JP2604288B2 - 飛越記録または再生回路 - Google Patents

飛越記録または再生回路

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JP2604288B2 JP3158801A JP15880191A JP2604288B2 JP 2604288 B2 JP2604288 B2 JP 2604288B2 JP 3158801 A JP3158801 A JP 3158801A JP 15880191 A JP15880191 A JP 15880191A JP 2604288 B2 JP2604288 B2 JP 2604288B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間欠記録再生を有効に
利用した音声情報の飛越記録または再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光磁気ディスクレコードは、記録
に際して音声情報をプログラム毎に内周より順次記録
し、各プログラムの識別番号と始端のアドレスを記録ト
ラックの開始部分のリードインエリアに記録している。
従って、コンパクトディスクレコードと同様にリードイ
ンエリアを再生すれば、記録プログラムの数や各プログ
ラムの長さを識別することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光磁気ディス
クは再記録が可能であり、記録済みの記録トラックに新
たな情報を再記録する場合がある。この再記録は、内周
より順にすると不都合なこともある。そこで、記録エリ
アを再記録可能な空エリアと再記録を禁止する禁止エリ
アに予め区分し、空エリアにのみ新たな情報を再記録す
る必要が生ずる。ところが、記録する新たなプログラム
の長さは、1個の空エリアの長さ以上となることもあ
リ、複数の空エリアに跨って同一プログラムを記録する
必要が生ずる。
【0004】しかし、連続的な記録や再生をする場合に
は、空エリアを跨ぐ期間中記録や再生が中断する。そこ
で、記録情報を途切れることなく記録し再生情報を連続
して導出する必要が生じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上述
する点に鑑み、間欠的な光磁気記録再生システムを採用
し、記録機側に、各空エリアの始終端アドレスを予め記
憶するエリア検出手段と、記録中の空エリアの終端アド
レス情報と再生アドレス情報とを比較し終端アドレス近
傍を走査した後に次の空エリアの開始アドレス情報を発
生する飛越アドレス指定手段と、ピックアップを次の空
エリアの開始アドレスにアクセスさせるピックアップア
クセス手段と、前記ピックアップのアクセスが完了し且
つ記憶手段中の記憶データ量が所定量以上となった後に
前記記憶手段に高速読出アドレスを供給するアドレス制
御手段とを設け、再生機側に、再生中の記録エリアの記
録終端を走査後に、続く記録エリアの記録始端にピック
アップをアクセスさせるピックアップアクセス手段と、
前記ピックアップのアクセスが完了し且つ記憶手段中の
記憶データ量が所定量以下となった後に前記記憶手段に
高速書込アドレスを供給するアドレス制御手段とを、そ
れぞれ設けることを特徴とする。
【0006】
【作用】よって、本発明によれば再記録の途中の空エリ
アの飛越期間中は記録が禁止され記憶手段に対する圧縮
データの記憶のみが継続的に実行され、また再生中の記
録エリアの飛越期間中は再生が禁止され記憶手段より圧
縮データの読み出しのみが継続的に実行される。
【0007】
【実施例】以下、周知の光磁気ディスクレコーダにて、
圧縮音声データを間欠的に記録再生する記録再生装置に
本発明を採用した一実施例に従い説明する。従って、本
実施例の場合も同様に、光磁気ディスクにはサブコード
フレーム単位でATIPコードが付与されており、この
FM変調されたATIPコードがガイドトラックの蛇行
として空間変調されて形成されている。この変調ATI
Pコードは、記録時に高周波のトラッキングエラーとし
