JP3665549B2 - スラスト動圧軸受及びこれを備えたスピンドルモータ - Google Patents

スラスト動圧軸受及びこれを備えたスピンドルモータ Download PDF

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    • F16C2370/12Hard disk drives or the like

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸受の中心部付近に滞留する可能性のある気泡を容易に排除可能なスラスト動圧軸受及びこのスラスト動圧軸受を備えたスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク等の記録ディスクを駆動するスピンドルモータのロータに作用する軸線方向の荷重を支持する軸受手段として、ロータの回転時に、軸線方向に対向する2つの平面間に保持するオイル等の流体に動圧を発生させ、これを荷重支持圧とするスラスト動圧軸受が利用されている。
【0003】
図7は、従来のスラスト動圧軸受1を示している。この従来スラスト動圧軸受1において動圧を発生するために形成される動圧発生溝は、ロータの回転時にオイルに対して半径方向内方に作用する動圧を誘起する、いわゆるポンプインタイプのスパイラル溝2である。このスパイラル溝2によって、軸受の中心部付近に動圧が極大となる圧力ピークが現れ、半径方向外方に向かうにしたがい圧力は低下する。動圧軸受では、この圧力ピーク部分でロータに作用する荷重を支持している。
【0004】
スパイラル溝2は、一対のスパイラル溝を組み合わせて形成されるヘリングボーン溝に比べて動圧形成の効率が良く、またスラスト動圧軸受1自体を小径化することが可能であるため回転時の周速を小にすることができ、軸受損失を低減することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えばスパイラル溝2が形成される部分に気泡が存在していた場合は、気泡は圧力勾配に従って高い方から低い方へと移動することから、圧力の低い半径方向外方へと移動することとなり、軸受の半径方向外方部分に軸受外部へ連通する連通孔を配設しておけば気泡を軸受外部へ排出することが可能であるが、圧力分布は軸対称に形成されるので中心近傍での圧力勾配は僅かであり、中心部近傍に存在していた気泡は排除されにくい現象がある。
【0006】
このように軸受の中心部付近に気泡が滞留すると、気泡はオイルよりも熱膨張係数が大であるため、高温環境下では体積が増大し、オイルが軸受外部に流出する。低圧環境下でも気泡が膨張して同様の現象となる。オイルの流出によって、軸受ではオイル保持量の低下による軸受剛性の低下及びオイルの早期の枯渇による耐久性並びに信頼性の低下等の問題が発生する。
【0007】
本発明は、ポンプインタイプのスパイラル溝によって動圧を発生するスラスト動圧軸受において、簡易な構成で軸受の中心部に滞留しやすい気泡を軸受外部に排除し、安定した軸支持力を得ることが可能であるとともに、耐久性並びに信頼性に優れたスラスト動圧軸受及びこのスラスト動圧軸受を備えたスピンドルモータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のスラスト動圧軸受は、円板状のスラストプレートと、該スラストプレートの平面部と軸線方向に間隙を介して対向するカウンタプレートと、該スラストプレートとカウンタプレートとの間に規定される軸線方向の間隙中に保持されたオイルと、該オイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝とを備えてなるスラスト動圧軸受であって、前記動圧発生溝を、円周方向に並列状に配設され且つ前記スラストプレートの中心部において動圧の圧力ピークを発生するポンプインタイプのスパイラル溝とし、また、該スパイラル溝の発生する動圧が軸対称とならないよう、補助溝を形成して、該補助溝の発生する動圧によって、圧力分布の軸対称性を破壊し、軸受の中心部付近に滞留する気泡が半径方向外方へと排除されることを特徴とする(請求項1)。
【0009】
