JP4316451B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

Description

本発明は、例えば自動車用ワイヤハーネスの接続等に好適なコネクタに関する。
例えば自動車用ワイヤハーネスの接続等には、コネクタが使用されている。さらに、このようなコネクタの中には、ハウジングとリテーナとを備えたものがあり、その一例が下記特許文献1に開示されている。
この種のコネクタでは、ハウジングが例えば略矩形箱状に形成されており、その一面(例えば後面)には端子を挿通させるための端子挿通孔が複数並列して形成されている。
また、ハウジングには、リテーナを内部に挿入して嵌合するための挿入孔が設けられている。挿入孔は、例えば上記一面及びこの一面と対向する対向面を除く面の何れか(例えば底面)に向けて開口して形成されている。挿入孔の内周壁には、リテーナと係合するための仮係止片及び本係止片がそれぞれ突出して設けられている。仮係止片及び本係止片は、例えば、挿入孔の内周壁のうち端子の挿通方向両端部の内周壁において端子の配列方向両端部に設けられている。
一方、リテーナは、ハウジングの挿入孔に対応して形成されている。リテーナには、ハウジングの挿入孔の内周壁に形成された仮係止片と対応する仮係止用爪が設けられている。さらに、リテーナには、ハウジングの挿入孔の内周壁に形成された本係止片と対応する本係止用爪が設けられている。これらの仮係止用爪及び本係止用爪は、共にリテーナの両端部において突出して設けられている。
以上説明したようなコネクタでは、ハウジングとリテーナとが互いに嵌合して連結される際には、まず、リテーナをハウジングの挿入孔に挿入してハウジングの仮係止片とリテーナの仮係止用爪とを係合させてハウジングとリテーナとを仮の連結状態(暫定的な連結状態)とし、次いで、ハウジングの端子挿通孔に端子を挿入して端子がハウジングを挿通した状態とし、この後に、リテーナをハウジングの挿入孔にさらに挿入してハウジングの本係止片とリテーナの本係止用爪とを係合させる。この結果、端子がリテーナによって押さえ付けられて抜け止め状態とされると共に、ハウジングとリテーナとが適正な位置関係で連結される(連結状態)。
しかしながら、このようなコネクタでは、ハウジングの本係止片とリテーナの本係止用爪とは、その形状から点接触の如く非常に小さな接触面積で係合している。このため、仮にコネクタを小型化した場合、この接触面積がさらに小さくなってしまい、ハウジングとリテーナとの係合力が低下してしまう。この結果、ハウジングとリテーナとを十分な強度で連結することができない、という欠点があった。
また、このような問題は、ハウジングの仮係止片とリテーナの仮係止用爪とについても同様に生じていた。
このため、コネクタを小型化してもハウジングとリテーナとを十分な強度で連結するための対策が望まれていた。
特開平9−17484号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、小型化してもハウジングとリテーナとを十分な強度で連結することができるコネクタを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るコネクタは、全体として略箱状に形成され一面側に開口した挿入孔を有するハウジングと、前記ハウジングの前記挿入孔に対応して形成され前記挿入孔に挿入されて嵌合することで前記ハウジングと連結状態とされるリテーナと、を備えたコネクタにおいて、前記ハウジングの前記挿入孔の内周壁両端部に、当該内周壁に沿って前記リテーナの前記挿入方向と直交する方向に長手に形成された仮係止片と、前記挿入孔の内周壁両端部に、前記仮係止片よりも前記挿入方向先方で前記内周壁に沿って前記直交方向に長手に形成された本係止片と、前記リテーナの両端部に前記直交方向に長手に形成され、前記仮係止片及び本係止片に係合可能とされ、前記仮係止片と係合することで前記ハウジングと前記リテーナとを仮の連結状態とすると共に、前記本係止片と係合することで前記ハウジングと前記リテーナとを前記連結状態とする係止用爪と、を備え、かつ、前記ハウジングの両側壁には、当該ハウジングの前記挿入孔と外部とを連通する切欠きが前記直交方向に沿って形成されることで前記切欠きよりも前記リテーナの挿入側が両持ち梁状態とされた両持ち梁部分が形成され、前記両持ち梁部分に前記仮係止片及び前記本係止片が設けられている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係るコネクタでは、ハウジングとリテーナとを連結させる際に、ハウジングの挿入孔にリテーナが挿入される。リテーナがハウジングの挿入孔に挿入されると、まず、リテーナの両端部に設けられている係合用爪が、ハウジングの挿入孔の内周壁両端部に形成された仮係止片と係合する。この結果、ハウジングとリテーナとが仮に連結(暫定的に連結)する。
次いで、リテーナがハウジングの挿入孔にさらに挿入されると、リテーナの係止用爪がハウジングの挿入孔の内周壁両端部に形成されている本係止片と係合する。この結果、ハウジングとリテーナとが連結する。
ここで、本コネクタでは、ハウジングの仮係止片及び本係止片とが挿入孔の内周壁両端部に、当該内周壁に沿ってリテーナの挿入方向と直交する方向に長手に形成されており、またリテーナの係合用爪がこの直交方向に長手に形成されている。このため、コネクタそのものを小型化しても、ハウジングとリテーナとの係合部分の接触面積を従来のコネクタよりも大きく確保することができる。この結果、ハウジングとリテーナとの仮の連結に必要とされる仮係止片と係止用爪との係合力、及びハウジングとリテーナとの連結に必要とされる本係止片と係止用爪との係合力を十分に確保することができる。従って、ハウジングとリテーナとを十分な強度で連結(仮の連結を含む)することができる。
しかも、このコネクタでは、ハウジングの両側壁には、ハウジングの挿入孔と外部とを連通する切欠きが形成されている。切欠きはリテーナの挿入方向と直交する方向に沿って形成されており、この結果、切欠きよりもリテーナの挿入側が両持ち梁状態とされている。さらに、この両持ち梁状態とされた部分(すなわち、両持ち梁部分)には、仮係止片と本係止片とが設けられている。
このため、ハウジングの挿入孔にリテーナが挿入されると、両持ち梁部分がリテーナによって外側に押し退けられ(両持ち梁部分が外側に向けてしなり)、係止用爪が仮係止片と係合する位置まで移動したとき、あるいは係止用爪が本係止片と係合する位置まで移動したときに、両持ち梁部分が自然状態の位置(係止用爪に押し退けられる以前の位置)に復帰する。
従って、ハウジングの挿入孔にリテーナを挿入することが容易となるだけでなく、ハウジングの仮係止片及び本係止片と、リテーナの係合用爪とを確実に係合することもできて、好適である。
以上説明した如く本発明に係るコネクタは、小型化してもハウジングとリテーナとを十分な強度で連結することができる。
本発明の実施の形態に係るコネクタ10について説明する。以下、説明の都合上、各図に適宜矢印Aにて示す方向を後方、矢印Aと直交する矢印Bにて示す方向を左側方、矢印A及び矢印Bの双方と直交する矢印Cにて示す方向を上方ということとする。なお、図1にはコネクタ10が分解斜視図にて示されており、図2にはコネクタ10のハウジング12が底面図にて示されている。また、図3には図1に対応するコネクタ10の右側面図が示されており、図4には図3の4−4線に沿ったコネクタ10の断面図が示されている。
図1に示されるように、コネクタ10は、ハウジング12と、リテーナ30とを備えている。コネクタ10のハウジング12は、樹脂材から成っており、略矩形箱状に形成されている。ハウジング12には、図示しない端子を挿通させるための端子挿通孔24が形成されている。端子挿通孔24は、前後方向に沿って形成されており、端子が端子挿通孔24に挿通してハウジング12に取り付けられた状態では、端子はハウジング12を前後方向に沿って貫通する。このような端子挿通孔24は、上下2段に形成されており、下段の端子挿通孔24は左右方向に等間隔に複数箇所設けられており、そして上段の端子挿通孔24は、下段の端子挿通孔24の上方にその中央部を除いて左右方向に等間隔に複数箇所設けられている。すなわち、後面視にて端子挿通孔24群は、全体として略凹字状となっている。