て検出され、記録時のディスクの回転制御と、記録位置
の検出に利用される。
【0008】まず、図2は記録済みディスクのプログラ
ムとアドレスの関係を示す図である。この図より明らか
な様に、6個のプログラムは記録トラックに沿って順に
記録されており、第1プログラムは開始アドレスがP1S
終了アドレスがP1E、第2プログラムは開始アドレスが
2S終了アドレスがP2E、第3プログラムは開始アドレ
スがP3S終了アドレスがP3E、第4プログラムは開始ア
ドレスがP4S終了アドレスがP4E、第5プログラムは開
始アドレスがP5S終了アドレスがP1E、第6プログラム
は開始アドレスがP6S終了アドレスがP6Eである。
【0009】図3は、この光磁気ディスクのリードイン
エリアに光磁気記録された情報を表にして示す図であ
る。この図より明らかな様にリードインエリアには、コ
ンパクトディスクレコードとは異なり、プログラム番号
1 〜P6 にそれぞれ対応して、曲名、歌手名、作曲家
名、演奏家名等の表示情報と、曲の演奏時間情報、エリ
ア毎の記録開始アドレスと記録終了アドレスとがそれぞ
れ記録されている。
【0010】図4は、この光磁気ディスクに於て、再記
録のため第2プログラムP2 と第5プログラムP5 を空
エリアとして設定した状態を示し、図5はその状態に於
けるリードインエリアの記録情報を表で示している。図
5より明らかな様に第2プログラムP2 に関する情報と
第5プログラムP5 に関する情報は、リードインエリア
より消されている。但し、図4に破線で示す空エリアに
は元の記録情報が消されることなく記録されている。
【0011】図6は、第2プログラムP2 より演奏時間
の長い第7プログラムP7 を、第2・第5プログラムP
25 のエリアに跨って再記録した状態を示し、図7は
再記録後のリードインエリアの記録情報を示す。図6よ
り明らかな様に、第7プログラムP7 は、第5プログラ
ムP5 の途中迄再記録される。また、図7より明らかな
様にリードインエリアには、第7プログラムP7 に関し
て表示情報と、演奏時間と、2領域の記録アドレスP2S
〜P7M、P5S〜P7Eが追加記録される。
【0012】尚、本実施例では、間欠記録される記録ト
ラック中の一定周期の制御データブロックにもプログラ
ム毎に対応するリードインエリアの記録情報の内プログ
ラム番号及び表示情報が記録されるものとする。
【0013】上述する再記録をするための記録装置の動
作に付いて図1に従い説明する。
【0014】(通常記録モード)通常の記録に際して、
本実施例ではAD変換回路23にてコンパクトディスク
と同様の周波数とビットレートで2チャンネルの記録音
声をディジタル化する。次に、データ圧縮手段22は、
AD変換データを1/5にデータ圧縮する。圧縮された
データは、順次圧縮データメモリに記憶される。データ
アドレス制御手段27は、圧縮データを順次低速で継続
的に記憶する為の書込アドレスを前記圧縮データメモリ
21に供給する。圧縮データメモリ21に記憶されたデ
ータの量は、データ量検出手段26に於て書込アドレス
より読出アドレスを減算することにより求められ、この
データ量が1記録単位ブロック分(約3秒分)蓄積され
然もピックアップが記録開始アドレスに位置することが
識別された時に、データ量検出手段26より高速読出開
始指令が発生される。この高速読出開始指令に基づきデ
ータアドレス制御手段27は、書込時の約5倍の高速読
出アドレスを前記圧縮データメモリ22に供給する。こ
の読出データは、CD−DAエンコーダ20に入力され
てエンコードされてヘッドドライブ手段1に供給され
る。
【0015】1記録単位ブロック当りのエンコード出力
の構成は、図8にも図示する様に、先頭と後尾にそれぞ
れ1サブコードづつのリンクブロックを設け、先頭のリ
ンクブロックに続いて1サブコード分の制御データブロ
ックと45サブコードフレーム分の圧縮音声データ領域
を設けている。各サブコードフレームには、コンパクト
ディスクと同様にアドレスを示すサブコードが多重され
ている。このサブコードとATIPコードとはコード情