この構成において、スパイラル溝によって発生する動圧が軸心に関して非対称に、すなわち部分的に動圧分布の勾配を作り、その動圧の勾配に沿って気泡を移動せしめて、軸受の中心部付近に滞留する気泡をスパイラル溝部分(スパイラル溝による動圧のみが作用する部分)へと移動させる。これにより、気泡は軸受の中心部を離れ、動圧分布の勾配が作用する部分へと押し出されることとなり、軸受中心部からの気泡の排除が可能となる。
【0010】
このように、オイル中に混在する気泡を確実且つ容易に排除することが可能となることで、ポンプインタイプのスパイラル溝による軸受中心部方向へのオイルの移動が円滑に行われ、安定した軸支持力を得ることができるとともに、気泡に起因するオイルの流出も阻止されることから、軸受としての信頼性及び耐久性を向上することができる。
【0011】
尚、スパイラル溝及び/又は補助溝は、電解加工、切削加工あるいはプレス加工等によって形成可能である。
【0012】
また、補助溝は、スパイラル溝が形成する動圧分布を軸心に関して非対称にする形状あるいは構成であればよく、例えば、スパイラル溝の半径方向内方に位置するとともに、半径方向外方から軸受の中心部方向に延設される軸心に関して非対称な直線或いは円弧状の溝とする(請求項2)、あるいは一部のスパイラル溝の内端部が半径方向内方に延設されて形成される(請求項3)。
【0013】
更に、スラストプレートの外周部に軸受外部に連通する連通孔を設ける(請求項4)ことで、補助溝の発生する動圧によって、軸受の中心部から半径方向外方に押圧され、圧力の低いスラストプレート外周側へと移動した気泡を軸受外部に排出することが可能となる。
【0014】
加えて、本発明のスピンドルモータは、一方の端部に前記スラストプレートが一体的に設けらるシャフトと、該シャフト及びスラストプレートを外周方向から間隙を介して囲繞するとともに前記スラストプレートの位置する側の端部が前記カウンタプレートによって閉塞される中空円筒状のスリーブと、該スリーブの内周面と前記シャフトの外周面との間に規定される間隙中に保持されるオイルと、このオイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝が設けられたラジアル動圧軸受と、前記請求項1乃至4のいずれかに記載のスラスト動圧軸受とを備えたものである(請求項5)。
【0015】
このスピンドルモータは、ハードディスク等の磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM並びにDVD等の光ディスク及びその他の記録ディスクを駆動するためのスピンドルモータにおいて好適に使用される。
【0016】
上記のような記録ディスクを駆動するためのスピンドルモータは、種々の環境下での使用が想定されるとともに、このスピンドルモータが組み込まれる装置自体の発熱量も大であるが、補助溝によって、スラスト動圧軸受に保持されるオイル中に混在する気泡の排除を確実且つ容易に行うことができ、気泡に起因する、オイル流出や軸受剛性の低下等の問題を回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態について図1?図6を参照して説明する。尚、図示されるスピンドルモータ及び動圧軸受は、ハードディスク駆動用のスピンドルモータに本発明を適用した例を示している。
【0018】
図1及び図2において、回転シャフト部12は、シャフト12aとこのシャフト12aの下端部に環状プレート状且つ同軸状に突出するスラストプレート12bとが一体的に形成されている。シャフト12aの外周面の軸線方向中間部には断面円弧状の環状凹部12a1が形成されている。シャフト12aの上端部は、シャフト12aの外径が上方に向かって漸次縮小するテーパ状に形成され、このテーパ状に形成された部分に連続して小外径部12a2が形成されている。このシャフト12aの小外径部12a2は、カップ状のロータハブ38の取付孔38a内に固定される。ロータハブ38の外周壁部38bの内周面にはロータマグネット42が装着される。
【0019】
シャフト12aには、上方に開口する雌ネジ孔13が軸線方向に設けられており、ロータハブ38の外周壁38bの外周面に載置されるハードディスク(図示せず)を保持するためのクランプ部材(図示せず)は、この雌ネジ孔13に装着される雄ネジ(図示せず)によってネジ止めされる。
【0020】
