JPH10125045A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH10125045A
JPH10125045A JP27123396A JP27123396A JPH10125045A JP H10125045 A JPH10125045 A JP H10125045A JP 27123396 A JP27123396 A JP 27123396A JP 27123396 A JP27123396 A JP 27123396A JP H10125045 A JPH10125045 A JP H10125045A
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Application number
JP27123396A
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English (en)
Inventor
Eiji Kurashige
英二 倉重
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH10125045A publication Critical patent/JPH10125045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の上書き記録が可能な情報記録再生装置
において、必要とする情報が誤って消去されてしまうと
いったことを防止しつつ、記録媒体の空き容量が記録し
ようとする主情報の容量より小さい場合においても、そ
の主情報を確実に記録媒体に記録することができるよう
にする。 【解決手段】 情報再生時において、システムコントロ
ーラ12が各データ群毎の再生回数をカウントし、その
再生回数を各データ群毎の再生頻度を表す情報としてデ
ィスク21に記録する一方、情報記録時において、ディ
スク21に記録可能領域がないと判定されると、システ
ムコントローラ12は、ショックプルーフメモリ5に記
憶されたUTOC情報に含まれる再生回数情報に基づい
て再生回数の一番少ないデータ群を認識し、そのデータ
群の記録領域を記録可能領域とするUTOC情報を作成
してショックプルーフメモリ5のUTOCエリアに記憶
させる。それに伴って、システムコントローラ12は、
ディスク21に記録可能領域があると判断して記録動作
を継続して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主情報の再生/記
録/編集をインデックス情報に基づいて行う情報記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主情報の再生/記録/編集を
インデックス情報に基づいて行う情報記録再生装置とし
ては、例えば光磁気ディスクを記録媒体として用い、そ
の光磁気ディスクに記録されたUTOC(User Table O
f Contents)情報に基づいてATRAC(Adaptive TRa
nsform Acousuic Coding)と呼ばれるデータ圧縮方式に
よって圧縮された主情報の再生又は記録を行うと共に、
そのUTOC情報を書き換えることによって主情報の編
集を行うMD(Mini Disc)録再装置等がある。
【0003】そして、このようなMD録再装置において
は、既に所定の情報が記録されている光磁気ディスクに
追加して情報を記録する場合、光磁気ディスクの空き容
量(残容量)が記録しようとする情報の容量より大きく
なくてはならず、光磁気ディスクの空き容量が小さいと
記録しようとする情報が全て記録できないといった問題
点が生じるため、特開平7−98964号公報に示され
るように、光磁気ディスクに主情報を記録するときにお
いて記録日時を表す情報をその主情報に対応させて光磁
気ディスクの所定の領域に記録しておき、光磁気ディス
クの空き容量が記録しようとする主情報の容量より小さ
いときに、その主情報を光磁気ディスクにおける記録日
時の古い情報が記録された領域に上書き記録するものが
提案されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来装
置のように、光磁気ディスクにおける記録日時の古い情
報が記録された領域に主情報を上書き記録するもので
は、光磁気ディスクの空き容量が記録しようとする主情
報の容量より小さい場合において、その主情報を確実に
光磁気ディスクに記録することができるものの、それに
伴って記録日時の古い情報が消去されるため、使用者に
おいて必要としている情報が誤って消去されてしまう恐
れがあるといった問題点があった。
【0005】本発明は、必要とする情報が誤って消去さ
れてしまうといったことを防止しつつ、記録媒体の空き
容量が記録しようとする主情報の容量より小さい場合に
おいても、その主情報を確実に記録媒体に記録すること
ができる情報記録再生装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、インデックス情報と、該イ
ンデックス情報によって任意の単位で区切られた複数の
主情報とが記録された記録媒体を用いる一方、上記記録
媒体よりインデックス情報を読み出し、そのインデック
ス情報に基づいて上記記録媒体よりの主情報の再生や、
上記記億媒体への主情報の記録、及び上記記録媒体の主
情報の編集等を行う情報記録再生装置において、各主情
報毎の再生回数を個別に計数する計数手段と、該計数手
段によって計数された再生回数を表す情報を上記記録媒
体に記録する記録制御手段とを設け、上記記録制御手段
が、上記記録媒体への主情報の記録を行っている場合で
あって当該記録媒体の空き領域が所定量に達したとき、
上記記録媒体より読み出された再生回数情報に基づいて
上記記録媒体における上書き記録領域を決定し、その上
書き記録領域への主情報の記録を自動的に行うものであ
る。
【0007】請求項2記載の発明は、上記記録媒体への
