JP2834959B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2834959B2
JP2834959B2 JP5028930A JP2893093A JP2834959B2 JP 2834959 B2 JP2834959 B2 JP 2834959B2 JP 5028930 A JP5028930 A JP 5028930A JP 2893093 A JP2893093 A JP 2893093A JP 2834959 B2 JP2834959 B2 JP 2834959B2
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幸治 細野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等の情
報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データがTOC(Table Of Conte
nts) 情報等のインデックス情報で管理された記録媒体
を用い、この記録媒体が装置に装着されたとき、上記イ
ンデックス情報を読み出し、ICメモリ等の記憶手段に
記憶させ、この記憶手段に記憶されたインデックス情報
を基にデータの再生,記録,編集の制御を行うものがあ
り、以下に説明する。
【0003】データの再生は、上記記憶手段に記憶され
たインデックス情報によりデータの区切りを認識して行
い、また、データの記録は、上記記憶手段に記憶された
インデックス情報により記録媒体内の記録可能領域を認
識して行い、その記録結果に応じたインデックス情報に
記録媒体および記憶手段に記録または記憶されたインデ
ックス情報を書き換え、そして、データの分割,連結,
消去等の編集は、上記記憶手段に記憶されたインデック
ス情報を基に行い、その編集結果に応じたインデックス
情報に記録媒体および記憶手段に記録または記憶された
インデックス情報を書き換えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、記録,編集の動作の度に記録媒体に記録された
インデックス情報を書き換えているため、複数回の記
録,編集を行うと多大な時間がかかるといった問題点が
あった。
【0005】また、記録,編集の動作を行った後、その
記録,編集した内容をキャンセルしたい場合には、その
記録編集する前の記録媒体内の内容を覚えておき、記
録,編集後の記録媒体内の内容と照らし合わせながら編
集を行う必要があり、複雑な操作を要すると共に、多大
な時間を費やすといった問題点があった。
【0006】本発明は、記録,編集を短時間で行うこと
ができると共に、記録,編集内容のキャンセルを簡単な
操作で短時間に行うことのできる情報記録再生装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたもので、請求項1記載の情報記
録再生装置は、再生データとインデックス情報が記録さ
れた記録媒体を用いる一方、この記録媒体からインデッ
クス情報を読み出して記憶手段に記憶し、この記憶手段
に記憶されたインデックス情報を基にデータの再生,記
録,編集等を行う情報記録再生装置において、データの
記録,編集の実行やキャンセル等を指示する操作手段
と、該操作手段によってデータ記録,編集の実行が指示
されたとき、データの記録,編集を行わせ、それに応じ
たインデックス情報を作成して上記記憶手段に記憶さ
せ、また上記操作手段によってデータの記録,編集のキ
ャンセルが指示されたとき、上記記録媒体からインデッ
クス情報を読み出して上記記憶手段に記憶させる制御手
段とを設ける一方、上記制御手段が、上記記録媒体が装
置本体から取り出されるとき、当該記録媒体に記録され
ているインデックス情報を上記記憶手段に記憶されてい
るインデックス情報に書き換えるものである。
【0008】請求項2記載の情報記録再生装置は、請求
項1記載の情報再生装置の構成に加え、上記制御手段
が、上記操作手段によってデータの記録,編集の確定が
指示されたとき、上記記録媒体に記録されているインデ
ックス情報を上記記憶手段に記憶されているインデック
ス情報に書き換えるものである。
【0009】
【0010】請求項記載の情報記録再生装置は、再生
データとインデックス情報が記録された記録媒体を用
い、この記録媒体から再生データとインデックス情報を
読み出す読み出し手段と、この読み出し手段いよって読
み出されたインデックス情報を記憶する記憶手段と、こ
の記憶手段に記憶されたインデックス情報を基にデータ
の再生,記録,編集の制御を行う制御手段とを備えた情