また、ハウジング12の底面側には、リテーナ30を挿入するための挿入孔13が形成されている。挿入孔13は、左右方向に沿って長手に形成されており、その左右方向両端部ではさらに前後方向に切り欠かれた形状とされており、底面側(下方)に開口している(図2参照)。すなわち、挿入孔13は、下面視にて全体として略H字状に形成されている。また、この挿入孔13は、端子挿通孔24群にも対応して形成されており、後方断面視にて略凹字状に形成されている。
このようなハウジング12の左右方向両端を規定する一対の側壁18には、切欠き16が左右方向に沿って形成されており、側壁18の外側(外部)と挿入孔13とが連通している。この切欠き16は、図3に示されるように、前後方向に沿って長手に形成されており、その前後方向前方側では、さらに下方にも切り欠かれた形状とされており、全体として略L字状に形成されている。このような切欠き16は、ハウジング12の成型時では、スライド型用の孔として利用される。
このような側壁18では、切欠き16の下方側(後述のリテーナ30の挿入側)は、前後方向に長手とされており、側壁18の前後方向両端部に支持された両持ち梁状態とされており、この部分が両持ち梁部分としての梁19とされている。
図3及び図4に示されるように、この梁19の内側(挿入孔13側)には、切欠き16の前後方向前方側の下方に仮係止片22が形成されている。仮係止片22は、前後方向に亘って長手に形成されている。仮係止片22の上端は、上下方向を法線方向とする平面とされている。また、仮係止片22は、上端の左右方向内側端部から下端にかけて左右方向外側に向けて傾斜したテーパ面を有している。この仮係止片22は、後述のリテーナ30の係止用爪34に対応しており、この係止用爪34と係合可能とされている。
さらに、梁19の内側では、切欠き16の前後方向後方側の下方に本係止片20が形成されている。本係止片20は、前後方向に亘って長手に形成されている。この本係止片20は、前後方向においては前述の仮係止片22と連続して形成されており、上下方向においては仮係止片22とは離間して設けられている。本係止片20の上端は、上下方向を法線方向とする平面とされている。また、本係止片20は、上端の左右方向内側端部から下端にかけて左右方向外側に向けて傾斜したテーパ面を有している。この本係止片20は、後述のリテーナ30の係止用爪34に対応しており、この係止用爪34と係合可能とされている。また、本係止片20と前述の仮係止片22との間はリテーナ30の係止用爪34の仮係合位置(ハウジング12とリテーナ30とが仮に連結する位置)とされており、また本係止片20の上面上は係止用爪34の本係合位置(ハウジング12とリテーナ30とが連結する位置)とされている。
一方、リテーナ30は、樹脂材から成っており、ハウジング12の挿入孔13に対応して形成されている。リテーナ30は挿入孔13の左右方向両端部を除いた部分に対応する基部31を備えており、この基部31は、ハウジング12の端子挿通孔24群に対応した形状とされており(図1参照)、後面視にて略凹字状に形成されている。
さらに、リテーナ30の基部31の左右方向両端部には、略板状の板状部32が一体に形成されている。これら一対の板状部32は、その板厚方向が左右方向に平行とされている。板状部32の外側(左右方向端部)は、ハウジング12の挿入孔13の内側(左右方向端部)に対応しており、リテーナ30がハウジング12に挿入されて嵌合された状態では、板状部32の外側は、ハウジング12の側壁18の内側と対向する。
