JP3664027B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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JP3664027B2 JP2000024458A JP2000024458A JP3664027B2 JP 3664027 B2 JP3664027 B2 JP 3664027B2 JP 2000024458 A JP2000024458 A JP 2000024458A JP 2000024458 A JP2000024458 A JP 2000024458A JP 3664027 B2 JP3664027 B2 JP 3664027B2
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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディジタルミキシングレコーダ等の記録再生装置に関し、波形編集作業の作業効率を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルミキシングレコーダとして、ハードディスク装置(以下「HDD」)を用いて複数トラックで構成されるソング(録音、再生を行う曲の単位で、例えば1ソング=音楽の1曲)の録音、再生、ミキシング、波形編集等を行うハードディスクレコーダが知られている。ハードディスクレコーダにおいては、例えば曲本体を構成する各トラックごとの一連の音データ(波形データ)がHDDの適宜の記録位置にクラスタ単位で分散してディジタル信号で記録され、該一連の音データを再生するための該各音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータを含むソングごとのソング管理データがHDDの別の記録位置に記録され、さらにソングごとのソング管理データの記録位置を知るためのデータを含むシステム管理データがHDDの所定の位置(例えば先頭から所定容量のアドレス領域)に記録されている。電源スイッチをオンするなどしてハードディスクレコーダを立ち上げると、HDDからシステム管理データが自動的に読み出されて内部記憶装置に保持され、この状態で1つのソングの再生を指示すると、該読み出されたシステム管理データに基づき、そのソングのソング管理データが記録されているHDD上の位置が求められ、該位置にアクセスしてそのソングのソング管理データ全体が読み出されて内部記憶装置に保持され、該読み出されたソング管理データに含まれている各トラックごとのシーケンスデータで指示される一連の音データの各記録位置に順次アクセスして、該ソングに含まれる各トラックごとの一連の音データが順次読み出される。読み出された各トラックの音データは、バッファメモリを介して所定のサンプリングレートで出力され、D/A変換等を経て再生される。
【0003】
波形編集(録音された音データの波形の加工、修正等)を行うときは、例えば、ソングを再生して操作者が任意のトラックについて波形編集が必要な部分を探し出して指示すると、その部分の音データが内部記憶装置に取り込まれる。操作者がディスプレイに表示されているその部分の波形を見ながらレベルの増減、ノイズ成分のカット等の編集操作を行うと、CPUが内部記憶装置を作業領域として、その操作に応じた編集処理を実行する。編集処理された波形はディスプレイに表示され、操作者が編集内容を確定する操作をすると、該波形編集された部分の音データがHDDに格納され、以後そのソングの再生を指示すると、波形編集された内容でそのソングを再生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
波形編集においては、CPUは内部記憶装置に頻繁にアクセスして、乗算、除算などのCPUにとって演算負荷の高い命令を駆使する。このため、高速な編集処理を実現するためには、内部記憶装置には十分な容量が要求される。ところが、従来のディジタルミキシングレコーダにおいては、内部記憶装置にシステム管理データやそのソングのソング管理データが格納されているため、ソングの波形編集を行うときに、内部記憶装置の全容量のうち作業領域として使用できる容量が少なかった。このため、CPUは波形編集処理に時間がかかり、操作者の待ち時間が長く、波形編集作業の作業効率が悪かった。内部記憶装置の容量を増やせば作業効率は向上するが、コスト高となる問題があった。この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、コスト高となることなく波形編集作業の作業効率を向上させた記録再生装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の記録再生装置は、曲本体を構成する一連の音データが外部記憶装置の適宜の記録位置に分散して記録され、該一連の音データを再生するための該各音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータを含むソングごとのソング管理データが該外部記憶装置の別の記録位置に記録され、該外部記憶装置に記録されている中から1つのソングを指定してその再生が指示されたときに、制御装置が該外部記憶装置から該当するソングのソング管理データを読み出して内部記憶装置に保持し、該制御装置が、該内部記憶装置を参照しながら該外部記憶装置から該当する音データを順次読み出し、該読み出された音データをバッファメモリを介して一連の音データとして出力する記録再生装置において、ソングの波形編集が指示されたときに、前記制御装置が、前記内部記憶装置に保持されているソング管理データの一部または全部を前記バッファメモリに転送し、該ソングの適宜指示される部分の音データを前記内部記憶装置に転送し、該内部記憶装置を作業領域として、該音データに、適宜指示される波形編集処理を施す制御を行うものである。