回転シャフト部12は、固定のスリーブ部14内に収容されている。このスリーブ部14は、回転シャフト部12のシャフト12aの外周面と微小間隙を介して対向する小内径部14a1と、この小内径部14a1の下方に連続するとともにスラストプレート14bと協働して後に詳述する上部スラスト軸受部を構成する段部によって半径方向外方に拡径しスラストプレート12bを受容する中内径部14a2と、この中内径部14a2から更に半径方向外方に拡径する大内径部14a3とからなる中央孔14aによって軸線方向に貫通して形成されている。この中央孔14aの下方側開口は、大内径部14a2に固着され、スラストプレート12bの下面と協働して後に詳述する下部スラスト軸受部を構成するカウンタプレート14bによって閉塞される。中央孔14aの上方側開口は、シャフト12aのテーパ状面と半径方向に対向する小内径部14a1の内周面との間に規定されるテーパ状部24において外気に開放されている。また、スリーブ部14の外周部はブラケット36に設けられた環状の円筒壁36a内に装着される。環状壁36aの外周部にはステータ40が取り付けられ、ロータマグネット42と半径方向に対向する。
【0021】
中央孔14aの小内径部14a1の内周面の軸線方向中央部分には、シャフト12aの外周面に形成された環状凹部12a1と半径方向に対向して、底部の断面形状が平坦な環状溝14a4が形成されており、環状凹部12a1と環状溝14a4との間には半径方向間隙拡大部18が規定されている。スリーブ部14には、環状溝14a4とスリーブ部14の外周面に開口して半径方向間隙拡大部18を軸受外部に開放する中間通気孔19が設けられている。半径方向間隙拡大部18には、中間通気孔19を通じて取り込まれた空気が保持されている。
【0022】
半径方向間隙拡大部18の軸線方向上下部には、シャフト12aの外周面と中央孔14aの小内径部14a1の内周面との間に潤滑油Vが保持されて、それぞれ上部ラジアル軸受部20と下部ラジアル軸受部22とが構成されている。図3に示すように、小内径部14a1の内周面のシャフト12aの外周面との間に上部ラジアル軸受部20を規定する部分には、中心位置(溝の曲折部分の位置)が上部ラジアル軸受部20の軸線方向中間位置に位置するよう形成される軸線方向に対称な形状のヘリングボーン溝20aが設けられており、回転シャフト部12の回転時には、ヘリングボーン溝20aによって上部ラジアル軸受部20に保持された潤滑油Vにヘリングボーン溝20aの両端側(軸線方向上下部側)から溝の曲折部分に向かって作用する動圧が発生する。つまり、上部ラジアル軸受部20では、軸線方向中間位置において圧力ピークが発生し、両端部において最も圧力が低くなるよう構成されている。また、小内径部14a1の内周面のシャフト12aの外周面との間に下部ラジアル軸受部22を規定する部分には、中心位置(溝の曲折部分の位置)が下部ラジアル軸受部22の下方に偏倚して位置するよう形成される軸線方向に非対称な形状のヘリングボーン溝22aが設けられており、回転シャフト部12の回転時には、ヘリングボーン溝22aによって下部ラジアル軸受部22に保持された潤滑油Vにヘリングボーン溝22aの両端側(上下部側)から溝の曲折部分に向かって作用する動圧が発生する。つまり、下部ラジアル軸受部22では、軸線方向下端部近傍において圧力ピークが発生し、上端部において最も圧力が低くなるよう構成されている。
【0023】
上部ラジアル軸受部20の上側にはシャフト12aの外周面に形成されたテーパ部と小内径部14a1との間に規定されるテーパ状部24が位置しており、小内径部14a1の内周面とシャフト12aの外周面との間の間隙の半径方向寸法が軸線方向上方に向かうにつれて漸次拡大する。また、上部ラジアル軸受部20の下側には、シャフト12aの外周面に形成された断面形状が円弧状の環状凹部12a1が位置しており、環状凹部12a1と環状溝14a4との間に規定される半径方向間隙拡大部18は、小内径部14a1の中間通気孔19の開口部から軸線方向上下方向に向かって間隙寸法が漸次縮小する。上部ラジアル軸受部20に保持される潤滑油Vと外気との界面は、それぞれテーパ状部24と半径方向間隙拡大部18内において、潤滑油Vに作用する外気の表面張力等の圧力がバランスする位置に位置する。
【0024】
上部ラジアル軸受部20に保持される潤滑油Vが長期間にわたる使用によって減少した場合には、テーパ状部24側の潤滑油Vと空気との界面と半径方向間隙拡大部18側の潤滑油Vと空気との界面とに作用する空気の表面張力による圧力が等しくなるよう作用し、これら潤滑油Vの界面がそれぞれ上部ラジアル軸受部20側へ移動する。従って、テーパ状部24及び半径方向間隙拡大部18に保持されていた潤滑油Vが、上部ラジアル軸受部20に補充される。