報を共通にして記録形態を異にしており、記録時にはA
TIPコードがまた再生時にはサブコードがアドレスと
して利用される。
【0016】前記ヘッドドライブ手段1を経た記録信号
は磁気ヘッド2に供給される。同時に、高速読出開始指
令を入力する記録指令手段5が記録期間中(約0.6秒
分)にピックアップ3に記録指令を供給し、ピックアッ
プの照射ビーム強度をアップして、光磁気記録を可能に
している。更に、高速読出開始指令は、ピックアップア
クセス手段9に供給されピックアップのアクセス終了に
伴うトラックジャンプパルスの発生を阻止し、記録時の
照射ビームの連続走査を保証する。尚、前記CD−DA
エンコーダ20は、エンコードに際してATIPデコー
ダ7が検出するATIPコードを入力して、再生時の位
置情報となるサブコードを記録データ中に多重してい
る。
【0017】高速読出アドレスが一定量更新されると、
高速読出終了指令が前記データ量検出手段26より発生
される。この高速読出終了指令に同期して、データラッ
チ手段8は間欠記録終端のATIPコードをラッチす
る。またピックアップアクセス手段9は新たにラッチさ
れたATIPコードを繰り返し再生するためのトラック
ジャンプパルスを発生し、間欠記録終端で記録待機状態
に陥る。本実施例装置では、記録期間中記憶データが3
秒蓄積される度に上述する0.6秒分の間欠記録が繰り
返され、複数のプログラムが順次記録される。
【0018】本実施例では、1プログラムの記録の開始
と終了の各タイミングに於てATIPコードが記録アド
レス更新手段16に記憶され、記憶されたコードに基づ
いて演奏時間が演算処理される。記録アドレス更新手段
16の記憶内容や演算処理結果は常時TOCメモリ12
に供給される。このTOCメモリ12の記憶内容は、読
み出されてキャラクタジェネレータ14に供給され、表
示パネル15に表示される。従って、該表示パネル15
には、プログラム番号、演奏時間、記録開始アドレス及
び記録終了アドレスがプログラム記録の度に順次追加表
示される。
【0019】この表示状態では、プログラム内容を特定
する表示情報は表示されおらず、キーボード17を操作
することにより入力される。このキーボード17の操作
結果は、逐一TOCメモリ12に供給記憶され、表示パ
ネル15の画面に表示される。表示情報の付加されたT
OC情報は、全てのプログラムの記録終了後に自動的ま
たは手動操作に連動してリードインエリアに移動した前
記ピックアップ3にて記録されるべく、ピックアップが
記録可能な状態となった時点で、前記TOCメモリ12
より読み出される。読み出されたTOC情報は、TOC
エンコーダ10を介して前記ヘッドドライブ手段1に供
給され前記磁気ヘッド2にてリードインエリアに記録さ
れる。リードインエリアに記録された情報は図3に示す
内容となる。
【0020】(プログラム消去モード)次に、ディスク
Dに記録されているプログラムを選択的に消去する場合
に付いて説明する。
【0021】まず、ディスクDを記録再生装置に装着す
ると、自動的に前記ピックアップ2がリードインエリア
を再生走査する。前記再生アンプ4にて増幅されたTO
C情報は、前記TOCデコーダ11にてデコードされ、
前記TOCメモリ11に記憶される。記憶されたTOC
情報は、前記キャラクタジェネレータ14を介して前記
表示パネル15上に表示される。プログラムの消去は、
表示画面より該当プログラム部分の表示を前記キーボー
ド17を操作して消去することにより実現される。即
ち、前記キーボード17の操作により該当プログラムの
TOC情報が前記TOCメモリ12より消去される。消
去操作後のTOC情報は、前記TOCメモリ12より読
み出され再び前記ディスクDのリードインエリアに再記
録される。従って、記録されている音声情報は消去され
ることなくTOC情報のみが消去され、TOC情報の消
去されたプログラムの記録エリアは空エリアと看做され
る。消去後の記録トラックの状態とTOC情報に付いて
は、図4と図5に例示されている。
【0022】(再記録モード)空エリアにプログラムを