報記録再生装置において、上記記憶手段にインデックス
情報記憶領域を複数個設けると共に、その複数の領域に
記憶されたインデックス情報の新旧を判別する判別手段
と、上記複数の領域に記憶されたインデックス情報を選
択する選択手段とを設け、上記制御手段、上記選択手
段によって選択されたインデックス情報を基に、データ
の再生,記録,編集の制御を行うものである。
【0011】請求項記載の情報記録再生装置は、請求
項3記載の情報再生装置の構成に加え、上記制御手段
、選択手段によってインデックス情報が選択されない
とき、判別手段によって判別された最新のインデックス
情報を基に、データの再生,記録,編集の制御を行うも
のである。
【0012】
【作用】したがって、操作手段によってデータ記録,編
集の実行が指示されたとき、制御手段がデータの記録,
編集を行わせ、それに応じたインデックス情報を作成し
て記憶手段に記憶させ、以後、この記憶手段に記憶され
たインデックス情報に基づいてデータの再生,記録,編
集を行い、また操作手段によってデータ記録,編集のキ
ャンセルが指示されたとき、制御手段が記録媒体からイ
ンデックス情報を読み出して記憶手段に記憶させ、以
後、この記憶手段に記憶されたインデックス情報に基づ
いてデータの再生,記録,編集を行う一方、記録媒体が
装置本体から取り出されるとき、当該記録媒体に記録さ
れているインデックス情報を記憶手段に記憶されている
インデックス情報に書き換えることにより、複数回の記
録,編集を短時間で行うことができると共に、そのデー
タの記録,編集を、簡単な操作で短時間にキャンセルす
ることができる。
【0013】また、操作手段によってデータの記録,編
集の確定が指示されたとき、記録媒体に記録されている
インデックス情報を記憶手段に記憶されているインデッ
クス情報に書き換えることにより、キャンセルすること
のない確実な記録,編集を行った後は、その後に記録,
編集した内容だけを簡単にキャンセルすることができ
る。
【0014】また、制御手段によって複数回の記録,編
集を行う場合、その各記録,編集毎のインデックス情報
を記憶手段の複数個のインデックス情報記憶領域に記憶
していき、選択手段によって選択されたインデックス情
報を基に、制御手段がデータの再生,記録,編集の制御
を行うと共に、選択手段がインデックス情報を選択しな
いときには、判別手段によって判別された最新のインデ
ックス情報を基に、制御手段がデータの再生,記録,編
集の制御を行う。
【0015】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
【0016】図1は本発明の1実施例である情報記録再
生装置としての光磁気ディスク装置の概略の構成を示す
ブロック図、図2は上記光磁気ディスク装置に用いられ
るメモリの領域内容を示す説明図、図3及び図4は上記
光磁気ディスク装置によりメモリのインデックス情報が
書き換えられる様子を示す説明図、図5及び図6は上記
光磁気ディスク装置に用いられる領域内容を示す説明図
である。なお、本発明にかかる情報記録再生装置として
の光磁気ディスク装置は、光磁気ディスクに、音声デー
タ等のアナログ情報をディジタル化して記録するように
なっている。
【0017】図1乃至図6において、データの再生動作
について説明すれば、光ピックアップ1は、記録再生可
能な記録媒体としてのディスク21に光を照射し、ディ
スク21からの反射光を取り込む再生ヘッドであり、デ
ィスク21に記録されたRF信号を読み取るようになっ
ている。RFアンプ2は、光ピックアップ1により読み
取られたRF信号を増幅してエンコーダ・デコーダ/信
号処理回路3に送出するようになっている。また、RF
アンプ2は、信号からフォーカスエラー信号およびトラ
ッキングエラー信号等のサーボ制御信号を生成し、サー
ボ回路4に送出するようになっている。エンコーダ・デ
コーダ/信号処理回路(以下、信号処理回路とする)3
は、サブコードの処理等を行うためにシステムコントロ
ーラ12と通信可能に設けられると共に、RFアンプ2
を経たRF信号を復調してディジタル情報に変換し、そ
のディジタル情報に誤り訂正等の所定の処理を施してメ
モリコントローラ4に転送するようになっている。
【0018】メモリコントローラ4は、信号処理回路3
を経たディジタル情報をショックプルーフメモリ5に記
憶させるように、システムコントローラ12の指示に従
って、ショックプルーフメモリ5の書き込み動作及び読
み取り動作を制御するようになっている。このメモリコ
ントローラ4は、信号処理回路3から出力されたディジ
タル情報をショックプルーフメモリ5に転送すると共
に、ショックプルーフメモリ5から出力されたディジタ