主情報の記録を行っている場合であって当該記録媒体の
空き領域が所定量に達したときにおける動作モードを設
定するモード設定手段と、上書き記録の実行を指示する
操作手段と、該操作手段による操作指示を促す報知手段
とを設け、上記記録制御手段が、上記モード設定手段に
より設定された動作モードに基づいて、上書き記録領域
への主情報の記録を自動的に行う自動記録モード、又は
上記報知手段による報知を行い、上記操作手段によって
上書き記録の実行が指示されたとき、上書き記録領域へ
の主情報の記録を行う手動記録モードの何れか一方の動
作モードを選択し、上記記録媒体への主情報の記録を行
っている場合であって当該記録媒体の空き領域が所定量
に達したときにおいて実行するものである。
【0008】請求項3記載の発明は、上記記録媒体への
主情報の記録を行っている場合であって当該記録媒体の
空き領域が所定量に達したときにおける動作モードを設
定するモード設定手段を設け、上記記録制御手段が、上
記モード設定手段により設定された動作モードに基づい
て、上書き記録領域への主情報の記録を自動的に行う自
動記録モード、又は主情報の編集モードに移行する編集
移行モードの何れか一方の動作モードを選択し、上記記
録媒体への主情報の記録を行っている場合であって当該
記録媒体の空き領域が所定量に達したときにおいて実行
するものである。
【0009】請求項4記載の発明は、インデックス情報
と、該インデックス情報によって任意の単位で区切られ
た複数の主情報とが記録された記録媒体を用いる一方、
上記記録媒体よりインデックス情報を読み出し、そのイ
ンデックス情報に基づいて上記記録媒体よりの主情報の
再生や、上記記億媒体への主情報の記録、及び上記記録
媒体の主情報の編集等を行う情報記録再生装置におい
て、上書き記録の実行を指示する操作手段と、該操作手
段による操作指示を促す報知手段と、各主情報毎の再生
回数を個別に計数する計数手段と、該計数手段によって
計数された再生回数を表す情報を上記記録媒体に記録す
る記録制御手段とを設け、上記記録制御手段が、上記記
録媒体への主情報の記録を行っている場合であって当該
記録媒体の空き領域が所定量に達したとき、上記記録媒
体より読み出された再生回数情報に基づいて上記記録媒
体における上書き記録領域を決定すると共に、上記報知
手段による報知を行い、その後、上記操作手段によって
上書き記録の実行が指示されたとき、その上書き記録領
域への主情報の記録を自動的に行うものである。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、記
録媒体に記録されたインデックス情報に基づいて主情報
が再生されると、計数手段がその主情報に対応したカウ
ンタをカウントアップすることによって各主情報に対応
した再生回数を個々に計数し、記録制御手段がその計数
された再生回数を表す情報を各主情報に対応させた状態
で記録媒体に記録する。そして、主情報の記録中に記憶
媒体の空き容量が所定量に達すると、記録制御手段が記
録媒体より読み出された再生回数情報に基づいて、再生
頻度の少ない主情報が記録された領域を上書き記録領域
として決定し、その上書き記録領域への主情報の記録を
行うことにより、記録媒体の空き容量が記録しようとす
る主情報の容量より小さい場合において、その主情報を
確実に記録媒体に記録することができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、モード設定
手段によって自動記録モードが設定されている状態にお
いて、主情報の記録中に記録媒体の空き容量が所定量に
達すると、記録制御手段が記録媒体より読み出された再
生回数情報に基づいて、再生頻度の少ない主情報が記録
された領域を上書き記録領域として決定し、その上書き
領域への主情報の記録を行い、又モード設定手段によっ
て手動記録モードが設定されている状態において、主情
報の記録中に記録媒体の空き容量が所定量に達すると、
記録制御手段が記録媒体より読み出された再生回数情報
に基づいて、再生頻度の少ない主情報が記録された領域
を上書き記録領域として決定すると共に、報知手段がそ
の上書き記録領域への主情報の記録を行っても良いか確
認する報知を行い、その後、操作手段によって上書き記
録の実行が指示されたとき、記録制御手段が決定した上
書き領域への主情報の記録を行うことにより、記録媒体
の空き容量が記録しようとする主情報の容量より小さい
場合において、その主情報を確実に記録媒体に記録する
ことができると共に、必要とする情報が誤って消去され
てしまうといったことを防止することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、モード設定
手段によって自動記録モードが設定されている状態にお
いて、主情報の記録中に記録媒体の空き容量が所定量に
達すると、記録制御手段が記録媒体より読み出された再
生回数情報に基づいて、再生頻度の少ない主情報が記録
された領域を上書き記録領域として決定し、その上書き
領域への主情報の記録を行い、又モード設定手段によっ
て編集移行モードが設定されている状態において、主情
報の記録中に記録媒体の空き容量が所定量に達すると、
記録制御手段が主情報の編集モードに移行し、この編集
モードにおいて主情報の消去が可能となることにより、
記録媒体の空き容量が記録しようとする主情報の容量よ
り小さい場合において、その主情報を確実に記録媒体に
記録することができると共に、必要とする情報が誤って
消去されてしまうといったことを防止することができ
る。
【0013】請求項4記載の発明によれば、記録媒体に
記録されたインデックス情報に基づいて主情報が再生さ
れると、計数手段がその主情報に対応したカウンタをカ
ウントアップすることによって各主情報に対応した再生
回数を個々に計数し、記録制御手段がその計数された再
生回数を表す情報を各主情報に対応させた状態で記録媒
体に記録する。そして、主情報の記録中に記録媒体の空