再記録する場合、ディスクDを装着して、リードインエ
リアのTOC情報をTOCメモリ12に読み取る。読み
取られたTOC情報の内の記録アドレスは、前記TOC
メモリ12より読み出されエリア検出手段13に入力さ
れ、該エリア検出手段13内で各空エリアの開始アドレ
スP2S・P5Sと終了アドレスP2E・P5Eがまず算出され
記憶される。飛越アドレス指定手段18は再記録する最
初の空エリアの開始アドレスP2Sを、前記エリア検出手
段13より入力してピックアップアクセス手段9に供給
する。その結果、前記ピックアップアクセス手段9はト
ラックジャンプパルス等のアクセス制御出力を前記ピッ
クアップ3に供給して該プックアップ3に最初の空エリ
アの開始アドレスP2Sをアクセスさせる。ピックアップ
が最初の空エリアの記録開始アドレスP2Sをアクセスす
るとアクセス完了出力がデータ量検出手段27に供給さ
れ、ピックアップは記録開始アドレスP2Sで記録待機状
態となりトラックジャンプを繰り返す。前記データ量検
出手段27は、前記圧縮データメモリ22に記憶された
第7プログラムの圧縮データが1記録単位ブロック分以
上となり、然もアクセス完了出力が入力されている場合
に、高速読出指令を発生する。この高速読出指令を受け
て、前記ピックアップアクセス手段9は記録待機を解除
し、前記記録指定手段5は記録指令を発生し、前記デー
タアドレス制御手段19は高速読出アドレスを発生す
る。その結果、開始アドレスP2Sより記録が開始され、
前述する記録時と同様の間欠記録が実行される。間欠記
録を繰り返して記録位置が最初の空アドレスの記録終端
2E近傍に達すると、前記飛越アドレス指定手段18
は、前記ATIPデコーダ7がデコードしたATIPコ
ードと再記録中の空エリアの終了アドレスP2Eとを比較
し、残り空エリアが2記録単位ブロック以下であると判
断したとき次の空エリアの開始アドレスP5Sを前記エリ
ア検出手段13より入力する。前記飛越アドレス指定手
段18より入力されたこの開始アドレスP2Sは、前記C
D−DAエンコーダ20に供給される。その結果、CD
−DAエンコーダ20は、再生時の飛び越し先の位置情
報として先行再記録エリアの最後の記録単位ブロックの
制御データブロックに、後続再記録エリアの開始アドレ
スP5Sを多重する。前記ピックアップ3は、この多重が
為された最後の記録単位ブロックを記録した後にアクセ
ス状態となる。このアクセスは、後続再記録エリアの開
始アドレスP5Sを基準入力とし、ATIPコードを比較
入力とする前記ピックアップアクセス手段9によって制
御される。アクセスの結果、前記ピックアップ3が開始
アドレスP5Sに到達したとき、記録待機状態となりアク
セス完了出力をデータ量検出手段27に供給する。該デ
ータ量検出手段27は、記憶データ量が1記録単位ブロ
ック以上蓄積されたとき高速読出指令を発生し、前記ピ
ックアップアクセス手段9の記録待機制御動作を禁止
し、記録指令手段5より記録指令を発生させ、前記デー
タアドレス制御手段19より高速読み出しアドレスを発
生させる。その結果、アクセス期間中に圧縮データを読
み出すことなく連続的に記憶していた圧縮データメモリ
22は高速読み出しアドレスに従って、記憶データを高
速で読み出し、CD−DAエンコーダ20に供給する。
このエンコード出力は、後続エリアの再記録信号として
ヘッドドライブ手段1に供給される。後続再記録エリア
についても先行エリアと同様の間欠再記録が為される。
本実施例では、この後続再記録エリアの途中で第7プロ
グラムの記録が終了するものとする。記録アドレス更新
手段16は、先行再記録エリアの開始アドレスP2Sと終
了アドレスP7Mと後続再記録エリアの開始アドレスP5S
と終了アドレスP7Eとを前記ATIPデコーダ7より入
力して第7プログラムの記録アドレスとしてTOCメモ
リ12に記憶している。更に、キーボード17からは、
表示情報が入力される。第7プログラムの記録後に、変
更後のTOC情報は前記TOCメモリ12より読み出さ
れ、ディスクレコードDのリードインエリアに再記録さ
れる。