ル情報をデータ伸長・圧縮回路6に転送するようになっ
ている。
【0019】ショックプルーフメモリ5は、信号処理回
路3から出力されたディジタル情報を一時的に記憶する
ようになっており、例えば1MビットDRAM(Dynami
c Random Access Memory)等の半導体メモリが適当であ
る。このショックプルーフメモリ5は、信号処理回路3
とデータ伸長・圧縮回路6との間に配されており、振動
等の外乱による記録・再生の中断を防止するためにディ
ジタル情報を保護すること、および、信号処理回路3か
ら出力されるディジタル情報の転送速度と、データ伸長
・圧縮回路6に入力されるディジタル情報の転送速度と
の差を吸収すること、ならびに、インデックス情報を記
憶することを目的として設けられている。
【0020】データ伸長・圧縮回路6は、メモリコント
ローラ4から出力され、所定の圧縮率で時間軸圧縮され
たディジタル情報を時間軸伸長してコンパレータ7のD
/Aコンバータ7aに転送し、ここで元のアナログ情報
に再生した後、出力端子18に出力する。出力端子18
は、スピーカ等を有する図示しない出力部に接続されて
いる。なお、A/Dコンバータ7bについては後述す
る。送りモータ8は、光ピックアップ1をディスク21
の記録トラック(図示せず)に直行する方向へ移動させ
るためのモータである。スピンドルモータ9は、ディス
ク21を回転させるためのモータである。ドライバ回路
10は、送りモータ8と、スピンドルモータ9と、光ピ
ックアップ1の対物レンズ(図示せず)を駆動する図示
しない駆動装置とを動作させるために、これらに電力を
供給するようになっている。
【0021】サーボ制御回路11は、光ピックアップ1
から出射される光をディスク21の目標の記録トラック
に追従させる等の動作が正確に行われるように、ドライ
バ回路10により駆動される上記各装置をフィールドバ
ック制御する回路である。このサーボ制御回路11は、
システムコントローラ12の指示に従って、RFアンプ
2から出力されたサーボ信号に基づいてフォーカス、ト
ラッキング及びスピン等の制御量を決定し、その制御量
を制御信号としてドライバ回路10に送出するようにな
っている。
【0022】システムコントローラ(制御手段)12
は、信号処理回路3、メモリコントローラ4、サーボ回
路11、電源回路13、および、ヘッド駆動装置14を
集中管理するマイクロコンピュータである。入力装置1
6は、再生、記録、編集の操作を行う手段、読み出し操
作手段、記録操作手段、および、選択手段とが図示しな
いスイッチ及びキー等で構成されている。
【0023】電源回路13は、光ピックアップ1、RF
アンプ2、信号処理回路3、ドライバ回路10、システ
ムコントローラ12、サーボ制御回路11及びヘッド駆
動装置14棟に電力を供給するようになっている。
【0024】データの記録動作について説明すれば、入
力端子19はマイクとを有する図示しない入力部に接続
されており、A/Dコンバータ7bは入力端子19より
入力されたアナログ情報をディジタル情報に変換してデ
ータ伸長・圧縮回路6に転送するようになっている。デ
ータ伸長・圧縮回路6は、A/Dコンバータ7bから出
力されたディジタル情報の時間軸を所定の圧縮率、例え
ば約1/5 に圧縮してメモリコントローラ4に転送す
るようになっている。メモリコントローラ4は、データ
伸長・圧縮回路6から出力されたディジタル情報をショ
ックプルーフメモリ5に転送すると共に、ショックプル
ーフメモリ5から出力されたディジタル情報を信号処理
回路3に入力されるディジタル情報の転送速度との差を
吸収することも目的としている。
【0025】信号処理回路3は、メモリコントローラ4
から出力されたディジタル情報を変調してRF信号に変
換し、ヘッド駆動装置14に転送するようになってい
る。ヘッド駆動装置14は、信号処理回路3から出力さ
れたRF信号を記録ヘッド15に転送すると共に、記録
ヘッド15によるディスク21の目標の記録トラックへ
のRF信号の記録が正確に行われるように、記録ヘッド
15をディスク21の記録トラックに直交する方向へ移
動させるようになっている。記録ヘッド15は、ディス
ク21の記録領域にRF信号を記録するようになってい
る。また、記録ヘッドはディスク21の書込領域にイン
デックス情報を記録するようになっている。
【0026】そして、上記記録,再生に用いられるディ
スク21は、その内周側から外周側に向かって順に、デ
ィスク制御信号等が記録されているリードイン領域と、
複数の、個々に完結されたデータ群を記録する記録領域
と、その記録領域に記録されているデータの区切り、記
