻すという面倒な作業を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタハウジングの分解斜視図である。
【図2】 (A)はリテーナを第二仮係止位置に係止した状態の断面図、(B)はリテーナを本係止位置に係止した状態の断面図である。
【図3】 ハウジング本体の平面図である。
【図4】 (A)はリテーナの平面図、(B)正面図、(C)は側面図である。
【図5】 (A)は第一仮係止位置におけるコネクタハウジングの縦断面図、(B)は(A)に対し交差する方向の断面図である。
【図6】 (A)は第二仮係止位置におけるコネクタハウジングの縦断面図、(B)は(A)に対し交差する方向の断面図である。
【図7】 (A)は本係止位置におけるコネクタハウジングの縦断面図、(B)は(A)に対し交差する方向の断面図である。
【図8】 (A)(B)は従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 コネクタハウジング
12 ハウジング本体
12c 係止孔
12d 逃げ孔
12e 仮係止突起
12f 本係止突起
13 端子収容室
14a 空洞部
15 リテーナ
15b 係止突起
15c1 仮係止爪
15d1 本係止爪
T 端子金具
P1 第一仮係止位置
P2 第二仮係止位置
P3 本係止位置
A 第一係止手段
B 第二係止手段

Claims (3)

  1. 後端面から挿入される端子金具を収容可能な複数の端子収容室を備えると共に、該端子収容室の長さ方向に対し交差するようにして外周壁から凹設された空洞部を有するハウジング本体と、上記空洞部に挿入されると共に、該空洞部に対し浅い挿入位置において上記端子金具の挿入を許容する仮係止位置と、より深い挿入位置において上記端子金具を抜け止め可能とする本係止位置で上記ハウジング本体に係止可能なリテーナとを備えたコネクタハウジングにおいて、
    上記リテーナの仮係止位置では、上記リテーナの両側壁と上記空洞部の両側壁部との間に形成された係止突起とこれに係合する係止孔とからなる第一係止手段と、上記ハウジング本体における空洞部の内壁部に突設された仮係止突起と、リテーナに突設され上記仮係止突起に係合する仮係止爪とからなる第二係止手段の二つの係止手段により保持され、上記リテーナが上記第一係止手段によりハウジング本体に対し仮係止位置に係止されているとき、上記第二係止手段における上記リテーナの仮係止爪は上記ハウジング本体の仮係止突起に当接してリテーナの挿入方向への移動を阻止する保持力が加わる設定としていることを特徴とするコネクタハウジング。
  2. 後端面から挿入される端子金具を収容可能な複数の端子収容室を備えると共に、該端子収容室の長さ方向に対し交差するようにして外周壁から凹設された空洞部を有するハウジング本体と、上記空洞部に挿入されると共に、該空洞部に対し浅い挿入位置において上記端子金具の挿入を許容する仮係止位置と、より深い挿入位置において上記端子金具を抜け止め可能とする本係止位置で上記ハウジング本体に係止可能なリテーナとを備えたコネクタハウジングにおいて、
    上記リテーナは第一仮係止位置と、上記本係止位置の手前で別の第二仮係止位置の2つの仮係止位置で係止される構成とし、
    上記リテーナの第一仮係止位置では、上記リテーナの両側壁と上記空洞部の両側壁部との間に形成された係止突起とこれに係合する係止孔とからなる第一係止手段と、上記ハウジング本体における空洞部の内壁部に突設された仮係止突起と、リテーナに突設され上記仮係止突起に係合する仮係止爪とからなる第二係止手段の二つの係止手段により保持され、
    上記リテーナをハウジング本体に仮係止する保持力は、上記本係止位置の手前の第二仮係止位置より上記第一仮係止位置の方が大きくなる設定としていることを特徴とするコネクタハウジング。
  3. 上記第一係止手段は、上記リテーナが第二仮係止位置まで挿入されたとき、リテーナに対する移動規制が解除される構成としている請求項2に記載のコネクタハウジング。
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