【0025】
下部ラジアル軸受部22の上側には、半径方向間隙拡大部18が位置しており、下部ラジアル軸受部22に保持される潤滑油Vの上側界面は、半径方向間隙拡大部18内の中間通気孔19の開口の下部に位置している。
【0026】
スラストプレート12bの上面と軸線方向に対向するスリーブ部14の小内径部14a1と中内径部14a2とを接続する段部の下面は、段部の内端から半径方向中央部付近まで平行な面に形成され、この平行な面に連続して上方に向かって傾斜する傾斜面が形成された後、中内径部14a2に至るまで平行な面に形成される。つまり、スラストプレート12bの上面とスリーブ部14の段部の下面との間に規定される軸線方向間隙は、段部の下面の内周側の領域の方が外周側の領域の方よりも間隙寸法が狭くなるよう設定されている。また、スラストプレート12bの下面及びシャフト12aの下端面と軸線方向に対向するカウンタプレート14bの上面は、シャフト12aの軸心に対向する位置からスラストプレート12bの半径方向中央部付近まで平行な面に形成され、この平行な面に連続して下方に向かって傾斜する傾斜面が形成された後、中内径部14a2まで平行な面に形成される。つまり、スラストプレート12bの下面及びシャフト12aの下端面とカウンタプレート14bとの間に規定される軸線方向間隙は、スラストプレート12bの半径方向中央部よりも内周側の領域の方が外周側の領域の方よりも間隙寸法が狭くなるよう設定されている。更に、スラストプレート12bの外周面とこれと半径方向に対向する中内径部14a2の内周面との間には、スラストプレート12bの上下面とスリーブ部14の段部の下面並びにカウンタプレート14bの上面との間の軸線方向間隙を接続する、これら軸線方向間隙の軸線方向の間隙寸法よりも広い半径方向の間隙寸法を有する間隙が規定され、これらの各間隙には、下部ラジアル軸受部22に保持される潤滑油Vに連続して潤滑油Vが保持される。
【0027】
スラストプレート12bの上面との間に半径方向外周側よりも狭い軸線方向間隙を規定する段部の下面の平行な面には、図4に示すように動圧発生用溝としてポンプイン型のスパイラル溝26aが形成されて上部スラスト軸受部26が構成される。また、スラストプレート12bの下面との間に半径方向外周側よりも狭い軸線方向間隙を規定するカウンタプレート14bの上面の平行な面には、動圧発生用溝として、図5に示すように、上部スラスト軸受部26と同様にポンプイン型のスパイラル溝28aが形成されて下部スラスト軸受部28が構成される。回転シャフト部12の回転時には、スパイラル溝26a及び28aによって、上部及び下部スラスト軸受部26及び28に保持された潤滑油Vに半径方向内方に向かって圧力が高くなるよう作用する動圧が発生する。
【0028】
上部スラスト軸受部26に保持される潤滑油Vには、回転シャフト部12の回転時にスパイラル溝26aによって半径方向内方に作用する動圧が発生するが、スラストプレート12bの回転中心側にはシャフト12aが位置するため、スパイラル溝26aによる潤滑油Vに対する半径方向内方への作用は、このシャフト12aによって阻止される。しかしながら、上部スラスト軸受部26に隣接する下部ラジアル軸受部22には、軸線方向下端部近傍において圧力ピークが発生するよう軸線方向にアンバランスなヘリングボーン溝22aが形成されているとともに、下部ラジアル軸受部22と上部スラスト軸受部26との間には連続して潤滑油Vが保持されていることから、これら下部ラジアル軸受部22と上部スラスト軸受部26との境界部近傍において、潤滑油Vに作用する動圧の圧力ピークが発生する。従って、下部ラジアル軸受部22と上部スラスト軸受部26とは、協働して回転シャフト部12を支持するために必要な動圧を発生する。
【0029】
また、下部スラスト軸受部28においては、スパイラル溝28aによる潤滑油Vに対する半径方向内方への作用によってシャフト12aの回転中心近傍において潤滑油Vに作用する動圧の圧力ピークが発生し、その分布形状は概ね軸心に関して対称である。この下部スラスト軸受部28の軸受中心部(回転シャフト部12の回転中心と合致する部分)には、図5に示すように、スパイラル溝28aの半径方向内方に、軸受中心部から半径方向外方に延設される円弧状の補助溝28bが形成されている。
【0030】