き容量が所定量に達すると、記録制御手段が記録媒体よ
り読み出された再生回数情報に基づいて、再生頻度の少
ない主情報が記録された領域を上書き記録領域として決
定すると共に、報知手段がその上書き記録領域への主情
報の記録を行っても良いか確認する報知を行い、その
後、操作手段によって上書き記録の実行が指示されたと
き、記録制御手段が決定した上書き領域への主情報の記
録を行うことにより、記録媒体の空き容量が記録しよう
とする主情報の容量より小さい場合において、その主情
報を確実に記録媒体に記録することができると共に、必
要とする情報が誤って消去されてしまうといったことを
防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の情報記録再生装置の一実施
の形態であるMD録再装置の電気的構成を示す概略機能
ブロック図、図2は同MD録再装置において用いられる
録再用MD(光磁気ディスク)のデータ構成を示す説明
図、図3は同MD録再装置における情報再生時の動作制
御を示すフローチャート、図4は同MD録再装置におけ
る情報記録時の動作制御の一例を示すフローチャート、
図5は同MD録再装置における情報記録時の他の例を示
すフローチャートである。
【0016】図1において、情報の再生動作について説
明すれば、光ピックアップ1は、記録再生可能な記録媒
体としてのディスク21に光を照射し、ディスク21か
らの反射光を取り込む再生ヘッドであり、ディスク21
に記録されたRF信号を読み取るようになっている。R
Fアンプ2は、光ピックアップ1により読み取られたR
F信号を増幅してエンコーダ・デコーダ/信号処理回路
(以下、信号処理回路と称する)3に送出するようにな
っている。また、RFアンプ2は、信号からフォーカス
エラー信号およびトラッキングエラー信号等のサーボ制
御信号を生成し、サーボ回路4に送出するようになって
いる。信号処理回路3は、サブコードの処理等を行うた
めにシステムコントローラ12と通信可能に設けられる
とともに、RFアンプ2を経たRF信号を復調してディ
ジタル情報に変換し、そのディジタル情報に誤り訂正等
の所定の処理を施してメモリコントローラ4に転送する
ようになっている。
【0017】メモリコントローラ4は、信号処理回路3
を経たディジタル情報をショックプルーフメモリ5に記
憶させるように、システムコントローラ12の指示に従
って、ショックプルーフメモリ5の書き込み動作及び読
み取り動作を制御するようになっている。このメモリコ
ントローラ4は、信号処理回路3から出力されたディジ
タル情報をショックプルーフメモリ5に転送すると共
に、ショックプルーフメモリ5から出力されたディジタ
ル情報をデータ伸長・圧縮回路6に転送するようになっ
ている。
【0018】ショックプルーフメモリ5は、信号処理回
路3から出力されたディジタル情報を一時的に記憶する
ようになっており、DRAM(Dynamic Random Access
Memory)によって構成されている。このショックプルー
フメモリ5は、信号処理回路3とデータ伸長・圧縮回路
6との間に配されており、振動等の外乱による記録・再
生の中断を防止するためにディジタル情報を保護するこ
と、及び信号処理回路3から出力されるディジタル情報
の転送速度と、データ伸長・圧縮回路6に入力されるデ
ィジタル情報の転送速度との差を吸収すること、並びに
UTOC情報を記憶することを目的として設けられてい
る。
【0019】データ伸長・圧縮回路6は、メモリコント
ローラ4から出力され、所定の圧縮率で時間軸圧縮され
たディジタル情報を時間軸伸長してコンバータ7のD/
Aコンバータ7aに転送し、ここで元のアナログ情報に
再生した後、出力端子18に出力する。出力端子18
は、スピーカ等を有する図示しない出力に接続されてい
る。尚、A/Dコンバータ7bについては後述する。
【0020】送りモータ8は、光ピックアップ1をディ
スク21の記録トラック(図示せず)に直交する方向へ
移動させるためのモータである。スピンドルモータ9
は、ディスク21を回転させるためのモータである。ド
ライバ回路10は、送りモータ8と、スピンドルモータ
9と光ピックアップ1の対物レンズ(図示せず)を駆動
する図示しない駆動装置とを動作させるために、これら
に電力を供給するようになっている。
【0021】サーボ制御回路11は、光ピックアップ1
から出射される光をディスク21の目標の気ロックトラ
ックに追従させる等の動作が正確に行われるように、ド
ライバ回路10により駆動される上記各装置をフィール
ドバック制御する回路である。このサーボ制御回路11
は、システムコントローラ12の指示に従って、RFア
ンプ2から出力されたサーボ信号に基づいてフォーカ
ス、トラッキング、及びスピン等の制御量を決定し、そ
の制御量を制御信号としてドライバ回路10に送出する
ようになっている。
【0022】システムコントローラ12は、信号処理回
路3、メモリコントローラ4、サーボ回路11、電源回
路13、及びヘッド駆動装置14を集中管理するマイク
ロコンピュータである。入力装置16は図示しないスイ
ッチ及びキー等で構成されており、例えばスイッチをO
Nして入力可能とした後、キーボード等による手動入力
動作によって、ディスク21への複数のディジタル情報
の書き込み、消去等の処理動作、及びディスク21に記
録されている複数のデータの再生順序(読み出し順序)
をシステムコントローラ12に入力すると共に、各種モ
ードの設定を指示するようになっている。表示装置17
はLCD等によって構成されており、システムコントロ
ーラ12からの制御信号に基づいて装置本体の状態や、
再生中の情報に対応する制御情報等を表示するようにな
っている。
【0023】電源回路13は、光ピックアップ1、RF
アンプ2、信号処理回路3、ドライバ回路10、サーボ
制御回路11、及びヘッド駆動装置14に電力を供給す
るようになっている。
【0024】データの記録動作について説明すれば、入