【0023】(再生モード)再記録後のディスクDを本
実施例装置に装着すると、まずTOC情報が再生され、
TOCデコーダ11を介して前記TOCメモリ12に記
憶され、表示パネル15にTOC情報が表示される。表
示情報より第6プログラムを選択再生操作すると、前記
エリア検出手段13が第7プログラムP7 の記録エリア
を特定する記録アドレスP2S・P7M・P5S・P7Eを前記
TOCメモリ12より入力する。前記飛越アドレス指定
手段18は、第7プログラムP7 の先行エリアの開始ア
ドレスP2Sを前記エリア検出手段13より入力して前記
ピックアップアクセス手段9に供給する。この開始アド
レスを受けて前記ピックアップアクセス手段9は、ピッ
クアップ3を目標の開始アドレスP2Sにアクセスさせ
る。アクセス完了後、前記ピックアップアクセス手段9
は、データ量検出手段27にアクセス終了出力を供給す
る。このデータ量検出手段27は、アクセス終了出力が
入力された後に高速読出指令を発生し、ピックアップア
クセス手段9の待機動作を解除し、データアドレス制御
手段19より高速書込アドレスを発生し、直ちに記録単
位ブロックの始端より1記録単位ブロック毎の間欠再生
を開始する。再生データは、CD−DAデコーダ21に
てデコードされた後に、前記圧縮データメモリに高速で
記憶される。この高速記憶は、前記データアドレス制御
手段19が発生する高速書込アドレスに従って間欠的に
記憶される。記憶されたデータは継続的に低速で読み出
され、データ伸長手段25に供給される。低速読み出し
は、前記データアドレス制御手段19が発生する読出ア
ドレスに従って実行される。また、データ伸長手段25
は入力される圧縮データを元通りデータ伸長してDA変
換回路26に供給し、アナログの再生音声信号を形成導
出している。
【0024】一方、再生データの増幅出力を入力する再
生制御デコーダ6は記録単位ブロックの先頭リンクブロ
ックを検出してCD−DAデコーダ21を起動させ、サ
ブコードデータを前記データラッチ手段8と前記ピック
アップアクセス手段9と前記飛越アドレス指定手段18
に供給し、後尾のリンクブロックの再生を検出してデー
タラッチパルスをデータラッチ手段8に供給している。
従って、1記録単位ブロック分の再生の開始に伴い先行
リンクブロックが検出された後、CD−DAデコーダ2
1は圧縮データ領域のデータをデコードする。デコード
データは、1記録単位ブロック分前記圧縮データメモリ
22に高速書込アドレスに従って高速で書き込まれる。
高速書込アドレスは、1記録単位ブロック分のデータを
記憶した時点で更新を中断して更新待機状態となる。ま
た、1記録単位ブロック分の再生終了時に後尾のリンク
ブロックの再生が検出されると、その時点のサブコード
が、データラッチ手段8にラッチされる。次にデータ量
検出手段27が前記圧縮データメモリ22に、1記録単
位ブロック分の空領域が出来て高速書込指令が発生され
る迄、前記ピックアップアクセス手段9は、ラッチデー
タを再生し続ける位置に前記ピックアップ3を停止させ
て再生待機状態に陥る。上述する間欠再生を1記録単位
ブロック毎に実行する。この間欠再生の期間中、飛越ア
ドレス指定手段18は、先行再記録エリアの終了アドレ
スP7Mと再生サブコードとを比較し、その値が一致した
とき、後続再記録エリアの開始アドレスP5Sが飛越アド
レス指定手段18に供給される。前記飛越アドレス指定
手段18は、最終記録単位ブロック再生後に開始アドレ
スP5Sを前記ピックアップアクセス手段9に供給する。
その結果、最終の記録単位ブロック再生後に、前記ピッ
クアップアクセス手段9はアクセス制御出力を前記ピッ
クアップ3に供給し、開始アドレスP5Sに向かってアク
セス動作を開始させる。このアクセス期間中前記圧縮デ
ータメモリ22では、記憶データの低速読み出しは続け
られるが、低速書き込みは禁止される。アクセス完了に
伴いアクセス完了出力が前記データ量検出手段27に供
給されると、該データ量検出手段27は、書込アドレス
と読出アドレスより記憶可能なデータ領域が1記録単位
ブロック以上存在する場合に高速書込指令を発生し、前
