JPH06215493A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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Publication number
JPH06215493A
JPH06215493A JP5007287A JP728793A JPH06215493A JP H06215493 A JPH06215493 A JP H06215493A JP 5007287 A JP5007287 A JP 5007287A JP 728793 A JP728793 A JP 728793A JP H06215493 A JPH06215493 A JP H06215493A
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JP
Japan
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recording
signal
reproducing
information signal
disc
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Application number
JP5007287A
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English (en)
Inventor
Shigeru Matsui
滋 松井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル信号をディスク上に間欠的に記
録,再生する装置において、記録または再生の空き時間
に他の情報信号の記録,再生を可能にする。 【構成】 ディジタル信号をディスク9に記録,再生す
る記録再生手段と、この記録再生手段を制御する制御手
段14と、記録信号を処理する記録信号処理手段と、再
生信号を処理する再生信号処理手段と、再生信号処理手
段によって処理された再生信号の誤り率を評価する評価
手段103,14とを備え、第1の信号をディスク9に
記録し、これに連続した第2の信号を記録する前に第1
の信号を再生して再生信号処理手段によって処理し、こ
の再生信号を評価手段103,14によって評価した結
果に応じて第1の信号を再記録する。すなわち、記録時
間の空き時間内に記録された信号の再生評価と、再記録
を行えるように構成したので、記録信号の信頼度の向上
が図れた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルオーディオ信
号などの情報信号をディスク状の記録媒体に記録再生す
るディスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、何回でも記録ができる光磁気方式
の光ディスクが開発された。なかでもミニディスク(以
下、「MD」という)システムは、従来のウォークマン
(商標名)タイプのカセットレコーダと同等の小型化,
軽量化をはかることができ今後の普及が注目されてい
る。MDは、光磁気方式によってディスクにデータ圧縮
した音声信号を記録再生するものであり、ディスクには
トラッキング制御のための案内溝が形成されており、さ
らに、案内溝にはディスク全周に連続したアドレス情報
があらかじめ記録されている。そのため記録信号の有無
にかかわらず検索が可能となっている。
【0003】図7は、MDシステムのブロック回路図で
ある。図において、1は2チャンネルオーディオ入力端
子、2はアナログ/ディジタル変換回路(A/D)、3
はデータ圧縮回路、4は記憶回路、5は誤り訂正符号化
用エンコーダ、6は変調回路、7は磁気ヘッド駆動回
路、8は磁気記録ヘッド、9はディスク、10は光学ピ
ックアップ、11は再生アンプ、12は復調回路、13
は誤り訂正を行うデコーダ、14はマイクロコンピュー
タ、15はデータ伸長回路、16はディジタル/アナロ
グ変換回路(D/A)、17は2チャンネルオーディオ
出力端子、18はアドレスデコーダ、19はモータ、2
0はサーボ制御回路である。
【0004】図8は、記録再生時の信号処理のタイミン
グ図である。図7および図8にもとづいて動作を説明す
る。オーディオ入力端子1に供給されたアナログオーデ
ィオ信号は、A/D変換回路2においてサンプリングさ