力端子19はマイク等を有する図示しない入力部に接続
されており、A/Dコンバータ7bは入力端子19より
入力されたアナログ情報をディジタル情報に変換してデ
ータ伸長・圧縮回路6に転送するようになっている。デ
ータ伸長・圧縮回路6は、A/Dコンバータ7bから出
力されたディジタル情報の時間軸を所定の圧縮率、例え
ば約1/5に圧縮してメモリコントローラ4に転送する
ようになっている。
【0025】メモリコントローラ4は、データ伸長・圧
縮回路6から出力されたディジタル情報をショックプル
ーフメモリ5に転送すると共に、ショックプルーフメモ
リ5からディジタル情報を読み出していないとき、ショ
ックプルーフメモリ5に記憶されているディジタル情報
のデータ量をショックプルーフメモリ5のアドレスを監
視することで検出し、その検出結果をシステムコントロ
ーラ12に出力する。そして、ショックプルーフメモリ
5のデータ量が所定値に達すると、システムコントロー
ラ12は、そのショックプルーフメモリ5に記憶された
ディジタル情報を信号処理回路3に出力する。このと
き、ショックプルーフメモリ5はデータ伸長・圧縮回路
6から出力されるディジタル情報の転送速度と、信号処
理回路3に入力されるディジタル情報の転送速度との差
を吸収することも目的としている。
【0026】信号処理回路3は、メモリコントローラ4
から出力されたディジタル情報を変調してRF信号に変
換し、ヘッド駆動装置14に転送するようになってい
る。ヘッド駆動装置14は、信号処理回路3から出力さ
れたRF信号を記録ヘッド15に転送すると共に、記録
ヘッド15によるディスク21の目標の記録トラックへ
のRF信号の記録が正確に行われるように、記録ヘッド
15をディスク21の記録トラックに直交する方向へ移
動させるようになっている。記録ヘッド15は、ディス
ク21の記録領域にRF信号を記録するようになってい
る。又、記録ヘッド15はディスク21の書込領域(U
TOCエリア)にUTOC情報を記録するようになって
いる。
【0027】そして、上記記録/再生に用いられるディ
スク21は、図2に示すように、ディスクの内周側から
外周側に向かって順に、ディスク制御信号等が記録され
ているリードインエリアと、記録された複数のデータ群
に関する情報等を書き込むUTOCエリアと、複数の個
々に完結されたデータ群を記録するプログラムエリア
と、ディスク制御信号等が記録されているリードアウト
エリアを有している。
【0028】上記のように構成されたMD録再装置につ
いて、まず、情報再生時の動作を図3に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0029】装置本体にディスク21が装着される(ス
テップF1)と、光ピックアップ1によってディスク2
1のUTOCエリアからRF信号が読み出される(ステ
ップF2)。そして、このRF信号はRFアンプ2で増
幅され、信号処理回路3で復調や所定の信号処理が施さ
れてUTOC情報として復元された後、メモリコントロ
ーラ4に送出され、ここでショックプルーフメモリ5に
設けられたUTOC記憶領域に記憶される(ステップF
3)。
【0030】尚、このUTOC情報には複数のデータ群
に関する情報として、各データ群のプログラムエリア上
における位置を表すアドレス情報と、各データ群の再生
順序を表す再生プログラム情報と、各データ群の再生回
数を表す再生回数情報とが含まれており、又メモリコン
トローラ4は、システムコントローラ12からの要求に
応じて必要なUTOC情報をショックプルーフメモリ5
のUTOC記憶領域から読み出してシステムコントロー
ラ12に送出し、システムコントローラ12が、そのU
TOC情報を基にサーボ回路11を制御する。
【0031】このような状態において、操作装置16か
らディスク21の再生命令がある(ステップF4)と、
システムコントローラ12は、現在のモードが「通常再
生モード」又は「お気に入り再生モード」の何れである
かを判定し(ステップF5)、ここでシステムコントロ
ーラ12が「お気に入りモード」であると判定すると、
システムコントローラ12がUTOC情報に含まれる再
生回数情報に基づいて再生回数の多い順に再生順序を割
り当てて再生プログラムを作成する(ステップF6)と
共に、その再生プログラムとUTOC情報に含まれるア
ドレス情報とに基づいて最初に再生するデータ群のスタ
ートアドレス及びエンドアドレスから順に各データ群の
スタートアドレス及びエンドアドレスを認識して、その
情報を基に、ディスク21のプログラム領域から光ピッ
クアップ1によりRF信号を読み出す(ステップF7)
と共に、その読み出したRF信号に対応するデータ群の
再生回数をカウントアップし(ステップF8)、そのカ
ウントアップされた再生回数に基づいてシステムコント
ローラ12が新たにUTOC情報を作成して(ステップ
F9)ショックプルーフメモリ5に設けられたUTOC
記憶領域に記憶する(ステップF10)。
【0032】一方、操作装置16からディスク21の再
生命令があったとき(ステップF4)において、システ
ムコントローラ12が「通常再生モード」であると判定
した場合には、システムコントローラ12はUTOC情
報に含まれる再生プログラム情報とアドレス情報とに基
づいて最初に再生するデータ群のスタートアドレス及び
エンドアドレスから順に各データ群のスタートアドレス
及びエンドアドレスを認識して、その情報を基に、ディ
スク21のプログラム領域から光ピックアップ1により
RF信号を読み出す(ステップF7)と共に、その読み
出したRF信号に対応するデータ群の再生回数をカウン
トアップし(ステップF8)、そのカウントアップされ
た再生回数に基づいてシステムコントローラ12が新た
にUTOC情報を作成して(ステップF9)ショックプ
ルーフメモリ5に設けられたUTOC記憶領域に記憶す
る(ステップF10)。
【0033】そして、光ピックアップ1によって読み出