このようなリテーナ30に設けられた板状部32の外側には、前後方向に沿って切欠き16よりも幾分長手とされた係合用爪34が一体に形成されている。係合用爪34は、前述のハウジングの仮係止片22に対応しており、仮係止片22と係合可能とされている。リテーナ30がハウジング12の挿入孔13に下方から挿入されると、リテーナ30の係止用爪34がハウジング12の仮係止片22を外側に押し退けて上下方向における仮係止片22と本係止片20との間の位置(前述の仮係合位置)まで移動したときには、仮係止片22が自然状態の位置(側壁18、さらには仮係止片22が係止用爪34に押し退けられる以前の位置)に復帰して係合用爪34と仮係止片22とが係合し、リテーナ30がハウジング12から抜け止めされる(図5及び図6参照)。
またさらに、この係合用爪34は、ハウジング12に設けられた本係止片20にも対応しており、本係止片20と係合可能とされている。リテーナ30がハウジング12から抜け止めされた状態(仮の連結状態)であってしかも図示しない端子を端子挿通孔24に挿入しハウジング12を挿通させた状態において、リテーナ30の係止用爪34が前述の仮止め位置からさらに上方に進入し、ハウジング12の本係止片20を左右方向外側に押し退けて本係止片20の上面上(前述の本係合位置)まで移動したときには、本係止片20が自然状態の位置(側壁18、さらには本係止片20が係止用爪34に押し退けられる以前の位置)に復帰して係止用爪34と本係止片20とが係合し、リテーナ30は図示しない端子を端子挿通孔24の内面上端に押し付けてハウジング12から抜け止めし、これと共に、リテーナ30自身もハウジング12から抜け止めされる(図7及び図8参照)。
次に、本発明の実施の形態の作用について説明する。
ハウジング12とリテーナ30とが分離された状態で、リテーナ30がハウジング12の挿入孔13に挿入される。
この場合において、リテーナ30の係止用爪34がハウジング12の側壁18の内側に設けられている仮係止片22のテーパ面に当接しながらハウジング12に対して上方に挿入されると、仮係止片22、ひいては梁19が、左右方向外側に押し退けられる(梁19が外側に向けてしなる)。このため、リテーナ30、さらに言えばリテーナ30の係止用爪34は、仮係止片22の上方まで進入することができる。
さらにリテーナ30が挿入孔13に挿入されてリテーナ30の係止用爪34が仮係止片22の上方まで進入すると、ハウジング12の仮係止片22、ひいては梁19が、左右方向内側の元の位置(係止用爪34に押し退けられる以前の位置)に復帰し、リテーナ30の係止用爪34は、ハウジング12の仮係止片22と本係止片20との間の仮係合位置で仮固定される(図5及び図6参照)。
ここで、一旦リテーナ30の係止用爪34が仮係合位置に仮固定されると、リテーナ30は、ハウジング12に仮固定され、この状態では、リテーナ30は、ハウジング12から抜け止めされる(ハウジング12とリテーナ30との仮の連結状態)。
次いで、ハウジング12にリテーナ30が仮固定された状態のままで、図示しない端子がハウジング12を挿通するまで端子挿通孔24に後方から挿入される。
次いで、図示しない端子がハウジング12を挿通すると、この状態で、さらにリテーナ30の係止用爪34がハウジング12の本係止片20のテーパ面に当接しながらハウジング12に対して上方に挿入される。これにより、本係止片20、ひいては梁19が、左右方向外側に押し退けられる(梁19が外側に向けてしなる)。このため、リテーナ30、さらに言えばリテーナ30の係止用爪34は、本係止片20の上方まで進入することができる。
さらにリテーナ30が挿入孔13に挿入されてリテーナ30の係止用爪34が本係止片20の上方まで進入すると、ハウジング12の本係止片20、ひいては梁19が、左右方向内側の元の位置(係止用爪34に押し退けられる以前の位置)に復帰し、リテーナ30の係止用爪34は、ハウジング12の本係止片20の上方の本係止位置に固定される(図7及び図8参照)。
リテーナ30の係止用爪34がハウジング12の本係止位置に固定されると、リテーナ30は、ハウジング12の端子挿通孔24に挿入された図示しない端子を抜け止めすると共に、自身がハウジング12の挿入孔13から抜け止めされる(ハウジング12とリテーナ30との本来の連結状態)。