【0006】
これによれば、波形編集を行うときに、ソング管理データをバッファメモリに転送して待避させておくようにしたので、内部記憶装置のより多くの容量を波形編集処理に利用することができ、内部記憶装置全体の容量を増やすことなく波形編集の作業効率を向上させることができる。なお、波形編集時は、再生時と異なり、バッファメモリの音データを更新する必要がない(あるいは少ない)ので、バッファメモリにソング管理データを格納することによって音データのための記憶容量が削減されても、波形編集作業に支障は生じない。また、波形編集中は通常ソング管理データは必要ないので、ソング管理データをバッファメモリに待避させても波形編集作業に支障は生じない(もし、ソング管理データが必要になった場合には、波形編集を中断し、ソング管理データをバッファメモリから内部記憶装置に戻して利用すればよい。)。
【0007】
前記制御装置は、前記波形編集処理を終了後に、該波形編集を終了した音データを前記内部記憶装置から前記外部記憶装置に転送し、前記ソング管理データを前記バッファメモリから前記内部記憶装置に転送する制御を行うことができる。また、該制御装置は、さらに、前記波形編集に伴い更新したソング管理データを前記内部記憶装置から読み出して、前記外部記憶装置の所定位置に転送して保存する制御を行うことができる。
【0008】
この発明の別の発明の記録再生装置は、曲本体を構成する一連の音データが外部記憶装置の適宜の記録位置に分散して記録され、該一連の音データを再生するための該各音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータを含むソングごとのソング管理データが該外部記憶装置の別の記録位置に記録され、ソングごとの前記ソング管理データの記録位置を知るためのデータを含むシステム管理データが前記外部記憶装置の所定の記録位置に記録され、制御装置が、適宜の時点で該外部記憶装置から該システム管理データを読み出して内部記憶装置に保持し、該外部記憶装置に記録されている中から1つのソングを指定してその再生が指示されたときに、該システム管理データに基づき該外部記憶装置から該当するソングのソング管理データを読み出して前記内部記憶装置に保持し、該内部記憶装置を参照しながら該外部記憶装置から該当する音データを順次読み出し、該読み出された音データをバッファメモリを介して一連の音データとして出力する記録再生装置において、ソングの波形編集が指示されたときに、前記制御装置が、前記内部記憶装置に保持されている前記システム管理データの一部または全部およびソング管理データの一部または全部を前記バッファメモリに転送し、該ソングの適宜指示される部分の音データを前記内部記憶装置に転送し、該内部記憶装置を作業領域として、該音データに、適宜指示される波形編集処理を施す制御を行うものである。
【0009】
これによれば、波形編集を行うときに、システム管理データおよびソング管理データをバッファメモリに転送して待避させておくようにしたので、内部記憶装置のより多くの容量を波形編集処理に利用することができ、内部記憶装置全体の容量を増やすことなく波形編集の作業効率を向上させることができる。なお、波形編集時は、再生時と異なり、バッファメモリの音データを更新する必要がない(あるいは少ない)ので、バッファメモリにシステム管理データおよびソング管理データを格納することによって音データのための記憶容量が削減されても、波形編集作業に支障は生じない。また、波形編集中は通常システム管理データおよびソング管理データは必要ないので、システム管理データおよびソング管理データをバッファメモリに待避させても波形編集作業に支障は生じない(もし、システム管理データあるいはソング管理データが必要になった場合には、波形編集を中断し、システム管理データあるいはソング管理データをバッファメモリから内部記憶装置に戻して利用すればよい。)。
【0010】
前記制御装置は、前記波形編集処理を終了後に、該波形編集を終了した音データを前記内部記憶装置から前記外部記憶装置に転送し、前記システム管理データおよび前記ソング管理データを前記バッファメモリから前記内部記憶装置に転送する制御を行うことができる。また、前記制御装置は、さらに、前記波形編集に伴い更新したソング管理データおよびシステム管理データを前記内部記憶装置から読み出して前記外部記憶装置の所定位置にそれぞれ転送して保存する制御を行うことができる。
【0011】