されたRF信号は、RFアンプ2で増幅されて信号処理
回路3で復調や所定の信号処理が施されてディジタル情
報として復元され、メモリコントローラ4に送出され
る。尚、このとき、ディジタル情報は時間軸圧縮された
状態にあるデータである。
【0034】一方、このRFアンプ2で増幅されたRF
信号は、フィードバック制御に用いられるサーボ制御信
号としてサーボ制御回路11にも送出され、サーボ制御
回路11は、そのサーボ制御信号に基づいてシステムコ
ントローラ12の指示により制御量を決定し、ドライバ
回路10に対して制御信号を出力する。すると、ドライ
バ回路10は、その制御信号の大きさに応じて送りモー
タ8と、スピンドルモータ9と、光ピックアップ1の対
物レンズ駆動装置とをそれぞれ動作させる。これによ
り、光ピックアップ1が目標の記録トラックにまで送ら
れ、ディスク21の回転数が所定の値に制御されると共
に、図示しない対物レンズの位置が記録トラックを正確
に追従するように駆動される。
【0035】又、メモリコントローラ4に送出されたデ
ィジタル情報は、ショックプルーフメモリ5のデータ領
域に書き込まれて一時的に記憶され、書き込まれた順に
メモリコントローラ4へ読み出される。そして、メモリ
コントローラ4から出力されたディジタル情報は、デー
タ伸長・圧縮回路6に送出され、ここで時間軸伸長され
る。データ伸長・圧縮回路6を瀬田ディジタル情報は、
D/Aコンバータ7aにより元のアナログ情報に変換さ
れ、出力端子18から図示しない出力部に送出され、例
えば音声信号として出力される。
【0036】そして、システムコントローラ12におい
て、再生中のデータ群が変わって他のデータ群が再生さ
れたと判断される度に(ステップF11)、その変わっ
たデータ群の再生回数をカウントアップして新たにUT
OC情報を作成しショックプルーフメモリ5のUTOC
記憶領域に記憶する(ステップF8〜F10)一方、こ
のようなデータ群の再生中において操作装置16からデ
ィスク21の停止命令があるか、又は全てのデータ群の
再生が済んだことにより、データ群の再生が終了する
(ステップF12)と、システムコントローラ12は、
メモリコントローラ4を制御してショックプルーフメモ
リ5のUTOC記憶領域からUTOC情報を読み出すと
共に、この読み出したUTOC情報を、信号処理回路3
において変調や所定の信号処理を施すことによってRF
信号とし、ヘッド駆動回路14を介して記録ヘッド15
に送出することにより、光ピックアップ1からの光との
相互作用によってディスク21のUTOCエリアに記録
する(ステップF13)。
【0037】従って、上記動作制御によれば、各データ
群毎の再生頻度を正確に認識することができると共に、
その再生頻度をディスク21に記録して次回にも利用す
ることができる。
【0038】尚、上記実施の形態においては、各データ
群毎の再生回数を単にカウントし、その再生回数を各デ
ータ群毎の再生頻度を表す情報としたが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、過去1カ月間の再生回数を
各データ群の再生頻度を表す情報としても良く、又再生
回数をカウントする際において図示しない時計装置によ
って現在日時を求め、その現在日時と再生回数とを対応
させて記録し、この日時情報と再生回数とを再生頻度を
表す情報としても良く、更に情報を記録する際において
図示しない時計装置によって記録日時を求め、その記録
日時と記録情報とを対応させて記憶し、再生回数を記録
日時から現在日時までの期間によって除算することによ
って平均の再生回数を求め、その平均の再生回数を各デ
ータ群の再生頻度を表す情報としても良い。
【0039】次に、情報記録時の動作の一例を図4に示
すフローチャートに基づいて説明する。
【0040】装置本体にディスク21が装着され、ディ
スク21に記録されたUTOC情報がショックプルーフ
メモリ5に設けられたUTOC記憶領域に記憶された状
態において、操作装置16から情報の記録命令がある
(ステップF21)と、システムコントローラ12がU
TOC情報によりディスク21に記録可能領域があるか
判定する(ステップF22)。
【0041】そして、システムコントローラ12は、デ
ィスク21に記録可能領域があると判断すると、ディス
ク21の記録可能領域のスタートアドレス及びエンドア
ドレスを認識し、その記録可能領域を基に記録する領域
を選択して、サーボ回路11により光ピックアップ1及
び記録ヘッド15を目標の記録トラックまで送り、ディ
スク21の回転数を所定の値に制御すると共に、図示し
ない対物レンズの位置が記録トラックを正確に追従する
ように駆動する。
【0042】そして、アナログ情報が図示しない入力部
に入力され、アナログ情報として入力端子19に入力さ
れると、このアナログ情報は、A/Dコンバータ7bに
よりディジタル情報に変換された後、データ伸長.圧縮
回路6に送出され、ここでしょていの圧縮率で時間軸圧
縮され、メモリコントローラ4に送出され、ショックプ
ルーフメモリ5のデータ領域に一時的に書き込まれる。
【0043】そして、ショックプルーフメモリ5に所定
量のディジタル情報が記憶されると、メモリコントロー
ラ4が所定量記憶されたと検出し、システムコントロー
ラ12は、この検出結果に基づいてメモリコントローラ
4を制御してショックプルーフメモリ5のデータ領域に
記憶されているディジタル情報を書き込まれた順に読み
出し、この読み出されたディジタル情報は、信号処理回
路3で変調や所定の信号処理が施されてRF信号とさ
れ、ヘッド駆動回路14を介して記録ヘッド15に送出
され、光ピックアップ1からの光との相互作用によりデ
ィスク21のプログラム領域に記録される(ステップF
23)。
【0044】尚、このとき、ショックプルーフメモリ5
のデータ領域に書き込まれていくディジタル情報と、メ
モリコントローラ4によってショックプルーフメモリ5
のデータ領域から読み出されるディジタル情報とでは転