補助溝28bは、回転シャフト部12の回転時に、スパイラル溝28aと同様に潤滑油Vを軸受中心部方向へと押圧する動圧を誘起する。つまりこの補助溝28bの外端部が位置する側からは、スパイラル溝28aの誘起する動圧に加えて、補助溝28bの誘起する動圧によって、下部スラスト軸受部28の動圧の分布形状は軸心に関して非対称となり、気泡は存在しても動圧の圧力勾配に沿ってスパイラル溝部に移動せしめられることになる。
【0031】
これにより、下部スラスト軸受部28での周方向の動圧のバランスが崩れ、部分的に高圧となる領域が発生することで、例えば回転シャフト部12の静止時に軸受の中心部付近に潤滑油V中に気泡が存在していた場合、この気泡は、補助溝28bによって形成される高圧な領域側から、これよりも低圧な領域(スパイラル溝28aのみの作用で動圧が誘起される領域)へと送られ、さらに低圧なスラストプレート12bの外周部分へと順次移送されることとなり、下部スラスト軸受部28から排除される。
【0032】
尚、図6に示すように、補助溝28bをより曲率の大な円弧状の溝28cとすることでも可能であり、また一部のスパイラル溝を内周側に延長させても効果を期待できる。要は軸心に関して非対称な動圧溝として発生する動圧分布を軸心に関して非対称にすることが重要であり、種々の形状が可能である。
【0033】
上下スラスト軸受部26及び28に形成される動圧発生用溝をスパイラル溝26a及び28aとすることで、潤滑油Vの粘性に起因する抵抗が小さくなるとともに、スラスト軸受部の動圧発生用溝をヘリングボーン溝とする場合に比べて、スラストプレート12bを小径化することができるため、回転シャフト部12の回転時に生じる損失(回転負荷の増加)を抑制し、モータの消費電力を少なくすることができる。
【0034】
スリーブ部14には、一端が上部スラスト軸受部26の外周側に位置するスリーブ部14の段部の下面の外周側の平行面に開口し、他端が中間通気孔19に開口するよう軸線方向に延設される呼吸孔34が設けられている。
【0035】
上部ラジアル軸受部20に保持される潤滑油Vに混入した気泡は、回転シャフト部12の回転時に、軸線方向にバランスした形状のヘリングボーン溝20aの作用によって、ヘリングボーン溝20aの中心部(溝の曲折部)付近にて動圧の圧力ピークが発生し、軸線方向外方(溝の両端側)に向かうにつれて圧力が低下することから、順次最も圧力の低いテーパ状部24及び半径方向間隙拡大部18側へ移送され、潤滑油Vと空気との界面を経て軸受外部へと排出される。
【0036】
下部ラジアル軸受部22とこれに連続して潤滑油Vが保持される上部スラスト軸受部26との間は、下部ラジアル軸受部22に形成された軸線方向にアンバランスなヘリングボーン溝22aと上部スラスト軸受部26に形成されたポンプイン型のスパイラル溝の作用によって、両軸受部の境界部近傍において圧力ピークが発生し、半径方向間隙拡大部18及び呼吸孔34側に向かうにつれて圧力が低下することから、最も圧力の低い半径方向間隙拡大部18及び呼吸孔34側へ移送され、潤滑油Vと空気との界面を経て軸受外部へと排出される。
【0037】
また、下部スラスト軸受部28に保持される潤滑油Vに混入した気泡、特に回転シャフト部12の静止時に軸受中心部付近に存在する気泡は、補助溝28bあるいは28cによってスパイラル溝28aの形成される部分へと送られ、さらに圧力の低いスラストプレート12bの外周部側へと移送され、スラストプレート12bの下面とカウンタプレート14bの上面との間の軸線方向間隙よりも間隙寸法が大きく、潤滑油Vの圧力も低いスラストプレート12bの外周面と中内径部14a2の内周面との間の間隙を経た後、呼吸孔34の開口部34aに位置する潤滑油Vと空気との界面から軸受外部へと排出される。
【0038】
テーパ状部24側から排出された気泡は、ステータ40及びロータマグネット42が収容される空間を経た後、ロータハブ38とブラケット36との間の間隙46を通じてモータ外部に排出される。また、半径方向間隙拡大部18及び呼吸孔34側から排出された気泡は、中間通気孔19及びステータ40及びロータマグネット42が収容される空間を経た後、ロータハブ38とブラケット36との間の間隙46を通じてモータ外部に排出される。
【0039】
以上、本発明のスラスト動圧軸受及びこれを備えたスピンドルモータの実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0040】