記ピックアップアクセス手段9の再生待機制御状態を解
除して前記ピックアップ3による再生を開始する。再生
出力は、前述と同様の手順で再生され、再生圧縮データ
は間欠再生の度に1記録単位ブロック分づつ前記圧縮デ
ータメモリ22に高速記憶される。この間欠再生は、記
録終了アドレスが再生されるまで継続されて再生動作を
終了する。
【0025】上述する実施例では、後続再記録エリアの
開始アドレスP5Sを空エリア検出手段13より得てアク
セスを実行しているが、再生制御デコーダ6にて先行再
記録エリアの最終間記録単位ブロックの制御データブロ
ックに多重された開始アドレスP5Sを検出し、この開始
アドレスP5Sを前記ピックアップアクセス手段9に供給
し、アクセス動作を制御することも可能である。
【0026】
【発明の効果】よって、本発明によれば、離れた空エリ
アに連続する音声情報を欠落することなく記録すること
が出来るばかりか、離れたエリアに記録された音声情報
を連続して再生導出することが出来、その効果は大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る記録再生回路のブロッ
ク図を示す。
【図2】記録済みの記録トラックのプログラムとアドレ
スの関係を示す図である。
【図3】図2に対応するリードインエリアの記録情報説
明図である
【図4】消去済みの記録トラックのプログラムとアドレ
スの関係を示す図である。
【図5】図4に対応するリードインエリアの記録情報説
明図である
【図6】再記録済みの記録トラックのプログラムとアド
レスの関係を示す図である。
【図7】図6に対応するリードインエリアの記録情報説
明図である
【図8】1記録単位ブロック当りのデータ構成説明図で
ある。
【符号の説明】
12 TOCメモリ 9 ピックアップアクセス 22 圧縮データメモリ 13 空エリア検出手段 19 データアドレス制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される音声データをデータ
    圧縮して記憶手段に連続的に記憶し、記憶したデータを
    所定量づつ高速で読み出し、アドレス情報を付加形成し
    て成るスパイラル状ガイドトラックに沿って、高速読出
    データを間欠的に記録する光磁気記録装置に於て、各空
    エリアの始端及び終端アドレス情報を予め記憶するエリ
    ア検出手段と、記録中にピックアップが再生する再生ア
    ドレス情報と記録中の空エリアの終端アドレス情報とを
    比較し記録中の空エリアの終端アドレス近傍を走査した
    後に次の空エリアの開始アドレス情報を発生する飛越ア
    ドレス指定手段と、空エリアの記録終了後に再生アドレ
    ス情報と次の空エリアの開始アドレス情報とを比較して
    次の空エリアの開始アドレスに前記ピックアップをアク
    セスさせるピックアップアクセス手段と、前記ピックア
    ップのアクセスが完了し且つ前記記憶手段中の記憶デー
    タ量が所定量以上となった後に前記記憶手段に高速読出
    用の読み出しアドレスを供給するアドレス制御手段と
    を、配して成る飛越記録回路。
  2. 【請求項2】 同一プログラムに掛かる音声情報を異な
    る記録エリアにデータ圧縮して間欠的に時間軸圧縮記録
    して成るディスクレコードを間欠的に再生した再生デー
    タを記憶手段に間欠的に高速記憶し記憶データを低速で
    継続的に読み出してデータ伸長する再生装置に於て、再
    生中の記録エリアの記録終端を走査後に、続く記録エリ
    アの記録始端にピックアップをアクセスさせるピックア
    ップアクセス手段と、前記ピックアップのアクセスが完
    了し且つ前記記憶手段中の記憶データ量が所定量以下と
    なった後に前記記憶手段に高速記憶用の書き込みアドレ
    スを供給するアドレス制御手段とを、配して成る飛越再
    生回路。
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