録可能領域等のTOC情報が記録されているユーザTO
C領域とを有している。
【0027】上記構成において、光磁気ディスク装置に
ディスク21が装着されると光ピックアップ1によりデ
ィスク21からインデックス情報であるTOC(Table
Of Contents) 情報がRF信号として読み出される。そ
して、このRF信号はRFアンプ2で増幅され、信号処
理回路3で復調や所定の信号処理が施されてTOC情報
として復元されされた後、メモリコントローラ4に送出
され、ここでショックプルーフメモリ5に設けられたT
OC記憶領域に記憶される。
【0028】再生時には、システムコントローラ12の
要求に応じてメモリコントローラ4が必要なTOC情報
をショックプルーフメモリのTOC記憶領域から読み出
してシステムコントローラ12に送出する。そしてシス
テムコントローラ12がTOC情報を基にサーボ回路1
1を制御する。
【0029】入力装置16からディスクの再生命令があ
るとシステムコントローラ12がTOC情報によりデー
タの区切りを認識して、そのデータの区切りを基に、デ
ィスク21の記録領域から光ピックアップ1によりRF
信号が読み出される。このRF信号は、RFアンプ2で
増幅されて信号処理回路3で復調や所定の信号処理が施
されてディジタル情報として復元され、メモリコントロ
ーラ4に送出される。このとき、ディジタル情報は、時
間軸圧縮された状態にあるデータである。
【0030】一方、RFアンプ2で増幅されたRF信号
は、フィールドバック制御に用いられるサーボ制御信号
としてサーボ回路11にも送出される。サーボ制御回路
11は、サーボ制御信号に基づいてシステムコントロー
ラ12の指示により制御量を決定し、ドライバ回路10
に対し制御信号を出力する。すると、ドライバ回路10
はその制御信号の大きさに応じて送りモータ8と、スピ
ンドルモータ9と、光ピックアップ1の対物レンズ駆動
装置とをそれぞれ動作させる。これにより、光ピックア
ップ1が目標の記録トラックまで送られ、ディスク21
の回転数が所定の値に制御されると共に、図示しない対
物レンズの位置が記録トラックを正確に追従するように
駆動される。
【0031】また、メモリコントローラ4に送出された
ディジタル信号は、ショックプルーフメモリ5のデータ
領域に書き込まれて一時的に記憶され、書き込まれた順
にメモリコントローラ4へ読み出される。そして、メモ
リコントローラ4から出力されたディジタル情報は、デ
ータ伸長・圧縮回路6に送出され、ここで時間軸伸長さ
れる。データ伸長・圧縮回路6を経たディジタル情報
は、D/Aコンバータ7aにより元のアナログ情報に変
換され、出力端子18から図示しない出力部に送出さ
れ、例えば音声信号として出力される。
【0032】また、記録時には、システムコントローラ
12の要求に応じてメモリコントローラ4が必要なTO
C情報をショックプルーフメモリのTOC記憶領域から
読み出してシステムコントローラ12に送出する。そし
てシステムコントローラ12がTOC情報を基にサーボ
回路11を制御する。
【0033】入力装置16からデータの記録命令がある
とシステムコントローラ12がTOC情報によりディス
ク21の記録可能領域を認識して、その記録可能領域を
基に記録する領域を選択して、サーボ回路11により光
ピックアップ1および記録ヘッド15を目標の記録トラ
ックまで送り、ディスク21の回転数を所定の値に制御
すると共に、図示しない対物レンズの位置が記録トラッ
クを正確に追従するように駆動される。
【0034】そして、アナログデータが図示しない入力
部に入力され、アナログ情報として入力端子19に送出
される。このアナログ情報は、A/Dコンバータ7bに
よりディジタル情報に変換された後、データ伸長・圧縮
回路6に送出され、ここで所定の圧縮率で時間軸圧縮さ
れ、メモリコントローラ4に送出され、ショックプルー
フメモリ5のデータ領域に一時的に記憶され、書き込ま
れた順にメモリコントローラ4に読み出される。そし
て、メモリコントローラ4に送出されたディジタル情報
は、信号処理回路3で変調や所定の信号処理が施されて
RF信号とされ、ヘッド駆動回路14を介して記録ヘッ
ド15に送出され、光ピックアップ1からの光との相互
作用によりディスク21の記録領域に記録される。
【0035】この記録が終了するとシステムコントロー
ラ12が先程行った記録に対応するTOC情報を作成
し、メモリコントローラ4を制御してショックプルフメ
モリ5のTOC記憶領域に記憶されているTOC情報を
システムコントローラ12が作成したTOC情報に書き
換える。そして、このTOC情報を基に新たに制御を行
う。
【0036】そして、ディスク21が光磁気ディスク装