なお、いずれの発明においても、波形編集する部分の音データは外部記憶装置から読み出して直接(すなわちバッファメモリを介さずに)内部記憶装置に転送するほか、バッファメモリを介して内部記憶装置に転送することもできる。バッファメモリを介して転送する場合は、例えば、ソングの波形編集が指示されたときに、前記制御装置が、内部記憶装置に保持されているソング管理データの一部または全部(あるいは、システム管理データの一部または全部およびソング管理データの一部または全部)をバッファメモリに転送し、該バッファメモリに保持されている該ソングの音データのうち適宜指示される一部分の音データを内部記憶装置に転送し、該内部記憶装置を作業領域として、該音データに波形編集処理を施し、該波形編集を終了した部分の音データをバッファメモリに転送し、この一連の波形編集処理を該バッファメモリに保持されている音データの適宜指示される他の部分の音データについても同様に繰り返して行うものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明を、HDDを外部記憶装置として用いたディジタルミキシングレコーダ(ハードディスクレコーダ)に適用した場合の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態では、ソング管理データは、ミキシング機能の各パラメータの設定値に関するシーケンスデータと、HDDにおける記録位置の連鎖を示すシーケンスデータで構成されている。ミキシング機能の各パラメータの設定値に関するシーケンスデータの容量は1ソングあたり例えば0.5Mバイト用意され、HDDにおける記録位置の連鎖を示すシーケンスデータの容量は1ソングあたり例えば1.0Mバイト用意され、合計で1ソングあたり例えば1.5Mバイトの容量が用意されている。図2はハードディスクレコーダ全体の主要部のシステム構成を示す。このハードディスクレコーダ10は複数のチャンネル{個々のトラックの音データについて信号処理を行う信号経路(各チャンネルごとに物理的に分割された信号経路のみならず、各チャンネルの音データが時分割処理される物理的には共通の信号経路を含む)または該信号経路を流れる音データ自体をいう。}の信号経路を有し、複数トラックの同時録音(例えば、最大16トラック同時録音)もしくは複数トラックの同時再生(例えば最大16トラック同時再生)または複数トラックの同時録音および同時再生(例えば最大16トラック同時再生しながら最大8トラック同時録音)が可能に構成されている。各トラックの1サンプルの音データは、ミックスダウンした信号が24ビット(3バイト)で構成されている以外は、すべて16ビット(2バイト)で構成されている。
【0013】
ハードディスクレコーダ10は、メインCPU12、レコーダCPU14、サブCPU16の合計3個のワンチップCPU(マイコン){例えば日立製SH7042(シングルチップRISCマイコン)}を具えている。各CPU12,14,16は個別に用意された相互に非同期の動作クロックでそれぞれ独立に駆動される。メインCPU12は主にミキシング制御を行う。レコーダCPU14はメインCPU12からの指令に基づきHDD60の記録および再生制御、波形編集制御等を行う。サブCPU16は操作者による各種操作情報をメインCPU12に伝達する制御、メインCPU12からの指令に基づく各フェーダ操作子のモータ駆動制御等を行う。
【0014】
サブCPU16のバス18には、スイッチ、回転式つまみ、マウス、ジョグ、シャトル等で構成される各種操作子20と、サブCPU16のプログラムを格納したフラッシュROM22と、モータドライバインタフェース24等が接続されている。モータドライバインタフェース24には、モータドライバ28を介して複数本のモータドライブ式フェーダ操作子26が接続されている。各モータドライブ式フェーダ操作子26の操作位置情報はサブCPU16に伝達される。各種操作子20では、操作者の操作により、ミキシングパラメータ{ルーティング(各入力チャンネルをどの信号経路チャンネルを経由してどのトラックに録音するか、および各トラック再生信号をどの信号経路チャンネルを経由してどの出力チャンネルから出力するかの割り付け)、イコライザ特性、エフェクト特性、定位(PAN)等}の設定、録音/再生/停止/一時停止/スロー再生/早送り/巻戻し等のレコーダ機能の各種動作指示、ソング選択、録音・再生モード/編集モード等の動作モードの切換え、波形編集等の操作が行われる。録音・再生モードには、各パートについて通常の録音、再生を行うモード{録音のみ(ALL REC)、再生のみ、再生と同時に録音(SYNC DUBBING)のいずれかを行うモード}のほか、パンチイン、パンチアウトを行うモード、ミックスダウンを行うモード等がある。各種操作子20の操作情報はサブCPU16に伝達され、信号ライン30を介してメインCPU12に伝達される。各フェーダ操作子26は操作者の操作により各入力チャンネルおよび各出力チャンネルごとのレベル調整、ステレオ出力のレベル調整等を行うもので、その操作情報はサブCPU16に伝達され、信号ライン30を介してメインCPU12に伝達される。また、録音・再生モード{録音のみ(ALL REC)、再生のみ、再生と同時に録音(SYNC DUBBING)のいずれかを行うモード}では、各再生トラックのフェーダレベル調整に関して、ソングの進行に従ってメインCPU12から各フェーダ操作子26の操作位置指令が信号ライン30を介してサブCPU16に順次伝達され、モータドライバインタフェース24およびモータドライバ28を介して各フェーダ操作子26がそれぞれ指令された操作位置に自動的に移動制御される。これにより、録音時に設定された各フェーダ操作子26の操作位置が再現されて、各トラックの再生レベルが録音時に設定した状態に自動調整されて再生が行われる。