送速度が違い、ショックプルーフメモリ5のデータ領域
から読み出される方が速いため、システムコントローラ
12は、ショックプルーフメモリ5のデータ領域に記憶
されているディジタル情報のデータ量が所定量にまで減
少すると、システムコントローラ12がメモリコントロ
ーラ4を制御してショックプルーフメモリ5のデータ領
域からのディジタル情報の読み出しとディスク21への
記録動作を停止し、再びショックプルーフメモリ5のデ
ータ領域に記憶されたディジタル情報のデータ量が所定
量に達したときにショックプルーフメモリ5からのディ
ジタル情報の読み出しとディスク21への記録動作とを
再開するといった動作を繰り返し行う。
【0045】又、図示しない入力部に入力されたアナロ
グ情報が任意の単位で区切られて複数のデータ群を構成
している場合であって、その区切りがシステムコントロ
ーラ12において認識可能なときには、システムコント
ローラ12は、アナログ情報の区切りを認識したとき
(ステップF24)において、その認識前の情報を1つ
のデータ群としてスタートアドレス及びエンドアドレス
等を付与したUTOC情報を作成(再生回数は∞とす
る)してショックプルーフメモリ5のUTOC領域に記
憶し(ステップF25)、その後、入力端子19にアナ
ログ情報が入力されない場合(ステップF26)には、
システムコントローラ12は、ショックプルーフメモリ
5のUTOC領域に記憶されたUTOC情報を読み出
し、情報記録時において施した信号処理と同様の処理を
行い、ディスク21のUTOCエリアに記録させ(ステ
ップF29)、情報記録動作を終了する。
【0046】一方、システムコントローラ12は、記録
動作中において、光ピックアップ1及び記録ヘッド15
の位置情報とUTOC情報とに基づいて、ディジタル情
報が常に記録可能領域に記録されるように制御すると共
に、記録可能領域があるか判定しており、システムコン
トローラ12において、ディスク21に記録可能領域が
ないと判定される(ステップF22)と、システムコン
トローラ12は、ショックプルーフメモリ5に記憶され
たUTOC情報に含まれる再生回数情報に基づいて再生
回数の一番少ないデータ群を認識し、そのデータ群の記
録領域を記録可能領域とするUTOC情報を作成してシ
ョックプルーフメモリ5のUTOC領域に記憶させる
(ステップF30)。それに伴って、システムコントロ
ーラ12は、ディスク21に記録可能領域があると判断
し(ステップF22)、上述のような記録動作を継続し
て行う。
【0047】尚、ディスク21に記録可能領域がないと
判断されてからUTOC情報を作成して記録可能領域を
設定するまでは、ディスク21への記録を行うことがで
きないため、システムコントローラ12は、光ピックア
ップ1及び記録ヘッド15の位置情報とUTOC情報と
に基づいてショックプルーフメモリ5からのディジタル
情報の読み出しタイミング及びディスク21への記録タ
イミングを制御することにより、ディスク21に記録可
能領域がないと判断されるときにショックプルーフメモ
リ5のデータ領域のデータ量が最小となるようにして、
ショックプルーフメモリ5におけるディジタル情報の飽
和を防止するようにすると良い。
【0048】そして、記録動作中において、操作装置1
6から情報記録の停止命令がある(ステップF27)
と、システムコントローラ12は、メモリコントローラ
4を制御してショックプルーフメモリ5のデータ領域に
記憶されている全てのディジタル情報を書き込まれた順
に読み出してディスク21のプログラム領域に記録させ
た後、その操作前の情報を1つのデータ群としてスター
トアドレス及びエンドアドレス等を付与したUTOC情
報を作成(再生回数は∞とする)してショックプルーフ
メモリ5のUTOC領域に記憶する(ステップF28)
と共に、そのショックプルーフメモリ5のUTOC領域
に記憶されたUTOC情報を読み出し、情報記録時にお
いて施した信号処理と同様の処理を行い、ディスク21
のUTOCエリアに記録させ(ステップF29)、情報
記録動作を終了する。
【0049】従って、上記動作制御によれば、記録動作
中において、ディスク21に記録可能領域がなくなった
としても、使用者において不要と考えられる情報を消去
し、その情報の消去に伴ってできた記録可能領域に、続
きの情報を記録することができる。
【0050】最後に、情報記録時の動作の他の例を図5
に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、ディス
ク21に記録可能領域がある場合における動作について
は、上述の動作制御と同様であり、その説明については
省略する。
【0051】装置本体にディスク21が装着され、ディ
スク21に記録されたUTOC情報がショックプルーフ
メモリ5に設けられたUTOC記憶領域に記憶された状
態において、操作装置16から情報の記録命令がある
(ステップF31)と、システムコントローラ12がU
TOC情報によりディスク21に記録可能領域があるか
判定する(ステップF32)。
【0052】そして、システムコントローラ12におい
て、ディスク21に記録可能領域があると判定された場
合には、上述の動作制御(ステップF22〜F29)と
同様の動作制御によって記録動作を行い、又ディスク2
1に記録可能領域がないと判定された場合には、システ
ムコントローラ12は、記録モードとして何れのモード
が選択されているか判定する(ステップF33,F3
4)。
【0053】尚、システムコントローラ12において選
択されている記録モードは、「自動記録モード」と「手
動記録モード」と「編集移行モード」とがあり、それぞ
れ操作装置16によって使用者が任意に選択することが
可能となっている。
【0054】そして、システムコントローラ12におい
て、「自動記録モード」が選択されていると判定された
場合(ステップF33)には、システムコントローラ1
2は、ショックプルーフメモリ5のUTOC領域に記憶