れ、ディジタル信号に変換される。このディジタル信号
はデータ圧縮回路3にて音声圧縮符号化処理が行われ、
元の信号情報量の約1/5に削減される。
【0005】圧縮されたディジタル信号は記憶回路4に
一旦蓄えられ、図8(b)のように、間欠的に圧縮前と
同じ信号レートで読み出される。エンコーダ5では、デ
ータを分散させて信号を並べ換えるインターリーブ処
理、および誤り訂正符号の付加価値が行われ、さらに次
の変調回路6では、1バイト(=8bit)のデータを
14ビットのデータに変換するEFM変調が施される。
この信号は、磁気ヘッド駆動回路7を介して磁気記録ヘ
ッド8によってディスク9に光磁気記録される。記録動
作は、間欠的に供給される変調信号に対応して行われ、
図8(d)に示すように記録状態と記録休止状態とを交
互に繰り返し、記録を行う前に記録した部分の最後のア
ドレスを検索し、それに連続して記録していく。
【0006】再生時には、光学ピックアップ10からデ
ィスク9に対して照射された光の反射光によってディス
ク9に書かれている信号を読み取る。この光の情報は光
学ピックアップ10で電気信号に変換され、再生アンプ
11に供給される。再生アンプ11で増幅された信号
は、復調回路12に与えられ、もとの1バイトのデータ
に変換される。
【0007】一方、再生アンプ11の出力はアドレスデ
コーダ18にも供給される。このアドレスデコーダ18
は、ディスク9にあらかじめ刻まれている光スポット案
内溝に含まれる情報を取り出すことが目的で、ディスク
全周の連続したアドレス信号を再生するとともに、案内
溝のウォブリングを検出することでトラッキング情報を
得ている。
【0008】このトラッキング情報はサーボ制御回路2
0に供給され、光学ピックアップ10が所定の案内溝を
走査するようにトラッキングサーボがかけられるととも
に、案内溝のうねりが一定周期になるように、ディスク
9の回転を線速度一定に保つサーボをかけてモータ19
を制御する。
【0009】ディスク9からの信号の読み取りは、記録
時の書き込みと同様に間欠的に行われ、図8(e)に示
すように、再生動作と再生休止状態とを交互に繰り返
す。復調回路12で復調された信号は、デコーダ13で
誤り検出および訂正処理がなされ、信号の順序を元に戻
すデインタリーブ処理が行われた後、記憶回路4に書き
込まれ、この記憶回路4から読み出された信号は、デー
タ伸長回路15に与えられる。通常、記憶回路4は、信
号が所定量以上保持されるように入力が制御される。す
なわち図8(h)に示すように、記憶回路4の再生エリ
アのデータ量が容量一杯になると、入力が停止されると
ともに再生休止状態となり、記憶回路4の残りデータ量
がaで示す点を下回ると、ディスク9の既に読み取った
信号の続き部分を検索して再生を行い、記憶回路4にデ
ータを供給する。
【0010】このため、例えば外乱によって光学ピック
アップ10がジャンプした場合でも、記憶回路4には少
なくともデータ量aが保持されているので、この信号を
読み出し、その間にジャンプする直前の箇所を検索する
ことにより音切れなく連続した再生ができる。データ伸
長回路15で圧縮前の情報量に復元されたオーディオ信
号は、D/A変換回路16でアナログ信号に変換された
後、オーディオ出力端子17から出力される。マイクロ
コンピュータ14は、アドレスデコーダ18からのディ
スク案内溝に刻まれているアドレス信号と、オーディオ
信号に対応して記録されているアドレス信号とを用いて
モータ19の制御を行うとともに、上記一連の動作の制
御を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のMDシステム
は、以上のように構成されているので、再生時に衝撃に
より針飛びが生じた場合でも音切れがないような対策が
施されており、可搬形システムや車載用システムに適し
ている。しかし、一般的な据え置き型のシステムでは、
衝撃で針飛びが生じることは殆どないので、連続信号を
圧縮して間欠的に記録,再生することを別の用途に活用
するとともに、可搬形システムの記録時における針飛び
対策も含めた新しい機能を提案することが望まれてい
る。
【0012】この発明は上記課題を受けてなされたもの
で、第1の目的は、この種のディスク記録再生におい
て、新しい機能を提供できる装置を得ることにある。ま
た、第2の目的は、信頼性の一層の向上を図った装置を
得ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク再
生装置は、情報信号をディスクに間欠的に記録再生する
ものであって、情報信号をディスクに記録再生する記録
再生手段と、ディスクの半径方向に記録再生手段を移動
させる制御手段と、記録再生手段が記録あるいは再生を
行う期間に対応して記録信号を記録手段に供給し、また
は再生信号を取り込んで処理する記録再生手段と、記録
再生手段による再生信号の処理において再生信号の誤り
率を評価し、上記情報信号を再記録するか否かを判定す
る評価手段とを備える。
【0014】
【作用】この発明によるディスク記録再生装置は、第1
の情報信号を記録し、第1の情報信号に連続する第2の
情報信号の記録を行う前に第1の情報信号を再生して評
価手段によって評価し、その結果に応じて第1の情報信
号を再記録する。また、第3の情報信号を第1の情報信
号に変えて記録する前に、ディスク上の記録されている
第1の情報信号が再生され、第3の情報信号を記録した
後に第3の情報信号が再生される。すなわち、記録再生
手段を複数回使用することにより、第1の情報信号と、
これに連続する第2の情報信号をそれぞれ間欠的に記録
または再生する間に、第1の情報信号の再記録、または
第3の情報信号の書き換えを行うようにシステム全体が
制御される。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に従って説明
する。図1は、本発明を、記録再生を時分割で行い、リ
ードアフタライトまたはライトアフタリードが行えるよ
うにした記録再生装置に適用したブロック回路図で、図
7と同一部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略
する。図において、101は記録用記憶回路、103は
誤り率判定回路、104は再生用記憶回路である。
【0016】図2は図1の装置の記録再生信号処理およ
び動作を示すタイミング図である。図1および図2にも
とづいて、まず記録時の動作について説明する。オーデ
ィオ入力端子1に供給された2チャンネルのアナログオ
ーディオ信号は、A/D変換回路でディジタル信号に変
換され、データ圧縮回路3にて音声圧縮符号化処理が行
われ、圧縮された2チャンネルの信号は記録用記憶回路
101に一旦蓄えられる。
【0017】そして、記録用記憶回路101から間欠的
に読み出され、エンコーダ5に入力される。エンコーダ
5および変調回路6では入力された信号はインタリーブ
処理や誤り訂正符号の付加、さらにEFM変調が施され
る。変調回路6より出力された記録信号は磁気ヘッド駆
動回路7を介して磁気記録ヘッド8に供給され、記録信
号がR1 のときは光学ピックアップ10の位置が領域A
になるように制御されてディスク9上の領域Aに信号R
1 が記録される。
【0018】すなわち、図2において、信号R1 が磁気
記録ヘッド8に供給されるt1 の期間では、磁気記録ヘ
ッド8と光学ピックアップ10が領域Aに位置して記録
を行い、信号R1 の記録終了アドレス位置をマイクロコ
ンピュータ14は記憶する。信号R1 の記録が終了した
ならば、記録電流を停止し、t2 の期間に磁気記録ヘッ
ド8および光学ピックアップ10を上記領域Aの先頭ア
ドレス位置に移動させて待機する。上記一連の動作にて
正しく記録が行えるようにトラッキングサーボやディス
ク回転サーボがかけられる。
【0019】次に再生動作を説明する。図2におけるt
3 の期間において、光学ピックアップ10は領域Aを再
生して信号R1 を読みとる。この動作はマイクロコンピ
ュータ14に記憶された記録終了位置まで続けられる。
光学ピックアップ10で読み取られた信号R1 は、再生
アンプ11で増幅された後、復調回路12およびデコー
ダ13において、復調,誤り検出,訂正処理およびデイ
ンタリーブ処理が行われる。処理された信号R1 は再生
用記憶回路104に一旦記憶された後、データ伸長回路
15にてもとのディジタル信号に変換され、D/A変換
回路16にてアナログ信号に変換された後オーディオ出
力端子17より出力される。
【0020】上記のようにしてt1 〜t3 の期間内に磁
気記録ヘッド8と光学ピックアップ10が領域Aを二度
走査して、記録した信号を即時に再生するリードアフタ
ーライト(同時モニタ)動作が可能となる。
【0021】次に、t3 に続くt4 〜t5 の期間では、