このようにしてリテーナ30がハウジング12に組み付けられ、コネクタ10が完成する。
ここで、本コネクタ10ではハウジング12の仮係止片22及び本係止片20が側壁18の内側に、この側壁18に沿ってリテーナ30の挿入孔13への挿入方向と直交する方向(すなわち前後方向)に長手に形成されており、またリテーナ30の係合用爪34がこの直交方向に長手に形成されているため、コネクタ10そのものを小型化しても、ハウジング12とリテーナ30との係合部分の接触面積を従来のコネクタよりも大きく確保することができる。この結果、ハウジング12とリテーナ30との仮の連結に必要とされる仮係止片22と係止用爪34との係合力、及びハウジング12とリテーナ30との連結に必要とされる本係止片20と係止用爪34との係合力を十分に確保することができる。従って、ハウジング12とリテーナ30とを十分な強度で連結(仮の連結を含む)することができる。
また、仮係止片22及び本係止片20が設けられている梁19は両持ち梁状態とされているため、ハウジング12の仮係止片22及び本係止片20をリテーナ30の係止用爪34が左右方向外側に押し退けると、ハウジング12の側壁18に形成された梁19は両持ち梁のようにしなる。このため、リテーナ30の係止用爪34が仮係止位置あるいは本係止位置まで移動すると、ハウジング12の仮係止片22及び本係止片20は、リテーナ30の係止用爪34によって左右方向外側に押し退けられたときの力の反力で自然状態の位置に弾性的に復帰する。
従って、ハウジング12の挿入孔13にリテーナ30を挿入することが容易となるだけでなく、ハウジング12の仮係止片22及び本係止片20と、リテーナ30の係合用爪34とを確実に係合することもできて、好適である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの概略を示す分解斜視図である。 ハウジングの下面図である。 図1に対応するコネクタの右側面図である。 図3の4−4線に沿ったコネクタの断面図である。 ハウジングと仮係合位置まで挿入されたリテーナとの右側面図である。 図5の6−6線に沿ったコネクタの断面図である。 ハウジングと本係合位置まで挿入されたリテーナとの右側面図である。 図7の8−8線に沿ったコネクタの断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
12 ハウジング
13 挿入孔
16 切欠き
19 梁
20 本係止片
22 仮係止片
30 リテーナ
34 係止用爪

Claims (1)

  1. 全体として略箱状に形成され一面側に開口した挿入孔を有するハウジングと、前記ハウジングの前記挿入孔に対応して形成され前記挿入孔に挿入されて嵌合することで前記ハウジングと連結状態とされるリテーナと、を備えたコネクタにおいて、
    前記ハウジングの前記挿入孔の内周壁両端部に、当該内周壁に沿って前記リテーナの前記挿入方向と直交する方向に長手に形成された仮係止片と、
    前記挿入孔の内周壁両端部に、前記仮係止片よりも前記挿入方向先方で前記内周壁に沿って前記直交方向に長手に形成された本係止片と、
    前記リテーナの両端部に前記直交方向に長手に形成され、前記仮係止片及び本係止片に係合可能とされ、前記仮係止片と係合することで前記ハウジングと前記リテーナとを仮の連結状態とすると共に、前記本係止片と係合することで前記ハウジングと前記リテーナとを前記連結状態とする係止用爪と、
    を備え、かつ、
    前記ハウジングの両側壁には、当該ハウジングの前記挿入孔と外部とを連通する切欠きが前記直交方向に沿って形成されることで前記切欠きよりも前記リテーナの挿入側が両持ち梁状態とされた両持ち梁部分が形成され、
    前記両持ち梁部分に前記仮係止片及び前記本係止片が設けられている、
    ことを特徴とするコネクタ。
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