例えば、上記実施形態においては、補助溝28b、28cを一本のみ設けた構成としたが、補助溝28b、28cは、軸心に関して非対称な動圧溝としてスラスト軸受部28で発生する動圧分布を軸心に関して非対称にすることできればよく、複数本設けるあるいはスパイラル溝28aと一体に設けることも可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載のスラスト動圧軸受では、排除が困難な軸受中心部に存在する気泡を確実に排除することが可能となり、安定した軸支持力を得ることができるとともに、気泡に起因するオイルの流出も阻止されることから、軸受としての信頼性及び耐久性を向上することができる。
【0042】
本発明の請求項2に記載のスラスト動圧軸受では、スパイラル溝の形状によらず補助溝を形成することが可能となる。
【0043】
本発明の請求項3に記載のスラスト動圧軸受では、スパイラル溝と補助溝とを一体に形成することで加工工数を削減することができる。
【0044】
本発明の請求項4に記載のスラスト動圧軸受では、補助溝及びスパイラル溝によって軸受部から排除した気泡を軸受外部(外気中)に排出することが可能となる。
【0045】
本発明の請求項5に記載のスピンドルモータによれば、軸受部に保持されるオイルと気泡とを完全に分離することが可能となることから、安定した軸支持力を得ることができるとともに、気泡に起因するオイルの流出も阻止されることから、軸受としての信頼性及び耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のスピンドルモータの概略構成を示す断面図である。
【図2】図1のスピンドルモータの軸受部分を拡大して示す部分断面図である。
【図3】図2に示すスピンドルモータのスリーブのA−A線断面図である。
【図4】図1に示すスピンドルモータの上部スラスト軸受部の平面図である。
【図5】図1に示すスピンドルモータの下部スラスト軸受部の平面図である。
【図6】図5に示す下部スラスト軸受部の変形例を示す平面図である。
【図7】従来のスラスト動圧軸受において動圧を発生するために形成される動圧発生溝を示す平面図である。
【符号の説明】
12b スラストプレート
14b カウンタプレート
26、28 スラスト軸受部
26a、28a スパイラル溝
28b 補助溝
V 潤滑油

Claims (5)

  1. 円板状のスラストプレートと、該スラストプレートの平面部と軸線方向に間隙を介して対向するカウンタプレートと、該スラストプレートとカウンタプレートとの間に規定される軸線方向の間隙中に保持されたオイルと、該オイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝とを備えてなるスラスト動圧軸受であって、
    前記動圧発生溝を、円周方向に並列状に配設され且つ前記スラストプレートの中心部において動圧の圧力ピークを発生するポンプインタイプのスパイラル溝とし、また、該スパイラル溝の発生する動圧の分布形状が軸対称とならないよう、補助溝が設けられることを特徴とするスラスト動圧軸受。
  2. 前記補助溝は、前記スパイラル溝の半径方向内方に位置するとともに、半径方向外方から軸受の中心部方向に延設される軸心に関して非対称な溝であることを特徴とする請求項1に記載のスラスト動圧軸受。
  3. 前記補助溝は、前記スパイラル溝の内端部が半径方向内方に延設されることによって軸心に関して非対称に形成されることを特徴とする請求項1に記載のスラスト動圧軸受。
  4. 前記スラストプレートの外周部には軸受外部に連通する連通孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスラスト動圧軸受。
  5. 一方の端部に前記スラストプレートが一体的に設けらるシャフトと、該シャフト及びスラストプレートを外周方向から間隙を介して囲繞するとともに前記スラストプレートの位置する側の端部が前記カウンタプレートによって閉塞される中空円筒状のスリーブと、該スリーブの内周面と前記シャフトの外周面との間に規定される間隙中に保持されるオイルと、このオイルに対して動圧を誘起する動圧発生溝が設けられたラジアル動圧軸受と、前記請求項1乃至4のいずれかに記載のスラスト動圧軸受とを備えたスピンドルモータ。
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