されたUTOC情報に含まれる再生回数情報に基づいて
再生回数の一番少ないデータ群を認識し、そのデータ群
の記録領域を記録可能領域とするUTOC情報を作成し
てショックプルーフメモリ5のUTOC領域に記憶させ
(ステップF37)、ディスク21に記録可能領域を形
成した後、上述のような記録動作(ステップF22〜F
29)を継続して行う。
【0055】又、システムコントローラ12において、
「手動記録モード」が選択されていると判定された場合
(ステップF34)には、システムコントローラ12
は、表示装置17を制御して、例えば「再生頻度の低い
情報を消去しても良いか?」といったメッセージを表示
させる(ステップF35)ことにより、使用者に再生頻
度の低い情報の消去の可否を問う。
【0056】そして、このとき、操作装置16から情報
の消去命令がある(ステップF36)と、システムコン
トローラ12は、ショックプルーフメモリ5に記憶され
たUTOC情報に含まれる再生回数情報に基づいて再生
回数の一番少ないデータ群を認識し、そのデータ群の記
録領域を記録可能領域とするUTOC情報を作成してシ
ョックプルーフメモリ5のUTOC領域に記憶させ(ス
テップF37)、ディスク21に記録可能領域を形成し
た後、上述のような記録動作(ステップF22〜F2
9)を継続して行い、又操作装置16から情報の消去拒
否命令がある(ステップF36)と、システムコントロ
ーラ12は、ディスク21のプログラム領域への記録が
不可能(記録可能領域が全くない状態)になった後、上
述のような記録終了動作(ステップF28,F29)に
よって情報記録動作を終了する。
【0057】更に、システムコントローラ12におい
て、「編集移行モード」が選択されていると判定された
場合(ステップF34)には、システムコントローラ1
2は、編集モードに移行し(ステップF38)、この編
集モードにおいて、操作装置16から情報の消去命令が
ある(ステップF40)と、システムコントローラ12
は、操作装置16によって指定されたデータ群の記録領
域を記録可能領域とするUTOC情報を作成してショッ
クプルーフメモリ5のUTOC領域に記憶させ(ステッ
プF41)、ディスク21に記録可能領域を形成した
後、上述のような記録動作(ステップF22〜F29)
を継続して行い、又この編集モードにおいて、ディスク
21のプログラム領域への記録が不可能(記録可能領域
が全くない状態)になったり、操作装置16から編集終
了命令がある(ステップF39)と、システムコントロ
ーラ12は、上述のような記録終了動作(ステップF2
8,F29)によって情報記録動作を終了する。
【0058】従って、上記動作制御によれば、記録動作
中において、ディスク21に記録可能領域がなくなった
としても、使用者における選択に基づいて、使用者にお
いて不要と考えられる情報を消去し、その情報の消去に
伴ってできた記録可能領域に、続きの情報を記録するこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、記録媒体の空き容量が記
録しようとする主情報の容量より小さい場合において、
その主情報を確実に記録媒体に記録することができると
共に、その記録に伴って消去される主情報として使用者
が不要とするものを選択することができるため、使用者
において必要とする情報が誤って消去されてしまうとい
ったことを防止することができる。
【0060】請求項2記載の発明によれば、記録媒体の
空き容量が記録しようとする主情報の容量より小さい場
合において、その主情報を確実に記録媒体に記録するこ
とができると共に、その主情報の上書き記録を自動的に
行うか、使用者における確認後に上書き記録行うかを選
択することができるため、使用者において必要とする情
報が誤って消去されてしまうといったことを防止するこ
とができる。
【0061】請求項3記載の発明によれば、記録媒体の
空き容量が記録しようとする主情報の容量より小さい場
合において、その主情報を確実に記録媒体に記録するこ
とができると共に、その主情報の上書き記録を自動的に
行うか、使用者において任意に主情報の消去を行うかを
選択することができるため、使用者において必要とする
情報が誤って消去されてしまうといったことを防止する
ことができると共に、消去する主情報を使用者において
任意に選択することができる。
【0062】請求項4記載の発明によれば、記録媒体の
空き容量が記録しようとする主情報の容量より小さい場
合において、その主情報を確実に記録媒体に記録するこ
とができると共に、使用者における確認後に記録媒体へ
の主情報の上書き記録を行うため、使用者において必要
とする情報が誤って消去されてしまうといったことを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施の形態であ
るMD録再装置の電気的構成を示す概略機能ブロック
図。
【図2】同MD録再装置において用いられるディスク
(録再用MD)のデータ構成を示す説明図。
【図3】同MD録再装置における情報再生時の動作制御
を示すフローチャート。
【図4】同MD録再装置における情報記録時の動作制御
の一例を示すフローチャート。
【図5】同MD録再装置における情報記録時の他の例を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 RFアンプ 3 エンコーダ・デコーダ/信号処理回路 4 メモリコントローラ 5 ショックプルーフメモリ 6 データ伸長・圧縮回路 7 コンバータ 8 送りモータ 9 スピンドルモータ 10 ドライバ回路 11 サーボ制御回路 12 システムコントローラ 13 電源回路 14 ヘッド駆動回路 15 記録ヘッド 16 入力装置 17 表示装置 18 出力端子 19 入力端子 21 ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックス情報と、該インデックス情
    報によって任意の単位で区切られた複数の主情報とが記