置から取り出されるとき、ショックプルーフメモリ5の
TOC記憶領域に記録されたTOC情報がデータの記録
動作のときと同様に信号処理回路3で変調や所定の信号
処理が施されてRF信号とされ、ヘッド駆動回路14を
介して記録ヘッド15に送出され、光ピックアップ1か
らの光との相互作用によりディスク21のユーザTOC
領域に記録される。
【0037】また、編集時には、システムコントローラ
12の要求に応じてメモリコントローラ4が必要なTO
C情報をショックプルーフメモリ5のTOC記憶領域か
ら読み出してシステムコントローラ12に送出する。そ
してシステムコントローラ12がTOC情報を基に編集
を行う。
【0038】入力装置16からデータの編集命令がある
とシステムコントローラ12が読み出されたTOC情報
を入力装置16に設けられたテンキー等の入力により分
割、連結、消去等の編集が行える。例えば、図3(a)
に示すようにデータの2曲目を消去するには、入力装置
16に設けられたテンキー等による手動入力操作によっ
て各曲のうち、2曲目を選択する。するとシステムコン
ローラ12に送出されたTOC情報が図3(b)のよう
に変更され、このTOC情報がショックプルーフメモリ
5のTOC領域に書き換えられる。そして、このTOC
情報を基に新たに制御を行う。
【0039】このとき、この2曲目の消去をキャンセル
したい場合には、入力装置16に設けられたキャンセル
ボタン等を押下し、光ピックアップ1によりディスク2
1からTOC情報をRF信号として読み出す。そして、
このRF信号をRFアンプ2で増幅し、信号処理回路3
で復調や所定の信号処理を施してTOC情報として復元
した後、メモリコントローラ4に送出して、ここでショ
ックプルーフメモリ5に設けられたTOC記憶領域を図
3(c)に示すようなTOC情報に書き換える。そし
て、このTOC情報を基に新たに制御を行うことによ
り、2曲目の消去がなかったものとなる。
【0040】そして、ディスク21が光磁気ディスク装
置から取り出されるとき、記録動作のときと同様にディ
スク21のユーザTOC領域に記録される。
【0041】次に、複数の記録、編集について説明す
る。
【0042】図4(a)に示すようなTOC情報に管理
されたデータの記録可能領域に上記記録動作によりデー
タを記録すると図4(b)に示すようなTOC情報がシ
ョックプルーフメモリ5のTOC領域に書き換えられ
る。そして、この記録がキャンセルすることのない確実
なものであるため、ここで確定ボタン等を押下し、ショ
ックプルーフメモリ5のTOC領域に記憶されたこのT
OC情報を上記記録動作のときと同様に信号処理回路3
で変調や所定の信号処理を施してRF信号とし、ヘッド
駆動回路14を介して記録ヘッド15に送出して、光ピ
ックアップ1からの光との相互作用によりディスク21
のユーザTOC領域に記録する。そして、次にショック
プルーフメモリ5に書き換えられたTOC情報を基に編
集を行い2曲目の消去を行うと図4(c)に示すような
TOC情報がショックプルーフメモリ5のTOC領域に
書き換えられる。さらに、このTOC情報を基に編集を
行い2曲目と3曲目を連結すると図4(d)に示すよう
なTOC情報がショックプルーフメモリ5のTOC領域
書き換えられる。
【0043】ところが、上記記録後の編集が間違ってい
たため、入力装置16に設けられたキャンセルボタン等
を押下し、光ピックアップ1によりディスク21からT
OC情報をRF信号として読み出す。そして、このRF
信号をRFアンプ2で増幅し、信号処理回路3で復調や
所定の信号処理を施してTOC情報として復元した後、
メモリコントローラ4に送出して、ここでショックプル
ーフメモリ5に図4(e)に示すようなTOC情報、す
なわち記録動作後のTOC情報が書き換える。そして、
このTOC情報を基に新たに制御を行うことにより、記
録後の編集がなかったものとなる。
【0044】次に、ショックプルーフメモリ5のTOC
記録領域を複数個設けたときの動作について説明する。
【0045】まず、図5に示すようにアドレス0000
から1FFFの領域を最新のTOC情報を記憶するTO
C第1記憶領域、アドレス0200から02FFの領域
を一つ前のTOC情報を記憶するTOC第2記憶領域、
そして残りのアドレス0300からFFFFの領域を音
声記憶領域とした場合について説明する。
【0046】例えば、ショックプルーフメモリ5の最新
のTOC情報をシステムコントローラ12に読み出され
た後、2曲目の消去を行うとシステムコントローラ12
に読み出されたTOC情報がそれに応じたTOC情報に
変更され、その変更されたTOC情報が最新のTOC情
報としてTOC第1記憶領域に書き換えられる。その