マイクロコンピュータ14からの指示が無い限り、磁気
記録ヘッド8と光学ピックアップ10は前回記録した信
号R1 の記録終了位置にて待機している。続くt6 の期
間に、信号R1 に続く信号R2 が記録用記憶回路101
から読み出されて処理が施され、磁気記録ヘッド8によ
ってディスク9に記録される。そして信号R2 の記録終
了アドレスがマイクロコンピュータ14に記憶され、デ
ィスク9上では先に記録された信号R1 に引き続いて信
号R2 が記録される。ついでt7 の期間に磁気記録ヘッ
ド8と光学ピックアップ10は信号R2 の記録終了アド
レス位置に移動して待機し、t8 の期間にて信号R2 の
再生が行われる。
【0022】以上のような記録再生動作を繰り返すこと
により、信号R1,R2,R3,・・・の順に信号が連続して
ディジタル9上に記録されるとともに、一旦記録された
信号R1,R2,R3,・・・が連続して再生される。
【0023】なお、上記実施例1では、データの圧縮率
が1/5であるので、t1 〜t8 の期間がそれぞれ等し
いとしても、間欠的に記録,再生を繰り返して信号R1
をt1 の期間で記録し、信号R2 をt6 の期間で記録す
れば、ディスク9上には、全信号が切れ目なく記録さ
れ、また信号R1 をt3 の期間で再生し、信号R2 をt
8 の期間で再生すれば、オーディオ出力端子17からオ
ーディオ信号が切れ目なく再生できる。
【0024】しかし、通常、記録,再生に要する時間よ
りも、磁気記録ヘッド8や光学ピックアップ10を単純
に移動させる時間t2 およびt4 (t4 で移動させる場
合については後述する。)の方がはるかに短時間である
ので、余った時間はサーボの制定時間,マイクロコンピ
ュータの切り換え処理時間等に充当される。
【0025】上記のように、記録を間欠的に行うことに
よって余った時間を利用して再生も同時に行うことが可
能であるが、上記t4 およびt5 の期間においては次の
動作が行われる。まず、t3 の期間において、信号R1
を再生処理中に、デコーダ13より出力された誤り訂正
結果は誤り率判定回路103に入力される。ここで、信
号R1 の中に訂正不能の誤りがあったとき、または誤り
率が悪いとき、もしくは誤りが1つまたは複数個以上あ
ったときは、その結果がマイクロコンピュータ14に送
られる。マイクロコンピュータ14では、誤り率判定回
路103の結果にもとづいて信号R1 の再記録が必要と
判断した場合、t4 の期間に磁気記録ヘッド8と光学ピ
ックアップ10を信号R1 の先頭アドレス位置に移動さ
せる指示をサーボ制御回路20に送るとともに、記録用
記憶回路より信号R1 を読み出させる指示を与える。
【0026】そして、上記の場合はt4 の期間内に磁気
記録ヘッド8と光学ピックアップ10が移動して信号R
1 の先頭アドレス位置で待機し、続くt5 の期間に再び
信号R1 の再記録がなされる。なお、t6 の期間では、
前記と同様に信号R2 が信号R1 の記録終了位置より引
き続いて記録され、再生後の書き換え動作ライトアフタ
リードも可能である。
【0027】以上のように、本実施例1では、一度記録
した信号R1 を記録の空き時間中に再生して誤り率を評
価し、その結果にもとづいて信号R1 を再記録すること
が可能であるので、記録の信頼度の向上が図れる。
【0028】実施例2.実施例2では、時分割にて記
録,再生を行い、記録の空き時間中に同時モニタ動作と
再記録動作を行うとしたが、再生用記憶回路104に数
MB〜数十MBの大容量のものを用いて数十秒間のデー
タを蓄えることができる場合には、以下の動作を行わせ
ることができる。
【0029】図3はこのような本発明の実施例2のディ
スク再生装置のブロック回路図で、図1と同一部分には
それぞれ同一符号を付して説明を省略する。図におい
て、102はセレクタで、再生用記憶回路104と記録
用記憶回路101の内容をマイクロコンピュータ14の
指示によって切り換えてエンコーダ5に出力することが
できる。また、図4は以下の動作を説明するタイミング
図である。
【0030】次に、動作を説明する。まず、t1 の期間
に信号R1 が光学ピックアップ10にて再生され、処理
が施された後、再生用記憶回路104に蓄えられる。次
にt2 の期間に信号R1 の先頭アドレス位置に磁気記録
ヘッド8と光学ピックアップ10が戻され待機する。続
くt3 の期間に記録用記憶回路101から読み出された