【0015】
メインCPU12のバス32には、メインCPU12のプログラムを格納したフラッシュROM34と、録音、再生、編集等を行うために現在指定しているソングについてのミキシング機能(ルーティング、イコライジング、エフェクト付与、フェーダレベル調整、定位調整等)に関するソング管理データとして、時間の進行に応じたこれら各パラメータの設定値に関するシーケンスデータ(前述のように各ソングごとに例えば0.5Mバイトの容量が用意されている)を格納し、またメインCPU12の作業領域として機能するDRAM36{例えば2Mバイト(=16Mビット)の容量}と、ミキシング機能を実現するDSP38と、LCD制御回路41を介してLCD(液晶表示器)43と、インタフェース45を介してFL(蛍光)表示器47等が接続されている。LCD43には、動作モードに応じた情報が表示される。例えば、録音・再生モード時には、ルーティング、チャンネルのオン・オフ、バーチャルトラックの選択等をするための表示がなされ、波形編集モード時には、波形編集をする部分の波形がグラフィック表示される。FL表示器47には数値による時間情報(タイムコード)およびバーグラフによる各チャンネルの入力信号または再生信号のレベル等が表示される。なおバーチャルトラックとは、トラック(リアルトラック)についてそれぞれ割り当てられる仮想のトラックで、再生時あるいは同時録音再生時には、再生を行う各トラック(リアルトラック)について、それぞれ割り当てられた複数のバーチャルトラックの中から1つずつバーチャルトラックを選択して再生することができる。例えば、トラック数が16で、バーチャルトラック数が各トラックについてそれぞれ8であれば、合計128のバーチャルトラックを作成することができる。
【0016】
DSP38は、複数チャンネルのミキシング処理部を構成し、操作者による各種操作子20およびフェーダ操作子26の操作に基づき、あるいはDRAM36に格納されているミキシング機能に関するシーケンスデータに応じて、メインCPU12の指令により、録音入力および再生出力に対してルーティング、イコライジング、エフェクト付与、フェーダレベル調整、定位調整等のミキシング機能について、それぞれ指示された内容を実現するための処理(ミキシング処理)を実行する。
【0017】
アナログ入力端子40から入力される複数チャンネル(例えば最大8チャンネル)のアナログ音声信号(録音入力)は、ゲインコントロール(図示せず)で、A/D変換の際の適正な信号レベルにゲイン調整された後、A/D変換器42でディジタル信号に変換されてDSP38に入力されて、ミキシング処理が施される。また、ディジタル入力端子44から入力される複数チャンネル(例えば最大16チャンネル)のディジタル音声信号(録音入力)はインタフェース46を介してDSP38に入力されて、ミキシング処理が施される。ミキシング処理が施された録音入力は、後述するHDD60に録音される。また、HDD60から再生される複数チャンネル(例えば最大16チャンネル)のディジタル音声信号(再生出力)は、DSP38でミキシング処理されて、インタフェース52を介してディジタル出力端子54から出力される。また、該ディジタル音声信号をDSP38で2チャンネルステレオ信号にミキシングした信号は、D/A変換器48でアナログ信号に変換されて、アナログ出力端子50からモニタ用信号等として出力される。
【0018】
レコーダCPU14のバス56には、レコーダCPU14のプログラムを格納したフラッシュROM58と、この発明の外部記憶装置に相当するHDD60と、この発明の内部記憶装置に相当するDRAM62(例えば2Mバイトの容量)と、この発明のバッファメモリに相当するSDRAM(シンクロナスDRAM)64,66(例えば各々8Mバイトの容量)に対する音データの書き込みおよび読み出し制御を行うDRAMコントローラ(以下「DRC」)68と、インタフェース70を介してCD−RW等の光ディスク装置72と、パラレルインタフェース74を介して現在の日時のデータを生成するリアルタイムクロック76等が接続されている。光ディスク装置72はHDD60に録音したソングをCD−RディスクやCD−RWディスクにバックアップしたり、バージョンアップ用プログラムを格納したCD−ROM等を再生して、フラッシュROM22,34,58のプログラムを更新するのに利用される。
【0019】