後、その最新のTOC情報を基に3曲目の消去が行われ
るとシステムコントローラ12のTOC情報がそれに応
じたTOC情報に変更されると共にショックプルーフメ
モリ5のTOC第1記憶領域に記憶されている最新のT
OC情報がTOC第2記憶領域に書き換えられた後、変
更されたTOC情報が最新のTOC情報としてショック
プルーフメモリ5の第1記憶領域に記憶される。
【0047】そして、この3曲目の消去をキャンセルし
たい場合には、入力装置16に設けられた選択手段によ
りTOC第2記憶領域に記憶された一つ前のTOC領域
を選択し、このTOC情報をTOC第1記憶領域に書き
換え最新のTOC情報とすることにより、3曲目の消去
がなかったものとなる。
【0048】次に、図6に示すようにアドレス0000
を最新のTOC情報が記憶された領域の先頭アドレスを
記憶する第1アドレス記憶領域、アドレス0001を一
つ前のTOC情報が記憶されたの領域の先頭アドレスを
記憶する第2アドレス記憶領域、アドレス0002から
0201をTOC情報を記憶するTOC第1記憶領域、
アドレス0202から0301の領域をTOC情報を記
憶するTOC第2記憶領域、そして残りのアドレス03
02からFFFFの領域を音声記憶領域とした場合につ
いて説明する。
【0049】例えば、第1アドレス記憶領域がTOC第
1記憶領域の先頭アドレスを記憶し、第2アドレス記憶
領域がTOC第2記憶領域の先頭アドレスを記憶してい
るときには、システムコントローラ12にはTOC第1
記憶領域に記憶されているTOC情報が読み出されてい
る。
【0050】このとき、2曲目の消去を行うと、システ
ムコントローラ12に読み出されたTOC情報がそれに
応じたTOC情報に変更され、その変更されたTOC情
報が第2アドレス記憶領域が示すTOC第2記憶領域に
書き換えられると共に、第1アドレス記憶領域に記憶さ
れている先頭アドレスをTOC第2記憶領域の先頭アド
レスに書き換え、また、第2アドレス記憶領域に記憶さ
れている先頭アドレスをTOC第1記憶領域の先頭アド
レスに書き換える。
【0051】その後、その第1アドレス記憶領域が示す
第2TOC記憶領域に記憶されているTOC情報を基に
3曲目の消去が行われると、システムコントローラ12
に読み出された、そのTOC情報がそれに応じたTOC
情報に変更され、その変更されたTOC情報が第2アド
レス記憶領域が示すTOC第1記憶領域に書き換えられ
ると共に、第1アドレス記憶領域に記憶されている先頭
アドレスをTOC第1記憶領域の先頭アドレスに書き換
え、また、第2アドレス記憶領域に記憶されている先頭
アドレスをTOC第2記憶領域の先頭アドレスに書き換
える。
【0052】そして、この3曲目の消去をキャンセルし
たい場合には、入力装置16に設けられた選択手段によ
り第2アドレス領域を選択し、この第2アドレス領域が
示すTOC領域の先頭アドレスを第1アドレス領域に書
き換え、その書き換えられた先頭アドレスが示すTOC
第2記憶領域のTOC情報をシステムコントローラ12
に読み出されることにより、3曲目の消去がなかったも
のとなる。
【0053】なお、本実施例ではショックプクーフメモ
リ5のTOC記憶領域を2個設けたが複数個も設けても
よい。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、記録,編集時のインデックス情報の書き換えは記
憶手段でのみ行われ、記録媒体へのインデックス情報の
書き換えは記録媒体を装置本体から取り出すときに一括
して行われるため、複数回の記録,編集が行われる場
合、各回の記録,編集が短時間で済み、そのため、全体
として記録,編集動作を短時間で行うことができると共
に、記録媒体が取り出される前において、そのデータの
記録,編集を、簡単な操作で短時間にキャンセルするこ
とができるため、データ記録,編集時における操作性を
向上することができる。
【0055】
【0056】請求項記載の発明によれば、記憶手段に
記憶されているインデックス情報を記録媒体取り出し
時に関係なく、所望のタイミングにおいて記録媒体に記
録することにより、その後に記録,編集した内容のみを
キャンセルすることができるため、キャンセルの必要が
ない確実な記録,編集内容が、その後に行った記録,編
集内容のキャンセルと共にキャンセルされてしまい、再
度同じ内容を記録,編集するといったことがなくなり、
記録,編集内容のキャンセルがより使いやすいものとな
る。
【0057】請求項および請求項記載の発明によれ
ば、インデックス情報を記憶する記憶手段のインデック
ス情報記憶領域を複数個設け、記録,編集毎に、それに