信号R1’がセレクタ102を通り、磁気記録ヘッド8
によりもとの信号R1にオーバーライトされ書き換えら
れる。また、このときの信号R1’の記録終了アドレス
はマイクロコンピュータ14に記憶される。さらにt6
の期間では信号R1’の記録終了位置の次の位置から信
号R1 に続く信号R2 が再生され、再生用記憶回路10
4に蓄えられる。その後、t5 の期間内に信号R1’の
記録終了位置に磁気記録ヘッド8と光学ピックアップ1
0が戻され、t6 の期間に信号R2’が記録され、以後
このような動作が繰り返される。
【0031】上記の動作によって、記録される前にディ
スク9上にあった信号が再生され、再生用記憶回路10
4に蓄えられるとともに、データ伸長回路15、D/A
変換回路16、およびオーディオ出力端子17を通って
再生信号として出力されるので、記録によって消去され
る部分をモニタすることができる。
【0032】この場合、記録を中断したいとき、または
誤って前の音楽情報を消去してしまったとき、再生用記
憶回路104とセレクタ102が接続されているので、
マイクロコンピュータ14の指示により、再生用記憶回
路104の内容を読み出してエンコーダ5を通し、必要
な分だけもとのデータを再記録することが可能である。
このとき、マイクロコンピュータ14は、記録開始アド
レスまで磁気記録ヘッド8と光学ピックアップ10を戻
す指示をサーボ制御回路20に与え、記録を開始させ
る。
【0033】なお、記録開始から中断までの時間は、再
生用記憶回路104の容量が大きい程多くとることがで
き、本実施例2では、例えば、曲と曲のつなぎ編集のと
きに、一旦編集した位置を変更したいとき、または、誤
消去のときの対策として有効である。
【0034】実施例3.上記実施例2においては、全部
のデータを再記録する場合について述べたが、音楽情報
または付加情報のいずれか一方を再記録するようにして
も良い。音楽情報の再記録を行うときは、付加情報は記
録用記憶回路101より読み出され、音楽情報は再生用
記憶回路104より読み出されて、それぞれセレクタ1
02で切り換えられて再記録信号が合成されて記録され
る。
【0035】また、付加情報の再記録を行うときは、音
楽情報は記録用記憶回路101より読み出され、付加情
報は再生用記憶回路104より読み出される。
【0036】実施例4.実施例3では、再生用記憶回路
104に蓄えられた分だけ再記録可能である。しかし、
上記実施例2においてt3 の期間内に記録用記憶回路1
01より付加情報または音楽情報のいずれか一方のみを
セレクタ102を通してエンコーダ5に出力し、残る他
方は、再生用記憶回路104より出力されるようにセレ
クタ102を切り換えるようにすると、一部書き換え
(アフレコ動作)を行わせることができる。
【0037】実施例5.図5は本発明の実施例5のディ
スク記録再生装置のブロック回路図で、図1と同一部分
にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略する。図にお
いて、104a,104bは再生用記憶回路、15a,
15bはデータ伸長回路、16a,16bはD/A変換
回路、17a,17bはオーディオ出力端子である。図
6は動作を説明するタイミング図である。
【0038】次に、動作を説明する。まず、t1 の期間
に、信号R1 が光学ピックアップ10にて再生され、処
理が施された後、再生用記憶回路104aに蓄えられた
後、データ伸長回路15a,D/A変換回路16aを通
り、オーディオ出力端子17aより出力される。
【0039】次に、t2 の期間に、磁気記録ヘッド8と
光学ピックアップ10が信号R1 の先頭アドレス位置に
移動して待機し、t3 の期間に記録用記憶回路101よ
り信号R1’が読み出され、信号R1 があったディスク
9の位置に磁気記録ヘッド8にて信号R1’がオーバー
ライトされ、書き換えられる。
【0040】次に、t4 の期間に、再び信号R1’の記
録開始位置に光学ピックアップ10が戻されて待機し、
t5 の期間に、信号R1’が再生され、処理された後、
再生用記憶回路104bに蓄えられる。このデータはデ
ータ伸長回路15b,変換回路16bを通ってオーディ
オ出力端子17bより出力される。
【0041】続くt6 の期間に、前記信号R1 に続く信
号R2 が再生されて再生用記憶回路104aを通って出
力され、続くt7 の期間に、信号R1’の記録終了位置