HDD60のアドレス領域の分割例を図3に示す。HDD60のアドレス領域は、先頭から固定容量のシステム管理データ用アドレス領域84と、それに続く最後尾までの共用アドレス領域86に分割されている。共用アドレス領域86には、前方側の端部からチャンネルごとの音データがテイク(録音の単位で、1テイク=1回分の録音)順にディジタル信号で順次記録されて蓄積されて音データ領域86−0が順次拡大して形成され、後方側の端部から各ソングのソング管理データが順次記録されてソング管理データ領域86−1,86−2,……が順次形成される。音データはクラスタ(128Kバイト)単位で記録される。なお、1クラスタは64Kワード(サンプル)で、CDフォーマットのデータ(16ビット、44.1kHz)の場合、64Kサンプル/44.1kHzにより、約1.45秒分のデータとなる。一度録音された音データは操作者による明示の、該当するテイクの消去指令が与えられない限り消去されない。複数トラックを同時に録音する場合、各トラックの音データは順次入れ替わって共用アドレス領域86に記録され、またパンチイン、パンチアウト等で後から追加される音データ、波形編集された音データ等は、そのトラックの初期録音の音データが記録されているアドレスとは離れて、それらが記録される時点での共用アドレス領域86の記録済み音データの最後尾に続けて記録されるので、各バーチャルトラックの音データは、共用アドレス領域86内にクラスタ単位で分散して記録されている。
【0020】
各ソングのソング管理データ領域86−1,86−2,……には、このように分散して記録された、該ソングに含まれる各バーチャルトラックの音データを連続した音楽として再生するために必要な、該各バーチャルトラックごとの音データの記録アドレスの連鎖を示すシーケンスデータが記録されている。また、各ソングのソング管理データ領域86−1,86−2,……には、そのソングに含まれるバーチャルトラックごとのミキシング機能に関するシーケンスデータも記録されている。各ソングのソング管理データ領域86−1,86−2,……は固定容量(例えば、前述のように、1ソングあたり1.5Mバイト)であり、操作者により新規にソングのファイルの作成が指示されるごとに、そのソングについてのソング管理データ領域が新たに初期化されて確保され、そのソングについて録音等音データの追加がなされるごとにそれに対応してソング管理データが更新される。各ソングのソング管理データ領域86−1,86−2,……は一度定められると固定であり、操作者による明示のソングの消去指令が与えられない限り消去されない。システム管理データ用アドレス領域84には、ソングごとのソング管理データの記録位置を知るためのデータを含むシステム管理データが記録されている。
【0021】
ソング管理データはソング単位で、HDD60の全アドレス領域の後方側の端部から順次記録され{ただし、個々のソング管理データ領域86−1,86−2,……内では、データは通常どおり前方側から正方向(アドレスが増加する方向)に記録される。}、しかも個々のソング管理データ領域86−1,86−2,……の容量は固定であるので、システム管理データ用アドレス領域84にHDD60の全アドレス領域の最後尾のアドレス情報を記録しておくことにより、各ソング管理データ領域86−1,86−2,……の開始位置を演算で求めることができる。例えば、最初のソングのソング管理データ領域86−1の開始位置は、〔HDD60の全アドレス領域の最後尾のアドレス〕−〔1つのソング管理データ領域の容量〕の演算で求められる。なお、演算で求める代わりに、システム管理データ用アドレス領域84に、各ソングのソング管理データ領域86−1,86−2,……の開始位置のアドレス情報を記録しておくこともできる。なお、上記の例では、共用アドレス領域の最後尾のアドレスをHDD60の全アドレス領域の最後尾のアドレスに一致させたがこれに限るものではない。
【0022】
以上のようなファイル構成によれば、ハードディスクレコーダ10の電源をオンした際に、自動的にHDD60の先頭のアドレスにアクセスしてシステム管理データを読み取り、ソングが指定されたときに、該システム管理データに基づき、該指定されたソングのソング管理データが記録されているアドレス領域(ソング管理データ領域)にアクセスして該ソング管理データを読み取り、該ソングの再生が指示されたときに、該ソング管理データに基づき、該ソングの現在選択されている各バーチャルトラックについて音データが記録されているアドレスに順次アクセスして読み取ることにより、該バーチャルトラックの音データを再生することができる。
【0023】
図2において、DRAM62には、HDD60から読み出されたシステム管理データ(例えば128Kバイト)、および録音、再生、編集等を行うために現在指定しているソングに関するソング管理データのうちHDD60における記録位置の連鎖を示すシーケンスデータ(前述のように各ソングごとに例えば1.0Mバイトの容量が用意されている)が格納される。また、DRAM62はレコーダCPU14の作業領域として機能する。なお、音データはDSP38とDRC68間では、バス32,56を経由しない図示しない信号ラインを介して相互に伝送される。
【0024】