対応したインデックス情報を各領域に記憶して行くと共
に、最新のインデックス情報を判別して、それを基に再
生,記録,編集の制御を行うと共に、選択手段によって
各領域に記憶されたインデックス情報が選択されたとき
には、優先的に、その選択されたインデックス情報を基
に再生,記録,編集の制御を行うため、任意のインデッ
クス情報まで戻すことができる。すなわち、選択手段に
よって選択されたインデックス情報までの記録,編集内
容をキャンセルすることができる。そのため、記録,編
集内容のキャンセルをより細かく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である情報記録再生装置とし
ての光磁気ディスク装置の概略の構成を示すブロック
図。
【図2】上記光磁気ディスク装置に用いられるメモリの
領域内容を示す説明図。
【図3】インデックス情報が書き換えられる様子を示す
説明図。
【図4】インデックス情報が書き換えられる様子を示す
説明図。
【図5】メモリの領域内容を示す説明図。
【図6】メモリの領域内容を示す説明図。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 RFアンプ 3 エンコーダ・デコーダ/信号処理回路 4 メモリコントローラ 5 ショックプルーフメモリ 6 データ慎重・圧縮回路 7 コンバータ 8 送りモータ 9 スピンドルモータ 10 ドライバ回路 11 サーボ制御回路 12 システムコントローラ 13 電源回路 14 ヘッド駆動回路 15 記録ヘッド 16 入力装置 21 ディスク

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生データとインデックス情報が記録さ
    れた記録媒体を用いる一方、 この記録媒体からインデックス情報を読み出して記憶手
    段に記憶し、この記憶手段に記憶されたインデックス情
    報を基にデータの再生,記録,編集等を行う情報記録再
    生装置において、 データの記録,編集の実行やキャンセル等を指示する操
    作手段と、 該操作手段によってデータ記録,編集の実行が指示され
    たとき、データの記録,編集を行わせ、それに応じたイ
    ンデックス情報を作成して上記記憶手段に記憶させ、ま
    た上記操作手段によってデータの記録,編集のキャンセ
    ルが指示されたとき、上記記録媒体からインデックス情
    報を読み出して上記記憶手段に記憶させる制御手段とを
    設ける一方、 上記制御手段は、上記記録媒体が装置本体から取り出さ
    れるとき、当該記録媒体に記録されているインデックス
    情報を上記記憶手段に記憶されているインデックス情報
    に書き換えることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記操作手段によって
    データの記録,編集の確定が指示されたとき、上記記録
    媒体に記録されているインデックス情報を上記記憶手段
    に記憶されているインデックス情報に書き換えることを
    特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 再生データとインデックス情報が記録さ
    れた記録媒体を用い、 この記録媒体から再生データとインデックス情報を読み
    出す読み出し手段と、 この読み出し手段いよって読み出されたインデックス情
    報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたインデックス情報を基にデー
    タの再生,記録,編集の制御を行う制御手段とを備えた
    情報記録再生装置において、 上記記憶手段にインデックス情報記憶領域を複数個設け
    ると共に、その複数の領域に記憶されたインデックス情
    報の新旧を判別する判別手段と、 上記複数の領域に記憶されたインデックス情報を選択す
    る選択手段とを設け、 上記制御手段は、上記選択手段によって選択されたイン
    デックス情報を基に、データの再生,記録,編集の制御
    を行うことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、選択手段によってイン
    デックス情報が選択されないとき、判別手段によって判
    別された最新のインデックス情報を基に、データの再
    生,記録,編集の制御を行うことを特徴とする請求項3
    記載の情報記録再生装置。
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