    録された記録媒体を用いる一方、 上記記録媒体よりインデックス情報を読み出し、そのイ
    ンデックス情報に基づいて上記記録媒体よりの主情報の
    再生や、上記記億媒体への主情報の記録、及び上記記録
    媒体の主情報の編集等を行う情報記録再生装置におい
    て、 各主情報毎の再生回数を個別に計数する計数手段と、 該計数手段によって計数された再生回数を表す情報を上
    記記録媒体に記録する記録制御手段とを設け、 上記記録制御手段は、上記記録媒体への主情報の記録を
    行っている場合であって当該記録媒体の空き領域が所定
    量に達したとき、上記記録媒体より読み出された再生回
    数情報に基づいて上記記録媒体における上書き記録領域
    を決定し、その上書き記録領域への主情報の記録を自動
    的に行うことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体への主情報の記録を行って
    いる場合であって当該記録媒体の空き領域が所定量に達
    したときにおける動作モードを設定するモード設定手段
    と、 上書き記録の実行を指示する操作手段と、 該操作手段による操作指示を促す報知手段とを設け、 上記記録制御手段は、上記モード設定手段により設定さ
    れた動作モードに基づいて、上書き記録領域への主情報
    の記録を自動的に行う自動記録モード、又は上記報知手
    段による報知を行い、上記操作手段によって上書き記録
    の実行が指示されたとき、上書き記録領域への主情報の
    記録を行う手動記録モードの何れか一方の動作モードを
    選択し、上記記録媒体への主情報の記録を行っている場
    合であって当該記録媒体の空き領域が所定量に達したと
    きにおいて実行することを特徴とする請求項1記載の情
    報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体への主情報の記録を行って
    いる場合であって当該記録媒体の空き領域が所定量に達
    したときにおける動作モードを設定するモード設定手段
    を設け、 上記記録制御手段は、上記モード設定手段により設定さ
    れた動作モードに基づいて、上書き記録領域への主情報
    の記録を自動的に行う自動記録モード、又は主情報の編
    集モードに移行する編集移行モードの何れか一方の動作
    モードを選択し、上記記録媒体への主情報の記録を行っ
    ている場合であって当該記録媒体の空き領域が所定量に
    達したときにおいて実行することを特徴とする請求項1
    記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 インデックス情報と、該インデックス情
    報によって任意の単位で区切られた複数の主情報とが記
    録された記録媒体を用いる一方、 上記記録媒体よりインデックス情報を読み出し、そのイ
    ンデックス情報に基づいて上記記録媒体よりの主情報の
    再生や、上記記億媒体への主情報の記録、及び上記記録
    媒体の主情報の編集等を行う情報記録再生装置におい
    て、 上書き記録の実行を指示する操作手段と、 該操作手段による操作指示を促す報知手段と、 各主情報毎の再生回数を個別に計数する計数手段と、 該計数手段によって計数された再生回数を表す情報を上
    記記録媒体に記録する記録制御手段とを設け、 上記記録制御手段は、上記記録媒体への主情報の記録を
    行っている場合であって当該記録媒体の空き領域が所定
    量に達したとき、上記記録媒体より読み出された再生回
    数情報に基づいて上記記録媒体における上書き記録領域
    を決定すると共に、上記報知手段による報知を行い、そ
    の後、上記操作手段によって上書き記録の実行が指示さ
    れたとき、その上書き記録領域への主情報の記録を自動
    的に行うことを特徴とする情報記録再生装置。
JP27123396A 1996-10-15 1996-10-15 情報記録再生装置 Pending JPH10125045A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27123396A JPH10125045A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 情報記録再生装置

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JP27123396A JPH10125045A (ja) 1996-10-15 1996-10-15 情報記録再生装置

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JPH10125045A true JPH10125045A (ja) 1998-05-15

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ID=17497218

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JP (1) JPH10125045A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003030969A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Sony Corp 再生装置および方法
JP2007520836A (ja) * 2003-06-17 2007-07-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 記録装置の管理

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