メインCPU12のバス32とレコーダCPU14のバス56はデュアルポートRAM78(以下「DPRAM」)を介して相互に接続され、メインCPU12とレコーダCPU14間で授受すべき各種指令やソング管理データ等の情報が伝送される。サンプリングクロック発振器80からはサンプリング周期のクロックが発振されてアンド回路82に入力される。レコーダCPU14からは録音あるいは再生の開始に同期して立上がり、その終了に同期して立下がる動作区間指示信号が出力され、アンド回路82に入力される。これにより、アンド回路82からは録音あるいは再生の開始から終了までの区間サンプリングクロックが出力される。このサンプリングクロックはメインCPU12およびレコーダCPU14の外部クロック入力端子に入力される。両CPU12,14内には該外部クロック入力端子から入力されるクロックをカウントするカウンタがそれぞれ配置されている。両カウンタは録音あるいは再生の開始に同期してリセットされて、その後入力されるサンプリングクロックをカウントする。メインCPU12は該カウント値に応じてサンプリングクロック単位でミキシング処理を実行する。また、レコーダCPU14は該カウント値に応じてサンプリングクロック単位でHDD60およびSDRAM64,66の書込みあるいは読出し制御を実行する。これにより、メインCPU12およびレコーダCPU14は、それぞれ個別の動作クロック(例えば28MHz)で動作しながら、サンプリング周期(48kHz、44.1kHz等)単位では互いに同期して動作して、録音あるいは再生のための制御を独立にかつ並行して実行することができる。
【0025】
図2のハードディスクレコーダ10における各動作モード(録音・再生モード、編集モード等)時のデータ(音データ、システム管理データ、ソング管理データ)の授受について図1を参照して説明する。ハードディスクレコーダ10の電源を投入すると、HDD60のシステム管理データ用アドレス領域からシステム管理データが読み出されて、バス56を介してDRAM62に保持される。ソングを指定すると、レコーダCPU14はDRAM62に保持されているシステム管理データを参照して、HDD60の指定されたソングのソング管理データが記録されているソング管理データ領域にアクセスして、該当するソング管理データを読み出す。読み出されたソング管理データのうち該ソングのミキシング機能に関するシーケンスデータは、バス56、DPRAM78およびバス32を介してDRAM36に転送される。また、読み出されたソング管理データのうち、HDD60における該ソングの一連の音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータは、バス56を介してDRAM62に転送される。これにより、前記指定されたソングについて、操作者の指示により、録音、再生、波形編集等の各作業が可能となる。なお、初めて録音するソングについては、操作者の操作により、予め新規にソングのファイルが作られ(HDD60にソング管理データ領域が新たに1つ初期化されて確保される。)、そのソング管理データがDRAM36,62に保持されて、録音可能な状態となる。
【0026】
録音・再生モードでは、録音を指示されたトラックについて、次のように処理が行われる。アナログ入力端子40またはディジタル入力端子44から入力される該トラックの録音信号(音データ)は、A/D変換器42またはインタフェース46を介してDSP38に入力され、操作者による各種操作子20およびフェーダ操作子26の操作に応じてDSP38でミキシング処理が施され、バス56を経由しない信号ラインを介して、DRC68からバッファメモリを構成するSDRAM64,66に順次格納される。SDRAM64,66に格納された音データは、定期的にバス56を介してHDD60にDMA転送されて共用アドレス領域86に録音される。また、このとき新たに生成されるシステム管理データおよびソング管理データのうち再生位置の連鎖を示すシーケンスデータはDRAM62に順次蓄積され、ソング管理データのうちミキシング機能に関するシーケンスデータはDRAM36に順次蓄積される。録音を終了して保存操作をすると、DRAM36に蓄積されたミキシング機能に関するシーケンスデータはDPRAM78を介してバス56に伝送され、DRAM62に蓄積されたHDD60における音データの記録位置の連鎖を示すデータとともに、HDD60の該ソングのソング管理データを保存するソング管理データ領域に上書き保存される。また、DRAM62に格納されているシステム管理データもHDD60のシステム管理データ用アドレス領域に上書き保存される。
【0027】
録音・再生モードでは、再生を指示されたトラックについて、次のように処理が行われる。レコーダCPU14はDRAM62に格納されている該トラックの再生位置の連鎖を示すシーケンスデータを参照して、HDD60から該当するトラックの音データを順次読み出す。該読み出された音データは、バス56およびDRC68を介してSDRAM64,66にDMA転送して格納される。DRC68は該SDRAM64,66に格納された音データをサンプリング周期で順次読み出す。SDRAM64,66から読み出された音データは、バス56を経由しない信号ラインを介してDRC68からDSP38に転送される。メインCPU12はDRAM36に格納されているミキシング機能に関するシーケンスデータを参照してDSP38のパラメータを設定し、該転送される音データに対してミキシング処理を施す。ミキシング処理を施された音データは、インタフェース52を介してディジタル出力端子54から出力される。また、DSP38内で2チャンネルステレオ信号にミキシングされた信号は、D/A変換器48でアナログ信号に変換されて、アナログ出力端子50から出力される。なお、録音・再生モードでは、録音、再生を行う各トラックの信号が順番に時分割処理され、その際SDRAM64,66は録音トラックか再生トラックかに応じて動作(書き込み/読み出し)が時分割で切り換えられる。
【0028】