に磁気記録ヘッド8と光学ピックアップ10が戻されて
待機し、t8 の期間に信号R2’が記録される。さらに
t9 の期間に信号R2’の記録を開始した位置に光学ピ
ックアップ10が戻されて待機し、t10の期間に、信号
R2’が再生され、再生用記憶回路104bに蓄えられ
た後に出力され、以後同様の動作を繰り返す。
【0042】このようにして、オーディオ出力端子17
aからは記録前のオーディオ信号が、また、出力端子1
7bからは記録後のオーディオ信号が出力され、双方同
時にモニタすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報信号をディスクに記録,再生するための記録再生手
段と、この記録再生手段をディスクの半径方向に移動さ
せる制御手段と、前記記録再生手段が記録あるいは再生
を行う期間に対応して記録信号を記録手段に供給し、ま
たは再生信号を取り込んで処理する記録再生信号処理手
段と、この記録再生信号処理手段にて処理された再生信
号の誤りを評価する評価手段とを備え、第1の情報信号
をディスクに記録し、第1の情報信号に連続する第2の
情報信号の記録を行うまでの間に上記記録された第1の
情報信号を再生し、前記記録再生手段内にて処理された
再生信号の上記評価手段の評価結果にもとづいて上記第
1の情報信号を再記録するようにしたものであるから、
第1の情報信号の記録中に外乱によって記録が中断され
た場合でも、これを評価手段によって評価することによ
りる。第1の情報信号を再記録でき、記録における信頼
性の向上が図れる。
【0044】また、記録再生信号処理手段内に再生信号
を一時蓄える記憶手段を設け、ディスク上における第1
の情報信号が記録されている箇所に、第3の情報信号を
記録して書き換えを行う前に第1の情報信号を読み出し
て上記記憶手段に蓄えるようにし、上記記憶手段の内容
と記録すべき第3の情報信号とを切り換えて記録再生手
段に記録信号を送る切換手段を設けたので、第2の情報
信号の記録を中断した場合に、記録によって消去された
ディスク上の第1の情報信号の全部または一部を修復す
ることができる。
【0045】また、第1の情報信号を再生した後に、第
3の情報信号を記録し、その後、第3の情報信号を再生
するようにし、第1および第3の再生信号を同時に処理
する第1および第2の信号処理手段を設けたので、記録
の前後における情報を同時にモニタすることができるの
で、曲と曲とのつなぎ編集のときに有利であり、上記動
作を全て1つの記録再生手段で行うことができる新しい
機能をもったディスク記録再生装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のディスク記録再生装置のブ
ロック回路図である。
【図2】実施例1の記録再生動作のタイミング図であ
る。
【図3】本発明の実施例2のディスク記録再生装置のブ
ロック回路図である。
【図4】実施例2の記録再生動作のタイミング図であ
る。
【図5】本発明の実施例3のディスク記録再生装置のブ
ロック回路図である。
【図6】実施例3の記録再生動作のタイミング図であ
る。
【図7】従来のディスク記録再生装置のブロック回路図
である。
【図8】従来のディスク記録再生装置の動作のタイミン
グ図である。
【符号の説明】
8 磁気記録ヘッド 9 ディスク 10 光学ピックアップ 14 マイクロコンピュータ 15 データ伸長回路 20 サーボ制御回路 101 記録用記憶回路 102 セレクタ 103 誤り率判定回路 104 再生用記憶回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルオーディオ信号などの情報信
    号をディスク状の記録媒体に間欠的に記録再生するディ
    スク記録再生装置であって、情報信号をディスクに記録
    再生する記録再生手段と、この記録再生手段をディスク
    の半径方向に移動させる制御手段と、前記記録再生手段
    が記録を行う期間に応じて記録信号を前記記録再生手段
    に供給するように処理する記録信号処理手段と、再生動
    作期間に応じて前記記録再生手段から得た信号を処理す
    る再生信号処理手段と、この再生信号処理手段によって
    処理された再生信号の誤り率を評価し、記録信号処理手
    段および記録再生手段に対して再記録を行うように指示
    する評価手段とを備え、少なくとも第1の情報信号を記