波形編集が指令されたときの動作例を図4に示す。HDD60に保存されている1つのソングについて録音・再生モードで使用している状態(S1)から、録音・再生モードを停止して、波形編集モードにする(S2)。これにより、DRAM62に格納されているシステム管理データおよびそのソングのソング管理データがバス56およびDRC68を介してSDRAM64,66に転送待避され、DRAM62内からこれら両データは消去される(S3)。システム管理データおよびソング管理データの待避位置は、例えばSDRAM64,66の先頭アドレスからの位置とすることができる。操作者の操作によりHDD60からそのソングの任意のバーチャルトラックについて波形編集しようとする部分の音データを読み出して、バス56を介してDRAM62に格納する(S4)。この状態で、操作者がLCD43上に表示された波形を見ながら波形編集操作をすると、レコーダCPU14はDRAM62を作業領域として、その操作に対応した波形編集処理を実行する(S5)。DRAM62は高速でしかもシステム管理データおよびソング管理データはSDRAM64,66へ転送待避されてDRAM62は広い作業領域が確保されているので、効率よい波形編集処理を行うことができる。例えば、DRAM62から待避させたデータ量分(システム管理データが128Kバイト、ソング管理データが1Mバイト)増やして音データをDRAM62に格納して波形編集を行うものとすると、語長16ビット、サンプリング周波数44.1kのCDフォーマットの音データ(2バイト/1サンプル)の場合、(1M+128K)/2/44.1Kから、DRAM62に一度に格納できる音データを約12秒分増やすことができる。したがって、一度に波形編集する音データの区間を拡張することができ、これにより効率よい波形編集処理を行うことができる。
【0029】
波形編集を終了して操作者が保存操作をすると、波形編集された音データは、DRAM62からバス56を介してHDD60に転送されて保存される(S6)。また、SDRAM64,66に転送されていたソング管理データおよびシステム管理データは、SDRAM64,66から読み出され、DRC68およびバス56を介してDRAM62に戻され(S7)、波形編集に伴うデータが追加あるいは修正された後、該ソングのシステム管理データおよびソング管理データが記録されていたHDD60のもとの記録位置にそれぞれ保存される。操作者の指示により波形編集モードを終了すると、そのソングの録音・再生モードに戻される(S8)。
【0030】
波形編集が指令されたときの別の動作例を図5に示す。前記図4の例では、波形編集する部分の音データをHDD60から読み出して、直接DRAM62に転送して波形編集を行うようにしたが、図5の例では、波形編集する部分の音データをHDD60から読み出して、SDRAM64,66に一旦転送した後、SDRAM64,66から一部ずつDRAM62に転送して波形編集を行うようにしている。1つのソングについて録音・再生モードで使用している状態(S11)から、録音・再生モードを停止して、波形編集モードにする(S12)。これにより、DRAM62に格納されているシステム管理データおよびソング管理データがバス56およびDRC68を介してSDRAM64,66に転送待避され、DRAM62内からこれら両データは消去される(S13)。操作者の操作によりHDD60からそのソングのにんいのバーチャルトラックについて波形編集しようとする部分の音データを読み出して、バス56およびDRC68を介してSDRAM64,66に転送する(S14)。SDRAM64,66から、一度に波形編集が可能な分だけ音データを読み出して、DRC68およびバス56を介してDRAM62に転送する(S15)。
【0031】
この状態で、操作者がLCD43上に表示された波形を見ながら波形編集操作をすると、レコーダCPU14はDRAM62を作業領域として、その操作に対応した波形編集処理を実行する(S16)。DRAM62は高速でしかもシステム管理データおよびソング管理データはSDRAM64,66へ転送待避されてDRAM62は広い作業領域が確保されているので、効率よい波形編集処理を行うことができる。波形編集処理を終了した音データは、DRAM62からバス56を介してSDRAM64,66に戻される(S17)。続いてSDRAM64,66に格納されている別の部分の音データについても同様に波形編集を行う(S18,S15,……)。すべての波形編集を終了して、操作者が保存操作をすると、波形編集されたSDRAM64,66の音データはバス56を介してHDD60に転送されて保存される(S19)。また、SDRAM64,66に転送されていたシステム管理データおよびソング管理データは、SDRAM64,66から読み出され、DRC68およびバス56を介してDRAM62に戻され(S20)、波形編集に伴うデータが追加あるいは修正された後、該ソングのシステム管理データおよびソング管理データが記録されていたHDD60のもとの記録位置にそれぞれ保存される。操作者の指示により波形編集モードを終了すると、そのソングの録音・再生モードに戻される(S21)。
【0032】
なお、上記実施の形態では外部記憶装置をHDDとしたが、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、その他の外部記憶装置を使用することもできる。また、上記実施の形態では外部記憶装置が内蔵されている記録再生装置にこの発明を適用した場合について説明したが、外部記憶装置を外付けして使用する記録再生装置にもこの発明を適用することができる。また、上記実施の形態ではディジタルミキシングレコーダ(ハードディスクレコーダ)にこの発明を適用した場合について説明したが、ミキシング機能を具えていないディジタルレコーダ、その他の記録再生装置にもこの発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すシステム構成図で、図2のハードディスクレコーダ全体のシステム構成のうち、この発明に関連する部分を抽出して示したものである。
【図2】 この発明を適用したハードディスクレコーダ全体の主要部のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】 図2のHDD60のアドレス領域の分割例を示す図である。
【図4】 図1のシステム構成において、波形編集が指令されたときの動作例を示すフローチャートである。
【図5】 図1のシステム構成において、波形編集が指令されたときの他の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ハードディスクレコーダ(記録再生装置)、14…レコーダCPU(制御装置)、60…HDD(外部記憶装置)、62…DRAM(内部記憶装置)、64,66…SDRAM(バッファメモリ)。

Claims (6)

  1. 曲本体を構成する一連の音データが外部記憶装置の適宜の記録位置に分散して記録され、該一連の音データを再生するための該各音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータを含むソングごとのソング管理データが該外部記憶装置の別の記録位置に記録され、該外部記憶装置に記録されている中から1つのソングを指定してその再生が指示されたときに、制御装置が該外部記憶装置から該当するソングのソング管理データを読み出して内部記憶装置に保持し、該制御装置が、該内部記憶装置を参照しながら該外部記憶装置から該当する音データを順次読み出し、該読み出された音データをバッファメモリを介して一連の音データとして出力する記録再生装置において、
    ソングの波形編集が指示されたときに、前記制御装置が、前記内部記憶装置に保持されているソング管理データの一部または全部を前記バッファメモリに転送し、該ソングの適宜指示される部分の音データを前記内部記憶装置に転送し、該内部記憶装置を作業領域として、該音データに、適宜指示される波形編集処理を施す制御を行う記録再生装置。
  2. 前記制御装置が、前記波形編集処理を終了後に、該波形編集を終了した音データを前記内部記憶装置から前記外部記憶装置に転送し、前記ソング管理データを前記バッファメモリから前記内部記憶装置に転送する制御を行う請求項1記載の記録再生装置。
  3. 前記制御装置が、さらに、前記波形編集に伴い更新したソング管理データを前記内部記憶装置から読み出して、前記外部記憶装置のもとの記録位置に転送して保存する制御を行う請求項2記載の記録再生装置。
  4. 曲本体を構成する一連の音データが外部記憶装置の適宜の記録位置に分散して記録され、該一連の音データを再生するための該各音データの記録位置の連鎖を示すシーケンスデータを含むソングごとのソング管理データが該外部記憶装置の別の記録位置に記録され、ソングごとの前記ソング管理データの記録位置を知るためのデータを含むシステム管理データが前記外部記憶装置の所定の記録位置に記録され、制御装置が、適宜の時点で該外部記憶装置から該システム管理データを読み出して内部記憶装置に保持し、該外部記憶装置に記録されている中から1つのソングを指定してその再生が指示されたときに、該システム管理データに基づき該外部記憶装置から該当するソングのソング管理データを読み出して前記内部記憶装置に保持し、該内部記憶装置を参照しながら該外部記憶装置から該当する音データを順次読み出し、該読み出された音データをバッファメモリを介して一連の音データとして出力する記録再生装置において、
    ソングの波形編集が指示されたときに、前記制御装置が、前記内部記憶装置に保持されている前記システム管理データの一部または全部およびソング管理データの一部または全部を前記バッファメモリに転送し、該ソングの適宜指示される部分の音データを前記内部記憶装置に転送し、該内部記憶装置を作業領域として、該音データに、適宜指示される波形編集処理を施す制御を行う記録再生装置。
  5. 前記制御装置が、前記波形編集処理を終了後に、該波形編集を終了した音データを前記内部記憶装置から前記外部記憶装置に転送し、前記システム管理データおよび前記ソング管理データを前記バッファメモリから前記内部記憶装置に転送する制御を行う請求項4記載の記録再生装置。
  6. 前記制御装置が、さらに、前記波形編集に伴い更新したソング管理データおよびシステム管理データを前記内部記憶装置から読み出して前記外部記憶装置の所定位置にそれぞれ転送して保存する制御を行う請求項5記載の記録再生装置。
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