    録し、この第1の情報信号に連続する第2の情報信号が
    記録される前に、前記第1の情報信号を再生して前記評
    価手段により評価し、この評価手段の評価結果に応じて
    この第1の情報信号を再記録するように構成したことを
    特徴とするディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 ディジタルオーディオ信号などの情報信
    号をディスク状の記録媒体に間欠的に記録再生するディ
    スク記録再生装置であって、情報信号をディスクに記録
    再生する記録再生手段と、この記録再生手段をディスク
    の半径方向に移動させる制御手段と、前記記録再生手段
    が記録を行う期間に応じて記録信号を前記記録再生手段
    に供給するように処理する記録信号処理手段と、再生動
    作期間に応じて前記記録再生手段から得た信号を処理す
    る再生信号処理手段と、この再生信号処理手段によって
    処理された再生信号を記憶する記憶手段と、この記憶手
    段の内容と前記情報信号を切り換えて記録信号処理手段
    に送るセレクタとを備え、少なくとも第1の情報信号を
    再生し、この第1の情報信号に連続する第2の情報信号
    を再生する前に第3の情報信号によって当該ディスク上
    の第1情報信号が書き換えられるとき、上記再生された
    第1の情報信号を前記記憶手段に記憶し、第3の情報信
    号の記録を中断または消去する際に、当該記憶手段の内
    容を前記セレクタによって前記記録信号処理手段内に入
    力し、上記第3の情報信号の記録動作によって消去され
    た第1の情報信号を再記録できるように構成したことを
    特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 ディジタルオーディオ信号などの情報信
    号をディスク状の記録媒体に間欠的に記録再生するディ
    スク記録再生装置であって、情報信号をディスクに記録
    再生する記録再生手段と、この記録再生手段をディスク
    の半径方向に移動させる制御手段と、前記記録再生手段
    が記録を行う期間に応じて記録信号を前記記録再生手段
    に供給するように処理する記録信号処理手段と、前記記
    録手段がディスク上に記録される前にディスク上に記録
    されている第1の情報信号を前記記録再生手段の再生動
    作によって取り込んで処理する第1の再生信号処理手段
    と、前記記録信号が記録された後に、ディスク上の当該
    記録信号を前記記録再生手段の再生動作によって取り込
    んで処理する第2の再生信号処理手段を備え、少なくと
    もディスク上に記録されている上記第1の情報信号を再
    生し、同じくディスク上に当該第1の情報信号に連続し
    て記録されている第2の情報信号が再生される前に、第
    3の情報信号によって当該第1情報信号が書き換えられ
    るとき、前記第1の再生信号処理手段によって第1の情
    報信号を再生処理し、第2の情報信号が再生される前に
    第3の情報信号を第2の再生信号処理手段によって再生
    処理できるように構成したことを特徴とするディスク記
    録再生装置。
JP5007287A 1993-01-20 1993-01-20 ディスク記録再生装置 Pending JPH06215493A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11259980A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Pioneer Electron Corp 情報記録装置
KR100446287B1 (ko) * 1997-12-31 2004-11-09 삼성전자주식회사 마그네틱 헤드 코아의 스트레스 해소 방법

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KR100446287B1 (ko) * 1997-12-31 2004-11-09 삼성전자주식회사 마그네틱 헤드 코아의 스트레스 해소 방법
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